JP5917433B2 - 破砕機の運転方法 - Google Patents

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本発明は、一般廃棄物や産業廃棄物等を破砕する破砕機の運転方法に関し、特に、パソコンやサーバー等のOA機器、ビデオデッキ等の家電、その他の電子回路基板を内蔵した電気電子機器(以下、単に、「電気電子機器」という。)を分解して、電子回路基板を破砕することなく分離して取り出す機能を有する破砕機運転方法に関するものである。
従来、一般廃棄物や産業廃棄物等の被破砕物を破砕する破砕機として、内周面部に衝突刃部材を有する破砕ケーシングと、外周側に打撃部材を有して破砕ケーシングの内部でその破砕ケーシングの周方向に回転駆動される打撃ロータとを備え、破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んだ被破砕物を打撃部材で打撃するとともに衝突刃部材に衝突させて破砕し、破砕した被破砕物を破砕ケーシングの排出口側における破砕ケーシングと打撃ロータとの隙間を通して排出するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の破砕機において、破砕ケーシングの排出口側における破砕ケーシングと打撃ロータとの隙間に臨ませて粒度調整機構を配設し、この粒度調整機構によってその隙間の開口度を調整することにより、被破砕物の粒度を調整するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−319623号公報 特開2003−117414号公報
一方、近年、廃棄される電気電子機器に内蔵される電子回路基板に含有されているレアメタル等の有用な資源が着目され、このため廃棄される電気電子機器は「都市鉱山」とも呼ばれ、そこから資源を再生し、有効活用しようという気運が高まってきている。
ところで、廃棄された電気電子機器を、上記従来の破砕機を用いて破砕した場合には、初期の段階で電気電子機器から分解された電子回路基板が、破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んで打撃部材と衝突刃部材との協働により基板と実装部品とに分離され、さらに、打撃部材と衝突刃部材との間での滞留時間が長くなるにつれてそれら基板及び実装部品の破砕が進み、粒度調整機構による破砕ケーシングと打撃ロータとの隙間の開口度に応じて両者が細かく破砕され、他の破砕物と混在して排出される。
しかしながら、このように電子回路基板が細かく破砕され、他の破砕物と混在してしまうと、電子回路基板に高い含有率で含まれているレアメタル等の有用な資源の分離、回収に手数やコストを要することになるとともに、回収率が低下するという問題があった。
本発明は、上記従来の破砕機の有する問題点に鑑み、被破砕物を所定の粒度以下に破砕することができるようにしながら、被破砕物としての電気電子機器を分解して、電子回路基板を破砕することなく分離して取り出すことができるようにした破砕機運転方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、発明破砕機の運転方法は、上下方向に開口された筒形状に形成され、内周面部に衝突刃部材を有する破砕ケーシングと、回転軸が軸線を鉛直方向に向けて配設され、上面に打撃部材を突設し、外周側に打撃部材を有して破砕ケーシングの内部でその破砕ケーシングの周方向に回転駆動される打撃ロータとを備え、破砕ケーシング内に投入された被破砕物を上面に突設した打撃部材で大まかに破砕して分散させた後、破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んだ被破砕物を打撃部材で打撃するとともに衝突刃部材に衝突させて破砕するようにした破砕機を用いた被破砕物から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出す破砕機の運転方法であって前記内周面部に衝突刃部材を有する破砕ケーシングの一部を開放し、破砕ケーシング内に投入された被破砕物を上面に突設した打撃部材で大まかに破砕して分散させた後、大まかに分散された被破砕物から破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んだ段階で電子回路基板を分離させ、開放された破砕ケーシングの一部から被破砕物を分離した電子回路基板と共に排出するようにすることを特徴とする。
この場合において、前記開放する破砕ケーシングの一部、ヒンジ機構により開閉可能な扉部材に、破砕ケーシングの内周面部を構成する衝突刃部材を取り付けてなるケーシングダンパにより構成することができる
また、破砕ケーシングの一部を非開放状態としたときの打撃ロータの回転数に対し、破砕ケーシングの一部を開放状態としたときの打撃ロータの回転数を下げることができる。
発明破砕機の運転方法における、電子回路基板を分離して取り出す必要がある場合、具体的には、被破砕物が電気電子機器である場合は、破砕ケーシングの一部が開放状態とされる。
これにより、被破砕物である電気電子機器は、破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んだ初期の段階において打撃部材と衝突刃部材との協働により大きな断片状に破砕された被破砕物に分解された状態で、破砕ケーシングの開放された部分から速やかに排出される。したがって、被破砕物である電気電子機器から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出すことができる。これによって、電子回路基板が細かく破砕されて他の破砕物と混在してしまうことがなく、電子回路基板に高い含有率で含まれているレアメタル等の有用な資源の分離、回収に手数やコストを要することがなく、また、これらの資源を高い回収率で回収することができる。
なお、電子回路基板を分離して取り出す必要がない通常の廃棄物が被破砕物である場合は、破砕ケーシングの一部が非開放状態とされる。
これにより、被破砕物は、打撃部材と衝突刃部材との間での滞留時間が長くなるにつれて破砕が進み、破砕ケーシングの排出口側における破砕ケーシングと打撃ロータとの隙間の開口度に応じて細かく破砕される。したがって、被破砕物を所定の粒度以下に破砕することができる。
また、前記開放する破砕ケーシングの一部を、ヒンジ機構により開閉可能な扉部材に、破砕ケーシングの内周面部を構成する衝突刃部材を取り付けてなるケーシングダンパにより構成することにより、破砕ケーシングの一部の開放状態と非開放状態とをケーシングダンパの開閉操作にて容易に切り換えることができる。
また、破砕ケーシングの一部を非開放状態としたときの打撃ロータの回転数に対し、破砕ケーシングの一部を開放状態としたときの打撃ロータの回転数を下げるようにされているので、破砕衝撃力を適切に調整することができ、確実に被破砕物である電気電子機器から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出すことができる。
本発明の一実施形態に係る破砕機の縦断面図で、ケーシングダンパが閉じられた状態図である。 図1のA部拡大図である。 図1のB−B線断面図である。 本実施形態の破砕機の縦断面図で、ケーシングダンパが開かれた状態図である。 図4のC−C線断面図である。
次に、本発明の破砕機運転方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
<破砕機の概略説明>
図1に示されるように、本実施形態の破砕機1は、一般廃棄物や産業廃棄物等の被破砕物を破砕するものであって、被破砕物を所定の粒度以下に破砕する機能と、被破砕物である電気電子機器から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出すことができる機能とを兼ね備えている。
この破砕機1は、架台2上に基台3及び排出部ハウジング4を介して設置される破砕ケーシング5を備えている。この破砕ケーシング5上には、被破砕物が投入される投入口(図示省略)や爆風を逃がすための爆風逃し口(図示省略)等を有する上部ケーシング6が設置されている。
<破砕ケーシングの説明>
図2及び図3に示されるように、破砕ケーシング5は、上下方向に開口されて下方に向かってやや狭まる平面視八角筒形状に形成されている。
図3に示されるように、破砕ケーシング5は、第1側壁部5aと、この第1側壁部5aを基準に時計周りに順に第2側壁部5b、第3側壁部5c、第4側壁部5d、第5側壁部5e、第6側壁部5f、第7側壁部5g及び第8側壁部5hの合計8つの側壁部5a〜5hを有している。
ここで、第3側壁部5cを除くその他7つの側壁部5a,5b,5d〜5hにより構成される部分を「破砕ケーシング主要部7」と称することとする。
また、第3側壁部5cは、破砕ケーシング主要部7の開口部7a(図5参照)を開閉するケーシングダンパとしても機能するため、この第3側壁部5cを以下において適宜に「ケーシングダンパ8」と称することとする。
図3に示されるように、破砕ケーシング主要部7は、7つの側壁部5a,5b,5d〜5hに対応する側板を有するケーシング本体9を備え、このケーシング本体9における各側板の内側面に衝突刃部材10を取り付けて構成されている。
ここで、衝突刃部材10は、所定厚のベース板10aの表面に複数の衝突子10bが設けられてなるものであり、これら複数の衝突子10bによって衝突刃部材10の表面が凹凸状に形成されている。
このように表面を凹凸状に形成した衝突刃部材10を採用することにより、衝突刃部材10に打ち当てられた被破砕物は、衝突刃部材10の衝突子10bに引っ掛かりながら破砕されることになる。
図3及び図5に示されるように、ケーシングダンパ8は、破砕ケーシング主要部7の開口部7a(図5参照)に対し、ヒンジ機構11により開閉可能な扉部材12を備え、該扉部材12が閉状態(図3参照)にあるときにその扉部材12における破砕ケーシング5の内側に向けられた板面に前述した衝突刃部材10を取り付けて構成されている。
ヒンジ機構11は、破砕ケーシング主要部7に対し扉部材12の一側部を回動可能に接合するピン13を備えてなり、ピン13の鉛直軸線周りに扉部材12を揺動させることにより、図3に示されるように、破砕ケーシング主要部7に対しケーシングダンパ8を閉じて、破砕ケーシング5の第3側壁部5cを非開放状態としたり、図5に示されるように、破砕ケーシング主要部7に対しケーシングダンパ8を開いて、破砕ケーシング5の第3側壁部5cを開放状態としたりすることができるようになっている。
図2に示されるように、破砕ケーシング5の中心位置には、回転軸14が軸線を鉛直方向に向けて配設されている。
回転軸14の上部には、破砕ケーシング5の内部に配される打撃ロータ15が取り付けられている。
<打撃ロータの説明>
打撃ロータ15は、打撃ロータ本体17の外周部における上下の各段部に所要の中空円形状の打撃部材18を支持ピン19に対し遊びを持たせた状態で装着するとともに、打撃ロータ本体17の上面に凸状の打撃部材20を突設して構成されている。
なお、打撃ロータ15の外周側の打撃部材18と衝突刃部材10との間隔は、破砕ケーシング5の下部に向かって漸次に狭まるように形成されており、破砕ケーシング5と打撃ロータ15との間に被破砕物が入り込みやすいようにされている。
図1に示されるように、回転軸14の中間部から下部寄りの部分は、軸受ユニット16を介して排出部ハウジング4に回転自在に支持されている。
また、基台3には、回転軸14と所定の軸間距離を隔てて駆動モータ21が設置されている。
駆動モータ21の出力軸には、駆動プーリ22が固定され、回転軸14の下端部には、従動プーリ23が固定され、これら駆動プーリ22と従動プーリ23との間に伝動ベルト24が巻き掛け装着され、駆動モータ21の作動により、駆動モータ21からの回転動力が駆動プーリ22、伝動ベルト24及び従動プーリ23を介して回転軸14に伝達され、打撃ロータ15が破砕ケーシング5の内部でその破砕ケーシング5の周方向に回転駆動されるようになっている。
打撃ロータ15が回転駆動されると、打撃部材18が遠心力によって外側に突出した状態で回転軸14の鉛直軸線を中心として公転運動するように回転され、破砕ケーシング5と打撃ロータ15との間に入り込んだ被破砕物に対し打撃部材18により打撃を加えることができるようなっている。
このとき、仮に被破砕物が容易に変形しないような負荷が作用したとしても、打撃部材18と支持ピン19との間に遊びを持たせているので、打撃部材18が任意の方向に逃げてその負荷を支持ピン19へ伝達しないようにすることができる。
<隙間調整板の説明>
図2に示されるように、破砕ケーシング5と排出部ハウジング4との間には、隙間調整板25が破砕ケーシング5の各側壁部5a〜5hに対応して合計8枚配設されている(図2においては側壁部5g,5cに対応する2枚の隙間調整板25のみ表わす。)。
各隙間調整板25は、破砕ケーシング5の排出口側における破砕ケーシング5と打撃ロータ15との隙間26の開口度を調整するためのものであり、破砕ケーシング5と排出部ハウジング4とを締結するボルト27を緩めることで破砕ケーシング5の径方向に移動させることができる。
この隙間調整板25で隙間26の開口度を調整することにより、衝突刃部材10と打撃部材18との間での被破砕物の滞留時間を調整して衝突刃部材10と打撃部材18との協働によるすり潰し作用を適宜持続させることで被破砕物を所定の粒度以下に破砕することができるようになっている。
この隙間調整板25により設定される隙間26の開口度で規定される粒度にまで細かく破砕された被破砕物は、隙間調整板25と打撃ロータ15との間を通って排出部ハウジング4内に落下される。
打撃ロータ15の下面には、排出部ハウジング4内に配される所要のスクレーパ28が取り付けられており、このスクレーパ28により、排出部ハウジング4内の被破砕物を掻き寄せることができるようになっている。
排出部ハウジング4には、スクレーパ28によって掻き寄せられた被破砕物を当該排出部ハウジング4の外部に排出するための開口部29が設けられている。
図1に示されるように、排出部ハウジング4と破砕ケーシング5とには、両者に跨るように排出シュート30が取り付けられており、この排出シュート30により、排出部ハウジング4の開口部29から排出される細かく破砕された被破砕物Mと、図4に示されるように、ケーシングダンパ8が開かれたときに出現する破砕ケーシング主要部7の開口部7aから排出される大きな断片状に破砕された被破砕物M´とを機外の下方へと落下・排出することができる。
<作用効果の説明>
以上に述べたように構成される破砕機1の破砕動作について、電子回路基板を分離して取り出す必要がない通常の廃棄物が被破砕物である場合と、電子回路基板を分離して取り出す必要がある電気電子機器が被破砕物である場合とに分けて以下に説明する。
まず、電子回路基板を分離して取り出す必要がない通常の廃棄物が被破砕物である場合は、図1及び図3に示されるように、ケーシングダンパ8を閉じて破砕ケーシング5の第3側壁部5cを非開放状態とし、比較的高回転の回転数NAで打撃ロータ15を回転駆動する。
この運転状態において、上部ケーシング6を通して破砕ケーシング5内に投入された被破砕物は、まず打撃ロータ15に突設された打撃部材20によって打撃されて大まかに破砕されて分散される。
分散された被破砕物が、破砕ケーシング5と打撃ロータ15との間に入り込むと、打撃ロータ15の外周側の打撃部材18から打撃が加えられるとともに衝突刃部材10に衝突され、打撃部材18と衝突刃部材10との協働によるすり潰し作用を受ける。
打撃部材18と衝突刃部材10との間における滞留時間が長くなるにつれて被破砕物の破砕が進み、すり潰し作用の継続により、隙間26(図2参照)の開口度に応じて被破砕物が細かく破砕される。こうして、被破砕物を所定の粒度以下に破砕することができる。
そして、図1に示されるように、細かく破砕された被破砕物Mは、隙間調整板25と打撃ロータ15との間を通って排出部ハウジング4内に落下され、スクレーパ28によって掻き寄せられ、排出部ハウジング4の開口部29から排出シュート30を通して機外の下方へと落下・排出される。
一方、電子回路基板を分離して取り出す必要がある電気電子機器が被破砕物である場合は、図4及び図5に示されるように、ケーシングダンパ8を開いて破砕ケーシング5の第3側壁部5cを開放状態とし、打撃ロータ15の回転数を比較的高回転の回転数NAから下げて比較的低回転の回転数NBで打撃ロータ15を回転駆動する。
このように、打撃ロータ15の回転数を調節することにより、破砕衝撃力を適切に調整することができる。
この運転状態において、上部ケーシング6を通して破砕ケーシング5内に投入された被破砕物は、まず打撃ロータ15に突設された打撃部材20によって打撃されて大まかに破砕されて分散される。
大まかに分散された被破砕物が、破砕ケーシング5と打撃ロータ15との間に入り込むと、初期の段階で、衝突刃部材10と打撃部材18との協働により大きな断片状の被破砕物M´、具体的には、電気電子機器のケース等と電子回路基板とに分解され、この状態で、図4に示されるように、破砕ケーシング5の開放されたケーシングダンパ8から排出シュート30を通して速やかに機外の下方へと落下・排出される。
これにより、被破砕物である電気電子機器から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出すことができる。これによって、電子回路基板が細かく破砕されて他の破砕物と混在してしまうことがなく、電子回路基板に高い含有率で含まれているレアメタル等の有用な資源の分離、回収に手数やコストを要することがなく、また、これらの資源を高い回収率で回収することができる。
以上、本発明の破砕機運転方法について、その一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の破砕機運転方法は、被破砕物を所定の粒度以下に破砕することができるようにしながら、被破砕物としての電気電子機器を分解して、電子回路基板を破砕することなく分離して取り出すことができる特性を有していることから、一般廃棄物や産業廃棄物等の破砕の用途に用いることができるのは勿論のこと、電気電子機器から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出す用途に好適に用いることができる。
1 破砕機
5 破砕ケーシング
8 ケーシングダンパ
10 衝突刃部材
11 ヒンジ機構
12 扉部材
15 打撃ロータ
18 打撃部材

Claims (3)

  1. 上下方向に開口された筒形状に形成され、内周面部に衝突刃部材を有する破砕ケーシングと、回転軸が軸線を鉛直方向に向けて配設され、上面に打撃部材を突設し、外周側に打撃部材を有して破砕ケーシングの内部でその破砕ケーシングの周方向に回転駆動される打撃ロータとを備え、破砕ケーシング内に投入された被破砕物を上面に突設した打撃部材で大まかに破砕して分散させた後、破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んだ被破砕物を打撃部材で打撃するとともに衝突刃部材に衝突させて破砕するようにした破砕機を用いた被破砕物から電子回路基板を破砕することなく分離して取り出す破砕機の運転方法であって前記内周面部に衝突刃部材を有する破砕ケーシングの一部を開放し、破砕ケーシング内に投入された被破砕物を上面に突設した打撃部材で大まかに破砕して分散させた後、大まかに分散された被破砕物から破砕ケーシングと打撃ロータとの間に入り込んだ段階で電子回路基板を分離させ、開放された破砕ケーシングの一部から被破砕物を分離した電子回路基板と共に排出するようにすることを特徴とする破砕機の運転方法
  2. 前記開放する破砕ケーシングの一部、ヒンジ機構により開閉可能な扉部材に、破砕ケーシングの内周面部を構成する衝突刃部材を取り付けてなるケーシングダンパにより構成することを特徴とする請求項1記載の破砕機の運転方法
  3. 砕ケーシングの一部を非開放状態としたときの打撃ロータの回転数に対し、破砕ケーシングの一部を開放状態としたときの打撃ロータの回転数を下げることを特徴とする破砕機の運転方法。
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