JP4859902B2 - ホールド回路 - Google Patents

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Description

本発明は、経時的に変化する電圧のピーク電圧またはボトム電圧を保持するホールド回路に関する。
経時的に変化する波形の電圧値のピーク値又はボトム値を記憶したい場面が存在する。このような場合に、ホールド回路が利用される。ホールド回路は、経時的に変化する電圧のピーク電圧またはボトム電圧を保持する。
図8に、従来のピークホールド回路510の回路図を示す。ピークホールド回路510は、電圧を入力する電圧入力端子P1と、保持している電圧を出力する電圧出力端子P2と、基準電位(この場合は接地電位)に接続する基準電位端子P3を備えている。ピークホールド回路510はまた、ダイオードD1と、コンデンサCと、オペアンプOP1と、インピーダンス変換回路OP2を備えている。ピークホールド回路510では、オペアンプOP1とダイオードD1とコンデンサCと基準電位端子P3が、その順序で直列に接続されている。
オペアンプOP1は、非反転入力端子p12が電圧入力端子P1に接続されており、反転入力端子p11が電圧出力端子P2に接続されている。また、出力端子p13がダイオードD1に接続されている。ダイオードD1のアノードd1は、オペアンプOP1の出力端子p13に接続されている。ダイオードD1のカソードd2は、コンデンサCに接続されている。インピーダンス変換回路OP2は、ダイオードD1とコンデンサCとの接続点P4と電圧出力端子P2の間に接続されており、電圧出力端子P2の電圧を接続点P4の電圧に等しく維持している。インピーダンス変換回路OP2はオペアンプを用いて構成されている。オペアンプの反転入力端子p21がオペアンプの出力端子p23と接続されている。オペアンプの非反転入力端子p22が接続点P4に接続されている。オペアンプの出力端子p23が電圧出力端子P2に接続されている。
図9を用いて、ピークホールド回路510の電圧保持動作を説明する。図8に示すように、電圧入力端子P1の電圧をV1とし、オペアンプOP1の出力端子p13の電圧をV2とし、接続点P4の電圧をV3とし、電圧出力端子P2の電圧をV4とする。ここで、電圧V1は入力電圧Vinに等しい。また、電圧V4は出力電圧Voutに等しい。電圧V1〜V4の時間変化を図9に示す。
図9に示すように、ピークホールド回路510では、期間T1に電圧V1が増加すると、それに伴って電圧V2〜V4が上昇する。そして、電圧V3に基づいた電荷がコンデンサCに蓄えられる。期間T2になって電圧V1が減少すると、オペアンプOP1の作用により電圧V2は低下する。この結果、ダイオードD1のカソードd2の電圧である電圧V3に対して、アノードd1の電圧である電圧V2が減少し、ダイオードD1に逆方向電圧が印加される。しかし、この場合でも、ダイオードD1の整流効果によってダイオードD1を介してコンデンサCに蓄えられた電荷が放出されてしまうことがない。コンデンサCに蓄えられた電荷が保存され、これにより電圧V3が保持される。また、インピーダンス変換回路OP2によって、電圧V4は電圧V3と常に等しく維持されている。そのため、電圧V4(これは出力電圧Voutに等しい)が保持される。以後、電圧V1の増加/減少に伴って接続点P4の電圧V3が更新される更新期間T1と、接続点P4の電圧V3が保持されるホールド期間T2が繰返される。
ピークホールド回路510では、ダイオードD1の整流効果によって、入力電圧Vinのピーク電圧に相当する電荷がコンデンサCに蓄えられ、これによって、入力電圧Vinのピーク電圧が保持されるとともに、出力電圧Voutにピーク電圧が出力される。このようなピークホールド回路が特許文献1に記載されている。
特開平7−262789号公報
ピークホールド回路510では、ダイオードD1の整流効果によってコンデンサCに蓄えられている電荷量が維持され、入力電圧Vinのピーク電圧が保持される。
しかし、ダイオードD1の温度上昇にともない、ダイオードD1の逆電圧抵抗は減少する。そのため、ダイオードD1を介して無視できない大きさの逆方向電流(以下、リーク電流と呼ぶ)が流れることがある。ダイオードD1を介してリーク電流が流れると、コンデンサCに蓄積している電荷量が減少し、図9の一点鎖線に示すように、コンデンサCが保持している電圧V3が変動してしまう。従来のピークホールド回路510は、入力電圧Vinのピーク電圧を良好に保持することができない。
上記の問題はボトムホールド回路でも生じる。即ち、ボトムホールド回路のボトム電圧を保持しているダイオードを介してリーク電流が流れた場合、入力電圧Vinのボトム電圧を良好に保持することができない。
本発明は上記の課題を解決する。すなわち本発明は、入力電圧Vinのピーク電圧またはボトム電圧を良好に保持することができるホールド回路を提供することを目的としている。
本発明は、経時的に変化する電圧を入力し、その電圧のピーク電圧またはボトム電圧を保持するホールド回路に具現化される。本発明のホールド回路は、電圧を入力する電圧入力端子と、保持している電圧を出力する電圧出力端子と、基準電位に接続する基準電位端子と、オペアンプと、スイッチ回路と、コンデンサと、インピーダンス変換回路を備えている。オペアンプとスイッチ回路とコンデンサと基準電位端子が、その順序で直列に接続されている。インピーダンス変換回路は、スイッチ回路とコンデンサとの接続点と電圧出力端子の間に接続されており、電圧出力端子の電圧を接続点の電圧に等しく維持する。オペアンプは、一方の入力端子が電圧入力端子に接続されており、他方の入力端子が接続点または電圧出力端子のいずれか一方に接続されており、その出力端子がスイッチ回路に接続されている。スイッチ回路は、半導体ウェル領域内に形成されているとともに一対の主電極とゲート電極を含む第1の絶縁ゲート型トランジスタを有している。第1の絶縁ゲート型トランジスタの一方の主電極とゲート電極が接続点に接続されており、他方の主電極がオペアンプの出力端子に接続されており、半導体ウェル領域が電圧出力端子に接続されている。
本発明のホールド回路では、第1の絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極を一方の主電極に接続する。これにより、ゲート電極の電圧がコンデンサに保持されている電圧に等しく維持される。絶縁ゲート型トランジスタでは、そのオン/オフ状態の切換えが、ゲート電極と他方の主電極との間の電位差によって行われる。例えば、他方の主電極の電圧がゲート電極の電圧よりも高い場合には、絶縁ゲート型トランジスタがオン状態となり、他方の主電極の電圧がゲート電極の電圧よりも低い場合には、絶縁ゲート型トランジスタがオフ状態となる。本発明のホールド回路では、上記のように接続されることで、絶縁ゲート型トランジスタのオン/オフ状態が、絶縁ゲート型トランジスタの主電極間の電位差によって制御される。即ち、オン/オフ状態が電極間の電位差によって制御されるダイオードと同じ様に機能する。本発明のホールド回路では、ダイオードとして機能する第1の絶縁ゲート型トランジスタの整流効果によって、ダイオードを用いた従来技術と同様に、入力電圧のピーク電圧またはボトム電圧を保持することができる。
本発明のホールド回路では、第1の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域を電圧出力端子に接続する。これにより、半導体ウェル領域の電圧が電圧出力端子の電圧に等しく維持される。電圧出力端子の電圧は、コンデンサに保持されている電圧に等しい。したがって、半導体ウェル領域の電圧がコンデンサに保持されている電圧に等しい関係が維持される。即ち、半導体ウェル領域とコンデンサの間に電位差が生じない。このため、半導体ウェル領域とコンデンサの間に形成されている寄生ダイオードの両端に電位差が生じない。そのため、寄生ダイオードを介して流れるリーク電流が抑制され、コンデンサで保持されている電荷が半導体ウェル領域へと流れ出ることが抑制される。
本発明のホールド回路では、ダイオードとして機能する第1の絶縁ゲート型トランジスタの温度が上昇した場合でも、第1の絶縁ゲート型トランジスタがオフしている場合には、絶縁ゲート型トランジスタの主電極の間にリーク電流が流れることがない。即ち、第1の絶縁ゲート型トランジスタを、温度の上昇によってリーク電流が増大しない理想的なダイオードとして機能させることができる。これによって、コンデンサで保持されている電荷が、絶縁ゲート型トランジスタを介して流れ出ることが抑制される。
以上より、本発明のホールド回路では、ホールド期間において、コンデンサで保持している電荷量が変動することがない。入力電圧のピーク電圧またはボトム電圧を良好に保持することができる。
ホールド回路は、リセット回路とリセット信号を入力するリセット端子をさらに備えている。リセット回路は、コンデンサと並列に接続されており、半導体ウェル領域内に形成されているとともに一対の主電極とゲート電極を含む第2の絶縁ゲート型トランジスタを有している。第2の絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極が、リセット端子に接続されている。第2の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域が、電圧出力端子に接続されている。リセット回路は、リセット端子にリセット信号が入力した時にコンデンサに蓄積している電荷をリセットする。
本発明のホールド回路では、リセット回路に、半導体ウェル領域内に形成されている第2の絶縁ゲート型トランジスタを有している。そのため、第2の絶縁ゲート型トランジスタを第1の絶縁ゲート型トランジスタと同一の半導体基板に形成することができ、ホールド回路の製造コストを削減することができる。
また本発明のホールド回路では、第2の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域を電圧出力端子に接続する。これにより、第2の絶縁ゲート型トランジスタにおいても、半導体ウェル領域とコンデンサの間に形成されている寄生ダイオードの両端に電位差が生じない。このため、リセット回路に含まれる第2の絶縁ゲート型トランジスタ内の寄生ダイオードを介して流れるリーク電流が抑制される。リセット回路を形成した場合でもリーク電流の発生を抑制することができ、入力電圧のピーク電圧またはボトム電圧を良好に保持することができる。
ホールド回路は、電流阻止用素子をさらに備えていることが好ましい。電流阻止用素子は、オペアンプの他方の入力端子と出力端子の間に接続され、オペアンプの他方の入力端子から出力端子に流れる電流(順方向電流)を通過させ、その逆方向に流れる電流(逆方向電流)を阻止する。
電流阻止用素子は、順方向電流が流れる際に一定の順方向電圧降下が生じる。そのため、ホールド期間に電流阻止用素子を介して順方向電流が流れると、オペアンプの出力端子の電圧が電圧出力端子の電圧から電流阻止用素子の順方向電圧降下だけ減少した電圧に保持される。図9に示すように、ホールド期間T2にオペアンプの出力端子の電圧V2が接地電位まで減少してしまうことがない。これによって、オペアンプの出力端子の電圧の振幅を縮小することができる。そのため、入力電圧の上昇に伴いホールド期間T2から更新期間T1へと移項する際に、オペアンプの出力端子の電圧が安定するまでの時間を短縮することができる。
ホールド回路は第2基準電位端子をさらに備えており、電流阻止用素子は、半導体ウェル領域内に形成されているとともに一対の主電極とゲート電極を含む第3の絶縁ゲート型トランジスタを有していることが好ましい。
第3の絶縁ゲート型トランジスタは、一方の主電極とゲート電極がオペアンプの出力端子に接続されており、他方の主電極がオペアンプの他方の入力端子に接続されており、半導体ウェル領域が第2基準電位端子に接続されている。これによって、第3の絶縁ゲート型トランジスタは、オペアンプの他方の入力端子から出力端子に流れる電流を通過させ、その逆方向に流れる電流を阻止するダイオードとして機能する。
本発明のホールド回路では、電流阻止用素子を追加することで、より高速動作することが可能になる。これによって、より高い周波数の入力電圧のピークを正確にホールドすることができる。
第1の絶縁ゲート型トランジスタと第2の絶縁ゲート型トランジスタは、同一の半導体基板に一体として形成することが好ましい。第1の絶縁ゲート型トランジスタは、第1導電型の半導体ウェル領域と、第2導電型の第1コンタクト領域と、第2導電型の第3コンタクト領域と、バイアス領域と、ゲート電極を有している。第2の絶縁ゲート型トランジスタは、第1導電型の半導体ウェル領域と、第2導電型の第2コンタクト領域と、第2導電型の第3コンタクト領域と、バイアス領域と、ゲート電極を有している。
半導体ウェル領域は、半導体基板内に形成されている。第1コンタクト領域と第2コンタクト領域と第3コンタクト領域は、半導体ウェル領域内に形成されている。第1コンタクト領域と第2コンタクト領域と第3コンタクト領域は、半導体ウェル領域によって相互に隔てられている。第1コンタクト領域は、第1の絶縁ゲート型トランジスタの他方の主電極と接する。第2コンタクト領域は、第2の絶縁ゲート型トランジスタの他方の主電極と接する。第3コンタクト領域は、第1の絶縁ゲート型トランジスタの一方の主電極と接するとともに、第2の絶縁ゲート型トランジスタの一方の主電極と接する。バイアス領域は、半導体領域よりも不純物濃度を高くして端子を取り出すことが望ましく、半導体ウェル領域は、バイアス領域を介して出力端子に接続されている。
第1の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域は、第2の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域と一体に形成されている。第1の絶縁ゲート型トランジスタのバイアス領域は、第2の絶縁ゲート型トランジスタのバイアス領域と共通である。
バイアス領域は不純物濃度が高く、バイアス領域の内部抵抗が低い。このため、バイアス領域は、その領域内での電位分布が小さく、領域内全体がホールド回路の出力電圧に維持される。これによって、第3コンタクト領域とバイアス領域の間に生じる電位差を小さくすることができ、寄生ダイオードを介して流れるリーク電流を抑制する効果が良好に得られる。
また上記のように形成されることで、第1の絶縁ゲート型トランジスタと第2の絶縁ゲート型トランジスタを同一の半導体基板に一体として形成することができ、ホールド回路の製造コストを削減することが可能となる。
本発明によると、入力電圧Vinのピーク電圧またはボトム電圧を良好に保持することができるホールド回路を提供することができる。
以下に説明する実施例の主要な特徴を最初に整理する。
(特徴1)変化する入力電圧を保持するピークホールド回路では、スイッチ回路を構成する絶縁ゲート型トランジスタにp型の絶縁ゲート型トランジスタが利用される。
(特徴2)変化する入力電圧を保持するボトムホールド回路では、スイッチ回路を構成する絶縁ゲート型トランジスタにn型の絶縁ゲート型トランジスタが利用される。
(第1実施例)
図1に、ピーク電圧のホールド回路10を示す。ホールド回路10は、アナログ電圧を入力する入力端子20と、コンデンサ36に保持している電圧を出力する出力端子22と、接地して用いる基準電位端子24と、オペアンプ30と、スイッチ回路32と、コンデンサ36と、オペアンプ38を備えている。
オペアンプ30と、スイッチ回路32と、コンデンサ36と、基準電位端子24は、その順序で直列に接続されている。
オペアンプ38は、スイッチ回路32とコンデンサ36との接続点26と出力端子22の間に接続されており、出力端子22の電圧を接続点26の電圧に等しく維持している。
オペアンプ30の非反転入力端子30bは、入力端子20に接続されている。オペアンプ30の反転入力端子30aは、出力端子22に接続されている。オペアンプ30の出力端子30cは、スイッチ回路32に接続されている。オペアンプ30は、上記のように接続することで、スイッチ回路32がオンしたときに、オペアンプ30の反転入力端子30aの電圧を非反転入力端子30bの電圧に一致させている。
スイッチ回路32は、半導体ウェル領域に形成されているp型の絶縁ゲート型トランジスタ34を備えている。絶縁ゲート型トランジスタ34は、一対の主電極34a、34bとバイアス電極34cとゲート電極34dを有する。絶縁ゲート型トランジスタ34の一方の主電極34bとゲート電極34dが、配線14を介して接続点26に接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aが、配線12を介してオペアンプ30の出力端子30cに接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ34のバイアス電極34cが、配線16を介して出力端子22に接続されている。
オペアンプ38の非反転入力端子38bは、スイッチ回路32とコンデンサ36の接続点26に接続されている。オペアンプ38の出力端子38cは、出力端子22に接続されている。オペアンプ38では、その反転入力端子38aが出力端子38cに接続されてインピーダンス変換回路を形成している。そのため、オペアンプ38はインピーダンス変換回路38と呼ぶことができる。インピーダンス変換回路38は、上記のように接続することで、出力端子38cの電圧を非反転入力端子38bの電圧に一致させている。また、出力端子38cと非反転入力端子38bの間は高抵抗であり、実質的に絶縁している。出力端子38cに電流が流れても、非反転入力端子38bの電圧が低下することはなく、コンデンサ36に蓄えられた電荷がインピーダンス変換回路38を通して放電することがない。
スイッチ回路32では、絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aにゲート電極34dの電圧よりも高い電圧が印加された時にスイッチ回路32がオンする。ゲート電極34dは一方の主電極34bに接続されている。そのため、スイッチ回路32では、他方の主電極34aに一方の主電極34bの電圧よりも高い電圧が印加された時にスイッチ回路32がオンする。ここで、他方の主電極34aに一方の主電極34bの電圧よりも高い電圧が印加される期間を更新期間と呼ぶ。
また、スイッチ回路32では、他方の主電極34aにゲート電極34dの電圧よりも低い電位が印加された時にスイッチ回路32がオフする。即ち、スイッチ回路32では、他方の主電極34aに一方の主電極34bの電圧よりも低い電圧が印加された時にスイッチ回路32がオフする。ここで、他方の主電極34aに一方の主電極34bの電圧よりも低い電圧が印加される期間をホールド期間と呼ぶ。
スイッチ回路32では、上記のように接続されることで、主電極34a,34bの電位差によってオン/オフ状態が切換わる。即ち、スイッチ回路32は、電極間の電位差によってオン/オフ状態が切換わるダイオードとして機能する。
図2を用いて、絶縁ゲート型トランジスタ34の構造を説明する。図2に、半導体基板42内の半導体ウェル領域44に形成された絶縁ゲート型トランジスタ34の断面図を示す。
絶縁ゲート型トランジスタ34は、p型の絶縁ゲート型トランジスタであり、p型不純物を低濃度に含んだ半導体基板42に形成されている。n型の半導体ウェル領域44が半導体基板42に形成されている。半導体ウェル領域44は、半導体基板42に半導体基板42の不純物濃度よりも高いn型不純物を打ち込むことによって形成されている。p型の第1コンタクト領域46とp型の第3コンタクト領域48が半導体ウェル領域44内に形成されている。第1コンタクト領域46と第3コンタクト領域48は、半導体ウェル領域44の一部に半導体ウェル領域44の不純物濃度よりも高いp型不純物を打ち込むことによって形成されている。第1コンタクト領域46と第3コンタクト領域48は、半導体ウェル領域44によって隔てられている。n型のバイアス領域50が半導体ウェル領域44内に形成されている。バイアス領域50は、半導体ウェル領域44に半導体ウェル領域44よりも高い濃度のn型不純物を打ち込むことによって形成されている。バイアス領域50は半導体ウェル領域44によって、第1コンタクト領域46と第3コンタクト領域48から隔てられている。第1コンタクト領域46と第3コンタクト領域48の間に存在している半導体ウェル領域44に対向する位置には、絶縁膜52を介してゲート電極34dが形成されている。
第1コンタクト領域46は、他方の主電極34aに接続されている。第3コンタクト領域48は、一方の主電極34bに接続されている。バイアス領域50は、バイアス電極34cに接続されている。バイアス電極34cは、配線16を介して出力端子22に接続されており、これによって、半導体ウェル領域44がバイアス領域50を介して出力端子22に接続されている。
図2に示すように、絶縁ゲート型トランジスタ34の異なる導電型の領域の間に、寄生ダイオード54、56が形成されている。n型の半導体ウェル領域44とp型の第1コンタクト領域46の間に、寄生ダイオード54が形成されている。n型の半導体ウェル領域44とn型の第3コンタクト領域48の間に、寄生ダイオード56が形成されている。
ホールド回路10では、入力端子20に出力端子22の電圧よりも高い電圧が印加されると、オペアンプ30を介して絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aの電圧が上昇する。そして、他方の主電極34aの電圧がコンデンサ36に保持されている電圧(これは、絶縁ゲート型トランジスタ34の一方の主電極34bの電圧に等しい。)よりも高くなると、絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aが一方の主電極34bに対して高電位となり、主電極34a,34bの間が導通する。正確には、トランジスタ34のしきい値電圧や基板バイアス効果の度合いにより、導通に必要な電位差が決まる。これによって、入力端子20に入力された入力電圧Vinに等しい電圧がコンデンサ36に入力され、インピーダンス変換回路38によって、この電圧が出力端子22から出力される。このため、出力電圧Voutが入力電圧Vinに追従して変動する。
ホールド回路10では、入力端子20に出力端子22の電圧よりも低い電圧が印加されると、オペアンプ30を介して絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aの電圧が下降する。そして、絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aの電圧がコンデンサ36に保持されている電圧よりも低くなると、絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aが一方の主電極34bに対して低電位となり、主電極34a,34bの間が非導通となる。これによって、入力端子20に出力端子22の電圧よりも低い入力電圧Vinが印加された際のコンデンサ36に蓄えられていた電荷が保持され、出力電圧Voutが保持される。
本実施例のホールド回路10では、絶縁ゲート型トランジスタ34が主電極34a,34bの電位差によってオン/オフ状態が切換わるダイオードとして機能する。ダイオードとして機能する絶縁ゲート型トランジスタ34の整流効果によって、入力電圧Vinのピーク電圧に相当する電荷をコンデンサCに蓄えることができる。
また本実施例のホールド回路10では、絶縁ゲート型トランジスタ34のバイアス電極34cが、配線16を介して出力端子22に接続されている。寄生ダイオード56のアノードに相当する主電極34bは、配線14を介してインピーダンス変換回路38の非反転入力端子38bに接続されている。寄生ダイオード56のカソードに相当するバイアス電極34cは、配線16を介してインピーダンス変換回路38の出力端子38cに接続されている。インピーダンス変換回路38は、非反転入力端子38bの電圧と出力端子38cの電圧が等しく維持されている。そのため、寄生ダイオード56のアノード・カソード間に電位差が発生しない。コンデンサ36に蓄えられている電荷が寄生ダイオード56を介して放電されることがない。
さらに、本実施例のホールド回路10では、絶縁ゲート型トランジスタ34は、ゲート電極34dと他方の主電極34aとの間の電位差によってオン/オフ状態が制御される。そのため、絶縁ゲート型トランジスタ34の温度が上昇した場合でも、絶縁ゲート型トランジスタ34がオフしている場合には、絶縁ゲート型トランジスタ34の主電極34a,34bの間にリーク電流が流れることがない。そのため、絶縁ゲート型トランジスタ34が高温状態となった場合でも、コンデンサ36に蓄えられている電荷が絶縁ゲート型トランジスタ34を介して放電されることがない。
以上のように、本実施例のホールド回路10では、入力電圧Vinのピーク電圧を良好に保持することができる。
本実施例のホールド回路10では、入力端子20とスイッチ回路32の間にオペアンプ30が接続されている。
スイッチ回路32に含まれる絶縁ゲート型トランジスタ34では、他方の主電極34aから一方の主電極34bに電荷を導通させる際に、他方の主電極34aと一方の主電極34bの間に電圧降下が生じる。そのため、一方の主電極34aにコンデンサを接続し、他方の主電極34bに入力端子20を接続した場合、コンデンサ36が保持している電圧を入力電圧Vinと良好に等しくすることができない。そのため、入力電圧Vinと出力電圧Voutを良好に等しくすることができない。
入力端子20とスイッチ回路32の間にオペアンプ30が接続されていると、オペアンプ30が絶縁ゲート型トランジスタ34に生じる電圧降下に基づいた量だけ増加した電圧を、オペアンプ30の出力端子30cから絶縁ゲート型トランジスタ34の他方の主電極34aへと出力する。そのため、コンデンサ36が保持している電圧を入力電圧Vinと良好に等しくすることができる。これによって、入力電圧Vinと出力電圧Voutを良好に等しくすることができる。
(第2実施例)
本実施例の効果は、ボトム電圧のホールド回路にも有効である。
図3に、ボトム電圧のホールド回路110を示す。第1実施例との違いは、スイッチ回路132がn型の絶縁ゲート型トランジスタ134を有していることと、基準電位端子24が電源電位VDDに接続されていることである。
ホールド回路110では、入力端子20に出力端子22の電圧よりも低い電圧が印加されると、オペアンプ30を介して絶縁ゲート型トランジスタ134の他方の主電極134aの電圧が下降する。そして、他方の主電極134aの電圧がコンデンサ36に保持されている電圧よりも低くなると、絶縁ゲート型トランジスタ134の他方の主電極134aが一方の主電極134bに対して低電位となり、主電極134aと134bの間が導通する。これにより、コンデンサ36に保持されている電圧が更新される。入力端子20に出力端子22の電圧よりも低い電圧が印加される期間を更新期間と呼ぶ。
ホールド回路110では、入力端子20に出力端子22の電圧よりも高い電圧が印加されると、オペアンプ30を介して絶縁ゲート型トランジスタ134の他方の主電極134aの電圧が上昇する。そして、他方の主電極134aの電圧がコンデンサ36に保持されている電圧よりも高くなると、絶縁ゲート型トランジスタ134の他方の主電極134aが一方の主電極134bに対して高電位となり、主電極134aと134bの間が非導通となる。これにより、コンデンサ36に保持されている電圧が維持される。入力端子20に出力端子22の電圧よりも高い電圧が印加される期間をホールド期間と呼ぶ。
本実施例のホールド回路110では、絶縁ゲート型トランジスタ134のバイアス電極134cが出力端子22に接続され、絶縁ゲート型トランジスタ134のゲート電極134dが一方の主電極134bに接続される。
そのため、絶縁ゲート型トランジスタ134の一方の主電極134bとバイアス電極134cの間の寄生ダイオード156を介して電源電位VDDからコンデンサ36に電荷が充電されることもなければ、ホールド期間に絶縁ゲート型トランジスタ134を介してコンデンサ36に電荷が充電されることもない。また、ホールド期間に絶縁ゲート型トランジスタ134が高温状態となった場合でも、絶縁ゲート型トランジスタ34を介してコンデンサ36に電荷が充電されることもない。コンデンサ36を用いて入力電圧Vinのボトム電圧を良好に保持することができる。
(第3実施例)
図4に、ピーク電圧のホールド回路210を示す。第1実施例との違いは、オペアンプ30の反転入力端子30aがスイッチ回路32とコンデンサ36との接続点26に接続されていることである。
インピーダンス変換回路38では、非反転入力端子38bの電圧と出力端子38cの電圧が等しく維持されている。また、インピーダンス変換回路38の出力端子38cは出力端子22に接続されている。そのため、ホールド回路210においても、オペアンプ30の反転入力端子30aの電圧は出力端子22の電圧と等しく維持される。ホールド回路210においても、図1のホールド回路10と同様に、コンデンサ36を用いて入力電圧Vinのピーク電圧を良好に保持することができる。
(第4実施例)
図5に、ピーク電圧のホールド回路310を示す。第1実施例との違いは、オペアンプ30の反転入力端子30aと出力端子30cの間に電流阻止用素子360を備えていることと、第2基準電位端子324を備えていることである。
電流阻止用素子360は、半導体ウェル領域に形成されているp型の絶縁ゲート型トランジスタ362を備えている。絶縁ゲート型トランジスタ362は、一対の主電極362a、362bとバイアス電極362cとゲート電極362dを有する。絶縁ゲート型トランジスタ362の一方の主電極362bとゲート電極362dが、オペアンプ30の出力端子30cに接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ362の他方の主電極362aが、オペアンプ30の反転入力端子30aに接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ362のバイアス電極362cが、第2基準電位端子324を介して電源電位VDDに接続されている。なお、絶縁ゲート型トランジスタ362においても、一方の主電極362bとバイアス電極362cの間に寄生ダイオードが形成され、他方の主電極362aとバイアス電極362cの間に寄生ダイオードが形成されているが、その表示を省略する。
本実施例では、電流阻止用素子360に形成された絶縁ゲート型トランジスタ362がダイオードとして機能し、一方の主電極362aから他方の主電極362bに流れる電流(順方向電流)を通過させる。また、他方の主電極362bから一方の主電極362aに流れる電流を阻止する。
また、絶縁ゲート型トランジスタ362では、順方向電流が流れる際に、他方の主電極362bと一方の主電極362aの間に電圧降下が生じる。そのため、ホールド期間に電流阻止用素子360を介して順方向電流が流れると、オペアンプ30の出力端子30cの電圧が出力端子22の電圧から絶縁ゲート型トランジスタ362の主電極362a,362bの間の電圧降下だけ減少した電圧に保持される。そのため、図9に示すように、ホールド期間T2にオペアンプ30の出力端子30cの電圧V2が接地電位まで減少してしまうことがない。これによって、オペアンプ30の出力端子30cの電圧の振幅を縮小することができる。そのため、入力電圧Vinの上昇にともないホールド期間から更新期間に移項する際に、オペアンプの出力端子の電圧が安定するまでの時間を短縮することができる。
(第5実施例)
図6に、ピーク電圧のホールド回路410を示す。第1実施例との違いは、コンデンサ36と並列にリセット回路470を備えていることと、リセット端子424を備えていることである。
リセット回路470は、半導体ウェル領域に形成されているp型の絶縁ゲート型トランジスタ472を備えている。絶縁ゲート型トランジスタ472はスイッチ回路432に形成されている絶縁ゲート型トランジスタ434と同一導電型のトランジスタであり、図7を用いて後述するように、同一の半導体基板442に一体に形成されている。絶縁ゲート型トランジスタ472は、一対の主電極472a、472bとバイアス電極472cとゲート電極472dを有する。絶縁ゲート型トランジスタ472の一方の主電極472bは、スイッチ回路432とコンデンサ36との接続点26に接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ472の他方の主電極472aが、基準電位端子24に接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ472のゲート電極472dが、リセット端子424に接続されている。絶縁ゲート型トランジスタ472のバイアス電極472cは、絶縁ゲート型トランジスタ434のバイアス電極434cと共通であり、出力端子22に接続されている。
図7を用いて、絶縁ゲート型トランジスタ434と絶縁ゲート型トランジスタ472が同一の半導体基板442に一体に形成されている構造を説明する。図7に、半導体基板442内の半導体ウェル領域444に形成された絶縁ゲート型トランジスタ434と絶縁ゲート型トランジスタ472の断面図を示す。
絶縁ゲート型トランジスタ434と絶縁ゲート型トランジスタ472は、共にp型の絶縁ゲート型トランジスタであり、p型不純物を低濃度に含んだ半導体基板442に形成されている。n型の半導体ウェル領域444が半導体基板442に形成されている。半導体ウェル領域444は、半導体基板442に半導体基板442の不純物濃度よりも高いn型不純物を打ち込むことによって形成されている。p型の第1コンタクト領域446とp型の第2コンタクト領域447とp型の第3コンタクト領域448が半導体ウェル領域444内に形成されている。第1コンタクト領域446と第2コンタクト領域447と第3コンタクト領域448は、半導体ウェル領域444の一部に半導体ウェル領域444の不純物濃度よりも高いp型不純物を打ち込むことによって形成されている。第1コンタクト領域446と第2コンタクト領域447と第3コンタクト領域448は、半導体ウェル領域444によってお互いに隔てられている。n型のバイアス領域450が半導体ウェル領域444内に形成されている。バイアス領域450は、半導体ウェル領域444に半導体ウェル領域444の不純物濃度よりも高い濃度のn型不純物を打ち込むことによって形成されている。バイアス領域450は半導体ウェル領域444によって、第1コンタクト領域446と第2コンタクト領域447と第3コンタクト領域448から隔てられている。第1コンタクト領域446と第3コンタクト領域448の間に存在している半導体ウェル領域444に対向する位置には、絶縁膜452を介してゲート電極434dが形成されている。第2コンタクト領域447と第3コンタクト領域448の間に存在している半導体ウェル領域444に対向する位置には、絶縁膜453を介してゲート電極472dが形成されている。
第1コンタクト領域446は、絶縁ゲート型トランジスタ434の他方の主電極434aに接続されている。第2コンタクト領域447は、絶縁ゲート型トランジスタ472の他方の主電極472aに接続されている。第3コンタクト領域448は、絶縁ゲート型トランジスタ434の一方の主電極432bに接続されているとともに、絶縁ゲート型トランジスタ472の一方の主電極472bに接続されている。バイアス領域450は、絶縁ゲート型トランジスタ434と絶縁ゲート型トランジスタ472に共通のバイアス電極であるバイアス電極434c(472c)に接続されている。バイアス電極434cは出力端子22に接続されており、これによって、半導体ウェル領域444がバイアス領域450を介して出力端子22に接続されている。
図7に示すように、絶縁ゲート型トランジスタ434と絶縁ゲート型トランジスタ472の異なる導電型の領域の間に、寄生ダイオード454,455,456が形成されている。n型の半導体ウェル領域444とp型の第1コンタクト領域446の間に、寄生ダイオード454が形成されている。n型の半導体ウェル領域444とp型の第2コンタクト領域447の間に、寄生ダイオード455が形成されている。n型の半導体ウェル領域444とn型の第3コンタクト領域448の間に、寄生ダイオード456が形成されている。
ホールド回路410では、リセット端子424にロー信号が入力されると、絶縁ゲート型トランジスタ472の主電極472a,472bの間が導通する。コンデンサ36に蓄えられた電荷が絶縁ゲート型トランジスタ472を通して基準電位端子24から放出され、コンデンサ36が保持していた電圧がリセットされる。ピーク電圧の測定後、リセット端子424にリセット信号に対応するロー信号を入力することで、コンデンサ36が保持していたピーク電圧がリセットされ、次の測定に備えることができる。
図7に示すように、リセット回路470では、コンデンサ36に接続されている絶縁ゲート型トランジスタ472の一方の主電極472bが、第3コンタクト領域448に接続されている。第3コンタクト領域448と半導体ウェル領域444の間に、寄生ダイオード456が形成されている。寄生ダイオード456を介してコンデンサ36に蓄えられている電荷が放電した場合、入力電圧Vinのピーク電圧を良好に保持することができない。本実施例のホールド回路410では、寄生ダイオード456のアノードに相当する主電極472bは、インピーダンス変換回路38の非反転入力端子38bに接続されている。寄生ダイオード56のカソードに相当するバイアス電極472cは、インピーダンス変換回路38の出力端子38cに接続されている。インピーダンス変換回路38は、非反転入力端子38bの電圧と出力端子38cの電圧が等しく維持されている。そのため、寄生ダイオード456のアノード・カソード間に電位差が発生しない。コンデンサ36に蓄えられている電荷が寄生ダイオード456を介して放電されることがない。本実施例のホールド回路410でも、入力電圧Vinのピーク電圧を良好に保持することができる。
本実施例では、スイッチ回路432に形成される絶縁ゲート型トランジスタ434とリセット回路470に形成される絶縁ゲート型トランジスタ472を、共通の半導体基板442に形成することができる。さらに、絶縁ゲート型トランジスタ434の一方の主電極434bと絶縁ゲート型トランジスタ472の一方の主電極472bに共通に接続するコンタクト領域を形成することができる。そのため、スイッチ回路432とリセット回路470を製造するコストを削減することができ、ホールド回路410の製造コストを削減することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の本実施例では、スイッチ回路32に含まれる絶縁ゲート型トランジスタ34をp型の絶縁ゲート型トランジスタを用いて説明したが、n型の絶縁ゲート型トランジスタを用いて形成されていてもよい。p型とn型の絶縁ゲート型トランジスタを組み合わせて形成されていてもよい。絶縁ゲート型トランジスタ34の導電型は限定されない。絶縁ゲート型トランジスタ362、絶縁ゲート型トランジスタ472についても同様である。
更に、上記の実施例で示した基準電圧端子24では、いずれの場合でも電源電圧の高電位側に接続されていてもよければ、低電位側に接続されていてもよければ、高電位と低電位の中間電位に接続されていてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
第1実施例のホールド回路10の回路図を示す。 ホールド回路10の等価回路を示す。 第2実施例のホールド回路110の等価回路を示す。 第3実施例のホールド回路210の回路図を示す。 第4実施例のホールド回路310の回路図を示す。 第5実施例のホールド回路410の回路図を示す。 ホールド回路410の等価回路を示す。 従来のピークホールド回路510を示す。 従来のピークホールド回路510の問題点を示す図である。
符号の説明
10 ホールド回路
20 入力端子
22 出力端子
24 基準電位端子
26 接続点
30 オペアンプ
32 スイッチ回路
34 絶縁ゲート型トランジスタ
36 コンデンサ
38 インピーダンス変換回路(オペアンプ)
42 半導体基板
44 半導体ウェル領域
46 第1コンタクト領域
48 第3コンタクト領域
50 バイアス領域
52 絶縁膜
54 寄生ダイオード
56 寄生ダイオード
324 第2基準電位端子
360 電流阻止用素子
362 第2の絶縁ゲート型トランジスタ
424 リセット端子
470 リセット回路
472 第3の絶縁ゲート型トランジスタ
510 ピークホールド回路

Claims (4)

  1. 経時的に変化する電圧を入力し、その電圧のピーク電圧またはボトム電圧を保持するホールド回路であり、
    前記電圧を入力する電圧入力端子と、保持している電圧を出力する電圧出力端子と、基準電位に接続する基準電位端子と、オペアンプと、スイッチ回路と、コンデンサと、インピーダンス変換回路と、リセット回路と、リセット信号を入力するリセット端子を備えており、
    前記オペアンプと前記スイッチ回路と前記コンデンサと前記基準電位端子が、その順序で直列に接続されており、
    前記インピーダンス変換回路は、前記スイッチ回路と前記コンデンサとの接続点と前記電圧出力端子の間に接続されており、前記電圧出力端子の電圧を前記接続点の電圧に等しく維持し、
    前記オペアンプは、一方の入力端子が前記電圧入力端子に接続されており、他方の入力端子が前記接続点または前記電圧出力端子のいずれか一方に接続されており、その出力端子が前記スイッチ回路に接続されており、
    前記スイッチ回路は、半導体ウェル領域内に形成されているとともに一対の主電極とゲート電極を含む第1の絶縁ゲート型トランジスタを有しており、一方の主電極とゲート電極が前記接続点に接続されており、他方の主電極が前記オペアンプの出力端子に接続されており、
    前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域が前記電圧出力端子に接続されており、
    前記リセット回路は、前記コンデンサと並列に接続されており、半導体ウェル領域内に形成されているとともに一対の主電極とゲート電極を含む第2の絶縁ゲート型トランジスタを有しており、そのゲート電極が前記リセット端子に接続されており、前記リセット端子にリセット信号が入力した時に前記コンデンサに帯電している電荷をリセットし、
    前記第2の絶縁ゲート型トランジスタの半導体ウェル領域が前記電圧出力端子に接続されていることを特徴とするホールド回路。
  2. 電流阻止用素子をさらに備えており、
    その電流阻止用素子は前記オペアンプの他方の入力端子と出力端子の間に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のホールド回路。
  3. 第2基準電位端子をさらに備えており、
    電流阻止用素子は半導体ウェル領域内に形成されているとともに一対の主電極とゲート電極を含む第3の絶縁ゲート型トランジスタを有しており、
    前記第3の絶縁ゲート型トランジスタの一方の主電極とゲート電極が前記オペアンプの出力端子に接続されており、他方の主電極が前記オペアンプの他方の入力端子に接続されており、半導体ウェル領域が前記第2基準電位端子に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホールド回路。
  4. 前記第1の絶縁ゲート型トランジスタと第2の絶縁ゲート型トランジスタは、
    半導体基板内に形成されている第1導電型の半導体ウェル領域と、
    前記半導体ウェル領域内に形成されており、前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの他方の主電極と接する第2導電型の第1コンタクト領域と、
    前記半導体ウェル領域内に形成されており、前記半導体ウェル領域によって前記第1コンタクト領域から隔てられており、前記第2の絶縁ゲート型トランジスタの他方の主電極と接する第2導電型の第2コンタクト領域と、
    前記半導体ウェル領域内に形成されており、前記半導体ウェル領域によって前記第1コンタクト領域と前記第2コンタクト領域から隔てられており、前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの一方の主電極と第2の絶縁ゲート型トランジスタの一方の主電極に接する第2導電型の第3コンタクト領域と、
    前記半導体ウェル領域内にはバイアス領域が形成されており、
    前記第1の絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極は、前記第1コンタクト領域と前記第3コンタクト領域の間に存在している前記半導体ウェル領域に絶縁膜を介して対向しており、
    前記第2の絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極は、前記第2コンタクト領域と前記第3コンタクト領域の間に存在している前記半導体ウェル領域に絶縁膜を介して対向しており、
    前記半導体ウェル領域は、前記バイアス領域を介して前記電圧出力端子に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のホールド回路。
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