JP2019143742A - 接続部保温部材の施工方法、接続部保温部材、接続部保温部材ユニット及び冷媒配管ユニット - Google Patents

接続部保温部材の施工方法、接続部保温部材、接続部保温部材ユニット及び冷媒配管ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】冷媒配管において、狭い空間においても好適に施工できる。【解決手段】配管保温部材により覆われた一の冷媒配管と、配管保温部材により覆われた他の冷媒配管とを接続した接続部分を保温するための接続部保温部材の施工方法は、前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有する筒状の前記接続部保温部材に前記配管保温部材を挿入する第1工程と、前記一の冷媒配管と他の冷媒配管とを機械式継手部品で接続する第2工程と、前記接続部保温部材をスライドさせて前記機械式継手部品に対応する位置に移動させる第3工程と、前記接続部保温部材を固定位置で固定する第4工程とを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、接続部保温部材の施工方法、接続部保温部材、接続部保温部材ユニット及び冷媒配管ユニットに関する。
建築物において冷媒配管又は水配管等の配管を用いて熱源から建築物内の部屋等へ空気を送り、冷暖房を実現する方法が知られている。
そして、配管を継手部品でつなぐ施工が行われる。例えば、半割形状の鍔部を有する配管保温部材の支持具を配管に止める。次に、鍔部に保温筒の端面を密着させて配管部を延設する保温施工が行われる。このようにして、配管の解体において保温部材のズレを阻止し、かつ、保温の解体復元に完全に即応できる上、安価に保温機能を復旧できる方法が知られている。
特開2004‐204987号公報
しかしながら、冷媒配管を施工するにあたり、狭い空間に配設しなければならない場合又は既に施工されていた冷媒配管を交換する場合等に、十分なスペースが確保されていない場合がある。特に、大規模な空調設備を展開している建物においては、配管スペース内に冷媒配管が多数並設されることがあり、このような場合において、半割形状の保温部材では作業しにくいという問題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、冷媒配管において、狭い空間においても好適に施工できる接続部保温部材を提供することにある。
本発明の各実施形態に係る冷媒配管に設置される接続部保温部材の施工方法は、以下のような工程を有する。
配管保温部材により覆われた一の冷媒配管と、配管保温部材により覆われた他の冷媒配管とを接続した接続部分を保温するための接続部保温部材の施工方法は、
前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有する筒状の前記接続部保温部材に前記配管保温部材を挿入する第1工程と、
前記一の冷媒配管と他の冷媒配管とを機械式継手部品で接続する第2工程と、
前記接続部保温部材をスライドさせて前記機械式継手部品に対応する位置に移動させる第3工程と、
前記接続部保温部材を固定位置で固定する第4工程と
を含む。
本発明に係る各実施形態によれば、冷媒配管において、狭い空間においても好適に保温部材を施工できる。
前工程の例を示す模式図である。 第1工程の例を示す模式図である。 第1工程が完了した状態の例を示す斜視図である。 第2工程の例を示す模式図である。 接続部保温部材の内径と、継手部品の外径との望ましい関係例を示す模式図である。 第3工程の例を示す模式図である。 位置決部材の例を示す模式図である。 第4工程の例を示す模式図である。 目印の例を示す模式図である。 複数の冷媒配管がある場合の例を示す模式図である。 比較例の機械式継手保温ユニットを示す図である。 第2実施形態におけるスライド工程の例を示す模式図である。 第2実施形態における接着工程の例を示す模式図である。 第2実施形態において接着部品を用いる例を示す模式図である。
以下、各実施形態の詳細について添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載において実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1実施形態]
<施工方法例>
以下、施工方法における各工程の例を説明する。
<前工程例>
前工程は、配管保温部材により冷媒配管を覆う工程である。
図1は、前工程の例を示す模式図である。以下、図示するような冷媒配管RPをつなぐ場合を例に説明する。また、以下の説明では、冷媒配管RP1の一方の端部を「第1端部DC1」という。一方で、第1端部DC1とは、他方の冷媒配管RP2の端部を「第2端部DC2」という。
図示するように、前工程では、配管保温部材LM1が冷媒配管RPに設置される。まず、配管保温部材LM1は、筒状の形状である。また、配管保温部材LM1は、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2を覆うことができる形状である。したがって、配管保温部材LM1には、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2を通せる程度の中空がある。なお、配管保温部材LM1は、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2にあらかじめ設置されていてもよい。すなわち、配管保温部材LM1は、建築現場で設置されず、あらかじめ冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2を覆う状態で建築現場に納品される形式でもよい。この場合には、前工程は、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2の製造工程で行われたとなる。
なお、配管保温部材LM1の素材等については、後述する。
また、以下の説明では、冷媒配管RP1側における配管保温部材LM1の端部を「配管保温部材端部LM11」という。一方で、冷媒配管RP2側における配管保温部材LM1の端部を「配管保温部材端部LM12」という。
<第1工程例>
第1工程は、接続保温部材を冷媒配管の一端から配管保温部材側へ移動させる工程である。
図2は、第1工程の例を示す模式図である。図1と比較すると、図2には、接続部保温部材LM2が追加されている点が異なる。
接続部保温部材LM2は、筒状の形状である。また、接続部保温部材LM2は、図示するように、配管保温部材LM1を覆う形状である。したがって、接続部保温部材LM2には、配管保温部材LM1を通せる程度の中空がある。
すなわち、接続部保温部材LM2は、配管保温部材LM1の外径を覆うことが可能な内径を有する。具体的には、配管保温部材LM1の外径と、接続部保温部材LM2の内径は、例えば、ほぼ等しい関係である。又は、配管保温部材LM1の外径と、接続部保温部材LM2の内径は、例えば、JISで定める嵌め合い程度の差がある関係である。他にも、配管保温部材LM1の外径と、接続部保温部材LM2の内径は、例えば、配管保温部材LM1及び接続部保温部材LM2が変形できる範囲で差がある関係である。さらに、配管保温部材LM1の外径と、接続部保温部材LM2の内径は、例えば、配管保温部材LM1及び接続部保温部材LM2を作業員が変形させられる範囲で差がある関係である。
さらにまた、配管保温部材LM1の外径と、接続部保温部材LM2の内径は、例えば、配管保温部材LM1又は接続部保温部材LM2の厚みの20パーセント以内の範囲で差がある関係である。
例えば、接続部保温部材LM2は、前工程の後、第1端部DC1等の切れ目から、配管保温部材LM1を覆うように挿入される。
なお、接続部保温部材LM2の素材等については、後述する。
例えば、第1工程が行われると、以下のような状態となる。
図3は、第1工程が完了した状態の例を示す斜視図である。例えば、図示するように、第1工程によって配管保温部材LM1が挿入される。
配管保温部材LM1の外面は、滑りが良くなるコーティングがしてあってもよい。また、配管保温部材LM1の外面は、コーティングされ、かつ、ローレット(knurling)(エンボス)が形成されてもよい。すなわち、スライドさせようとすればできるが、固定もできるようになっている形状等でもよい。
<第2工程例>
第2工程は、冷媒配管同士を継手部品で接続する工程である。
図4は、第2工程の例を示す模式図である。図2と比較すると、図4には、継手部品CNが設置されている点が異なる。なお、継手部品CNは、機械式であるのが望ましい。継手部品CNの詳細は、後述する。
また、継手部品CNが設置するため、配管保温部材LM1を縮ませる工程があってもよい。このような工程がある場合には、第2工程後、配管保温部材LM1を第2工程前の長さに戻す工程が更にあってもよい。
また、接続部保温部材LM2の内径と、継手部品CNの外径とは以下のような関係であるのが望ましい。
図5は、接続部保温部材の内径と、継手部品の外径との望ましい関係例を示す模式図である。まず、継手部品CNは、外径D1の形状である。一方で、接続部保温部材LM2は、内径D2の中空を有する形状である。また、接続部保温部材LM2は、配管保温部材LM1の外径程度の内径D2を有する。なお、外径D1及び内径D2には、公差程度の差があってもよい。具体的には、図示するように、継手部品CNの外径D1と、接続部保温部材LM2の内径D2とは、ほぼ等しいのが望ましい。
継手部品CNの外径D1と、接続部保温部材LM2の内径D2とが、ほぼ等しいと、継手部品CNと、接続部保温部材LM2との間に間隙が生じにくい。そして、接続部保温部材LM2の内径D2が、配管保温部材LM1の外径D3以下であると、接続部保温部材LM2と、配管保温部材LM1との間に間隙が生じにくいため、空気が入りづらくでき、かつ、接続部保温部材LM2が配管保温部材LM1の上をスライドしやすい。このようにして、継手部品CNの外径D1と、接続部保温部材LM2の内径D2と、配管保温部材LM1の外径D3とをほぼ等しくすると、間隙を少なくしたり、スライドさせやすくしたりすることができる。
なお、継手部品CNの外径D1と、接続部保温部材LM2の内径D2とは、完全に等しくなくともよい。なお、接続部保温部材LM2の内径D2と、配管保温部材LM1の外径D3とについても同様である。例えば、製造誤差等が含まれてもよい。また、接続部保温部材LM2が伸び縮み可能な素材である場合等には、接続部保温部材LM2の内径D2は、収縮後に継手部品CNと、接続部保温部材LM2との間に間隙が生じにくい程度になるように小さく製造されてもよい。一方で、接続部保温部材LM2があまり伸び縮みできない素材である場合等には、接続部保温部材LM2を継手部品CNにスライドさせるため、嵌め合いの公差があってもよい。
したがって、接続部保温部材LM2がゴム等のように弾性がある素材である等場合には、継手部品CNの外径D1は、配管保温部材LM1の外径D3以上の大きさであるのが望ましい。この場合には、継手部品CNの外径D1は、配管保温部材LM1が伸びて、継手部品CNを覆う程度の大きさ以下となる。
このように設置される継手部品CNの位置が、一の冷媒配管RP1と、他の冷媒配管RP2とを接続した接続部分の例となる。
<第3工程例>
第3工程は、接続部保温部材により接続部分を覆う工程である。
図6は、第3工程の例を示す模式図である。図示するように、第3工程では、接続部保温部材LM2が、スライドし、継手部品CNの位置まで移動する。すなわち、接続部保温部材LM2は、後段の第4工程で固定される位置までスライドにより移動する。
例えば、図示するような位置に、接続部保温部材LM2をスライドさせる。具体的には、図示するように、配管保温部材LM1と、接続部保温部材LM2とが重なる部分があるのが望ましい。すなわち、糊代となる重複部分AD1及びAD2等があるのが望ましい。糊代を設けることにより配管保温部材と接続部保温部材との間に隙間、すなわち、接続部分と、外気とが触れる余地が生じることを抑制できる。また、配管保温部材の外周と接続部保温部材の内周とが接するので接続部保温部材の収縮による圧力で、更に隙間が生じることを抑制できる。また、配管保温部材の外周にコーティング等の処理が施してある場合には、配管保温部材の外周と、接続部保温部材の内周との密着性をより高めることができ、更に隙間が生じることを防止できる。
なお、配管保温部材LM1の表面等には、例えば、以下のような位置決部材があるのが望ましい。
図7は、位置決部材の例を示す模式図である。例えば、図7(A)に示すような位置に、位置決部材PPがあるのが望ましい。なお、位置決部材PPは、位置を示す目印となる部材であれば素材等を問わない。したがって、位置決部材PPは、テープ、切れ目、塗料、ピン又は金具等でもよい。例えば、位置決部材PPは、配管保温部材LM1の端部から所定の距離となる位置等に付せられる。
位置決部材PPに基づく位置に接続部保温部材LM2がスライドすると、継手部品CN等がカバーされ、接続部保温部材LM2を固定するのに適した位置となる。具体的には、位置決部材PPに基づく位置に接続部保温部材LM2が設置されると、例えば、図6のような位置で接続部保温部材LM2は、固定される。このように、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2等が露出しないような位置に接続部保温部材LM2を固定できるように、位置決部材PPが付されるのが望ましい。
また、図示するように、配管保温部材LM1と、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2との境界付近等には、図7(B)に示すような機構部品P1が設置されるのが望ましい。図示するように、機構部品P1は、径D4がある鍔形状があるのが望ましい。また、径D4は、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2に結露が発生した場合に、結露による水を堰き止めることができる程度の径があるのが望ましい。
なお、機構部品P1は、図示する位置に設置されるに限られず、例えば、機構部品P1は、図示する位置より継手部品CN側に設置されてもよいし、継手部品CN等と一体であってもよい。
<第4工程例>
第4工程は、接続部保温部材を固定する工程である。
図8は、第4工程の例を示す模式図である。第3工程によるスライド後、接続部保温部材LM2は、例えば、図示するように、固定手段P2で固定される。
固定手段P2は、例えば、結束バンド等である。なお、固定手段P2は、接続部保温部材LM2を固定できればよく、紐又はホースバンド等のような器具でもよい。また、固定手段P2は、テープ又は接着剤等でもよい。また、固定手段P2は、結束バンド等で仮止めし、かつ、接着材で固定する構成等でもよい。
例えば、まず、接続部保温部材LM2をスライドさせる前、すなわち、図4に示す状態等で、配管保温部材LM1の端部(すなわち、重複部分AD1及びAD2となる部分である。)に、接着剤を塗布する。塗布後、接続部保温部材LM2をスライドさせ、接着剤によって、固定位置に接続部保温部材LM2を固定する。
又は、接着剤を塗布する前にまず、接続部保温部材LM2をスライドさせ、図6のような状態とする。そして、重複部分AD1及びAD2の部分を捲り、接着剤を塗布する。そして、接続部保温部材LM2が捲られた状態を元に戻すことで、接着剤によって、固定位置に接続部保温部材LM2を固定する。
なお、上記の接着剤を塗布する手順において、仮止めがされてもよい。以上のような接着剤を使う方法で、接続部保温部材LM2は、固定されてもよい。
固定手段P2は、長期間、構造物内に接続部保温部材LM2等と一緒に設置されるため、長期間の使用に耐久性がある素材が望ましい。また、固定手段P2は、結束バンド又は紐等のように接続部保温部材LM2を締めて固定する器具が望ましい。固定手段P2を締めると、継手部品CNと、接続部保温部材LM2との間に生じる間隙を少なくできる。
また、結束バンド又は紐の固定手段P2は、安価な器具である場合が多いため、安価に接続部保温部材LM2を固定できる。
なお、接続部保温部材LM2には、以下のような目印があるのが望ましい。
図9は、目印の例を示す模式図である。図示する例では、目印MKとして、線が接続部保温部材LM2に付されている例である。なお、目印MKは、シール、切れ目又は塗料等である。つまり、目印MKは、固定手段P2が取り付けられる位置を示す印となるものであればよい。
図示するように、第3工程で接続部保温部材LM2がスライドすると、継手部品CN等は、接続部保温部材LM2で覆われて見えなくなる。そのため、どこを固定するのがよいのか分かりにくい状態となりやすい。そこで、継手部品CNと、接続部保温部材LM2との間に生じる間隙を少なくするため、結束バンド等による固定は、間隙がある位置等で行われるのが望ましい。
また、図7に示すように、位置決部材PPが用いられる場合には、目印MKは、位置決部材PPとの位置関係で付せられるのが望ましい。
なお、固定する位置及び目印MKは、2箇所に限られない。すなわち、固定は、1箇所でもよいし、3箇所以上でもよい。
<複数の冷媒配管がある場合について>
図10は、複数の冷媒配管がある場合の例を示す模式図である。図示するように、複数の冷媒配管がある場合には、接続部保温部材LM2は、それぞれの冷媒配管に挿入される。図示するように、接続部保温部材LM2は、隣接する冷媒配管に挿入された他の接続部保温部材LM2とは長手方向において(図では、上下方向、すなわち、X方向となる。)、異なる位置で固定されるのが望ましい。
例えば、図示するように、接続部保温部材LM2は、隣接する冷媒配管に挿入された他の接続部保温部材LM2より低い位置に順に設置される等である。図示する例は、左から右に向かって順に、接続部保温部材LM2を隣接する冷媒配管に挿入された他の接続部保温部材LM2より下にずらして固定する例である。なお、接続部保温部材LM2は、図示する配置に限られず、例えば、上下に交互にずらす、いわゆる千鳥状の配置等でもよい。
例えば、熱源等が屋上に設置され、かつ、熱源から室内の各部屋等に気体を冷媒配管で送る建築物等がある。このような場合には、熱源の近く、すなわち、屋上付近では、各部屋等から配管された冷媒配管が集まるため、冷媒配管が集中する。そのため、冷媒配管の間隔が狭くなったり、作業スペースが少なくなったりする場合がある。
長手方向において、接続部保温部材LM2の配置が一致すると、接続部保温部材LM2が重なるため、隣接する冷媒配管と間隔を接続部保温部材LM2の厚さ分、広くする配管の設計等のように設計が制約されたり、又は、接続部保温部材LM2同士が干渉して作業がしづらくなったりする不具合が生じやすい。一方で、図示するような構成とすると、接続部保温部材LM2同士が重ならないため、隣接する冷媒配管が接近していてもよい等の効果を奏する。
<配管保温部材について>
配管保温部材LM1は、例えば、ポリエチレン(polyethylene)等を含む素材である。また、配管保温部材LM1は、断熱材であるのが望ましい。したがって、配管保温部材LM1は、例えば、いわゆる独立気泡構造体等のように保温性が高い素材であるのが望ましい。さらに、配管保温部材LM1は、保温性を高めるため、多層構造であってもよい。
冷媒配管の中は、空調に用いる冷やされた空気又は熱せられた空気のいずれかが通過する。そして、通過する空気の熱気又は冷気ができるだけ冷媒配管から漏れないのが望ましい。したがって、配管保温部材LM1は、断熱材等のように、冷媒配管から熱気又は冷気が漏れにくい素材であるのが望ましい。
なお、ポリエチレンを含む素材であると、柔軟性が高い。そのため、曲げ加工等が容易となるので作業時間の短縮等が図れる。
また、配管保温部材LM1と、冷媒配管との間は、間隙が少ない方が望ましい。間隙があると、空気が入り込みやすくなり、結露が起こりやすくなる。そこで、配管保温部材LM1は、できるだけ冷媒配管に密着する素材であるのが望ましい。例えば、配管保温部材LM1押出形成等で製造される素材であるのが望ましい。このような素材であると、配管保温部材LM1と、冷媒配管とが密着しやすいため、結露の発生を少なくできる。
さらに、配管保温部材LM1は、表面をフィルム等でコーティングし、エンボス処理等がされているのが望ましい。例えば、エンボス処理が施されていると、配管保温部材LM1は、傷に強くなる。また、エンボス処理が施されていると、配管保温部材LM1は、曲げ加工等がされても皺が目立ちにくいため、美感が良くなる。
なお、配管保温部材LM1は、ポリエチレンを含む素材以外の素材であってもよい。すなわち、配管保温部材LM1は、上記の保温性等の効果を奏する素材であればよい。
<接続部保温部材について>
接続部保温部材LM2は、例えば、独立気泡構造体の断熱材であるのが望ましい。また、接続部保温部材LM2は、例えば、エチレン・プロピレンゴム(Ethylene Propylene Rubber)等の素材である。具体的には、接続部保温部材LM2は、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)等による合成ゴムを含む素材である。
EPDMは、ポリエチレン等の素材と比較して、熱伝導率が低い。そのため、EPDMは、保温性が高い素材である。また、EPDMは、ポリエチレン等の素材と比較して、使用できる温度範囲が広い素材である。ほかにも、EPDMは、軽量であって、柔軟性の高い素材である。このように、軽量であって、柔軟性の高い素材であると、作業が容易となる。
さらに、EPDMは、結露及び凍結等を少なくできる素材である。
また、接続部保温部材LM2は、難燃性の素材であるのが望ましい。すなわち、接続部保温部材LM2は、建築物内に用いられる素材であるため、火災等の災害にも適した素材であるのが望ましい。
接続部保温部材LM2は、第3工程等で配管保温部材LM1上をスライドさせる。したがって、配管保温部材LM1及び接続部保温部材LM2は、スライドさせやすい素材であるのが望ましい。具体的には、配管保温部材LM1及び接続部保温部材LM2の組み合わせによって、摩擦係数が定まる。摩擦係数が大きいと、スライドさせにくいため、配管保温部材LM1及び接続部保温部材LM2の組み合わせは、スライドさせやすい素材の組み合わせであるのが望ましい。
また、配管保温部材LM1の表面及び接続部保温部材LM2の内径側の面は、少なくとも一方が表面処理がされていてもよい。すなわち、接続部保温部材LM2をスライドさせやすくするための表面処理が施されていてもよい。
<機械式の継手部品について>
継手部品CNには、機械式と、ろう付け式とがある。ろう付け式は、継手部品CNを設置するのに、火を使う場合が多い。建築物は、火気厳禁である場合も多い。そのため、継手部品CNの設置は、機械式であるのが望ましい。また、機械式の方が作業が簡易である場合が多い。
また、例えば、図4に示すように、継手部品CNには、傾斜TPがある形状を有するのが望ましい。図示するように、機械式継手部品の中央へ向かって外径が大きくなるような傾斜TPであると、スライドさせた場合に、接続部保温部材LM2が引っ掛かりにくい。したがって、傾斜TPがあると、施工の作業が効率的にできる。
<配管について>
配管は、エアコンの設置等において、熱源又は室外機等につながるように建築物内に設置される。また、配管には、水配管と、冷媒配管とがある。このうち、冷媒配管は、例えば、−5℃乃至125℃程度の気体を通過させる配管である。
冷媒配管は、例えば、アルミニウム又は銅等を含む素材である。したがって、継手部品によってつながれる冷媒配管は、アルミニウム製の配管同士、銅製の配管同士又はアルミニウム製の配管と、銅製の配管との組み合わせのいずれでもよい。望ましくは、銅製の配管と比較して、軽量であって、かつ、安価なアルミニウム製の配管が用いられるのが望ましい。
<比較例>
図11は、比較例の機械式継手保温ユニットを示す図である。図示するように、比較例では、取り付ける保温部材LM3を長手方向に割り、割られた保温部材LM3に、継手部品CN等を挟み込むように設置する例である。
この比較例のような施工方法であると、保温部材LM3と、継手部品CNとの間に間隙SPが生じやすい。そのため、間隙SPに空気が入りこみやすい。そして、夏季等に配管に冷気を通すと、空気が冷やされて結露が生じる。この結露が、配管等を腐食させる。図示する比較例では、腐食部分DWが腐食している例である。
<まとめ>
まず、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2を配管保温部材LM1で覆う前工程が行われる。次に、第1工程によって、接続部保温部材LM2が設置される。続いて、第2工程が行われると、継手部品CNによって冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2をつなぐことができる。
さらに、第3工程では、接続部保温部材LM2をスライドさせて、継手部品CNの位置に、接続部保温部材LM2を移動させる。次に、第4工程では、目印MKがある箇所等で接続部保温部材LM2を固定させる。
このようにスライドさせる施工方法は、比較例のような保温部材で冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2を挟む施工方法より作業スペースが少なくてよい場合が多い。したがって、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2が集中しているような箇所等であっても、スライドさせる施工方法であると、保温部材を設置する作業が容易にできる。 以上のような施工方法で配管保温部材LM1により覆われた一の冷媒配管RP1及び配管保温部材LM1により覆われた他の冷媒配管RP2を接続させる機械式の継手部品CNと、接続部保温部材LM2とを有する接続部保温部材ユニットが設置される。
なお、接続部保温部材ユニットに、冷媒配管を更に加えて、冷媒配管ユニットが設置されてもよい。
また、比較例の施工方法等と比較して、上記のような施工方法は、冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2において、保温部材と、継手部品との間等に生じる間隙を少なくできる。そのため、結露等による冷媒配管RP1及び冷媒配管RP2の腐食等を少なくできる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態と同様に、接続部保温部材LM2をスライドさせる工程(以下「スライド工程」という。)を含む施工方法である。以下、異なる点を中心に説明し、第1実施形態と同様の部分は説明を省略する。
<スライド工程例>
図12は、第2実施形態におけるスライド工程の例を示す模式図である。例えば、第1実施形態の前工程と、第2工程とを行うと、図示するように、配管保温部材LM1の切れ目付近に、接続部保温部材LM2を配置できる。
配管保温部材LM1の長手方向(図示する例では、X軸方向となる。)の温度変化等による線膨張係数は、接続部保温部材LM2の線膨張係数よりも小さい。
スライド工程では、図示するように、配管保温部材LM1の切れ目に接続部保温部材LM2をスライドさせる。
なお、冷媒配管の長手方向における配管保温部材LM1の切れ目の間隔、すなわち、配管保温部材LM1同士の間と、接続部保温部材LM2の長さとをほぼ等しくして、配管保温部材LM1の切れ目と、接続部保温部材LM2の端部とがほぼ同じ位置になるようにする。ただし、接着用の糊代等とするため、配管保温部材LM1と、接続部保温部材LM2とは重なる部分があってもよい。以下、配管保温部材LM1の切れ目の間隔と、接続部保温部材LM2の長さとが等しい場合を例に説明する。
<接着工程例>
図13は、第2実施形態における接着工程の例を示す模式図である。例えば、接着剤等が接着部BDに塗布される。例えば、接着部BDには、スチレンブタジエンゴム系溶剤の接着剤等が塗布されるのが望ましい。スチレンブタジエンゴム系溶剤の接着剤は、冷媒配管を覆う保温部材を接着するのに適した素材である。そのため、スチレンブタジエンゴム系溶剤の接着剤が用いられると、配管保温部材LM1と、接続部保温部材LM2との接着性が良い。すなわち、配管保温部材LM1と、接続部保温部材LM2とが剥がれにくい。ここでは、LM21とLM11を接着し、LM22とLM12とを接着しているが、糊代を設けて接着してもよい。
なお、接続部保温部材ユニットは、以下のような構成でもよい。
図14は、第2実施形態において接着部品を用いる例を示す模式図である。図示するように、接着部BDとなる箇所には、接着部品P3があってもよい。接着部品P3は、例えば、リング状の形状である。なお、接着部品P3は、フランジ付きリジットの形状等でもよい。図示するような位置に接着部品P3があると、配管保温部材LM1と、接着部品P3とを接着することで、配管保温部材LM1と、接続部保温部材LM2とを接着できる。例えば、接続部保温部材LM2が、接着剤を直接塗布すると傷むような素材である場合には、接着部品P3があるのが望ましい。
<比較例>
例えば、配管保温部材に切れ目が生じると、保温部材と、冷媒配管との間に間隙が生じやすい。特に、アルミ製の冷媒配管では、温度差による伸び縮みが銅管と比較すると大きい。そのため、冷媒配管が伸びた状態となると、配管保温部材の切れ目の間隔が広くなり、間隙が生じやすい。このような間隙が生じると、結露が発生しやすい。したがって、冷媒配管の腐食等が発生しやすくなる。
そこで、本実施形態のように、あらかじめ切れ目を入れた構成とする。そして、切れ目となる部分に接続部保温部材をスライドさせ、切れ目を接続部保温部材で覆う構成とする。
<まとめ>
まず、前工程及び第1工程等を行うと、配管保温部材LM1及び接続部保温部材LM2を冷媒配管に設置できる。そして、スライド工程及び接着工程を行うと、配管保温部材LM1の切れ目で接続部保温部材LM2をつなぐことができる。このような施工方法が行われると、冷媒配管において、保温部材と、継手部品との間等に生じる間隙を少なくできる。そのため、結露等による冷媒配管の腐食等を少なくできる。
特に、接続部保温部材LM2がゴム等であると、伸び縮みが可能である。そのため、冷媒配管が、温度変化等によって伸縮しても、接続部保温部材LM2が伸び縮みするため、間隙を少なくできる。
従来の施工方法では、冷媒配管において、保温部材と、継手部品との間等に間隙が生じやすい。そして、間隙が生じると、間隙には、空気等が入り込みやすい。そのため、例えば、結露が発生しやすくなり、配管が腐食しやすくなる等の不具合が生じる場合が多い。
なお、上記のように、第2実施形態の施工方法は、継手となる以外の箇所で行われてもよい。
[その他の実施形態]
なお、施工方法は、上記の手順に限られない。例えば、各工程の間に、上記以外の工程が追加されてもよい。
また、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、上記の構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
RP、RP1、RP2 :冷媒配管
LM1 :配管保温部材
LM2 :接続部保温部材
CN :継手部品
P1 :機構部品
P2 :固定手段
MK :目印
SP :間隙

Claims (10)

  1. 配管保温部材により覆われた一の冷媒配管と、配管保温部材により覆われた他の冷媒配管とを接続した接続部分を保温するための接続部保温部材の施工方法であって、
    前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有する筒状の前記接続部保温部材に前記配管保温部材を挿入する第1工程と、
    前記一の冷媒配管と、前記他の冷媒配管とを継手部品で接続する第2工程と、
    前記接続部保温部材をスライドさせて前記継手部品に対応する位置に移動させる第3工程と、
    前記接続部保温部材を固定位置で固定する第4工程と
    を含む接続部保温部材の施工方法。
  2. 前記継手部品の外径が、前記配管保温部材の外径以上の大きさである
    請求項1に記載の接続部保温部材の施工方法。
  3. 前記接続部保温部材を固定させる位置を示す固定位置決部材が設けられ、
    前記第3工程において、
    前記固定位置決部材に基づいて、前記接続部保温部材をスライドさせる
    請求項1又は2に記載の接続部保温部材の施工方法。
  4. 前記第3工程では、第1目印に基づく位置までスライドさせ、
    前記第4工程では、第2目印に基づく位置において前記接続部保温部材を固定手段で固定する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接続部保温部材の施工方法。
  5. 前記継手部品は、
    前記冷媒配管側から当該継手部品の中央へ向かって外径が大きくなるように形成されている
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の接続部保温部材の施工方法。
  6. 前記継手部品により接続された冷媒配管を所定の空間内に複数並設する場合において、
    隣接する冷媒配管に設けられた前記接続部保温部材は、前記冷媒配管の長手方向に位置をずらして配置される
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の接続部保温部材の施工方法。
  7. 配管保温部材により覆われた一の冷媒配管と、配管保温部材により覆われた他の冷媒配管とを接続した接続部分を保温するための接続部保温部材であって、
    該接続部保温部材は、
    前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有した筒状の保温部材であり、
    当該接続部保温部材に前記配管保温部材が挿入された状態で、前記一の冷媒配管と、前記他の冷媒配管とを継手部品で接続した後に当該接続部保温部材をスライドさせて前記継手部品に対応する固定位置に移動させて固定することにより前記接続部分を覆うこと
    を特徴とする接続部保温部材。
  8. 配管保温部材により覆われた一の冷媒配管及び配管保温部材により覆われた他の冷媒配管を接続させる継手部品と、前記配管保温部材を覆う接続部保温部材とを有する接続部保温部材ユニットであって、
    該接続部保温部材は、
    前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有した筒状の保温部材であり、
    当該接続部保温部材に前記配管保温部材が挿入された状態で、前記一の冷媒配管と他の冷媒配管とを継手部品で接続した後に当該接続部保温部材をスライドさせて前記継手部品に対応する固定位置に移動させて固定することにより接続部分を覆うこと
    を特徴とする
    接続部保温部材ユニット。
  9. 冷媒配管と、配管保温部材により覆われた一の冷媒配管及び配管保温部材により覆われた他の冷媒配管を接続させる継手部品と、前記配管保温部材を覆う接続部保温部材とを有する冷媒配管ユニットであって、
    該接続部保温部材は、
    前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有した筒状の保温部材であり、
    当該接続部保温部材に前記配管保温部材が挿入された状態で、前記一の冷媒配管と他の冷媒配管とを継手部品で接続した後に当該接続部保温部材をスライドさせて前記継手部品に対応する固定位置に移動させて固定することにより接続部分を覆うこと
    を特徴とする
    冷媒配管ユニット。
  10. 配管保温部材により覆われた冷媒配管に接続部保温部材を設置する施工方法であって、
    前記配管保温部材の外径を覆うことが可能な内径を有する筒状の前記接続部保温部材に前記配管保温部材を挿入する工程と、
    前記接続部保温部材をスライドさせて前記配管保温部材の切れ目に移動させる工程と、
    前記接続部保温部材を前記配管保温部材に固定する工程と
    を含む施工方法。

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