JP2019139796A - 支援システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る自動火災報知設備100(以下、「自火報設備100」という。)及び支援システム200の構成の一例を示す図である。自火報設備100と支援システム200とは、信号線C1を介して接続される。
自動警報設備である自火報設備100は、火災感知手段である火災感知器1と、ガス漏れ感知手段であるガス漏れ検知器2と、火災受信機3とを備える。自火報設備100は、P型システムであってもR型システムであってもよい。火災感知器1は、例えば、煙感知器、熱感知器、炎感知器等の感知器である。火災感知器1とガス漏れ検知器2とは、防火対象物である建物の各部屋に設置される。ここで、建物とは、例えば、ホテル、マンション等の集合住宅、オフィスビル、商業施設などである。火災感知器1とガス漏れ検知器2とは、信号線C2を介して、又は信号線C2と中継器4とを介して、火災受信機3と接続される。火災感知器1とガス漏れ検知器2とは、各々識別情報を有し、火災やガス漏れ等の異状を感知すると、自機の識別情報を含む異状感知信号を火災受信機3に送信する。火災受信機3は、火災感知器1又はガス漏れ検知器2から異状感知信号を受信すると、当該信号に基づいて異状内容を判定し、判定した異状内容を示す異状信号を支援システム200に送信する。この異状信号には、異状を感知した火災感知器1又はガス漏れ検知器2の識別情報が含まれる。
支援システム200は、自衛消防隊の各隊員(又は、隊員候補者)が携帯する携帯端末7と、支援装置8とを備える。各携帯端末7と支援装置8とは、無線LAN等の通信回線C3を介して接続される。支援装置8は、信号線C1を介して火災受信機3と接続される。
携帯端末7は、スマートフォン、タブレット端末や携帯電話機等の携帯型のコンピュータ装置である。携帯端末7は、CPU等の演算部と、フラッシュメモリ等の記憶部と、液晶ディスプレイ等の表示部と、タッチセンサ等の入力部と、データ通信カード等の通信部とを備える。また、携帯端末7は、無線LANのアクセスポイントから発信されるビーコン信号を受信して、その電波強度に基づいて測位を行う測位部を備える。
図2は、支援装置8の機能的構成の一例を示すブロック図である。支援装置8は、自衛消防隊の活動を支援するための装置である。支援装置8は、CPU等の演算部81と、HDD等の記憶部82と、データ通信カード等の通信部83とを備える。記憶部82は、隊員データベース(以下、「データベース」を「DB」と記述する。)821と、設置場所DB822と、隊員候補DB823と、基準位置DB824と、作業内容DB825と、決定隊員DB826とを記憶する。なお、記憶部82は、通信回線C3を介して接続される外部サーバに設置されてもよい。
次に、支援装置8により実行される自衛消防隊編成処理について説明する。図3は、自衛消防隊編成処理の一例を示すフローチャートである。
以上が、隊員候補選択処理についての説明である。
以上が、自衛消防隊編成処理についての説明である。
以上が、隊員候補再選択処理についての説明である。
上記の実施形態は下記のように変形してもよい。また、下記の変形例は他の1以上の変形例と組み合わせてもよい。
上記の実施形態に係る隊員候補DB823、基準位置DB824、作業内容DB825及び決定隊員DB826では、フロア単位で情報が格納されることが想定されているが、フロア以外の区画(例えば、部屋、テナント)単位で情報が格納されてもよい。また、これのデータベースでは、初期消火班、避難誘導班、安全防護班、通報連絡班、応急救護班、非常持出班等の役割ごとに情報が格納されることが想定されているが、さらに細分化された役割ごとに情報が格納されてもよい。例えば、初期消火班を、水を出すために消火栓のバルブを開くバルブ担当、ホースがからまらないようにするホース担当、異状位置に向けて放水するノズル担当の3つの役割に細分化して、各役割について情報を格納するようにしてもよい。
上記の実施形態に係る携帯端末7では、無線LANのアクセスポイントから発信されるビーコン信号を利用して測位が行われているが、PDR(歩行者デッドレコニング)を併用してもよい。または、他の測位技術が用いられてもよい。例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を利用した測位方式や、IMES(Indoor Messaging System)を利用した測位方式や、音波信号を利用した測位方式を採用してもよい。
上記の実施形態に係る自衛消防隊編成処理では、火災受信機3から異状信号が受信されてから、支援装置8において、各携帯端末7の位置情報の取得が行われているが、位置情報の取得は支援装置8において定期的に行われていてもよい。
上記の実施形態に係る感知手段が感知する異状は火災やガス漏れであったが、他の異状を感知するようにしてもよい。例えば、漏電や水漏れや地震などを感知するようにしてもよい。
上記の実施形態に係る支援装置8が備える機能の全部又は一部は、火災受信機3により提供されてもよい。その場合、火災受信機3は、支援システム200を構成する。
Claims (3)
- 自衛消防隊の各隊員が携帯する携帯端末と自衛消防隊の役割を関連付けて記憶する記憶部と、
前記携帯端末から送信された応援要請を受信する応答受信部と、
前記応援要請を送信した携帯端末に関連付けられた役割に基づき、応援位置を特定する異常発生位置特定部と、
前記応援要請を送信した携帯端末を携帯する隊員の活動への応援指示を、前記応援要請を送信した携帯端末以外の携帯端末に送信する役割指示送信部と
を備えたことを特徴とする支援システム。 - 自衛消防隊の各役割について複数の隊員候補者を記憶する隊員候補記憶手段と、
前記自衛消防隊の各役割について基準位置を記憶する基準位置記憶手段と、
前記隊員候補記憶手段に記憶される一の役割に対応する複数の隊員候補者が携帯する各携帯端末の位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、
前記一の役割に対応する複数の隊員候補者の中から、前記基準位置記憶手段に記憶される前記一の役割に対応する基準位置に最も近い第1の隊員候補者を、前記取得された位置情報に基づいて選択する隊員候補選択手段と
を備え、
前記記憶部は、前記選択された第1の隊員候補者が携帯する携帯端末と自衛消防隊の役割を関連付けて記憶し、
前記役割指示送信部は、役割が関連付けられていない携帯端末に前記応援指示を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の支援システム。 - 前記役割指示送信部は、自衛消防隊の役割が関連付けられた前記携帯端末に対して、自衛消防隊の役割指示を送信し、役割指示された活動を完了した情報を送信した前記携帯端末に前記応援要請を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の支援システム。
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2019
- 2019-04-22 JP JP2019081032A patent/JP6761881B2/ja active Active
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