JP2019148478A - 電源電圧検出回路、半導体装置、及び、電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧に基づく比較電圧を基準電圧と比較する比較回路において差動ペアを構成する2つのトランジスターのゲートに異なる電圧が長時間印加されることによるオフセットの発生を防止し、電源電圧の検出精度を向上させた電源電圧検出回路を提供する。【解決手段】この電源電圧検出回路は、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、電源電圧に基づいて比較電圧を生成する比較電圧生成回路と、差動ペアを構成し、ゲートに同一のバイアス電圧が印加される第1のトランジスター及び第2のトランジスター、及び、第1及び第2のトランジスターにそれぞれ直列接続され、ソースに基準電圧及び比較電圧がそれぞれ印加される第3のトランジスター及び第4のトランジスターを含み、比較電圧と基準電圧との比較結果を表す出力信号を生成する比較回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電源電圧が所定の電圧よりも高いか低いかを検出する電源電圧検出回路に関する。さらに、本発明は、そのような電源電圧検出回路を内蔵する半導体装置、及び、そのような電源電圧検出回路を用いる電子機器等に関する。
例えば、特定の機能を実現するために電子機器に組み込まれるマイクロコントロールユニット(MCU)において、電源電圧のレベルに応じて動作スピードを変更したり、又は、周辺回路をオン/オフしたりすることが求められている。そのために、電源電圧が所定の電圧よりも高いか低いかを検出する電源電圧検出回路が用いられている。さらに、近年においては、電源電圧検出回路に対して、消費電流や回路サイズの削減の要求が高まっている。
関連する技術として、特許文献1には、電源電圧に依らずに所期の能力を発揮すると共に、安価に製造することができる半導体集積回路が開示されている。この半導体集積回路は、駆動タイミングが異なる複数の回路を備えており、電源電圧を分圧して出力する分圧回路と、基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、分圧回路の出力電圧と基準電圧とを比較して比較結果を制御信号として出力する比較回路と、複数段の遅延回路からなり、制御信号によって遅延回路の段数を切り換え、複数の回路の駆動タイミングを補償するタイミング補償回路とを具備する。
特開平10−117138号公報(段落0005−0006、図1)
特許文献1の図1に示されている半導体集積回路においては、分圧回路2の出力電圧がゲートに印加されるNチャネルMOSFET15と、基準電圧がゲートに印加されるNチャネルMOSFET16とで構成される差動ペアを有する比較回路1が用いられる。しかしながら、差動ペアを構成する2つのトランジスターのゲートに異なる電圧が長時間印加され続けると、それらのトランジスターの特性変動が異なってしまい、差動ペアにおいてオフセットが生じる場合がある。そのような場合には、電源電圧の検出精度が悪化してしまうという問題があった。
また、一般に、分圧回路において直列接続された複数のトランジスター又は抵抗には、半導体集積回路に電源電圧が供給されている限り電流が流れ続ける。従って、分圧回路における消費電流を低減するためには、トランジスターのチャネル長又は抵抗の抵抗値を大きくする必要があり、電源電圧検出回路の小型化が難しかった。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、電源電圧に基づく比較電圧を基準電圧と比較する比較回路において差動ペアを構成する2つのトランジスターのゲートに異なる電圧が長時間印加されることによるオフセットの発生を防止し、電源電圧の検出精度を向上させた電源電圧検出回路を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、電流を消費する分圧回路を用いることなく電源電圧検出回路を構成して、電源電圧検出回路の低消費電流化と小型化との両立を実現することである。さらに、本発明の第3の目的は、そのような電源電圧検出回路を内蔵する半導体装置、及び、そのような電源電圧検出回路を用いる電子機器等を提供することである。
以上の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第1の観点に係る電源電圧検出回路は、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、電源電圧に基づいて比較電圧を生成する比較電圧生成回路と、差動ペアを構成し、ゲートに同一のバイアス電圧が印加される第1のトランジスター及び第2のトランジスター、及び、第1及び第2のトランジスターにそれぞれ直列接続され、ソースに基準電圧及び比較電圧がそれぞれ印加される第3のトランジスター及び第4のトランジスターを含み、比較電圧と基準電圧との比較結果を表す出力信号を生成する比較回路とを備える。
本発明の第1の観点によれば、電源電圧に基づく比較電圧と基準電圧との比較結果を表す出力信号を生成する比較回路において差動ペアを構成する第1のトランジスター及び第2のトランジスターのゲートに同一のバイアス電圧が印加されるので、差動ペアにおけるオフセットの発生を防止して、電源電圧の検出精度を向上させた電源電圧検出回路を提供することができる。
ここで、比較電圧生成回路が、電源電圧が供給される電源ノードと第4のトランジスターのソースとの間に接続されて第1のクランプ電圧を有する第1のクランプ回路と、第1のクランプ回路と並列に、且つ、電源ノードと第4のトランジスターのソースとの間に直列接続されたスイッチ回路及び第2のクランプ回路とを含み、第2のクランプ回路が、第1のクランプ電圧と異なる第2のクランプ電圧を有し、スイッチ回路が、比較回路の出力信号又はその反転信号で制御されるようにしても良い。
それにより、第1又は第2のクランプ回路のクランプ電圧を利用して比較電圧が生成されるので、電流を消費する分圧回路を用いることなく電源電圧検出回路を構成して、電源電圧検出回路の低消費電流化と小型化との両立を実現することができる。さらに、スイッチ回路によってクランプ電圧が切り換えられるので、電源電圧検出回路にヒステリシス特性を持たせることができる。
また、第1のクランプ回路に含まれているクランプ素子の数が、第2のクランプ回路に含まれているクランプ素子の数よりも多くても良い。それにより、同一のクランプ電圧を有するクランプ素子を使用しても、電源電圧検出回路の検出電圧を調整したり、電源電圧検出回路にヒステリシス特性を持たせることができる。
さらに、基準電圧生成回路が、互いに異なる閾値電圧を有して第2の差動ペアを構成する第5のトランジスター及び第6のトランジスターと、第5及び第6のトランジスターにそれぞれ直列接続されてカレントミラー回路を構成する第7のトランジスター及び第8のトランジスターとを含み、第6のトランジスターのドレインとゲートとの接続点の電圧が、第5のトランジスターのゲートに印加される電圧に基づく基準電圧であるようにしても良い。それにより、基準電圧生成回路の低消費電流化と小型化とを両立させながら、精度の高い基準電圧を生成することができる。
その場合に、第7のトランジスターのドレイン電流の大きさと第8のトランジスターのドレイン電流の大きさとの比が1:2であり、第3のトランジスターのドレイン電流の大きさと第4のトランジスターのドレイン電流の大きさとの比が1:1であることが望ましい。それにより、比較電圧と基準電圧とのレベル関係に応じて、比較回路の出力信号を確実にハイレベル又はローレベルに変化させることができる。
また、比較回路が、第2のトランジスターのドレイン及び第4のトランジスターのドレインに接続されたゲートを有する第9のトランジスターと、第9のトランジスターのドレインに定電流を供給する第10のトランジスターとをさらに含むようにしても良い。比較回路の出力段にインバーターを使用する場合には、消費電流を削減するために、インバーターを構成するトランジスターのチャネル長を大きくする必要があるが、定電流が供給されて動作する出力トランジスターを使用する場合には、通常サイズのトランジスターを使用して消費電流を削減することができる。
本発明の第2の観点に係る半導体装置、及び、本発明の第3の観点に係る電子機器は、上記いずれかの電源電圧検出回路を備える。本発明の第2又は第3の観点によれば、差動ペアにおけるオフセットの発生を防止して電源電圧の検出精度を向上させた電源電圧検出回路を用いて、電源電圧のレベルに応じて動作スピードを変更したり、又は、周辺回路をオン/オフしたりすることが可能な半導体装置又は電子機器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図。 本発明の第2の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図。 図2に示すトランジスターQN5の構成例を示す断面図。 図2に示すトランジスターQN6の構成例を示す断面図。 本発明の第3の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図。 本発明の第4の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図である。電源電圧検出回路100は、例えば、電池から電源電圧が供給されて動作する電子機器において用いられ、半導体装置に内蔵されても良い。
図1に示すように、電源電圧検出回路100は、基準電圧生成回路10と、比較電圧生成回路20と、比較回路30と、バイアス電圧生成回路40と、定電流源としてNチャネルMOS(metal oxide semiconductor)トランジスターQN3及びQN4とを含んでいる。電源電圧検出回路100には、高電位側の電源電位VDD及び低電位側の電源電位VSSが供給される。以下においては、電源電位VSSが接地電位(0V)であり、電源ノードN1に電源電圧VDDが供給されるものとする。
トランジスターQN3は、基準電圧生成回路10に接続されたドレインと、バイアス電圧生成回路40からバイアス電圧Vbiasが印加されるゲートと、接地電位(0V)が供給される接地ノードN2に接続されたソースとを有しており、基準電圧生成回路10に定電流を供給する。トランジスターQN4は、比較回路30に接続されたドレインと、バイアス電圧生成回路40からバイアス電圧Vbiasが印加されるゲートと、接地ノードN2に接続されたソースとを有しており、比較回路30に定電流を供給する。
基準電圧生成回路10は、トランジスターQN3から定電流が供給されて動作することにより、基準電圧を生成する。また、比較電圧生成回路20は、電源電圧VDDに基づいて比較電圧を生成する。比較回路30は、トランジスターQN4から定電流が供給されて動作することにより、比較電圧を基準電圧と比較して比較結果を表す出力信号VDTを生成する。
比較回路30は、差動ペアを構成する第1のトランジスター及び第2のトランジスターとして、ゲートに同一のバイアス電圧Vbiasが印加されるNチャネルMOSトランジスターQN1及びQN2と、第1及び第2のトランジスターにそれぞれ直列接続された第3のトランジスター及び第4のトランジスターとして、ソースに基準電圧及び比較電圧がそれぞれ印加されるPチャネルMOSトランジスターQP3及びQP4と、インバーター31とを含んでいる。
トランジスターQN1及びQN2の各々は、バイアス電圧生成回路40からバイアス電圧Vbiasが印加されるゲートと、トランジスターQN4のドレインに接続されたソースとを有している。トランジスターQP3は、基準電圧生成回路10から基準電圧が印加されるソースと、トランジスターQN1のドレインに接続されたゲート及びドレインとを有している。トランジスターQP4は、比較電圧生成回路20から比較電圧が印加されるソースと、トランジスターQP3のゲート及びドレインに接続されたゲートと、トランジスターQN2のドレインに接続されたドレインとを有している。
ここで、トランジスターQN1、QN2、QP3、及び、QP4は、差動増幅回路を構成している。基準電圧が1V程度と低い場合には、差動増幅回路の各部の電圧が動作下限となり易いので、トランジスターQN1、QN2、QP3、及び、QP4として閾値電圧が低いトランジスターを使用することにより、差動増幅回路の動作電圧範囲を拡大することができる。
インバーター31は、トランジスターQN2のドレインとトランジスターQP4のドレインとの接続点における電圧を入力し、入力電圧を反転して出力信号VDTを生成する。その場合に、比較回路30は、比較電圧が基準電圧よりも低いときに出力信号VDTをハイレベルに非活性化し、比較電圧が基準電圧よりも高いときに出力信号VDTをローレベルに活性化する。
比較電圧生成回路20は、電源電圧VDDが供給される電源ノードN1とトランジスターQP4のソースとの間に接続された第1のクランプ回路と、第1のクランプ回路と並列に、且つ、電源ノードN1とトランジスターQP4のソースとの間に直列接続されたスイッチ回路及び第2のクランプ回路とを含んでいる。
図1に示す例において、第1のクランプ回路は、クランプ素子としてダイオードD1を含み、第1のクランプ電圧(本実施形態においては、0.7Vとする)を有している。第2のクランプ回路は、クランプ素子としてダイオードD2を含み、第1のクランプ電圧と異なる第2のクランプ電圧(本実施形態においては、第1のクランプ電圧よりも低い0.4Vとする)を有している。
また、スイッチ回路は、PチャネルMOSトランジスターQP5で構成される。トランジスターQP5は、電源ノードN1に接続されたソースと、比較回路30の出力信号VDT又はその反転信号が印加されるゲートと、ダイオードD2に接続されたドレインとを有しており、比較回路30の出力信号VDT又はその反転信号で制御される。図1に示す例においては、トランジスターQP5が、比較回路30の出力信号VDTで制御される。
従って、電源電圧VDDが所定の電圧よりも低いときに、比較回路30の出力信号VDTがハイレベルに非活性化されて、トランジスターQP5が非導通状態となる。一方、電源電圧VDDが所定の電圧よりも高いときに、比較回路30の出力信号VDTがローレベルに活性化されて、トランジスターQP5が導通状態となる。トランジスターQP5は、導通状態において、ダイオードD2を飽和条件で動作させるだけの電流供給能力があれば良いので、あまり大きなサイズを必要としない。
あるいは、インバーター31の後段にさらにインバーターを追加する等して、電源電圧VDDが所定の電圧よりも低いときに出力信号VDTがローレベルに非活性化され、電源電圧VDDが所定の電圧よりも高いときに出力信号VDTがハイレベルに活性化されるようにしても良い。その場合には、トランジスターQP5が、比較回路30の出力信号VDTの反転信号で制御される。
ダイオードD1は、電源ノードN1に接続されたアノードと、トランジスターQP4のソースに接続されたカノードとを有しており、トランジスターQP5が非導通状態のときに、電源ノードN1とトランジスターQP4のソースとの間の電圧を第1のクランプ電圧にクランプする。
ダイオードD2は、トランジスターQP5のドレインに接続されたアノードと、トランジスターQP4のソースに接続されたカノードとを有しており、トランジスターQP5が導通状態のときに、電源ノードN1とトランジスターQP4のソースとの間の電圧を第2のクランプ電圧にクランプする。
例えば、基準電圧が1.0Vであるとすると、電源電圧VDDが第1の所定の電圧1.7Vよりも低いときに、比較電圧が1.0Vよりも低くなって、電源電圧検出回路100が出力信号VDTをハイレベルに非活性化する。このとき、トランジスターQP5は非導通状態となっており、ダイオードD1が比較電圧を(VDD−0.7V)に設定する。
一方、電源電圧VDDが第1の所定の電圧1.7Vよりも高いときに、比較電圧が1.0Vよりも高くなって、電源電圧検出回路100が出力信号VDTをローレベルに活性化する。それにより、トランジスターQP5が導通状態となって、ダイオードD2が比較電圧を(VDD−0.4V)に設定する。
従って、電源電圧VDDが第1の所定の電圧1.7Vよりも一旦高くなると、電源電圧VDDが第2の所定の電圧1.4Vよりも低くならない限り、電源電圧検出回路100が出力信号VDTをローレベルに維持する。このように、電源電圧検出回路100にヒステリシス特性を持たせることにより、電源電圧VDDに含まれているノイズ等の影響を受け難くすることができる。
本実施形態によれば、電源電圧VDDに基づく比較電圧と基準電圧との比較結果を表す出力信号を生成する比較回路30において差動ペアを構成する2つのトランジスターQN1及びQN2のゲートに同一のバイアス電圧Vbiasが印加されるので、差動ペアにおけるオフセットの発生を防止して、電源電圧VDDの検出精度を向上させた電源電圧検出回路100を提供することができる。
また、ダイオードD1又はD2のクランプ電圧を利用して比較電圧が生成されるので、電流を消費する分圧回路を用いることなく電源電圧検出回路100を構成して、電源電圧検出回路100の低消費電流化と小型化との両立を実現することができる。さらに、トランジスターQP5によってクランプ電圧が切り換えられるので、電源電圧検出回路100にヒステリシス特性を持たせることができる。
<第2の実施形態>
図2は、本発明の第2の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図である。第2の実施形態においては、図1に示す第1の実施形態における基準電圧生成回路10及び比較電圧生成回路20の替りに、基準電圧生成回路10a及び比較電圧生成回路20aが用いられる。その他の点に関しては、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。
図2に示すように、基準電圧生成回路10aは、第2の差動ペアを構成する第5のトランジスター及び第6のトランジスターとしてNチャネルMOSトランジスターQN5及びQN6と、第5及び第6のトランジスターにそれぞれ直列接続されてカレントミラー回路を構成する第7のトランジスター及び第8のトランジスターとしてPチャネルMOSトランジスターQP7及びQP8と、抵抗R1とを含んでいる。
トランジスターQN5は、抵抗R1を介して接地ノードN2に接続されたゲートと、トランジスターQN3のドレインに接続されたソースとを有している。トランジスターQN6は、トランジスターQP3のソースに接続されたドレイン及びゲートと、トランジスターQN3のドレインに接続されたソースとを有している。
トランジスターQP7は、電源ノードN1に接続されたソースと、トランジスターQN5のドレインに接続されたゲート及びドレインとを有している。トランジスターQP8は、電源ノードN1に接続されたソースと、トランジスターQP7のゲート及びドレインに接続されたゲートと、トランジスターQN6のドレイン及びゲートに接続されたドレインとを有している。
図2に示す例においては、トランジスターQN5としてディプリーション型のトランジスターが用いられ、トランジスターQN6としてエンハンスメント型のトランジスターが用いられる。従って、トランジスターQN5及びQN6は、トランジスターの仕事関数の差に応じて、互いに異なる閾値電圧を有している。
基準電圧生成回路10aは、トランジスターQN5のゲートに印加される電圧(本実施形態においては、接地電位0V)に基づいて、トランジスターQN6のドレインとゲートとの接続点において基準電圧を生成する。即ち、トランジスターQN6のドレインとゲートとの接続点の電圧が、トランジスターQN5のゲートに印加される電圧に基づく基準電圧となっている。それにより、基準電圧生成回路10aの低消費電流化と小型化とを両立させながら、精度の高い基準電圧を生成することができる。また、ディプリーション型のトランジスターQN5の温度特性とエンハンスメント型のトランジスターQN6の温度特性とをバランスさせることにより、基準電圧の温度特性を略平坦にすることができる。
図3は、図2に示すトランジスターQN5の構成例を示す断面図であり、図4は、図2に示すトランジスターQN6の構成例を示す断面図である。P型の半導体基板(又は、Pウェル)50には、トランジスターQN5及びQN6のドレイン及びソースとなるN型不純物領域51〜54が配置されている。
図3に示すように、N型不純物領域51及び52に挟まれた半導体基板50上には、ゲート絶縁膜55を介して、トランジスターQN5のゲート電極となるポリシリコン膜56が配置されている。ポリシリコン膜56には、燐(P)又は砒素(As)等のN型の不純物がドープされている。
一方、図4に示すように、N型不純物領域53及び54に挟まれた半導体基板50上には、ゲート絶縁膜57を介して、トランジスターQN6のゲート電極となるポリシリコン膜58が配置されている。ポリシリコン膜58には、ボロン(B)等のP型の不純物がドープされている。それにより、トランジスターQN5及びQN6は、同一の形状を有していても、互いに異なる閾値電圧を有している。
再び図2を参照すると、トランジスターQP7は、トランジスターQN5にのみ電流を供給するのに対して、トランジスターQP8は、トランジスターQN6及びQP3の両方に電流を供給する。従って、トランジスターQP7のドレイン電流の大きさとトランジスターQP8のドレイン電流の大きさとの比が1:2であることが望ましい。そのために、例えば、トランジスターQP7及びQP8のチャネル長が略等しく設定されると共に、トランジスターQP8のチャネル幅がトランジスターQP7のチャネル幅の略2倍に設定されている。なお、トランジスターQP7のドレイン電流の大きさとトランジスターQP8のドレイン電流の大きさとの比が1:2であるとは、1:2の比以外に適度な比の範囲を有していても良い。その範囲は、本発明の課題を解決するのに十分な範囲であれば良い。
また、基準電圧と比較電圧とが略等しい場合には、トランジスターQP3及びQP4は、トランジスターQN1及びQN2に略等しい電流を供給することが望ましい。従って、トランジスターQP3のドレイン電流の大きさとトランジスターQP4のドレイン電流の大きさとの比が1:1であることが望ましい。そのために、例えば、トランジスターQP3及びQP4のチャネル長が略等しく設定されると共に、トランジスターQP3及びQP4のチャネル幅が略等しく設定されている。以上によれば、比較電圧と基準電圧とのレベル関係に応じて、比較回路30の出力信号VDTを確実にハイレベル又はローレベルに変化させることができる。なお、トランジスターQP3のドレイン電流の大きさとトランジスターQP4のドレイン電流の大きさとの比が1:1であるとは、1:1の比以外に適度な比の範囲を有していても良い。その範囲は、本発明の課題を解決するのに十分な範囲であれば良い。
比較電圧生成回路20aは、図1に示すダイオードD1及びD2の替りに、PチャネルMOSトランジスターQP1及びQP2を含んでいる。トランジスターQP1は、電源ノードN1に接続されたソースと、トランジスターQP4のソースに接続されたゲート及びドレインとを有している。トランジスターQP2は、トランジスターQP5のドレインに接続されたソースと、トランジスターQP4のソースに接続されたゲート及びドレインとを有している。
トランジスターQP1及びQP2は、ゲートとドレインとが接続されているのでダイオードと等価であり、クランプ素子として用いられる。トランジスターQP1及びQP2のチャネル領域にドープする不純物の濃度等を変更することにより、トランジスターQP1及びQP2は、互いに異なる閾値電圧(クランプ電圧)を有している。例えば、トランジスターQP1の閾値電圧は、0.7Vであり、トランジスターQP2の閾値電圧は、0.4Vである。
<第3の実施形態>
図5は、本発明の第3の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図である。第3の実施形態においては、図2に示す第2の実施形態における比較電圧生成回路20aの替りに、比較電圧生成回路20bが用いられる。その他の点に関しては、第3の実施形態は、第2の実施形態と同様でも良い。
第3の実施形態においては、第1のクランプ回路に含まれているクランプ素子の数が、第2のクランプ回路に含まれているクランプ素子の数よりも多い。それにより、同一のクランプ電圧を有するクランプ素子を使用しても、電源電圧検出回路100の検出電圧を調整したり、電源電圧検出回路100にヒステリシス特性を持たせることができる。
図5に示す例においては、クランプ素子として、第1のクランプ回路が2つのPチャネルMOSトランジスターQP11及びQP12を含んでおり、第2のクランプ回路が1つのPチャネルMOSトランジスターQP2を含んでいる。トランジスターQP11は、電源ノードN1に接続されたソースを有している。トランジスターQP12は、トランジスターQP1のゲート及びドレインに接続されたソースと、トランジスターQP4のソースに接続されたゲート及びドレインとを有している。
トランジスターQP11、QP12、及び、QP2は、ゲートとドレインとが接続されているのでダイオードと等価であり、同じ閾値電圧(クランプ電圧)を有していても良い。その場合に、トランジスターQP11及びQP12の閾値電圧の合計値は、トランジスターQP2の閾値電圧(本実施形態においては、0.7Vとする)の2倍(1.4V)となる。
例えば、基準電圧が1.0Vであるとすると、電源電圧VDDが第1の所定の電圧2.4Vよりも低いときに、比較電圧が1.0Vよりも低くなって、電源電圧検出回路100が出力信号VDTをハイレベルに非活性化する。このとき、トランジスターQP5は非導通状態となっており、トランジスターQP11及びQP12が比較電圧を(VDD−1.4V)に設定する。
一方、電源電圧VDDが第1の所定の電圧2.4Vよりも高いときに、比較電圧が1.0Vよりも高くなって、電源電圧検出回路100が出力信号VDTをローレベルに活性化する。それにより、トランジスターQP5が導通状態となって、トランジスターQP2が比較電圧を(VDD−0.7V)に設定する。
従って、電源電圧VDDが第1の所定の電圧2.4Vよりも一旦高くなると、電源電圧VDDが第2の所定の電圧1.7Vよりも低くならない限り、電源電圧検出回路100が出力信号VDTをローレベルに維持する。このように、電源電圧検出回路100にヒステリシス特性を持たせることにより、電源電圧VDDに含まれているノイズ等の影響を受け難くすることができる。
また、図5には、比較回路30において出力段のインバーター31(図2)を構成するPチャネルMOSトランジスターQP9及びNチャネルMOSトランジスターQN9が示されている。インバーター31の入力電圧は、インバーター31の閾値に近い電圧に維持される場合があるので、インバーター31を構成するトランジスターQP9及びQN9のチャネル長を大きくすることにより、消費電流を削減すると共に、応答速度を遅くして電源ノイズ等の影響を受け難くすることができる。
<第4の実施形態>
図6は、本発明の第4の実施形態に係る電源電圧検出回路の構成例を示す回路図である。第4の実施形態においては、図5に示す第3の実施形態における比較回路30の替りに、比較回路30aが用いられる。その他の点に関しては、第4の実施形態は、第3の実施形態と同様でも良い。
比較回路30aは、図2等に示す比較回路30における出力段のインバーター31の替りに、トランジスターQN2のドレイン及びトランジスターQP4のドレインに接続されたゲートを有するPチャネルMOSトランジスターQP9(第9のトランジスター)と、トランジスターQP9のドレインに定電流を供給するNチャネルMOSトランジスターQN10(第10のトランジスター)とを含んでいる。
トランジスターQP9は、電源ノードN1に接続されたソースと、出力信号VDTの出力端子に接続されたドレインとを有している。トランジスターQN10は、トランジスターQP9のドレインに接続されたドレインと、バイアス電圧生成回路40からバイアス電圧Vbiasが印加されるゲートと、接地ノードN2に接続されたソースとを有している。従って、トランジスターQN10がトランジスターQP9に供給する定電流は、バイアス電圧Vbiasによって決定される。
図2等に示す比較回路30において出力段にインバーター31を使用する場合には、消費電流を削減するために、インバーター31を構成するトランジスターのチャネル長を大きくする必要があるが、定電流が供給されて動作する出力トランジスターを使用する場合には、通常サイズのトランジスターを使用して消費電流を削減することができる。
<電子機器>
次に、本発明のいずれかの実施形態に係る電源電圧検出回路を用いる電子機器について、図7を参照しながら説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。この電子機器は、半導体装置110と、操作部120と、通信部130と、表示部140と、音声出力部150とを含んでいる。ここで、半導体装置110及び通信部130〜音声出力部150は、電池1から電源電圧が供給されて動作しても良い。また、図7に示す構成要素の一部を省略又は変更しても良いし、あるいは、図7に示す構成要素に他の構成要素を付加しても良い。
本発明の一実施形態に係る半導体装置110は、静電気保護回路60と、レギュレーター(REG)70と、マイクロコントロールユニット(MCU)80と、電源電圧検出回路100とを含んでいる。また、MCU80は、CPU(中央演算装置)81と、ROM(リードオンリー・メモリー)82と、RAM(ランダムアクセス・メモリー)83とを含んでいる。
静電気保護回路60は、電池1が電源端子P1及びP2に接続されていないときに電源端子P1と電源端子P2との間に静電気が印加されると、電源端子P1と電源端子P2との間の電圧を低下させる。レギュレーター70は、電池1から静電気保護回路60を介して供給される電源電圧VDD1を安定化することにより、安定化された電源電圧VDD2を出力する。レギュレーター70から出力される電源電圧VDD2は、半導体装置110の各部に供給される。
CPU81は、プログラムに従って、ROM82等に記憶されているデータ等を用いて各種の演算処理や制御処理を行う。例えば、CPU81は、操作部120から出力される操作信号に応じて各種のデータ処理を行ったり、外部との間でデータ通信を行うために通信部130を制御したり、表示部140に各種の画像を表示させるための画像信号を生成したり、音声出力部150に各種の音声を出力させるための音声信号を生成したりする。
ROM82は、CPU81が各種の演算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。また、RAM83は、CPU81の作業領域として用いられ、ROM82から読み出されたプログラムやデータ、操作部120を用いて入力されたデータ、又は、CPU81がプログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
電源電圧検出回路100は、電池1から静電気保護回路60を介して供給される電源電圧VDD1又はレギュレーター70によって安定化された電源電圧VDD2を所定の電圧と比較して、比較結果を表す出力信号VDTをCPU81に出力する。それにより、CPU81は、電源電圧VDD2のレベルに応じて動作スピードを変更したり、又は、周辺回路をオン/オフしたりする。
操作部120は、例えば、操作キーやボタンスイッチ等を含む入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU81に出力する。通信部130は、例えば、アナログ回路及びデジタル回路で構成され、CPU81と外部装置との間のデータ通信を行う。表示部140は、例えば、LCD(液晶表示装置)等を含み、CPU81から供給される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。また、音声出力部150は、例えば、スピーカー等を含み、CPU81から供給される音声信号に基づいて音声を出力する。
本実施形態によれば、差動ペアにおけるオフセットの発生を防止して電源電圧の検出精度を向上させた電源電圧検出回路100を用いて、電源電圧VDD2の大きさに応じて動作スピードを変更したり、又は、周辺回路をオン/オフしたりすることが可能な半導体装置110又は電子機器を提供することができる。
電子機器としては、電卓、電子辞書、電子ゲーム機器、携帯電話機等の移動端末、デジタルスチルカメラ、デジタルムービー、テレビ、テレビ電話、防犯用テレビモニター、ヘッドマウント・ディスプレイ、パーソナルコンピューター、プリンター、ネットワーク機器、カーナビゲーション装置、測定機器、及び、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、及び、電子内視鏡)等が該当する。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。例えば、以上説明した実施形態の内から選択された複数の実施形態を組み合わせて実施することも可能である。
1…電池、10、10a…基準電圧生成回路、20、20a、20b…比較電圧生成回路、30、30a…比較回路、31…インバーター、40…バイアス電圧生成回路、50…半導体基板、51〜54…N型不純物領域、55、57…ゲート絶縁膜、56、58…ポリシリコン膜、60…静電気保護回路、70…レギュレーター、80…MCU、81…CPU、82…ROM、83…RAM、100…電源電圧検出回路、110…半導体装置、120…操作部、130…通信部、140…表示部、150…音声出力部、QN1〜QN10…NチャネルMOSトランジスター、QP1〜QP12…PチャネルMOSトランジスター、D1、D2…ダイオード、R1…抵抗、P1、P2…電源端子

Claims (8)

  1. 基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    電源電圧に基づいて比較電圧を生成する比較電圧生成回路と、
    差動ペアを構成し、ゲートに同一のバイアス電圧が印加される第1のトランジスター及び第2のトランジスター、及び、前記第1及び第2のトランジスターにそれぞれ直列接続され、ソースに前記基準電圧及び前記比較電圧がそれぞれ印加される第3のトランジスター及び第4のトランジスターを含み、前記比較電圧と前記基準電圧との比較結果を表す出力信号を生成する比較回路と、
    を備える電源電圧検出回路。
  2. 前記比較電圧生成回路が、前記電源電圧が供給される電源ノードと前記第4のトランジスターのソースとの間に接続されて第1のクランプ電圧を有する第1のクランプ回路と、前記第1のクランプ回路と並列に、且つ、前記電源ノードと前記第4のトランジスターのソースとの間に直列接続されたスイッチ回路及び第2のクランプ回路とを含み、
    前記第2のクランプ回路が、前記第1のクランプ電圧と異なる第2のクランプ電圧を有し、前記スイッチ回路が、前記比較回路の前記出力信号又はその反転信号で制御される、請求項1記載の電源電圧検出回路。
  3. 前記第1のクランプ回路に含まれているクランプ素子の数が、前記第2のクランプ回路に含まれているクランプ素子の数よりも多い、請求項2記載の電源電圧検出回路。
  4. 前記基準電圧生成回路が、互いに異なる閾値電圧を有して第2の差動ペアを構成する第5のトランジスター及び第6のトランジスターと、前記第5及び第6のトランジスターにそれぞれ直列接続されてカレントミラー回路を構成する第7のトランジスター及び第8のトランジスターとを含み、
    前記第6のトランジスターのドレインとゲートとの接続点の電圧が、前記第5のトランジスターのゲートに印加される電圧に基づく前記基準電圧である、請求項1〜3のいずれか1項記載の電源電圧検出回路。
  5. 前記第7のトランジスターのドレイン電流の大きさと前記第8のトランジスターのドレイン電流の大きさとの比が1:2であり、
    前記第3のトランジスターのドレイン電流の大きさと前記第4のトランジスターのドレイン電流の大きさとの比が1:1である、
    請求項4記載の電源電圧検出回路。
  6. 前記比較回路が、
    前記第2のトランジスターのドレイン及び前記第4のトランジスターのドレインに接続されたゲートを有する第9のトランジスターと、
    前記第9のトランジスターのドレインに定電流を供給する第10のトランジスターと、
    をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の電源電圧検出回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の電源電圧検出回路を備える半導体装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項記載の電源電圧検出回路を備える電子機器。
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