JP2011254182A - 動き検出装置及び動き検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続する前後のフレームを構成する映像信号の差分から動き成分とノイズ成分とを高い信頼性を持って判定することを可能とし、判定精度を向上させて実用化を効果的に促進させるようにした動き検出装置及び動き検出方法を提供することを目的としている。
【解決手段】実施の形態によれば、動き検出装置は、演算手段とフィルタと判定手段と制御手段とを具備する。演算手段は、入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出する。フィルタは、演算手段で算出された差分信号のうちしきい値として与えられたレベル範囲内の信号に対して平滑化処理を実行する。判定手段は、フィルタから出力される信号に対して動き成分とノイズ成分とをレベル判定する。制御手段は、入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応してフィルタにしきい値として与えるレベル範囲を制御する。
【選択図】 図2

Description

この発明の実施の形態は、映像信号から動き成分を検出する動き検出装置及び動き検出方法に関する。
周知のように、例えばデジタルビデオカメラ等のように動画像を撮影可能な撮像装置にあっては、被写体を撮像して得られるフレーム単位の映像信号にノイズリダクション処理を施すことにより、そのノイズ成分を低減させてS(signal)/N(noise)を向上させることが行なわれている。
近年では、このようなノイズリダクション処理の1つとして、巡回型ノイズリダクション技術が普及している。これは、1フレームを構成する入力映像信号とその前のフレームを構成する映像信号との差分に巡回係数(KNR)を乗算し、その乗算結果を入力映像信号に加算することでS/Nを向上させるようにした技術である。
ところで、この巡回型ノイズリダクション技術では、巡回係数を大きくするほどノイズリダクション効果が大きくなる反面、残像が多くなることが知られている。このため、現状では、連続する前後のフレームを構成する映像信号の差分から動き成分とノイズ成分とを判定し、動きのあるところでは巡回係数の値を小さくして残像を抑え、ノイズのあるところでは巡回係数の値を大きくしてノイズリダクション効果を高めるようにしている。
特開2008−258848号公報
ところで、上記のように、連続する前後のフレームを構成する映像信号の差分から動き成分とノイズ成分とを判定する処理技術は、まだまだ開発途上にある段階であって判定結果の信頼性が低いといわざるを得ず、判定精度をさらに向上させて実用化するには種々の点で改良の余地が多々残されている。
そこで、この発明は、連続する前後のフレームを構成する映像信号の差分から動き成分とノイズ成分とを高い信頼性を持って判定することを可能とし、判定精度を向上させて実用化を効果的に促進させるようにした動き検出装置及び動き検出方法を提供することを目的とする。
実施の形態によれば、動き検出装置は、演算手段とフィルタと判定手段と制御手段とを具備する。演算手段は、入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出する。フィルタは、演算手段で算出された差分信号のうちしきい値として与えられたレベル範囲内の信号に対して平滑化処理を実行する。判定手段は、フィルタから出力される信号に対して動き成分とノイズ成分とをレベル判定する。制御手段は、入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応してフィルタにしきい値として与えるレベル範囲を制御する。
実施の形態における撮像装置の信号処理系を概略的に説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における撮像装置が備える巡回型ノイズリダクション部の一例を説明するために示すブロック構成図。 現状における映像信号から動き成分とノイズ成分とを判定するための手法を説明するために示す図。 同実施の形態における巡回型ノイズリダクション部が映像信号から動き成分とノイズ成分とを判定するための手法を説明するために示す図。 同実施の形態における巡回型ノイズリダクション部が行なう主要な処理動作の一例を説明するために示す図。 同実施の形態における巡回型ノイズリダクション部が行なう主要な処理動作の他の例を説明するために示す図。 同実施の形態における巡回型ノイズリダクション部が行なう主要な処理動作のさらに他の例を説明するために示す図。 同実施の形態における巡回型ノイズリダクション部が行なう主要な処理動作のさらに他の例を説明するために示す図。 同実施の形態における巡回型ノイズリダクション部が備えるテーブルの一例を説明するために示す図。 同実施の形態における撮像装置の変形例を説明するために示すブロック構成図。
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する撮像装置11の信号処理系を概略的に示している。すなわち、撮像レンズ12を介して入射された被写体の光学像は、撮像部13に供給されてR(red),G(green),B(blue)の各色信号に変換される。
この撮像部13としては、撮像レンズ12からの入射光を色フィルタによりR,G,Bの各色成分に分離し、分離した各色成分の光を撮像素子にそれぞれ結像させて色信号R,G,Bを生成する、いわゆる、3板式のものや、1枚の撮像素子を用いて色信号R,G,Bを生成する、いわゆる、単板式のものが使用される。
そして、この撮像部13から出力された各色信号R,G,Bは、映像信号処理部14に供給されてデジタル化された後、ホワイトバランス制御処理やAGC(automatic gain control)によるゲイン制御処理等が施される。
また、映像信号処理部14から出力された各色信号R,G,Bは、ニー・ガンマ補正部15に供給されて高輝度成分をレベル圧縮するニー補正処理やガンマ補正処理等が施される。さらに、このニー・ガンマ補正部15から出力された各色信号R,G,Bは、色補正部16に供給されて色補正処理が施される。
一方、上記映像信号処理部14から出力された各色信号R,G,Bは、ガンマ補正部17に供給されて輝度信号Yに変換された後、ガンマ補正処理が施される。その後、このガンマ補正部17から出力された輝度信号Yは、巡回型ノイズリダクション部18に供給されてノイズリダクション処理が施された後、信号処理部19により輪郭強調等の所定のデジタル信号処理が施される。
そして、上記色補正部16から出力された各色信号R,G,Bは、加算回路20に供給されて上記信号処理部19から出力される輝度信号Yが加算された後、出力端子21から導出される。
ここで、この撮像装置11は、上記した撮像動作を含むその全ての動作を制御部22によって統括的に制御されている。この制御部22は、CPU(central processing unit)22aを内蔵しており、撮像装置11の本体に設置された操作部23からの操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部22は、メモリ部22bを利用している。このメモリ部22bは、主として、CPU22aが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)と、該CPU22aに作業エリアを提供するためのRAM(random access memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
また、この制御部22には、表示部24が接続されている。この表示部24は、ユーザによる操作部23の操作に基づいて、撮像された映像を表示する他、撮像装置11の動作状況や各部の状態等を表示する。さらに、この表示部24は、ユーザによる操作部23の操作に基づいて、複数の選択肢を有するメニュー画面を表示する。ユーザは、操作部23を操作してメニュー画面から所望の選択肢を選択することにより、撮像装置11を所望の状態に設定することができる。
図2は、上記巡回型ノイズリダクション部18の一例を示している。すなわち、この巡回型ノイズリダクション部18は、上記ガンマ補正部17から出力された輝度信号Yが供給される入力端子25を備えている。そして、この入力端子25に供給された輝度信号Yは、減算回路26に供給されて、フレームメモリ27に格納された1フレーム前の輝度信号Yが減算される。すなわち、この減算回路26により、連続する前後のフレームを構成する輝度信号Yの差分が算出されることになる。
この減算回路26で算出された差分は、フィルタ28により平滑化された後、動き判定部29に供給されて動き成分であるかノイズ成分であるかが判定され、その判定結果が、巡回係数発生部30に供給される。この巡回係数発生部30は、動き判定部29の判定結果から、動きのあるところでは値の小さな巡回係数を出力し、ノイズのあるところでは値の大きな巡回係数を出力する。
そして、この巡回係数発生部30から出力された巡回係数は、乗算回路31により、減算回路26で算出された差分と乗算される。その後、この乗算回路31の乗算結果が、加算回路32により、入力端子25に供給された輝度信号Yと加算され、上記フレームメモリ27に格納されるとともに、出力端子33から導出される。これにより、入力端子25に供給された輝度信号Yに対して、動きのあるところで残像を抑え、ノイズのあるところでノイズリダクション効果が高められるようなノイズリダクション処理が施されることになる。
ところで、上記減算回路26で算出され出力される差分信号は、図3(a)に示すように、レベルの低いノイズ成分とレベルの高い動き成分とを有するが、この差分信号を通常のフィルタ[例えばLPF(low pass filter)]28で平滑化すると、図3(b)に示すように、ノイズ成分のレベルとともに動き成分のレベルも低下してしまうので、後段の動き判定部29が動き成分であるかノイズ成分であるかをレベル判定する際の判定精度を低下させる要因となる。
そこで、この実施の形態では、フィルタ28として、例えばイプシロンフィルタ等のエッジ保存型のフィルタを使用している。このエッジ保存型のフィルタ28は、所定のレベル範囲(例えば0を中心として+TH〜−THの範囲)をしきい値として与えると、そのレベル範囲内のレベルの信号に対してはフィルタとしての平滑化処理を行なうが、そのレベル範囲より大きいレベルの信号に対しては平滑化処理を行なわないように、つまり、フィルタとして機能しないように動作するものである。
このようなエッジ保存型のフィルタ28を用いれば、図4(a)に示すように、しきい値としてノイズ成分を含み動き成分を含まないレベル範囲(+TH〜−TH)を設定することにより、フィルタ28からは、図4(b)に示すように、動き成分は平滑化されずにそのままのレベルで、ノイズ成分のみが平滑化されてレベルの低下された信号が出力されることになる。つまり、フィルタ28の出力としては、動き成分とノイズ成分とのレベル差がより大きくなるので、後段の動き判定部29が動き成分であるかノイズ成分であるかをレベル判定する際の判定精度を向上させることができるようになる。
次に、このようなエッジ保存型のフィルタ28に対して、しきい値として与えるレベル範囲の設定について説明する。図5(a)は、上記ガンマ補正部17における入出力特性の一例を示している。図5(a)において、横軸が、ガンマ補正部18でガンマ補正処理が施される前の輝度信号Yのレベルを示し、縦軸が、ガンマ補正部17でガンマ補正処理が施された後の輝度信号Yのレベルを示している。
ここで、図5(a)に示すように、ガンマ補正後の輝度信号Yには、ノイズ成分が重畳されている。このノイズ成分は、ガンマ補正前の輝度信号Yのレベル変化に対してガンマ補正後の輝度信号Yのレベル変化が大きい部分、つまり、ガンマ補正前の輝度信号Yのレベルが低い部分(ガンマ補正後の輝度信号Yのレベルが低い部分)で振幅レベルが高く、ガンマ補正前の輝度信号Yのレベル変化に対してガンマ補正後の輝度信号Yのレベル変化が小さい部分、つまり、ガンマ補正後の輝度信号Yのレベルが高い部分(ガンマ補正前の輝度信号Yのレベルが高い部分)で振幅レベルが低くなっている。
要するに、ガンマ補正後の輝度信号Y、つまり、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yには、図5(b)に示すように、そのレベルの低い部分で振幅レベルが高く、輝度信号Yのレベルが高くなるに連れて振幅レベルが低くなるノイズ成分が重畳されていることになる。
このため、図2に示した巡回型ノイズリダクション部18では、入力端子25に供給されたガンマ補正後の輝度信号Yをフィルタ34に供給してノイズ成分を除去した後、レベル検出部35により輝度信号Yのレベルを検出し、レベル設定部36に供給している。このレベル設定部36は、レベル検出部35で検出された輝度信号Yのレベルに対応したレベル範囲を設定し、しきい値としてフィルタ28に与える。
すなわち、レベル設定部36は、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yに重畳されるノイズ成分の振幅レベルが、図5(b)に示すように、入力輝度信号Yのレベルが高くなるに連れて低くなるという特性に対応した、図5(c)に示すようなレベル範囲(+TH〜−TH)を、しきい値としてフィルタ28に与える。
ここにおいて、入力端子25に供給された輝度信号Yについては、ガンマ補正部17の入出力特性を設定するガンマ補正係数や、上記映像信号処理部14でAGCのために設定したゲインが分かれば、どのレベルのときにどの程度の振幅レベルを有するノイズ成分が重畳されるかを予め知ることができる。このため、レベル設定部36では、入力輝度信号Yのレベルに応じて、それに重畳されているノイズ成分の振幅レベルに対応したレベル範囲(+TH〜−TH)を設定することが可能となる。
すなわち、輝度信号Yのレベルによって変化するノイズ成分の振幅レベルに応じて、エッジ保存型のフィルタ28にしきい値として与えるレベル範囲(+TH〜−TH)を変えるようにしている。このため、フィルタ28の出力は、動き成分とノイズ成分とのレベル差がより一層大きくなるので、後段の動き判定部29が動き成分であるかノイズ成分であるかをレベル判定する際の判定精度を向上させることができるようになる。
なお、フィルタ28にしきい値として与えるレベル範囲(+TH〜−TH)は、図5(c)に示すように、輝度信号Yのレベルに応じて段階的に変化させるようにするだけでなく、図5(d)に示すように、輝度信号Yのレベルに応じて線形な特性を持つように変化させることも可能である。
次に、ユーザが操作部23を操作して種々の撮像モードを設定すると、それに応じてガンマ補正部17の入出力特性やAGCによるゲイン等が変化することになる。例えば、ガンマ補正部17の入出力特性について言えば、先に図5(a)に示した特性に比べて、図6(a)に示すように、ガンマ補正前の輝度信号Yのレベルが低い部分で、ガンマ補正後の輝度信号Yのレベル変化がより大きくなる特性や、図7(a)に示すように、ガンマ補正前の輝度信号Yのレベル変化に対して、ガンマ補正後の輝度信号Yのレベルがほぼ比例する特性に変更されることがある。
このうち、図6(a)に示す特性に設定された場合、ガンマ補正後の輝度信号Y、つまり、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yには、図6(b)に示すように、そのレベルの低い部分では振幅レベルが高く、所定のレベルから高い部分では振幅レベルが低くなるノイズ成分が重畳される。
このため、フィルタ28には、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yに重畳されるノイズ成分の振幅レベルが、図6(b)に示すように、入力輝度信号Yのレベルが低い部分で高く、入力輝度信号Yのレベルが高い部分で低くなるという特性に対応した、図6(c)に示すようなレベル範囲(+TH〜−TH)を、しきい値として与える必要がある。
また、図7(a)に示す特性に設定された場合、ガンマ補正後の輝度信号Y、つまり、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yには、図7(b)に示すように、そのレベルの全域でほぼ一定の振幅レベルを有するノイズ成分が重畳される。
このため、フィルタ28には、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yに重畳されるノイズ成分の振幅レベルが、図7(b)に示すように、入力輝度信号Yのレベルの全域でほぼ一定になるという特性に対応した、図7(c)に示すようなレベル範囲(+TH〜−TH)を、しきい値として与える必要がある。
さらに、AGCによりゲインが増大された場合には、ガンマ補正部17の入出力特性が図8(a)に示すように、先に図5(a)に示した入出力特性と同じであったとしても、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yに重畳されるノイズ成分の振幅レベルは、図8(b)に示すように、先に図5(b)に示した特性と同じ、つまり、輝度信号Yのレベルの低い部分で高く、輝度信号Yのレベルが高くなるに連れて振幅レベルが低くなる特性を持ったまま、そのレベルが入力輝度信号Yの全域に渡って増幅されたものとなっている。
このため、フィルタ28には、巡回型ノイズリダクション部18に入力される輝度信号Yに重畳されるノイズ成分の振幅レベルが、図8(b)に示すように、入力輝度信号Yの全域に渡って増幅され、かつ、入力輝度信号Yのレベルが高くなるに連れて低くなるという特性に対応した、図8(c)に示すようなレベル範囲(+TH〜−TH)を、しきい値として与える必要がある。
そこで、図2に示した巡回型ノイズリダクション部18では、ユーザが操作部23を操作して撮像モードを設定したときに、制御部22が生成する各種の制御情報が、入力端子37を介してテーブル38に供給されるようになっている。この制御情報としては、例えば、ガンマ補正部17の入出力特性を設定するためのガンマ補正係数や、映像信号処理部14でのAGCのために設定したゲイン等である。
図9は、上記テーブル38の一例を示している。すなわち、このテーブル38は、AGCのための基準となるゲインAdBに対して、複数のガンマ補正係数a,b,c,……が用意されている。そして、各ガンマ補正係数a,b,c,……に対して、レベル検出部36で検出された輝度信号YのレベルYinが複数のレベル範囲毎に分割されており、その分割されたレベル範囲毎にフィルタ28に与えるしきい値となるレベル範囲が設定されている。
そして、このテーブル38は、制御部22により、AGCのためのゲインが基準ゲインAdBに設定され、ガンマ補正係数がbに設定された場合、そのガンマ補正係数bに対応した輝度信号YのレベルYinが記述されている領域の情報と、その領域に対応してフィルタ28に与えるしきい値となるレベル範囲が記述されている領域の情報とを、上記レベル設定部36に供給する。
このため、レベル設定部36は、テーブル38から供給された情報を参照して、レベル検出部35で検出された輝度信号YのレベルYinに対応したレベル範囲をしきい値としてフィルタ28に与える。例えば、レベル検出部35で検出された輝度信号YのレベルYinが100<Yin≦200の範囲であれば、レベル範囲(THb2〜−THb2)をしきい値としてフィルタ28に与える。
これにより、レベル設定部36は、ガンマ補正部17の入出力特性やAGCによるゲイン等が変化されても、入力輝度信号Yのレベルに応じて、それに重畳されているノイズ成分の振幅レベルに対応したレベル範囲(+TH〜−TH)をフィルタ28に設定することが可能となる。このため、フィルタ28の出力は、動き成分とノイズ成分とのレベル差がより一層大きくなるので、後段の動き判定部29が動き成分であるかノイズ成分であるかをレベル判定する際の判定精度を向上させることができるようになる。
また、上記テーブル38は、AGCのためのゲインが基準ゲインAdBから変更された場合、基準ゲインAdBに対する変更後のゲインの変化率を算出し、その変化率をしきい値レベルに乗算することで対応することができる。さらに、テーブル38内の各情報を演算処理することにより、より細かい条件に対応してしきい値を設定することができる。
なお、フィルタ28に与えるしきい値レベルを得るには、上記したテーブル38に限らず、例えば、ゲイン、ガンマ補正係数及び輝度信号レベルYinを代入する演算式を用いることも考えられる。
図10は、図1に示した撮像装置11の変形例を示している。図10において、図1と同一部分に同一符号を付して説明すると、巡回型ノイズリダクション部18を映像信号処理部14の後段に配置し、映像信号処理部14から出力される各色信号R,G,Bに、それぞれ巡回型のノイズリダクション処理を施し、ノイズリダクション処理後の色信号R,G,Bをニー・ガンマ補正部15及びガンマ補正部17に供給するようにしている。
図10に示す撮像装置11では、3つの色信号R,G,Bにそれぞれ対応させて、巡回型ノイズリダクション部18を設置する必要がある、しかしながら、ニー・ガンマ補正部15、色補正部16、ガンマ補正部17及び信号処理部19による各処理が、ノイズリダクション処理された信号に対して行なわれるため、映像信号の品質劣化を防止することができる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
11…撮像装置、12…撮像レンズ、13…撮像部、14…映像信号処理部、15…ニー・ガンマ補正部、16…色補正部、17…ガンマ補正部、18…巡回型ノイズリダクション部、19…信号処理部、20…加算回路、21…出力端子、22…制御部、22a…CPU、22b…メモリ部、23…操作部、24…表示部、25…入力端子、26…減算回路、27…フレームメモリ、28…フィルタ、29…動き判定部、30…巡回係数発生部、31…乗算回路、32…加算回路、33…出力端子、34…フィルタ、35…レベル検出部、36…レベル設定部、37…入力端子、38…テーブル。
実施の形態によれば、動き検出装置は、検出手段と設定手段と演算手段とエッジ保存型のフィルタと判定手段とを具備する。検出手段は、入力映像信号のレベルを検出する。設定手段は、検出手段で検出された入力映像信号のレベルに基づいて、入力映像信号を平滑化するレベル範囲を設定する。演算手段は、入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出する。エッジ保存型のフィルタは、演算手段で算出された差分信号のうち、設定手段で設定されたレベル範囲内の信号に対して平滑化処理を実行する。判定手段は、フィルタから出力される信号のレベルが、予め設定された判定レベルよりも大きい場合に動き成分と判定し、判定レベルよりも小さい場合にノイズ成分と判定する。
実施の形態によれば、動き検出装置は、検出手段と設定手段と演算手段とエッジ保存型のフィルタと判定手段とを具備する。検出手段は、入力映像信号のレベルを検出する。設定手段は、検出手段で検出された入力映像信号のレベルに基づいて、入力映像信号に重畳されているノイズ成分を除去するための振幅レベルに対応した平滑化レベル範囲を設定する。演算手段は、入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出する。エッジ保存型のフィルタは、演算手段で算出された差分信号のうち、設定手段で設定された平滑化レベル範囲内の信号に対して平滑化処理を実行する。判定手段は、フィルタから出力される信号のレベルを、平滑化レベルよりも絶対値が大きいレベルに設定された判定レベルと比較し、フィルタの出力信号レベルが、判定レベルよりも大きい場合に動き成分と判定し、判定レベルよりも小さい場合にノイズ成分と判定する。

Claims (9)

  1. 入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出する演算手段と、
    前記演算手段で算出された差分信号のうちしきい値として与えられたレベル範囲内の信号に対して平滑化処理を行なうエッジ保存型のフィルタと、
    前記フィルタから出力される信号に対して動き成分とノイズ成分とをレベル判定する判定手段と、
    前記入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応して前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を制御する制御手段とを具備する動き検出装置。
  2. 前記制御手段は、前記入力映像信号のレベルに基づいて、当該入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応し、前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を設定する請求項1記載の動き検出装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記入力映像信号のレベルを検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記入力映像信号のレベルに基づいて、当該入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応し、前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を設定する設定手段とを具備する請求項1記載の動き検出装置。
  4. 前記制御手段は、前記入力映像信号のレベルと前記入力映像信号の特性を制御する制御情報とに基づいて、当該入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応し、前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を設定する請求項1記載の動き検出装置。
  5. 前記制御情報は、ガンマ補正係数及びゲインの少なくとも一方を含む請求項4記載の動き検出装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記入力映像信号のレベルを検出する検出手段と、
    前記入力映像信号の特性を制御する制御情報が入力される入力手段と、
    前記検出手段で検出された前記入力映像信号のレベルと前記入力手段に入力された制御情報とに基づいて、当該入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応し、前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を設定する設定手段とを具備する請求項1記載の動き検出装置。
  7. 前記入力映像信号は、輝度信号及び色信号の少なくともいずれかである請求項1記載の動き検出装置。
  8. 入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出する減算手段と、
    前記減算手段で算出された差分信号のうちしきい値として与えられたレベル範囲内の信号に対して平滑化処理を行なうエッジ保存型のフィルタと、
    前記フィルタから出力される信号に対して動き成分とノイズ成分とをレベル判定する判定手段と、
    前記入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応して前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を制御する制御手段と、
    前記判定手段の判定結果に対応した巡回係数を発生する発生手段と、
    前記発生手段で発生された巡回係数と前記減算手段で算出された差分信号とを乗算し、その乗算結果を前記入力映像信号に加算する演算手段とを具備するノイズリダクション装置。
  9. 入力映像信号とその前フレームの映像信号との差分信号を算出し、
    算出された差分信号をしきい値として与えられたレベル範囲内の信号に対して平滑化処理を行なうエッジ保存型のフィルタに供給し、
    前記フィルタから出力される信号から動き成分とノイズ成分とをレベル判定し、
    前記入力映像信号に重畳されたノイズ成分の振幅レベルに対応して前記フィルタにしきい値として与えるレベル範囲を制御する動き検出方法。
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