JP2019123426A - 車両用内装品 - Google Patents

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武志 青木
Takeshi Aoki
武志 青木
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Abstract

【課題】車両用内装品の光源の数を減らしつつ、複数の表示部を同時にムラなく表示できるようにする。【解決手段】第2表示領域25の裏側に導光板30を、その表面が第2表示領域25に対向するように設け、導光板30の側面の一部である入射面32から入射された光を全体に拡散するように案内して、光を表面から出射させる。また、第2LED33により入射面32から導光板30に入射された光の一部が導光板30の側面での反射により反射光となって導光板30の表面から出射されるのを抑制する反射光抑制構造40を設ける。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用内装品に関するものである。
この種の車両用内装品として、従来、例えば特許文献1には、シフトレバーの位置に対応して発光する複数の表示部を備える車両用内装品が開示されている。この車両用内装品は、それぞれの表示部に対応する複数の光源を備えている。そして、それぞれの光源が発光することで、シフトレバーの切り換え位置を表示している。
特開2017−140944号公報
しかし、特許文献1のものは、それぞれの表示部に対応する数の光源を備えているので、光源の数が多くなってしまいコストが掛かるものとなっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両用内装品の構造に工夫を加えることで、光源の数を減らして、少ない光源でも複数の表示部を同時にムラなく表示できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、表示部の裏側に導光板を設けて、導光板から拡散した光が表示部を照らすようにした。
具体的には、第1の発明は、車両内装面の少なくとも一部を構成し、複数の表示部が設けられた表示領域を有する表示パネルと、上記表示領域の裏側に表面が上記表示領域に対向するように設けられ、側面の一部である入射面から入射された光を全体に拡散するように案内して、光を表面から出射させる導光板と、上記導光板の入射面に光を入射させる光源と、上記導光板の表面において上記表示パネルの表示領域に対応する照明領域を区画する仕切り板とを備え、上記光源により上記入射面から上記導光板に入射された光の一部が上記導光板の側面での反射により反射光となって上記導光板の表面から出射されるのを抑制する反射光抑制構造が設けられていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、上記反射光抑制構造は、上記導光板の側面が、上記仕切り板によって覆われていない透光部を有している構造であることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、上記反射光抑制構造は、上記仕切り板が、上記導光板の側面ないし表面を覆う段部を有している構造であることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、上記反射光抑制構造は、上記導光板の側面に設けられ、上記導光板の裏側に向かって入射面から離れるように傾斜する第1斜面部と、上記仕切り板に設けられ、上記第1斜面部と一致するように傾斜して該第1斜面部に当接する第2斜面部とを有する構造であることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、上記導光板の表面と裏面とのうち少なくとも一方には光拡散フィルムが設けられていることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれか1つにおいて、上記導光板の入射面は、上記照明領域よりも外側に位置していることを特徴とする。
第7の発明は、第1〜第6の発明のいずれか1つにおいて、上記仕切り板は白色であり、上記導光板の裏側には、白色の反射板が配置されていることを特徴とする。
第8の発明は、第1〜第7の発明のいずれか1つにおいて、上記表示部は、シフトレバーの位置を示すものであることを特徴とする。
第1の発明によれば、車両用内装品は、複数の表示部が設けられた表示領域の裏側に導光板を備えている。そして、導光板の照明領域から拡散した光が表示領域を照らす。このため、それぞれの表示部に対応する数の光源を設ける必要がなくなる。したがって、光源の数を減らすことができる。また、車両用内装品には、反射光抑制構造が設けられている。このため、導光板の側面での反射による反射光によって、表示領域の一部が強く照らされることを抑えることができる。したがって、表示領域内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
第2の発明によれば、導光板の側面に透光部が設けられているので、入射面から入射した光は仕切り板の位置で透光部を通って導光板外側に抜け出すようになり、このことにより、入射面から入射した光が仕切り板によって反射されることを抑えることができる。したがって、表示領域内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
第3の発明によれば、入射面から入射した光は、導光板の側面において、段部のうち導光板の側面を覆う部分で反射される。その反射光のうち導光板の表面へ向かう光は、段部のうち導光板の表面を覆う部分によって遮られる。このため、入射面から入射した光が仕切り板によって反射されて、表示領域の一部を強く照らすことを抑制することができる。したがって、表示領域内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
第4の発明によれば、入射面から入射した光は、導光板の第1斜面部と仕切り板の第2斜面部との当接面で反射される。第1斜面部および第2斜面部は、導光板の裏側に向かって入射面から離れるように傾斜しているので、第1斜面部および第2斜面部での反射による反射光は、導光板の裏面側へ向かう。このため、入射面から入射した光が仕切り板によって反射されて、表示領域へ向かうことを抑制することができる。したがって、表示領域内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
第5の発明によれば、光拡散フィルムにより、導光板からの光が拡散しやすくなる。したがって、さらに、表示領域内で生じる輝度ムラをより一層抑制することができる。
第6の発明によれば、入射面は、仕切り板に対応する部分よりも外側に位置している。このため、入射面から表示領域へ向かう光の一部が仕切り板によって遮られ、表示領域における入射面に近い部分が強く照らされることを抑えることができる。したがって、さらに表示領域内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
第7の発明によれば、仕切り板と反射板とが同じ色であるので、仕切り板に反射された光と反射板に反射された光の色が異なることを抑制することができる。このため、表示領域内での色ムラを抑制することができる。また、仕切り板と反射板が白色であるので、光が反射しやすくなり、表示領域をより明るく照らすことができる。
第8の発明によれば、少ない数の光源でシフトレバーの位置を示すことができる。また、表示領域内で生じる輝度ムラを抑制することができる。このため、表示するシフトレバーの位置によって、輝度が変わることを抑えることができる。
本発明の実施形態1に係る車両用内装品としてのコンソールを示す斜視図である。 表示パネルを示す平面図である。 図2のIII-III線断面図である。 導光板を上から見た平面図である。 実施形態1の変形例1を示す図3相当図である。 実施形態1の変形例2を示す図3相当図である。 実施形態2を示す図3相当図である。 実施形態2の変形例を示す図7相当図である。 実施形態3を示す図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
−コンソール−
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用内装品の一例としてのコンソール1を示す。このコンソール1は、樹脂成形品であり、自動車の車室内における運転席と助手席との間に車体前後方向に延びるように設置されている。コンソール1は、車室内に露出する車両内装面2を有している。コンソール1は、その主体をなすコンソール本体42と、コンソール本体42の車体後端側(図1で左端)に設けられたコンソールボックス5と、このコンソールボックス5の車体前隣(図1で中央)に設けられた第1上面パネル7と、この第1上面パネル7の車体前隣(図1で右端)に設けられた第2上面パネル9とを備えている。
コンソール1の一部を構成する第2上面パネル9には、前後に延びるガイド孔15aを有しかつ表面が加飾された加飾パネル15が嵌め込みなどにより組み付けられ、そのガイド孔15aに、車両の走行レンジを切り換えるためのシフトレバー17が挿入配置されている。加飾パネル15には、ガイド孔15aの例えば右側に表示パネル16が嵌め込みなどにより組み付けられている。この表示パネル16は、透明樹脂により形成されている。ガイド孔15aの形状は、図2のような直線だけでなく、折れ曲がり部を複数備えたような複雑な形状でもよい。このシフトレバー17を操作することで、図示しない変速機における変速段の切替を行えるようになっている。そして、その切替状況(変速段)は、表示パネル16に設けた第1表示部24および第2表示部26に表示される。
〈表示パネル〉
図2および図3に示すように、表示パネル16は、変速機の変速段の切替位置を表示する。表示パネル16は、その表面が上方に向けられている。表示パネル16は、第1表示領域23および第2表示領域25を備えている。第1表示領域23には、例えば矩形状の4つの第1表示部24が車両前後方向に並んで配置されている。第1表示領域23の側方には、本発明でいう表示領域としての第2表示領域25が設けられている。第2表示領域25は前後に延びる矩形状の領域である。第2表示領域25には、それぞれの第1表示部24(切替位置)に対応する文字(例えば、P、R、N、D・M等)を表示する複数の表示部としての第2表示部26が配置されている。各第2表示部26は、例えば車両の運転スイッチがオン操作されているときには、シフトレバー17の位置を示すように常時発光する。
図3に示すように、表示パネル16の裏面には、第1表示部24および第2表示部26を除いて、例えば光の透過を防止する黒色層18が塗装などにより形成されている。表示パネル16の裏面における黒色層18が形成されていない第2表示部26に対応する位置には、光を透過させるための白色インク層20が印刷などにより形成されている。
−基板ケース−
図3に示すように、表示パネル16は、その裏側に配置された基板ケース3によって支持されている。基板ケース3は、例えば白色に彩色された樹脂成形品である。基板ケース3は、上面が開口した箱状に形成されている。
基板ケース3における第2表示領域25の外周部に対応する位置には、仕切り板21が一体に設けられている。すなわち、仕切り板21は、白色に彩色されていて、後述する導光板30の光の第2表示領域25外への照射を防止する。図4に示すように、仕切り板21は、4つの板部からなり、この4つの板部によって平面視で矩形状を成している。仕切り板21は、表示パネル16の裏面から下方に延びている。基板ケース3には、プリント基板29と導光板30とボトムカバー35とが設けられている。
−プリント基板−
プリント基板29は、矩形状であり、基板ケース3内に設けられている。プリント基板29は、変速段の表示を制御する。プリント基板29には、LED等を点灯するための回路などが形成されている。
プリント基板29には、第1表示部24を照明する第1LED(図示せず)と、第2表示部26を照明する光源としての第2LED33とが設けられている。
本実施形態では、第1LEDは、シフトレバー17の変速位置の数だけ第1表示部24の真下に車体前後方向に並んで設けられている。自動車の運転スイッチがオンであるときにシフトレバー17の横にある第1LEDが点灯するようになっている。これら複数の第1LEDは、例えば橙色の光を発光する。
一方、第2LED33は、第2表示領域25内全ての第2表示部26を照らすために1つ設けられている。第2LED33は、後述する導光板30の後側に隣り合うように設けられている。第2LED33は、昼夜にかかわらず、運転スイッチがオンであるときには常時点灯される。第2LED33は、白色の光を発光する。本実施形態では、1つの第2LED33がプリント基板29における第2表示領域25の後端部の真下の位置に設けられている。
−ボトムカバー−
ボトムカバー35は、上面が開口した箱状の樹脂成形品であり、プリント基板29の裏側に配置されている。ボトムカバー35は、プリント基板29に設置された回路や部品を保護するために設けられている。ボトムカバー35を介してプリント基板29が基板ケース3に固定されている。
−導光板−
図3および図4に示すように、プリント基板29の表面における第2表示領域25の真下に導光板30が設けられている。導光板30は、表面が上記第2表示領域25に対向するようにかつ裏面がプリント基板29に対向するように設けられている。導光板30は、透明のアクリル板からなる矩形状の板材である。導光板30の外周縁は、車両前後方向に延びかつ互いに対向する長辺と、車幅方向に延びかつ互いに対向する短辺とを備えている。
上述したように、導光板30の後側には第2LED33が設けられている。このため、導光板30の側面の一部である後端面は、第2LED33の光が入射される入射面32となる。導光板30は、入射面32から入射された光を全体に拡散するように案内する。そして、導光板30は、入射面32から入射した光を表面から出射させて、第2表示領域25を照射する。
仕切り板21は、導光板30と表示パネル16との間において、導光板30の外周部上面を囲って、第2表示領域25の下方に対応する部分を区画している。仕切り板21は、導光板30から拡散された光が第2表示領域25外へ照射することを防止している。
図4に示すように、仕切り板21の4つの板部のうち、導光板30の前端部および後端部(導光板30の短辺)に対応する2つの板部は、下端縁が導光板30の表面に当接している。一方、導光板30の両側部(導光板30の長辺)に対応する2つの板部は、下端縁が導光板30を超えてその下側のプリント基板29の表面に当接している。すなわち、これら2つの板部は、導光板30の長辺側の側面を覆っている。そして、導光板30の表面における仕切り板21の内側面よりも内側に位置する部分が、表示パネル16の表示領域に対応する照明領域34となる。すなわち、仕切り板21は、導光板30の表面において照明領域34を区画する。導光板30の入射面32となる後端面は、照明領域34よりも外側に位置する。
図3に示すように、導光板30の裏面には、光拡散フィルム36が貼り付けられている。光拡散フィルム36は、例えば、光を乱反射させる部分が斑点状に配置されたドットパターンフィルムである。
−反射光抑制構造−
本実施形態では、上記第2LED33(光源)により上記導光板30に入射面32から入射された光の一部が導光板30の側面での反射により反射光となって導光板30の表面から出射されるのを抑制するための反射光抑制構造40が設けられている。具体的には、上述したように、導光板30の側面の一部である前端面および後端面は仕切り板21に覆われていない。このため、第2LED33により入射面32(後端面)から入射された光の一部は、仕切り板21によって反射されずに、前端面から導光板30の前方へ、後端面から導光板30の後方へ通過する。すなわち、導光板30の前端面および後端面は、仕切り板21によって覆われていない透光部38である。このように、透光部38は、第2LED33により入射面32となる後端面から導光板30に入射された光の一部が導光板30の側面での反射により反射光となって導光板30の表面から出射されるのを抑制する反射光抑制構造40を構成する。
−実施形態1の効果−
したがって、本実施形態では、車両用内装品としてのコンソール1は、複数の第2表示部26が設けられた第2表示領域25の裏側に導光板30を備えている。そして、第2LED33により入射面32となる後端面から導光板30に入射された光の大半が導光板30の照明領域34において拡散し、この拡散した光が第2表示領域25を照らす。このため、第2LED33は1個で済み、それぞれの第2表示部26に対応する数を設ける必要がなくなる。したがって、光源の数を減らすことができる。また、コンソール1には、透光部38を有する反射光抑制構造40が設けられている。このため、導光板30の側面での反射による反射光によって、第2表示領域25の一部が強く照らされることを抑えることができる。したがって、複数の第2表示部26を1つの第2LED33で照明した場合でも第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
特に、導光板30の前端面に反射光抑制構造40が設けられている。すなわち、入射面32が設けられた後端面と対向する位置に透光部38が設けられている。このため、第2LED33からの光が強く当たる部分に反射光抑制構造40が設けられているので、第2表示領域25の一部が強く照らされることを抑えることができる。
また、反射光抑制構造40は透光部38を備えているので、入射面32から入射した光は、仕切り板21の位置で透光部38を通って導光板30の外側に抜け出すようになり、このことにより仕切り板21によって反射されることを抑えることができる。したがって、第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
さらに、光拡散フィルム36により、導光板30を通る光が拡散しやすくなる。したがって、さらに、第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
また、入射面32となる導光板30の後端面は、対応する仕切り板21の下端面よりも外側に位置している。このため、入射面32から第2表示領域25へ向かう光の一部も仕切り板21によって遮られることになり、第2表示領域25における入射面32に近い部分が強く照らされることを抑えることができる。したがって、さらに第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
さらに、第2LED33の光を導光板30に入射させて案内し、拡散させるので、1つの第2LED33でシフトレバー17の位置を示す複数の第2表示部26を照明することができる。また、第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。このため、表示するシフトレバー17の位置によって、輝度が変わることを抑えることができる。
−実施形態1の変形例−
図5および図6は変形例を示す。尚、図1ないし図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。すなわち、上記実施形態1では、導光板30の後端部に対応する仕切り板21は、下端面が導光板30の表面に当接しており、入射面32としての後端面は仕切り板21の外側に位置していたが、本発明はこれに限定されない。図5に示す変形例1のように、導光板30の後端部に対応する仕切り板21は、下端面が第2LED33の上面に当接して、入射面32は仕切り板21の内側に位置していてもよい。
また、上記実施形態では、導光板30の前端部に対応する仕切り板21は、下端面が導光板30の表面に当接しており、前端面に透光部38を形成していたが、本発明はこれに限定されない。図6に示す変形例2のように、導光板30の前端部に対応する仕切り板21は、導光板30の前端面よりも前方に位置しかつ下端面が導光板30の表面と同じ高さ位置に位置するように構成してもよい。この構成であっても、導光板30の前端面に透光部38が形成される。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2を示し、反射光抑制構造40の構成を変更したものである。なお、以下の各実施形態の説明では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略し、上記実施形態1と異なる点を説明する。
図7に示すように、本実施形態では、導光板30の前端部に対応する仕切り板21は、内面の下端部に、導光板30の側面の一部である前端面ないし前端面近くの表面を覆う段部44を有している。そしてこの段部44が反射光抑制構造40を構成している。その他の構成は実施形態1と同様である。
−実施形態2の効果−
したがって、本実施形態では、入射面32から入射した光は、導光板30の側面の一部である前端面において、段部44のうち導光板30の側面を覆う部分で反射される。しかし、その反射光のうち導光板30の表面へ向かおうとする光は、段部44のうち導光板30の表面を覆う水平部分で遮られる。このため、入射面32から入射した光が仕切り板21によって反射されて、第2表示領域25の一部を強く照らすことを抑制することができる。よって、第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
−実施形態2の変形例−
上記実施形態2では、導光板30の前端部に対応する仕切り板21は、下端面がプリント基板29の表面に当接していたが、本発明はこれに限定されない。図8に示すように、反射板46は、前端部および両側部に位置する仕切り板21と一体に形成されかつ、白色に彩色されたものとし、その反射板46を導光板30の裏面を覆うように設けてもよい。
本変形例によれば、仕切り板21と反射板46とが同じ色であるので、仕切り板21に反射された光の色と反射板46に反射された光の色との差異が生じ難くなる。このため、第2表示領域25内での色ムラを抑制することができる。また、仕切り板21と反射板46が白色であるので、他の色に比べて光が反射しやすくなり、第2表示領域25をより明るく照らすことができる。
(実施形態3)
図9に示すように、本実施形態では、導光板30の側面の一部である前端面は、導光板30の裏側に向かって入射面32(後端面)から離れるように傾斜する第1斜面部48を備えている。一方、導光板30の前端部に対応する仕切り板21は、下端面に上記第1斜面部48と一致するように傾斜した第2斜面部50を有し、この第2斜面部50は、第1斜面部48に面接触状態で当接している。これらの第1斜面部48および第2斜面部50が反射光抑制構造40を構成している。その他は実施形態1と同様の構成である。
−実施形態3の効果−
したがって、本実施形態では、入射面32から入射した光は、導光板30の第1斜面部48と仕切り板21の第2斜面部50との当接面で反射される。両斜面部48,50は導光板30の裏側に向かって入射面32から離れるように傾斜しているので、斜面部48,50での反射による反射光は、導光板30の下方(裏面側)へ向かう。このため、入射面32から入射した光が仕切り板21によって反射されて、第2表示領域25へ向かうことを抑制することができる。したがって、第2表示領域25内で生じる輝度ムラを抑制することができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、導光板30は矩形状に形成されており、反射光抑制構造40は、入射面32と対向する位置(前端面)に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、反射光抑制構造40を導光板30の側面全体に設けてもよい。すなわち、反射光抑制構造40の位置は限定されない。また、導光板30は矩形状に限定されず、その他の多角形や円形に形成されていてもよい。
上記各実施形態では、光拡散フィルム36は、導光板30の裏面に貼り付けられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、光拡散フィルム36は、導光板30の表面に貼り付けられていてもよい。この構成であっても、導光板30からの光が拡散しやすくなる。
本発明では、例えば、車両用内装品の光源の数を減らすことができて有用である。
1 コンソール(車両用内装品)
2 車両内装面
16 表示パネル
17 シフトレバー
21 仕切り板
25 第2表示領域(表示領域)
26 第2表示部(表示部)
30 導光板
32 入射面
33 第2LED(光源)
34 照明領域
36 光拡散フィルム
38 透光部
40 反射光抑制構造
44 段部
46 反射板
48 第1斜面部
50 第2斜面部

Claims (8)

  1. 車両内装面(2)の少なくとも一部を構成し、複数の表示部(26)が設けられた表示領域(25)を有する表示パネル(16)と、
    上記表示領域(25)の裏側に表面が上記表示領域(25)に対向するように設けられ、側面の一部である入射面(32)から入射された光を全体に拡散するように案内して、光を表面から出射させる導光板(30)と、
    上記導光板(30)の入射面(32)に光を入射させる光源(33)と、
    上記導光板(30)の表面において上記表示パネル(16)の表示領域(25)に対応する照明領域(34)を区画する仕切り板(21)とを備え、
    上記光源(33)により上記入射面(32)から上記導光板(30)に入射された光の一部が上記導光板(30)の側面での反射により反射光となって上記導光板(30)の表面から出射されるのを抑制する反射光抑制構造(40)が設けられていることを特徴とする車両用内装品。
  2. 請求項1に記載の車両用内装品において、
    上記反射光抑制構造(40)は、上記導光板(30)の側面が、上記仕切り板(21)によって覆われていない透光部(38)を有している構造であることを特徴とする車両用内装品。
  3. 請求項1に記載の車両用内装品において、
    上記反射光抑制構造(40)は、上記仕切り板(21)が、上記導光板(30)の側面ないし表面を覆う段部(44)を有している構造であることを特徴とする車両用内装品。
  4. 請求項1に記載の車両用内装品において、
    上記反射光抑制構造(40)は、
    上記導光板(30)の側面に設けられ、上記導光板(30)の裏側に向かって入射面(32)から離れるように傾斜する第1斜面部(48)と、
    上記仕切り板(21)に設けられ、上記第1斜面部(48)と一致するように傾斜して該第1斜面部(48)に当接する第2斜面部(50)とを有する構造であることを特徴とする車両用内装品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用内装品において、
    上記導光板(30)の表面と裏面とのうち少なくとも一方には光拡散フィルム(36)が設けられていることを特徴とする車両用内装品。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用内装品において、
    上記導光板(30)の入射面(32)は、上記照明領域(34)よりも外側に位置していることを特徴とする車両用内装品。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用内装品において、
    上記仕切り板(21)は白色であり、
    上記導光板(30)の裏側には、白色の反射板(46)が配置されていることを特徴とする車両用内装品。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用内装品において、
    上記表示部(26)は、シフトレバー(17)の位置を示すものであることを特徴とする車両用内装品。
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