JP2019139303A - Posシステム - Google Patents

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春一 永井
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Abstract

【課題】単純な構成で、障害が発生したPOS端末の表示制御を他のPOS端末が代行可能なPOSシステムを提供する。【解決手段】複数のPOS端末と、各POS端末と通信可能に接続された管理装置とを備えたシステムであって、各POS端末は、操作を受付ける操作部と、受付けた操作に応じた情報を表示する表示部と、前記操作に応じて表示部の表示を制御する表示制御部と、前記操作に関連する操作関連情報を管理装置と送受し、管理装置から他のPOS端末の表示制御を代替すべき表示代替指示を受信する端末通信部と、表示代替指示を受信した場合、その表示代替指示により指定される他のPOS端末の表示部の表示制御を行う代替制御部とを備るPOSシステム。【選択図】図4B

Description

この発明は、POSシステムに関し、より詳細には複数のPOS端末と、各POS端末と通信可能に接続された管理装置とを備えたPOSシステムに関する。
POSシステムは、店員がPOS端末の操作を行うものが多いが、顧客が操作を行うものもある。
顧客が操作を行うPOS端末の代表的な一例として、セルフサービスの給油所やスーパーマーケットのセルフレジに用いられるPOSシステムが挙げられる。
例えば、セルフサービス式の給油所では、屋外の1以上のアイランドと呼ばれる箇所に通常は表裏1対でPOS端末(以下、アイランド端末とも呼ぶ)が設置される。表裏一対に設置されるのは、給油口が右側にある車種と左側にある車種があるからである。
アイランドの何れかの側に顧客が給油すべき自動車を横付けにし、顧客が自らアイランド端末を操作して支払方法、油種、給油量等を設定し、給油を行う。そして、顧客は給油完了後に精算処理を行ってレシートを受取る。給油所の屋内には、各アイランド端末と通信可能に接続された管理用のPOS端末(以下、SSコンソールとも呼ぶ)が設置されており、各アイランド端末で顧客が行う操作に係る情報や、精算処理に係る情報がSSコンソールに送られる。
POSシステム、特に上述のような顧客が自らPOS端末を操作するシステムにおいては、POS端末に障害が発生すると顧客の操作が受付けられなくなったり顧客の操作を案内する画面表示に異常が生じたりするといったような不具合が生じる。
そうすると、POS端末を使用する顧客は混乱してしまい、どうすればよいか分からなくなってしまうことは容易に想像される。
しかし、例えばセルフサービス式のガソリンスタンドでは店員が顧客の目の前にいる訳ではない。そのような状況に置かれた顧客の不安や苛立ちが募ると、有人スタンドにおけるPOS端末の障害発生よりも混乱が大きくなり、事態の収拾が困難になることが予想される。
POS端末に障害が発生した場合、障害発生に伴う混乱を最小限に留めるには、該当するPOS端末に障害が発生していることを顧客に知らせる必要がある。
システム障害発生時への対応に関するものとして、例えば、列車運行管理システムに関する以下の技術が知られている。
複数の駅に配置された駅制御装置のうちある駅制御装置が故障してその機能が停止するといった障害に対応する技術である。その場合は、他の駅制御装置が、故障した駅制御装置の管轄区域である軌道回路の列車追跡情報の作成および中央処理装置への送信を行う。それだけではなく、軌道回路の進路制御も含めた駅制御装置の全ての機能の代行を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−198111号公報
例えば、セルフサービス式の給油所のPOS端末に障害が発生した場合、混乱を最小限に留めるために、店員がすぐに案内板を掲示する等の対応が考えられる。あるいは、障害が発生したPOS端末の表示部に障害の発生を知らせる画面を表示させる対応もあり得る。
しかし、障害発生時の迅速な対応を実現するために多数の店員を雇用するとなれば、省力化を目的としたセルフサービス式のシステムの意味がない。
また、障害が発生したPOS端末の表示部に障害発生を表示させるために、POS端末内に通常処理と独立した表示制御回路を搭載して表示制御を二重化する構成も考えられるが、POSシステム(より詳細にはPOS端末)に係るコスト的な負担は増大する。
ここで発明者は、例えば給油所のアイランド端末は表裏一対でPOS端末が設置されることが多い点に着目した。給油所のアイランド端末に限らず、例えばスーパーマーケットのセルフレジ等についても、複数のPOS端末が近傍に設置されることが多い。
その場合、あるPOS端末に障害が発生しても、近くに設置された正常なPOS端末が、障害が発生したPOS端末の表示制御を代行して簡易的な表示を行えばよい。即ち、障害発生の案内や、障害発生に伴って顧客に対応してもらいたい内容を表示させる簡易的な表示に留めておけばよい。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、単純な構成で、障害が発生したPOS端末の表示制御を他のPOS端末が代行可能なPOSシステムを提供するものである。
この発明は、複数のPOS端末と、各POS端末と通信可能に接続された管理装置と、を備えたシステムであって、各POS端末は、操作を受付ける操作部と、受付けた操作に応じた情報を表示する表示部と、前記操作に応じて前記表示部の表示を制御する表示制御部と、前記操作に関連する操作関連情報を前記管理装置と送受し、前記管理装置から他のPOS端末の表示制御を代替すべき表示代替指示を受信する端末通信部と、前記表示代替指示を受信した場合、その表示代替指示により指定される他のPOS端末の表示部の表示制御を行う代替制御部とを備るPOSシステムを提供する。
この発明によるPOSシステムにおいて、各POS端末は、表示代替指示を受信した場合に他のPOS端末の表示部の表示制御を行う代替制御部とを備えるので、障害が発生したPOS端末の表示制御を他のPOS端末が代行可能なPOSシステムを実現できる。
従って、何れかのPOS端末に障害が発生した際は、障害が発生したPOS端末に障害発生に係る情報を表示させて操作者に知らせ、障害発生による混乱を最小限に留めることができる。
特に、障害発生時の対処について訓練を受けた店員がPOS端末を操作するPOSシステムでなく、顧客がPOS端末を操作するPOSシステムの場合、予期せぬ障害発生による顧客の混乱を最小限に留めることができる。
即ち、代替制御端末による表示制御の代行によって、顧客はPOS端末に障害が発生したことを速やかに認識できるだけでなく、どのようにすればよいかを把握できる。
また、POS端末に障害が発生した場合、そのPOS端末の表示画面に障害発生を表示させて顧客に知らせることができるので、店員が慌てて案内板を掲示し、障害の発生を知らせる必要がない。
この実施形態においてセルフサービス式給油所に設置されるPOSシステムの例を示す斜視図である。 図1に示すアイランド端末の詳細を示す正面図である。 図1に示すSSコンソールおよびアイランド端末のそれぞれの構成を示すブロック図である。 図1に示すアイランド端末の制御部が、通常動作時にディスプレイの表示制御を行う様子を示す説明図である。 図4Aに示すアイランド端末の一方に障害が発生した場合に対をなす相手方のアイランド端末が表示制御を代行する様子を示す説明図である。 図4Bに示すアイランド端末に障害が発生した場合に、SSコンソールの管理制御部が表示制御を代行させるために実行する処理の流れを示す第1のフローチャートである。 図4Bに示すアイランド端末に障害が発生した場合に、SSコンソールの管理制御部が表示制御を代行させるために実行する処理の流れを示す第2のフローチャートである。 図4Bに示すアイランド端末に障害が発生した場合に、SSコンソールからの指示で代替制御端末の代替制御部が表示制御を代行する処理の流れを示す第1のフローチャートである。 図4Bに示すアイランド端末に障害が発生した場合に、SSコンソールからの指示で代替制御端末の代替制御部が表示制御を代行する処理の流れを示す第2のフローチャートである。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施の形態1)
≪POSシステムの具体例≫
図1は、この発明の一実施形態として、セルフサービス式給油所に設置されるPOSシステムの例を示す斜視図である。
図1に示すように、給油所10は、屋外に4か所のアイランドが設けられており、各アイランドには表裏1対の給油設備が設置され、そこにアイランド端末15a、15b、15cおよび15dが設置されている。
図1に図示しないアイランドの奥側にも、手前側のアイランド端末15a、15b、15cおよび15dにそれぞれ対応するアイランド端末が設置されている。顧客17は、アイランド端末15aの奥側にある図示しないアイランド端末を自ら操作して給油を行っている状況である。
給油所の屋内には、各アイランド端末と通信可能に接続されたSSコンソール13が設置されている。SSコンソール13には、顧客17がアイランド端末に対しておこなう操作が表示される。店員19は、SSコンソール13のディスプレイを見て、各アイランドで行われる給油の進捗を知る。また、必要に応じて各アイランド端末に対して給油に係る指示を送る。
アイランド端末15a、15b、15cおよび15d並びにそれらの奥側に設置され図1に図示しないアイランド端末は、いずれも同型のものである。
図2は、アイランド端末の詳細を示す正面図であり、各アイランド端末の代表として符号15を付している。
図2に示すように、アイランド端末15は、タッチパネル付きのディスプレイ21、レシートプリンタ23、バーコードリーダ24、紙幣識別機25、非接触カードリーダライタ26、クレジットカードリーダ27を有する。
ディスプレイ21は、この発明における表示部に相当する。レシートプリンタ23は、精算の内容を印刷して顧客にレシートを発行する。
バーコードリーダ24は、例えばクーポンとしてバーコードが印刷されたレシートや、顧客が携帯するスマートフォンに表示されたバーコードを読み取って、精算に反映させる。
紙幣識別機25は、顧客が現金で支払いを行う際に紙幣を投入する装置である。
非接触カードリーダライタ26は、顧客がNFC(Near Field Communication)方式に対応したカード等を用いて電子マネー等で支払いを行う際に、電子マネーカードと通信する装置である。
クレジットカードリーダ27は、磁気ストライプあるいは接触読取式のクレジットカードを用いて顧客が支払いを行う際に、クレジットカードと情報をやり取りする装置である。
ディスプレイ21は、表示面のタッチパネル、その他、レシートプリンタ23、バーコードリーダ24、紙幣識別機25、非接触カードリーダライタ26、クレジットカードリーダ27が受け付けた顧客の操作に応じた情報が表示される。
さらに、アイランド端末15に障害が発生した場合に、障害の発生に係る情報を表示する。障害の発生を知らせたり、顧客がとるべき対応を案内したり、復旧の状況に関する情報である。
≪POSシステムの構成≫
図3は、図1に示すSSコンソールおよびアイランド端末のそれぞれの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、POSシステム11のアイランド端末15は、操作部31、制御部35、表示制御切替回路38、ディスプレイ21、レシートプリンタ23および端末通信部39を備える。
操作部31は、ディスプレイ21の表示面に配置されるタッチパネル31a、バーコードリーダ24、紙幣識別機25、非接触カードリーダライタ26およびクレジットカードリーダ27を有する。それらは、顧客の操作を受付けるものだからである。
制御部35は、ハードウェアとしてCPU、メモリおよびインターフェイス回路等で構成される。インターフェイス回路は、制御部35が操作部31に対してなされた操作を認識し、ディスプレイ21、レシートプリンタ23および端末通信部39を制御するための回路である。
制御部35は、表示制御部37および代替制御部36を有する。
表示制御切替回路38は、ディスプレイ21の表示制御を表示制御部37が行うか、外部のアイランド端末が行うかを切替える回路である。
表示制御切替回路38の切替は、表示制御部37および/または外部のアイランド端末から行うことができる。詳細は、図4Aの説明と共に後述する。
端末通信部39は、SSコンソール13との通信を行うインターフェイス回路である。
また、SSコンソール13は、コンソール型のPOS端末である。
SSコンソール13は、タッチパネル41a、POSキーボード42、管理制御部45、ディスプレイ41、レシートプリンタ43および管理通信部47を備えている。
タッチパネル41aは、ディスプレイ41の表示面に設置され、ディスプレイ41の表示画面に対する店員19からの操作を受付ける。
POSキーボード42は、タッチパネル41aと別に設けられた操作入力用のキーボードである。
管理制御部45は、ハードウェアとしてCPU、メモリおよびインターフェイス回路等で構成される。インターフェイス回路は、管理制御部45がタッチパネル41aやPOSキーボード42に対してなされた操作を認識し、ディスプレイ41、レシートプリンタ43および管理通信部47を制御するための回路である。
レシートプリンタ43は、ジャーナルを印刷し、また、SSコンソール13で店員19が精算処理を行う場合に精算に係るレシートを印刷する。
管理通信部47は、給油所10に設置された各アイランド端末15と通信を行うインターフェイス回路である。
≪アイラインド端末の正常時の表示制御≫
図4Aは、図1に示すアイランド端末の制御部が、通常動作時にディスプレイの表示制御を行う様子を示す説明図である。
図4Aは、同じアイランドで表裏の対をなす2台のアイランド端末15aおよび15eと、店内に設置されたSSコンソールとがネットワークで接続された様子を示している。アイランド端末15eでは、制御部35eがディスプレイ21eの表示制御を行う。図4Aで、太い実線の矢印は制御部35からディスプレイ21に送られる表示信号を示している。
この実施形態において、アイランド端末15e表示信号は、制御部35e、詳細には表示制御部37eから表示制御切替回路38eを介してディスプレイ21eに至る。また、表示制御部37eは、表示制御切替回路38eによる表示信号のルーティングを切替えることができる。太い実線の矢印で示す表示信号は、表示制御切替回路38eによってルーティングされている表示信号である。鎖線の矢印は、そのルーティングの切替を行う信号(制御切替信号)を示している。
即ち、表示制御切替回路38eは、表示制御部37eがディスプレイ21eの表示制御を行うように表示信号をルーティングする。
その一方で、表示制御切替回路38eは、ディスプレイ21eが対のアイランド端末15a、詳細には代替制御部36aから表示信号が送られるようにルーティングを切替えることができる。
そして、対のアイランド端末15aの代替制御部36aもまた、表示制御切替回路38e表示信号のルーティングを切替えることができる。
従って、一対のアイランド端末15aおよび15eは、一方の代替制御部36aから他方の表示制御切替回路38eへ送られる表示信号(図4Aに細い実線の矢印で示す)と制御切替信号(鎖線の矢印)とが接続されている。また逆に、他方の代替制御部36eから一方の表示制御切替回路38aへ送られる表示信号と制御切替信号とが接続されている。
さらに、対のアイランド端末15aおよび15eは、一方の制御部35aから出力されて他方の制御部35eを再起動させるリセット信号が接続され、逆に他方の制御部35eから出力されて一方の制御部35aを再起動させるリセット信号が接続されている(図4Aに長鎖線の矢印で示す)。
≪何れかのアイラインド端末に障害が発生した場合の表示制御≫
図4Bは、図4Aに示すアイランド端末15aに障害が発生した場合に、対をなすアイランド端末15eが表示制御を代行する様子を示す説明図である。図4Bで、制御部35aを鎖線で示しているのは、制御部35aがハングアップした状態に陥っていることを示している。
制御部35aがハングアップすると、アイランド端末15aに対して顧客が操作を行っても操作が受け付けられなくなる。さらに、SSコンソール13がアイランド端末15aと通信しても、アイランド端末15aからの応答が帰らなくなる。
アイランド端末15aからの通信応答が帰らなくなったことをSSコンソール13の管理制御部45が認識すると管理制御部45は、無応答のアイランド端末15aと対をなすアイランド端末15eに表示代替指示を送信する。
アイランド端末15eの制御部35e、より詳細には代替制御部36eは、管理制御部45から表示代替指示を受信すると、アイランド端末15aの表示制御切替回路38aのルーティングを切替えて、代替制御部36eがアイランド端末15aのディスプレイ21aの表示制御を行うようにする。
そして、ディスプレイ21aに、アイランド端末15aに障害が発生していることをアイランド端末15aを使用中の顧客あるいはこれから使おうとする顧客に表示する。そして、顧客がとるべき対応を案内する。例えば、店員が来るまでそのままで待機するように誘導したり、他のアイランド端末を使用するように誘導したり、障害が復旧したので最初から操作をやり直すように誘導したりする案内である。
制御部35eは、アイランド端末15eの自らのディスプレイ21eの表示制御を行いながら、対のアイランド端末15aのディスプレイ21aについても表示制御を行う。
好ましくは、代替制御部36eがディスプレイ21aに対して行う表示制御は、表示制御部37eがディスプレイ21eに対して行う表示制御に比べて処理負荷が軽い。即ち、正常動作しているディスプレイ21eに対する表示制御に比べると、代行するディスプレイ21aの表示内容、表示制御は単純なものになるよう設計されている。
従って、ディスプレイ21aの表示を代行すべき事態が生じても、制御部35eの処理負荷はアイランド端末15eの正常動作時と大きく変わらず、制御部35eの処理能力を超えない。
≪表示制御の代行処理≫
図4Bに示すように、何れかのアイランド端末に障害が発生した場合に表示制御を代行する処理の流れをフローチャートに沿って述べる。図4Bのように、アイランド端末15aの制御部35aがハングアップして障害が発生した場合に、対をなすアイランド端末15eの代替制御部36eがアイランド端末15aの表示制御を代行する場合を例に、処理の流れを説明する。
まず、SSコンソールの管理制御部が実行する処理について述べる。
図5Aおよび図5Bは、図4Bに示すアイランド端末に障害が発生した場合に、SSコンソールの管理制御部が表示制御を代行させるために実行する処理の流れを示す第1および第2のフローチャートである。
図5Aに示すように、SSコンソール13の管理制御部45は、各アイランド端末と通信を行いつつ、予め定められた期間を超えて応答を返さないアイランド端末があるか否かを常に監視している(ステップS11のNoのループ)。
予め定められた期間を超えても応答を返さないアイランド端末があった場合に(ステップS11のYes)、管理制御部45は、そのアイランド端末(この実施形態では、アイランド端末15a)に状況を問い合わせる問合せコマンドを送信する(ステップS13)。アイランド端末15aが正常動作しているが一時的に処理負荷がかかる等の事情で応答が遅れただけかどうかの確認である。
問合せコマンドに対してアイランド端末15aから応答が返った場合は(ステップS15のYes)、障害発生がないものとしてルーチンはステップS11に戻り、各アイランド端末の監視を続ける。
一方、アイランド端末15aから応答が返らない場合(ステップS15のNo)、管理制御部45は、アイランド端末15aと対をなすアイランド端末15e(代替制御端末)に、表示代替指示を送り、アイランド端末15の表示制御を代行させるトリガをかける(ステップS17)。後述する図6Aおよび図6Bに、代替制御端末となるアイランド端末15eの代替制御部36eが、SSコンソール13から前記表示代替指示を受信して実行する処理を示している。両者の対応を分かり易くするために、図5Aにおける表示代替指示の送信に対して、丸で囲んだ英字記号Aを付している。以下、同様に代替制御端末に種々の指示を送る処理について丸囲み英字記号B〜Eを付している。図6Aおよび図6Bにおいて、アイランド端末15e側の代替制御部36eがSSコンソール13からそれらの指示を受ける箇所に、対応するA〜Eの丸囲み英字記号をそれぞれ示している。
管理制御部45が実行する処理について説明を続ける。
代替制御端末であるアイランド端末15eに表示代替指示を送信した後、管理制御部45は、障害発生端末のディスプレイ21aに「システム復旧中」である旨を表示させるようにアイランド端末15eの代替制御部36eに指示を送る(ステップS19および丸囲み英字記号B)。
ここで、障害発生端末は、SSコンソール13と通信する複数のアイランド端末15のうち、SSコンソール13が通信エラーの発生を検出した相手方のアイランド端末15、あるいはアイランド端末15の側から自身に異常が発生したことを知らせる通知が送られてきたアイランド端末15である。
アイランド端末15の制御部35は、タッチパネル31a、バーコードリーダ24等操作部31の異常を検出したり、レシートプリンタ23の異常を検出したりするエラー検出部(図3に図示せず)の機能を含んでいる。アイランド端末15に何らかの異常が検出されると、エラー検出部として制御部35は、SSコンソール13に異常が発生したことを知らせる。
さらに、管理制御部45は、障害発生端末の制御部35aをリセットするように代替制御部36eに指示を送る(ステップS21および丸囲み英字記号C)
さらにまた、SSコンソール13のディスプレイ41に、アイランド端末のうちの一台(アイランド端末15a)がシステム復旧中である旨を表示する(ステップS23)。なお、図5Aに示すステップS23の処理の傍に、その処理でディスプレイ41に表示する内容の一例を示している。
続いて管理制御部45は、前記ステップS21の処理において制御部35aのリセットを指示してから予め定められた期間が経過するのを待つ(ステップS25のNoのループ)。その期間は、リセットの指示を送ってから代替制御端末が障害発生端末をリセットし、障害発生端末が再起動するまでに要する期間に基づいて定められたものである。
前記期間が経過した後、管理制御部45は、障害発生端末であるアイランド端末15aに対して再度問合せコマンドを送る(ステップS27)。そして、アイランド端末15aからの応答が返るか否かを調べる(ステップS29)。
アイランド端末15aから応答が返らないと判断したら(ステップS29のNo)、管理制御部45は、アイランド端末15aのディスプレイ21aに以下の内容を表示するように代替制御部36eに指示を送る(ステップS31および丸囲み英字記号D)。アイランド端末15aが故障中である旨と、障害が発生しているアイランド端末15aを操作しようとする顧客を誘導する案内の表示である。
そして、障害発生端末の復旧に失敗したことおよび修理が必要であることをSSコンソール13のディスプレイ41に表示して店員19に認識させ、対応を促す(図5BのステップS33)。なお、図5Bに示すステップS33の処理の傍に、その処理でディスプレイ41に表示する内容の一例を示している。
店員19が修理対応を促す表示を見て発生した障害に対する対応を行い、その結果アイランド端末15aが正常に動作するようになったら、店員はSSコンソール13を操作して修理が完了したことを入力する。
管理制御部45は、修理完了を示す入力操作がなされるのを待つ(ステップS35)。修理完了を知らせる入力操作がなされたら(ステップS35のYes)、ルーチンはステップS37へ進む。
一方、前記ステップS29において、制御部35aのリセット後にアイランド端末15aから応答が返った場合(ステップS29のYes)、ルーチンは図5Bに示すステップS43へ進む。そして、管理制御部45は、アイランド端末15aから応答が返ったので、正常動作を確認するように店員19を促すメッセージと、確認完了ボタンをディスプレイ41に表示する(ステップS43)。なお、図5Bに示すステップS37の処理の傍に、その処理でディスプレイ41に表示する内容の一例を示している。
管理制御部45は、確認完了ボタンが押されるのを待つ(ステップS45)。確認完了ボタンが押されたら(ステップS45のYes)、ルーチンはステップS37へ進む。
ステップS37で、管理制御部45は、代替制御端末による表示制御の代行を終了するかどうかの問い合わせと、代替終了ボタンをディスプレイ41に表示する(ステップS37)。なお、図5Bに示すステップS43の処理の傍に、その処理でディスプレイ41に表示する内容の一例を示している。
そして管理制御部45は、代替終了ボタンが押されるのを待つ(ステップS39)。代替終了ボタンが押されたら(ステップS39のYes)、管理制御部45は、代替終了指示を代替制御部36eに送る(ステップS41および丸囲み英字記号E)。
以上が、表示制御の代行に関して管理制御部45が実行する処理の流れである。
続いて、代替制御部が実行する処理の流れについて説明する。
図6Aおよび図6Bは、図4Bに示すアイランド端末15aに障害が発生した場合に、SSコンソール13からの指示で代替制御端末の代替制御部36eが表示制御を代行する処理の流れを示す第1および第2のフローチャートである。
図6Aに示すように、代替制御端末であるアイランド端末15eの代替制御部36eは、他の処理と並行して、SSコンソール13から表示代替指示を受信したか否かを常にチェックする(ステップS51)。
表示代替指示を受信したら(ステップS51のYes、丸囲み英字記号のA)、代替制御部36eは、対をなすアイランド端末15aの表示制御切替回路38aに制御切替信号を出力する。そして、ディスプレイ21aの表示信号を表示制御部37aからでなく代替制御部36eから送出できるように切替える(ステップS53)。
これによって、アイランド端末15aのディスプレイ21aの表示制御は、ハングアップ状態にある制御部35aから、代替制御端末の代替制御部36eに切替えられる。即ち、表示制御部37aに代わり、代替制御部36eがディスプレイ21aの表示を代行する。
続いて代替制御部36eは、SSコンソール13から、代行しているディスプレイ21aの表示制御に係る指示を待つ(ステップS55)。
SSコンソール13から、システム復旧中である旨を表示するように指示を受けると(ステップS55のYesおよび丸囲み英字記号B)、代替制御部36eはディスプレイ21aにシステム復旧中である旨を表示する(ステップS57)。なお、図6Aに示すステップS57の処理の傍に、その処理でディスプレイ21aに表示する内容の一例を示している。
さらに、SSコンソール13から制御部35aをリセットするように指示を受けると(ステップS59のYesおよび丸囲み英字記号のC)、代替制御部36eは、制御部35aへのリセット信号をアサートして再起動させる(ステップS61)。制御部35aをリセットした後に、代替制御部36eは、SSコンソール13から表示制御の代行に係る次の指示が送られてくるのを待つ(ステップS63のNoおよびステップS69のNoを経由するループ)。
SSコンソール13から、ディスプレイ21aに故障中であることと、顧客誘導の案内を表示させる指示を受けた場合(ステップS63のYesおよび丸囲み英字記号のD)、代替制御部36eは、ディスプレイ21aに、アイランド端末15aが故障中であることと、顧客誘導の案内を表示させる(ステップS65)。なお、図6Aに示すステップS65の処理の傍に、その処理でディスプレイ21aに表示する内容の一例を示している。
この表示の指示は、制御部35aをリセットしてもなお、アイランド端末15aからの応答が返らないと判断した場合に代替制御部36eに送られるものである。
続いて代替制御部36eは、SSコンソール13から代替終了の指示が来るのを待つ(図6Bに示すステップS67)。この場合、代替終了は、故障していたアイランド端末15aの修理が完了して正常に動作するようになったことを受けてSSコンソール13から送信される(ステップS67のYesおよび丸囲み英字記号のE)。
その後、ルーチンはステップS71の処理へ進む。
一方、前記ステップS61で制御部35aをリセットした結果、アイランド端末15aが正常に動作するようになりSSコンソール13から代替終了を受信した場合(ステップS69のYesおよび丸囲み英字記号のE)、ルーチンは図6Bに示すステップS71に進む。
ステップS71で、代替制御部36eは障害から復旧したアイランド端末15aの表示制御切替回路38aに制御切替信号を出力して、ディスプレイ21aの表示信号を代替制御部36eからでなく表示制御部37aから送出できるように切替える。即ち、代替制御部36eが行っていたディスプレイ21aの表示制御の代行を終了する。
そして、ディスプレイ21aへの表示信号の送信を停止し(ステップS73)、処理を終了する。
以上が、代替制御部36eが実行する処理の流れである。
(実施の形態2)
実施の形態1では、アイランド端末15aが障害から復旧した後、SSコンソール13が代替制御端末に送る代替終了指示に応答して、代替制御部36eが表示制御切替回路38aを切替えて、ディスプレイ21aへの表示信号を表示制御部37aが送出するようにした。
これに対して、障害から復旧した表示制御部37aが、表示制御切替回路38aを切替えて、ディスプレイ21aへの表示信号を送出するようにしてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態1では障害が発生したPOS端末(アイランド端末)の表示制御を代行することに特化して記述している。
しかし、この発明の本質はこれに限定されるものでない。表示制御以外にも、例えばタッチパネル操作の検出など、他の機能を代行することについて同様の構成、機能を適用することも可能である。
(実施の形態4)
実施の形態1は、セルフサービス式の給油所に用いるPOSシステムを具体例に挙げて説明した。
しかし、この発明の本質はこれに限定されるものでない。給油所以外にも、例えばスーパーマーケットのセルフレジ等、別の用途に適用されるPOSシステムにも適用できる。
以上に述べたように、
(i)この発明によるPOSシステムは、複数のPOS端末と、各POS端末と通信可能に接続された管理装置と、を備えたシステムであって、各POS端末は、操作を受付ける操作部と、受付けた操作に応じた情報を表示する表示部と、前記操作に応じて前記表示部の表示を制御する表示制御部と、前記操作に関連する操作関連情報を前記管理装置と送受し、前記管理装置から他のPOS端末の表示制御を代替すべき表示代替指示を受信する端末通信部と、前記表示代替指示を受信した場合、その表示代替指示により指定される他のPOS端末の表示部の表示制御を行う代替制御部とを備えることを特徴とする。
この発明におけるPOSシステムは、管理装置と、複数のPOS端末とを含む。POS端末は、店員等、予め定められた者が操作するものであってもよいが、顧客が操作するものであってもよいし、一部のPOS端末を顧客が操作するものであってもよい。
顧客が操作するPOS端末の具体的な態様としては、例えば、セルフサービス式の給油所のPOS端末やスーパーマーケットのいわゆるセルフレジが挙げられる。前述の実施形態におけるアイランド端末は、この発明に係るPOS端末に相当する。また、SSコンソールは、この発明に係る管理装置に相当する。
なお、通信接続形態の観点からPOS端末と管理装置とを区別しているが、一つのPOSシステム内で通信可能に接続される装置の一つであるという見方をすれば、管理装置も一つのPOS端末と捉えることができる。
また、表示部は、POS端末の操作者に情報を表示するものであって、その具体的な態様として、例えば、液晶表示装置や有機EL表示装置が挙げられる。
さらにまた、表示制御部は、操作部を介して操作を受付ける処理や、受付けた操作に応じた表示制御を行うものである。その具体的な態様としては、例えば、CPU、メモリおよび入出力インターフェイス回路を中心としたハードウェア回路と、前記メモリに格納されたプログラムに従ってCPUが実行するソフトウェア処理とが協働して機能が実現される構成が挙げられる。
端末通信部の具体的な態様としては、通信を担うインターフェイス回路が挙げられる。通信機能の一部がCPUのソフトウェア処理によって実現されてもよい。
また、代替制御部の構成としては、前記表示制御部と同様にCPU等のハードウェア回路とそのCPUが実行するソフトウェア処理とが協働して機能が実現されてもよい。
表示制御部と代替制御部とは、共通のCPUおよびメモリをハードウェア資源とする構成であってもよい。即ち、表示制御部の処理能力の余力で代替制御部の処理を実行してもよい。このような構成は、例えば、表示制御部の一以上の処理と代替制御部の一以上の処理とがマルチタスク処理されるようにソフトウェアを構成することで実現できる。
それぞれのPOS端末に対して、障害が発生した場合に代替制御端末となるべき他のPOS端末が予め定められていてもよい。それぞれのPOS端末に対して代替制御端末となるべきPOS端末が、相互に対をなすように定められていてもよい。このようにすれば、近傍に設置されたPOS端末を代替制御端末として予め定めておくことが可能である。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)前記管理装置は、各POS端末と操作関連情報を送受する管理通信部と、前記管理通信部と通信する複数のPOS端末のうちに、前記管理装置側で通信エラーが検出されるか、POS端末側から異常発生の通知が送られてきた障害発生端末があると判断した場合、正常に応答する他のPOS端末の何れかを代替制御端末としその代替制御端末に前記表示代替指示を送信する管理制御部とを備えてもよい。
このようにすれば、管理装置は、前記管理通信部と通信する複数のPOS端末のうちに障害発生端末があると判断した場合、正常に応答する他のPOS端末の何れかを代替制御端末としその代替制御端末に前記表示代替指示を送信するので、障害が発生したPOS端末の表示制御を他のPOS端末が代行可能なPOSシステムを実現できる。
従って、何れかのPOS端末に障害が発生した際は、障害が発生したPOS端末に障害発生に係る情報を表示させて操作者に知らせ、障害発生による混乱を最小限に留めることができる。
管理通信部の構成としては、端末通信部と同様の態様が挙げられる。
また、管理制御部の構成としては、前記表示制御部と同様の態様が挙げられる。
(iii)各POS端末は、前記表示部の表示制御を前記表示制御部が行うか、外部のPOS端末から行うかを切替える表示制御切替回路をさらに備え、前記代替制御端末の前記代替制御部は、前記表示代替指示の受領後に、前記障害発生端末の表示部の表示を前記代替制御端末から制御するように前記障害発生端末の表示制御切替回路を切替えてもよい。
このようにすれば、表示制御切替回路を切替えることによって、単純な構成で、障害発生端末の表示制御を代替制御端末に代行させることが可能になる。
ここで、表示制御切替回路は、障害発生端末内で表示部を表示制御部と接続する信号線であって、表示制御に係る1以上の信号線の接続を切替えて、代替制御端末内の代替制御部の信号と接続する1以上のスイッチから構成されてもよい。
(iv)前記代替制御端末の代替制御部は、前記障害発生端末に対して通信を回復させるための回復処理をさらに行い、回復処理の進捗に応じた表示を前記障害発生端末の表示部に表示させてもよい。
このようにすれば、例えば回復処理を開始する段階において、精算処理が完了していない場合は、例えば「障害が発生しました。店員が来るまでしばらくお待ちください。」と表示部に表示させてもよい。一方精算が完了した状態で、回復処理を開始する段階においては、例えば「障害が発生しました。しばらくお待ちください。」と表示部に表示させてもよい。また、回復処理を実行しても回復できなかった場合は、例えば「障害が発生しました。他の端末を使用してください。」と表示部に表示させてもよい。このように、回復処理を行う際に仕掛かりの処理があるか否かの状況、回復処理の進捗状況あるいは回復処理の結果に応じた表示を表示部に表示させることによって、POS端末の状態および、とるべき対応を操作者に知らせて障害発生による混乱を最小限に留めることができる。
(v)前記回復処理は、障害発生端末の表示制御部を再起動する処理であってもよい。
このようにすれば、表示制御部がハングアップ状態にある場合に代替制御端末から表示制御部を再起動することで障害からの復旧が可能になることが期待される。
(vi)前記管理制御部は、前記回復処理の後前記障害発生端末が正常に応答するようになったと判断した場合、前記代替制御端末に代替終了指示を送信して前記代替制御部に知らせ、前記代替終了指示を受領した前記代替制御部は、前記障害発生端末の表示制御部が前記表示部の表示制御を制御するように前記障害発生端末の表示制御切替回路を切替えてもよい。
このようにすれば、回復処理によって障害発生端末の表示制御部が正常な状態になった後は、代替制御端末から制御切替回路を切替えて、正常動作になった表示制御部が障害発生前と同様に表示部の表示制御を行うようにすることができる。
(vii)前記管理制御部は、前記回復処理の後前記障害発生端末が正常に応答するようになったと判断した場合、前記代替制御端末に代替終了指示を送信して前記代替制御部に知らせ、前記障害発生端末の表示制御部は、前記回復処理による通信の回復後に、前記表示部の表示制御を制御するように前記表示制御切替回路を切替えてもよい。
このようにすれば、回復処理によって障害発生端末の表示制御部が正常な状態になった後は、正常になった表示制御部が、制御切替回路を切替えて障害発生前と同様に表示部の表示制御を行うことができる。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
10:給油所、 11:POSシステム、 13:SSコンソール、 15,15a,15b,15c,15d,15e:アイランド端末、 17:顧客、 19:店員
21,21a,21e:ディスプレイ、 23:レシートプリンタ、 24:バーコードリーダ、 25:紙幣識別機、 26:非接触カードリーダライタ、 27:クレジットカードリーダ
31:操作部、 31a:タッチパネル、 35,35a,35e:制御部、 36,36a,36e:代替制御部、 37,37a,37e:表示制御部、 38,38a,38e:表示制御切替回路、 39:端末通信部、 41:ディスプレイ、 41a:タッチパネル、 42:POSキーボード、 43:レシートプリンタ、 45:管理制御部、 47:管理通信部

Claims (7)

  1. 複数のPOS端末と、各POS端末と通信可能に接続された管理装置と、を備えたシステムであって、
    各POS端末は、
    操作を受付ける操作部と、
    受付けた操作に応じた情報を表示する表示部と、
    前記操作に応じて前記表示部の表示を制御する表示制御部と、
    前記操作に関連する操作関連情報を前記管理装置と送受し、前記管理装置から他のPOS端末の表示制御を代替すべき表示代替指示を受信する端末通信部と、
    前記表示代替指示を受信した場合、その表示代替指示により指定される他のPOS端末の表示部の表示制御を行う代替制御部とを備えるPOSシステム。
  2. 前記管理装置は、各POS端末と操作関連情報を送受する管理通信部と、
    前記管理通信部と通信する複数のPOS端末のうちに、前記管理装置側で通信エラーが検出されるか、POS端末側から異常発生の通知が送られてきた障害発生端末がある場合、正常に応答する他のPOS端末の何れかを代替制御端末としその代替制御端末に前記表示代替指示を送信する管理制御部とを備える請求項1に記載のPOSシステム。
  3. 各POS端末は、前記表示部の表示制御を前記表示制御部が行うか、外部のPOS端末から行うかを切替える表示制御切替回路をさらに備え、
    前記代替制御端末の前記代替制御部は、前記表示代替指示の受領後に、前記障害発生端末の表示部の表示を前記代替制御端末から制御するように前記障害発生端末の表示制御切替回路を切替える請求項2に記載のPOSシステム。
  4. 前記代替制御端末の代替制御部は、前記障害発生端末に対して通信を回復させるための回復処理をさらに行い、回復処理の進捗に応じた表示を前記障害発生端末の表示部に表示させる請求項3に記載のPOSシステム。
  5. 前記回復処理は、障害発生端末の表示制御部を再起動する処理である請求項4に記載のPOSシステム。
  6. 前記管理制御部は、前記回復処理の後前記障害発生端末が正常に応答するようになったと判断した場合、前記代替制御端末に代替終了指示を送信して前記代替制御部に知らせ、
    前記代替終了指示を受領した前記代替制御部は、前記障害発生端末の表示制御部が前記表示部の表示制御を制御するように前記障害発生端末の表示制御切替回路を切替える請求項4または5に記載のPOSシステム。
  7. 前記管理制御部は、前記回復処理の後前記障害発生端末が正常に応答するようになったと判断した場合、前記代替制御端末に代替終了指示を送信して前記代替制御部に知らせ、
    前記障害発生端末の表示制御部は、前記回復処理による通信の回復後に、前記表示部の表示制御を制御するように前記表示制御切替回路を切替える請求項4または5に記載のPOSシステム。
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