JP2019137384A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
実施形態1のサイドエアバッグ装置について、図面を参照しつつ、サイドエアバッグの膨張展開挙動に着目して以下に説明する。本明細書中の方向に関する記載は、特に断りのない限り、車両を基準としたものであり、例えば、「前方」は車両前方向を示し、「後方」は車両後方向を示し、「上方」は車両上方向を示し、「下方」は車両下方向を示し、「側方」は車両幅方向における外側方向を示す。また、各図中に適宜示される矢印FRは車両前方向を示し、矢印UPは車両上方向を示し、矢印OUTは車両幅方向における外側方向を示す。なお、車両用座席の内部に配置される部材は、車両用座席を透視した状態で図示されている。
図1は、実施形態1のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグの膨張展開前の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。
図2は、実施形態1のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグによる乗員拘束初期の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。図3は、図2(a)中の線分に対応する部分を示す断面模式図であり、(a)は線分A1−A2に対応する部分の断面を示し、(b)は線分B1−B2に対応する部分の断面を示す。
図6は、実施形態1のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグによる乗員拘束中期の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。図7は、図6(a)中の線分に対応する部分を示す断面模式図であり、(a)は線分A3−A4に対応する部分の断面を示し、(b)は線分B3−B4に対応する部分の断面を示す。なお、図6(a)、(b)は、インフレータ10の作動開始から15〜25ms後の状態を模式的に示している。
図10は、実施形態1のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグによる乗員拘束後期の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。なお、図10(a)、(b)は、インフレータ10の作動開始から40ms後の状態を模式的に示している。
実施形態2のサイドエアバッグ装置について、図面を参照しつつ、サイドエアバッグの膨張展開挙動に着目して以下に説明する。実施形態2のサイドエアバッグ装置は、インナーバッグの構成以外、実施形態1のサイドエアバッグ装置と同様であるため、重複する点については説明を適宜省略する。
サイドエアバッグ20の膨張展開前の状態は、図1を参照して既に説明した状態と同様である。
図11は、実施形態2のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグによる乗員拘束初期の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。図12は、図11(a)中の線分に対応する部分を示す断面模式図であり、(a)は線分A1−A2に対応する部分の断面を示し、(b)は線分B1−B2に対応する部分の断面を示す。
図14は、実施形態2のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグによる乗員拘束中期の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。図15は、図14(a)中の線分に対応する部分を示す断面模式図であり、(a)は線分A3−A4に対応する部分の断面を示し、(b)は線分B3−B4に対応する部分の断面を示す。
図16は、実施形態2のサイドエアバッグ装置について、サイドエアバッグによる乗員拘束後期の状態を示す模式図であり、(a)は側方から見た状態を示し、(b)は上方から見た状態を示す。
実施形態3のサイドエアバッグ装置について、図面を参照して以下に説明する。実施形態3のサイドエアバッグ装置は、インナーバッグの構成以外、実施形態1のサイドエアバッグ装置と同様であるため、重複する点については説明を適宜省略する。
10:インフレータ
11:ボルト
20:サイドエアバッグ
21:アウターバッグ
22:ベントホール
23:インナーバッグ
24:ガス流通孔
25A:アウター基布
25B:インナー基布
25a、25b、25c、25d:基布
26a、26b:外周接合部
27a、27b、27c:接合部
28:インナーバッグの前方部分
29:隔壁状基布
29a:隔壁状基布の端部
30:車両用座席
31:シートバック(背もたれ部)
32:表皮
33:サイドフレーム
34:クッションパッド
40:乗員(国際統一側面衝突ダミー)
40A:WS50型の国際統一側面衝突ダミー
40B:WS5型の国際統一側面衝突ダミー
41:胸部
42:上腕部
43:肩部
44:腹部
45:背部
46:腰部
47:胴部
48:大腿部
50:車両側壁
60:障害物
70:ガス調整孔
P1:第一の点(大腿部の回動中心)
P2:第二の点(肩部及び胴部の接続箇所の中心)
X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5:目印
Claims (13)
- ガスを発生させるインフレータと、
車両用座席のシートバックの側部に折り畳まれて収納され、前記インフレータの作動時に前記ガスにより前記車両用座席に着座した乗員の車両側壁側に膨張展開して前記乗員の側部を保護するサイドエアバッグと、を備え、
前記サイドエアバッグは、アウターバッグと、前記インフレータを内包し、前記アウターバッグの後方部分に前記シートバックの延在方向に沿って配置されるインナーバッグと、を有し、
前記アウターバッグには、外部と連通するベントホールが設けられ、
前記インナーバッグには、前記アウターバッグと連通するガス流通孔が設けられ、
前記ガス流通孔は、膨張展開状態の前記サイドエアバッグが前記乗員と前記車両側壁との間で押し潰されるときに、前記アウターバッグによって塞がれる位置に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス流通孔は、前記インナーバッグの前後方向において、中央部分又は前記中央部分よりも後方に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1又は2に記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス流通孔は、前記インナーバッグの前記乗員側に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス流通孔は、前記インナーバッグの下方部分に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記インナーバッグは、前記アウターバッグ内に配置され、端部が前記アウターバッグを構成するアウター基布の端部の一部とともに接合される袋状のインナー基布で構成されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記インナーバッグは、前記アウターバッグを構成するアウター基布の一部と、前記アウターバッグの内部を区切るように前記アウター基布に接合される隔壁状基布と、で囲まれる領域を構成する基布よりなることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記インナーバッグには、前記ガス流通孔に加えて、前記アウターバッグと連通するガス調整孔が更に設けられ、
前記ガス流通孔及び前記ガス調整孔は、前記インナーバッグの前記乗員側に設けられ、
前記ガス調整孔は、前記ガス流通孔よりも上方に位置していることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項7に記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス流通孔は、前記インナーバッグの下方部分に設けられ、
前記ガス調整孔は、前記インナーバッグの上方部分に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項7又は8に記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス調整孔の開口面積は、前記ガス流通孔の開口面積以下であることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項7〜9のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス流通孔は、前記サイドエアバッグ装置を側方から見た状態で、WS50型の国際統一側面衝突ダミーが前記車両用座席に着座したときの腰部と重なり、かつ、WS5型の国際統一側面衝突ダミーが前記車両用座席に着座したときの腰部とも重なる位置に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項7〜10のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
前記ガス調整孔は、前記サイドエアバッグ装置を側方から見た状態で、WS50型の国際統一側面衝突ダミーが前記車両用座席に着座したときの肩部と重なり、かつ、WS5型の国際統一側面衝突ダミーが前記車両用座席に着座したときの肩部と重ならない位置に設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項7〜11のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
WS50型の国際統一側面衝突ダミーが前記車両用座席に着座したときの、大腿部の回動中心を第一の点、肩部及び胴部の接続箇所の中心を第二の点、とするとき、前記サイドエアバッグ装置を側方から見た状態で、前記第一の点を原点、前記第一の点から前記第二の点に向かう方向を正方向とする第一の直線をY軸、前記第一の直線と直交し、前記WS50型の国際統一側面衝突ダミーの前方に向かう方向を正方向とする第二の直線をX軸、とする二次元座標(X,Y)(単位:mm)を定義すると、前記ガス調整孔は、4つの点(90,469)、(56,399)、(−107,452)、(−60,546)を頂点とする四角形の内部領域と重なることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 請求項1〜12のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置であって、
WS50型の国際統一側面衝突ダミーが前記車両用座席に着座したときの、大腿部の回動中心を第一の点、肩部及び胴部の接続箇所の中心を第二の点、とするとき、前記サイドエアバッグ装置を側方から見た状態で、前記第一の点を原点、前記第一の点から前記第二の点に向かう方向を正方向とする第一の直線をY軸、前記第一の直線と直交し、前記WS50型の国際統一側面衝突ダミーの前方に向かう方向を正方向とする第二の直線をX軸、とする二次元座標(X,Y)(単位:mm)を定義すると、前記ガス流通孔は、4つの点(66,63)、(45,−73)、(−159,−2)、(−139,167)を頂点とする四角形の内部領域と重なることを特徴とするサイドエアバッグ装置。
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