JP2019136746A - 解砕装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一定時間あたり一定量の砂ガラを解砕することができる解砕装置を提供する。【解決手段】対向配置された上刃21と下刃31とを用いて砂ガラ9を解砕する解砕装置であって、上刃21が設けられていると共に、回転可能かつ上下動可能な上板2と、下刃31が設けられていると共に、メッシュ構造もしくは多穴構造を有する下板3と、を備え、上板2を回転させつつ上下動させることにより、下板3に載置された砂ガラ9を上刃21によって切削しつつ下板3から排出する、解砕装置。【選択図】図1

Description

本発明は、解砕装置に関する。
金属を鋳造する際には、例えば、鋳物砂に粘結剤を添加して造形された鋳型が用いられる。造形された鋳型は、鋳物を取り出す際に破壊される。破壊された鋳型は、砂ガラを構成する。砂ガラを解砕し、鋳物砂に付着している粘結材を除去することによって、鋳物砂を再利用することができる。
例えば、特許文献1には、砂ガラ同士を衝突させることによって解砕する解砕装置が開示されている。特許文献1に開示されている装置は、対向配置された上刃及び下刃を備える。まず、砂ガラ同士を衝突させることによって、上刃及び下刃の間隙よりも小さくなるまで、砂ガラを解砕する。上刃及び下刃の間隙よりも小さくなるまで解砕された砂ガラは、上刃及び下刃の間隙に入り込み、さらに解砕される。
実開昭60−28946号公報
発明者らは、解砕装置に関して、以下の課題を見出した。
砂ガラは、鋳型を破壊することによって生成されるため、大きさにばらつきがある。大きな砂ガラは、砂ガラ同士を衝突させることによって解砕する際に、小さな砂ガラよりも時間を要する。したがって、大きな砂ガラが含まれている場合、大きな砂ガラが含まれていない場合よりも、解砕に要する時間が長くなる。つまり、同じ量の砂ガラであっても、砂ガラの大きさにより解砕に要する時間が異なる。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、一定時間あたり一定量の砂ガラを解砕することができる解砕装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一態様は、対向配置された上刃と下刃とを用いて砂ガラを解砕する解砕装置であって、前記上刃が設けられていると共に、回転可能かつ上下動可能な上板と、前記下刃が設けられていると共に、メッシュ構造もしくは多穴構造を有する下板と、を備え、前記上板を回転させつつ上下動させることにより、前記下板に載置された前記砂ガラを前記上刃によって切削しつつ前記下板から排出する。
本発明に係る解砕装置では、上板を回転させつつ上下動させることにより、下板に載置された砂ガラを上刃によって切削しつつ下板から排出する。したがって、砂ガラの大きさに関わらず、一定時間あたり一定量の砂ガラを解砕することができる。
本発明によれば、一定時間あたり一定量の砂ガラを解砕することができる解砕装置を提供することができる。
本実施の形態に係る解砕装置の斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 上板の一部拡大斜視図である。 下板の一部拡大斜視図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態に係る解砕装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る解砕装置の斜視図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。解砕装置1は、図1に示すように、解砕室4、回転軸5、プーリー61、ベルト62、プーリー63、台64、減速機71、モーター72、及びフレーム8を備える。解砕装置1は、図2に示すように、図1に示した構成に加えて、上板2及び下板3を備える。なお、図2においては、砂ガラ9も図示している。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正方向が鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
上板2及び下板3は、図2に示すように、対向配置されている円板である。上板2及び下板3は、解砕室4に格納されている。解砕室4は、蓋板41、側壁42、及び底板43を備える。側壁42は、例えば、断面円形の筒状部材である。側壁42の下端には、底板43が接合されている。また、側壁42の上端には、蓋板41が接合されている。
底板43の上面には、下板3が固定されている。下板3の上面には、砂ガラ9が載置される。砂ガラ9は、鋳物を取り出す際に鋳型を破壊することによって生成される。したがって、砂ガラ9は、鋳物砂及び粘結材を用いて構成される。側壁42には、投入口(不図示)を設けていてもよい。側壁42の投入口から砂ガラ9を投入することによって、砂ガラ9を下板3の上面に載置することができる。
上板2の上面の中心部には、回転軸5が接続されている。上板2は、回転軸5を中心に回転することができる。また、上板2は、側壁42の内周面に沿って上下方向に摺動することができる。回転軸5は、台64及び蓋板41を貫通している。
回転軸5は、図1に示すように、プーリー63に連結されている。回転軸5は、プーリー63の回転に伴って回転する。プーリー63は、図1に示すように、ベルト62によって、プーリー61に連結されている。プーリー61は、減速機71に連結している。減速機71は、モーター72に連結している。プーリー63は、図1に示すように、台64の上面に載置されている。
モーター72のトルクは、減速機71において、所定のトルクに変換される。プーリー61は、モーター72の駆動に伴って、減速機71において変換されたトルクで回転する。プーリー63は、ベルト62によってプーリー61に連結されているため、モーター72の駆動に伴って回転する。したがって、回転軸5は、モーター72の駆動に伴って回転する。つまり、モーター72の出力を調節することによって、回転軸5のトルクを調節することができる。
図1に示すように、プーリー63及び台64は、フレーム8に格納されている。なお、回転軸5は、図1に示すように、フレーム8の上端を貫通している。回転軸5の上端は、例えば、ピストン(不図示)に連結している。回転軸5は、ピストンの動きに伴って上下動することができる。つまり、回転軸5は、モーター72の駆動によって回転しつつ、ピストンの動きによって上下動することができる。また、モーター72に連結されたボールねじを用いて回転軸5を上下動させてもよい。ボールねじは、モーター72の駆動に伴って回転軸5を上下動させることができる。
次に、図3を参照して、上板2の構造について説明する。図3は、上板2の一部拡大斜視図である。図3に示すように、上板2の下面には、上刃21が設けられている。上刃21は、図3に示すように、例えば、断面三角形状の列状刃である。なお、上刃21の形状は、砂ガラ9の硬度や大きさに応じて適宜変更しても良い。例えば、上刃21の形状を、サメの歯状としてもよい。
次に、図4を参照して、下板3の構造について説明する。図4は、下板3の一部拡大斜視図である。図4に示すように、下板3の上面には、下刃31が設けられている。下刃31は、図4の示すように、例えば、断面三角形状の列状刃である。上板2の下面に上刃21が設けられており、かつ、下板3の上面に下刃31が設けられているため、上刃21及び下刃31は、対向配置されている。
下板3は、図4に示すように、例えば、下刃31同士の間隙に、複数の貫通孔32が設けられている多穴構造を有する。詳細は後述するが、解砕された砂ガラ9は、複数の貫通孔32を介して下板3から排出される。したがって、底板43には、下板3から排出された砂ガラを通すことができる開口部が設けられていることが望ましい。
なお、下板3の形状は、下板3の上面に下刃31を設けることが可能な形状であれば、どのような形状であってもよい。下板3の形状は、例えば、金網のようなメッシュ構造であってもよい。また、図4に示した下板3では、複数の貫通孔32をx軸方向に沿って整列するように配置している。しかしながら、複数の貫通孔32を配置する位置は、特に限定されない。
底板43の下には、例えば、ベルトコンベア(不図示)を配置してもよい。複数の貫通孔32を介して下板3から排出された砂ガラ9は、ベルトコンベアが有するベルトに載置される。ベルトに載置された砂ガラ9は、ベルトコンベアが駆動すると、所定の場所に運ばれる。
砂ガラ9を解砕する際には、まず、図2に示したように下板3の上面に砂ガラ9を載置する。次に、モーター72及びピストンを駆動することによって、回転軸5を、回転させつつ上下動させる。つまり、上板2を、回転させつつ上下動させる。砂ガラ9は、上板2が回転しつつ降下されると、上刃21によって切削される。上板2を回転させる際には、通常、小さなトルクで回転を開始し、所定のトルクまで徐々にトルクを上げる。
上板2を降下させると、砂ガラ9は、上板2及び下板3によって挟持される。砂ガラ9を挟持しつつ上板2を回転させると、下板3の上面に下刃31が設けられているため、砂ガラ9は、上板2の回転方向と逆向きの力を下刃31から受ける。したがって、上板2を回転させることによって、上刃21及び下刃31を用いて砂ガラ9を切削することができる。
切削された砂ガラ9は、砂ガラ9同士の間隙を通り、複数の貫通孔32を介して下板3から排出される。つまり、複数の貫通孔32よりも小さくなるまで切削された砂ガラ9のみ、排出される。したがって、本実施の形態に係る解砕装置1を用いることによって、砂ガラ9の大きさを所定以下に揃えることができる。複数の貫通孔32の大きさを適宜変更することによって、所定の大きさに砂ガラ9の大きさを揃えることができる。
また、図4で示した下板3では、複数の貫通孔32が下板3の上面全体に設けられている。したがって、例えば下板3の上面の一部に複数の貫通孔32が設けられている場合よりも、切削された砂ガラ9を速く排出することができる。
本実施の形態に係る解砕装置1では、切削された砂ガラ9が複数の貫通孔32を介して、真下に向かって排出される。したがって、切削された砂ガラ9の四散を抑制することができる。また、四散した砂ガラ9を収集するための機構を設ける必要がないため、解砕装置1を小型化することができる。
また、本実施の形態に係る解砕装置1では、上板2を回転させつつ上下動することによって砂ガラ9を切削しているため、砂ガラ9の大きさに関わらず、一定時間あたり一定量の砂ガラ9を切削することができる。したがって、砂ガラ9を解砕する工程に要する時間を一定に保つことができる。さらに、解砕室4内において砂ガラ9を切削しているため、覆いの無い場所において砂ガラ9を解砕する場合よりも、動作音が小さい。
以上で説明した本実施の形態に係る発明により、一定時間あたり一定量の砂ガラを解砕することができる解砕装置を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 解砕装置
2 上板
21 上刃
3 下板
31 下刃
32 貫通孔
4 解砕室
41 蓋板
42 側壁
43 底板
5 回転軸
61 プーリー
62 ベルト
63 プーリー
64 台
71 減速機
72 モーター
8 フレーム
9 砂ガラ

Claims (1)

  1. 対向配置された上刃と下刃とを用いて砂ガラを解砕する解砕装置であって、
    前記上刃が設けられていると共に、回転可能かつ上下動可能な上板と、
    前記下刃が設けられていると共に、メッシュ構造もしくは多穴構造を有する下板と、を備え、
    前記上板を回転させつつ上下動させることにより、前記下板に載置された前記砂ガラを前記上刃によって切削しつつ前記下板から排出する、
    解砕装置。
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