JP2019123545A - 包装用シート - Google Patents
包装用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019123545A JP2019123545A JP2018006789A JP2018006789A JP2019123545A JP 2019123545 A JP2019123545 A JP 2019123545A JP 2018006789 A JP2018006789 A JP 2018006789A JP 2018006789 A JP2018006789 A JP 2018006789A JP 2019123545 A JP2019123545 A JP 2019123545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- label
- area
- adhesive
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 title claims abstract description 118
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 102
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 162
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 162
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 claims description 35
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 27
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 7
- 235000010149 Brassica rapa subsp chinensis Nutrition 0.000 description 20
- 235000000536 Brassica rapa subsp pekinensis Nutrition 0.000 description 20
- 241000499436 Brassica rapa subsp. pekinensis Species 0.000 description 20
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 14
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 11
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 10
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 9
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 239000005026 oriented polypropylene Substances 0.000 description 7
- 239000000047 product Substances 0.000 description 7
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 5
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 4
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 4
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 3
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 3
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 3
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 241000208340 Araliaceae Species 0.000 description 2
- 240000007124 Brassica oleracea Species 0.000 description 2
- 235000003899 Brassica oleracea var acephala Nutrition 0.000 description 2
- 235000011301 Brassica oleracea var capitata Nutrition 0.000 description 2
- 235000001169 Brassica oleracea var oleracea Nutrition 0.000 description 2
- 229920000298 Cellophane Polymers 0.000 description 2
- 235000002789 Panax ginseng Nutrition 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 235000008434 ginseng Nutrition 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000001932 seasonal effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 229920001131 Pulp (paper) Polymers 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920006378 biaxially oriented polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011127 biaxially oriented polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000003851 corona treatment Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000004299 exfoliation Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 239000012263 liquid product Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012858 packaging process Methods 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Wrappers (AREA)
Abstract
Description
さらに、ラベルを用いて樹脂フィルムを固定する場合、ラベルから剥離するセパレータ(剥離紙)が廃棄物として発生するが、このセパレータが異物として商品に付着するおそれがある。このように、セパレータの商品への付着が疑われる場合には、例えば、包装後の商品を全品検査したり、使用したラベルの枚数を全てチェックして包装後の商品数と照合したりする等の作業が必要となり、包装作業全体の効率が低下する等の問題があった。
即ち、本発明は下記態様を含む。
[2] 前記取付領域において前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられ、前記再剥離性の粘着剤層により、前記ラベルが前記シート本体の一端側に固定されていることを特徴とする上記[1]に記載の包装用シート。
[3] 前記非粘着領域が、前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられていると共に、糊殺し加工が施されている領域であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の包装用シート。
[4] 前記非粘着領域が、前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられていない領域であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の包装用シート。
[5] 前記非粘着領域が、前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられていると共に、前記第2の端部側が前記再剥離性の粘着剤層を内側として折り曲げられた領域であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の包装用シート。
[6] 前記粘着領域と前記非粘着領域との境界の少なくとも一部に、該境界に沿うように、筋押し加工、又は、ミシン目加工が施されていることを特徴とする上記[1]〜[5]の何れか一項に記載の包装用シート。
また、セパレータ等の廃棄物が発生せず、被包装物や包装用シートに異物が付着するのを防止できるので、優れた包装品質が得られる。さらに、異物に係る包装後の検査や包装部材の数量確認等の作業を省略できるので、より優れた作業効率が得られ、優れた生産性も得られる。
図1は、本実施形態の包装用シート1を示す概略図であり、被包装物の包装に用いられる前の状態を示し、図2は、図1に示す包装用シート1を用いて白菜100を包装した状態を示す。図3は、図1に示す包装用シート1を展開した平面図であり、図4は、図3中に示したラベル3及びその近傍を拡大して示す断面図である。
本実施形態の包装用シートの構成について、以下に詳述する。
図1〜図4に例示するように、本実施形態の包装用シート1は、被包装物(図2中に示す白菜100を参照)を包装するためのシート本体2と、このシート本体2の一端21側に一部が固定され、シート本体2からはみ出した状態で取り付けられるラベル3を備え、概略構成される。
また、図2に例示する包装状態では、シート本体2が白菜100等の被包装物を包み込み、ラベル3の粘着領域3Bが、シート本体2のラベル3が固定された一端21と反対側の他端22の近傍における表面(第1の面)2aに貼着されている。
シート本体2は、上記のように、被包装物を包み込むように包装するシートであり、図3に示す例では、展開状態において平面視矩形状とされている。より具体的には、図3に示す例のシート本体2は、短辺の一端21及び他端22を有する平面視長方形状とされている。
シート本体2にフィルム材料を用いる場合、上記のフィルム材料の中でも、被包装物を包装した際の強度特性や、包装作業時の取扱性等の観点から、OPPを用いることが特に好ましい。
マットコート紙は、上質紙をベースにマット系の塗料を塗布した紙材料なので、このマットコート紙をシート本体2に用いた場合、アートコート紙等に比べて平滑度が低くなるものの、光沢が抑制された風合いのある包装用シートが得られる。
キャストコート紙は、製造過程において、塗料が未乾の状態で加熱及び加圧することで、光沢度及び平滑度が非常に高められた紙材料なので、このキャストコート紙をシート本体2に用いた場合、より高級感のある包装用シートが得られる。このようなキャスコート紙としては、例えば、ミラーコート紙(登録商標:王子製紙社製)等が挙げられる。
また、上記の観点からは、シート本体2の平均厚さが20〜40μmであることがより好ましく、25〜30μmであることがさらに好ましい。
また、シート本体2にPET材料を単層で用いる場合には、より高い強度が担保されるため、厚さを12μmまで薄くすることも可能である。
シート本体2の平面視における寸法についても、特に限定されず、包装用シート1を用いて包装する被包装物のサイズを勘案しながら、適宜、決定すればよい。
なお、シート本体2の裏面2b側に文字や図柄を印刷することも可能であるが、被包装物を包装した際は裏面2bが被包装物と接するため、印刷インク等が被包装物に転写されるのは好ましくないことから、表面2a側に印刷することが好ましい。
ラベル3は、シート本体2に固定された第1の端部3a側の取付領域3Aと、第1の端部3aと反対の第2の端部3b側を含む非粘着領域3Cと、これら取付領域3Aと非粘着領域3Cとの間に配置された粘着領域3Bとに区分されている。即ち、これら取付領域3A、粘着領域3B及び非粘着領域3Cは、第1の端部3aから第2の端部3bにかけて、この順で並べられて区分されている。
ラベル3は、図1等に示すように、平面視で矩形状、より具体的には長方形状とされており、上述したように、シート本体2の一端21側に一部(取付領域3A)が固定され、粘着領域3B及び非粘着領域3Cは、シート本体2からはみ出して取り付けられる。
なお、シート本体2に取り付ける前のラベル3において、取付領域3Aと粘着領域3Bの境界は、特に明確である必要はない。ラベル3がシート本体2に取り付けられた際に、ラベル3におけるシート本体2に固定された部分が取付領域3Aとなる。
また、上記の観点からは、ラベル3の幅は、10〜50mmであることがより好ましく、20〜30mmであることがさらに好ましい。
ここで、本実施形態で説明する、ラベル3の幅(基材31の幅)とは、ラベル3が長方形状とされた場合の、該ラベル3の短辺側の寸法のことをいう。
また、上記の観点からは、ラベル3の長さは、30〜50mmであることがより好ましい。
ここで、本実施形態で説明する、ラベル3の長さ(基材31の長さ)とは、ラベル3が長方形状とされた場合の長辺側の寸法のことをいう。
具体的には、まず、取付領域3Aの幅は、上記のラベル3の幅の好ましい範囲と同じになるが、取付領域3Aの長さを10mm以上とすることで、シート本体2に対する充分な固定強度を確保できる。これにより、ラベル3を引き上げて粘着領域3Bをシート本体2から剥離させた際、この粘着領域3Bと共に取付領域3Aが剥離するのを防止できる。また、取付領域3Aの長さを100mm以下とすることで、ラベル3全体が長くなりすぎるのを回避できる。
このような観点からは、取付領域3Aの基材31の長さ方向における長さは20〜100mmがより好ましく、30〜50mmが最も好ましい。
具体的には、まず、粘着領域3Bの幅は、上記のラベル3の幅の好ましい範囲と同じ範囲となるが、粘着領域3Bの長さを10〜100mmとすることが好ましい。粘着領域3Bの長さが10mm以上であれば、シート本体2に対する充分な粘着強度が得られる。また、粘着領域3Bの長さが100mm以下であれば、再剥離が容易になる共に、ラベル3全体が長くなりすぎるのを回避できる。
このような観点からは、粘着領域3Bの基材31の長さ方向における長さは20〜100mmがより好ましく、30〜50mmが最も好ましい。
具体的には、まず、非粘着領域3Cの幅は、ラベル3の幅の好ましい範囲となり、また、非粘着領域3Cの長さを5mm以上とすることで、指で安定して摘むことが可能になる。また、非粘着領域3Cの長さを30mm以下とすることで、ラベル3全体が長くなりすぎるのを回避できる。
このような観点からは、非粘着領域3Cの基材31の長さ方向における長さは10〜30mmがより好ましい。
基材31としては、その材料は特に限定されず、例えば、ラベルとして要求される強度や包装時の作業性、美観等を勘案しながら適宜採用することができ、例えば、シート本体2と同様の樹脂等からなるフィルム材料や、強度特性に優れた紙材料等が挙げられる。即ち、ラベル3は、包装用シート1を開封する際に、特に強く引っ張られることから、基材31の材料としては、引張強度に優れているものを採用することが好ましい。
ここで、上記のネーマとは、樹脂フィルムの表面にアルミ蒸着加工を施した、耐熱性、耐久性、及び外観特性に優れた材料である。
また、上記の観点からは、基材31の平均厚さは、25〜80μmであることがより好ましく、25〜50μmであることがさらに好ましい。
また、基材31の他面31b側には、印刷性並びに描画性を良好にするため、例えば、予め、放電照射によるコロナ処理等を施してもよい。
ラベル3におけるシート本体2側の面、即ち、基材31の一面31a側に粘着剤層32を形成するために用いられる再剥離性粘着剤としては、特に限定されない。このような再剥離性粘着剤としては、シート本体2やラベル3が着脱時に破れることが無く、また、シート本体2に糊成分が残存しない再剥離性の粘着剤であれば、如何なる粘着剤も用いることができる。このような再剥離性を有する粘着剤としては、例えば、アクリル系再剥離粘着剤、ゴム系再剥離粘着剤、ゴム系ホットメルト再剥離粘着剤、ウレタン系ホットメルト再剥離粘着剤、シリコン系ホットメルト再剥離粘着剤等が挙げられる。これらの粘着剤の中でも、上記のような、破れ防止や糊成分が残存し難いという観点からは、アクリル系再剥離粘着剤を採用することが好ましい。
基材31の一面31aにおける粘着剤層32の塗工量は、包装用シート1を用いて被包装物を包装した際に充分な粘着強度が得られ、且つ、充分な再剥離性を確保する観点から、10〜50g/m2であることが好ましい。粘着剤層32の塗工量が10g/m2以上であれば、取付領域3A及び粘着領域3Bにおける充分な粘着強度が得られる。また、粘着剤層32の塗工量が50g/m2以下であれば、充分な粘着強度を確保しながら、粘着領域3Bにおける充分な再剥離性も確保することが可能になる。
また、上記の観点からは、粘着剤層32の塗工量は、15〜40g/m2であることがより好ましく、20〜30g/m2であることがさらに好ましい。
ここで、上記の剥離強度とは、例えば、JIS Z 0237:2000で規定される方法に基づき、23℃の環境下、引張速度0.3m/分で180°剥離することで測定された強度である。
糊消し層33は、例えば、ニスの印刷層やフィルム等、粘着シート等の分野において従来から公知である方法を用いて形成することができる。
本実施形態の包装用シート1を用いて被包装物を包装する方法、並びに、開封して被包装物を取り出す方法の一例について、以下に説明する。なお、本実施形態では、図2に示すような、被包装物として白菜100を包装し、その後、開封して取り出す方法を例に挙げて説明する。
次いで、図2に示すように、シート本体2を白菜100に巻き付けた状態で、ラベル3の粘着領域3Bをシート本体2の他端22近傍における表面2a側に貼着する。これにより、シート本体2が開いて白菜100が飛び出ることのないように固定する。
そして、包装用シート1によって包装された白菜100は、上記のような状態で輸送、陳列される。
また、包装用シート1から被包装物を取り出す際は、ラベル3の非粘着領域3Cを引き上げることで、粘着領域3Bがシート本体2の表面2aから容易に再剥離されるので、シート本体2を簡単な作業で開封できる。
本実施形態の包装用シート1を製造する方法としては、特に限定されないが、例えば、以下のような手順で製造することができる。
まず、予め、ロール状のシート原反を裁断し、予定する被包装物の外形状等に合わせた大きさのシート本体2を準備する。
このようなラベル3を製造する方法としては、以下のような方法が挙げられる。
まず、基材原反から長尺の基材材料を引き出し、一方の面(一面31aとなる側)の全体に再剥離性粘着剤を塗工して粘着剤層32を形成する。
次いで、非粘着領域3Cとなる部分に、例えば、ニス等の糊殺し材料を塗工することで糊殺し加工を施す。これにより、基材材料において非粘着領域3Cが設けられる位置で、粘着剤層32の上に糊消し層33が積層される。
そして、粘着剤層32及び糊消し層33が積層された基材材料を裁断して所定の大きさに切り出すことで、図1,4に示すような、基材31の一面31a側に、取付領域3A、粘着領域3B、及び非粘着領域3Cを有するラベル3を得る。
また、粘着剤層32の上に糊消し層33を形成する方法としても、上記の粘着剤32の形成方法と同様、ロールコーター等の従来公知の塗工装置を用いて、粘着剤層32の上にニス等を塗布する方法を採用できる。
その後、図1に示すように、シート本体2を曲げることで、ラベル3の粘着領域3Bをシート本体2の裏面2b側に貼着させる。
そして、このような状態とされた包装用シート1を、例えば、積み重ねて束とした状態で出荷したり、あるいは、使用場所に運搬したりすることができる。
本発明に係る包装用シートは、上記の実施形態には限定されない。
例えば、図1中では詳細な図示を省略するが、シート本体2を曲げた際、この曲げた折り返し箇所に折り目を設けてもよい。このように、シート本体2に折り目を設けることで、包装用シート1を大量に取り扱う場合の荷姿をコンパクトにすることができ、また、被包装物を包装する際の作業性もさらに良好になる。
シート本体2に折り目を設ける方法としても、特に限定されないが、例えば、加熱によって折り目を入れたり、レーザーでヒダを形成したりする方法の他、自然に折り込むことで折り目を設ける方法でもよく、シート本体2の特性に合わせて適宜選択すればよい。
例えば、図5に示す例のラベル35のように、非粘着領域35Cが、基材31のシート本体2側、即ち、一面31a側に再剥離性の粘着剤層が設けられていない領域である構成を採用しても構わない。このようなラベル35を製造する場合には、例えば、再剥離性粘着剤を基材31の一面31aに塗工するための塗工装置を調整することで、非粘着領域35Cの位置には再剥離性粘着剤を塗工しないように設定すればよい。
図示例のラベル45は、上記構成により、図7(b)に示すラベル41と同様、ラベル45をシート本体に貼着あるいは再剥離させる際の作業性が良好であることに加え、シート本体への取付強度にも優れるものである。
図示例のラベル46は、上記構成により、ラベル46をシート本体に貼着あるいは再剥離させる際の作業性が良好であることに加え、シート本体への取付強度にも優れるものである。
図示例のラベル47は、上記構成により、ラベル47をシート本体に貼着あるいは再剥離させる際の作業性が良好なものとなる。
図示例のラベル44は、上記の非粘着領域44Dを有することで、粘着領域44Bのシート本体2からの剥離が容易になる。また、粘着領域44Bをシート本体2から剥離する際、取付領域44Aがシート本体2から剥離してしまうことを、より確実に防止できる。
ラベル44は、非粘着領域44Dの一部が取付領域44Aと共に、シート本体2に重なる状態で該シート本体2に固定されていてもよい。即ち、取付領域44A以外の領域の全体がシート本体2からはみ出していなくともよい。
図示例のラベル48は、上記の非粘着領域48Dを有することで、図7(h)に示すラベル44と同様、粘着領域48Bのシート本体2からの剥離が容易になる。また、粘着領域48Bをシート本体2から剥離する際、取付領域48Aがシート本体2から剥離してしまうことを、より確実に防止できる。
ラベル48は、図7(h)のラベル44と同様、非粘着領域48Dの一部が取付領域48Aと共に、シート本体2に重なる状態で該シート本体2に固定されていてもよい。即ち、取付領域48A以外の領域の全体がシート本体2からはみ出していなくともよい。
また、筋押し又はミシン目の平面視における幅寸法、即ち、上記の境界に沿った方向に直交する方向の寸法(太さ)としては、特に限定されないが、上記のような、非粘着領域が浮き上がる作用を安定して発現させる観点から、0.3〜1.5mmの範囲とすることが好ましい。筋押し又はミシン目の幅寸法が0.3mm以上であれば、非粘着領域が浮き上がる作用が安定して得られる。また、筋押し又はミシン目の幅寸法が1.5mm以下であれば、この部分の強度が十分に確保され、ラベル全体の強度も確保できる。
また、ラベルに筋押し加工による凹凸を形成する場合には、非粘着領域が浮き上がる作用を確実に発現させることを考慮し、凹部がラベルの上面側(基材の他面側)を向くように形成することが好ましい。
なお、サイドシート10において、シート本体20としては、上述したシート本体2と同様のものを使用できる。また、ラベル30としても、上述したラベル3に加え、図7(a)〜(i)と同様のものを使用できる。
10…サイドシート(包装用シート)
2,20…シート本体
2a,20a…表面
2b,20b…裏面
21…一端
22…他端
3,30,40,41,42,43,44,45,46,47,48…ラベル
3A,40A,41A,42A,43A,44A,45A,46A,47A,48A…取付領域
3B,40B,41B,42B,43B,44B,45B,46B,47B,48B…粘着領域
3C,40C,41C,42C,43C,44C,44D,45C,46C,47C,48C,48D…非粘着領域
3a…第1の端部
3b…第2の端部
31…基材
31a…一面
31b…他面
32…再剥離性の粘着剤層(再剥離性粘着剤)
100…白菜(被包装物)
200…ホールケーキ(被包装物)
Claims (6)
- 被包装物を包装するためのシート本体と、前記シート本体の第1の面における一端側に一部が固定され、残部の少なくとも一部が前記シート本体からはみ出した状態で取り付けられたラベルとを備え、
前記ラベルは、前記シート本体に固定された第1の端部側の取付領域と、少なくとも前記第1の端部と反対の第2の端部側を含む非粘着領域と、粘着領域とに区分されており、
前記取付領域、粘着領域、及び非粘着領域の全領域にわたって連続して存在する基材と、少なくとも前記粘着領域において前記基材の前記シート本体側に設けられた再剥離性の粘着剤層とを有し、
前記シート本体が曲げられることで、前記粘着領域が、前記シート本体の第1の面又は該第1の面と反対側の第2の面に再剥離可能に貼着されていることを特徴とする包装用シート。 - 前記取付領域において前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられ、前記再剥離性の粘着剤層により、前記ラベルが前記シート本体の一端側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用シート。
- 前記非粘着領域が、前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられていると共に、糊殺し加工が施されている領域であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装用シート。
- 前記非粘着領域が、前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられていない領域であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装用シート。
- 前記非粘着領域が、前記基材の前記シート本体側に再剥離性の粘着剤層が設けられていると共に、前記第2の端部側が前記再剥離性の粘着剤層を内側として折り曲げられた領域であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装用シート。
- 前記粘着領域と前記非粘着領域との境界の少なくとも一部に、該境界に沿うように、筋押し加工、又は、ミシン目加工が施されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の包装用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018006789A JP7298990B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | 包装用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018006789A JP7298990B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | 包装用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019123545A true JP2019123545A (ja) | 2019-07-25 |
JP7298990B2 JP7298990B2 (ja) | 2023-06-27 |
Family
ID=67397798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018006789A Active JP7298990B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | 包装用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7298990B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102546007B1 (ko) * | 2022-12-02 | 2023-06-22 | 설병환 | 단실 재봉 이지 오픈 포대 |
JP7403930B2 (ja) | 2020-09-30 | 2023-12-25 | エヌ・アイ・シー株式会社 | 包装用シートおよびその供給方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11165779A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Mamoru Kamo | 卵容器 |
JP2000079964A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-03-21 | Hirotoshi Kosugi | 書籍用封緘紙 |
JP2003238918A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Yamagata Gravure Co Ltd | 感圧性接着剤テープ |
JP2003237832A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Prima Meat Packers Ltd | 物品包装体の連結体及びそのためのラベル |
JP2004149148A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | クリーン包装袋の製造方法 |
JP3136624U (ja) * | 2007-08-22 | 2007-11-01 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 食品包装フィルム |
JP2010189039A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Nippon Paper Crecia Co Ltd | 折り畳みテープ付き携帯用ティッシュ |
US20150314938A1 (en) * | 2012-10-30 | 2015-11-05 | Bbb S.R.L. | Wrapping Tearing Device |
JP2016068993A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 株式会社フジシール | 包装袋 |
-
2018
- 2018-01-18 JP JP2018006789A patent/JP7298990B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11165779A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Mamoru Kamo | 卵容器 |
JP2000079964A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-03-21 | Hirotoshi Kosugi | 書籍用封緘紙 |
JP2003237832A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Prima Meat Packers Ltd | 物品包装体の連結体及びそのためのラベル |
JP2003238918A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Yamagata Gravure Co Ltd | 感圧性接着剤テープ |
JP2004149148A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | クリーン包装袋の製造方法 |
JP3136624U (ja) * | 2007-08-22 | 2007-11-01 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 食品包装フィルム |
JP2010189039A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Nippon Paper Crecia Co Ltd | 折り畳みテープ付き携帯用ティッシュ |
US20150314938A1 (en) * | 2012-10-30 | 2015-11-05 | Bbb S.R.L. | Wrapping Tearing Device |
JP2016068993A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 株式会社フジシール | 包装袋 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7403930B2 (ja) | 2020-09-30 | 2023-12-25 | エヌ・アイ・シー株式会社 | 包装用シートおよびその供給方法 |
KR102546007B1 (ko) * | 2022-12-02 | 2023-06-22 | 설병환 | 단실 재봉 이지 오픈 포대 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7298990B2 (ja) | 2023-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2141994A (en) | A label | |
JP2013256299A (ja) | 蓋材、保形シート付き蓋材、及び包装体 | |
JP2008033262A (ja) | 折り畳みラベル、折り畳みラベル付き物品及びその製造方法 | |
JP3295573B2 (ja) | 再封止可能な包装物 | |
JP2019123545A (ja) | 包装用シート | |
JP2006309087A (ja) | 収納ラベル、及び収納ラベル連続体 | |
US20080173404A1 (en) | Segmented adhesive dispenser sheet system | |
US6730185B2 (en) | Adhesive leaflet assemblies | |
JP3144682U (ja) | 粘着ラベル | |
JP2010111422A (ja) | 剥離検出機能付き貼着シート | |
JP5207435B2 (ja) | テープ付き袋 | |
JP2005518555A (ja) | 複合データを有するラベルおよびその製造方法 | |
JP7403930B2 (ja) | 包装用シートおよびその供給方法 | |
JP6371506B2 (ja) | 筒状容器装飾用の和紙調シュリンクラベルおよびその連続体 | |
JP6712154B2 (ja) | ラベル付き物品、及び収納ラベル | |
JP4322529B2 (ja) | ラベル及びラベル付属シート供給帯状体 | |
JP7296127B2 (ja) | シール付ラベル、シール付ラベル帯状体及びシール付ラベルを用いた包装品 | |
JP6629655B2 (ja) | キャンペーンラベル及びラベル連続体 | |
JP4408352B2 (ja) | 試用品等貼付用のテープ体 | |
JP2006309070A (ja) | 収納ラベル | |
JP2018030307A (ja) | 配送伝票 | |
JP2004062033A (ja) | 折り畳みラベル及びこれを用いた表示方法 | |
JP6698258B2 (ja) | ラベル及びラベル付き包装体 | |
JPH04112055U (ja) | 加熱収縮連続包装材 | |
JP5552673B2 (ja) | 袋状ラベル及び袋状ラベルの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210824 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20211019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220315 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230407 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20230407 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20230407 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20230426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7298990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |