JP2019126025A - 色変換処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力RGB色信号が表す画像の色相を保持しつつ色変換処理を行う場合において、演算量を抑制する。【解決手段】本発明の色変換処理装置は、第1の色域で表示可能な複数の色成分からなる色データを、前記第1の色域よりも狭い第2の色域において対応する色データに変換する変換手段と、前記変換された色データを所定値を用いて補正する色補正手段と、前記所定値を変数として関数近似された輝度補正値を導出する導出手段と、前記補正された色データを前記輝度補正値を用いて補正する輝度補正手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、色変換処理装置およびその制御方法に関する。
近年、従来よりも表示可能な色の範囲(以下「色域」とも記す)が広い表示パネル(例えば、液晶パネル、プラズマディスプレイパネル、有機ELパネルなど)を備える映像表示装置が増えてきている。色域は種々の規格によって規定されており、例えば、広い色域の規格としてBT2020や、狭い色域の規格としてBT709が知られている。このような映像表示装置は、表示パネルの表示性能を超える色信号が入力された場合、その表示性能を超える色信号を減衰させて、表示パネルのダイナミックレンジに適合させる色変換処理を行っている。
RGB色信号のうち一部の色信号値のみが許容値を超え、その一部の色信号値のみを許容値にクリップした場合、RGB色信号値の割合が変化してしまう。この結果、入力RGB色信号が表す画像の色相と、出力RGB色信号が表す画像の色相とが異なってしまう場合がある。このような課題に対して、特許文献1の色信号変換装置は、RGB色信号値のなかから検出した最小の色信号値を用いたオフセット処理と、RGB色信号値から導出した輝度補正値を用いたゲイン調整とを行う。かかる構成により、特許文献1の色信号変換装置は、入力RGB色信号が表す画像の色相と輝度とを保持しつつ、表示パネルの色域に適合するように色変換処理を行うことができる。
特開2008−271248号公報
しかしながら、特許文献1に開示される色変換技術では、演算量が多くなってしまうという課題があった。より詳細には、入力RGB色信号が表す画像の色相と輝度とを保持しつつ色変換処理を行う場合、特に輝度を変化させないようにするための演算量が増えてしまっていた。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、入力RGB色信号が表す画像の色相を保持しつつ色変換処理を行う場合において、演算量を抑制することを目的とする。
本発明の色変換処理装置は、第1の色域で表示可能な複数の色成分からなる色データを、前記第1の色域よりも狭い第2の色域において対応する色データに変換する変換手段と、前記変換された色データを所定値を用いて補正する色補正手段と、前記所定値を変数として関数近似された輝度補正値を導出する導出手段と、前記補正された色データを前記輝度補正値を用いて補正する輝度補正手段と、を有することを特徴とする。
本発明の色変換処理装置は、入力RGB色信号が表す画像の色相を保持しつつ色変換処理を行う場合において、演算量を抑制することができる。
実施形態における映像信号変換装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態1における色変換処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態1における色変換処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 実施形態1における色変換処理手順例を示すフローチャートである。 図5(a)実施形態における色変換処理が行われる様子を示す模式図である。図5(b)比較例におけるRGBデータの遷移例を示す模式図である。図5(c)実施形態1におけるRGBデータの遷移例を示す模式図である。 図6(a)実施形態1における輝度補正値の理論値と近似値との比較図例である。図6(b)実施形態2における輝度補正値の理論値と近似値との比較図例である。 実施形態1における色データが表す色の範囲を示す色度図例である。 実施形態3における色データが表す色の範囲を示す色度図例である。 実施形態4における色変換処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成はあくまで例示であり、本発明の範囲を必ずしもそれらに限定する趣旨のものではない。
(映像信号変換装置の構成例)
図1は、本実施形態の色変換処理装置200を適用可能な映像信号変換装置10の構成例を示すブロック図である。本実施形態の映像信号変換装置10は、デガンマ補正部100と、色変換処理装置200と、ガンマ補正部300とを備える。
入力映像信号1は例えばHDR規格に準拠しており、そのガンマ規格はST2084、色規格はBT2020である。一方、出力映像信号4は例えばSDR規格に準拠しており、そのガンマ規格はガンマ2.2、色規格はBT709である。映像信号変換装置10は、ガンマ規格および色規格の両方またはいずれかの規格について入力映像信号1の変換処理を行う。なお、映像信号変換装置10が扱う映像信号は、複数の色成分(具体的にはRGB)の値を示す映像信号である。
デガンマ補正部100は、入力映像信号1のガンマ規格に対して逆ガンマ特性の補正を行い、補正で得られた輝度リニアなRGB階調データを色変換入力データ2(色変換前データ)として出力する。ここで、輝度リニアとは、階調データとその階調データが表現する輝度との関係が線形であることを指す。なお、複数の色成分がRGBである例を説明するが、実施形態はこれに限定されない。
色変換処理装置200は、輝度リニアな色変換入力データ2に対して、例えばBT2020からBT709への色規格の変換を行い、変換で得られた輝度リニアな色変換出力データ3(色変換後データ)を出力する。色変換処理装置200の詳細構成については後述する。
ガンマ補正部300は、色変換出力データ3に対してガンマ特性の補正を行い、補正で得られた出力映像信号4を出力する。このように生成された出力映像信号4はそのまま、または所定のデジタル映像伝送フォーマットに変換されて、表示装置(例えば、表示パネルを備えるディスプレイ)に出力される。なお、入力映像信号1と、色変換入力データ2と、色変換出力データ3と、出力映像信号4とは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)それぞれの色成分が例えば8ビット(0〜255)幅で階調表現された階調データである。ただし、このようなビット幅は、映像信号変換装置10の構成や、各色成分について行われる演算精度に依存する。そのため、本明細書ではビット幅を考慮せずに、RGB階調データを0.0〜1.0で規格化された実数で表現する。また、以後の説明において、なお、RGBそれぞれのデータをまとめてRGB階調データ、または単に「RGBデータ(色データ)」と記す。
[実施形態1]
(色変換処理装置のハードウェア構成例)
図2は本実施形態における色変換処理装置200のハードウェア構成例を示すブロック図である。色変換処理装置200は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、補助記憶部204と、通信部205とを備え、各構成はインターコネクト206を介して通信可能に接続されている。CPU201は演算回路からなり、色変換処理装置200を統括制御する。CPU201はROM203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出し、種々の処理を実行する。ROM203は、色変換処理装置200の制御に用いられるシステムソフトウェアなどを記憶する。補助記憶部204は記憶領域としての機能を有する。通信部205は、CPU201の制御に基づいて、主に映像信号変換装置10との通信を行う。なお、本実施形態では、色変換処理装置200が、図2に示されるようにCPU201を備える装置である例を説明したが、ハードウェア構成はこのような実施形態に限られない。色変換処理装置200は、例えば、ASICや電子回路などによって実現されてもよい。
(色変換処理手順)
図3は本実施形態における色変換処理装置200の機能構成例を示すブロック図である。色変換処理装置200は、色変換部211と、最小値抽出部212と、色補正部213と、輝度補正値導出部214と、輝度補正部215と、クリップ部216とを備える。
図4は本実施形態における色変換処理手順を示すフローチャートである。図4に示されるフローチャートの処理は、CPU201がROM203に記憶されているプログラムコードをRAM202に展開し実行することにより行われる。あるいはまた、図4におけるステップの一部または全部の機能をASICや電子回路等のハードウェアで実現してもよい。以下の各記号Sは、フローチャートにおけるステップであることを意味する。
以下、図3の機能ブロック図と、図4のフローチャートとを参照して、本実施形態における色変換処理の詳細について説明する。
色変換処理装置200に入力される色変換入力データ2はすでに述べたとおり、BT2020規格に準拠した輝度リニアなRGBデータである。一方、色変換処理装置200から出力される色変換出力データ3は、色変換処理装置200で色変換されたBT709規格に準拠した輝度リニアなRGBデータである。
S401において、色変換部211は、色変換入力データ2(添字:data2)に対してマトリクス演算による色変換を行い、演算で得られた色変換データを出力する。ただし、S401以降でさらにRGBデータが変化するために、色変換部211から仮色変換データ11(添字:data11)が出力されるものとして説明する。色変換入力データ2から仮色変換データ11を得るための具体的な演算式例を式1に示す。
Figure 2019126025
例えば色変換入力データ2がG(緑)の純色である場合、Rdata2=0,Gdata2=1.0,Bdata2=0であり、式1による演算の結果、Rdata11=−0.588,Gdata11=1.133,Bdata11=−0.101が得られる。
図5(a)は、BT2020規格の色変換入力データ2に色変換処理を行い、BT709規格の色変換出力データ3を出力する様子を示す模式図である。そして、図5(b)は比較例における色変換入力データ2の遷移例を示す模式図である。図5(b)には、色変換入力データ2に対して、式1による演算が行われた結果、Rdata11=−0.588,Gdata11=1.133,Bdata11=−0.101の仮色変換データ11が出力された様子が示されている。このとき、RGBデータの少なくともいずれかが1.0を超過した場合や、RGBデータの少なくともいずれかが0.0を下回った場合、そのRGBデータはBT709規格において色を表現することができなくなる。このようなレンジオーバに対処するための最も簡単な手法として、RGBデータをクリップする手法が考えられる。上述した色変換処理の例では、RGBデータをクリップ処理することにより、RGBデータのうち1.0を超過する値を1.0に制限するとともに、0.0を下回る値を0.0に制限し、そのRGBデータをBT709規格で表現可能とすることができる。
図5(b)には、仮色変換データ11に対してクリップ処理が行われた結果、Rdata3=0,Gdata3=1.0,Bdata3=0の色変換出力データ3が出力された様子が模式的に示されている。しかしながら、この色変換出力データ3は仮色変換データ11と比較して、RGBデータにおける色成分値のバランス(割合)が変化してしまっている。このことは、仮色変換データ11と比較して、色変換出力データ3が表す画像の色味(色相)が変化してしまうことを意味する。
そこで、本実施形態の色域変換では、以下の演算を行うことにより色相を保存する。
S402において、最小値抽出部212は、仮色変換データ11におけるRGBデータのなかから、マイナス値かつ最小値となる色成分値を抽出し、抽出で得られた最小値を最小値12(以下「MINdata12」と記す)として出力する。例えば色変換入力データ2がGの純色である場合、Rdata11=−0.588がマイナス値かつ最小値となる色成分値であり、最小値12としてMINdata12=−0.588が抽出される。この最小値は仮色変換データ11の値に応じて可変し、以降の演算における変数として扱われる。なお、仮色変換データ11にマイナス値が存在しない場合、最小値12をMINdata12=0とし、S403〜S404の処理をスキップさせればよい。図5(c)は本実施形態における色変換入力データ2の遷移例を示す模式図である。図5(c)には、仮色変換データ11のなかから、Rdata11=−0.588がMINdata12=−0.588として抽出される様子が模式的に示されている。
S403において、色補正部213は、最小値12を用いて仮色変換データ11を補正する。具体的には、色補正部213は、仮色変換データ11に対してオフセット処理を行い、オフセット処理で得られた色補正データ13(添字:data13)を取得する。仮色変換データ11から色補正データ13を得るための具体的な演算式例を式2に示す。
Figure 2019126025
例えば色変換入力データ2がGの純色である場合、式1、式2に従って演算すると、以下の通りの色補正データ13が得られる。すなわち、Rdata13=−0.588−(−0.588)=0,Gdata13=1.133−(−0.588)=1.721,Bdata13=−0.101−(−0.588)=0.487となる。図5(c)には、式2のオフセット処理の結果、Rdata13=0,Gdata13=1.721,Bdata13=0.487が出力された様子が模式的に示されている。
このように、仮色変換データ11からRGBデータにおける最小のマイナス値を差し引くことにより、色変換(S401)で発生したマイナス側のレンジオーバを無くすことができる。この処理はいわば、RGBデータにおける各色成分値を同一階調分オフセットさせていると言える。より詳細には、このオフセット処理は、RGBデータにおける各色成分値に白(またはグレー)の色味を足していることに相当し、仮色変換データ11における色相を保持しつつ彩度を下げる、という効果を奏する。ただし、このオフセット処理によって、RGBデータが表す画像の輝度が上昇してしまうため、この輝度上昇を抑制する必要がある。
S404において、輝度補正値導出部214は、最小値12に基づいて、色補正データ13に対応する輝度補正値14(ALPHAdata14)を導出する。ここで輝度補正値14の算出方法について説明する。まず輝度上昇を抑制できるRGBデータへの補正値として、最小値12を用いた演算式例を式3に示す。
Figure 2019126025
ここで、式3においてWyは輝度補正用のパラメータであり、0より大きい値をとる。式3に示すような演算式をRGBデータそれぞれに積算すると、色相を保持しつつ輝度を上げることができる。なお本実施形態ではWy=1.0とする。ただし、式3に示される通り、輝度補正値14を導出するためには除算を行う必要がある。除算演算は、加減算や積算に比べて、演算量が多い。特に本実施形態における各構成を電子回路により実現する場合、除算は回路規模が大きくなりやすい。そこで本実施形態では、式3の演算を簡略化するために、二次関数近似値を採用する。二次関数での近似値を得るための具体的な演算式例を式4に示す。
Figure 2019126025
ALPHAa,ALPHAb,ALPHAcはそれぞれ二次関数での近似値を得るために用いられる係数である。あらかじめ式4に近似できる係数ALPHAa,ALPHAb,ALPHAcが調整されている。式4は、加算および積算のみによって構成されている。そのため、式3に比べると式4は演算量を抑えられている。ここで式3の演算に好適に近似させることができる。例えば色変換入力データ2がGの純色である場合、式3の演算で得られる理論値は、ALPHAdata14=1/(1−(−0.588)=0.630となる。一方、式4の演算で得られる近似値は、ALPHAdata14=(0.45×(−0.588)+0.9)×(−0.588)+1.0=0.626となる。このように本実施形態において輝度補正値導出部214は、式4に最小値12を代入した演算により、色補正データ13に対応する輝度補正値14を導出する。なお、S404において式3についても説明した。しかしながら、本実施形態における輝度補正値導出部214は、ALPHAa,ALPHAb,ALPHAcの値や、式4を実現する構成を有するのみであり、式3や輝度調整用のパラメータWyは不要である。ただし輝度補正値導出部214を設計する際に、所望の輝度補正を実現する輝度調整用のパラメータWyを調整した上で、式の近似式に用いる係数を設定しておく。
S405において、輝度補正部215は、色補正データ13に対して輝度補正値14を乗ずることによって輝度補正データ15(添字:data15)を取得する。輝度補正データ15を得るための具体的な演算式例を式5に示す。
Figure 2019126025
例えば色変換入力データ2がGの純色である場合、式5に従って演算すると、以下の通りの輝度補正データ15が得られる。すなわち、Rdata15=0×0.626=0,Gdata15=1.721×0.626=1.077,Bdata15=0.487×0.626=0.305となる。なお、RGBデータにおける各色成分値に輝度補正値14の乗算を行っているが、これら色成分値のいずれかは必ず0になる(上記ではRdata15=0)ので、色補正データ13が0となる色成分値以外に対してのみ輝度補正値14の乗算を行ってもよい。
S406において、クリップ部216は、輝度補正データ15に対して、所定の閾値以下(または以上)となるように各色成分値をクリップし、クリップで得られた色変換出力データ3を出力する。本実施形態では、輝度補正データ15のレンジオーバを無くすために、1.0以上の値を1.0に制限するとともに、0.0未満のマイナス値を0.0に制限する。例えば色変換入力データ2がGの純色である場合、クリップで得られる色変換出力データ3は、Rdata3=0,Gdata3=1.0,Bdata3=0.305となる。図5(c)には、色補正データ13に輝度補正(S405)が行われ、さらに輝度補正データ15にクリップ(S406)が行われた結果、Rdata3=0,Gdata3=1.0,Bdata3=0.305が出力された様子が模式的に示されている。
(色変換処理の特性)
次に、本実施形態における色の変化および輝度の変化について説明する。
図7は、3刺激値(XYZ)のうちx=X/(X+Y+Z)値を横軸とし、3刺激値のうちy=Y/(X+Y+Z)値を縦軸とした色度図である。図7の色度図では、BT2020規格の色域(以下「BT2020色域」と記す)と、BT709規格の色域(以下「BT709色域」と記す)とがそれぞれ示されている。図7に示される通り、本実施形態の色変換処理によって、BT2020色域における色変換入力データ2が示す色度点(図中の○)が、BT709色域における色変換出力データ3が示す色度点(図中の□)に移動していることが分かる。さらに、クリップ前の輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)は、クリップされることに応じて、色変換入力データが示す色度点(図中の○)とホワイトポイント(図中の×)とを結ぶ線と、BT709色域の最外殻と、の交点に近づくように移動する。図7の色度図には、輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)も示されているが、本実施形態では、クリップ前後でこの色度点はほとんど移動していないことが分かる。本実施形態では色変換入力データ2がGの純色である場合を例に説明されているが、G以外の色成分についても同様に色度点が移動する。つまり、本実施形態では、色変換入力データ2が示す色度点はホワイトポイントを基準として移動するため、色変換入力データ2(色規格:BT2020)の色相を概ね保持しつつ、色変換出力データ3(色規格:BT709)への色変換処理を行うことができる。なお、色変換入力データ2が示す色度点がBT709色域内に存在する場合、色変換処理の前後でこのような色度点の移動は発生しない。
一方、各色成分値(RGB値)に基づいて、3刺激値(XYZ)のうちY値に基づいて色変換入力データ2の輝度を算出すると、0×0.263+1.0×0.678+0×0.060=0.678となる。これに対し、各色成分値(RGB値)について、3刺激値(XYZ)のうちY値に基づいて色変換出力データ3の輝度を算出すると、0×0.213+1.0×0.715+0.305×0.072=0.737となる。このように、本実施形態の色変換処理は、色変換入力データ2が示す色度点から色変換出力データ3が示す色度点への移動量に応じて輝度が上昇する、という特性を備える。この特性はWy(輝度補正のパラメータ)によって調整可能である。
以上説明した通り、本実施形態の色変換処理装置は、最小値12を変数として関数近似された輝度補正値14を導出し、導出された輝度補正値14を用いて色補正データ13を補正する。そのため、本実施形態の色変換処理装置は、色変換入力データ2が表す画像の色相を保持しつつ色変換処理を行う場合において、演算量を抑制することができる。
[実施形態2]
本実施形態では、輝度補正値導出(S404)における式4の演算を簡略化するために、一次関数近似を適用する例について説明する。なお、実施形態1と共通する部分については説明を簡略化ないし省略し、以下では本実施形態に特有な点を中心に説明する。
本実施形態において、一次関数での近似値を得るための具体的な演算式の一例を式6に示す。
Figure 2019126025
ALPHAa,ALPHAbはそれぞれ一次関数での近似値を得るために用いられる係数である。式3の演算で得られる理論値と、式6の演算で得られる近似値との比較を図6(b)に示す。図6(b)は、横軸を最小値12とし、縦軸を輝度補正値14とした、最小値12と輝度補正値14との関係を示すグラフである。
一次関数近似値Aは、ALPHAdata14の全域で理論値と近くなるように一次関数近似する場合であり、この場合の係数はそれぞれALPHAa=0.65,ALPHAb=1.0となる。一次関数近似値Bは、ALPHAdata14のMINdata12が0近辺で理論値と近くなるように一次関数近似する場合であり、この場合の係数はそれぞれALPHAa=0.8,ALPHAb=1.0となっている。色変換入力データ2がクリップされる場合において、制限される色成分値が小さい場合、MINdata12の値が0に近い値となるため、より近似精度が向上する。一次関数近似値Cは、MINdata12の区間ごとにそれぞれ近似係数を可変させた場合であり、複数の一次関数の組み合わせでの近似を実現している。この場合、MINdata12が(−0.3<MINdata12≦0)となる区間において、係数はそれぞれALPHAa=0.85,ALPHAb=1.0となっている。MINdata12が(MINdata12≦0.3)となる区間において、係数はそれぞれALPHAa=0.4,ALPHAb=0.87となっている。このように、一次関数での近似値を求める場合であっても、複数の一次関数を組み合わせることによって、ALPHAdata14の全域で理論値との近似精度が高くなる。ただし、一次関数近似値Cを適用した場合、条件分岐と係数データとが増えるため、一次関数近似値Aまたは一次関数近似値Bを適用した場合よりも演算コストが大きくなる。
以上説明した通り、本実施形態の色変換処理装置は、一次関数を用いて輝度補正値14を導出する。そのため、本実施形態の色変換処理装置は、上述の実施形態の効果に加えて、演算量をより抑制することができるとともに、輝度補正値14の精度(つまり、色変換処理の精度)と演算コストとのバランスを調整することもできる。
[実施形態3]
本実施形態では、最小値12の値を修正することにより、カラーマッチ性能を調整する例について説明する。なお、実施形態1と共通する部分については説明を簡略化ないし省略し、以下では本実施形態に特有な点を中心に説明する。
S402において、最小値抽出部212は、仮色変換データ11におけるRGBデータのなかから、マイナス値かつ最小値となる色成分値を抽出する。次いで、最小値抽出部212は、抽出した最小値に対して最小値ゲインを乗算し、乗算で得られた値を最小値12として出力する。例えば色変換入力データ2がGの純色である場合、最小値ゲインを0.5とするとMINdata12=−0.588×0.5=−0.294となる。なお、仮色変換データ11にマイナス値が存在しない場合、最小値12をMINdata12=0とし、S403〜S404の処理をスキップさせればよい。
最小値ゲインが0.5の場合、色補正データ13と、輝度補正値14と、輝度補正データ15と、色変換出力データ3とはそれぞれ以下の通りとなる。
色補正データ13は、Rdata13=−0.588−(−0.294)=−0.294,Gdata13=1.133−(−0.294)=1.427,Bdata13=−0.101−(−0.294)=0.193となる。
輝度補正値14は、ALPHAdata14=(0.45×(−0.294)+0.9)×(−0.294)+1.0=0.774となる。
輝度補正データ15は、Rdata15=−0.294×0.774=−0.228,Gdata15=1.427×0.774=1.104,Bdata15=0.193×0.774=0.149となる。
色変換出力データ3は、Rdata3=0,Gdata3=1.0,Bdata3=0.149となる。
(色変換処理の特性)
次に、本実施形態における色の変化について説明する。
図8は、3刺激値(XYZ)のうちx=X/(X+Y+Z)値を横軸とし、3刺激値のうちy=Y/(X+Y+Z)値を縦軸とした色度図である。図8の色度図では、BT2020色域とBT709色域とがそれぞれ示されている。図8に示される通り、本実施形態の色変換処理によって、BT2020色域における色変換入力データ2が示す色度点(図中の○)が、輝度補正処理(S405)によって図中の△の地点に移動する。そして、クリップ処理が行われることにより、輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)が、BT709色域における色変換出力データが示す色度点(図中の□)に移動していることが分かる。さらに、輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)は、色変換入力データ2が示す色度点(図中の○)とホワイトポイント(図中の×)とを結ぶ直線上にプロットされる。
なお、実施形態1の色変換処理は、最小値ゲインが1.0の場合のユースケースである。この場合、輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)は、色変換入力データ2が示す色度点とホワイトポイント(図中の×)とを結ぶ線と、BT709色域の最外殻と、の交点付近へ移動する。最小値ゲインが1.0より大きい場合、輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)はBT709色域内に位置し、最小値ゲインの値が大きいほどホワイトポイント(図中の×)に近づく。最小値ゲインが1.0より小さい場合、輝度補正データ15が示す色度点(図中の△)はBT709色域外に位置し、最小値ゲインの値が小さいほど色変換入力データ2の色度点(図中の○)に近付く。
以上説明した通り、本実施形態の色変換処理装置は、最小値ゲインで最小値12を調整することができる。そのため、本実施形態の色変換処理装置は、上述の実施形態の効果に加えて、色変換出力データ3が表す画像の色相(つまりカラーマッチ性能)を調整することができる。
なお、クリップ処理の前後では色相が保持されないため、図8に示される色変換出力データ3の色度点(図中の□)は、BT709色域におけるGの純色方向に移動している。この特性はBT2020規格に対応した表示パネルにおける表示特性と類似している場合がある。そのため、色変換入力データ2をこのようなBT2020対応の表示パネルで表示した場合と、本実施形態における色変換処理で得られた色変換出力データ3を、別のBT709規格対応の表示パネルで表示した場合との間の視覚的違和感を抑制することができる。
[実施形態4]
本実施形態では、色変換入力データ2に対して既に適用されたゲインを考慮して色変換処理を行う例について説明する。なお、実施形態1と共通する部分については説明を簡略化ないし省略し、以下では本実施形態に特有な点を中心に説明する。
すでに実施形態1で説明したように、色変換入力データ2と、仮色変換データ11とは、それぞれ輝度と階調とが線形の関係にあるが、このような階調データに対してゲインが適用されている場合がある。例えば、階調データが表す画像で量子化雑音が発生してしまうことを防ぐために、RGB共通に定数倍された階調データを入力とする場合が挙げられる。本実施形態における映像信号変換にように、階調データを入力として画像処理を行う場合、入力された階調データに対して既にゲインが乗じられていることを考慮する必要がある。
図9は本実施形態における色変換処理装置200の機能構成例を示すブロック図である。色変換処理装置200は、実施形態1における色変換処理装置200が備えるブロック群と同じブロック群を備えているが、入力データゲイン5(GAINdata5)を受け付ける点が実施形態1と相違する。そして、入力データゲイン5は、輝度補正値導出部214に入力される。入力データゲイン5が示す値は、色変換入力データ2がRGB共通で定数倍されている場合、色変換入力データ2におけるRGB共通に適用された倍数に相当する。例えば、色変換入力データ2がRGB共通で2倍されているのであれば、入力データゲイン5はGAINdata5=2となる。本実施形態における輝度補正値導出部214は、最小値12と入力データゲイン5とに基づいて輝度補正値14を導出する。
最小値12と入力データゲイン5とから輝度補正値14を得るための具体的な演算式例を以下に説明する。例えば、輝度補正値導出部214は、最小値12に対して、入力データゲイン5の逆数を乗じ、この乗算で得られた値に対してさらに式4などの演算を行い、輝度補正値14を導出する。入力データゲイン5がGAINdata5=2の場合、MINdata12=−0.588×(1/2)=−0.294が得られる。本実施形態では、上記演算で得られた−0.294がさらに式4の演算に適用されて輝度補正値14が導出されることになる。
以上説明した通り、本実施形態の色変換処理装置は、最小値12と入力データゲイン5とに基づいて輝度補正値14を導出する。そのため、本実施形態の色変換処理装置は、上述の実施形態の効果に加えて、色変換入力データ2に対して既に適用されたゲインを考慮して色変換処理を行うことができる。
(その他の実施例)
上述の実施形態に記載されている構成はあくまで例示であり、種々の変形例が考えられる。例えば、色変換入力データ2はBT2020に準拠しており、色変換出力データ3はBT709に準拠しているものとしたが、色域規格はこれらに限定されずAdobeRGB、BT601などであってもよい。ただし、本実施形態における色変換処理による効果を得るためには、色変換入力データ2の色域規格の色域が、色変換出力データ3の色域規格の色域よりも広い必要がある。
また、上述の実施形態では、輝度補正値14および輝度補正データ15を得るための演算過程において、仮色変換データ11の最小値12が参照される。しかしながら、入力映像信号が表す色が限定的な場合や、出力映像信号が表す色の精度を一定限度許容できる場合、予め定められた所定値(固定値)を参照して輝度補正値導出(S404)および輝度補正(S405)を行ってもよい。
また、輝度補正値14は、必ずしも式4などを用いて算出される必要はなく、式3に相当する処理をテーブル参照などの手法によって実現されてもよい。さらに、輝度補正値14を導出するための関数は、すでに説明した一次、二次以外の高次関数であってもよい。また、上述の実施形態と同一構成の色変換処理装置において、色変換(S401)で用いられるマトリクスの値を可変させることにより、カラーマッチ特性を調整することもできる。
また、上述の実施形態では、仮色変換データ11における色成分値が1.0を超過した場合(プラス側のレンジオーバが発生した場合)、クリップ処理のみで対処しているが、プラス側のレンジオーバについても、マイナス側と同様の処理を行ってもよい。この場合、色変換処理装置200は、輝度補正データ15から最大値を抽出する最大値抽出部と、最大値を用いて色補正処理を行う第2の色補正部と、最大値を変数として関数近似された第2の輝度補正値を導出する第2の輝度補正値導出部と、を備える。そして、本変形例における色変換処理装置200は、第2の色補正部で補正された第2の色補正データと、第2の輝度補正値とに基づいて輝度補正処理を行う第2の輝度補正部をさらに備える。これら最大値抽出部と、第2の色補正部と、第2の輝度補正値導出部と、第2の輝度補正部とは、いずれも不図示である。
その他、上述の実施形態において、種々の構成を適宜組み合わせてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10・・・映像信号変換装置
200・・色変換処理装置
211・・色変換部
212・・最小値抽出部
213・・色補正部
214・・輝度補正値導出部
215・・輝度補正部
216・・クリップ部

Claims (20)

  1. 第1の色域で表示可能な複数の色成分からなる色データを、前記第1の色域よりも狭い第2の色域において対応する色データに変換する変換手段と、
    前記変換された色データを、第1の色補正値を用いて補正する第1の色補正手段と、
    前記第1の色補正値を用いた積算により第1の輝度補正値を導出する第1の導出手段と、
    前記第1の色補正手段により補正された色データを、前記第1の輝度補正値を用いて補正する第1の輝度補正手段と、を有する
    ことを特徴とする色変換処理装置。
  2. 前記第1の導出手段は、前記第1の色補正値を変数とする所定の関数を、積算からなる関数を用いて関数近似することにより、前記第1の輝度補正値を導出することを特徴とする請求項1に記載の色変換処理装置。
  3. 前記関数近似は、二次関数近似であることを特徴とする請求項2に記載の色変換処理装置。
  4. 前記関数近似は、一次関数近似であることを特徴とする請求項2に記載の色変換処理装置。
  5. 前記関数近似は、前記第1の色補正値が略ゼロにおいて誤差が最小であることを特徴とする請求項3に記載の色変換処理装置。
  6. 前記第1の導出手段は、前記第1の色補正値を複数の区間に分け、その区間ごとに前記関数近似を行うことを特徴とする請求項3に記載の色変換処理装置。
  7. 前記第1の導出手段は、予め算出された前記第1の色補正値と、それに対応する前記第1の輝度補正値とを保持するテーブルを用いて前記第1の輝度補正値を取得することを特徴とする請求項1に記載の色変換処理装置。
  8. 前記第1の導出手段は、前記第1の所定値を調整することにより前記変換された色データの輝度を調整することを特徴とする請求項1に記載の色変換処理装置。
  9. 前記変換された色データにおける色成分値のうち、マイナス値かつ最小値となる色成分値を抽出する最小値抽出手段をさらに有し、
    前記第1の色補正手段は、前記第1の色補正値として、前記最小値抽出手段によって抽出された色成分値を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の色変換処理装置。
  10. 前記第1の色補正手段は、前記変換された色データにおける各色成分値から、前記抽出された色成分値を差し引くオフセット処理を行うことにより、前記変換された色データを補正することを特徴とする請求項9に記載の色変換処理装置。
  11. 前記第1の導出手段は、前記第1の所定値から前記第1の色補正値をオフセットした値と前記第1の輝度補正値との積が前記第1の所定値と等しいことを表す関数を関数近似することを特徴とする請求項10に記載の色変換処理装置。
  12. 前記最小値抽出手段は、前記抽出した色成分値に対してさらに第1の所定の係数を乗じることを特徴とする請求項9に記載の色変換処理装置。
  13. 前記最小値抽出手段は、前記第1の所定の係数を調整することにより前記変換された色データの色相を調整することを特徴とする請求項12に記載の色変換処理装置。
  14. 前記第1の導出手段は、前記色データに対して既に所定の定数が乗じられている場合、乗じられている前記所定の定数の逆数が乗じられた前記抽出された色成分値に基づき前記第1の輝度補正値を導出することを特徴とする請求項9に記載の色変換処理装置。
  15. 前記第1の輝度補正手段によって補正された色データにおける色成分値のうち、所定の閾値を超えた値を当該所定の閾値に制限するクリップ処理を行うクリップ手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の色変換処理装置。
  16. 前記第1の輝度補正手段によって補正された色データにおける色成分値のうち最大値を抽出する最大値抽出手段と、
    前記第1の輝度補正手段によって補正された色データを、前記最大値を用いて補正する第2の色補正手段と、
    第2の所定値を前記最大値で補正した値との積が前記第2の所定値と略等しくなる第2の輝度補正値を導出する第2の導出手段と、
    前記第2の色補正手段によって補正された色データを、前記第2の輝度補正値を用いて補正する第2の輝度補正手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色変換処理装置。
  17. 前記最大値抽出手段は、前記最大値に対してさらに第2の所定の係数を乗じることを特徴とする請求項16に記載の色変換処理装置。
  18. 前記第2の導出手段は、前記色データに対して既に所定の定数が乗じられている場合、乗じられている前記所定の定数の逆数が乗じられた前記最大値に基づき前記第2の輝度補正値を導出することを特徴とする請求項16に記載の色変換処理装置。
  19. 第1の色域で表示可能な複数の色成分からなる色データを、前記第1の色域よりも狭い第2の色域において対応する色データに変換する変換ステップと、
    前記変換された色データを、色補正値を用いて補正する色補正ステップと、
    所定値を色補正値で補正した値との積が前記所定値と略等しくなる輝度補正値を導出する導出ステップと、
    前記補正された色データを、前記輝度補正値を用いて補正する輝度補正ステップと、を有する
    ことを特徴とする色変換処理装置の制御方法。
  20. コンピュータを、請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の色変換処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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