JP2019142486A - ワイパ駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】2バッテリ構成の冗長システムに適用できる簡素な回路構成のワイパ駆動回路を提供する。【解決手段】電源失陥が発生していないときには、Lo端子111aへの電力供給が第1バッテリBATT1で行われ、Hi端子111bへの電力供給が第2バッテリBATT2で行われるようにする。そして、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2のうちのいずれか一方に電源失陥が発生したときには、電源失陥していない他方によってワイパモータ111への電力供給が行われるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に備えられるワイパ装置の駆動を行うワイパ駆動回路に関するものである。
従来より、車両に備えられるワイパ装置の駆動を行うためのワイパ駆動回路が知られている。ワイパ駆動回路は、運転者によるワイパスイッチの操作状態をワイパ制御用の電子制御装置(以下、制御ECUという)に入力し、その操作状態に応じてワイパモータを制御することでワイパ装置を駆動するものである(例えば、特許文献1参照)。
近年、車両において、先進運転システム(ADAS)による自動運転などの開発が進められている。自動運転時には、例えば12Vバッテリの電源系統が失陥した場合でも危険回避を継続できるように、重要負荷においては2バッテリ構成の電源冗長システムが検討されている。例えば、ヘッドランプでは、左右のランプを別電源に分離することで、一方の電源が失陥しても他方の電源に基づいて左右いずれか一方のランプによる照明が行われるようにすることで、視界確保することなどが検討されている。
特開2002−29389号公報
しかしながら、自動運転時の視界確保という面において、ワイパ装置も重要負荷であるが、一般的なフロントウィンドシールド用のワイパ装置を駆動するためのワイパモータの電源系統では、電源の冗長対応が困難である。
例えば、従来のワイパモータの駆動に用いられるワイパ駆動回路などは図3の回路構成とされている。ワイパ駆動回路200は、メインリレー201と切替リレー202および制御ECU203を備え、モータユニット210に備えられるワイパモータ211を制御する。ワイパスイッチ220が操作されると、制御ECU203は、メインリレー201のリレーコイル201aへの通電を行うことでメインリレースイッチ201bをオフ状態からオン状態に切り替える。また、制御ECU203は、ワイパスイッチ220がワイパ速度のLo、Hiのいずれに操作されているかに基づいて、切替リレー202のリレーコイル202aへの通電を行ったり行わなかったりすることで、切替リレースイッチ202bの可動接点がLo接点とHi接点のいずれかに接続されるようにする。
そして、運転者がワイパ速度をLoとするようにワイパスイッチ220を操作した場合には、バッテリBATTからの電力供給が図中実線矢印で示した経路で行われる。すなわち、バッテリBATTからメインリレー201および切替リレー202のLo接点側を通じてワイパモータ211のLo端子211aに電流が流れる経路で電力供給が行われる。また、運転者がワイパ速度をHiとするようにワイパスイッチ220を操作した場合には、バッテリBATTからの電力供給が図中破線矢印で示した経路で行われる。すなわち、バッテリBATTからメインリレー201および切替リレー202のHi接点側を通じてワイパモータ211のHi端子211bに電流が流れる経路で電力供給が行われる。
このように、電源として1つのバッテリBATTからの電力供給に基づき、メインリレー201と切替リレー202とが直列接続された構成とすることで、ワイパモータ211へのLo端子211aへの電力供給とHi端子211bへの電力供給の切り替えが行える構成としている。このため、2つの電源からの電力供給が行われるような回路構成とすることが困難である。
対応案としては、冗長電源に対応できるワイパモータの新設や、左右2つのワイパ装置に別電源のモータをそれぞれ設定する2モータ方式にすることが挙げられる。しかし、新たにワイパモータの設計が必要になったり、2モータ方式の回路構成が必要になるなど、システムが複雑になるし、コスト高を招くことになる。
本発明は上記点に鑑みて、2バッテリ構成の冗長システムに適用できる簡素な回路構成のワイパ駆動回路を提供することを目的とする。また、2バッテリ構成の冗長システムにも適用できる1バッテリ構成のシステムに適用されたワイパ駆動回路を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のワイパ駆動回路は、車両に備えられる第1バッテリ(BATT1)および第1バッテリとは別に設けられた第2バッテリ(BATT2)からの電力供給に基づいて、第1端子(111a)と第2端子(111b)および接地端子(111c)を有するワイパモータ(111)の駆動を制御し、第1端子(111a)への通電を行うことでワイパモータ(111)を第1速度で駆動させ、第2端子(111b)への通電を行うことでワイパモータ(111)を第1速度よりも高速な第2速度で駆動させる。そして、第1バッテリ(BATT1)と第1端子(111a)との間のオンオフを制御する第1制御スイッチ(101)と、第2バッテリ(BATT2)と第2端子(111b)との間のオンオフを制御する第2制御スイッチ(102)と、ワイパスイッチ(120)がワイパモータ(111)を第1速度で駆動させる第1モードに操作されていると、第1制御スイッチ(101)をオンすると共に第2制御スイッチ(102)をオフすることで第1バッテリ(BATT1)から第1端子(111a)への通電を行い、ワイパスイッチ(120)がワイパモータ(111)を第2速度で駆動させる第2モードに操作されていると、第2制御スイッチ(102)をオンすると共に第1制御スイッチ(101)をオフすることで、第2バッテリ(BATT2)から第2端子(111b)への通電を行うワイパ制御用の電子制御装置(103)と、を有した構成とされている。
このような構成において、電子制御装置(103)は、第1バッテリ(BATT1)の電位に対応する電位と第2バッテリ(BATT2)の電位に対応する電位をモニタし、ワイパスイッチが第1モードに操作されている際に第1バッテリ(BATT1)の電源失陥を判定すると、第2制御スイッチ(102)をオンして第2バッテリ(BATT2)から第2端子(111b)への通電を行うことでワイパモータ(111)の駆動を行い、ワイパスイッチが第2モードに操作されている際に第2バッテリ(BATT2)の電源失陥を判定すると、第1制御スイッチ(101)をオンして第1バッテリ(BATT1)から第1端子(111a)への通電を行うことでワイパモータ(111)の駆動を行う。
このように、電源失陥が発生していないときには、第1端子(111a)への電力供給が第1バッテリ(BATT1)で行われ、第2端子(111b)への電力供給が第2バッテリ(BATT2)で行われるようにしている。そして、第1バッテリ(BATT1)と第2バッテリ(BATT2)のうちのいずれか一方に電源失陥が発生したときには、電源失陥していない他方によってワイパモータ(111)への電力供給が行われるようにしている。これにより、電源失陥時にもワイパ装置の駆動が確保され、視界確保することが可能となる。よって、2バッテリ構成の冗長システムに適用できる簡素な回路構成のワイパ駆動回路を提供することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかるワイパ駆動回路が2バッテリ構成の冗長システムに適用された場合の回路図である。 第1実施形態にかかるワイパ駆動回路が1バッテリ構成に適用された場合の回路図である。 第1実施形態にかかるワイパ駆動回路が1バッテリ構成に適用された場合の回路図である。 従来のワイパ駆動回路の構成を示した回路図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本実施形態にかかるワイパ駆動回路100について説明する。図1は、本実施形態にかかるワイパ駆動回路100が2バッテリ構成の冗長システムに適用された場合の回路図である。
図1に示すように、ワイパ駆動回路100は、第1リレー101と第2リレー102および制御ECU103などを備えた構成とされている。このワイパ駆動回路100は、モータユニット110に備えられるワイパモータ111を制御するためのものである。ワイパモータ111は、図示しないフロントウィンドシールドのワイパ装置の駆動を行うものであり、第1端子に相当するLo端子111aと第2端子に相当するHi端子111bおよび接地(GND)端子111cを有した汎用品である。ワイパモータ111は、Lo端子111aへの通電に基づいて比較的低速で回転させられ、Hi端子111bへの通電に基づいてLo端子111aへの通電時よりも高速で回転させられるようになっている。
第1リレー101は、第1リレーコイル101aおよび第1スイッチ101bを有した構成とされている。第1リレーコイル101aは、制御ECU103からの通電に基づいて第1スイッチ101bのオンオフを制御する。第1スイッチ101bは、第1バッテリBATT1とワイパモータ111におけるLo端子111aとの間を接続する第1通電配線L1のオンオフを制御するものである。ここでは、第1リレーコイル101aへの通電が行われていないときには、第1スイッチ101bは、第1通電配線L1をオフして遮断状態とする。そして、第1リレーコイル101aへの通電が行われると、第1スイッチ101bは、第1通電配線L1をオンして導通状態とし、第1バッテリBATT1からLo端子111aへの通電を可能とする。
第2リレー102は、第2リレーコイル102aおよび第2スイッチ102bを有した構成とされている。第2リレーコイル102aは、制御ECU103からの通電に基づいて第2スイッチ102bのオンオフを制御する。第2スイッチ102bは、第2バッテリBATT2とワイパモータ111におけるHi端子111bとの間を接続する第2通電配線L2のオンオフを制御するものである。ここでは、第2リレーコイル102aへの通電が行われていないときには、第2スイッチ102bは、第2通電配線L2をオフして遮断状態とする。そして、第2リレーコイル102aへの通電が行われると、第2スイッチ102bは、第2通電配線L2をオンして導通状態とし、第2バッテリBATT2からHi端子111bへの通電を可能とする。
制御ECU103は、ワイパスイッチ120の操作状態に基づいて、第1リレー101や第2リレー102を制御し、ワイパモータ111のオンオフを制御する。
具体的には、制御ECU103は、運転者がワイパ速度を第1速度に相当する低速なLoとするようにワイパスイッチ120をLoモードに操作した場合には、第1リレー101を通じてワイパモータ111のLo端子111aへの通電が行われるような制御を行う。すなわち、第1リレーコイル101aへの通電を行うことで、第1スイッチ101bをオンする。これにより、第1通電配線L1を通じて、第1バッテリBATT1からLo端子111aへの通電が行われる。なお、このときには、制御ECU103は、第2リレー102については動作させず、第2スイッチ102bはオフの状態とされる。
また、制御ECU103は、運転者がワイパ速度をLoよりも高速な第2速度に相当するHiとするようにワイパスイッチ120をHiモードに操作した場合には、第2リレー102を通じてワイパモータ111のHi端子111bへの通電が行われるような制御を行う。すなわち、第2リレーコイル102aへの通電を行うことで、第2スイッチ102bをオンする。これにより、第2通電配線L2を通じて、第2バッテリBATT2からHi端子111bへの通電が行われる。なお、このときには、制御ECU103は、第1リレー101については動作させず、第1スイッチ101bはオフの状態とされる。
さらに、制御ECU103は、第1バッテリBATT1および第2バッテリBATT2の電源失陥を監視しており、一方の電源失陥時に、他方を電源として用いてワイパモータ111の駆動が行えるようにしている。
具体的には、制御ECU103は、第1入力配線IN1を通じて第1通電配線L1に接続されており、第1バッテリBATT1の電位と対応する電位として、第1バッテリBATT1と第1リレー101との間の電位(以下、第1電位という)を入力する。また、制御ECU103は、第2入力配線IN2を通じて第2通電配線L2に接続されており、第2バッテリBATT2の電位と対応する電位として、第2バッテリBATT2と第2リレー102との間の電位(以下、第2電位という)を入力する。
これに基づき、制御ECU103は、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2の少なくとも一方からの電力供給を受けて作動させられると共に、第1電位や第2電位が正常の電圧値であるかを判定することで第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2の電源失陥の判定を行う。すなわち、制御ECU103は、第1電位が所定の閾値以下、例えばGND電位になっていると第1バッテリBATT1が電源失陥していると判定する。また、制御ECU103は、第2電位が所定の閾値以下、例えばGND電位になっていると第2バッテリBATT2が電源失陥していると判定する。そして、制御ECU103は、運転者がワイパ装置を作動させるべくワイパスイッチ120を操作した状態において、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2の一方が電源失陥していると判定した場合、他方を電源として用いてワイパモータ111の動作を行うようになっている。なお、この作動の詳細については後述する。
ここで、第1入力配線IN1と第2入力配線IN2には、それぞれ、制御ECU103側から第1バッテリBATT1や第2バッテリBATT2側への電流の回り込み防止用のダイオード104、105が備えられている。これらダイオード104、105が備えられていることから、仮に、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2の一方に電源失陥が生じても、電流の回り込みによって他方の電源失陥を引き起こさないようにできる。
例えば、第1バッテリBATT1が短絡して電源失陥が生じた場合、第1通電配線L1が接地状態となったとする。この場合、第1入力配線IN1が制御ECU103に入力される電位が0になる。ここで、制御ECU103内の回路構成によっては、第1入力配線IN1と第2入力配線IN2とが電気的に接続される構成もしくはそれと等価な状態となる。この場合、ダイオード104、105を備えていないと、第2バッテリBATT2から第2通電配線L2→第2入力配線IN2→制御ECU103→第1入力配線IN1→第1通電配線L1を順に通って第1バッテリBATT1側に電流が回り込むループが形成され得る。このようなループが形成されると、第2バッテリBATT2からワイパモータ111への電力供給が行えなくなる。このため、ダイオード104、105を備えることで、回り込みループが形成されることを防止でき、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2のうち電源失陥していない方からワイパモータ111への電力供給が行われるようにできる。
また、ワイパ駆動回路100には、オフスイッチ106が備えられている。ここでは、オフスイッチ106は、NchMOSFETによって構成されており、ワイパモータ111と接地電位点との間のオンオフを制御する。本実施形態の場合、Lo端子111aと接地電位点との間にオフスイッチ106を備えてあり、ここでは第1通電配線L1にオフスイッチ106を接続してある。
オフスイッチ106は、ワイパ装置の駆動を停止する際にワイパモータ111の制動を制御するためのスイッチであり、ワイパモータ111のハイサイド側と接地電位点との間のオンオフを制御する。
ワイパスイッチ120がLoモードもしくはHiモードからワイパモータ111を停止させるオフモードに切り替えられたとき、第1リレー101もしくは第2リレー102をオフしてワイパモータ111への通電が停止される。このとき、ワイパモータ111の回転慣性力により起電力が発生させられ、ワイパモータ111の制動が遅くなり得る。このため、オフスイッチ106をオンさせることでワイパモータ111の両端の電位を接地電位、つまり0にし、ワイパモータ111がより早く制動させられるようにする。ここでは、オフスイッチ106は、ワイパモータ111のハイサイド側として第1端子に相当するLo端子111aの電位を接地電位とする回路構成としているが、第2端子に相当するHi端子111bの電位を接地電位とする回路構成とされていても良い。
なお、ワイパモータ111が備えられるモータユニット110には、ワイパカムスイッチ112が備えられている。ワイパカムスイッチ112は、周知のものであるため、ここでは詳細構造については説明しないが、ワイパ装置が停止位置から駆動されて途中位置に有るときには接地電位点から切り離され、ワイパ装置が停止位置に有るときには接地電位点に接続される。このワイパカムスイッチ112の動作により、ワイパ装置が途中位置に有るときに運転者がワイパスイッチ120をオフ操作したとしても、確実にワイパ装置が停止位置まで戻されるようになっている。
また、第1通電配線L1のうち第1バッテリBATT1と第1リレー101との間と、第2通電配線L2のうち第2バッテリBATT2と第2リレー102との間には、それぞれ、第1ヒューズ130と第2ヒューズ131が備えられている。これにより、過電流がワイパモータ111に流れることを抑制できるようにしてある。
以上のような回路構成により、ワイパ駆動回路100が構成されている。続いて、このように構成されたワイパ駆動回路100の作動について説明する。
まず、運転者によるワイパスイッチ120の操作が行われていない状態では、第1リレー101と第2リレー102が共にオフの状態とされることから、ワイパモータ111への電力供給が行われない。このため、ワイパ装置は駆動されない。
次に、運転者がワイパスイッチ120をLoモードに操作した場合には、ワイパスイッチ120から制御ECU103にその旨の制御信号が入力される。これにより、制御ECU103は、第1リレーコイル101aへの通電を行うことで、第1スイッチ101bをオンし、第1通電配線L1を通じて、第1バッテリBATT1からLo端子111aへの通電が行われるようにする。これにより、ワイパモータ111がLoのワイパ速度で駆動させられ、比較的低速度でワイパ装置が作動させられる。なお、このときには、制御ECU103は、第2リレー102については動作させない。このため、第2バッテリBATT2からワイパモータ111への通電は行われない。
続いて、運転者がワイパスイッチ120をHiモードに操作した場合には、ワイパスイッチ120から制御ECU103にその旨の制御信号が入力される。これにより、制御ECU103は、第2リレーコイル102aへの通電を行うことで、第2スイッチ102bをオンし、第2通電配線L2を通じて、第2バッテリBATT2からHi端子111bへの通電が行われるようにする。これにより、ワイパモータ111がHiのワイパ速度で駆動させられ、比較的高速度でワイパ装置が作動させられる。なお、このときには、制御ECU103は、第1リレー101については動作させない。このため、第1バッテリBATT1からワイパモータ111への通電は行われない。
そして、運転者がワイパ装置の駆動を停止すべくワイパスイッチ120をオフ操作した場合には、ワイパスイッチ120から制御ECU103にその旨の制御信号が入力される。これにより、制御ECU103は、第1リレー101および第2リレー102を共にオフすると共に、オフスイッチ106をオンする。したがって、ワイパモータ111の両端の電位が接地電位とされ、ワイパモータ111の回転慣性力によって起電力が発生させられても、ワイパモータ111を早く制動させて停止させることができる。
ここで、上記のような作動を行う際に、制御ECU103は、第1入力配線IN1および第2入力配線IN2を通じて第1電位および第2電位を入力し、第1バッテリBATT1および第2バッテリBATT2の電源失陥をモニタしている。
したがって、制御ECU103は、第1通電配線L1を通じてLo端子111aに通電を行っているときに第1バッテリBATT1が電源失陥したことを判定すると、第2リレー102をオンして第2通電配線L2を通じてHi端子111bに通電を行う。また、制御ECU103は、第2通電配線L2を通じてHi端子111bに通電を行っているときに第2バッテリBATT2が電源失陥したことを判定すると、第1リレー101をオンして第1通電配線L1を通じてLo端子111aに通電を行う。
これにより、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2のうちのいずれか一方が電源失陥したとしても、電源失陥していない他方によってワイパモータ111への電力供給が行われるようにできる。
以上説明したように、本実施形態のワイパ駆動回路100では、電源失陥が発生していないときには、Lo端子111aへの電力供給が第1バッテリBATT1で行われ、Hi端子111bへの電力供給が第2バッテリBATT2で行われるようにしている。そして、第1バッテリBATT1と第2バッテリBATT2のうちのいずれか一方に電源失陥が発生したときには、電源失陥していない他方によってワイパモータ111への電力供給が行われるようにしている。これにより、電源失陥時にもワイパ装置の駆動が確保され、視界確保することが可能となる。
そして、ワイパモータ111として既存のものを適用できることから、ワイパモータ111を新設しなくても良い。勿論、ワイパモータ111として、Lo端子111aおよびHi端子111bを備えていて回転速度を可変できるようなものが新設されても、それに本実施形態のワイパ駆動回路100を適用することもできる。
また、ここでは、ワイパ駆動回路100を2バッテリの冗長システムに適用した場合について説明した。車両によっては、ワイパ駆動回路をすべて2バッテリ構成の冗長システムを適用するのではなく、グレードに応じて冗長システムに適用する場合と適用しない場合に区別することもあり得る。そのときに、いずれの場合にも対応可能なワイパ駆動回路であると、共通のワイパ駆動回路を実装すれば良くなるため、部品数の削減や製造ラインの共通化なども図ることが可能となる。したがって、冗長システムではない1バッテリのシステムにもワイパ駆動回路100を適用できるようにしている。
図2Aは、1バッテリのシステムに対してワイパ駆動回路100を適用した場合の回路構成例を示している。
この図に示すように、第2通電配線L2や第2入力配線IN2を第1通電配線L1のうちの第1バッテリBATT1と第1リレー101との間に接続することで、第2リレー102も第1バッテリBATT1に接続されるようにする。そして、第1バッテリBATT1と第1リレー101および第2リレー102との間の電位が制御ECU103に入力されるようにする。具体的には、第1入力配線IN1を通じて第1バッテリBATT1の電位が制御ECU103に入力されるようにしてある。そして、第1入力配線IN1に電流の回り込み防止のダイオード104を備えてある。
なお、ここでは第1入力配線IN1を通じて第1バッテリBATT1の電位が制御ECU103に入力される形態とした。しかしながら、制御ECU103で第1バッテリBATT1の電位をモニタできれば良いため、各部の接続関係については任意である。例えば、第2入力配線IN2を通じて第1バッテリBATT1の電位が制御ECU103に入力される形態とされても良い。その場合、図1に示したような第2入力配線IN2の電流の回り込み防止のダイオード105が備えられることになる。第1入力配線IN1と第2入力配線IN2の両方を通じて第1バッテリBATT1の電位を制御ECU103に入力する必要はないが、図1に示す回路構成をそのまま用いても良い。その場合には、図1に示したダイオード104、105の双方を残すことで、電流の回り込み防止が行えるし、ワイパ駆動回路100のすべての回路構成を2バッテリの場合と同様にすることもできる。
このような構成としつつ、電源失陥が起きていないときの作動を第1実施形態と同様に行えば、第1バッテリBATT1よりLo端子111aへの通電もHi端子111bへの通電も両方とも行うことが可能となる。
また、図2Bは、1バッテリのシステムに対してワイパ駆動回路100を適用した場合のもう1つの回路構成例を示している。
上記したように、1バッテリのシステムにワイパ駆動回路100を適用する場合に、図1に示した回路構成をそのまま用いることもできる。その場合には、図2Bに示すように、第1ヒューズ130と第2ヒューズ131のうちワイパ駆動回路100に接続される端子と反対側の端子が共に第1バッテリBATT1に接続されるようにする。このような構成とする場合でも、基本的には2バッテリのシステムと同様の作動を行うことになる。そして、第1ヒューズ130や第2ヒューズ131に接続された電源ライン、すなわち第1通電配線L1や第2通電配線L2での第1バッテリBATT1の電源失陥を制御ECU103でモニタし、いずれか一方で電源失陥を判定した場合には、電源失陥していない他方の電源ラインを使用してワイパモータ111を駆動するという動作を行うことができる。
なお、電源失陥の原因としては様々なものがあり、ヒューズ切れ、ハーネスオープン、ショートなどが挙げられ、いずれの場合であっても、制御ECU103において、入力される電位に基づいて電源失陥として検出することができる。
これにより、ワイパ駆動回路100を2バッテリ構成の冗長システムに適用できるだけでなく、冗長システムに適用しない場合にも対応可能となる。したがって、部品数の削減や製造ラインの共通化などを図ることが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態で説明したワイパ駆動回路100は、一例を示したに過ぎず、他の回路構成であっても良い。例えば、第1通電配線L1のオンオフを制御する第1制御スイッチや第2通電配線L2のオンオフを制御する第2制御スイッチとして、機械的なスイッチである第1リレー101および第2リレー102を用いた。しかしながら、これは第1制御スイッチや第2制御スイッチの一例を示したに過ぎず、例えば第1制御スイッチや第2制御スイッチの少なくとも一方をMOSFETなどの半導体スイッチによって構成しても良い。
ただし、MOSFETなどの半導体スイッチは、寄生ダイオードが形成されることから、第1バッテリBATT1や第2バッテリBATT2を誤って逆接した場合、つまり正負の極性を逆にして接続した場合に、寄生ダイオードを経路として電流が流れ得る。このため、第1制御スイッチや第2制御スイッチに加えて、逆接保護回路を備える必要があるが、上記実施形態のように機械的なスイッチを用いることで、逆接保護回路を備えなくても良く、回路構成の簡素化を図ることが可能となる。
また、上記実施形態では、第1入力配線IN1や第2入力配線IN2にダイオード104、105を備えているが、制御ECU103が電流の回り込みが生じないような構成とされていれば備える必要はない。
また、上記実施形態では、ワイパスイッチ120にて、ワイパモータ111を第1速度となるLoにするLoモードと第1速度よりも高速なHiにするHiモードに切り替える形態について説明したが、間欠モードとなるIntモードが備えられるものであっても良い。また、ワイパモータ111を第1速度で駆動させる第1モードをLoモード、第2速度で駆動させる第2モードをHiモードとしたが、単にワイパスイッチ120にLo、Hiではなく、ワイパモータ111の駆動速度に対応する数字により第1モード、第2モードを示してあっても良い。
さらに、上記実施形態では、制御ECU103に第1電位として第1バッテリBATT1の電位が入力され、第2電位として第2バッテリBATT2の電位が入力されるようにしている。しかしながら、これらも一例を示したに過ぎず、第1電位や第2電位として第1バッテリBATT1や第2バッテリBATT2の電位に対応する電位、例えばこれらを分圧して降圧させた電位が制御ECU103に入力されるようにしても良い。
100 ワイパ駆動回路
101 第1リレー
102 第2リレー
103 制御ECU
104、105 ダイオード
106 オフスイッチ
110 モータユニット
111 ワイパモータ
111a Lo端子
111b Hi端子
111c 接地端子
120 ワイパスイッチ

Claims (10)

  1. 車両に備えられる第1バッテリ(BATT1)および前記第1バッテリとは別に設けられた第2バッテリ(BATT2)からの電力供給に基づいて、第1端子(111a)と第2端子(111b)および接地端子(111c)を有するワイパモータ(111)の駆動を制御し、前記第1端子(111a)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)を第1速度で駆動させ、前記第2端子(111b)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)を前記第1速度よりも高速な第2速度で駆動させるワイパ駆動回路(100)であって、
    前記第1バッテリ(BATT1)と前記第1端子(111a)との間のオンオフを制御する第1制御スイッチ(101)と、
    前記第2バッテリ(BATT2)と前記第2端子(111b)との間のオンオフを制御する第2制御スイッチ(102)と、
    ワイパスイッチ(120)が前記ワイパモータ(111)を前記第1速度で駆動させる第1モードに操作されていると、前記第1制御スイッチ(101)をオンすると共に前記第2制御スイッチ(102)をオフすることで前記第1バッテリ(BATT1)から前記第1端子(111a)への通電を行い、前記ワイパスイッチ(120)が前記ワイパモータ(111)を前記第2速度で駆動させる第2モードに操作されていると、前記第2制御スイッチ(102)をオンすると共に前記第1制御スイッチ(101)をオフすることで、前記第2バッテリ(BATT2)から前記第2端子(111b)への通電を行うワイパ制御用の電子制御装置(103)と、を有し、
    前記電子制御装置(103)は、前記第1バッテリ(BATT1)の電位に対応する電位と前記第2バッテリ(BATT2)の電位に対応する電位をモニタし、前記ワイパスイッチが前記第1モードに操作されている際に前記第1バッテリ(BATT1)の電源失陥を判定すると、前記第2制御スイッチ(102)をオンして前記第2バッテリ(BATT2)から前記第2端子(111b)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)の駆動を行い、前記ワイパスイッチが前記第2モードに操作されている際に前記第2バッテリ(BATT2)の電源失陥を判定すると、前記第1制御スイッチ(101)をオンして前記第1バッテリ(BATT1)から前記第1端子(111a)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)の駆動を行うことを特徴とするワイパ駆動回路。
  2. 前記第1制御スイッチは、前記第1バッテリ(BATT1)と前記第1端子(111a)との間に備えられた第1スイッチ(101b)と、前記第1スイッチ(101b)のオンオフを制御する第1リレーコイル(101a)と、を有する第1リレー(101)であり、
    前記第2制御スイッチは、前記第2バッテリ(BATT2)と前記第2端子(111b)との間に備えられた第2スイッチ(102b)と、前記第2スイッチ(102b)のオンオフを制御する第2リレーコイル(102a)と、を有する第2リレー(102)であることを特徴とする請求項1に記載のワイパ駆動回路。
  3. 前記第1端子(111a)もしくは前記第2端子(111b)と接地電位点との間のオンオフを制御するオフスイッチ(106)を有し、
    前記電子制御装置(103)は、前記ワイパスイッチ(120)が前記第1モードもしくは前記第2モードから前記ワイパモータ(111)を停止させるオフモードに切り替えられたとき、前記第1バッテリ(BATT1)もしくは前記第2バッテリ(BATT2)から前記ワイパモータ(111)への通電が停止させると共に前記オフスイッチ(106)をオンすることを特徴とする請求項1または2に記載のワイパ駆動回路。
  4. 前記電子制御装置は、前記第1バッテリ(BATT1)と前記第1制御スイッチ(101)との間に接続される第1入力配線(IN1)を通じて前記第1バッテリ(BATT1)の電位である第1電位を入力すると共に、前記第2バッテリ(BATT2)と前記第2制御スイッチ(102)との間に接続される第2入力配線(IN2)を通じて前記第2バッテリ(BATT2)の電位である第2電位を入力し、
    前記第1入力配線(IN1)には前記電子制御装置(103)から前記第1バッテリ(BATT1)側への電流の回り込み防止のダイオード(104)が備えられ、
    前記第2入力配線(IN2)には前記電子制御装置(103)から前記第2バッテリ(BATT2)側への電流の回り込み防止のダイオード(105)が備えられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のワイパ駆動回路。
  5. 車両に備えられるバッテリ(BATT1)からの電力供給に基づいて、第1端子(111a)と第2端子(111b)および接地端子(111c)を有するワイパモータ(111)の駆動を制御し、前記第1端子(111a)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)を第1速度で駆動させ、前記第2端子(111b)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)を前記第1速度よりも高速な第2速度で駆動させるワイパ駆動回路(100)であって、
    前記バッテリ(BATT1)と前記第1端子(111a)との間のオンオフを制御する第1制御スイッチ(101)と、
    前記バッテリ(BATT1)と前記第2端子(111b)との間のオンオフを制御する第2制御スイッチ(102)と、
    ワイパスイッチ(120)が前記ワイパモータ(111)を前記第1速度で駆動させる第1モードに操作されていると、前記第1制御スイッチ(101)をオンすると共に前記第2制御スイッチ(102)をオフすることで前記バッテリ(BATT1)から前記第1端子(111a)への通電を行い、前記ワイパスイッチ(120)が前記ワイパモータ(111)を前記第2速度で駆動させる第2モードに操作されていると、前記第2制御スイッチ(102)をオンすると共に前記第1制御スイッチ(101)をオフすることで、前記バッテリ(BATT1)から前記第2端子(111b)への通電を行うワイパ制御用の電子制御装置(103)と、を有し、
    前記電子制御装置(103)は、前記バッテリ(BATT1)の電位に対応する電位をモニタし、前記バッテリ(BATT1)の電源失陥が起きていないときには、前記ワイパスイッチが前記第1モードに操作されていれば、前記バッテリ(BATT1)から前記第1端子(111a)への通電が行われるようにし、前記ワイパスイッチが前記第2モードに操作されていれば、前記バッテリ(BATT1)から前記第2端子(111b)への通電が行われるようにするワイパ駆動回路。
  6. 前記バッテリ(BATT1)と前記第1制御スイッチ(101)との間が第1入力配線(IN1)を通じて接続されていると共に、前記バッテリ(BATT1)と前記第2制御スイッチ(102)との間が第2入力配線(IN2)を通じて接続され、
    前記第1入力配線(IN1)と前記第2入力配線(IN2)の少なくとも一方が前記電子制御装置(103)に接続され、前記第1入力配線(IN1)と前記第2入力配線(IN2)のうち前記電子制御装置(103)に接続されている方に、前記電子制御装置(103)から前記バッテリ(BATT1)側への電流の回り込み防止のダイオード(104、105)が備えられていることを特徴とする請求項5に記載のワイパ駆動回路。
  7. 車両に備えられるバッテリ(BATT1)からの電力供給に基づいて、第1端子(111a)と第2端子(111b)および接地端子(111c)を有するワイパモータ(111)の駆動を制御し、前記第1端子(111a)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)を第1速度で駆動させ、前記第2端子(111b)への通電を行うことで前記ワイパモータ(111)を前記第1速度よりも高速な第2速度で駆動させるワイパ駆動回路(100)であって、
    前記バッテリ(BATT1)と前記第1端子(111a)との間の電源ラインとなる第1通電配線(L1)のオンオフを制御する第1制御スイッチ(101)と、
    前記バッテリ(BATT1)と前記第2端子(111b)との間の電源ラインとなる第2通電配線(L2)のオンオフを制御する第2制御スイッチ(102)と、
    ワイパスイッチ(120)が前記ワイパモータ(111)を前記第1速度で駆動させる第1モードに操作されていると、前記第1制御スイッチ(101)をオンすると共に前記第2制御スイッチ(102)をオフすることで前記バッテリ(BATT1)から前記第1端子(111a)への通電を行い、前記ワイパスイッチ(120)が前記ワイパモータ(111)を前記第2速度で駆動させる第2モードに操作されていると、前記第2制御スイッチ(102)をオンすると共に前記第1制御スイッチ(101)をオフすることで、前記バッテリ(BATT1)から前記第2端子(111b)への通電を行うワイパ制御用の電子制御装置(103)と、を有し、
    前記電子制御装置は、前記バッテリ(BATT1)と前記第1制御スイッチ(101)との間に接続される第1入力配線(IN1)を通じて前記バッテリ(BATT1)の電位に対応する電位を入力すると共に、前記バッテリ(BATT1)と前記第2制御スイッチ(102)との間に接続される第2入力配線(IN2)を通じて前記バッテリ(BATT1)の電位に対応する電位を入力し、前記ワイパスイッチが前記第1モードまたは前記第2モードに操作されている際に、前記第1通電配線(L1)と前記第2通電配線(L2)のいずれか一方での前記バッテリ(BATT1)の電源失陥を判定した場合、前記第1通電配線(L1)と前記第2通電配線(L2)のうちの前記電源失陥が判定されていない他方を通じて前記バッテリ(BATT1)からの通電を行うことで前記ワイパモータ(111)の駆動を行うことを特徴とするワイパ駆動回路。
  8. 前記第1入力配線(IN1)には前記電子制御装置(103)から前記バッテリ(BATT1)側への電流の回り込み防止のダイオード(104)が備えられ、
    前記第2入力配線(IN2)には前記電子制御装置(103)から前記バッテリ(BATT1)側への電流の回り込み防止のダイオード(105)が備えられていることを特徴とする請求項7に記載のワイパ駆動回路。
  9. 前記第1制御スイッチは、前記バッテリ(BATT1)と前記第1端子(111a)との間に備えられた第1スイッチ(101b)と、前記第1スイッチ(101b)のオンオフを制御する第1リレーコイル(101a)と、を有する第1リレー(101)であり、
    前記第2制御スイッチは、前記バッテリ(BATT1)と前記第2端子(111b)との間に備えられた第2スイッチ(102b)と、前記第2スイッチ(102b)のオンオフを制御する第2リレーコイル(102a)と、を有する第2リレー(102)であることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載のワイパ駆動回路。
  10. 前記第1端子(111a)もしくは前記第2端子(111b)と接地電位点との間のオンオフを制御するオフスイッチ(106)を有し、
    前記電子制御装置(103)は、前記ワイパスイッチ(120)が前記第1モードもしくは前記第2モードから前記ワイパモータ(111)を停止させるオフモードに切り替えられたとき、前記バッテリ(BATT1)から前記ワイパモータ(111)への通電が停止させると共に前記オフスイッチ(106)をオンすることを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1つに記載のワイパ駆動回路。
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