JP2019139560A - 原価計算装置、原価計算方法、および、原価計算プログラム - Google Patents

原価計算装置、原価計算方法、および、原価計算プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の実際原価計算処理と共に各商品特有の販売原価計算処理を行うことで販売原価を取得することができ、各商品特有の販売原価を加味した粗利計算も併せて取得ことができる原価計算装置、原価計算方法、および、原価計算プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】商品の売上数量、ならびに、商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得し、原価マスタおよび通有売上データに基づいて、商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、原価計算装置、原価計算方法、および、原価計算プログラムに関する。
特許文献1には、対象製品の製造工程に係る情報から、対象製品固有の標準的な労務費、材料費および経費等を計算することで、対象製品の実際原価と比較するための標準原価を計算する構成が開示されている。
特開2009−122987号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、製品ごとに実際の売上金額から各商品通有の要素の原価を算出し、更に、各商品特有の要素の原価を算出し、且つ、各商品特有の粗利を算出することはできなかったという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、商品の実際原価計算処理と共に各商品特有の販売原価計算処理を行うことで販売原価を取得することができ、各商品特有の販売原価を加味した粗利計算も併せて取得ことができる原価計算装置、原価計算方法、および、原価計算プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る原価計算装置は、記憶部と制御部とを備えた原価計算装置であって、前記記憶部は、商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定した原価マスタを記憶する原価記憶手段、を備え、前記制御部は、前記商品の売上数量、ならびに、前記商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する商品通有売上取得手段と、前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する商品特有売上取得手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記特有原価は、前記商品の計量単位あたりの工賃を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記特有原価は、前記商品の荷姿単位あたりの工賃を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記商品特有売上取得手段は、前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記特有原価計算基準値を用いて前記商品特有の前記工賃を計算し、前記通有原価に当該工賃を加えた前記特有原価を計算し、当該特有原価を含む前記特有売上データを取得することを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記通有売上データは、前記商品の売上金額を含み、前記商品特有売上取得手段は、前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記特有原価を計算し、前記売上金額から前記特有原価を差し引いた特有粗利金額を計算し、当該特有粗利金額を含む前記特有売上データを取得することを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記特有原価は、前記商品に係るマージンを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記特有原価計算基準値は、マージン計算基準値を含み、前記商品特有売上取得手段は、前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記通有原価を前記マージン計算基準値で除した商から、当該通有原価を引いた金額を前記マージンとして計算し、当該マージンを含む前記特有原価を含む前記特有売上データを取得することを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記原価マスタは、更に、通有原価単価が設定され、前記商品通有売上取得手段は、前記商品の売上数量に前記通有原価単価を乗じた前記通有原価を計算し、当該売上数量および当該通有原価を含む前記通有売上データを取得することを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算装置において、前記工賃は、移動費を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算方法は、記憶部と制御部とを備えた原価計算装置に実行させるための原価計算方法であって、前記記憶部は、商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定した原価マスタを記憶する原価記憶手段、を備え、前記制御部で実行させる、前記商品の売上数量、ならびに、前記商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する商品通有売上取得ステップと、前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する商品特有売上取得ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る原価計算プログラムは、記憶部と制御部とを備えた原価計算装置に実行させるための原価計算プログラムであって、前記記憶部は、商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定した原価マスタを記憶する原価記憶手段、を備え、前記制御部において、前記商品の売上数量、ならびに、前記商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する商品通有売上取得ステップと、前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する商品特有売上取得ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、各商品の原価を正しく把握することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、売上照会にて、商品通有原価の確認だけでなく、各商品の商品特有原価の確認をすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、商品荷姿単位での原価内訳の取得だけでなく、商品を構成する計量単位での原価設定が可能となるという効果を奏する。また、本発明によれば、売上照会にて、商品通有粗利金額の確認だけでなく、各商品の商品特有粗利金額の確認をすることができるという効果を奏する。
図1は、原価計算装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態における原価マスタの一例を示す図である。 図3は、本実施形態における原価計算装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態における原価構成の一例を示す図である。 図5は、本実施形態における販売原価計算処理の一例を示す図である。 図6は、本実施形態における販売原価計算処理の一例を示す図である。 図7は、本実施形態における売上照会画面の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
まず、本発明の概要を説明する。
従来、商品の原価計算では、商品荷姿単位での原価内訳となっているため、重量等によって発生する工賃等の各商品特有の原価の設定ができず、手作業で各商品特有の原価を最計算していたため、処理に時間がかかっていた。
そこで、本実施形態においては、実際原価計算処理後に、各商品特有の販売原価計算処理を自動的に行うことで、各商品特有の原価および粗利金額の照会を時間をかけずに可能にしている。
[2.構成]
本実施形態に係る原価計算装置100の構成の一例について、図1から図2を参照して説明する。図1は、原価計算装置100の構成の一例を示すブロック図である。
原価計算装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、原価計算装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
原価計算装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。原価計算装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、原価計算装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、原価計算装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、原価マスタ106aと、売上ファイル106bとを備えている。
原価マスタ106aは、商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定したマスタである。ここで、原価マスタ106aは、通有原価単価(実際原価単価)が設定されていてもよい。また、特有原価計算基準値は、マージン計算基準値および/または工賃計算基準値等を含んでいてもよい。ここで、工賃計算基準値には、移動費計算基準値を含んでいてもよい。原価マスタ106aは、商品名称、商品コードおよび改定日付等を記憶していてもよい。
ここで、図2を参照して、本実施形態における原価マスタ106aの一例について説明する。図2は、本実施形態における原価マスタ106aの一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態における原価マスタ106aにおいては、商品、改定月、ならびに、各商品特有のマージン計算基準値、移動費計算基準値および移動費計算基準値以外の3つの工賃計算基準値が設定されている。
図1に戻り、売上ファイル106bは、売上データを記憶する。ここで、売上データは、通有売上データおよび/または特有売上データであってもよい。ここで、通有売上データは、商品名称、商品コード、商品の売上数量(売上重量、売上数および/または売上質量等)、商品の売上金額、商品の通有原価単価(実際原価単価)、商品の通有原価(実際原価)および/または商品の通有粗利金額(実際粗利金額)等を含んでいてもよい。ここで、通有原価は、商品に係る材料費および労務費等を含んでいてもよい。また、通有粗利金額は、売上金額から通有原価を差し引いた金額であってもよい。また、特有売上データは、商品名称、商品コード、商品の売上数量、商品の売上金額、商品の特有原価単価(販売原価単価)、商品の特有原価(販売原価)、商品の特有粗利金額(販売粗利金額)、商品の通有原価単価(変更前原価単価)、商品の通有原価(変更前原価)および/または商品の通有粗利金額(変更前粗利金額)等を含んでいてもよい。ここで、特有粗利金額は、売上金額から特有原価を差し引いた金額であってもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、原価計算装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、商品通有売上取得部102aと、商品特有売上取得部102bと、売上照会部102cとを備えている。
商品通有売上取得部102aは、商品の売上数量、ならびに、商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する。ここで、商品通有売上取得部102aは、商品の売上数量に通有原価単価を乗じた通有原価を計算し、当該売上数量および当該通有原価を含む通有売上データを取得してもよい。また、商品通有売上取得部102aは、売上金額から通有原価を差し引いた通有粗利金額を計算し、当該通有粗利金額を含む通有売上データを取得してもよい。また、商品通有売上取得部102aは、通有売上データを売上ファイル106bに格納してもよい。すなわち、商品通有売上取得部102aは、実際原価計算処理を実行する。
商品特有売上取得部102bは、原価マスタ106aおよび通有売上データに基づいて、商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する。ここで、特有原価は、商品の計量単位あたりの工賃を含んでいてもよい。ここで、工賃は、移動費を含んでいてもよい。また、特有原価は、商品の荷姿単位等あたりの工賃を含んでいてもよい。また、商品特有売上取得部102bは、原価マスタ106aおよび通有売上データに基づいて、特有原価計算基準値を用いて商品特有の工賃を計算し、通有原価に当該工賃を加えた特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得してもよい。また、商品特有売上取得部102bは、売上金額から特有原価を差し引いた特有粗利金額を計算し、当該特有粗利金額を含む特有売上データを取得してもよい。また、特有原価は、商品に係るマージン(販管費等)を含んでいてもよい。また、商品特有売上取得部102bは、原価マスタ106aおよび通有売上データに基づいて、通有原価をマージン計算基準値で除した商から、当該通有原価を引いた金額をマージンとして計算し、当該マージンを含む特有原価を含む特有売上データを取得してもよい。また、商品特有売上取得部102bは、特有売上データを売上ファイル106bに格納してもよい。すなわち、商品通有売上取得部102aは、販売原価計算処理を実行する。
売上照会部102cは、売上データを表示させる。ここで、売上照会部102cは、通有売上データおよび/または特有売上データを出力装置114に表示させてもよい。
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図2から図7を参照して説明する。
[原価計算処理]
ここで、図3から図7を参照して、本実施形態における原価計算処理の一例について説明する。図3は、本実施形態における原価計算装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、商品通有売上取得部102aは、ユーザにより商品の売上重量、売上数および売上金額が入力された場合、商品の売上数に、原価マスタ106aに記憶された実際原価単価を乗じた実際原価を計算し、売上金額から実際原価を差し引いた実際粗利金額を計算し、商品名称、売上重量、売上数、売上金額、実際原価および実際粗利金額を含む通有売上データを取得し、通有売上データを売上ファイル106bに格納する(ステップSA−1)。
そして、商品特有売上取得部102bは、原価マスタ106aに記憶されたマージン計算基準値および工賃計算基準値、ならびに、通有売上データに基づいて、商品に係る販売原価を計算し、売上金額から販売原価を差し引いた販売粗利金額を計算し、商品名称、売上重量、売上数、売上金額、販売原価、販売粗利金額、実際原価(変更前原価)および実際粗利金額(変更前粗利金額)を含む特有売上データを取得し、特有売上データを売上ファイル106bに格納する(ステップSA−2)。
そして、売上照会部102cは、ユーザにより入力装置112を介して売上照会指示が入力された場合、売上ファイル106bに記憶された特有売上データを出力装置114に表示させ(ステップSA−3)、処理を終了する。
ここで、図4を参照して、本実施形態における原価構成の一例について説明する。図4は、本実施形態における原価構成の一例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態においては、売上商品通有(共通)に材料費および時間単価に基づく労務費を含む金額を実際原価として計上している。そして、図4に示すように、本実施形態においては、実際原価に、商品(塗料、飲料または塗装剤等)毎に異なる特有原価計算基準値を用いて算出される各商品特有のマージンおよび/または工賃を加えた金額を販売原価として計上している。
また、図5および図6を参照して、本実施形態における販売原価計算処理の具体例について説明する。図5および図6は、本実施形態における販売原価計算処理の一例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態においては、商品名称(トルエン)、売上重量(16kg)、売上数(10缶)、売上金額(¥1,000)、実際原価単価(¥60)、実際原価(¥600)および実際粗利金額(¥400)を含む通有売上データを取得した場合、原価マスタ106aに記憶されたトルエンに対するマージン計算基準値および工賃計算基準値、ならびに、当該通有売上データに基づいて、販売原価計算処理を実行し、商品名称(トルエン)、売上重量(16kg)、売上数(10缶)、売上金額(¥1,000)、販売原価単価(¥77)、販売原価(¥770)、販売粗利金額(¥230)、変更前原価単価(¥60)、変更前原価(¥600)および変更前粗利金額(¥400)を含む特有売上データを取得している。ここで、図6は、図5に示す販売原価計算処理により販売原価単価(¥77)を算出する具体的計算方法を示している。
また、図2および図7を参照して、本実施形態における売上照会画面の一例について説明する。図7は、本実施形態における売上照会画面の一例を示す図である。
図7に示すように、本実施形態における売上照会画面においては、図2に示す原価マスタ106aを使用して取得された特有売上データに基づいて、商品名称、売上商品数、売上金額、販売原価、販売粗利金額、変更前原価、変更前粗利金額、商品重量、マージン金額、移動費金額および移動費以外の工賃金額を表示させている。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、原価計算装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、原価計算装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて原価計算装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、原価計算装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、原価計算装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、原価計算装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、商品毎に原価計算基準が異なることがある食品製造業および化学製造業等の業界において有用である。
100 原価計算装置
102 制御部
102a 商品通有売上取得部
102b 商品特有売上取得部
102c 売上照会部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 原価マスタ
106b 売上ファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (11)

  1. 記憶部と制御部とを備えた原価計算装置であって、
    前記記憶部は、
    商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定した原価マスタを記憶する原価記憶手段、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記商品の売上数量、ならびに、前記商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する商品通有売上取得手段と、
    前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する商品特有売上取得手段と、
    を備えたことを特徴とする原価計算装置。
  2. 前記特有原価は、
    前記商品の計量単位あたりの工賃を含むことを特徴とする請求項1に記載の原価計算装置。
  3. 前記特有原価は、
    前記商品の荷姿単位あたりの工賃を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の原価計算装置。
  4. 前記商品特有売上取得手段は、
    前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記特有原価計算基準値を用いて前記商品特有の前記工賃を計算し、前記通有原価に当該工賃を加えた前記特有原価を計算し、当該特有原価を含む前記特有売上データを取得することを特徴とする請求項2または3に記載の原価計算装置。
  5. 前記通有売上データは、
    前記商品の売上金額を含み、
    前記商品特有売上取得手段は、
    前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記特有原価を計算し、前記売上金額から前記特有原価を差し引いた特有粗利金額を計算し、当該特有粗利金額を含む前記特有売上データを取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の原価計算装置。
  6. 前記特有原価は、
    前記商品に係るマージンを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の原価計算装置。
  7. 前記特有原価計算基準値は、
    マージン計算基準値を含み、
    前記商品特有売上取得手段は、
    前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記通有原価を前記マージン計算基準値で除した商から、当該通有原価を引いた金額を前記マージンとして計算し、当該マージンを含む前記特有原価を含む前記特有売上データを取得することを特徴とする請求項6に記載の原価計算装置。
  8. 前記原価マスタは、
    更に、通有原価単価が設定され、
    前記商品通有売上取得手段は、
    前記商品の売上数量に前記通有原価単価を乗じた前記通有原価を計算し、当該売上数量および当該通有原価を含む前記通有売上データを取得することを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の原価計算装置。
  9. 前記工賃は、
    移動費を含むことを特徴とする請求項2に記載の原価計算装置。
  10. 記憶部と制御部とを備えた原価計算装置に実行させるための原価計算方法であって、
    前記記憶部は、
    商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定した原価マスタを記憶する原価記憶手段、
    を備え、
    前記制御部で実行させる、
    前記商品の売上数量、ならびに、前記商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する商品通有売上取得ステップと、
    前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する商品特有売上取得ステップと、
    を含むことを特徴とする原価計算方法。
  11. 記憶部と制御部とを備えた原価計算装置に実行させるための原価計算プログラムであって、
    前記記憶部は、
    商品と当該商品特有の特有原価計算基準値とを設定した原価マスタを記憶する原価記憶手段、
    を備え、
    前記制御部において、
    前記商品の売上数量、ならびに、前記商品に係る材料費および労務費を含む通有原価を含む通有売上データを取得する商品通有売上取得ステップと、
    前記原価マスタおよび前記通有売上データに基づいて、前記商品に係る特有原価を計算し、当該特有原価を含む特有売上データを取得する商品特有売上取得ステップと、
    を実行させるための原価計算プログラム。
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