JP2019123294A - タイヤの減圧の検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
DEL1=[(V1+V4)/2-(V2+V3)/2]/[(V1+V2+V3+V4)/4]×100(%)
DEL2=[(V1+V2)/2-(V3+V4)/2]/[(V1+V2+V3+V4)/4]×100(%)
DEL3=[(V1+V3)/2-(V2+V4)/2]/[(V1+V2+V3+V4)/4]×100(%)
DEL3_R=DEL3−COR3×LatG(%)
ここで、LatGは横方向加速度である。また、COR3は、DEL3とLatGの関係から車両の出荷前に予め学習した係数であり、一定値である。
(1)前記複数のタイヤの回転速度を取得するステップ。
(2)前記回転速度に基づいて、前記複数のタイヤのうち、左輪タイヤの回転速度と右輪タイヤの回転速度との比較値である減圧指標値を算出するステップ。
(3)車両の横方向加速度を取得するステップ。
(4)前記減圧指標値及び前記横方向加速度に基づいて、前記減圧指標値と前記横方向加速度との現在の荷重条件下での線形関係を特定し、前記線形関係に基づいて、前記減圧指標値から前記横方向加速度の影響がキャンセルされた前記減圧指標値である補正指標値を算出するステップ。
(5)前記補正指標値に基づいて、前記所定のタイヤの減圧を検出するステップ。
なお、前記補正指標値は、前記横方向加速度に対する前記減圧指標値が荷重条件によらず収束する又は概ね収束するときの前記減圧指標値である。
(1)前記複数のタイヤの回転速度を取得するステップ。
(2)前記回転速度に基づいて、前記複数のタイヤのうち、左輪タイヤの回転速度と右輪タイヤの回転速度との比較値である減圧指標値を算出するステップ。
(3)車両の横方向加速度を取得するステップ。
(4)前記減圧指標値及び前記横方向加速度に基づいて、前記減圧指標値と前記横方向加速度との現在の荷重条件下での線形関係を特定し、前記線形関係に基づいて、前記減圧指標値から前記横方向加速度の影響がキャンセルされた前記減圧指標値である補正指標値を算出するステップ。
(5)前記補正指標値に基づいて、前記所定のタイヤの減圧を検出するステップ。
なお、前記補正指標値は、前記横方向加速度に対する前記減圧指標値が荷重条件によらず収束する又は概ね収束するときの前記減圧指標値である。
図1は、タイヤの減圧の検出装置2が車両1に搭載された様子を示す模式図である。検出装置2は、車両1に搭載される制御ユニットとして実現される。車両1は、4輪車両であり、左前輪タイヤFL、右前輪タイヤFR、左後輪タイヤRL及び右後輪タイヤRRを備えている。検出装置2は、これらのタイヤFL,FR,RL,RRの減圧を検出する機能を備えており、タイヤFL,FR,RL,RRの減圧が検出されると、車両1に搭載されている警報表示器3を介してその旨の警報を行う。このような減圧検出処理の流れの詳細については、後述する。
以下、図3を参照しつつ、タイヤFL,FR,RL,RRの減圧を検出するための減圧検出処理について説明する。図3に示す減圧検出処理は、タイヤの減圧に伴ってタイヤの動荷重半径が変化することを原理とする動荷重半径(DLR)方式に従うものであり、動荷重半径に依存するタイヤFL,FR,RL,RRの回転速度に基づく減圧指標値DEL1〜DEL3に従って、減圧が検出される。また、図3に示す減圧検出処理は、例えば、車両1の走行が開始したときに開始し、走行が停止したときに終了する。
DEL1={(V1+V4)/(V2+V3)−1}×100(%)
DEL2={(V1+V2)/(V3+V4)−1}×100(%)
DEL3={(V1+V3)/(V2+V4)−1}×100(%)
DEL1:回転速度V1,V4が大きい程大きくなり且つ回転速度V2,V3が大きい程小さくなる、或いは、回転速度V2,V3が大きい程大きくなり且つ回転速度V1,V4が大きい程小さくなる指標値
DEL2:回転速度V1,V2が大きい程大きくなり且つ回転速度V3,V4が大きい程小さくなる、或いは、回転速度V3,V4が大きい程大きくなり且つ回転速度V1,V2が大きい程小さくなる指標値
DEL3:回転速度V1,V3が大きい程大きくなり且つ回転速度V2,V4が大きい程小さくなる、或いは、回転速度V2,V4が大きい程大きくなり且つ回転速度V1,V3が大きい程小さくなる指標値
DEL3′=DEL3+(Wf+Wr)/2/R
DEL3′=p×γ+q
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
上記実施形態では、横方向加速度γは、車両1に搭載されている横方向加速度センサ7から取得されたが、横方向加速度γを取得する方法はこれに限られない。例えば、横方向加速度センサ7ではなく、車両1に搭載されているヨーレートセンサーの計測値等から横方向加速度γを算出することとしてもよい。この場合、例えば、ヨーレートセンサーによる検出値を演算するタイミングで、横方向加速度γを計算することができる。
上記実施形態では、ステップS4及びステップS6におけるDEL3の補正処理は、車両1が旋回中であるか否かに関わらず取得されたデータに基づいて行われたが、これらの少なくとも一方のステップの処理を車両1の旋回中に取得されたデータのみに基づいて行うことも可能である。なお、車両1が旋回中であるか否かは、車両1に取り付けられ、検出装置2に接続されたステアリングアングルセンサー等から出力される、ハンドルが一方向に切られたことを示す信号に基づいて、判定することができる。
2 検出装置(コンピュータ)
7 プログラム
20 速度取得部(回転速度取得部)
21 DEL算出部(指標値算出部)
22 横方向加速度取得部(横方向加速度取得部)
23 DEL3補正部(補正部)
24 減圧検出部
25 減圧警報部
Claims (5)
- 車両に装着された複数のタイヤのうちの少なくとも1つの所定のタイヤの減圧を検出する検出装置であって、
前記複数のタイヤの回転速度を取得する回転速度取得部と、
前記回転速度に基づいて、前記複数のタイヤのうち、左輪タイヤの回転速度と右輪タイヤの回転速度との比較値である減圧指標値を算出する指標値算出部と、
車両の横方向加速度を取得する横方向加速度取得部と、
前記減圧指標値及び前記横方向加速度に基づいて、前記減圧指標値と前記横方向加速度との現在の荷重条件下での線形関係を特定し、前記線形関係に基づいて、前記減圧指標値から前記横方向加速度の影響がキャンセルされた前記減圧指標値である補正指標値を算出する補正部と、
前記補正指標値に基づいて、前記所定のタイヤの減圧を検出する減圧検出部と
を備え、
前記補正指標値は、前記横方向加速度に対する前記減圧指標値が荷重条件によらず収束する又は概ね収束するときの前記減圧指標値である、
る、検出装置。 - 前記線形関係は、前記車両の走行中に逐次的に、又は走行開始時に特定される、
請求項1に記載の検出装置。 - 前記所定のタイヤの減圧が検出された場合に、減圧警報を発生させる減圧警報部
をさらに備える、
請求項1又は2に記載の検出装置。 - 車両に装着された複数のタイヤのうちの少なくとも1つの所定のタイヤの減圧を検出する検出方法であって、
前記複数のタイヤの回転速度を取得するステップと、
前記回転速度に基づいて、前記複数のタイヤのうち、左輪タイヤの回転速度と右輪タイヤの回転速度との比較値である減圧指標値を算出するステップと、
車両の横方向加速度を取得するステップと、
前記減圧指標値及び前記横方向加速度に基づいて、前記減圧指標値と前記横方向加速度との現在の荷重条件下での線形関係を特定し、前記線形関係に基づいて、前記減圧指標値から前記横方向加速度の影響がキャンセルされた前記減圧指標値である補正指標値を算出するステップと、
前記補正指標値に基づいて、前記所定のタイヤの減圧を検出するステップと
を含み、
前記補正指標値は、前記横方向加速度に対する前記減圧指標値が荷重条件によらず収束する又は概ね収束するときの前記減圧指標値である、
を含む、検出方法。 - 車両に装着された複数のタイヤのうちの少なくとも1つの所定のタイヤの減圧を検出する検出プログラムであって、
前記複数のタイヤの回転速度を取得するステップと、
前記回転速度に基づいて、前記複数のタイヤのうち、左輪タイヤの回転速度と右輪タイヤの回転速度との比較値である減圧指標値を算出するステップと、
車両の横方向加速度を取得するステップと、
前記減圧指標値及び前記横方向加速度に基づいて、前記減圧指標値と前記横方向加速度との現在の荷重条件下での線形関係を特定し、前記線形関係に基づいて、前記減圧指標値から前記横方向加速度の影響がキャンセルされた前記減圧指標値である補正指標値を算出するステップと、
前記補正指標値に基づいて、前記所定のタイヤの減圧を検出するステップと
をコンピュータに実行させ、
前記補正指標値は、前記横方向加速度に対する前記減圧指標値が荷重条件によらず収束する又は概ね収束するときの前記減圧指標値である、
検出プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2018003960A JP6954136B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-01-15 | タイヤの減圧の検出装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018003960A Active JP6954136B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-01-15 | タイヤの減圧の検出装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008249523A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ空気圧低下異常警報方法および装置ならびにプログラム |
JP2016223949A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの減圧状態の検出装置 |
JP2017219546A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの減圧の検出装置 |
-
2018
- 2018-01-15 JP JP2018003960A patent/JP6954136B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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