JP2019128248A - ピーク・ボトム検出回路、a/dコンバータ及び集積回路 - Google Patents

ピーク・ボトム検出回路、a/dコンバータ及び集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】デッドタイムの発生を抑制することを目的としている。【解決手段】3つ以上の複数のキャパシタと、前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧と入力電圧とを比較する比較器と、前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧を増幅させる演算増幅器と、前記複数のキャパシタのそれぞれを前記比較器、前記演算増幅器、前記入力電圧の供給源の何れかに接続させる、前記複数のキャパシタのそれぞれと対応した3つ以上の複数のスイッチと、前記複数のキャパシタのうちの3つのキャパシタのそれぞれの接続先が異なるように、前記複数のキャパシタの接続先を順次切り替える制御信号を生成して前記複数のスイッチのそれぞれに供給する制御部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ピーク・ボトム検出回路、A/Dコンバータ及び集積回路に関する。
従来から、コンパレータとキャパシタを有するピークホールド回路の後段に、A/Dコンバータを接続し、ピークホールド回路からアナログ量として出力された電圧をA/Dコンバータによりデジタル値に変換して、電圧のピーク値を取得する技術が知られている。
特開平4−31771号公報 特開2003−215173号公報
上述した従来の方式では、ピークホールド回路が電圧のピークを検出することができないデッドタイムが生じる。デッドタイムとなる期間は、具体的には、ピークホールド回路の出力をA/Dコンバータがサンプリングしている期間と、サンプリングの終了後にリセットされたキャパシタの電圧を検出対象の電圧に近づけるセトリング期間である。
開示の技術は、デッドタイムの発生を抑制することを目的としている。
開示の技術は、3つ以上の複数のキャパシタと、前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧と入力電圧とを比較する比較器と、前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧を増幅させる演算増幅器と、前記複数のキャパシタのそれぞれを前記比較器、前記演算増幅器、前記入力電圧の供給源の何れかに接続させる、前記複数のキャパシタのそれぞれと対応した3つ以上の複数のスイッチと、前記複数のキャパシタのうちの3つのキャパシタのそれぞれの接続先が異なるように、前記複数のキャパシタの接続先を順次切り替える制御信号を生成して前記複数のスイッチのそれぞれに供給する制御部と、を有するピーク・ボトム検出回路である。
デッドタイムの発生を抑制することができる。
第一の実施形態のA/Dコンバータを示す図である。 第一の実施形態のスイッチSW1、SW2、SW3を説明する図である。 ピーク検出モードとボトム検出モードの切り替えについて説明する図である。 ピーク検出モードにおけるピーク・ボトム検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 ボトム検出モードにおけるピーク・ボトム検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 比較器の一例を示す図である。 演算増幅器の一例を示す図である。 第二の実施形態のA/Dコンバータを示す図である。 第三の実施形態の集積装置の一例を示す第一の図である。 第三の実施形態の集積装置の一例を示す第二の図である。 集積回路におけるピーク・ボトム検出回路の配置の例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態のA/Dコンバータを示す図である。
本実施形態のA/D(Analog-to-Digital)コンバータ100は、ピーク・ボトム検出回路200と、A/D変換器300とを有する。A/Dコンバータ100は、ピーク・ボトム検出回路200からアナログ信号として出力される電圧を、A/D変換器300によりデジタル値に変換した値を出力する。
本実施形態のピーク・ボトム検出回路200は、電源201、202、電流源203、204、比較器205、演算増幅器206、制御部210、キャパシタC1、C2、C3、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5を有する。
電源201は、ピーク・ボトム検出回路200によるピーク値又はボトム値の検出の対象(監視対象)とされる電源電圧を出力する。尚、本実施形態では、ピーク・ボトム検出回路200によるピーク値又はボトム値の検出の対象となる電圧を、電源201から出力される電源電圧としたが、これに限定されない。ピーク・ボトム検出回路200では、比較器205の非反転入力端子に入力される電圧のピーク値又はボトム値の検出するものであり、この電圧は、どこから出力される電圧であっても良い。
ピーク・ボトム検出回路200において、比較器205の非反転入力端子は、電源201と接続されている。また、比較器205の反転入力端子は、スイッチSW1、SW2、SW3と接続されている。さらに、比較器205の反転入力端子は、スイッチSW4とスイッチSW5との接続点と接続されている。比較器205の出力端子は、制御部210と接続される。言い換えれば、比較器205から出力される出力信号であるCMPO信号は、制御部210へ供給される。
尚、本実施形態の比較器205は、例えば、反応速度が1[nsec]以上のコンパレータであることが好ましい。また、本実施形態の比較器205は、例えば、クロックドコンパレータを自己励振動作させることで、実現しても良い。
スイッチSW4は、電源202と接続された電流源203と、スイッチSW5との間に接続されている。スイッチSW5は、スイッチSW4と、接地と接続された電流源204との間に接続されている。
電流源203は、後述するピーク検出モードにおいて、スイッチSW4を介してキャパシタC1〜C3の充放電を行う。また、電流源204は、後述するボトム検出モードにおいて、スイッチSW5を介してキャパシタC1〜C3の充放電を行う。尚、電流源203、204による充放電の速度は、100[mV/nSec]程度であっても良い。
演算増幅器206は、一方の入力端子が、スイッチSW1、SW2、SW3と接続されており、他方の入力端子が演算増幅器206の出力端子である接続されたボルテージフォロア回路を構成している。演算増幅器206の出力端子は、A/D変換器300の入力端子と接続され演算増幅器206の出力信号であるDETO信号がA/D変換器300へ供給される。
尚、本実施形態の演算増幅器206は、例えば、100[mV/μSec]程度で応答するオペアンプであることが好ましい。また、本実施形態の演算増幅器206は、後述するホールド工程にあるキャパシタCnの電圧値を増幅し、後段のA/D変換器300へ出力する。
キャパシタC1は、スイッチSW1と接地との間に接続されており、キャパシタC2は、スイッチSW2と接地との間に接続されており、キャパシタC3は、スイッチSW3と接地との間に接続されている。
スイッチSW1、SW2、SW3は、それぞれが、端子P、端子D、端子H、端子Cを有する。スイッチSW1、SW2、SW3のそれぞれにおいて、端子Cは、対応するキャパシタC1、C2、C3と接続されている。
また、スイッチSW1、SW2、SW3において、端子Pは、電源201と接続されており、端子Dは、比較器205の反転入力端子と接続されており、端子Hは、演算増幅器206の一方の入力端子と接続されている。
本実施形態のスイッチSW1、SW2、SW3は、制御部210から供給される制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hに応じて、端末Cを、端子P、端子D、端子Hの何れかと接続させる。
言い換えれば、本実施形態のスイッチSW1、SW2、SW3は、制御部210から供給される制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hに応じて、キャパシタC1、C2、C3を、電源201、比較器205、演算増幅器206の何れに接続させる。
このとき、制御部210は、スイッチSW1、SW2、SW3のそれぞれにおいて、端子Cの接続先が異なるように、制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hを生成する。
例えば、制御部210は、スイッチSW1において端子Cを端子Pと接続させるとき、スイッチSW2では、端子Cを端子Dと接続させ、スイッチSW3では、端子Cを端子Hに接続させる。また、制御部210は、スイッチSW1において、端子Cを端子Dに接続させるとき、スイッチSW2の端子Cを端子Pと接続させ、スイッチSW3の端子Cを端子Hに接続される。
このように、制御部210は、スイッチSW1、SW2、SW3における端子Cの接続先が、それぞれ異なるように、端子Cの接続先を順次切り替えていく。言い換えれば、本実施形態の制御部210は、スイッチSW1、SW2、SW3によって、キャパシタC1、C2、C3の接続先を順次切り替えていく。
本実施形態のスイッチSW4は、制御部210から供給される制御信号SWPによりオン/オフ(接続/遮断)が制御され、スイッチSW5は、制御部210から供給される制御信号SWBによりオン/オフ(接続/遮断)が制御される。
本実施形態の制御部210は、CMPO信号と、STB信号と、MODE信号と、が入力される。また、制御部210は、制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_H、制御信号SWP、SWBを生成して出力する。また、本実施形態の制御部210は、モード切替部220を有する。
本実施形態のモード切替部220は、MODE信号に応じて、ピーク・ボトム検出回路200の動作モードを切り替える。ピーク検出モードとは、電源201の電源電圧のピーク値を検出するモードであり、ボトム検出モードとは、電源201の電源電圧のボトム値を検出するモードである。また、本実施形態の制御部210は、MODE信号とCMPO信号に応じて、制御信号SWPと制御信号SWBを生成する。
CMPO信号は、比較器205の出力信号である。言い換えれば、CMPO信号は、電源201から供給される電圧と、比較器205と接続されたキャパシタC1〜C3の何れかの電圧とを比較した結果を示す信号である。
STB(ストローブ)信号は、データを読みとるためのタイミング信号である。より具体的には、STB信号は、演算増幅器206と接続されたキャパシタCnの電圧を読み取るためのタイミング信号である。STB信号は、例えば、ピーク・ボトム検出回路200の上位装置等から入力されても良い。
MODE信号は、ピーク・ボトム検出回路200の動作モードを、ピーク検出モードと、ボトム検出モードの何れかとするための信号である。MODE信号は、ピーク・ボトム検出回路200の上位装置等から入力されても良い。
本実施形態のピーク・ボトム検出回路200は、MODE信号により、ボトム検出モードが選択されている場合には、電源201から出力される電源電圧のピーク値を検出し、ボトム検出モードが選択されている場合には、電源201から出力される電源電圧のボトム値を検出する。
制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hは、STB信号と、比較器205から出力されるCMPO信号に基づき生成される。本実施形態のスイッチSW1、SW2、SW3は、制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hに応じて、端子Cの接続先(端子P、端子D、端子H)を切り替える。
本実施形態のA/D変換器300は、低電力のA/D変換器であり、演算増幅器206から出力されるDETO信号が示す電圧をデジタル値とする。
次に、図2を参照して、本実施形態のスイッチSW1、SW2、SW3について説明する。図2は、第一の実施形態のスイッチSW1、SW2、SW3を説明する図である。図2(A)は、スイッチSW1、SW2、SW3を示す図であり、図2(B)は、真理値表を示す。
図2(A)に示すように、本実施形態のスイッチSWnは、制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hのそれぞれの値に応じて、端子Cの接続先が端子P、端子D、端子Hの何れかに決まる。スイッチSWnにおける、制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hのそれぞれの値と、端子Cの接続先との関係は、図2(B)の真理値表21によって示される。
本実施形態のスイッチSWnは、制御信号SWn_Pの値がハイレベル(以下、Hレベル)であり、制御信号SWn_Dの値がローレベル(以下、Lレベル)であり、制御信号SWn_Hの値がLレベルであるとき、端子Cは端子Pに接続される。つまり、キャパシタCnは、電源201と接続され、電源201から供給される電圧によって充電(プリチャージ)される。
また、スイッチSWnは、制御信号SWn_Pの値がLレベルであり、制御信号SWn_Dの値がHレベルであり、制御信号SWn_Hの値がLレベルであるとき、端子Cは端子Dに接続される。つまり、キャパシタCnは、比較器205の反転端子と接続される。ピーク・ボトム検出回路200では、キャパシタCnが比較器205と接続されると、電源電圧とキャパシタCnの電圧とを比較し、電源電圧のピーク値又はボトム値が検出する。
また、スイッチSWnは、制御信号SWn_Pの値がLレベルであり、制御信号SWn_Dの値がLレベルであり、制御信号SWn_Hの値がHレベルであるとき、端子Cは端子Hに接続される。つまり、キャパシタCnは、演算増幅器206の一方の入力と接続され、演算増幅器206から、キャパシタCnの電圧に応じたDETO信号がA/D変換器300へ出力される。
このように、本実施形態のピーク・ボトム検出回路200では、制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hにより、スイッチSWnを切り替えることで、キャパシタCnに対して3つの状態を持たせる。
3つの状態とは、キャパシタCnをプリチャージする状態と、キャパシタCnの電圧を電源電圧に近づけて、電源電圧のピーク値又はボトム値を検出するまで(セトリング)の状態と、キャパシタCnの電圧値を後段のA/D変換器300にサンプリングさせるための維持する(ホールド)状態である。以下の説明では、キャパシタCnをプリチャージする状態をプリチャージ状態と呼び、ピーク値又はボトム値を検出する状態を検出状態と呼び、キャパシタCnの電圧値を維持する状態をホールド状態と呼ぶ。
本実施形態のピーク・ボトム検出回路200では、キャパシタCnとスイッチSWnを3つ以上設け、キャパシタCn毎の状態を、各キャパシタCnの状態が異なるように、順次切り替える。
本実施形態では、このように、各キャパシタCnのそれぞれの状態が異なるように、各キャパシタCnの状態を切り替えることで、キャパシタCnの何れかが検出状態のキャパシタとなる。
このため、本実施形態によれば、検出状態が途切れることがなく、デッドタイムの発生を抑制できる。したがって、本実施形態によれば、ピーク値やボトム値の検出結果を連続して出力することができる。
次に、図3を参照して、制御部210によるピーク検出モードとボトム検出モードの切り替えについて説明する。
図3は、ピーク検出モードとボトム検出モードの切り替えについて説明する図である。図3(A)は、制御部210の有するモード切替部220を説明する図である。図3(B)は、各モードにおける制御信号SWPと制御信号SWBの値を説明する図である。
本実施形態のモード切替部220は、CMPO信号と、MODE信号とが入力され、制御信号SWPと制御信号SWBとが出力される。制御信号SWPは、スイッチSW4に供給され、制御信号SWBは、スイッチSW5に供給される。
本実施形態のモード切替部220は、NOT回路221、AND回路222、223を有する。
CMPO信号は、AND回路222の一方の入力と、AND回路223の一方の入力とに供給される。MODE信号は、AND回路222の他方の入力と、NOT回路221の入力とに供給される。
NOT回路221の出力は、AND回路223の一方の入力の他方の入力に供給される。AND回路223の出力は、制御信号SWBとして、スイッチSW5に供給される。
本実施形態では、図3(B)の真理値表31に示すように、MODE信号とCMPO信号の値が共にLレベルの場合、制御信号SWP、制御信号SWBともにLレベルとなる。
また、真理値表31に示すように、MODE信号がLレベル、CMPO信号の値がHレベルである場合、制御信号SWPがLレベルとなり、制御信号SWBがHレベルとなる。
つまり、本実施形態では、MODE信号の値がLレベルの場合には、制御信号SWPはLレベルのままであり、スイッチSW4は遮断された状態となる。言い換えれば、ピーク・ボトム検出回路200は、MODE信号の値がLレベルの場合、キャパシタCnの電圧を放電させ、電源201の電源電圧のボトム値を検出するボトム検出モードとして動作する。
また、真理値表31に示すように、MODE信号がHレベル、CMPO信号の値がLレベルである場合、制御信号SWP、制御信号SWBともにLレベルとなる。また、MODE信号とCMPO信号の値が共にHレベルである場合、制御信号SWPはHレベル、制御信号SWBはLレベルとなる。
つまり、本実施形態では、MODE信号の値がHレベルの場合には、制御信号SWBはLレベルのままであり、スイッチSW5は遮断された状態となる。言い換えれば、ピーク・ボトム検出回路200は、MODE信号の値がHレベルの場合、電源202によりキャパシタCnを充電し、電源201の電源電圧のピーク値を検出するピーク検出モードとして動作する。
次に、図4及び図5を参照して、ピーク・ボトム検出回路200の動作について説明する。
図4は、ピーク検出モードにおけるピーク・ボトム検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。
はじめに、タイミングT1からタイミングT2までの区間K1におけるピーク・ボトム検出回路200の動作について説明する。尚、区間K1は、STB信号の1周期に対応する。言い換えれば、図4のタイミングTnは、STB信号の立ち上がりに同期したタイミングである。したがって、本実施形態では、ピーク・ボトム検出回路200において、キャパシタCnがプリチャージ状態である時間と、検出状態である時間と、ホールド状態である時間と、は、それぞれがSTB信号の1周期分の時間であり、時間比は同じである。
図4の例では、タイミングT1において、制御信号SW1_Pの値はHレベルであり、制御信号SW1_Dと制御信号SW1_Hの値はLレベルである。したがって、区間K1において、キャパシタC1は、スイッチSW1を介して電源201と接続されたプリチャージ状態となり、電圧VC1は上昇する。
また、タイミングT1において、制御信号SW2_Pと、制御信号SW2_Dの値がLレベルであり、制御信号SW2_Hの値はHレベルである。したがって、区間K1において、キャパシタC2は、スイッチSW2を介して演算増幅器206と接続されたホールド状態となる。区間K1において、演算増幅器206は、キャパシタC2の電圧VC2に応じたDETO信号をA/D変換器300に出力する。
また、タイミングT1において、制御信号SW3_Pと制御信号SW3_Hの値はLレベルであり、制御信号SW2_Dの値はHレベルである。したがって、区間K1において、キャパシタC3は、スイッチSW3を介して比較器205と接続された検出状態となる。このとき、キャパシタC3は、電圧VC3を電源電圧VDDに追従させるために、電流源203によって充電される。
次に、タイミングT2からタイミングT3までの区間K2について説明する。本実施形態では、制御部210は、STB信号の立ち上がりのタイミングと同期して、制御信号SWn_P、制御信号SWn_D、制御信号SWn_Hの値を切り替え、キャパシタC1〜C3の状態を、それぞれが異なる状態となるように、順次切り替えていく。
タイミングT2において、制御信号SW1_Pと制御信号SW1_Hの値はLレベルであり、制御信号SW1_Dの値はHレベルである。したがって、区間K1において、キャパシタC1は、スイッチSW1を介して比較器205と接続された検出状態となる。
また、タイミングT2において、制御信号SW2_Pの値がHレベルとなり、制御信号SW2_Dと制御信号SW2_Hの値はLレベルとなる。したがって、区間K2において、キャパシタC2は、スイッチSW2を介して電源201と接続されたプリチャージ状態となる。
また、タイミングT2において、制御信号SW3_Pと制御信号SW3_Dの値はLレベルとなり、制御信号SW3_Hの値はHレベルとなる。したがって、区間K3において、キャパシタC3は、スイッチSW3を介して演算増幅器206と接続されたホールド状態となる。
ここで、図4では、区間K2におけるタイミングTpにおいて、電源電圧VDDのピーク値が検出される。ピーク値は、比較器205の反転入力端子に印加されるキャパシタCnの電圧が、電源電圧VDDより高くなったときの電源電圧VDDの値である。
タイミングTpにおいて、ピーク値が検出されると、比較器205の出力信号であるCMPO信号は、Lレベルとなる。
また、区間K2において、ピーク値が検出されると、キャパシタC1の電圧VC1は維持される。そして、タイミングT3において、スイッチSW1のC端子がH端子と接続されてキャパシタC1がホールド状態となると、電圧VC1に応じたDETO信号が、演算増幅器206から出力され、A/D変換器300へ供給される。
また、タイミングT3において、キャパシタC2は、スイッチSW2のC端の接続先がP端子からD端子に切り替えられて、プリチャージ状態から検出状態となる。
また、タイミングT3において、キャパシタC3は、スイッチSW3のC端子の接続先がH端子からP端子へ切り替えられて、ホールド状態からプリチャージ状態とし、電源電圧VDDに追従させる。つまり、本実施形態では、ホールド状態にあったキャパシタC3の電圧VC3をリセット(放電)せずに、電源電圧VDDに追従させる。
このため、本実施形態によれば、キャパシタCnを放電した後に、電源電圧に追従させるためのキャパシタCnの充電にかかる消費電力を削減することができる。また、本実施形態によれば、キャパシタCnの電圧VCnがリセットされた後の充電において発生する突入充電電流によるノイズの発生等を抑制できる。
さらに、本実施形態では、キャパシタCnをSTB信号1周期分の間ホールド状態とすることで、キャパシタCnの電圧値をA/D変換器300にサンプリングさせる時間を十分に設けることができる。
次に、図5を参照して、ボトム検出モードにおけるピーク・ボトム検出回路200の動作について説明する。
図5は、ボトム検出モードにおけるピーク・ボトム検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。
図5の例では、タイミングT3からタイミングT4までの区間K3におけるタイミングTbにおいて、ボトム値が検出された例を示している。
ここで、スイッチSW1〜SW3の動作は、図4と同様である。図5では、ボトム検出モードであるため、電源電圧VDDの値が検出状態のキャパシタCnの電圧VCnよりも高くなると、CMPO信号が出力される。そして、電源電圧VDDの値が検出状態のキャパシタCnの電圧VCnよりも低くなったとき、ボトム値として検出される。上述した動作以外は、図4で説明した動作と同様であるから、説明を省略する。
以下に、図6及び図7を参照して、比較器205と演算増幅器206について説明する。
図6は、比較器の一例を示す図である。本実施形態の比較器205は、クロックドコンパレータである。図6(A)は、リセット動作時の比較器205の例を示し、図6(B)は、比較動作時の比較器205の例を示している。
比較器205は、入力信号IN1をゲートに入力し、出力端子OUT1に電流I1を供給するPチャネルトランジスタP1と、判定値または比較値である入力信号IN2をゲートに入力し出力端子OUT2に電流I2を供給するPチャネルトランジスタP2とを有する。これらのトランジスタP1、P2のソースは電源Vccに接続されている。また、比較器205は、電流I1,I2による第1及び第2の出力端子OUT1と出力端子OUT2との電位差に応じて、出力端子OUT1、OUT2の電位差を増幅する増幅回路とを有する。
この増幅回路は、ゲートとドレインが交差接続されたPチャネルトランジスタP3、P4と、ゲートとドレインが交差接続されたNチャネルトランジスタN5、N6とを有し、ラッチ機能を有する。
また、比較器205はリセット動作時にオンになり、出力端子OUT1、OUT2をグランドGND電位にするスイッチ対SW61,SW62を有する。図6(A)に示すリセット動作時はスイッチSW61、SW62がオン状態になり,図6(B)に示す比較動作時はスイッチSW61、SW62がオフ状態になる。
図7は、演算増幅器の一例を示す図である。演算増幅器206は、トランジスタTR1〜TR9と、インバータ71とを有する。トランジスタTR1、TR2、TR5、TR6、TR9はNチャネルトランジスタ、トランジスタTR3、TR4、TR7、TR8がPチャネルトランジスタである。
トランジスタTR1のゲートには、逆相入力が印加され、トランジスタTR2のゲートには正相入力が印加される。トランジスタTR5とトランジスタTR6のゲートには、バイアスが印加される。トランジスタTR8には、インバータ71で反転されたパワーダウン信号PDが印加される。トランジスタTR9には、パワーダウン信号PDが印加される。
演算増幅器206では、パワーダウン信号PDがアクティブになると、トランジスタTR8及びトランジスタTR9がそれぞれオンとなり、トランジスタTR5及びTR6、並びにトランジスタTR7がそれぞれオフとなり、演算増幅器206の動作は停止し、出力outはハイインピーダンス状態となる。
尚、図6及び図7に示す比較器205と演算増幅器206は、一例であり、本実施形態の比較器205と演算増幅器206の構成は、これに限定されない。
以上のように、本実施形態によれば、3つのキャパシタCを有し、各キャパシタCの状態を順次切り替えていくことで、電源電圧のピーク値又はボトム値の検出を連続して行うことができ、デッドタイムを抑制することができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、キャパシタCnを4つ以上設けた点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図8は、第二の実施形態のA/Dコンバータを示す図である。本実施形態のA/Dコンバータ100Aは、ピーク・ボトム検出回路200Aと、A/D変換器300とを有する。
本実施形態のピーク・ボトム検出回路200Aは、制御部210Aと、電源201、202、電流源203、204、比較器205、演算増幅器206、スイッチSW1〜SW5、SW41、SW51、キャパシタC1〜C5を有する。
本実施形態の制御部210Aは、スイッチSW1〜SW3、SW41、SW51のそれぞれについて、C端子の接続先をP端子、D端子、H端子の何れかとするための制御信号SWn_P、SWn_D、SWn_Hを出力する。
本実施形態では、プリチャージ状態、検出状態、ホールド状態の3つの状態に対し、5つのキャパシタCnを設けることで、ピーク・ボトム検出回路200Aにおけるプリチャージ状態の時間と、検出状態の時間と、ホールド状態の時間との時間比を変更することができる。
図8の例では、キャパシタC1〜キャパシタC5のうち、キャパシタC1、C2、C3を同時にプリチャージ状態となる。このとき、キャパシタC1〜C3がプリチャージ状態である時間は、STB信号の1周期分の時間である。つまり、本実施形態では、STB信号の1周期分の時間プリチャージを行うキャパシタCnが3つ存在することになる。これは、1つのキャパシタCnに対して、STB信号の3周期分の時間をプリチャージ状態とである時間とすることと等価である。
このように、本実施形態では、複数のキャパシタCnを同時に同じ状態とすることで、プリチャージ状態の時間と、検出状態の時間と、ホールド状態の時間との時間比を変更することができる。
尚、図8では、キャパシタC1〜C3を同時にプリチャージ状態とするものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、例えば、キャパシタC1、C2を同時にプリチャージ状態とし、キャパシタC3、C4を同時に検出状態としても良い。
本実施形態では、このように、各状態の時間比を任意に変更することができる。このため、本実施形態では、例えば、A/D変換器300がキャパシタCnの電圧値をサンプリングする時間と比較して、プリチャージにかかる時間やセトリング時間を長くする必要がある場合等に適用すれば、A/D変換器300の性能を発揮させることができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、第一の実施形態で説明したピーク・ボトム検出回路を複数搭載した集積回路である点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図9は、第三の実施形態の集積装置の一例を示す第一の図である。本実施形態の集積回路400は、複数のピーク・ボトム検出回路200B−1と、ピーク・ボトム検出回路200B−2と、A/D変換器300と、切り替え回路350と、を有する。
本実施形態のピーク・ボトム検出回路200B−1とピーク・ボトム検出回路200B−2は、複数のピーク・ボトム検出回路200Bにより電源201を共有している点のみ、第一の実施形態のピーク・ボトム検出回路200と相違する。
また、本実施形態の集積回路400において、切り替え回路350は、スイッチSW31、SW32を有する。スイッチSW31は、ピーク・ボトム検出回路200B−1とA/D変換器300との接続/遮断を切り替える。スイッチSW32は、ピーク・ボトム検出回路200B−2とA/D変換器300との接続/遮断を切り替える。
尚、切り替え回路350は、集積回路400の上位の回路(図示せず)より入力される切り替え制御信号により、スイッチSW31とスイッチSW32のオン/オフを制御しても良い。具体的には、例えば、切り替え回路350は、スイッチSW31と、スイッチSW32とを交互にオンさせることで、ピーク・ボトム検出回路200B−1とピーク・ボトム検出回路200B−2の両者から出力される電圧をデジタル値に変換することができる。
図10は、第三の実施形態の集積装置の一例を示す第二の図である。図10の示す集積回路400Aは、ピーク・ボトム検出回路200−1〜ピーク・ボトム検出回路200−4と、A/D変換器300と、切り替え回路360と、を有する。
集積回路400Aにおいて、切り替え回路360は、スイッチSW33、SW34、SW35、SW36を有する。
スイッチSW33は、ピーク・ボトム検出回路200−1とA/D変換器300との接続/遮断を切り替え、スイッチSW34は、ピーク・ボトム検出回路200−2とA/D変換器300との接続/遮断を切り替える。また、スイッチSW35は、ピーク・ボトム検出回路200−3とA/D変換器300との接続/遮断を切り替え、スイッチSW36は、ピーク・ボトム検出回路200−4とA/D変換器300との接続/遮断を切り替える。
尚、切り替え回路360は、集積回路400Aの上位の回路(図示せず)等から、スイッチSW33〜SW36の切り替えを指示するための切り替え制御信号が供給され、この切り替え制御信号に応じて、スイッチSW33〜SW36を順次切り替えていっても良い。
さらに、集積回路400Aでは、この上位の回路から、ピーク・ボトム検出回路200−1〜200−4に対して、DETO信号の出力を指示するため出力指示信号が、供給されても良い。
このとき、切り替え回路360に供給される切り替え制御信号と、ピーク・ボトム検出回路200−1〜200−4に供給される出力指示信号とは、同期した信号となる。具体的には、例えば、スイッチSW33がオンされてピーク・ボトム検出回路200−1とA/D変換器300とが接続される場合には、ピーク・ボトム検出回路200−1に対してDETO信号の出力指示信号が供給されても良い。
尚、図10の例では、集積回路400Aに4つのピーク・ボトム検出回路200が搭載されるものとしたが、これに限定されない。集積回路400Aに搭載されるピーク・ボトム検出回路200の数は、任意の数であって良い。
図11は、集積回路におけるピーク・ボトム検出回路の配置の例を示す図である。図11では、集積回路400Aにおけるピーク・ボトム検出回路200−1〜200−4の配置の例を示す。
集積回路400Aでは、ピーク・ボトム検出回路200−1〜200−4は、例えば、集積回路400Aの基板の四隅に位置するように配置されても良い。言い換えれば、ピーク・ボトム検出回路200−1〜200−4は、集積回路400Aの基板の端部の近傍に配置されても良い。
本実施形態では、このようにピーク・ボトム検出回路200−1〜200−4を配置することで、例えば、基板上に形成された電源ラインについて、異なる位置で電源電圧のピーク値又はボトム値を検出することができる。
このような場合、ピーク・ボトム検出回路200は、例えば、集積回路400Aに実行された回路のうち、消費電力が大きい回路の近傍等に配置されることが好ましい。また、電源ライン上の異なる位置で、電源電圧を検出する場合、ピーク・ボトム検出回路200は、集積回路400Aの基板上において、分散して配置されることが好ましい。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 A/Dコンバータ
200 ピーク・ボトム検出回路
210 制御部
201、202 電源
203、204 電流源
205 比較器
206 演算増幅器
300 A/D変換器
350、360 切り替え回路
400 集積回路

Claims (7)

  1. 3つ以上の複数のキャパシタと、
    前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧と入力電圧とを比較する比較器と、
    前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧を増幅させる演算増幅器と、
    前記複数のキャパシタのそれぞれを前記比較器、前記演算増幅器、前記入力電圧の供給源の何れかに接続させる、前記複数のキャパシタのそれぞれと対応した3つ以上の複数のスイッチと、
    前記複数のキャパシタのうちの3つのキャパシタのそれぞれの接続先が異なるように、前記複数のキャパシタの接続先を順次切り替える制御信号を生成して前記複数のスイッチのそれぞれに供給する制御部と、を有するピーク・ボトム検出回路。
  2. 前記制御部は、
    前記制御部に入力される前記比較器の出力信号と、前記複数のキャパシタのうち前記演算増幅器と接続されたキャパシタの電圧を読み取るためのタイミング信号と、に基づき、前記制御信号を生成する、請求項1記載のピーク・ボトム検出回路。
  3. 前記複数のキャパシタは4つ以上であり、前記複数のスイッチは4つ以上であり、
    前記制御部は、
    前記複数のキャパシタのうち、少なくとも2つのキャパシタの接続先が同じになるように、前記制御信号を生成する、請求項1又は2記載のピーク・ボトム検出回路。
  4. 前記複数のキャパシタのそれぞれは、
    前記入力電圧の供給源、前記比較器、前記演算増幅器の順に、接続先が切り替えられ、
    さらに、前記複数のキャパシタのそれぞれの接続先は、前記演算増幅器の次に、前記入力電圧の供給源に切り替えられる、請求項1乃至3の何れか一項に記載のピーク・ボトム検出回路。
  5. 3つ以上の複数のキャパシタと、
    前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧と入力電圧とを比較する比較器と、
    前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧を増幅させる演算増幅器と、
    前記複数のキャパシタのそれぞれを前記比較器、前記演算増幅器、前記入力電圧の供給源の何れかに接続させる、前記複数のキャパシタのそれぞれと対応した3つ以上の複数のスイッチと、
    前記複数のキャパシタのうちの3つのキャパシタのそれぞれの接続先が異なるように、前記複数のキャパシタの接続先を順次切り替える制御信号を生成して前記複数のスイッチのそれぞれに供給する制御部と、を有するピーク・ボトム検出回路と、
    前記演算増幅器の後段に接続されたA/D変換部と、を有するA/Dコンバータ。
  6. 複数のピーク・ボトム検出回路と、
    前記複数のピーク・ボトム検出回路の後段に接続されたA/D変換部と、
    前記複数のピーク・ボトム検出回路と、前記A/D変換器との接続/遮断を制御する切り替え回路と、を有する集積回路であって、
    前記複数のピーク・ボトム検出回路のそれぞれは、
    3つ以上の複数のキャパシタと、
    前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧と入力電圧とを比較する比較器と、
    前記複数のキャパシタのうち、何れかのキャパシタの電圧を増幅させる演算増幅器と、
    前記複数のキャパシタのそれぞれを前記比較器、前記演算増幅器、前記入力電圧の供給源の何れかに接続させる、前記複数のキャパシタのそれぞれと対応した3つ以上の複数のスイッチと、
    前記複数のキャパシタのうちの3つのキャパシタのそれぞれの接続先が異なるように、前記複数のキャパシタの接続先を順次切り替える制御信号を生成して前記複数のスイッチのそれぞれに供給する制御部と、を有する集積回路。
  7. 前記複数のピーク・ボトム検出回路は、それぞれが、前記集積回路の基板の端部の近傍に配置される、請求項6記載の集積回路。
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