JP2007203823A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部配線からの電源供給ができ、シフトノブ自体の照明させたい部分を発光可能な透明部材として照明させる機能を特殊な方法を用いずに薄型で省スペースの照明を実現する。
【解決手段】LED32から発せられた光を、シフトカバー17に一体形成された反射部174で反射させて全方向に放射される。シフトカバー17は導光板の役目を果たし、出光された光は全反射を繰り返しシフトカバー17のエッジまで到達して反射する。エッジ部分で反射された光は、ここで反射角度が変更され、シフトカバー17の表面171全体から発光させる。これにより、シフトノブ15自体の照明させたい部分を、導光板となる発光可能なシフトカバー17としたことにより省スペースで所望の照明を実現させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】LED32から発せられた光を、シフトカバー17に一体形成された反射部174で反射させて全方向に放射される。シフトカバー17は導光板の役目を果たし、出光された光は全反射を繰り返しシフトカバー17のエッジまで到達して反射する。エッジ部分で反射された光は、ここで反射角度が変更され、シフトカバー17の表面171全体から発光させる。これにより、シフトノブ15自体の照明させたい部分を、導光板となる発光可能なシフトカバー17としたことにより省スペースで所望の照明を実現させることができる。
【選択図】図2
Description
この発明は、特に、自動車用自動変速機のシフトノブを照明させ夜間における装飾性や視認安全性を向上させる照明装置に関する。
従来の自動変速用のシフトノブは、シフト位置を表示する文字部を照明させることが大半であった。シフトノブ自体を照明する装置は、後付け部品としてのシフトノブカバーに光源を忍ばせ、その電源としてシガーライター用の電源から供給させている。(例えば、特許文献1)
特開2005−47391公報
上記した特許文献1の技術は、シフト位置表示の文字のみの照明であり、ノブ自体を照明させていなかったり、後付けが必要となったり、取り付け上の手間やコスト高となる、という問題があった。
この発明の目的は、内部配線からの電源供給ができ、シフトノブ自体の照明させたい部分を発光可能な透明部材として照明させる機能を特殊な方法を用いずに薄型で省スペースの照明を実現する照明装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の照明装置は、車両用の自動変速用のシフトノブと、前記シフトノブの上端部に取り付けられた一側面から上端にかけて一体形成され、かつ導光性材料のシフトカバーと、前記シフトカバーに一体形成された光反射部と、
前記光反射部に照射される光源と、を具備したことを特徴とする。
前記光反射部に照射される光源と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、自動変速機のシフトノブ照明をシフトノブ内部に組み込むことにより、夜間における装飾性と変速切換時のシフトノブ視認性を高める効果を、省スペースで実現することが可能となる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5は、この発明の一実施形態について説明するための、図1は車両の運転席側のシフトレバーを示す斜視図、図2は図1の主要部を拡大して説明するための斜視図、図3は図2要部の断面図、図4は図3の拡大断面図、図5は図4のx−x’断面図である。
図1〜図5は、この発明の一実施形態について説明するための、図1は車両の運転席側のシフトレバーを示す斜視図、図2は図1の主要部を拡大して説明するための斜視図、図3は図2要部の断面図、図4は図3の拡大断面図、図5は図4のx−x’断面図である。
まず、図1において、符号11は自動車等の車体を示し、12は、例えば車体11の運転席側の側部に開口するドア開口部を示す。このドア開口部12の底縁には車体骨格を構成する図示しないサイドシルが配設され、このサイドシルには、スカッフプレート13が冠設されている。符号14は車室内に配設されたシートで、15はシート14の左手に配置されギアを切り換えるシフトノブである。
シフトノブ15は、図2に示すように、シフトノブ15の上端に被せるカバー本体16、カバー本体16の車両の後方向きの側面と上面の一部に被せる化粧用のくの字に曲げられた導光機能を有する例えばアクリル(メチルメタアクリレート)製のシフトカバー17、シフトノブ15のシフト移動を規制する操作ボタン18、シフトノブ15のオーバードライブ操作ボタン19から構成される。
シフトカバー17の表面171は、例えばヘアブラシ加工、サンドブラスト加工、エッチング加工等の微細加工による金型転写を行って化粧を施し、裏面172には図3、図4に示すようにシフトカバー17の真下(内側)に光源として配線基板31に接続された例えばLED32を配置する。シフトカバー17の曲がった付近にはエンブレム173を形成し、エンブレム173の裏面部分にはLED32の光を反射させる反射部174が形成される。反射部174は、図4のx−x’断面を示した図5にも示すように全方向に反射させる構成になっている。
次に、作用について説明する。LED32から発せられた光は、反射部174で反射されて全方向に放射される。このときシフトカバー17は導光板の役目を果たし、出光された光は全反射を繰り返しシフトカバー17のエッジまで到達して反射する。エッジ部分で反射された光は、ここで反射角度が変更され、シフトカバー17の表面171全体から発光されることになる。
この実施形態によれば、シフトノブ15自体の照明させたい部分を、導光板となる発光可能なシフトカバー17としたことにより、省スペースで所望の照明を実現させることができる。
図6〜図9は、この発明の他の実施形態について説明するための、図6は斜視図、図7(a)、(b)はそれぞれ図6要部の、(a)は斜視図、(b)は図7(a)の側面図、図8は図7の拡大断面図、図9は図8のy−y’断面図である。上記実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
図6において、シフトノブ15は、この外面に被せるカバー本体16、カバー本体16の外側の一部に被せる化粧用のくの字に曲げた状態で形成された例えばアクリル製のシフトカバー61、シフトノブ15のシフト移動を規制する操作ボタン18、シフトノブ15のオーバードライブ操作ボタン19から構成される。シフトカバー61の表面611と裏面612は例えば鏡面の状態とする。
シフトカバー61の各エッジ部613は、図7〜図9にも示すように表面611から裏面612に掛けて広がる斜めのカットが施されており、裏面612の下端側のエッジ部613と対向する位置には、図8に示すように光源として配線基板31に接続された例えばLED32を配置する。LED32と対向配置されるエッジ部613は、反射板の役割を果たすものである。
ここで、LED32から放射されエッジ部613で反射された光は、導光板としての機能を果たすシフトカバー61内で全反射を繰り返す。エッジ部613まで到達した光は、ここで反射角度が変更され、エッジ部613から発光されることになる。すなわち、エッジ部613で屈折、乱反射が起こり、あたかもエッジ部613だけ発光しているように見せることができる。
この実施形態によれば、シフトノブ15に取り付けられた導光板となる発光可能なシフトカバー61のエッジに、エッジ部613を形成したことにより、シフトノブ形状や、デザイン等により様々な発光の形状を用途に合わせて変化させることが可能となる。
この発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、光源はLEDとしたが電球でも構わない。また、図6のシフトカバー61の表面611と裏面612は鏡面仕上げとしたが、表面611に所定のみ透光させるシールや印刷等の手段を用い、所望の文字やキャラクタ等を表示させるようにしてもよい。さらに、上記した2つの実施形態を組み合わせてもよい。
11 車体
15 シフトノブ
16 カバー本体
17,61 シフトカバー
171,611 表面
172,612 裏面
173 エンブレム
174 反射部
32 LED
613 エッジ部
15 シフトノブ
16 カバー本体
17,61 シフトカバー
171,611 表面
172,612 裏面
173 エンブレム
174 反射部
32 LED
613 エッジ部
Claims (3)
- 車両用の自動変速用のシフトノブと、
前記シフトノブの上端部に取り付けられた一側面から上端にかけて一体形成され、かつ導光性材料のシフトカバーと、
前記シフトカバーに一体形成された光反射部と、
前記光反射部に照射される光源と、を具備したことを特徴とする照明装置。 - 前記反射部は、前記シフトカバーの平面部に形成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 前記反射部は、前記シフトカバーのエッジ部の傾斜により形成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006023251A JP2007203823A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006023251A JP2007203823A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007203823A true JP2007203823A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38483668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006023251A Withdrawn JP2007203823A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007203823A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100337519C (zh) * | 1999-03-25 | 2007-09-19 | 株式会社久保田 | 水田作业机 |
JP2009220656A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Sakae Riken Kogyo Co Ltd | シフトレバー装置 |
CN103253131A (zh) * | 2012-02-21 | 2013-08-21 | 沃尔沃汽车公司 | 变速杆手柄 |
WO2013164678A1 (en) * | 2012-05-03 | 2013-11-07 | Kongsberg Automotive Ab | Illuminated knob for a shifter assembly and corresponding illumination method |
-
2006
- 2006-01-31 JP JP2006023251A patent/JP2007203823A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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