JP2019134169A - 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体デバイスの発光像や発熱像などの測定像とそのパターン画像との重畳画像を精度よく生成すること。【解決手段】 観察システム1Aにおける画像処理方法は、半導体デバイスSを対象に測定された測定画像G1と、測定画像G1に対応する半導体デバイスSのパターンを示す第1パターン画像G2を取得する第1ステップと、半導体デバイスSのパターンを示す第2パターン画像G3を取得する第2ステップと、第1パターン画像G2と第2パターン画像G3とに基づいて、第1パターン画像G2と第2パターン画像G3との相対関係を示すマッチング情報を取得する第3ステップと、マッチング情報を基に、第2パターン画像G3と測定画像G1とを重畳することによって重畳画像G4を取得する第4ステップと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラムに関するものである。
従来から、半導体デバイス等の検査対象デバイス(DUT:device under test)の画像を取得して、その画像を基に故障箇所の分析等の各種分析が行われている。例えば、下記特許文献1には、半導体ウエハに形成された回路パターンの線幅を測定するための走査型電子顕微鏡を備えた測定装置が開示されている。この装置では、テンプレートを用いて観察画像における位置検出が行われる。
特開2005−310805号公報
ここで、検査対象デバイスからの発光像や発熱像など測定像を解析する際には、その測定像と別個に取得された検査対象デバイスのパターン画像と重ね合わせた画像を生成したいというニーズが高まってきている。その場合には、パターン画像と測定像を含む信号画像との間の位置合わせの精度が重要である。しかし、検査対象デバイスの発光画像や発熱画像には、検査対象デバイスの回路パターンが含まれない場合が多く、例えば、発熱像画像を測定画像とする場合、測定画像の中心に発熱像が位置するようにステージを調整した状態でパターン画像を取得することによって、パターン画像の中心と信号画像の中心の位置合わせを行っていた。このような方法では、位置あわせの精度が悪く、信号画像とパターン画像を取得する際に手間がかかる。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、半導体デバイスの発光像や発熱像などの測定像とそのパターン画像との重畳画像を精度よく生成することが可能な画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一側面に係る画像処理方法は、半導体デバイスを対象に測定された測定画像と、測定画像に対応する半導体デバイスのパターンを示す第1のパターン画像を、第1の光検出器を用いて取得する第1ステップと、半導体デバイスのパターンを示す第2のパターン画像を、第1の光検出器と異なる第2の光検出器を用いて取得する第2ステップと、第1のパターン画像と第2のパターン画像とに基づいて、第1のパターン画像と第2のパターン画像との相対関係を示すマッチング情報を取得する第3ステップと、マッチング情報を基に、第2のパターン画像と測定画像とを重畳することによって重畳画像を取得する第4ステップと、を備え、第3ステップでは、第1のパターン画像から輪郭線である第1の形状情報を抽出し、第2のパターン画像から輪郭線である第2の形状情報を抽出し、第1の形状情報と第2の形状情報との間で互いに類似するパターンを検索することによりマッチング情報を取得する。
或いは、本発明の他の側面に係る画像処理装置は、半導体デバイスを対象に測定された測定画像であって第1の光検出器を用いて取得された画像と、測定画像に対応する半導体デバイスのパターンを示す第1のパターン画像であって第1の光検出器を用いて取得された画像と、半導体デバイスのパターンを示す第2のパターン画像であって第1の光検出器と異なる第2の光検出器を用いて取得された画像とを記憶する記憶部と、第1のパターン画像と第2のパターン画像とに基づいて、第1のパターン画像と第2のパターン画像との相対関係を示すマッチング情報を取得する画像解析部と、マッチング情報を基に、第2のパターン画像と測定画像とを重畳することによって重畳画像を取得する画像処理部と、を備え、画像解析部は、第1のパターン画像から輪郭線である第1の形状情報を抽出し、第2のパターン画像から輪郭線である第2の形状情報を抽出し、第1の形状情報と第2の形状情報との間で互いに類似するパターンを検索することによりマッチング情報を取得する。
或いは、本発明の他の側面に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、半導体デバイスを対象に測定された測定画像に対応し、半導体デバイスのパターンを示す第1のパターン画像であって第1の光検出器を用いて取得された画像と、半導体デバイスのパターンを示す第2のパターン画像であって第1の光検出器と異なる第2の光検出器を用いて取得された画像とに基づいて、第1のパターン画像と第2のパターン画像との相対関係を示すマッチング情報を取得する画像解析部、及びマッチング情報を基に、第2のパターン画像と測定画像とを重畳することによって重畳画像を取得する画像処理部、として機能させ、画像解析部は、第1のパターン画像から輪郭線である第1の形状情報を抽出し、第2のパターン画像から輪郭線である第2の形状情報を抽出し、第1の形状情報と第2の形状情報との間で互いに類似するパターンを検索することによりマッチング情報を取得する。
このような画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、或いは画像処理プログラムを記憶した記録媒体によれば、半導体デバイスの測定画像に対応した第1のパターン画像と、半導体デバイスの第2のパターン画像との間のマッチング情報を基に、第2のパターン画像と測定画像との位置関係が精度よく得られ、その位置関係を基に第2のパターン画像と測定画像との重畳画像を取得することにより、精度のよい重畳画像を得ることができる。
本発明によれば、半導体デバイスの発光像や発熱像などの測定像とそのパターン画像との重畳画像を精度よく生成することが可能となる。
本発明の第1実施形態にかかる画像処理装置である観察システム1Aの概略構成図である。 図1の記憶部27に記憶された測定画像のイメージの一例を示す図である。 図1の記憶部27に記憶された第1パターン画像のイメージの一例を示す図である。 図1の画像解析部29により生成された測定画像のイメージの一例を示す図である。 図1の記憶部27に記憶された第2パターン画像のイメージの一例を示す図である。 図1の画像解析部29により第2パターン画像から抽出された第2の形状情報の一例を示す図である。 図1の画像解析部29によるマッチング処理の対象となる第1パターン画像及び第2パターン画像の第2の形状情報の一例を示す図である。 図1の画像処理部31により測定画像から抜き取られた、発熱像を含む抽出画像の一例を示す図である。 図1の画像処理部31により抽出画像と第2パターン画像とを基に重畳された重畳画像の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態の第1の変形例にかかる観察システム1Bの概略構成図である。 本発明の第1実施形態の第2の変形例にかかる観察システム1Cの概略構成図である。 本発明の第1実施形態の第3の変形例にかかる観察システム1Dの概略構成図である。
以下、図面とともに本発明による画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像処理装置である観察システム1Aの概略構成図である。図1に示す観察システム1Aは、半導体メモリやLSI等のIC(集積回路)、パワーデバイス等の半導体デバイスの発熱像を観察するために画像を取得及び処理する光学システムである。この観察システム1Aは、赤外カメラ3、2次元カメラ5、照明装置7、ダイクロイックミラー9、ハーフミラーなどのビームスプリッタ11、対物レンズ13、ステージ15、コンピュータ(Personal Computer)17、テスタ19、入力装置21、及び表示装置23を含んで構成されている。
赤外カメラ3は、赤外波長に感度を持つInSb(インジウムアンチモン)カメラ等の撮像装置であり、ステージ15に載置される半導体デバイスSの発熱像を撮像することにより測定画像を取得する。この赤外カメラ3は、ステージ15に載置される半導体デバイスSの発熱像を、対物レンズ13及びダイクロイックミラー9を介して検出する。
2次元カメラ5は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を内蔵するカメラであり、ステージ15に載置される半導体デバイスSのパターンを示すパターン像等の2次元像を撮像する。この2次元カメラ5は、対物レンズ13及びダイクロイックミラー9及びビームスプリッタ11を介して半導体デバイスの2次元像を検出する。
対物レンズ13は、半導体デバイスSに対向して設けられ、赤外カメラ3及び2次元カメラ5に結像する像の倍率を設定する。この対物レンズ13には、対物レンズ切替手段25と複数の倍率の異なるレンズとが含まれ、赤外カメラ3或いは2次元カメラ5に像を結ぶ対物レンズ13を、高倍率レンズと低倍率レンズとの間で切り替える機能を有する。
ダイクロイックミラー9は、半導体デバイスSの発熱像を赤外カメラ3に導光するために赤外波長の光を透過し、半導体デバイスSのパターン像を2次元カメラ5に導光するために赤外波長以外の波長の光を反射させる。ビームスプリッタ11は、ダイクロイックミラー9によって反射されたパターン像を2次元カメラ5に向けて透過させるとともに、照明装置7から出射されたパターン像生成用の照明光をダイクロイックミラー9に向けて反射させることにより、その照明光をダイクロイックミラー9及び対物レンズ13を経由して半導体デバイスSに照射する。
テスタ19は、半導体デバイスSに所定の電気信号のテストパターン、所定の電圧、又は所定の電流を印加する。このテストパターンの印加によって、半導体デバイスSの故障に起因する発熱像が発生する。
コンピュータ17は、赤外カメラ3及び2次元カメラ5で取得された画像を処理する画像処理装置である。詳細には、コンピュータ17は、機能的構成要素として、記憶部27、画像解析部29、画像処理部31、及び制御部33により構成されている。また、コンピュータ17には、コンピュータ17に対してデータを入力するためのマウス、キーボード等の入力装置21、コンピュータ17による画像処理結果を表示するためのディスプレイ装置等の表示装置23が付属している。
図1に示すコンピュータ17の各機能部は、コンピュータ17のCPU等の演算処理装置がコンピュータ17の内蔵メモリやハードディスクドライブなどの記憶媒体に格納されたコンピュータプログラム(画像処理プログラム)を実行することによって実現される機能である。コンピュータ17の演算処理装置は、このコンピュータプログラムを実行することによってコンピュータ17を図1の各機能部として機能させ、後述する画像処理方法に対応する処理を順次実行する。このコンピュータプログラムの実行に必要な各種データ、及び、このコンピュータプログラムの実行によって生成された各種データは、全て、コンピュータ17のROMやRAM等の内蔵メモリやハードディスクドライブなどの記憶媒体に格納される。
ここで、コンピュータ17の各機能部の機能について説明する。記憶部27は、赤外カメラ3によって取得された発熱像が検出された測定画像、赤外カメラ3によって取得された半導体デバイスSのパターン像が検出された第1パターン画像、及び2次元カメラ5によって取得された半導体デバイスのパターン像が検出された第2パターン画像を、順次記憶する。画像解析部29及び画像処理部31は、記憶部27に記憶された画像を対象に各種の画像データ処理を実行する。詳細には、画像解析部29は、記憶部27に記憶された第1パターン画像と第2パターン画像との位置、サイズ、及び角度に関する相対関係を示すマッチング情報を取得する。また、画像処理部31は、画像解析部29によって取得されたマッチング情報を参照しながら、第2パターン画像と測定画像中の発熱像とを重畳処理することにより重畳画像を取得する。制御部33は、コンピュータ17におけるデータ処理、及びコンピュータ17に接続されたデバイスの処理を制御する。例えば、制御部33は、照明装置7による照明光の出射、赤外カメラ3及び2次元カメラ5による撮像、対物レンズ13の倍率の切り替え、テスタ19によるテストパターンの印加、表示装置23による観察結果(重畳画像等)の表示を制御する。
以下、観察システム1Aによる重畳画像の生成手順を説明するとともに、本実施形態に係る画像処理方法について詳述する。
まず、コンピュータ17により、入力装置21を利用して観察システム1Aの操作者から半導体デバイスの観察処理の開始指示が受け付けられると、制御部33の制御により、対物レンズ13が予め設定された倍率(例えば、低倍率)に切り替えられた後に、テスタ19によるテストパターンの印加が開始される。この状態で、制御部33の制御により、赤外カメラ3によって半導体デバイスの発熱像を含む測定画像が取得されて記憶部27に記憶される(ステップA1−1:発熱像取得ステップ)。この測定画像は、所定の露光時間で連続的に撮像された複数枚の画像データが加算されることにより生成される。図2には、記憶部27に記憶された測定画像のイメージの一例を示している。この測定画像Gには、半導体デバイスS全体からの熱が撮像されることによるパターン像G11と、テストパターンの印加に伴って故障箇所等の観察対象箇所から発せられる発熱像G12が含まれる。この半導体デバイス全体からの熱は、半導体デバイスを形成する素子の形状の情報を持っているため、パターン像G11は、半導体デバイスSのパターンを表す画像となる。
次に、制御部33の制御により、対物レンズ13の倍率が維持されたままで、テスタ19によるテストパターンの印加が停止される。この状態で、制御部33の制御により、赤外カメラ3によって半導体デバイスのパターン像のみを含む第1パターン画像が取得されて記憶部27に記憶される(ステップA1−2:パターン像取得ステップ)。この第1パターン画像は、ステップA1−1と同様に、所定の露光時間で連続的に撮像された複数枚の画像データが加算されることにより生成される。図3には、記憶部27に記憶された第1パターン画像のイメージの一例を示している。この第1パターン画像Gには、半導体デバイスS全体からの熱が撮像されることによるパターン像G11のみが含まれ、パターン像G11は、半導体デバイスSのパターンを表す画像となる。すなわち、第1パターン画像Gは、測定画像Gに含まれるパターン像に一致する(対応する)パターン像を表すものとなる。
その後、コンピュータ17の画像解析部29は、記憶部27から測定画像G及び第1パターン画像Gを読み出し、測定画像Gから第1パターン画像Gを差分処理することにより、発熱像のみを含む測定画像Gを加工および生成する(ステップA1−3:発熱像差分ステップ)。図4には、画像解析部29により生成された測定画像Gのイメージの一例を示している。このように、測定画像Gからパターン像が除かれて発熱像G12のみが現れている。
さらに、制御部33の制御により、対物レンズ13が予め設定された別の倍率(例えば、高倍率)に切り替えられた後に、照明装置7からの照明光の出射が開始される。この状態で、制御部33の制御により、2次元カメラ5によって半導体デバイスのパターン像を含む第2パターン画像が取得されて記憶部27に記憶される(ステップA2:発熱像取得ステップ)。図5には、記憶部27に記憶された第2パターン画像のイメージの一例を示している。この第2パターン画像Gには、半導体デバイスS全体からの反射光が撮像されることによるパターン像G31が含まれる。この半導体デバイス全体からの反射像は、半導体デバイスを形成する表面形状を示しているため、パターン像G31は、半導体デバイスSの表面パターンを表す画像となる。
その後、画像解析部29により、記憶部27に記憶された第1パターン画像Gと第2パターン画像Gとに基づいて、マッチング情報が取得される(ステップA3:マッチング情報取得ステップ)。
このステップA3では、まず、第1パターン画像Gの半導体デバイスS上の範囲の大きさである視野サイズと、第2パターン画像Gの半導体デバイスS上の範囲の大きさである視野サイズとの比率に基づいて、第1パターン画像G或いは第2パターン画像Gの少なくともいずれか一方の画像サイズを調整する(ステップA3−1:パターン画像調整ステップ)。より具体的には、画像解析部29は、第1パターン画像Gを取得した際の対物レンズ13の倍率と第2パターン画像Gを取得した際の対物レンズ13の倍率とを取得し、それぞれの逆数を第1パターン画像G及び第2パターン画像Gの視野サイズを示す数値とする。そして、画像解析部29は、それらの数値をもとに第2パターン画像Gのサイズを第1パターン画像G上の画像サイズに合うように調整する。例えば、第1パターン画像Gを取得した際の倍率が15倍、第2パターン画像Gを取得した際の倍率が100倍の場合には、それぞれの視野サイズを1/15、1/100とし、第2パターン画像Gの画像サイズを15/100倍に調整する。ここで、画像解析部29は、第1パターン画像Gと第2パターン画像Gの画像サイズを調整する際には、第1パターン画像Gの画像サイズを調整してもよいし、双方を同一倍率の別の画像サイズに調整してもよい。
次に、画像解析部29は、第1パターン画像Gと画像サイズの調整された第2パターン画像Gとを対象に、形状ベースマッチングを行う(ステップA3−2:形状ベースマッチングステップ)。この形状ベースマッチングによりマッチング処理を行うことで、異なるカメラで取得されたコントラストの異なるパターン画像G,Gを対象にした場合でも精度よくマッチングできる。詳細には、画像解析部29は、第1パターン画像G及び第2パターン画像Gから、それぞれの輪郭線(エッジライン)を第1及び第2の形状情報として抽出する。そして、画像解析部29は、第1の形状情報と第2の形状情報との間で互いに類似する類似パターンを検索する。図6には、画像解析部29により第2パターン画像Gから抽出された第2の形状情報の一例を示している。このように、第2パターン画像Gに含まれるパターン像G31の輪郭線が、第2の形状情報Pとして抽出される。ここで、画像解析部29は、形状ベースマッチングを行う際には、第1パターン画像G及び第2パターン画像Gの両方或いは片方の解像度を複数階層に変化させてピラミッドレベルによるマッチングを行う。すなわち、第1パターン画像G及び第2パターン画像Gの両方或いは片方の低解像度画像を複数の解像度で取得し、第1パターン画像G及び第2パターン画像Gをマッチングさせる際に、低解像度の高階層画像から高解像度の低階層画像に順次他方の画像との形状マッチング処理を進める。これにより、高速なマッチング処理を実現する。なお、画像解析部29は、第1パターン画像G及び第2パターン画像Gのコントラストや元の画像の解像度に応じて、ピラミッドの階層数を設定してもよい。
その後、画像解析部29は、形状ベースマッチングの結果から、第1パターン画像Gと第2パターン画像Gとの相対関係を示すマッチング情報を取得する(ステップA3−3:情報取得ステップ)。このようなマッチング情報としては、第2パターン画像Gに対する第1パターン画像Gの位置を示す位置情報、第2パターン画像Gに対する第1パターン画像Gの画像面上の回転角度を示す角度情報、及び第2パターン画像Gに対する第1パターン画像Gの倍率が含まれる。図7には、画像解析部29によるマッチング処理の対象となる第1パターン画像G及び第2パターン画像Gの第2の形状情報Pの一例を示している。同図に示すように、第2の形状情報Pに対する第1パターン画像Gのマッチング結果から、マッチング情報が取得される。
ステップA3の処理後に、画像処理部31により、画像解析部29により取得されたマッチング情報を基に、第2パターン画像Gと測定画像Gとが重畳されることにより重畳画像が取得され、表示装置23にその重畳画像が表示される(ステップA4:重畳画像取得ステップ)。詳細には、画像処理部31は、マッチング情報を基に、第1パターン画像Gの画像中の第2パターン画像Gに対応する範囲を特定し、測定画像Gからその範囲に対応する抽出画像G13を抜き取る。図8には、画像処理部31により測定画像Gから抜き取られた、発熱像G12を含む抽出画像G13の一例を示している。そして、画像処理部31により、抽出画像G13と第2パターン画像Gとが重畳され重畳画像Gが生成される。この際、測定画像Gから抜き取られた抽出画像G13は、画像処理部31により、第2パターン画像Gと解像度が一致するように画素の補間処理が施される。図9には、画像処理部31により抽出画像G13と第2パターン画像Gとを基に重畳された重畳画像Gの一例を示している。
以上説明した観察システム1A及びそれを用いた画像処理方法によれば、半導体デバイスSの測定画像Gに対応した第1パターン画像Gと、半導体デバイスSの第2パターン画像Gとの間のマッチング情報を基に、第2パターン画像Gと測定画像Gとの位置関係が精度よく得られ、その位置関係を基に第2パターン画像Gと測定画像Gとの重畳画像Gを取得することにより、精度のよい重畳画像を得ることができる。その結果、半導体デバイスS上の故障個所等の観察対象箇所の位置の特定を容易にすることができる。
また、第1及び第2パターン画像G,Gからそれぞれ形状情報が抽出され、それらの形状情報を基にマッチング情報が取得される。これにより、第1及び第2パターン画像G,Gのコントラストが異なる場合であってもマッチング情報を容易に得ることができる。
また、第1及び第2パターン画像G,Gの視野サイズの比に基づいて、第1及び第2パターン画像G,Gの少なくともいずれか一方の画像サイズが調整される。この場合、測定画像Gと第2パターン画像Gの視野サイズが異なっていても、互いの画像の半導体デバイスS上の位置が一致した重畳画像Gを作成することができる。
さらに、第1及び第2パターン画像G,Gの相対関係を示す位置情報、回転情報、及び倍率情報がマッチング情報として利用される。これにより、測定画像Gと第2パターン画像Gとの位置関係を簡易に得ることができ、これを基に重畳画像Gを簡易に取得できる。
[第1実施形態の第1の変形例]
次に、本発明の第1実施形態の第1の変形例について、第1実施形態との相違点のみ説明する。図10は、本発明の第1実施形態の第1の変形例にかかる観察システム1Bの概略構成図である。
観察システム1Bでは、測定画像Gが半導体デバイスSの発光画像として取得される。詳細には、観察システム1Bには、観察システム1Aに比較して、赤外カメラ3が取り除かれ、ダイクロイックミラー9の代わりにミラー9Bが設けられている。そして、照明装置7による照明光の出射を行わない状態で、テスタ19によりテストパターンが印加され、2次元カメラ5の感度が高ゲインに設定された状態で、2次元カメラ5により半導体デバイスSの発光画像が測定画像Gとして取得される。その後、照明装置7による照明光の出射を行い、テスタ19によるテストパターンの印加が停止され、2次元カメラ5の感度が低ゲインに設定された状態で、2次元カメラ5により半導体デバイスSの反射画像が第1パターン画像Gとして取得される。この場合、測定画像Gには半導体デバイスSのパターン像は現れないため、測定画像Gからの第1パターン画像Gの差分処理は必ずしも必要とされない。また、第1パターン画像Gの取得時にはテストパターンは印加されたままであってもよい。また、測定画像Gの取得時にはビームスプリッタ11を取り外してミラー9Bで反射された発光像を直接2次元カメラ5で撮像し、第1パターン画像Gの取得時にはビームスプリッタ11を取り付けてミラー9Bで反射された反射像をビームスプリッタ11を透過させて2次元カメラ5で撮像してもよい。この場合、ビームスプリッタ11の代わりにミラーを用いてもよい。2次元カメラ5としては、近赤外波長に感度を有するCCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサを内蔵したカメラのほか、InGaAsカメラ、又はMCT(Mercury Cadmium Tellu)カメラであってもよい。
[第1実施形態の第2の変形例]
次に、本発明の第1実施形態の第2の変形例について、第1実施形態との相違点のみ説明する。図11は、本発明の第1実施形態の第2の変形例にかかる観察システム1Cの概略構成図である。なお、同図には、測定画像及び第1パターン画像の取得に関する構成のみを示し、第2パターン画像の取得に関する構成は第1実施形態と同様であるので図示を省略している。
観察システム1Cでは、測定画像Gが半導体デバイスSの電気信号画像として取得される。詳細には、観察システム1Cには、観察システム1Aに比較して、赤外カメラ3が取り除かれ、照明装置7の代わりにレーザ光を照射するレーザ光源7Cが設けられ、2次元カメラ5の代わりに半導体デバイスSで反射したレーザ光を検出するフォトダイオード、アバランシェフォトダイオード等の光検出器3Cが設けられ、ダイクロイックミラー9の代わりにレーザ光を半導体デバイスSに対して2次元的に走査するレーザ走査手段9Cが設けられている。さらに、観察システム1Cには、半導体デバイスSに一定の電圧又は一定の電流の電気信号を印加する電源35と、半導体デバイスSに電気的に接続された電気信号検出手段19Cとが設けられている。
このような観察システム1Cにおいて、レーザ光源7Cから出射されるレーザ光をレーザ走査手段9Cにより半導体デバイスS上に2次元的に走査しながら、半導体デバイスSで生じる電気信号が電気信号検出手段19Cにより検出される。そして、コンピュータ17の記憶部27に、レーザ光の半導体デバイスS上の走査位置と検出された電気信号の特性値とが関連付けて画像化された電気信号画像が、測定画像Gとして記憶される。このような電気信号画像としては、光起電流画像であるOBIC(Optical Beam Induced Current)画像、電気量変化画像であるOBIRCH(Optical Beam Induced Resistance Change)画像、正誤情報画像であるSDL(Soft DefectLocalization)画像などが挙げられる。
OBIC画像は、レーザ光によって生じた光起電流を電気信号の特性値(電流値又は電流変化値)として検出し、これらの特性値をレーザ照射位置情報と対応付けて画像化して取得されたものである。また、OBIRCH画像は、半導体デバイスSに一定の電流を印加した状態でレーザ光を走査することにより、半導体デバイスSのレーザ光の照射位置の抵抗値の変化による電気信号の特性値(電圧値又は電圧の変化値)を画像化したものである。すなわち、OBIRCH画像は、電圧変化値とレーザ照射位置情報とを対応付けて画像化したものである。なお、OBIRCH画像は、半導体デバイスSに一定の電圧を印加した状態でレーザ光を走査することにより、半導体デバイスSのレーザ光の照射位置の抵抗値の変化による電気信号の電流変化値を画像化したものであってもよい。また、SDL画像は、DALS(Dynamic Analysis by Laser Stimulation)画像又はLADA(Laser Assisted DeviceAlteration)画像とも呼ばれ、半導体デバイスSにテストパターンを印加した状態でレーザ光を走査して誤動作状態を検出することにより、半導体デバイス上のレーザ照射位置に対して誤作動情報を多値化した正誤情報として画像化して取得されるものである。
このように、測定画像Gを電気信号画像として取得する観察システム1Cにおいては、半導体デバイスS上をレーザ光で2次元走査しながら電気信号画像が取得されると同時に、光検出器3Cによってレーザ光の反射光を検出することにより、第1パターン画像Gが取得される。詳細には、レーザ光を半導体デバイスS上に走査させながら半導体デバイスSの反射光の強度が検出され、コンピュータ17の記憶部27には、反射光強度がレーザ照射位置情報に関連付けられて画像化された第1パターン画像Gが記憶される。
[第1実施形態の第3の変形例]
次に、本発明の第1実施形態の第3の変形例について、第1実施形態との相違点のみ説明する。図12は、本発明の第1実施形態の第3の変形例にかかる観察システム1Dの概略構成図である。なお、同図には、測定画像及び第1パターン画像の取得に関する構成のみを示し、第2パターン画像の取得に関する構成は第1実施形態と同様であるので図示を省略している。
観察システム1Dでは、測定画像Gが半導体デバイスSの電気光学周波数マッピング画像として取得される。詳細には、観察システム1Dには、観察システム1Aに比較して、赤外カメラ3が取り除かれ、照明装置7の代わりにレーザ光を照射するレーザ光源7Cが設けられ、2次元カメラ5の代わりに半導体デバイスSで反射したレーザ光を検出するフォトダイオード、アバランシェフォトダイオード等の光検出器3Cが設けられ、ダイクロイックミラー9の代わりにレーザ光を半導体デバイスSに対して2次元的に走査するレーザ走査手段9Cが設けられている。
このような観察システム1Dにおいて、テスタ19により半導体デバイスSにテストパターンを繰り返し印加し、レーザ光源7Cから出射されるレーザ光をレーザ走査手段9Cにより半導体デバイスS上に2次元的に走査しながら、半導体デバイスSで生じる反射光が光検出器3Cにより検出される。そして、光検出器3Cの検出信号のAC成分が抽出された後に、スペクトラムアナライザやロックイン検出器などの周波数解析装置4に入力される。周波数解析装置4は、検出信号に対して特定の周波数における周波数解析を行い、解析データをコンピュータ17に出力する。コンピュータ17では、レーザ光の半導体デバイスS上の走査位置と解析データとが関連付けられ、特定の周波数で動作している部位の信号強度を画像化した電気光学周波数マッピング画像(EOFM(Electro Optical Frequency Mapping)画像)が、測定画像Gとして記憶部27に記憶される。なお、電気光学周波数マッピング画像は、振幅画像や位相画像、I/Q画像などである。振幅画像の場合、解析データは、特定の周波数での検出信号の振幅となり、位相画像の場合、解析データは、特定の周波数の信号と検出信号との位相(位相差)となる。また、I/Q(In-phase/Quadrature)画像の場合、解析データは、振幅及び位相の変化を示すI/Q値(In-phase/Quadrature値)となる。さらに、光検出器3Cの検出信号のDC成分が抽出され、記憶部27に、レーザ光の半導体デバイスS上の走査位置と検出信号のDC成分とが関連付けて画像化された第1パターン画像Gが記憶される。このような観察システム1Dによれば、半導体デバイスSへのレーザ光の照射時にトランジスタなどの素子の動作に伴って発生する反射光の変調光が、2次元的な画像情報として観察される。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、第2パターン画像Gとしては、1200nm以上の波長のフェムト秒レーザ等の短パルスレーザを半導体デバイスSに照射することにより、2光子吸収などの多光子吸収を生じさせ、この多光子吸収を利用した光起電流画像(MOBIC画像)を用いてもよい。また、第2パターン画像Gとしては、半導体デバイスSのCADレイアウトデータを用い、CADレイアウトデータに測定画像を重畳してもよい。さらには、第2パターン画像Gとしては、X線等の透過像を撮像した透過画像であってもよい。
また、観察システム1C,1Dで用いられるレーザ光源7Cとしては、レーザ光源のほかにもLED(Light Emitting Diode)光源などのコヒーレンス性の高い光(コヒーレントな光)を出力する光源を採用してもよいし、SLD(Super Luminescent Diode)光源やASE(Amplified Spontaneous Emission)光源やランプ光源などのコヒーレンス性の低い光(インコヒーレントな光)を出力する光源を採用してもよい。また、レーザ光源7Cは、半導体デバイスSにおいて、多光子吸収を起こさせる波長(例えば、1200nm以上の波長)であり、パルス幅の短い(例えば、サブピコ秒やフェムト秒といったパルス幅)光を出力する光源であってもよい。
なお、半導体デバイスSの測定画像Gと、測定画像Gに対応する半導体デバイスの第1パターン画像Gを取得する装置と半導体デバイスSのパターンを示す第2パターン画像Gを取得する装置は、一体であってもよいし別々の装置であってよく、また、測定画像Gおよび第1パターン画像Gの取得、第2パターン画像Gの取得は一連の処理の流れで行わなくてもよい。本実施形態は、測定画像G、半導体デバイスSのパターン像が検出された第1パターン画像G、及び半導体デバイスSのパターン像が検出された第2パターン画像Gをコンピュータ17の記憶部27に記憶すれば、画像解析部29及び画像処理部31により、記憶部27に記憶された画像を対象に各種の画像データ処理を実行するため、装置や測定環境、測定の流れといった制限を受けにくい。
また、本実施形態では、第2測定画像と第2測定画像に対応する第3のパターン画像とをさらに取得し、第2パターン画像Gと第3パターン画像に基づくマッチング情報に基づいて、第2パターン画像Gに測定画像Gおよび第2測定画像を重畳してもよい。このように、第2パターン画像Gに複数の測定画像を重畳することにより、複数の測定画像に基づく半導体デバイスSの解析が行いやすくなる。
ここで、上記の画像処理方法、画像処理装置、或いは画像処理プログラムにおいては、マッチング情報を取得するステップでは、第1のパターン画像から第1の形状情報を抽出し、第2のパターン画像から第2の形状情報を抽出し、第1の形状情報及び第2の形状情報を基にマッチング情報を取得する、ことでもよい。こうすれば、第1のパターン画像と第2のパターン画像のコントラストが異なる場合であってもマッチング情報を容易に得ることができる。
また、マッチング情報を取得するステップでは、第1のパターン画像の半導体デバイス上の範囲を示す第1の視野サイズと、第2のパターン画像の半導体デバイス上の範囲を示す第2の視野サイズとの比に基づいて、第1のパターン画像及び第2のパターン画像の少なくともいずれか一方の画像サイズを調整する、ことでもよい。この場合、測定画像と第2のパターン画像の視野サイズが異なっていても、互いの画像の半導体デバイス上の位置が一致した重畳画像を作成することができる。
さらに、マッチング情報は、第1のパターン画像と第2のパターン画像との相対関係を示す位置情報、回転情報、及び倍率情報の少なくとも1つであってもよい。かかるマッチング情報を利用すれば、測定画像と第2のパターン画像との位置関係を簡易に得ることができ、これを基に重畳画像を簡易に取得できる。
またさらに、測定画像は、半導体デバイスの発熱画像、発光画像、電気量変化画像、光起電流画像、正誤情報画像、位相画像、振幅画像及びI/Q画像のうちの少なくとも1つであってもよい。さらにまた、第2のパターン画像は、半導体デバイスの反射画像、透過画像、MOBIC画像、及びCADレイアウト画像のうちのいずれかであってもよい。
1A,1B,1C,1D…観察システム、3…赤外カメラ、3C…光検出器、5…2次元カメラ、7…照明装置、7C…レーザ光源、9…ダイクロイックミラー、9B…ミラー、9C…レーザ走査手段、11…ビームスプリッタ、13…対物レンズ、15…ステージ、17…コンピュータ、19…テスタ、19C…電気信号検出手段、25…対物レンズ切替手段、27…記憶部、29…画像解析部、31…画像処理部、33…制御部、35…電源、G…測定画像、G…第1パターン画像、G…第2パターン画像、G…重畳画像、P…形状情報、S…半導体デバイス。

Claims (11)

  1. 半導体デバイスを対象に測定された測定画像と、前記測定画像に対応する前記半導体デバイスのパターンを示す第1のパターン画像を、第1の光検出器を用いて取得する第1ステップと、
    前記半導体デバイスのパターンを示す第2のパターン画像を、前記第1の光検出器と異なる第2の光検出器を用いて取得する第2ステップと、
    前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像とに基づいて、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像との相対関係を示すマッチング情報を取得する第3ステップと、
    前記マッチング情報を基に、前記第2のパターン画像と前記測定画像とを重畳することによって重畳画像を取得する第4ステップと、
    を備え、
    前記第3ステップでは、前記第1のパターン画像から輪郭線である第1の形状情報を抽出し、前記第2のパターン画像から輪郭線である第2の形状情報を抽出し、前記第1の形状情報と前記第2の形状情報との間で互いに類似するパターンを検索することによりマッチング情報を取得する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記第3ステップでは、前記第1のパターン画像を取得した際の対物レンズの倍率と前記第2のパターン画像を取得した際の対物レンズの倍率とを取得し、前記倍率を基に、前記第1のパターン画像の前記半導体デバイス上の範囲を示す第1の視野サイズと、前記第2のパターン画像の前記半導体デバイス上の範囲を示す第2の視野サイズを求め、前記第1及び第2の視野サイズに基づいて、前記マッチング情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記第3ステップでは、前記第1の視野サイズと前記第2の視野サイズとの比に基づいて、前記第1のパターン画像及び前記第2のパターン画像の少なくともいずれか一方の画像サイズを調整する、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  4. 前記第3ステップでは、前記第1のパターン画像及び前記第2のパターン画像の少なくともいずれか一方の低解像度画像を複数の解像度で複数階層で取得し、前記マッチング情報を取得する際に低解像度の階層画像から高解像度の階層画像に順次他方の画像との形状マッチング処理を進める、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  5. 前記第4ステップでは、前記マッチング情報を基に、前記第1のパターン画像の画像中の前記第2のパターン画像に対応する範囲を特定し、前記測定画像からその範囲に対応する抽出画像を抜き取り、前記抽出画像と前記第2のパターン画像とを重畳することで前記重畳画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 前記マッチング情報は、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像との相対関係を示す位置情報、回転情報、及び倍率情報の少なくとも1つである、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  7. 前記測定画像は、前記半導体デバイスの発熱画像、発光画像、電気量変化画像、光起電流画像、正誤情報画像、位相画像、振幅画像及びI/Q画像のうちの少なくとも1つである、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  8. 前記第2のパターン画像は、半導体デバイスの反射画像、透過画像、MOBIC画像、及びCADレイアウト画像のうちのいずれかである、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  9. 半導体デバイスを対象に測定された測定画像であって第1の光検出器を用いて取得された画像と、前記測定画像に対応する前記半導体デバイスのパターンを示す第1のパターン画像であって第1の光検出器を用いて取得された画像と、前記半導体デバイスのパターンを示す第2のパターン画像であって前記第1の光検出器と異なる第2の光検出器を用いて取得された画像とを記憶する記憶部と、
    前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像とに基づいて、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像との相対関係を示すマッチング情報を取得する画像解析部と、
    前記マッチング情報を基に、前記第2のパターン画像と前記測定画像とを重畳することによって重畳画像を取得する画像処理部と、
    を備え、
    前記画像解析部は、前記第1のパターン画像から輪郭線である第1の形状情報を抽出し、前記第2のパターン画像から輪郭線である第2の形状情報を抽出し、前記第1の形状情報と前記第2の形状情報との間で互いに類似するパターンを検索することによりマッチング情報を取得する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  10. コンピュータを、
    半導体デバイスを対象に測定された測定画像に対応し、前記半導体デバイスのパターンを示す第1のパターン画像であって第1の光検出器を用いて取得された画像と、前記半導体デバイスのパターンを示す第2のパターン画像であって前記第1の光検出器と異なる第2の光検出器を用いて取得された画像とに基づいて、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像との相対関係を示すマッチング情報を取得する画像解析部、及び
    前記マッチング情報を基に、前記第2のパターン画像と前記測定画像とを重畳することによって重畳画像を取得する画像処理部、
    として機能させ、
    前記画像解析部は、前記第1のパターン画像から輪郭線である第1の形状情報を抽出し、前記第2のパターン画像から輪郭線である第2の形状情報を抽出し、前記第1の形状情報と前記第2の形状情報との間で互いに類似するパターンを検索することによりマッチング情報を取得する、
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
  11. 請求項10記載の画像処理プログラムを記憶した記憶媒体。
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