JP2019152034A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車車両の荷重バランスの影響を受けても格納スペースの所定の停止位置に精度良く停止させることができるようにした機械式駐車装置を提供する。【解決手段】各格納スペースの床側に構成されると共にほぼ直交する関係で配置された床側長手方向ガイドレール15Aおよび床側幅方向ガイドレール15Bを有し、トレー側従動装置13は、床側長手方向ガイドレール15Aおよび床側幅方向ガイドレール15Bを回転しながら移動する車輪17A〜17D,18A〜18Dを備え、各格納スペースの所定の位置でトレー3を停止させるようにモータ停止制御を行うよう構し、床側幅方向ガイドレール15Bにおけるトレー3の停止位置で、かつ、トレー3に設けられている車輪18A〜18Dに対応する位置に、床側トレー駆動装置16におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部43を設けた。【選択図】図5

Description

本発明は、トレー上に駐車車両を搭載した状態で格納する機械式駐車装置に関する。
従来のこの種の機械式駐車装置として、特開2016−211152号公報(特許文献1)に記載のものが知られており、この特許文献1には、格納スペースに、床側長手方向走行レールと床側幅方向走行レールとによって囲まれた部分にそれぞれ床側トレー駆動装置が配置され、この床側トレー駆動装置に対向する各トレーの下面側にはそれぞれ同一構成のトレー側従動装置が配置され、各床側トレー駆動装置および各トレー側従動装置を制御装置によって制御することにより、所定のトレーを任意の位置の格納スペースへと移動する機械式駐車装置が記載されている。
特開2016−211152号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の機械式駐車装置は、床側長手方向走行レールと床側幅方向走行レールに沿ってトレーを走行移動させ,その後に、トレーを格納スペースにおける所定の停止位置に精度良く停止させることについて十分な検討が行われていなかった。つまり、駐車車両を搭載したトレーは、駐車車両の荷重バランスの影響を受けて停止位置に精度良く停止できないことについて、対策が取られていなかった。
本発明の目的は、駐車車両の荷重バランスの影響を受けても格納スペースの所定の停止位置に精度良く停止させることができるようにした機械式駐車装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、駐車車両を載せて移動することになるトレーと、前記トレーの裏面側に設けたトレー側従動装置と、各格納スペースの床側に構成された床側トレー駆動装置と、前記各格納スペースの床側に構成されると共にほぼ直交する関係で配置された床側長手方向ガイドレールおよび床側幅方向ガイドレールを有し、前記トレー側従動装置は、前記床側長手方向ガイドレールおよび前記床側幅方向ガイドレールを回転しながら移動する車輪と、前記各格納スペースの所定の位置で前記トレーを停止させるようにモータ停止制御を行うよう構成された機械式駐車装置において、前記床側幅方向ガイドレールにおける前記トレーの停止位置で、かつ、前記トレーに設けられている前記車輪に対応する位置に、前記床側トレー駆動装置におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部を設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両が搭載された状態のトレーを、床側幅方向ガイドレールに沿って横方向に移動し、所定の停止位置に停止させるときに、トレー上に搭載されている駐車車両のフロント側とバック側での重量差に起因して発生する停止位置がばらつく現象を抑え、トレーを格納スペースの所定の位置に精度良く停止させることができる。しかも、モータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部としているため、トレーが所定の格納スペースを通過するだけである場合は、その通過を阻止することがない。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記床側長手方向ガイドレールにおける前記トレーの停止位置で、かつ、前記トレーに設けられている前記車輪に対応する位置に、前記床側トレー駆動装置におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く他の停止力増大部を設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両が搭載された状態のトレーを、床側長手方向ガイドレールに沿って縦方向に移動し、所定の停止位置に停止させるときに、類似の要因で停止位置がばらつくのを抑え、トレーを格納スペースの所定の位置に精度良く停止させることができる。しかも、モータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部としているため、トレーが所定の格納スペースを通過するだけである場合は、その通過を阻止することがない。
本発明の機械式駐車装置によれば、駐車車両が搭載された状態のトレーを、床側幅方向ガイドレールに沿って横方向に移動し、所定の停止位置に停止させるときに、トレー上に搭載されている駐車車両のフロント側とバック側での重量差に起因して発生する停止位置がばらつく現象を抑え、トレーを格納スペースの所定の位置に精度良く停止させることができる。しかも、モータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部としているため、トレーが所定の格納スペースを通過するだけである場合は、その通過を阻止することがない。
本発明の一実施例による機械式駐車装置の概略構成を示す側面図である。 図1に示した機械式駐車装置における中間層格納部の平面図である。 図1に示した機械式駐車装置におけるトレーに構成されたトレー側従動装置の平面図である。 図2に示した機械式駐車装置における格納スペースに構成された床側トレー駆動装置を示す平面図である。 図4に示した床側幅方向ガイドレールとトレーの要部を拡大して示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例による機械式駐車装置の概略構成を示す側面図である。
駐車車両の運転手は、地下駐車装置建屋1の出入口階に形成された出入口から駐車車両を乗り入れ、リフト装置2に搭載された状態のトレー3に乗り込ませ、その後に駐車車両から降りて駐車車両を機械式駐車装置に引き渡す。その後、制御装置によって制御されながらリフト装置2により地下などに構成された格納部階へと駐車車両を搬送し、リフト装置2から降ろした後に格納部階の任意の駐車スペースへと移動させてトレーと共に駐車車両が格納される。格納部階は様々な構成を採用することができるが、ここでは多層構造の格納部を例示しており、複数本の柱4A〜4Nを用いて最上層部床5、中間層部床6および最下層部床7を支持固定して、最上層部8、中間層部9および最下層部10の三層構造となっている。
詳細は後述するが、トレー3の裏面側にはトレー側従動装置が構成され、一方、最上層部床5、中間層部床6および最下層部床7の各格納スペースには、トレー側従動装置を駆動する床側トレー駆動装置が構成されている。床側トレー駆動装置には、トレー3のトレー側従動装置を駆動して方向転換を行わせる方向変換機能があり、制御装置からの指令に基づいてトレー3を任意の位置の格納スペースへと移動することができるように構成されている。
出入口階と各層部8〜10間で駐車車両の移動を行うリフト装置2は、紙面の手前と奥側に対向配置して固定された一対の縦ガイドレール11と、この縦ガイドレール11に沿って上下方向に移動可能で、かつ駐車車両を搭載可能なトレー3を乗降可能に載せることができる昇降台12と、この昇降台12を昇降駆動する図示しない昇降駆動装置などを有して構成されている。
図2は、最上層部8を示す平面図である。
数本の柱4A〜4Nは、トレー3が図示の長手方向または幅方向に移動するときに干渉することのない位置にそれぞれ設置されている。例えば、柱4Cと柱4D間、また柱4Gと柱4H間は、トレー3の幅よりも若干大きくされ、トレー3の長手方向への移動を制限することはない。同様に、柱4Cと柱4G間、また柱4Dと柱4H間も、トレー3の幅方向への移動を制限することはない。
ここでは、図示の横方向に三列の格納スペースが形成され、また縦方向にも三列の格納スペースが形成されている。各格納スペースを形成している最上層部8の最上層部床5には、トレー3の長手方向および幅方向への移動を案内する床側長手方向ガイドレール15Aおよび床側幅方向ガイドレール15Bを含んだ床側駆動装置16がそれぞれ構成されている。
各格納スペースのうち、少なくとも一つはトレー3を配置していない空きスペースとされ、この空きスペースへトレー3を移動することによって所定のトレーの移動方向に新たな空きスペースを形成し、この動作を繰り返すことによって所定のトレー3を所定の位置まで移動するように制御される。
このような構成は、図2に示した最上層部8だけでなく、中間層部9および最下層部10も同様である。
図3は、トレー3の裏面に構成されたトレー側従動装置を示す平面図である。
トレー3の裏面には、トレー側従動装置13が構成されている。このトレー側従動装置13は、トレー3を図2に示した床側長手方向ガイドレール15Aに沿って走行するように支持した長手方向車輪17A〜17Dと、トレー3を図2に示した床側幅方向ガイドレール15Bに沿って走行するように支持した幅方向車輪18A〜18Dとが可回転的に取り付けられている。また中央部で長手方向に延びた直線19上には、離散的に固定した固定ガイドレール19A,19B,19Cと、これら各固定ガイドレール19A〜19Cの各対向部間に配置した可動ガイドレール20A,20Bが設けられている。
これらの可動ガイドレール20A,20Bは、その長手方向の中央部に設けられた中心軸21A,21Bを中心にしてそれぞれ可回転的に支持されている。さらに、可動ガイドレール20A,20Bが90度回転されて幅方向を向いたとき、この可動ガイドレール20A,20Bと合致した幅方向直線22A,22B上には、他の固定ガイドレール23A,23Bと、固定ガイドレール24A,24Bとがそれぞれ対応して固定されている。
従って、可動ガイドレール20A,20Bが図示のように長手方向を向いた状態では、固定ガイドレール19A〜19Cと可動ガイドレール20A,20Bとが長手方向の直線19上に位置している。一方、可動ガイドレール20A,20Bが幅方向を向いた状態では、固定ガイドレール23A,23Bと可動ガイドレール20Aが幅方向直線22A上に位置し、かつ固定ガイドレール24A,24Bと可動ガイドレール20Bとが幅方向直線22B上に位置することになる。
図4は、上述した各格納スペースの床側に構成された床側トレー駆動装置16を示す平面図である。
床側トレー駆動装置16は、格納スペース毎にその床面に固定したベース25上に構成されている。図3に示した中心軸21Aとほぼ対向する位置に設けた回転軸26によって可回転的に設けた第一駆動装置27と、図3に示した中心軸21Bとほぼ対向する位置に設けた回転軸28によって可回転的に設けた第二駆動装置29と、これらの第一駆動装置27と第二駆動装置29の中間部に位置して回転軸26,28の回転角度を切り替える切替駆動装置30を有している。
切替駆動装置30は、回転軸31を中心にしてモータ32によって回転されるレバー33を有しており、このレバー33の一方端に連結したリンク34は、第一駆動装置27の回転軸26に固定したアーム35に連結されている。またレバー33の他方端に連結したリンク36は、第二駆動装置29の回転軸28に固定したアーム37に連結されている。
第一駆動装置27には、モータ38と、このモータ38によって回転駆動されるフリクションローラである送りローラ39と、回転軸26の両側に位置して上述した可動ガイドレール20Aを挟み込むことになるように対向配置した二組の挟み込みローラ40が設けられている。また第二駆動装置29も同一構成で、モータ41と、このモータ41によって回転駆動されるフリクションローラである送りローラ42と、回転軸28の両側に位置して上述した可動ガイドレール20Bを挟み込むことになるように対向配置した二組の挟み込みローラ43が設けられている。
図示の状態でモータ38,41を回転駆動すると、送りローラ39,42も回転することになる。この送りローラ39,42は、同じ格納スペースに配置されているトレー3のトレー側従動装置13における図3に示した固定ガイドレール19A,19B,19Cなどに押圧されており、その回転力によって長手方向の直線19に沿ってトレー3が例えば図示の上方向に移動されることになる。一方、モータ38,42を逆方向に回転駆動すると、送りローラ39,42が逆方向に回転されて図3に示した長手方向の直線19に沿ってトレー3が図示の下方向に移動されることになる。
しかし、切替駆動装置30のモータ32によってレバー33を反時計方向に所定角度だけ回転駆動すると、リンク34を介して連結した第一駆動装置27は回転軸26を中心にして反時計方向に90度だけ回転されると共に、リンク36を介して連結した第二駆動装置29は回転軸28を中心にして反時計方向に90度だけ回転されることになる。このとき、第一駆動装置27および第二駆動装置29の上述した回転によって、挟み込みローラ40,43間に挟み込まれた図3の可動ガイドレール20A,20Bも90度回転される。
この状態で、モータ38,41によって送りローラ39,42が回転されると、図3に示したトレー3が幅方向直線22A,22Bに沿って、例えば図示の左方向に移動されることになる。これに対して、モータ38,41によって送りローラ39,42が逆方向に回転されると、図4に示したトレー3が幅方向直線22A,22Bに沿って今度は図示の右方向に移動されることになる。
このような床側トレー駆動装置16を格納スペース毎に床側に構成し、また各トレー側従動装置13をトレー3毎に構成すると、図示しない制御装置によって回転駆動するモータを選択することにより、所定のトレー3を所定の格納スペースへと移動させることが可能となる。つまり、格納スペースに存在している少なくとも一つの空スペースを利用しながら、所定のトレー3の下部床に設けられている床側トレー駆動装置16におけるモータ32,38,41を制御装置から制御することにより、隣接する空スペースへと所定のトレー3を移動させる。その後も同様で、新たな空スペースを利用しながら、移動した位置で新たに対応した床側トレー駆動装置16におけるモータ32,38,41を制御装置から制御することにより、所定のトレー3を順次移動させ、こうして最終的には所定の格納スペースまで自立式で移動させることができる。
ところで、トレー3を所定の格納スペースに停止させるとき、図示しない制御装置によって各モータを停止制御して行うが、トレー3の停止位置がばらつく現象が発生することが分かった。特に、駐車車両が搭載された状態のトレー3を、図4に示した床側幅方向ガイドレール15Bに沿って横方向に移動し、所定の停止位置に停止させるときに発生する。これは、トレー3上に搭載されている駐車車両のフロント側とバック側での重量差に起因して発生することが分かった。次に、この解決策について説明する。
図5は、トレー3の停止位置近傍の要部を拡大して示す側面図である。
図2に示した床側幅方向ガイドレール15Bには、トレー3における所定の停止位置で、トレー3に設けられている車輪18A〜18Dに対応する位置に、床側トレー駆動装置16におけるモータ32,38,41による停止制御と協働して働く停止力増大部43が設けられている。この停止力増大部43は、同位置でモータ32,38,41による停止制御が行われないとき、車輪18A〜18Dを同位置に停止させることなく通過させるが、同位置でモータ32,38,41による停止制御が行われるとき、車輪18A〜18Dを同位置に停止させるよう作用する。各車輪18A〜18Dにそれぞれ対応させて設けられた各停止力増大部43は、ほぼ同一構成であるから、ここでは車輪18Aと床側幅方向ガイドレール15Bに対応する停止力増大部43についてのみ示している。
この停止力増大部43は、床側幅方向ガイドレール15Bにおける同部に直接溝を付けたり、床側幅方向ガイドレール15Bの同部に他の位置よりも摩擦を増大させた溝付き部品を付けたり、同部に配置したローラ44にテーパー面44A,44Bを形成したりして構成することができる。
床側幅方向ガイドレール15Bに沿って図3に示したトレー3が移動しているとき、図示しない制御装置によってトレー3が所定の格納スペースの予め定められた位置で停止するように、各モータ38,41が停止制御される。このとき、トレー3が所定の格納スペースにおける予め定められた停止位置に達すると、そのときの車輪18Aが停止力増大部43に達することになる。この停止力増大部43では、車輪18Aに対する制動力を増大するため、予め定められた位置でトレー3を精度良く停止させることになる。
尚、トレー3の停止位置が多少ばらつく現象は、駐車車両が搭載された状態のトレー3を図3および図4における縦方向に移動した後に停止させるときにも、程度は小さいとはいえ類似の現象が発生する可能性があるので、床側長手方向ガイドレール15Aにも同様に停止力増大部43を設けることができる。この場合も、停止力増大部43を設ける位置は、床側長手方向ガイドレール15A上でトレー3を所定の停止位置で停止させるときの車輪17A〜17Dに対応した位置である。
上述した実施例では、トレー3の裏面側に図3に示したトレー側従動装置13と、各格納スペースの床側に構成された床側トレー駆動装置16を有する機械式駐車装置について説明したが、トレー側従動装置13と床側トレー駆動装置16の構成は図示の構成のものに限定されない。他の構成のトレー側従動装置13と床側トレー駆動装置16を使用した機械式駐車装置においても、モータによる停止制御によってトレー3を所定の停止位置で停止させるとき、トレー3の車輪17A〜17D,18A〜18Bに対応した位置の床側幅方向ガイドレール15Bおよび床側長手方向ガイドレール15Aに停止力増大部43を設けることができる。
以上説明したように本発明は、駐車車両を載せて移動することになるトレー3と、トレー3の裏面側に設けたトレー側従動装置13と、各格納スペースの床側に構成された床側トレー駆動装置16と、各格納スペースの床側に構成されると共にほぼ直交する関係で配置された床側長手方向ガイドレール15Aおよび床側幅方向ガイドレール15Bを有し、トレー側従動装置13は、床側長手方向ガイドレール15Aおよび床側幅方向ガイドレール15Bを回転しながら移動する車輪17A〜17D,18A〜18Dと、各格納スペースの所定の位置でトレー3を停止させるようにモータ停止制御を行うよう構成された機械式駐車装置において、床側幅方向ガイドレール15Bにおけるトレー3の停止位置で、かつ、トレー3に設けられている車輪18A〜18Dに対応する位置に、床側トレー駆動装置16におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部43を設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両が搭載された状態のトレー3を、床側幅方向ガイドレール15Bに沿って横方向に移動し、所定の停止位置に停止させるときに、トレー3上に搭載されている駐車車両のフロント側とバック側での重量差に起因して発生する停止位置がばらつく現象を抑え、トレー3を格納スペースの所定の位置に精度良く停止させることができる。しかも、モータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部43としているため、トレー3が所定の格納スペースを通過するだけである場合は、その通過を阻止することがない。
また本発明は上述の構成に加えて、床側長手方向ガイドレール15Aにおけるトレー3の停止位置で、かつ、トレー3に設けられている車輪17A〜17Dに対応する位置に、床側トレー駆動装置16におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部43を設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両が搭載された状態のトレー3を、床側長手方向ガイドレール15Aに沿って縦方向に移動し、所定の停止位置に停止させるときに、類似の要因で停止位置がばらつくのを抑え、トレー3を格納スペースの所定の位置に精度良く停止させることができる。しかも、モータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部43としているため、トレー3が所定の格納スペースを通過するだけである場合は、その通過を阻止することがない。
3 トレー
13 トレー側従動装置
15A 床側長手方向ガイドレール
16 床側駆動装置
17A〜17D,18A〜18D 車輪
43 停止力増大部

Claims (2)

  1. 駐車車両を載せて移動することになるトレーと、前記トレーの裏面側に設けたトレー側従動装置と、各格納スペースの床側に構成された床側トレー駆動装置と、前記各格納スペースの床側に構成されると共にほぼ直交する関係で配置された床側長手方向ガイドレールおよび床側幅方向ガイドレールを有し、前記トレー側従動装置は、前記床側長手方向ガイドレールおよび前記床側幅方向ガイドレールを回転しながら移動する車輪と、前記各格納スペースの所定の位置で前記トレーを停止させるようにモータ停止制御を行うよう構成された機械式駐車装置において、前記床側幅方向ガイドレールにおける前記トレーの停止位置で、かつ、前記トレーに設けられている前記車輪に対応する位置に、前記床側トレー駆動装置におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く停止力増大部を設けたことを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記床側長手方向ガイドレールにおける前記トレーの停止位置で、かつ、前記トレーに設けられている前記車輪に対応する位置に、前記床側トレー駆動装置におけるモータ停止制御と協働して停止させるように働く他の停止力増大部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
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