JP2019118585A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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紀子 清水
秀晃 槇
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Takuya Inoue
拓也 井上
哲郎 大窪
Tetsuro Okubo
哲郎 大窪
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Abstract

【課題】着用時の脚回りの動きを確保しつつ、履き心地を向上させる。【解決手段】腹側胴回り部(20)及び背側胴回り部(30)は、腹側胴回り伸縮部材(23)及び背側胴回り伸縮部材(33)を有し、吸収性コア(11A)は前側コア部(11Af)と後側コア部(11Ab)を有し、前側コア部(11Af)は、腹側胴回り部(20)の下端よりも上側に幅狭部(11n)を有し、上下方向において、腹側胴回り部(20)と前側コア部(11Af)の上部(11u)とが重なっている上部領域(U)と、腹側胴回り部(20)と前側コア部(11Af)の幅狭部(11fn)とが重なっている幅狭領域(N)を有し、上下方向における、上部領域Uの長さをWU、幅狭領域Nの長さをWNとし、左右方向において、上部領域Uを単位長さだけ伸長させるための力をFU、幅狭領域Nを単位長さだけ伸長させるための力をFNとしたとき、FN/WN<FU/WUであるパンツ型吸収性物品(1)。【選択図】図2

Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
従来、吸収性物品の一例としてパンツ型使い捨てが知られている。例えば、特許文献1には、腹側シート部材2、背側シート部材3、及び吸収性コア5を有するパンツ型使い捨ておむつ1が開示されている。特許文献1に示すおむつ1では、吸収性コア5に前方括れ部5fを設けることで、着用者が歩きやすいようにしている。
特開2013−13683号公報
前方括れ部5fの左右方向の外側には、吸収性コア5が設けられていないため、弾性部材7を備えた腹側シート部材2が直接的に肌に接触することになる。おむつ1の着用時においては、前方括れ部5fの左右方向の外側に、着用者の肌に収縮した弾性部材7の跡や弾性部材7によって縮められた腹側シート部材2の皺の跡が付きやすくなる。特に、前方括れ部5fの左右方向の外側は、動きの多い部分である着用者のそけい部に当接する部分となるため、動きの多い部分である着用者の動きに応じて、着用者の肌に弾性部材7の収縮による赤い跡がついてしまったりする恐れがある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、着用時の脚回りの動きを確保しつつ、着用者が感じる履き心地を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、上下方向、左右方向、及び前後方向を有し、吸収性コア、腹側胴回り部、及び背側胴回り部を有するパンツ型吸収性物品であって、前記腹側胴回り部、及び前記背側胴回り部は、前記左右方向に伸縮する腹側胴回り伸縮部材、及び背側胴回り伸縮部材をそれぞれ有し、前記吸収性コアは、2つ折りされており、前側に位置する前側コア部と、後側に位置する後側コア部を有し、前記前側コア部は、前記腹側胴回り部の下端よりも上側に、上部よりも前記左右方向の長さが短い幅狭部を有し、前記上下方向において、前記腹側胴回り部と前記前側コア部の前記上部とが重なっている上部領域と、前記腹側胴回り部と前記前側コア部の前記幅狭部とが重なっている幅狭領域を有し、前記上下方向における、前記上部領域の長さをWU、前記幅狭領域の長さをWNとし、前記左右方向において、前記上部領域を単位長さだけ伸長させるための力をFU、前記幅狭領域を単位長さだけ伸長させるための力をFNとしたとき、FN/WN < FU/WUであることを特徴とするパンツ型吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、幅狭領域の締め付け力を小さくすることで上記の部位の肌への当接力を抑制する一方、上部領域の締め付け力をより大きくすることで、着用中にパンツ型吸収性物品が下に落ちてしまう恐れを軽減させることができる。
図1Aは、パンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。図1Bは、おむつ1の着用状態の一例を示す図である。 図2は、展開状態且つ伸長状態のおむつ1を肌側面側から見た概略平面図である。 図3は、図2中のA−A矢視で示す概略断面図である。 図4は、図2中のB−B矢視で示す概略断面図である。 図5は、伸縮領域Df、Dbと非伸縮領域Ff、Fbを説明する図である。 図6は、図2の概略平面図の構成を説明する概略図である。 図7は、吸収体11を説明する図である。 図8Aは、上部領域Uを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。図8Bは、幅狭領域Nを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。 図9Aは、背側上側領域Bを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。図9Bは、背側下側上部領域Dを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。 図10Aは、別の実施形態にかかる展開状態且つ伸長状態のおむつ100を肌側から見た概略平面図である。図10Bは、図10中のX−X矢視で示す概略断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
上下方向、左右方向、及び前後方向を有し、吸収性コア、腹側胴回り部、及び背側胴回り部を有するパンツ型吸収性物品であって、前記腹側胴回り部、及び前記背側胴回り部は、前記左右方向に伸縮する腹側胴回り伸縮部材、及び背側胴回り伸縮部材をそれぞれ有し、前記吸収性コアは、2つ折りされており、前側に位置する前側コア部と、後側に位置する後側コア部を有し、前記前側コア部は、前記腹側胴回り部の下端よりも上側に、上部よりも前記左右方向の長さが短い幅狭部を有し、前記上下方向において、前記腹側胴回り部と前記前側コア部の前記上部とが重なっている上部領域と、前記腹側胴回り部と前記前側コア部の前記幅狭部とが重なっている幅狭領域を有し、前記上下方向における、前記上部領域の長さをWU、前記幅狭領域の長さをWNとし、前記左右方向において、前記上部領域を単位長さだけ伸長させるための力をFU、前記幅狭領域を単位長さだけ伸長させるための力をFNとしたとき、FN/WN < FU/WUであることを特徴とするパンツ型吸収性物品ことを特徴とするパンツ型吸収性物品である。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、幅狭領域の締め付け力を小さくすることで上記の部位の肌への当接力を抑制する一方、上部領域の締め付け力をより大きくすることで、着用中にパンツ型吸収性物品が下に落ちてしまう恐れを軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記腹側胴回り伸縮部材のうち、前記幅狭領域に配置された幅狭伸縮部材の弾性係数は、前記上部領域に配置された上部伸縮部材の弾性係数よりも小さいことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、幅狭領域の締め付け力を小さくすることで前側コアの幅狭部と脚とで挟まれる部位の肌への当接力を抑制する一方、上部領域の締め付け力をより大きくすることで、着用中にパンツ型吸収性物品が下に落ちてしまう恐れを軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記背側胴回り部のうち、前記上部領域と前記前後方向において重なる領域は、背側上側領域であり、前記背側胴回り部のうち、前記幅狭領域と前記前後方向において重なる領域は、背側下側領域であり、前記左右方向において、前記背側上側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFB、前記背側下側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFDとしたとき、FD/WN < FB/WUであることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、腹側において吸収性コアの幅狭部と脚とで挟まれる部位の肌への当接力を抑制する一方、着用中にパンツ型吸収性物品が下に落ちてしまう恐れを軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記背側胴回り部のうち、前記上部領域と前記前後方向において重なる領域は、背側上側領域であり、前記背側胴回り部のうち、前記幅狭領域と前記前後方向において重なる領域は、背側下側領域であり、前記左右方向において、前記背側下側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFDとしたとき、FN/WN < FD/WNであることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、腹側における吸収性コアの幅狭部と脚とで挟まれる部位の肌への当接力を抑制する一方、着用中にパンツ型吸収性物品が下に落ちてしまう恐れをより軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記背側胴回り部のうち、前記上部領域と前記前後方向において重なる領域は、背側上側領域であり、前記背側胴回り部のうち、前記幅狭領域と前記前後方向において重なる領域は、背側下側領域であり、前記左右方向において、前記背側上側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFB、前記背側下側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFDとしたとき、FD/WN < FB/WU、 FN/WN < FD/WNであることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、腹側において吸収性コアの幅狭部と脚とで挟まれる部位の肌への当接力を抑制する一方、着用中にパンツ型吸収性物品が下に落ちてしまう恐れを軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、一対の脚回り開口部を有し、前記脚回り開口部は、前記上下方向に伸縮する脚回り伸縮領域を有し、前記腹側胴回り伸縮部材のうち最も下側に位置する下側腹側胴回り伸縮部材と、前記脚回り伸縮領域の少なくとも一部が交差していることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、脚回り開口部は、下側腹側胴回り伸縮部材と脚回り伸縮部材の伸長によって着用者の脚にフィットするため、脚回り開口部を環状に伸長させやすくすることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性コアを備えた吸収性本体を有し、前記腹側胴回り部は、肌側シート部と非肌側シート部を備え、前記幅狭領域は、前記前後方向において、前記吸収性本体、前記肌側シート部、前記非肌側シート部、及び他のシート部が重ねられていることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、他のシート部を重ねることで、幅狭領域の剛性を向上させて、幅狭領域における締め付け力を軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記幅狭領域に配置された全ての前記腹側胴回り伸縮部材は、前記他のシート部と前記前後方向において重なることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、幅狭領域における締め付け力をより軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記幅狭領域の前記上下方向の長さは、前記上部領域の前記上下方向の長さよりも長いことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、幅狭領域の上下方向の長さが、上部領域の上下方向の長さよりも短い場合よりも、腹側の脚回りで吸収性コアがもたついたり、身体の動きに応じて吸収性コアが身体から離れてしまったりする恐れを軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、防漏壁弾性部材、肌側に起立不能な固定部、及び肌側に起立可能な起立部を備えた一対の防漏壁を有し、前記固定部の下端が、前記上部領域の下端よりも上側であることが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、上部領域の下端よりも固定部の下端が下側にある場合よりも、防漏壁の起立部を起立させるための領域をより広く設けることができるため、排泄物が漏れる恐れをより軽減させることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記腹側胴回り部は、前記腹側胴回り伸縮部材とともに伸縮する伸縮領域と、伸縮しない非伸縮領域を有しており、前記幅狭領域における前記非伸縮領域の前記左右方向の長さが、前記上部における前記吸収性コアの前記左右方向の長さよりも長いことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、幅狭領域における、非伸縮領域の左右方向の長さが、上部における吸収性コアの左右方向の長さよりも短い場合に比べて、幅狭領域の締め付け力を小さくすることができる。
===実施形態===
<<<パンツ型使い捨ておむつの基本構成>>>
図1Aは、パンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。図1Bは、おむつ1の着用状態の一例を示す図である。図2は、展開状態且つ伸長状態のおむつ1を肌側面側から見た概略平面図である。図3は、図2中のA−A矢視で示す概略断面図である。図4は、図2中のB−B矢視で示す概略断面図である。「展開状態」とは、おむつ1の両側部の、腹側胴回り部20の側部20aと背側胴回り部30の側部30aとの接合をそれぞれ分離し、開いておむつ1全体を平面的に展開した状態である。「伸長状態」とは、おむつ1の皺が視認できなくなる程度まで、おむつ1が備える伸縮部材を伸長させた状態を示す。具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述する腹側胴回り部20等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い寸法になるまで伸長させた状態を示す。図2中のC−C線は左右方向における中心線である。図3では、便宜上、接着剤を省略して示している。
図1に示すように、パンツ型のおむつ1は上下方向と左右方向と前後方向とを有し、おむつ1には胴回り開口部BH及び一対の脚回り開口部LHが形成されている。上下方向において、胴回り開口部BH側を上側とし、着用者の股下となる側を下側とする。図2の状態(展開かつ伸長状態)のおむつ1の上下方向を「長手方向」、長手方向の一方側を「腹側」、他方側を「背側」ともいい、長手方向における中央部C10側を「下側」ともいう。前後方向において、着用者の腹側となる側を前側とし、着用者の背側となる側を後側とする。また、おむつ1は図3に示すように厚さ方向を有し、厚さ方向において着用者に接触する側を肌側とし、その逆側を非肌側とする。
おむつ1は、所謂3ピースタイプであり、吸収性本体10と腹側胴回り部20、背側胴回り部30とを有する。腹側胴回り部20は、着用者の腹側を覆い、背側胴回り部30は、着用者の背側を覆う。吸収性本体10は平面視略長方形形状である。図3に示すように、吸収性本体10の腹側の上端部と背側の上端部は、それぞれ胴回り部20、30の肌側面と重ね合されている。腹側胴回り部20、背側胴回り部30は平面視略長方形状であり、その長手方向が左右方向に沿っている。
図2の展開状態にて示されるように、おむつ1は、中心線C−Cに対して左右対称な形状を有している。吸収性本体10の腹側の上端部、及び背側の上端部のそれぞれ非肌側面と胴回り部20、30の肌側面とを接着剤等(不図示)により接合し、図2に示す展開状態から、腹側胴回り部20と背側胴回り部30とが対向するように吸収性本体10を中央部C10で二つ折りし、腹側胴回り部20の左右方向の両側部20aと背側胴回り部30の左右方向の両側部30aとを接合することにより、おむつ1はパンツ型となる。
腹側胴回り部20及び背側胴回り部30はそれぞれ、不織布等の柔軟な肌側シート21、31と非肌側シート22、32と、胴回り伸縮部材23、33とを備える。胴回り伸縮部材23、33によって、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は伸縮可能となり、着用者の胴回りにフィットする。肌側シート21、31及び非肌側シート22、32は、各シート単体としては、左右方向に伸縮性を実質的に有さない非伸縮シートである。肌側シート21、31及び非肌側シート22、32としては、SMS不織布(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド不織布)、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、プラスチックシート、開孔プラスチックシート及びそれらのラミネートシート等を用いることができる。
腹側胴回り部20の非肌側シート22は、非肌側シート部22a、折り返し上端部22u、及び折り返し下端部(他のシート部)22bを有している。非肌側シート部22aは、非肌側シート22のうち最も非肌側に位置するシート部である。折り返し上端部22uは、非肌側シート22が肌側に折り返された部分である。折り返し下端部22bは、非肌側シート22が肌側に折り返された部分である。なお、折り返し上端部22uは、吸収性本体10よりも肌側に設けられており、折り返し下端部22bは、吸収性本体10よりも非肌側に設けられている。背側胴回り部30の非肌側シート32の上端部は、肌側に折り返された折り返し上端部32uを形成している。
腹側胴回り伸縮部材23は、左右に伸縮する複数の糸ゴム23aと上下及び左右方向に伸縮する伸縮シート23bである。糸ゴム23aは、肌側シート21と非肌側シート22との間で、且つ、腹側胴回り部20の上端部を除く全域に上下方向に間隔を空けて、左右方向に伸長した状態で固定されている。伸縮シート23bは、非肌側から肌側に折り返された非肌側シート22と肌側シート21との間で、吸収性本体10よりも非肌側に配置され、且つ、腹側胴回り部20の上端部に、左右方向に伸長した状態で固定されている。伸縮シート23bは、弾性を有する熱可塑性エラストマー性繊維であるポリウレタン系エラストマーと、非弾性を有する熱可塑性樹脂性繊維であるポリオレフィン系樹脂のポリプロピレン(PP)とを有する、ギア延伸等の適宜な延伸処理が施された不織布やプラスチック製の伸縮性を有するフィルムシート等やプラスチック製の伸縮性を有するフィルムシート等である。
このように、腹側胴回り部20の上端部に糸ゴム23aを配置せずに伸縮シート23bを配置することで、腹側胴回り部20の上端部が面で着用者にフィットする。そのため、腹部の局所的な締め付けを抑え、腹側胴回り伸縮部材23によって肌に締め付けた跡が残り難くすることができる。特に、乳幼児の腹部は、背側に比べて前にせり出しているため、腹側胴回り20が局所的に締め付けてしまう恐れを軽減することがより好ましい。
背側胴回り伸縮部材23は、背側胴回り部30の上端部から下端部に亘って上下方向に間隔を空けて配された、左右方向に伸縮する複数の糸ゴム33であり、肌側シート31と非肌側シート32との間に左右方向に伸長した状態で固定されている。
なお、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は、それぞれ腹側胴回り伸縮部材23及び背側胴回り伸縮部材33とともに伸縮する伸縮領域Df、Dbと、腹側胴回り伸縮部材23及び背側胴回り伸縮部材33とともに伸縮しない非伸縮領域Ff、Fbを有する。図5は、伸縮領域Df、Dbと非伸縮領域Ff、Fbを説明する図である。図5において、右斜め下のハッチングで伸縮領域Df、Dbを示し、左斜め下のハッチングで非伸縮領域Ff、Fbを示している。非伸縮領域Ff、Fbは、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30のそれぞれ左右方向の中央部で、長方形であり、吸収性コア11Aと前後方向で重なる領域に設けられている。非伸縮領域Ff、Fbを設けることで、伸縮部材23、33の収縮によって吸収性コア11Aが左右方向に縮められて変形してしまう恐れを軽減している。
図4は、図2中のB−B矢視で示す概略断面図である。図4は、厚さ方向に関して構成を理解しやすいように寸法を適宜変更して示している。図4に示すように、吸収性本体10は、厚さ方向の肌側から順に、一対の防漏壁部材15、トップシート12、吸収体11と、バックシート13、外装シート14とを備え、それぞれホットメルト等の接着剤によって接着されている。
トップシート12は液透過性シートであればよく、親水性のエアスルー不織布やスパンボンド不織布等を例示できる。バックシート13は液不透過性シートであればよく、ポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム、疎水性のSMS不織布等を例示できる。トップシート12及びバックシート13は吸収体11全体を覆う大きさとする。防漏壁部材15及び外装シート14は、液透過性シートでも液不透過性シートでもよく、疎水性のSMS不織布等を例示できる。ただし、本実施形態では防漏壁部材15及び外装シート14によって防漏壁部50及びレッグギャザー部60がそれぞれ形成されるため、防漏壁部材15及び外装シート14は液不透過性の素材で構成されることが好ましい。
一対の防漏壁部材15は、一対の防漏壁部50を構成する。一対の防漏壁部50は、所謂立体ギャザーであり、吸収性本体10の長手方向に沿って、吸収体11の左右方向の両側部に設けられている。具体的には、複数の防漏壁伸縮部材51を内側に挟んだ状態で二つ折りされた防漏壁部材15の折り目部分を左右方向の内側に配置し、吸収性本体10の左右方向の側端から吸収体11の左右方向の側部に重ね合される位置まで設けている。
図6は、図2の概略平面図の構成を説明する概略図である。なお、図6では、便宜上、図2の概略平面図から胴回り伸縮部材23、33やスリットS等を省略して示している。一対の防漏壁部50は、外装シート14やトップシート12に防漏壁部材15を接合する一対のエンド接合部52と一対のサイド接合部53と、長手方向(上下方向)に伸縮する複数の防漏壁伸縮部材51を備え、肌側に起立不能な一対の固定部55、55と、肌側に起立可能な一対の起立部56を備える。防漏壁部50のうち、腹側胴回り部20の側の上端からエンド接合部52の下端まで、及び背側胴回り部30の側の上端からエンド接合部52の下端までの各領域が固定部55である。そして、防漏壁部50のうち、腹側胴回り部20の側におけるエンド接合部52の下端より下側で、且つ、背側胴回り部30の側におけるエンド接合部52の下端より下側の領域が起立部56である。この防漏壁部50によって横流れした排泄物が堰き止められる。
一対のエンド接合部52及び一対のサイド接合部53は、ホットメルト接着剤等の接着剤で接合している部分である。なお、エンド接合部52及びサイド接合部53の接合は、接着剤による固定に限らず、圧搾や圧着等により固定を行ってもよい。
一対のエンド接合部52は、吸収性本体10の長手方向の両端部に配置されており、固定部55を肌側に起立不能とするための「接着部」である。エンド接合部52は、長手方向において、吸収性本体10の端から吸収体11の上側端部に重なる位置まで設けられている。一対のサイド接合部53は、吸収性本体10の長手方向の一端から他端まで設けられているものと吸収性本体10の腹側の端から長手方向の中央部C10まで設けられているものとがある。それぞれエンド接合部52よりも左右方向の外側に配置されている。
防漏壁部50は、防漏壁伸縮部材51の収縮によって、サイド接合部53に左右方向内側から隣接する部分を基点に起立部56が肌側に起立可能となる。なお、複数本の防漏壁伸縮部材51をそれぞれ離間させて設けることで、防漏壁部50の起立状態では、着用者の肌に防漏壁部50を面で接触させやすくなり、肌触りを向上させることができる。
外装シート14は、脚回り伸縮部材16を備えた一対のレッグギャザー部60を構成する。レッグギャザー部60は、脚回り開口部LHを形成する部分であり、脚回り伸縮部材16の収縮により着用者の脚にフィットする。
左右方向の両端部が内側に折り返されており、折り返された外装シート14同士の間に脚回り伸縮部材16を配置して、レッグギャザー部60を構成する。脚回り伸縮部材16は、長手方向に沿った複数本の糸ゴムであり、左右方向の内側に折り返されて2層となった外装シート14の間に、吸収性本体10の長手方向に伸長された状態で固定されている。
脚回り伸縮部材16として糸ゴムを用いる場合、複数本配置することが好ましく、より好ましくは5本以上配置することがよい。図2等においては、8本の脚回り伸縮部材16を左右方向に並べて配置している。仮に脚回り伸縮部材16が1本の場合には、着用者の脚を局所的に締め付けてしまう恐れがあるが、脚回り伸縮部材16をより多く設けることで、レッグギャザー部60は全体的に面でフィットしやすくなり、着用者の脚を局所的に締め付けてしまう恐れを軽減させることができる。
吸収体11は、平面視略矩形形状であり、尿等の液体を吸収して保持する吸収性コア11Aと、吸収性コア11Aの外周面を被覆するコアラップシート11Bとを備える。図7は、吸収体11を説明する図である。コアラップシート11Bとしては、ティッシュペーパーや不織布等の液透過性シートを例示できる。図7において、便宜上、コアラップシート11Bに覆われた吸収性コア11Aを実線で示している。
吸収性コア11Aは、高吸収性ポリマー(SAP)を含むパルプ等の液体吸収性繊維を略砂時計形状に成形されたものである。本実施形態において、吸収性コア11Aの液体吸収性繊維の坪量は、吸収性コア11A全域において略均一である。吸収性コア11Aのうち、中央部C10より腹側(前側)に位置する部分は前側コア部11Afであり、中央部C10より背側(後側)に位置する部分は後側コア部11Abである。後側コア部11Abに、厚さ方向(前後方向)に貫通したスリットSを備えることで、吸収性コア11Aが着用者のお尻の形状に沿いやすくしている。
図7等に示すように、吸収性コア11Aの長手方向の中央部を左右方向の長さを短くし、くびれさせている。具体的には、前側コア部11Afの上部11fuより下側に前側幅狭部(「幅狭部」ともいう。)11fnと、後側コア部11Abの上部11buより下側に後側幅狭部11bnを設けている。前側幅狭部11fnの長手方向の長さは、後側幅狭部11bnの長手方向の長さよりも長い。また、吸収性コア11Aの左右方向の長さが一番短い部分である最狭部11nは、前側コア部11Afの前側幅狭部11fnに設けられている。前側幅狭部11fnの上下方向の長さは、後側幅狭部11bnの上下方向の長さよりも長い。
図2等に示すように、おむつ1は、上下方向において、腹側胴回り部20と前側コア部11Afの上部11fuと重なる上部領域Uと、腹側胴回り部20と前側コア部11Afの前側幅狭部11fnと重なる幅狭領域Nを有する。パンツ型のおむつ1において、腹側胴回り部20の上部領域Uと前後方向において重なる後側胴回り部30の領域は、背側上側領域Bであり、腹側胴回り部20の幅狭領域Nと前後方向において重なる後側胴回り部30の領域は、背側下側領域Dである。つまり、パンツ型のおむつ1は、上部領域Uと背側上側領域Bで環状を形成し、幅狭領域Nと背側下側領域Dで環状を形成する。
なお、おむつ1の伸長状態において、上部領域U及び背側上側領域Bの上下方向の長さはWUであり、幅狭領域N及び背側下側領域Dの上下方向の長さはWNである。また、上部領域U、背側上側領域B、上部領域U及び背側上側領域Bの左右方向の長さはWである。
腹側胴回り伸縮部材23のうち、上部領域Uに配置された伸縮部材は上部伸縮部材23u、23u・・・であり、幅狭領域Nに配置された伸縮部材は幅狭伸縮部材23n、23n・・・である。
通常、乳幼児は脚を前に出した姿勢でいることが多いため、比較的剛性が高い吸収体11が乳幼児の脚の動きを阻害する恐れを軽減させることを目的として、図7に示すように、吸収性コア11Aの、最狭部11nを前側コア部11Afに設け、且つ、前側幅狭部11fnの上下方向の長さを、後側幅狭部11bnの上下方向の長さよりも長く設けている。そして、腹側胴回り部20の下端よりも上側に、前側幅狭部11fnを設けている。
しかし、腹側胴回り部20の下端よりも上側に、前側幅狭部11fnを設けることで、前側幅狭部11fnの左右方向の外側に、腹側胴回り伸縮部材23を備えた腹側部材20が配置され、吸収性コア11Aが設けられていない領域V(図1A及び図2参照)が設けられる。吸収性コア11Aは腹側胴回り部20等よりも剛性が高いが、領域Vには吸収性コア11Aが設けられていないため、領域Vは腹側胴回り伸縮部材23の収縮力を乳幼児の肌に伝えやすくなる。特に、着用状態において、領域Vは、乳幼児のそけい部に当接する部分となるため、動きの多い部分である。そのため、乳幼児の動きに伴って、収縮した腹側胴回り伸縮部材23が領域Vの乳幼児の肌に強く当接し、乳幼児の肌に収縮した腹側胴回り伸縮部材23の跡が付いてしまう恐れがある。また、領域Vにおいて、腹側胴回り伸縮部材23の収縮によって形成された腹側胴回り部材20の皺が乳幼児の肌に当接することで乳幼児の肌が赤くなってしまう恐れがある。
おむつ1においてはおむつ1に働く左右方向の収縮力を工夫することで、乳幼児が感じる履き心地を向上させている。以下、おむつ1の左右方向の収縮力について説明する。
===おむつ1の左右方向の収縮力===
おむつ1の左右方向の収縮力とは、伸長した状態の腹側胴回り伸縮部材23及び背側胴回り伸縮部材33を左右方向の内側に向かって収縮させる力をいい、具体的には、伸長した状態の腹側胴回り部20及び背側胴回り部30を左右方向の内側に向かって収縮させる力をいう。なお、左右方向の「収縮力」とは、左右方向の「伸長力」である。そのため、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30を左右方向の外側に向かって所定の力で伸長させた場合には、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は、左右方向の内側に向かって所定の力で収縮する。例えば、自然状態のおむつ1を伸長状態のおむつ1にするために必要な伸長力と、伸長状態のおむつ1が自然状態のおむつ1に戻ろうとする収縮力は等しい。以下、「伸長力」に代えて、「収縮力」ということもある。
おむつ1の上部領域Uを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力をFU、幅狭領域Nを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力をFNとしたとき、FN/WN<FU/WUである。上部領域U及び幅狭領域Nの単位長さだけ左右方向に伸長させた状態とは、上述の「伸長状態」だけでなく、上部領域U及び幅狭領域Nを所定の長さだけ左右方向に伸長させた状態も含む。例えば、単位長さを50mmとすることができる。図8Aは、上部領域Uを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。図8Bは、幅狭領域Nを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。なお、上部領域Uを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力FU、幅狭領域Nを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力FNは、それぞれ腹側胴回り部20だけでなく、腹側胴回り部20に重ねられている吸収性本体10を含む領域を左右方向に伸長させる力である。
腹側胴回り弾性部材23は、着用状態のおむつ1を着用者の身体にフィットさせ、排泄物を吸収して重くなった吸収性本体10によって下側に落ちてしまわないようにするために、一定の収縮力が必要である。上部領域Uにおいては、一定の収縮力を備えることで、おむつ1が下がってしまう恐れを軽減している。
一方、幅狭領域Nは、吸収性コア11Aの左右方向の長さを上部領域Uよりも短くしているため、前側幅狭部11fnの左右方向の外側の領域である領域Vは、吸収性コア11Aが存在していないため、腹側胴回り伸縮部材23の収縮力を受けやすい。この腹側胴回り伸縮部材23の収縮力による影響を軽減させるために、おむつ1は、幅狭領域Nにおける収縮力を上部領域Uの収縮力よりも小さくしている。このようにすることで、着用状態において、乳幼児の肌に収縮した腹側胴回り伸縮部材23の跡が残ってしまったり、腹側胴回り伸縮部材23の収縮によって形成された腹側胴回り部20の皺が肌に当接してしまったりして、乳幼児の肌を赤くしてしまう恐れを軽減させることができる。これによって、おむつ1の着用状態において、乳幼児が脚を動かしやすくなるとともに、乳幼児に部分的な痛みを感じさせたり、違和感を生じさせたりすることを軽減して、おむつ1の履き心地を向上させることができる。
上部領域Uを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力FU及び幅狭領域Nを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力FNは、以下のようにして測定することができる。
まず、パンツ型のおむつ1の両側部の、腹側胴回り部20の側部20aと背側胴回り部30の側部30aとの接合をそれぞれ分離する。そして、図8A及び図8Bに示す領域Uと領域Nをそれぞれ切り取る。つまり、左右方向の長さWで上下方向の長さがWUの領域Uの試験片と、左右方向の長さがWで上下方向の長さがWNの領域Nの試験片をそれぞれ準備する。各試験片の左右方向の両端を上下に固定した状態で、引張試験機(インストロン社)を用いて引張速度100mm/minで引っ張って、引張荷重を測定することで、各試験片、つまり領域Uと領域Nの各伸長力FU、FNを測定することができる。
各幅狭伸縮部材23nの弾性係数を、各上部伸縮部材23uの弾性係数よりも小さくすることで、FN/WN<FU/WUとすることが可能である。また、各伸縮部材の長さや太さ、伸縮部材の数を変化させたりしてもよい。
背側上側領域Bを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力をFB、背側下側領域Dを単位長さだけ左右方向に伸長させるための力をFDとしたとき、FD/WN<FB/WUであることが好ましく、さらに、FN/WN<FD/WUであることがより好ましい。
図9Aは、背側上側領域Bを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。図9Bは、背側下側上部領域Dを単位長さだけ伸長させた状態を説明する図である。パンツ型のおむつ1においては、背側上側領域Bは上部領域Uとともに環状を形成し、背側下側領域Dは幅狭領域Nとともに環状を形成する。そのため、背側上側領域Bに設けられた背側胴回り伸縮部材33は、背側上側領域Bとともに上部領域Uをより強く収縮させるため、乳幼児の胴回りへの収縮力を確保しておむつ1が下へ落ちてしまう恐れを軽減させることができる。一方、背側下側領域Dに設けられた背側胴回り伸縮部材33は、背側下側領域Dとともに幅狭領域Nを収縮させる。そのため、背側下側領域Dにおける収縮力をより小さくすることで、着用状態において、乳幼児の肌に収縮した腹側胴回り伸縮部材23の跡が残ってしまったり、腹側胴回り伸縮部材23の収縮によって形成された腹側胴回り部20の皺が肌に当接してしまったりして、乳幼児の肌を赤くしてしまう恐れを軽減させることができる。
また、図2に示すように腹側胴回り伸縮部材23のうち最も下側に位置する下側腹側胴回り伸縮部材23an、つまり、幅狭伸縮部材23nのうち最も下側に位置する伸縮部材と、脚回り伸縮部材16が交差していることが好ましい。下側腹側胴回り伸縮部材23anと脚回り伸縮部材16は、脚回り開口部LHに伸縮を付与する部分であるため、下側腹側胴回り伸縮部材23anと脚回り伸縮部材16が交差することで、脚回り開口部LHを環状に伸長させやすくすることができ、脚回り開口部を乳幼児の脚にフィットさせやすくなる。
図3に示すように、幅狭領域Nにおいて、前後方向に吸収性本体10、肌側シート21、非肌側シート部22aだけでなく、折り返し下端部22bが重ねられていることが好ましい。これによって、折り返し下端部22bを設けていない場合よりも幅狭領域Nの剛性を向上させて、幅狭伸縮部材23nの伸縮に対するクッションとしての役割を果たすことができる。つまり、折り返し下端部22bを設けることで、幅狭領域Nの肌当たりがより柔らかくなる。なお、非肌側シート22のように、柔軟なシート部材を折り返し下端部22bとして用いることで、乳幼児の脚の動きを阻害する恐れを軽減しつつ、おむつ1の幅狭領域Nにおける乳幼児の肌への当接をより柔らかいものにすることができる。
さらに、幅狭伸縮部材23nの全てが折り返し下端部22bと前後方向において重なっていることがより好ましい。幅狭領域Nにおける肌当たりをより柔らかくすることができるため、乳幼児の履き心地を向上させることができる。
また、幅狭領域Nの上下方向の長さWNが、上部領域Uの上下方向の長さWUよりも長いことが好ましい(WN>WU)。このようにすることで、長さWNが長さWUよりも短い場合よりも、腹側で乳幼児の脚が吸収性コア11Aのせいでもたついたり、乳幼児の脚の動きによって吸収性コア11Aが変形してしまって、吸収性本体10が乳幼児の身体から離れてしまったりする恐れを軽減させることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態においては、非肌側シート22を折り返した非肌側シート部22aによって幅狭領域Nにおける肌当たりを柔らかくしたがこれに限られない。前後方向において、幅狭領域Nに別の部材を重ねてもよい。図10Aは、別の実施形態にかかる展開状態且つ伸長状態のおむつ100を肌側から見た概略平面図である。図10Bは、図10中のX−X矢視で示す概略断面図である。別の実施形態にかかるおむつ100は、図10A及び図10Bに示すように、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30と、吸収性本体10との間にシート部材(他のシート部)150を備えている。幅狭領域Nでは、シート部材150が、吸収性本体10、肌側シート21、非肌側シート22に前後方向において重ねられている。そのため、シート部材150が幅狭伸縮部材23nに対するクッションの役割となり、幅狭領域Nにおける肌当たりをより柔らかくすることができるため、おむつ100の履き心地を向上させることができる。
また、上述の実施形態においては、腹側胴回り部20の非伸縮領域Ffの形を長方形としたがこれに限られない。つまり、上部領域Uにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さと、幅狭領域Nにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さを同じ長さとしたが、これに限らない。上部領域Uにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さと、幅狭領域Nにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さは任意に設けることができる。例えば、幅狭領域Nにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さを、上部領域Uにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さより長くしてもよい。このようにすることで、幅狭領域Nにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さを、上部領域Uにおける非伸縮領域Ffの左右方向の長さより短くした場合よりも、幅狭領域Nに働く伸縮力を小さくすることができ、乳幼児が感じる履き心地を向上させることができる。
さらに、防漏壁部50の固定部55の下端、つまりエンド接合部52の下端が、上部領域Uの下端よりも上側に位置してもよい。このようにすることで、防漏壁部50の固定部55の下端が上部領域Uの下端よりも下側に位置する場合よりも防漏壁部50の起立部56の上下方向の長さをより広く設けることができる。そのため、排泄物が左右方向の外側に漏れてしまう恐れを軽減させることができる。
上述の実施形態においては、腹側胴回り部20、背側胴回り部30、防漏壁部50、及び脚回り部60が備える伸縮部材(22、32、51、16)として糸ゴム及び伸縮シートを例示しているがこれに限らない。例えば、糸ゴムや伸縮シートだけでなく、伸縮性フィルム等のシート状の伸縮部材を単数又は複数配してもよい。また、図面には伸縮部材のうち伸縮性を発現する部位(所謂有効長の部位)のみを示している。そのため図示する伸縮部材の長手方向の外側に伸縮性を発現しない伸縮部材の部位が存在していてもよい。また、伸縮部材の配置や本数も図示する構成に限らない。
本実施形態においては、上述の実施形態においては、パンツ型吸収性物品は、腹側胴回り部20と背側胴回り部30と吸収性本体10とを有する所謂3ピースタイプの使い捨ておむつとして説明したがこれに限られない。例えば、外装シート14が腹側胴回り部20と後胴回り30とを繋いで一体化されたおむつ(所謂2ピースタイプ)であってもよい。
1、100 おむつ(パンツ型使い捨ておむつ、パンツ型吸収性物品)、
10 吸収性本体、
11 吸収体、
11A 吸収性コア、11B コアラップシート、
11Af 前側コア部、11Ab 後側コア部、
11fu 上部、11fn 前側幅狭部(幅狭部)、
11bu 上部、11bn 後側幅狭部(幅狭部)、11n 最狭部、
12 トップシート、13 バックシート、
14 外装シート、15 防漏壁部材、16 脚回り伸縮部材、
20 腹側胴回り部、20a 側部、
21 肌側シート(肌側シート部)、22 非肌側シート、
22a 非肌側シート部、22u 折り返し上端部、
22b 折り返し下端部(他のシート部)、
23 腹側胴回り伸縮部材、23a 糸ゴム、23b 伸縮シート、
23an 下側腹側胴回り伸縮部材、
23u 上部伸縮部材、23n 幅狭伸縮部材、
30 背側胴回り部、30a 側部、
31 肌側シート、32 非肌側シート、32 折り返し上端部、
33 背側胴回り伸縮部材、
50 防漏壁部、51 防漏壁伸縮部材、
52 エンド接合部、53 サイド接合部、
55 固定部、56 起立部、
60 レッグギャザー部、
150 シート部材(他のシート部)、
LH 脚回り開口部、BH 胴回り開口部、
Df 伸縮領域、Db 非伸縮領域、
Ff 伸縮領域、Db 非伸縮領域、
E 圧搾部、
U 上部領域(上部領域)、N 幅狭領域、
B 背側上部領域、D 背側下側領域、
S スリット、V 領域

Claims (11)

  1. 上下方向、左右方向、及び前後方向を有し、
    吸収性コア、腹側胴回り部、及び背側胴回り部を有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記腹側胴回り部、及び前記背側胴回り部は、前記左右方向に伸縮する腹側胴回り伸縮部材、及び背側胴回り伸縮部材をそれぞれ有し、
    前記吸収性コアは、2つ折りされており、前側に位置する前側コア部と、後側に位置する後側コア部を有し、
    前記前側コア部は、前記腹側胴回り部の下端よりも上側に、上部よりも前記左右方向の長さが短い幅狭部を有し、
    前記上下方向において、前記腹側胴回り部と前記前側コア部の前記上部とが重なっている上部領域と、前記腹側胴回り部と前記前側コア部の前記幅狭部とが重なっている幅狭領域を有し、
    前記上下方向における、前記上部領域の長さをWU、前記幅狭領域の長さをWNとし、
    前記左右方向において、前記上部領域を単位長さだけ伸長させるための力をFU、前記幅狭領域を単位長さだけ伸長させるための力をFNとしたとき、
    FN/WN < FU/WU、
    であることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  2. 請求項1に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記腹側胴回り伸縮部材のうち、前記幅狭領域に配置された幅狭伸縮部材の弾性係数は、前記上部領域に配置された上部伸縮部材の弾性係数よりも小さいことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記背側胴回り部のうち、前記上部領域と前記前後方向において重なる領域は、背側上側領域であり、
    前記背側胴回り部のうち、前記幅狭領域と前記前後方向において重なる領域は、背側下側領域であり、
    前記左右方向において、前記背側上側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFB、前記背側下側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFDとしたとき、
    FD/WN < FB/WU、
    であることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記背側胴回り部のうち、前記上部領域と前記前後方向において重なる領域は、背側上側領域であり、
    前記背側胴回り部のうち、前記幅狭領域と前記前後方向において重なる領域は、背側下側領域であり、
    前記左右方向において、前記背側下側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFDとしたとき、
    FN/WN < FD/WN
    であることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  5. 請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記背側胴回り部のうち、前記上部領域と前記前後方向において重なる領域は、背側上側領域であり、
    前記背側胴回り部のうち、前記幅狭領域と前記前後方向において重なる領域は、背側下側領域であり、
    前記左右方向において、前記背側上側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFB、前記背側下側領域を単位長さだけ伸長させるための力をFDとしたとき、
    FD/WN < FB/WU、
    FN/WN < FD/WN、
    であることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品において、
    一対の脚回り開口部を有し、
    前記脚回り開口部は、前記上下方向に伸縮する脚回り伸縮領域を有し、
    前記腹側胴回り伸縮部材のうち最も下側に位置する下側腹側胴回り伸縮部材と、前記脚回り伸縮領域の少なくとも一部が交差していることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記吸収性コアを備えた吸収性本体を有し、
    前記腹側胴回り部は、肌側シート部と非肌側シート部を備え、
    前記幅狭領域は、前記前後方向において、前記吸収性本体、前記肌側シート部、前記非肌側シート部、及び他のシート部が重ねられていることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  8. 請求項7に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記幅狭領域に配置された全ての前記腹側胴回り伸縮部材は、前記他のシート部と前記前後方向において重なることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記幅狭領域の前記上下方向の長さは、前記上部領域の前記上下方向の長さよりも長いことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品において、
    防漏壁弾性部材、肌側に起立不能な固定部、及び肌側に起立可能な起立部を備えた一対の防漏壁を有し、
    前記固定部の下端が、前記上部領域の下端よりも上側であることを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品において、
    前記腹側胴回り部は、前記腹側胴回り伸縮部材とともに伸縮する伸縮領域と、伸縮しない非伸縮領域を有しており、
    前記幅狭領域における前記非伸縮領域の前記左右方向の長さが、前記上部における前記吸収性コアの前記左右方向の長さよりも長いことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
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