JP2019147258A - 画像形成装置 - Google Patents

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優汰 池田
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Abstract

【課題】用紙カセットの残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かを精度良く判断する。【解決手段】画像形成装置は、操作パネルと、用紙カセットと、印刷部と、用紙カセットの用紙残量を検知するための残量検知部と、用紙カセットに収容されている用紙の紙種を対象紙種として判別するとともに、残量検知部を用いて検知した用紙残量に基づき用紙カセットに収容されている用紙の残枚数を求め、求めた残枚数に対して対象紙種に応じた補正を行ってから、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かを判断する枚数判断処理を行い、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、操作パネルに警告画面を表示させる制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷ジョブの実行が可能な画像形成装置に関する。
画像形成装置は、印刷ジョブを実行するとき、印刷すべき画像を形成し、当該形成した画像を用紙に印刷する。このような画像形成装置には、印刷ジョブで使用される用紙を収容する用紙カセットが設けられる。印刷ジョブの実行時には、用紙カセットから給紙された用紙に画像が印刷される(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−149066号公報
特許文献1の画像形成装置は、用紙カセットに収容されている用紙の残枚数(残量)を検出する制御部(CPU)を備える。制御部は、用紙カセットの残枚数が印刷要求枚数(印刷ジョブで必要な用紙枚数)よりも少ないか否かを判断し、用紙カセットの残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、ユーザーに対し用紙が不足する旨の警告を行う。このような警告が行われた場合、ユーザーは用紙カセットに用紙を補給する作業を事前に行う。これにより、印刷ジョブの実行中に用紙切れが発生するのを抑制することができるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
ここで、画像形成装置の制御部が検出した残枚数と用紙カセットの実際の残枚数との間には誤差が生じる。たとえば、画像形成装置による印刷ジョブで使用可能な用紙の紙種は種々あり、紙種によっては誤差が大きくなる。したがって、用紙カセットの実際の残枚数が印刷要求枚数以上であるにもかかわらず用紙が不足する旨の警告が行われるという不都合が生じ得る。また、用紙カセットの実際の残枚数が印刷要求枚数よりも少ないにもかかわらず用紙が不足する旨の警告が行われないという不都合も生じ得る。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、用紙カセットの残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かを精度良く判断することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、印刷要求枚数の設定をユーザーから受け付ける操作パネルと、画像形成装置に対して着脱可能であり、用紙を収容する用紙カセットと、印刷ジョブの実行時に、用紙カセットから用紙搬送路に給紙した用紙に画像を印刷する印刷部と、用紙カセットの用紙残量を検知するための残量検知部と、用紙カセットに収容されている用紙の紙種を対象紙種として判別するとともに、残量検知部を用いて検知した用紙残量に基づき用紙カセットに収容されている用紙の残枚数を求め、当該求めた残枚数に対して対象紙種に応じた補正を行ってから、補正後の残枚数である補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かを判断する枚数判断処理を行い、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、操作パネルに警告画面を表示させる制御部と、を備える。
本発明の構成では、制御部は用紙カセットの残枚数を求め、当該求めた残枚数に対して補正を行ってから枚数判断処理を行う。これにより、制御部による枚数判断処理が用紙カセットの実際の残枚数からかけ離れた値に基づき行われるのを抑制することができる。その結果、用紙カセットの残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かの判断を精度良く行うことができる。すなわち、用紙カセットの実際の残枚数が印刷要求枚数以上であるにもかかわらず警告画面が表示されるという不都合や、用紙カセットの実際の残枚数が印刷要求枚数よりも少ないにもかかわらず警告画面が表示されないという不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本発明の構成では、用紙カセットに収容されている用紙の紙種(対象紙種)に応じた補正が制御部により行われるので、用紙カセットに収容されている用紙の紙種にかかわらず、用紙カセットの実際の残枚数と補正残枚数との誤差を小さくすることができる。
本発明の構成では、用紙カセットの残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かを精度良く判断することができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の全体構成を示す概略図 本発明の一実施形態による画像形成装置の給紙部および用紙カセットの各構成を示す概略図 本発明の一実施形態による画像形成装置の全体構成を示すブロック図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う警告処理の流れを示すフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが表示する警告画面を示す図
<画像形成装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部1を備える。画像読取部1の筐体上面には、コンタクトガラスCGが取り付けられる。画像読取部1の筐体内部(コンタクトガラスCGの下方)には、図示しないが、光源やイメージセンサーなどを含む読取ユニットが設けられる。画像読取部1は、コンタクトガラスCG上に載置された原稿を読み取り、原稿の画像データを生成する。
また、画像形成装置100は、印刷部2を備える。印刷部2による印刷で使用される用紙Pは用紙カセット20に収容される。コピージョブなど印刷を伴うジョブ(以下、印刷ジョブと称する)の実行時、印刷部2は、用紙カセット20から用紙搬送路21(図1では、破線矢印で示す)に用紙Pを給紙し、当該給紙した用紙Pを用紙搬送路21に沿って搬送する。そして、印刷部2は、搬送中の用紙Pに画像を印刷する。
印刷部2は、給紙部22、画像形成部23および定着部24を備える。また、図示しないが、印刷部2は、用紙搬送路21に沿って用紙Pを搬送するための搬送ローラー対を複数備える。
給紙部22は、図2に示すように、ピックアップローラー221および給紙ローラー対222を備える。ピックアップローラー221は、用紙カセット20に収容された用紙Pに当接した状態で回転し、用紙カセット20から用紙Pを引き出す。給紙ローラー対222は、用紙カセット20から引き出された用紙Pを用紙搬送路21に給紙する。
ここで、用紙カセット20は、画像形成装置100に対して着脱可能である。用紙カセット20に用紙Pを収容(補給)する用紙収容作業を行うとき、ユーザーは用紙カセット20を画像形成装置100から引き出す。そして、用紙収容作業が終わると、ユーザーは用紙カセット20を画像形成装置100に再度装着する。
用紙カセット20には、リフト板201、押し上げ部材202および回転軸203が設けられる。リフト板201は、用紙カセット20の底面側に配置される。このため、用紙カセット20に用紙Pを収容すると、当該用紙Pはリフト板201上に載置された状態となる。
リフト板201は、給紙方向上流側の端部(当該端部に設けられた軸部)を支点とし、給紙方向下流側の端部を上下方向に振るよう回動する。すなわち、リフト板201は、上下方向に移動可能である。たとえば、リフト板201の給紙方向上流側の端部には、給紙方向と直交する方向に突出する軸部(図示せず)が設けられる。また、用紙カセット20の壁面には軸穴部(図示せず)が設けられる。そして、リフト板201の軸部が用紙カセット20の軸穴部に対して回動可能に支持される。
押し上げ部材202は、用紙カセット20の底面とリフト板201との間(リフト板201の下方)に設けられる。回転軸203は、用紙カセット20の底面に回転可能に支持される。回転軸203には、押し上げ部材202の給紙方向上流側の端部が取り付けられる。
これにより、回転軸203が回転することにより、押し上げ部材202の給紙方向下流側の端部が回動する。すなわち、押し上げ部材202は、上下方向に移動可能である。押し上げ部材202が上方向に移動すると、押し上げ部材202によってリフト板201が押し上げられるので、リフト板201が上昇する(上方向に回動する)。
画像形成装置100から用紙カセット20が引き出されると、リフト板201は初期位置(用紙カセット20への用紙Pの収容が可能な位置)に移動する。画像形成装置100に用紙カセット20が装着されると、リフト板201は初期位置から上昇する。これにより、リフト板201上の最上層の用紙Pの上面がピックアップローラー221に当接する。リフト板201は、リフト板201上の用紙Pがピックアップローラー221に当接すると上昇を停止する。
印刷ジョブの実行時には、用紙カセット20の用紙Pが使用されるので、リフト板201上の用紙Pが減っていく。リフト板201上の用紙Pが減り、リフト板201上の最上層の用紙Pの上面とピックアップローラー221とが非当接状態になると、用紙カセット20の用紙Pが給紙されなくなる。このため、印刷ジョブの実行中、リフト板201は、上昇と上昇停止とを繰り返し、リフト板201上の最上層の用紙Pの上面とピックアップローラー221との当接状態を維持する。
リフト板201を上昇駆動させるため、給紙部22には駆動機構が備えられる。駆動機構は、リフトモーターRMなどを含む。リフトモーターRMは、ギアやクラッチなどを介して回転軸203に連結される。リフトモーターRMが駆動することにより、リフト板201が上昇する。たとえば、画像形成装置100から用紙カセット20が引き出されるときに、回転軸203とリフトモーターRMとの連結が解除される。これにより、リフト板201が自重で初期位置に移動する。
また、リフト板201上の用紙Pのピックアップローラー221への当接を検知するため、給紙部22には検知機構が備えられる。検知機構は、アクチュエーター223および上面検知センサーSE1を含む。アクチュエーター223は、給紙方向下流側の端部に当接片223aを有し、給紙方向上流側の端部に検知片223bを有する。なお、アクチュエーター223の当接片223aは、ピックアップローラー221の近傍に配置される。上面検知センサーSE1は、アクチュエーター223の検知片223bを検知対象とする光センサーであって、発光部および受光部を有する。
アクチュエーター223は、給紙方向の中央部よりも上流側寄りに配置された回転軸223cを支点として回動可能に取り付けられる。これにより、アクチュエーター223の当接片223aおよび検知片223bが上下方向に回動する。また、アクチュエーター223の当接片223aは、リフト板201上の用紙Pに当接可能な位置に配置され、アクチュエーター223の検知片223bは、上面検知センサーSE1の検知領域(発光部と受光部との間)を遮蔽/開放することが可能な位置に配置される。
リフト板201上の最上層の用紙Pの上面が当接片223aに当接し、そのままリフト板201が上方に移動すると、当接片223aが上方に移動するので、検知片223bは下方に移動する(上面検知センサーSE1の検知領域を開放する方向に移動する)。そして、リフト板201上の最上層の用紙Pの上面が給紙位置(ピックアップローラー221と当接する位置)に到達すると、上面検知センサーSE1の検知領域よりも下方に検知片223bが移動する(上面検知センサーSE1の検知領域が開放される)。この状態で、リフト板201上の最上層の用紙Pが給紙されることによって給紙位置から用紙Pが無くなると、当接片223aが下方に移動するので、検知片223bが上方に移動する(上面検知センサーSE1の検知領域が遮蔽される)。
これにより、給紙位置における用紙Pの有無に応じて、上面検知センサーSE1の出力値が変化する。すなわち、上面検知センサーSE1の出力値に基づき、リフト板201上の最上層の用紙Pの上面がピックアップローラー221に当接しているか否かを検知することができる。なお、上面検知センサーSE1は、検知領域が開放されたとき(リフト板201上の用紙Pがピックアップローラー221に当接したとき)、第1レベルの値を出力する。一方で、上面検知センサーSE1は、検知領域が遮蔽されたとき(リフト板201上の用紙Pのピックアップローラー221への当接が解除されたとき)、第2レベルの値を出力する。
図1に戻り、画像形成部23は、感光体ドラム231および転写ローラー232を備える。また、画像形成部23は、図示しないが、感光体ドラム231の周面を帯電させる帯電装置、感光体ドラム231の周面上に静電潜像を形成する露光装置、および、感光体ドラム231の周面上の静電潜像をトナー像に現像する現像装置などを備える。感光体ドラム231および転写ローラー232は、互いに圧接し、転写ニップを形成する。画像形成部23は、転写ニップを用紙Pが通過するとき、感光体ドラム231の周面上のトナー像を用紙Pに転写する。
定着部24は、加熱ローラー241および加圧ローラー242を備える。加熱ローラー241は、ヒーターを内蔵する。加圧ローラー242は、加熱ローラー241に圧接し、加熱ローラー241との間で定着ニップを形成する。定着部24は、定着ニップを通過する用紙Pを加熱および加圧することにより、用紙Pにトナー像を定着させる。
また、図3に示すように、画像形成装置100は、制御部3を備える。制御部3は、CPU31およびメモリー32(ROMおよびRAM)を含む。CPU31は、制御用のプログラムおよびデータに基づき動作し、画像形成装置100の各部を制御するための処理を行う。メモリー32は、CPU31を動作させるための制御用のプログラムおよびデータを記憶する。
画像読取部1および印刷部2は、制御部3に接続される。制御部3は、画像読取部1の制御を行うとともに、印刷部2の制御(給紙部22の制御を含む)を行う。
制御部3は、給紙部22を制御する処理として、リフトモーターRMを用いてリフト板201を上昇させるリフトアップ処理を行うとともに、上面検知センサーSE1を用いてリフト板201上の用紙Pのピックアップローラー221への当接を検知する上面検知処理を行う。制御部3は、リフトアップ処理を行うため、リフトモーターRMを制御する。また、制御部3は、上面検知処理を行うため、上面検知センサーSE1の出力値を検知する。
制御部3は、画像形成装置100に用紙カセット20が装着されたとき、リフト板201を上昇させる。なお、画像形成装置100には着脱検知センサーSE2(「着脱検知部」に相当)が設けられる。着脱検知センサーSE2は、画像形成装置100に対して用紙カセット20が装着されているときと用紙カセット20が引き出されているとき(装着されていないとき)とで出力値を変化させるセンサーである。すなわち、着脱検知センサーSE2は、画像形成装置100に用紙カセット20が装着されたとき、出力値を変化させる。制御部3は、着脱検知センサーSE2の出力値に基づき、画像形成装置100に用紙カセット20が装着されたか否かを判断する。
制御部3は、画像形成装置100に用紙カセット20が装着されたと判断したとき、リフトアップ処理および上面検知処理を行う。具体的には、制御部3は、リフトモーターRMを制御し、上面検知センサーSE1の出力値が第2レベルから第1レベルに変化するまで、リフト板201を上昇させる。そして、制御部3は、上面検知センサーSE1の出力値が第1レベルに変化すると、リフト板201の上昇を停止させる。これにより、画像形成装置100に用紙カセット20が装着されると、リフト板201上の最上層の用紙Pの上面がピックアップローラー221に当接した状態となる。
それ以降、印刷ジョブが実行されると、制御部3は、上面検知センサーSE1の出力値を監視する。そして、制御部3は、上面検知センサーSE1の出力値が第1レベルから第2レベルに変化したことを検知すると、上面検知センサーSE1の出力値が第1レベルに変化するまで、リフト板201を再度上昇させる。その後、印刷ジョブが完了すると、制御部3は、リフト板201の上下方向の位置を印刷ジョブの完了時点の位置に保持する。
また、画像形成装置100には、用紙カセット20に収容されている用紙Pの残量(以下、用紙残量と略称する)を検知するための残量検知センサーSE3(「残量検知部」に相当)が設けられる。残量検知センサーSE3は、リフト板201の傾斜角度(用紙カセット20の底面に対する角度)に応じて出力値を変化させる。なお、印刷ジョブが実行されると、用紙カセット20に収容されている用紙Pが減る(用紙カセット20内の用紙束の厚みが小さくなる)。そして、用紙カセット20に収容されている用紙Pが減った分だけリフト板201が上昇する。したがって、用紙カセット20に収容されている用紙Pの減りが大きいほど(用紙カセット20内の用紙束の厚みが小さいほど)、リフト板201の傾斜角度が大きくなる。
残量検知センサーSE3は、制御部3に接続される。制御部3は、残量検知センサーSE3の出力値に基づき、用紙カセット20の現在の用紙残量を検知する残量検知処理を行う。制御部3は、用紙カセット20の現在の用紙残量として、満杯時(用紙カセット20内の用紙束が予め定められた最大厚みのとき)の用紙残量を100%とした場合の比率(%)を検知する。言い換えると、制御部3は、残量検知処理を行うことにより、用紙カセット20に収容されている用紙束の現在の厚みが最大厚みに対して何%になっているかを検知する。
また、画像形成装置100には、紙種検知センサーSE4(「紙種検知部」に相当)が設けられる。たとえば、用紙搬送路21のうち、転写ニップの位置よりも用紙搬送方向上流側の位置(用紙カセット20から用紙搬送路21に用紙Pを給紙した直後に当該用紙Pの紙種を検知することが可能な位置)が紙種検知センサーSE4の検知位置とされる。すなわち、紙種検知センサーSE4は、用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙される用紙Pを検知対象とする。
紙種検知センサーSE4は、検知対象の用紙Pの紙種(紙厚や表面粗さなど)に応じて出力値を変化させる。紙種検知センサーSE4としては、たとえば、検知対象の用紙Pに光を照射し、光を照射したときの透過率(反射率でもよい)や反射光の波長などに応じた値を出力するセンサーを用いることができる。
紙種検知センサーSE4は、制御部3に接続される。制御部3は、用紙カセット20から用紙搬送路21に用紙Pが給紙されるごとに、紙種検知センサーSE4の出力値を検知し、当該検知した出力値に基づき、用紙カセット20から給紙された用紙Pの紙種を判断する。たとえば、後述する記憶部4には、紙種検知センサーSE4の出力値と紙種との対応関係を示す紙種情報が予め記憶される。そして、制御部3は、紙種検知センサーSE4の出力値を検知すると(用紙カセット20から用紙搬送路21に用紙Pが給紙されると)、当該検知した出力値に対応する紙種を紙種情報に基づき認識し、当該認識した紙種の用紙Pが用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙されたと判断する。
なお、制御部3は、用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙された用紙Pの紙種を用紙Pごとに記憶部4に記憶させる。記憶部4には、直近に用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙された所定枚数(2枚以上)の用紙Pの各紙種が記憶される。
また、画像形成装置100は、記憶部4を備える。記憶部4は、ROMやHDDなどの不揮発性の記憶デバイスである。記憶部4は、制御部3に接続される。制御部3は、記憶部4への情報の書き込みを行うとともに、記憶部4からの情報の読み出しを行う。
また、画像形成装置100は、操作パネル5を備える。操作パネル5には、タッチスクリーンおよびハードウェアボタンが設けられる。タッチスクリーンは、タッチパネルおよびバックライト付きの表示パネルを含む。操作パネル5は、設定画面を表示し、種々の設定をユーザーから受け付ける。操作パネル5は、制御部3に接続される。制御部3は、操作パネル5の表示動作を制御するとともに、操作パネル5に対して行われた操作を検知する。
たとえば、操作パネル5は、印刷ジョブ(コピージョブ)の実行指示をユーザーから受け付ける。また、操作パネル5は、印刷ジョブの実行指示の受け付けに際し、印刷要求枚数(印刷部数)の設定をユーザーから受け付ける。制御部3は、操作パネル5が印刷ジョブの実行指示を受け付けると、ユーザーが設定した印刷要求枚数を認識し、当該認識した枚数分の印刷を印刷部2に行わせる。
<警告処理>
制御部3は、用紙カセット20に収容されている用紙P(用紙カセット20に残っている用紙P)の残枚数を求める。そして、制御部3は、用紙カセット20の残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、用紙カセット20への用紙Pの補給をユーザーに対し促すための警告処理を行う。
以下に、図4に示すフローチャートを参照し、制御部3が行う警告処理の流れについて説明する。図4に示すフローチャートのスタート時点では、印刷要求枚数の設定がなされているとする。そして、操作パネル5が印刷ジョブの実行指示を受け付けたことを制御部3が検知したとき、図4に示すフローチャートがスタートする。
操作パネル5が印刷ジョブの実行指示を受け付けると、制御部3は、枚数判断処理を行う。制御部3は、枚数判断処理として、ステップS1〜S4の処理を行う。
ステップS1において、制御部3は、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種を対象紙種として判別する。たとえば、操作パネル5は、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種の入力をユーザーから受け付ける。操作パネル5に入力された紙種は記憶部4に記憶される。そして、制御部3は、操作パネル5に入力された紙種を対象紙種として判別する。
ここで、用紙カセット20に実際に収容されている用紙Pの紙種とは異なる紙種をユーザーが誤って操作パネル5に入力する場合がある。このため、制御部3は、枚数判断処理を行うとき(対象紙種を判別するとき)、直近に用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙された所定枚数(2枚以上)の用紙Pの各紙種を確認する。そして、制御部3は、直近に用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙された所定枚数の用紙Pが全て同じ紙種であった場合、操作パネル5に入力された紙種ではなく、直近に用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙された用紙Pの紙種を対象紙種として判別する。
その後、ステップS2において、制御部3は、残量検知センサーSE3を用いて検知した用紙残量に基づき、用紙カセット20の残枚数を求める。用紙カセット20の残枚数の求め方は特に限定されない。たとえば、制御部3は、用紙カセット20の用紙残量(リフト板201の傾斜角度)に基づき、用紙カセット20内の用紙束の厚みを求める。用紙カセット20の用紙残量から用紙カセット20内の用紙束の厚みを求めるための束厚情報は予め記憶部4に記憶される。制御部3は、用紙カセット20内の用紙束の厚みを求めるとき、束厚情報を用いる。
そして、制御部3は、用紙カセット20内の用紙束の厚みを対象紙種の1枚当りの厚みで除算した値を残枚数として求める。なお、画像形成装置100で使用可能な紙種は複数あり、紙種ごとに1枚当りの厚みを示す紙厚情報が予め記憶部4に記憶される。制御部3は、用紙カセット20の残枚数を求めるとき、対象紙種に対応する紙厚情報を認識し、当該認識した紙厚情報で示される厚みで用紙カセット20内の用紙束の厚みを除算する。
次に、ステップS3において、制御部3は、ステップS2で求めた残枚数を補正する補正処理を行う。制御部3による補正処理では、記憶部4に予め記憶された補正情報40が用いられる。補正情報40は紙種ごとに準備される。
なお、紙種情報40は、制御部3が求めた残枚数から増減させる値を予め定めた情報である。特に限定されないが、制御部3により求められる残枚数と実際の残枚数との間にどの程度の誤差が生じるかが紙種ごとに予め実験的に求められ、その結果に基づき各紙種の補正情報40(増減させる値)が定められてもよい。なお、補正情報40で示される値が正値になる場合もあれば負値になる場合もある。
制御部3は、補正処理を行うとき、対象紙種に対応する補正情報40を認識する。そして、制御部3は、対象紙種に対応する補正情報40に基づき、ステップS2で求めた残枚数を増減させる。なお、対象紙種に対応する補正情報40で示される値が正値であれば、補正後の残枚数は補正前の残枚数よりも多くなる(補正前の残枚数に当該値が加算される)。対象紙種に対応する補正情報40で示される値が負値であれば、補正後の残枚数は補正前の残枚数よりも少なくなる(補正前の残枚数から当該値が減算される)。以下、制御部3による補正処理で補正された用紙カセット20の残枚数を補正残枚数と称する。
補正処理後、ステップS4において、制御部3は、操作パネル5でユーザーが設定した印刷要求枚数を認識し、補正残枚数(N1)が印刷要求枚数(N2)よりも少ないか否かを判断する。その結果、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないと制御部3が判断した場合には、ステップS5に移行する。
ステップS5に移行すると、制御部3は、図5に示すような警告画面50を操作パネル5に表示させる。警告画面50には、用紙カセット20の残枚数が少ない(補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ない)ために印刷ジョブが途中で止まる可能性がある旨(用紙切れが発生する可能性がある旨)の第1メッセージM1が表示される。また、警告画面50には、印刷要求枚数に対して不足する枚数(図5では、丸印で示す)分の用紙Pを用紙カセット20に補給するよう促す第2メッセージM2が表示される。なお、制御部3は、印刷要求枚数から補正残枚数を減算することで得られる用紙枚数を求め、当該求めた用紙枚数を印刷要求枚数に対して不足する枚数として操作パネル5に表示させる。
図4に戻り、警告画面50の表示後、ステップS6において、制御部3は、残量検知センサーSE3の出力値に基づき検知した用紙カセット20の用紙残量が予め定められた閾値よりも大きいか否かを判断する。たとえば、閾値は5%である。その結果、用紙残量が閾値よりも大きいと制御部3が判断した場合には、ステップS7に移行する。
ステップS7に移行すると、制御部3は、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行するか否かの受け付けを操作パネル5に行わせ、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行する旨を操作パネル5がユーザーから受け付けたか否かを判断する。たとえば、警告画面50(図5参照)には、第1ボタンB1(「Yes」と表記されたソフトウェアボタン)および第2ボタンB2(「No」と表記されたソフトウェアボタン)を含む受付ボタンBが表示される。制御部3は、第1ボタンB1に対する操作を検知すると、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行する旨を操作パネル5が受け付けたと判断する。一方で、制御部3は、第2ボタンB2に対する操作を検知すると、用紙カセット20に用紙Pを補給してから印刷ジョブを実行する旨を操作パネル5が受け付けたと判断する。
ステップS7において、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行する旨を操作パネル5が受け付けた(第1ボタンB1が操作された)と制御部3が判断した場合には、ステップS8に移行する。ステップS8に移行すると、制御部3は、操作パネル5による警告画面50の表示を停止させる。そして、ステップS9において、制御部3は、印刷ジョブを実行する。なお、ステップS4において、補正残枚数(N1)が印刷要求枚数(N2)以上であると制御部3が判断した場合にも、ステップS9に移行する。
ステップ6において、用紙残量が閾値以下であると制御部3が判断した場合には、ステップS10に移行する。なお、用紙残量が閾値以下であると判断した場合、制御部3は、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行するか否かの受け付けを操作パネル5に行わせない。この場合、たとえば、制御部3は、受付ボタンBを操作パネル5に表示させない。あるいは、制御部3は、受付ボタンBに対する操作を無効化する。これにより、用紙残量が閾値以下であると制御部3が判断した場合には、ユーザーは画像形成装置100に印刷ジョブを実行させることができない(画像形成装置100に印刷ジョブを実行させるには用紙カセット20への用紙Pの補給が必要である)。
また、ステップS7において、用紙カセット20に用紙Pを補給してから印刷ジョブを実行する旨を操作パネル5が受け付けた(第2ボタンB2が操作された)と制御部3が判断した場合にも、ステップS10に移行する。
ステップS10に移行すると、制御部3は、ユーザーによる用紙収容作業(用紙カセット20に用紙Pを補給する作業)が行われたか否かを判断する。なお、制御部3は、着脱検知センサーSE2の出力値に基づき、画像形成装置100から用紙カセット20が引き出され、その後、画像形成装置100に用紙カセット20が再装着されたことを検知したとき、ユーザーによる用紙収容作業が行われたと判断する。
ユーザーが用紙収容作業を行った場合には、用紙カセット20に用紙Pが補給された可能性が高い。たとえば、用紙カセット20に収容されていた用紙Pの紙種と同一紙種の用紙Pが用紙カセット20に追加的に収容される場合がある。あるいは、用紙カセット20に収容されていた用紙Pが取り出され、別の紙種の用紙Pが用紙カセット20に新たに収容される場合もある(用紙Pが入れ替えられる場合もある)。
ステップS10において、用紙収容作業が行われたと制御部3が判断した場合には、ステップS11に移行し、用紙収容作業が行われていないと制御部3が判断した場合には、ステップS10の処理が繰り返される。
ステップS11に移行すると、制御部3は、操作パネル5による警告画面50の表示を停止させる。その後、ステップS1に移行する。すなわち、制御部3は、枚数判断処理(ステップS1〜S4の処理)を再度行う。
本実施形態の画像形成装置100は、印刷要求枚数の設定をユーザーから受け付ける操作パネル5と、画像形成装置100に対して着脱可能であり、用紙Pを収容する用紙カセット20と、印刷ジョブの実行時に、用紙カセット20から用紙搬送路21に給紙した用紙Pに画像を印刷する印刷部2と、用紙カセット20の用紙残量を検知するための残量検知センサーSE3と、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種を対象紙種として判別するとともに、残量検知センサーSE3を用いて検知した用紙残量に基づき用紙カセット20に収容されている用紙Pの残枚数を求め、当該求めた残枚数に対して対象紙種に応じた補正を行ってから、補正後の残枚数である補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かを判断する枚数判断処理を行い、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、操作パネル5に警告画面50を表示させる制御部3と、を備える。
本実施形態の構成では、制御部3は用紙カセット20の残枚数を求め、当該求めた残枚数に対して補正を行ってから枚数判断処理を行う。これにより、制御部3による枚数判断処理が用紙カセット20の実際の残枚数からかけ離れた値に基づき行われるのを抑制することができる。その結果、用紙カセット20の残枚数が印刷要求枚数よりも少ないか否かの判断を精度良く行うことができる。すなわち、用紙カセット20の実際の残枚数が印刷要求枚数以上であるにもかかわらず警告画面50が表示されるという不都合や、用紙カセット20の実際の残枚数が印刷要求枚数よりも少ないにもかかわらず警告画面50が表示されないという不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態の構成では、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種(対象紙種)に応じた補正が制御部3により行われるので、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種にかかわらず、用紙カセット20の実際の残枚数と補正残枚数との誤差を小さくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部3は、補正を行うとき、対象紙種に対応する補正情報40を認識し、当該認識した補正情報40に基づき残枚数を増減させる。この構成では、容易に、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種に応じた補正を制御部3に行わせることができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部3は、操作パネル5に警告画面50を表示させているとき、画像形成装置100に対して用紙カセット20が引き出されてから用紙カセット20が再装着されたことを着脱検知センサーSE2の出力値に基づき検知すると、操作パネル5による警告画面50の表示を停止させ、枚数判断処理を再度行う。この構成では、ユーザーが用紙収容作業を行った後、用紙カセット20の残枚数が印刷要求枚数よりも少ない状態が解消されたか否かをユーザーに認識させることができる。ユーザーが用紙収容作業を行った後、操作パネル5に警告画面50が再度表示されなければ、用紙カセット20の残枚数が印刷要求枚数以上になったということである。
また、本実施形態では、上記のように、制御部3は、枚数判断処理を行うとき、操作パネル5に入力された紙種を対象紙種として判別する。この構成では、容易に、対象紙種の判別を制御部3に行わせることができる。なお、この構成では、画像形成装置100に紙種検知センサーSE4を設置しなくても、対象紙種の判別を制御部3に行わせることができる。したがって、用紙カセット20に収容されている用紙Pの紙種の入力を操作パネル5が受け付ける構成では、紙種検知センサーSE4を省略してもよい。
また、本実施形態では、上記のように、制御部3は、用紙カセット20から用紙Pが給紙されるごとに、紙種検知センサーSE4の出力値に基づき、用紙カセット20から給紙された用紙Pの紙種を判断し、枚数判断処理を行うとき、直近に用紙カセット20から給紙された所定枚数の用紙Pが全て同じ紙種であった場合、操作パネル5に入力された紙種ではなく、直近に用紙カセット20から給紙された用紙Pの紙種を対象紙種として判別する。この構成では、ユーザーが操作パネル5に入力した紙種が間違っていたとしても、用紙カセット20に実際に収容されている用紙Pの紙種を対象紙種として制御部3に判別させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部3は、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、印刷要求枚数から補正残枚数を減算することで得られる用紙枚数を操作パネル5に表示させる。この構成では、印刷要求枚数に対して何枚足りないかを知ることができるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、制御部3は、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ないとき、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行するか否かの受け付けを操作パネル5に行わせ、用紙カセット20に用紙Pを補給せずに印刷ジョブを実行する旨を操作パネル5が受け付けた場合、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少ない状態で印刷ジョブを実行する。これにより、補正残枚数が印刷要求枚数よりも少なかったとしても、その状態で画像形成装置100に印刷ジョブを実行させることができる。たとえば、1枚目の印刷物を直ぐに取得したいユーザーの利便性が向上する。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
2 印刷部
3 制御部
4 記憶部
5 操作パネル
20 用紙カセット
21 用紙搬送路
40 補正情報
50 警告画面
100 画像形成装置
SE2 着脱検知センサー(着脱検知部)
SE3 残量検知センサー(残量検知部)
SE4 紙種検知センサー(紙種検知部)

Claims (8)

  1. 印刷要求枚数の設定をユーザーから受け付ける操作パネルと、
    画像形成装置に対して着脱可能であり、用紙を収容する用紙カセットと、
    印刷ジョブの実行時に、前記用紙カセットから用紙搬送路に給紙した用紙に画像を印刷する印刷部と、
    前記用紙カセットの用紙残量を検知するための残量検知部と、
    前記用紙カセットに収容されている用紙の紙種を対象紙種として判別するとともに、前記残量検知部を用いて検知した前記用紙残量に基づき前記用紙カセットに収容されている用紙の残枚数を求め、当該求めた前記残枚数に対して前記対象紙種に応じた補正を行ってから、前記補正後の前記残枚数である補正残枚数が前記印刷要求枚数よりも少ないか否かを判断する枚数判断処理を行い、前記補正残枚数が前記印刷要求枚数よりも少ないとき、前記操作パネルに警告画面を表示させる制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部が求めた前記残枚数を補正するための補正情報を紙種ごとに記憶する記憶部を備え、
    前記補正情報は、前記制御部が求めた前記残枚数から増減させる値を予め定めた情報であり、
    前記制御部は、前記補正を行うとき、前記対象紙種に対応する前記補正情報を認識し、当該認識した前記補正情報に基づき前記残枚数を増減させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙カセットの着脱を検知するための着脱検知部を備え、
    前記制御部は、前記操作パネルに前記警告画面を表示させているとき、前記画像形成装置に対して前記用紙カセットが引き出されてから前記用紙カセットが再装着されたことを前記着脱検知部の出力値に基づき検知すると、前記操作パネルによる前記警告画面の表示を停止させ、前記枚数判断処理を再度行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作パネルは、前記用紙カセットに収容されている用紙の紙種の入力を受け付け、
    前記制御部は、前記枚数判断処理を行うとき、前記操作パネルに入力された紙種を前記対象紙種として判別することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙カセットから給紙される用紙を検知対象とし、検知対象の用紙の紙種に応じて出力値を変化させる紙種検知部を備え、
    前記制御部は、前記用紙カセットから用紙が給紙されるごとに、前記紙種検知部の出力値に基づき、前記用紙カセットから給紙された用紙の紙種を判断し、前記枚数判断処理を行うとき、直近に前記用紙カセットから給紙された所定枚数の用紙が全て同じ紙種であった場合、前記操作パネルに入力された紙種ではなく、直近に前記用紙カセットから給紙された用紙の紙種を前記対象紙種として判別することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記補正残枚数が前記印刷要求枚数よりも少ないとき、前記印刷要求枚数から前記補正残枚数を減算することで得られる用紙枚数を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記補正残枚数が前記印刷要求枚数よりも少ないとき、前記用紙カセットに用紙を補給せずに前記印刷ジョブを実行するか否かの受け付けを前記操作パネルに行わせ、前記用紙カセットに用紙を補給せずに前記印刷ジョブを実行する旨を前記操作パネルが受け付けた場合、前記補正残枚数が前記印刷要求枚数よりも少ない状態で前記印刷ジョブを実行することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記残量検知部を用いて検知した前記用紙残量が予め定められた閾値以下のとき、前記印刷ジョブを実行しないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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