JP6584490B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
パンツ型吸収性物品は、尿等の排泄液を吸収する吸収性コアを備えた吸収性本体を有している。そして、該吸収性本体の幅方向の両側には、吸収性コアによって吸収された排泄物がおむつの外側に漏れることを防止する防漏壁部が着用者の脚回りに沿って設けられている。例えば、特許文献1には、吸収性コアの幅方向端部よりも外側において内倒しに固定され、吸収性物品の着用時には、着用者の肌側に起立する一対の防漏壁部を備えた吸収性物品が開示されている。
特開2016−120142号公報
特許文献1のような防漏壁部を備えた吸収性物品では、一般に、吸収性本体の長手方向の両端部において該防漏壁部が外装部材に接合されている。そして、防漏壁部は、長手方向に伸縮性を発現する弾性部材の伸縮性に基づいて、長手方向の両端部の間の領域において肌側に起立しながら、着用者の股間部(鼠蹊部)にフィットする。しかしながら、着用者である人間の身体には凹凸があるため、凸の部分では、肌側に起立した防漏壁が食い込んだり、肌とこすれたりして、着用者に不快感を与えるおそれがある。特に、着用者の背側において、臀部の最も出っ張っている部位では、防漏壁が当たることによる不快感を生じさせやすい。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、臀部において、着用者に不快感を生じさせにくい防漏壁部を備えたパンツ型吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
前記上下方向に沿って配置された吸収性コアと、前記吸収性コアの前記左右方向の両側から着用者の肌側に立ち上がる一対の防漏壁部とを備え、前記上下方向の下端部にて前後に折り曲げられた吸収性本体と、
前記吸収性本体の非肌側に接合された外装部材と、
を有するパンツ型吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、前記前後方向の前側に折り曲げられた部分である前側部と、前記前後方向の後側に折り曲げられた部分である後側部とを有し、
前記前側部及び前記後側部は、前記上下方向におけるそれぞれの上端部、かつ、前記左右方向における前記吸収性コアよりも外側の領域で、前記一対の防漏壁部を起立不能に固定する端部固定部を有し、
前記前側部は、前記前側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する前側接合部を有し、
前記後側部は、前記後側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する後側接合部と、前記上下方向における前記上端部と前記下端部との間で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する中間接合部と、を有しており、
前記前側部は、前記上下方向における前記前側接合部と前記下端部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有しておらず、
前記後側部は、前記上下方向における前記中間接合部と前記下端部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有していない、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、臀部において、着用者に不快感を生じさせにくい防漏壁部を備えたパンツ型吸収性物品を提供することができる。
パンツ型使い捨ておむつ1の斜視図である。 展開且つ伸長状態のおむつ1を非肌側から見た概略平面図である。 図2のI−I線での概略断面図である。 展開且つ伸長状態の吸収性本体10を肌側から見た概略平面図である。 吸収性本体10(防漏壁部40)と外装部材20との接合状態について表す平面図である。 図5のA−A断面及びF−F断面について表す概略断面図である。 図5のD−D断面について表す概略断面図である。 図5のC−C断面について表す概略断面図である。 図5のE−E断面について表す概略断面図である。 図10Aは、中間接合部73を有していない、従来型の防漏壁部140を有するおむつ100の着用状態について表した左右方向における概略断面図である。図10Bは、本実施形態のおむつ1の着用状態について表した左右方向における概略断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、前記上下方向に沿って配置された吸収性コアと、前記吸収性コアの前記左右方向の両側から着用者の肌側に立ち上がる一対の防漏壁部とを備え、前記上下方向の下端部にて前後に折り曲げられた吸収性本体と、前記吸収性本体の非肌側に接合された外装部材と、を有するパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体は、前記前後方向の前側に折り曲げられた部分である前側部と、前記前後方向の後側に折り曲げられた部分である後側部とを有し、前記前側部及び前記後側部は、前記上下方向におけるそれぞれの上端部、かつ、前記左右方向における前記吸収性コアよりも外側の領域で、前記一対の防漏壁部を起立不能に固定する端部固定部を有し、前記前側部は、前記前側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する前側接合部を有し、前記後側部は、前記後側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する後側接合部と、前記上下方向における前記上端部と前記下端部との間で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する中間接合部と、を有している、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、着用時において、着用者の臀部で最も出っ張りの大きい領域と当接する位置に中間接合部が設けられ、当該中間接合部では防漏壁の立ち上がり高さが制限されるため、防漏壁部が肌に食い込むこと等が生じにくくなる。これにより、着用者に不快感を生じさせ難くすることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記前側部は、前記上下方向における前記前側接合部と前記下端部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有しておらず、前記後側部は、前記上下方向における前記中間接合部と前記下端部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有していない、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、着用者の下腹部から股下部に位置する領域で防漏壁部が着用者の肌側に立ち上がるようになる。したがって、股下部において防漏壁部が着用者の鼠蹊部にフィットしやすくなり、該防漏壁部によって尿等の排泄物が外部に漏出するのを抑制することができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記後側部は、前記上下方向における前記中間接合部と前記後側接合部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有していない、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、着用者の臀部上方の領域で防漏壁部が着用者の肌側に立ち上がるようになる。したがって、防漏壁部が着用者の臀部の丸みに沿ってフィットしやすく、着用者がおむつを着用した状態で仰向けに寝ているような場合であっても、臀部側において排泄物が外部に漏出するのを抑制することができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体と前記外装部材とを接合する内外装接合部を有し、前記上下方向の下端において、前記吸収性コアよりも内側に、前記内外装接合部が形成されている、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、吸収性コアの左右方向の両端を立ち上がり起点として防漏壁部が肌側に立ち上がるため、股下部において防漏壁部の立ち上がり高さを高く保つことができる。したがって、股下部における排泄漏れを抑制しやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記上下方向において、前記吸収性コアの前記左右方向の幅が最も狭くなる位置は、前記中間接合部よりも前記前側接合部に近い、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、吸収性コアの左右方向の幅が狭いほど、防漏壁部の立ち上がり高さが高くなることから、吸収性コアの左右方向における長さが最も狭くなっている部分を、着用者の排尿口に近い前側接合部付近に配置することにより、着用者の排尿口付近において防漏壁部の立ち上がり高さを高くすることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記上下方向において、前記前側接合部の長さは、前記中間接合部の長さよりも長い、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、前側接合部を上下方向に長く形成することにより、該前側接合部が着用者の腹部に沿って、フラットにフィットしやすくなる。一方、中間接合部を上下方向に短く形成することにより、臀部が出っ張る部分において防漏壁部の立ち上がりを制限しつつ、着用者に異物感を生じさせ難くすることができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記上下方向において、前記中間接合部の長さは、前記後側接合部の長さよりも長い、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、着用者の臀部上方において起伏の大きい曲面状の領域に配置される後側接合部の長さを中間接合部よりも短くすることで、後側接合部と肌との接触面積が小さくなり、臀部の丸みに干渉することなくフィットしやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記後側部では、前記上下方向において、前記中間接合部の下端位置が、前記吸収性コアの前記左右方向における幅が狭くなっている領域よりも上側にある、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、吸収性本体の後側部において、中間接合部の下端よりも下側が防漏壁部の立ち上がり可能範囲となる。その際、吸収性コアの幅が狭くなったくびれ部では、防漏壁部の立ち上がり高さを高くすることができるので、防漏壁部の立ち上がり可能範囲にくびれ部が含まれていることにより、防漏壁部の立ち上がり高さが高くなる領域を広くとることができる。したがって、着用者の股下部の広い範囲で防漏壁部が高く起立するようになる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、記中間接合部の前記左右方向における幅は、前記左右方向において、前記防漏壁部を伸長させたときの前記防漏壁部の一方側の端と、前記吸収性本体の一方側の端との間の距離の1/2以下である、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、中間接合部において、防漏壁の立ち上がり高さを最大時の1/2まで制限することが可能である。これにより、着用者の臀部への肌当たりがソフトになり、不快感を生じさせ難くなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記防漏壁部の内側端部に前記中間接合部が設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、防漏壁部の立ち上がり起点が左右方向の内側寄りに位置することとなり、吸収性本体の左右方向の幅が広くなりすぎず、吸収性本体が脚回り開口から外側にはみ出してしまうこと等を抑制しやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記吸収性本体の長手方向における、前記前側接合部と前記中間接合部の間であって、厚さ方向における、前記端部固定部よりも肌側に、前記長手方向に伸縮する防漏壁弾性部材が設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、股下部において防漏壁が肌側に立ち上がりやすくなる。また、防漏壁部の端縁部における剛性が高くなり、防漏壁部が途中で折れ曲がったり、倒れたりすることを抑制できる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記外装部材は、腹側ベルト部と、背側ベルト部と、前記腹側ベルト部及び前記背側ベルト部を繋ぐ股下部材と、を有し、前記股下部材は、脚回り開口に沿って伸縮する股下弾性部材を有しており、前記防漏壁部のうち前記防漏壁弾性部材が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数は、前記股下部材のうち前記股下弾性部材が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、防漏壁弾性部材による収縮力が、股下弾性部材による収縮力よりも大きくなり、着用者の鼠蹊部における防漏壁部の密着性が向上し、排泄漏れ等を生じにくくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記股下部材は、前記上下方向に沿って伸縮する股下伸縮領域を有しており、前記股下部材のうち前記股下弾性部材が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数は、前記股下伸縮領域の単位面積当たりのバネ常数よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、股下弾性部材による収縮力が、股下伸縮領域による収縮力よりも大きくなり、股下部材を着用者の股間に密着させつつ、脚回り開口において隙間を生じにくくすることができる。
===実施形態===
以下、本発明の「パンツ型吸収性物品」として、大人用のパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)を例に挙げて実施形態を説明する。但し、本発明のパンツ型吸収性物品は、例えば、子供用の使い捨ておむつや、生理用品(ショーツ型ナプキン)等としても利用可能である。
<<おむつ1の全体構成>>
図1は、おむつ1の概略斜視図である。図2は、展開且つ伸長状態のおむつ1を非肌側から見た概略平面図である。図3は、図2のI−I線での概略断面図である。なお、おむつ1の「伸長状態」とは、おむつ1を皺なく伸長させた状態であり、おむつ1を構成する各部材(例えば後述する外装部材20等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態である。
おむつ1は、互いに交差する上下方向、左右方向、及び、前後方向を有するとともに、図3に示すように、各部材が積層された厚さ方向を有する。上下方向において、着用者の胴回り側となる側を上側とし、着用者の股下側となる側を下側とする。前後方向において、着用者の腹側となる側を前側とし、着用者の背側となる側を後側とする。厚さ方向において、着用者の身体に接する側を肌側とし、その反対側を非肌側とする。また、図2の展開状態において、おむつ1は、互いに交差する長手方向及び幅方向を有している。長手方向は、上下方向に沿った方向であり、幅方向は、左右方向と同じ方向である。
おむつ1は、平面視長方形状である吸収性本体10と、吸収性本体10の非肌側に位置する外装部材20とを有している。外装部材20は、図1の前後方向における前側に位置する腹側外装部材21(前側ベルト部21)と、前後方向における後側に位置する背側外装部材22(後側ベルト部22)と、それらを繋ぐ股下外装部材23(股下部材23)とを有している。厚さ方向に隣接する上記部材は接着剤等で接合されている。
また、吸収性本体10の長手方向の一端側に、前側ベルト部21が位置し、吸収性本体10の長手方向の他端側に、後側ベルト部22が位置している。吸収性本体10の長手方向において、前側ベルト部21が位置する側を前側とし、後側ベルト部22が位置する側を後側とする。つまり、前側ベルト部21は吸収性本体10の前側上端部に位置し、後側ベルト部22は吸収性本体10の後側上端部に位置している。また、股下部材23は前側ベルト部21及び後側ベルト部22よりも肌側に位置している。
なお、本実施形態のおむつ1では外装部材20が3部材から構成されているが、これに限らない。例えば、前側ベルト部21、後側ベルト部22、及び、股下部材23が1部材であっても良い。また、股下部材23を有さない構成や、外装部材20よりも非肌側に外装部材20とは異なる部材がさらに積層されている構成であっても良い。
図2に示す展開状態のおむつ1は、吸収性本体10が長手方向の所定位置CLで前後に2つ折りされ、前側ベルト部21の左右方向の両側部と後側ベルト部22の左右方向の両側部とが溶着等で接合されることにより、図1に示すパンツ型となる。つまり、吸収性本体10の長手方向がおむつ1の上下方向に沿い、前側ベルト部21と後側ベルト部22とが環状に繋って、胴回り開口1a及び一対の脚回り開口1bが形成される。以下、前側ベルト部21と後側ベルト部22とが接合された領域を端部接合領域24という。
また、本明細書中では、所定位置CLにて折り曲げられた吸収性本体10(吸収性コア11)のうち、前側に折り曲げられた部分を「前側部10F」、後側に折り曲げられた部分を「後側部10R」とする。すなわち、図2の長手方向において、吸収性本体10(吸収性コア11)の所定位置CLよりも前側の領域を「前側部10F」と呼び、所定位置CLよりも後側の領域を「後側部10R」と呼ぶ場合がある。
吸収性本体10は、図3に示すように、吸収性コア11と、吸収性コア11の肌側に位置するトップシート12と、吸収性コア11の非肌側に位置するバックシート13とを有している。図4は、展開且つ伸長状態の吸収性本体10を肌側から見た概略平面図である。
吸収性コア11は、尿等の排泄液を吸収して保持する部材であり、例えば高吸収性ポリマー(SAP)が混入したパルプ繊維等の液体吸収性繊維により形成される。本実施形態の吸収性コア11は、長手方向の前側端と後側端との間に、左右方向における幅が狭くなったくびれ部11cを有しており、図4に示されるような平面視略砂時計形状を有している。また、吸収性コア11には周囲よりも坪量が低くなった領域である各種の低坪量領域が形成されている。低坪量領域の詳細については後で説明する。また、吸収性コア11は、ティッシュペーパーや不織布等の液透過性のシートによって、外周面が覆われていても良い。
トップシート12は、液透過性のシートであり、例えば親水性のエアスルー不織布やスパンボンド不織布等が用いられる。バックシート13は、液不透過性シート13a、及び、その非肌側に配された疎水性シート13bの二層構造である。液不透過性シート13aとしては、例えば樹脂フィルム等が用いられ、疎水性シート13bとしては、例えば柔軟性を有する疎水性の不織布等が用いられる。なお、バックシート13は液不透過性シート13aの一層構造であっても良い。
バックシート13の左右方向の両側にはサイドシート14が設けられている。このサイドシート14は、吸収性コア11の左右方向の両端11es,11esよりも左右方向の外側に延出し、吸収性本体10の左右方向の両端10es,10esを折り返し位置として左右方向の内側かつ厚さ方向の肌側に折り返されることによって、1対の防漏壁部40形成している。防漏壁部40には糸ゴム等の防漏壁弾性部材41,42が、吸収性本体10の長手方向(上下方向)に沿って伸長された状態で固定されている。この防漏壁弾性部材41,42が長手方向に収縮することにより、吸収性本体10の左右方向の両端部において一対の防漏壁部40が肌側に立ち上がり、おむつ1の防漏壁(レッグサイドギャザー)として機能する。なお、サイドシート14を設けず、バックシート13(液透過性シート13b)を吸収性コア11の左右方向の外側まで延出させることによって、防漏壁部40が形成されるようにしても良い。防漏壁部40の詳細な構造については、後で説明する。
前側ベルト部21、及び、後側ベルト部22は、それぞれ図2に示すように、上下方向において端部接合領域24が位置する胴回り領域211,221と、胴回り領域211,221よりも下側の股下側領域212,222とを有している。胴回り領域211,221は平面視長方形状を成している。股下側領域212,222は略台形形状を成し、その外縁部は、上下方向の下側に向かって左右方向の内側に傾斜する傾斜部212s,222sを有している。つまり、股下側領域212,222は下側に向かって横幅が狭くなっている。また、本実施形態では、前側ベルト部21の股下側領域212に比べて、後側ベルト部22の股下側領域222の方が大きく、着用者の臀部を広く被覆可能となっている。
前側ベルト部21、及び、後側ベルト部22は、それぞれ図3に示すように、肌側に位置する肌側シート213,223と、非肌側に位置する非肌側シート214,224と、それらの間に位置し、少なくともおむつ1の左右方向に伸縮性を備える伸縮性不織布215,225とを有している。
肌側シート213,223、及び、非肌側シート214,224は、柔軟なシートであることが好ましく、例えばスパンボンド不織布やSMS不織布等が用いられる。
伸縮性不織布215,225は、例えば、弾性を有する熱可塑性エラストマー性繊維であるポリウレタン系エラストマーと、非弾性を有する熱可塑性樹脂性繊維であるポリオレフィン系樹脂のポリプロピレン(PP)とを有しており、ギア延伸等の適宜な延伸処理が施された不織布である。この延伸処理により、伸縮性不織布215,225は、所定の方向に伸縮性を有しているものとする。なお、延伸処理は、互いに直交する方向に延伸処理を行うものであっても良いし、所定方向にのみ延伸処理を行うものであっても良い。所定方向にのみ延伸処理を行った場合、所定方向における伸縮性が発現されるが、すべての繊維の配向が所定方向に沿っているとは限らないため、所定方向と直交する方向にも伸縮性が発現される。
肌側シート213,223、非肌側シート214,224、及び、伸縮性不織布215,225は、点在する複数の溶着部25a,25b(例えば超音波溶着が施された領域)により接合されているため、例えば固化する接着剤により接合される場合に比べて、肌触りが柔らかくなっている。また、溶着部25a,25bの間において、伸縮性不織布215,225が収縮することで、肌側シート213,223、及び、非肌側シート214,224が厚さ方向の外側に湾曲して突出する。つまり、肌側シート213,223、及び、非肌側シート214,224が溶着部25a,25bの間で膨らむため、肌触りがより柔らかくなり、視覚的にも柔らかい印象を使用者に付与できる。
このような構成により、前側ベルト部21、及び、後側ベルト部22は、全体としておむつ1の左右方向(及び上下方向)に伸縮性を有している。前側ベルト部21において左右方向の伸縮性を発現している領域を前側伸縮領域21sとし、後側ベルト部22において左右方向の伸縮性を発現している領域を後側伸縮領域22sとする(図2の斜線部参照)。また、溶着部25a,25bは、図2に示すように比較的に狭い間隔で点在している。そのため、本実施形態のおむつ1では、多方向に延び、且つ、きめ細やかな膨らみ(皺)が発生し、おむつ特有の一方向の皺(縦皺等)の発生を防止できるため、おむつ1の美観性が良い。
なお、伸縮性不織布215,225の代わりに伸縮性フィルムを用いても良い。但し、伸縮性フィルムの厚みはほぼ均一であるため、溶着部25a,25bの間の肌側シート213,223及び非肌側シート214,224の膨らみが潰れやすい。これに対して、伸縮性不織布215,225は溶着部25a,25bの間において厚みが増すため、肌側シート213,223及び非肌側シート214,224の膨らみが潰れ難く、肌触りの柔らかさや美観性を保つことができる。
また、溶着部25a,25bが点在する領域のうち、吸収性本体10と厚さ方向に重なる第1点在領域Xと、それ以外の第2点在領域Yとで、溶着部25a,25bの形状や、単位面積当たりの溶着部25a,25bの割合を異ならせても良い。なお、図2において、第1点在領域Xでは、左右方向に対して45度又は−45度傾いた略長方形状の溶着部25aが交互に配置されている。一方、第2点在領域Yでは、円形状の溶着部25bが千鳥状に配置されている。
また、第1点在領域Xに比べて第2点在領域Yの方が、単位面積当たりの溶着部25bの面積が小さくなっている。そのため、汗やムレ等の問題を生じやすい胴回り領域211,221において、溶着部25bにより通気性が阻害されてしまうことを抑制でき、適切な通気性を確保できる。一方、吸収性本体10と重複する第1点在領域Xでは、前側ベルト部21及び後側ベルト部22の収縮が適度に抑えられ、吸収性本体10の左右方向の収縮を軽減できる。
また、前側ベルト部21、及び、後側ベルト部22では、胴回り開口1aに沿う領域に、糸ゴム等の胴回り弾性部材26が複数配されている。同様に、脚回り開口1bに沿う領域に、糸ゴム等の脚回り弾性部材27が複数配されている。つまり、おむつ1の胴回り及び脚回りは、胴回り弾性部材26及び脚回り弾性部材27によって、着用者の身体にしっかりと密着するため、おむつ1のずれ落ちや脚回りからの漏れを防止できる。一方、その他の部位は、伸縮性不織布215,225により面全体で緩やかに着用者の身体にフィットするため、締め付け感が軽減される。
股下部材23は、長手方向の中央部分において左右方向の内側へ湾曲した平面視略砂時計形状を成している。また、図3に示すように、股下部材23は、肌側に位置する肌側シート231と、非肌側に位置する非肌側シート232と、それらの間に位置し、おむつ1の上下方向(吸収性本体10の長手方向)に伸縮性を付与する伸縮性不織布233とを有している。これらのシート231〜233は複数の溶着部(例えば第2点在領域Yと同様の溶着部25b)により接合されている。股下部材23において、上下方向に沿った伸縮性が発現している領域を股下伸縮領域23sとする(図2参照)。
この股下伸縮領域23sが設けられることにより、吸収性コア11は着用者の股下部に密着でき、また、排泄により吸収性コア11の重量が増しても、おむつ1の垂れ下がりを抑制できる。また、股下部材23のうち脚回り開口1bに沿う領域に、複数の股下弾性部材28が配されており、股下部材23が着用者の脚回りに密着するようになっている。
<<防漏壁部40の詳細について>>
図5は、吸収性本体10(防漏壁部40)と外装部材20との接合状態について表す平面図である。図6は、図5のA−A断面及びF−F断面について表す概略断面図である。図7は、図5のD−D断面について表す概略断面図である。図8は、図5のC−C断面について表す概略断面図である。図9は、図5のE−E断面について表す概略断面図である。なお、図7〜図9では、防漏壁部40が起立する前の状態の断面図を上側に示し、防漏壁部40が起立した状態の断面図を下側に示している。
上述したように、吸収性本体10の左右方向の両端部には、防漏壁部40が設けられている。防漏壁部40は、図6〜図9に示されるように、左右方向において、吸収性コア11の両端11es,11esよりも外側に延出したサイドシート14が、吸収性本体10の左右方向の両端10es,10esにて左右方向の内側に折り返されることによって形成されている。そして、この防漏壁部40は、所定の領域において外装部材20の肌側面に接合されている。具体的には、前側部10Fにおいて、吸収性本体10の上端部にホットメルト接着剤等の接着剤によって形成された前側接合部71によって、防漏壁部40が前側ベルト部21と接合されている(図6のA−A断面参照)。
同様に、後側部10Rにおいて、吸収性本体10の上端部にホットメルト接着剤等の接着剤によって形成された後側接合部72によって、防漏壁部40が後側ベルト部22と接合されている(図6のF−F断面参照)。
さらに、後側部10Rにおいて、吸収性本体の上下方向の下端部(すなわち所定位置CL)と上下方向の上端部との間の領域に、ホットメルト接着剤等の接着剤によって形成された中間接合部73によって、防漏壁部40が後側ベルト部22と接合されている(図7のD−D断面参照)。
また、図6に示されるように、前側部10Fにおいて、吸収性本体10の上下方向の上端部、かつ、吸収性コア11よりも左右方向の外側の領域には、端10esにて折り返されて厚さ方向に積層したサイドシート14の対向する面同士を接合して固定する前側端部固定部81が設けられている。同様に、後側部10Rにおいて、吸収性本体10の上下方向の上端部、かつ、吸収性コア11よりも左右方向の外側の領域には、後側端部固定部82が設けられている。
前後の端部固定部81,82が設けられている部位では、図6のようにサイドシート14が折り畳まれた状態で固定されていることから、おむつ1の着用時においても防漏壁部40が肌側に起立することはない。一方、端部固定部81,82が設けられていない領域(すなわち、吸収性本体10の長手方向において、前側端部固定部81と後側端部固定部82との間の領域)では、おむつ1の着用時において、上下方向(吸収性本体10の長手方向)に沿って配置された防漏壁弾性部材41,42の伸縮性によってサイドシート14が上下方向(長手方向)に収縮し、図7〜図9のように防漏壁部40が肌側に立ち上がる。
このとき、前側接合部71,後側接合部72,中間接合部73によって防漏壁部40が外装部材20と接合されている領域では、防漏壁部40が外装部材20と接合されていない領域と比較して、防漏壁部40の立ち上がり高さが異なる。例えば、図7に示される吸収性本体10のD−D断面では、中間接合部73によって防漏壁部40と後側ベルト部22とが接合されている。そのため、防漏壁部40の立ち上がり起点は、中間接合部73の左右方向の外側端73esであり、防漏壁部40が立ち上がった時の高さはhDとなる。一方、図9に示される吸収性本体10のE−E断面では、防漏壁部40と前側ベルト部21とが接合されていないため、防漏壁部40の立ち上がり起点は、吸収性コア11の左右方向の両端11esであり、防漏壁部40が立ち上がった時の高さはhEとなる。したがって、図7における防漏壁部40の立ち上がり高さhDは、前側接合部71の左右方向における長さの分だけ、図9における防漏壁部40の立ち上がり高さhEよりも低くなる(hE>hD)。
本実施形態のおむつ1では、前側接合部71及び後側接合部72の間に、中間接合部73を設けて、該中間接合部73における防漏壁部40の立ち上がり高さを制限することにより、着用者の臀部において防漏壁部40が食い込む等により不快感を生じさせることを抑制できる。
図10Aは、中間接合部73を有していない、従来型の防漏壁部140を有するおむつ100の着用状態について表した左右方向における概略断面図である。図10Bは、本実施形態のおむつ1の着用状態について表した左右方向における概略断面図である。
図10Aに示される従来型のおむつ100では、吸収性本体110の長手方向の両端部に設けられた前側接合部171及び後側接合部172によって、防漏壁部140と外装部材120とが接合されている。この場合、前側接合部171と後側接合部172との長手方向の間の全ての範囲で防漏壁部140が立ち上がり、着用者の股下部にフィットする。一方、このような従来型のおむつでは、立ち上がった防漏壁部40が着用者の身体に強く当たり、不快感を生じさせる場合がある。例えば、着用者の臀部のうち、最も大きく出っ張っている領域RBは、肌側に立ち上がった防漏壁部140と干渉しやすく、当該領域RBにおいて防漏壁部140が食い込んだり、肌(臀部)とこすれたりして、着用者に不快感を生じさせるおそれがある。
これに対して、本実施形態のおむつ1は、前側接合部71と後側接合部72との間に中間接合部73が設けられている。そして、この中間接合部73はおむつ1着用時において、着用者の臀部のうち領域RBに位置するように調整されている。したがって、おむつ1では、中間接合部73によって防漏壁部40が肌側に立ち上がる高さが制限されることにより、領域RBにおいて、防漏壁部40の食い込み等が生じにくくなる。これにより、着用者に不快感を生じさせ難くすることができる。
また、吸収性本体10の長手方向において、前側接合部71と中間接合部73との間には、防漏壁部40と外装部材20とを接合する接合部が設けられていない。言い換えると、前側部10Fにおいて、前側接合部71と下端部(CL)との上下方向の間には、防漏壁部40と外装部材20とを接合する接合部が設けられておらず、また、後側部10Rにおいて、中間接合部73と下端部(CL)との上下方向の間には、防漏壁部40と外装部材20とを接合する接合部が設けられていない。
したがって、前側接合部71と中間接合部73との間の領域では、図8のC−C断面図に示されるように、吸収性コア11の左右方向の両端11esを立ち上がりの起点として、一対の防漏壁部40が着用者の肌側に立ち上がる。そして、図10Bに示されるように、この前側接合部71と中間接合部73との間の領域は、おむつ1の着用時において、着用者の下腹部から股下部に位置する領域である。これにより、着用者の股下部において防漏壁部40が鼠蹊部に沿ってフィットしやすく、該防漏壁部40によって尿等の排泄物が外部に漏出するのを抑制することができる。
同様に、吸収性本体10の長手方向において、中間接合部73と後側接合部72との間には、防漏壁部40と外装部材20とを接合する接合部が設けられていない。言い換えると、後側部10Rにおいて、中間接合部73と後側接合部72との上下方向の間には、防漏壁部40と外装部材20とを接合する接合部が設けられていない。したがって、前側接合部71と中間接合部73との間の領域では、図9のE−E断面図に示されるように、吸収性コア11の左右方向の両端11esを立ち上がりの起点として、一対の防漏壁部40が着用者の肌側に立ち上がる。そして、図10Bに示されるように、この中間接合部73と後側接合部72との間の領域は、おむつ1の着用時において、着用者の臀部の上方に位置する領域である。したがって、防漏壁部40が着用者の臀部の丸みに沿ってフィットしやすく、着用者がおむつ1を着用した状態で仰向けに寝ているような場合であっても、臀部側において排泄物が外部に漏出するのを抑制することができる。
また、図3で説明したように、吸収性本体10は、前側ベルト部21、後側ベルト部22、及び、股下部材23の3つの外装部材20とそれぞれ厚さ方向に積層された状態で接合されている。具体的に、吸収性本体10は、ホットメルト接着剤等の接着剤によって形成されたベルト部内外装接合部61を介して、前側ベルト部21及び後側ベルト部22と接合されている。同様に、ホットメルト接着剤等の接着剤によって形成された股下部内外装接合部62を介して、股下部材23と接合されている。
このうち、股下部内外装接合部62は、吸収性本体10の長手方向の中央部、すなわち、パンツ型形状のおむつ1の上下方向における下端である所定位置CLにおいて、吸収性コア11よりも左右方向の内側に配置されている。したがって、図8に示されるように、左右方向において、吸収性コア11の両端11esは、股下部内外装接合部62の両端62esよりも外側に位置している。これにより、防漏壁部40は、図8のように吸収性コア11の両端11esを立ち上がり起点として、立ち上がり高さがhCとなるように立ち上がる。股下部において防漏壁40の立ち上がり高さが高く保たれるため、着用者が寝姿勢をとったり、座ったりした場合であっても、股下部において排泄物が外に漏れてしまうことを抑制しやすくなる。
また、吸収性コア11の左右方向における幅が最も狭くなっている部分は、中間接合部73よりも前側接合部71の近くに位置している。吸収性コア11の左右方向の幅が狭いくびれ部11cが形成されている領域では、吸収性コア11の左右方向の両端11esを立ち上がり起点として防漏壁部40が肌側に立ち上がるため、吸収性コア11の左右方向の幅が狭い(左右方向における長さが短い)ほど、防漏壁部40の立ち上がり高さ(図8におけるhC)が高くなる。そこで、吸収性コア11の左右方向における長さが最も狭くなっている部分を、着用者の排尿口に近い前側接合部71付近に配置することにより、着用者の排尿口付近において防漏壁部40の立ち上がり高さを最も高くすることが可能となり、尿漏れを抑制しやすくなる。
また、おむつ1では、上下方向(吸収性本体10の長手方向)において、前側接合部71の長さL71は、中間接合部73の長さL73よりも長くなっている。前側接合部71及び中間接合部73は、折り重ねられたサイドシート14同士が接着剤等によって接合されることにより、防漏壁部40の他の領域と比較して剛性が高くなっている部位である。そして、図10Bに示されるように、おむつ1の着用時において、前側接合部71は着用者の腹部に位置し、中間接合部73は着用者の臀部が最も出っ張った領域RBに位置している。
一般に、臀部と比較して腹部には大きな凹凸や曲面が形成されておらず、腹部は比較的平面に近い形状を有しているため、該腹部領域において剛性の高い前側接合部71を上下方向に長く形成することで、前側接合部71が着用者の腹部に沿って、フラットにフィットしやすくなる。一方、中間接合部73は、前側接合部71と比較して上下方向に短く形成することにより、臀部の領域RBにおいて防漏壁部40の立ち上がりを制限しつつ、着用者に異物感を生じさせ難くすることができる。
また、おむつ1では、上下方向(吸収性本体10の長手方向)における中間接合部73の長さL73が、後側接合部72の長さL72よりも長くなっている。図10Bに示されるように、おむつ1の着用時において、後側接合部72は、着用者の臀部上方において起伏の大きい曲面状の領域に位置する。したがって、剛性の高い後側接合部72の上下方向の長さL72をなるべく短くすることにより、後側接合部72と着用者の肌との接触面積が小さくなり、臀部の丸みに干渉することなく後側接合部72がフィットしやすくなる。一方、中間接合部73は、上述のように臀部の領域RBにおいて防漏壁部40の立ち上がりを制限する必要があることから、後側接合部72よりも長く形成されている。
また、吸収性コア11は、中間接合部73の下端位置よりも上下方向の下側において、左右方向における幅が狭くなっている。言い換えると、吸収性コア11のくびれ部11cの開始位置は、中間接合部73の下端位置よりも下側となっている。上述のように、吸収性コア11のくびれ部11cでは、防漏壁部40の立ち上がり高さを高くすることができる(図8参照)。一方、防漏壁部40は、中間接合部73と前側接合部71との間の領域において立ち上がることから、この領域中に吸収性コア11のくびれ部11cが含まれていることにより、防漏壁部40の立ち上がり高さが高くなる領域を広くとることができる。これにより、着用者の股下部の広い範囲で防漏壁部40が高く起立するようになり、排泄物の横漏れを抑制しやすくなる。
また、中間接合部73の左右方向における長さ(幅)は、防漏壁部40を左右方向に伸長させたときの、防漏壁部40の左右方向の端40aと吸収性コア11の左右方向の端11esとの間の距離の1/2以下である。仮に、中間接合部73が設けられていなかった場合、防漏壁部40は、吸収性コア11の左右方向の端11esを立ち上がり起点として起立するところ、防漏壁部40中で、左右方向において所定の幅を有する領域が中間接合部73によって外装部材20と接合されていることにより、該防漏壁部40の立ち上がり高さを制限することができる。その際、防漏壁部40の立ち上がり高さを最大時の1/2まで制限することが可能である。なお、防漏壁部40は吸収性本体10の左右方向の端10esにて折り曲げられるが、中間接合部73の左右方向における長さが、防漏壁部40の左右方向の端40aと吸収性コア11の左右方向の端11esとの間の距離の1/2よりも大きいと、防漏壁部40の折り曲げ位置が端10esよりも外側に形成されてしまい、吸収性本体10が脚回り開口1bから外側にはみ出したり、防漏壁部40がうまく立ち上がらなくなったりするおそれがある。そのため、本実施形態では、中間接合部73の左右方向における長さを上述のように規定している。
また、左右方向において、中間接合部73の少なくとも一部が、吸収性コア11と重複している。すなわち、中間接合部73は、防漏壁部40の左右方向の内側端部に設けられている。これにより、防漏壁部40の立ち上がり起点(中間接合部73の左右方向の端73es)が左右方向の内側寄りに位置することとなり、吸収性本体10の左右方向の幅が広くなりすぎず、吸収性本体10が脚回り開口1bから外側にはみ出してしまうこと等を抑制しやすくなる。
また、防漏壁部40の長手方向において、中間接合部73と後側接合部72との間には、長手方向に伸縮する防漏壁弾性部材41が設けられている。この防漏壁弾性部材41は、防漏壁部40の端部固定部81,82よりも厚さ方向の肌側に配置され、防漏壁部40の端40a付近の領域(端縁部)において、長手方向の収縮力を発現させる。これにより、股下部において防漏壁部40が肌側に立ち上がりやすくなる。また、防漏壁弾性部材41が設けられていることにより、防漏壁部40aの端縁部における剛性が高くなり、防漏壁部40が途中で折れ曲がったり、倒れたりすることを抑制できる。
また、おむつ1を着用する際には、防漏壁弾性部材41によって防漏壁部40に作用する収縮力が、股下弾性部材28よって股下部材23に作用する収縮力よりも大きいことが望ましい。すなわち、防漏壁部40のうち防漏壁弾性部材41が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数が、股下部材23のうち股下弾性部材28が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数よりも大きいことが望ましい。おむつ1において、防漏壁弾性部材41による収縮力は、防漏壁部40を着用者の鼠蹊部等に密着させるのに寄与し、股下弾性部材28による収縮力は、着用者の脚回りに股下部材23の外縁部を密着させるのに寄与している。仮に、防漏壁弾性部材41による収縮力が股下弾性部材28による収縮力よりも小さいと、防漏壁部40の密着性が損なわれ、防漏壁部40と着用者の肌との間に隙間を生じ、排泄物等が漏出する原因となるおそれがある。そこで、本実施形態では、防漏壁弾性部材41による収縮力が、股下弾性部材28による収縮力よりも大きくなるようにしている。これにより、着用者の鼠蹊部における防漏壁部40の密着性が向上し、排泄漏れ等を生じにくくなる。
また、股下弾性部材28よって股下部材23に作用する収縮力が、股下伸縮領域23sによって股下部材23に作用する収縮力よりも大きいことが望ましい。すなわち、股下部材23のうち股下弾性部材28が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数が、股下部材23のうち伸縮性不織布233が設けられている部分における単位面積当たりのバネ常数よりも大きいことが望ましい。上述したように、股下弾性部材28による収縮力は、着用者の脚回りに股下部材23の外縁部を密着させるのに寄与する。一方、股下伸縮領域23sは、着用者の股間に股下部材23を密着させるのに寄与している。したがって、股下弾性部材28による収縮力が弱いと、股下部材23と着用者の脚繰り(脚回り開口1b)との間に隙間を生じやすくなるおそれがある。そこで、本実施形態では、股下弾性部材28による収縮力が、股下伸縮領域23sによる収縮力よりも大きくなるようにすることで、股下部材23を着用者の股間に密着させつつ、脚回り開口1bにおいて隙間を生じにくくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
1 パンツ型使い捨ておむつ(おむつ、パンツ型吸収性物品)、
1a 胴回り開口、1b 脚回り開口、
10 吸収性本体、10F 前側部、10R 後側部、10es 端、
11 吸収性コア、11c くびれ部、11es 端、
12 トップシート、13 バックシート、14 サイドシート、
20 外装部材、
21 前側ベルト部(腹側外装部材)、21s 前側伸縮領域、
211 胴回り領域、212 股下側領域、213 肌側シート、214 非肌側シート、215 伸縮性不織布、
22 後側ベルト部(背側外装部材)、22s 後側伸縮領域、
221 胴回り領域、222 股下側領域、223 肌側シート、224 非肌側シート、225 伸縮性不織布、
23 股下部材(股下外装部材)、23s 股下伸縮領域、
231 肌側シート、232 非肌側シート、233 伸縮性不織布、
24 端部接合領域、
25a,25b 溶着部、
26 胴回り弾性部材、27 脚回り弾性部材、28 股下弾性部材、
40 防漏壁部、40a 端、
41 防漏壁弾性部材、42 防漏壁弾性部材、
61 ベルト部内外装接合部、62 股下部内外装接合部、62es 端、
71 前側接合部、71es 端、72 後側接合部、73 中間接合部、
81 前側端部固定部、82 後側端部固定部、
CL 所定位置

Claims (12)

  1. 互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
    前記上下方向に沿って配置された吸収性コアと、前記吸収性コアの前記左右方向の両側から着用者の肌側に立ち上がる一対の防漏壁部とを備え、前記上下方向の下端部にて前後に折り曲げられた吸収性本体と、
    前記吸収性本体の非肌側に接合された外装部材と、
    を有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記吸収性本体は、前記前後方向の前側に折り曲げられた部分である前側部と、前記前後方向の後側に折り曲げられた部分である後側部とを有し、
    前記前側部及び前記後側部は、前記上下方向におけるそれぞれの上端部、かつ、前記左右方向における前記吸収性コアよりも外側の領域で、前記一対の防漏壁部を起立不能に固定する端部固定部を有し、
    前記前側部は、前記前側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する前側接合部を有し、
    前記後側部は、前記後側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する後側接合部と、前記上下方向における前記上端部と前記下端部との間で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する中間接合部と、を有しており、
    前記前側部は、前記上下方向における前記前側接合部と前記下端部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有しておらず、
    前記後側部は、前記上下方向における前記中間接合部と前記下端部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有していない、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  2. 互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
    前記上下方向に沿って配置された吸収性コアと、前記吸収性コアの前記左右方向の両側から着用者の肌側に立ち上がる一対の防漏壁部とを備え、前記上下方向の下端部にて前後に折り曲げられた吸収性本体と、
    前記吸収性本体の非肌側に接合された外装部材と、
    を有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記吸収性本体は、前記前後方向の前側に折り曲げられた部分である前側部と、前記前後方向の後側に折り曲げられた部分である後側部とを有し、
    前記前側部及び前記後側部は、前記上下方向におけるそれぞれの上端部、かつ、前記左右方向における前記吸収性コアよりも外側の領域で、前記一対の防漏壁部を起立不能に固定する端部固定部を有し、
    前記前側部は、前記前側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する前側接合部を有し、
    前記後側部は、前記後側部の上端部で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する後側接合部と、前記上下方向における前記上端部と前記下端部との間で前記一対の防漏壁部と前記外装部材とを接合する中間接合部と、を有しており、
    前記後側部は、前記上下方向における前記中間接合部と前記後側接合部との間に、前記防漏壁部と前記外装部材とを接合する接合部を有していない、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記吸収性本体と前記外装部材とを接合する内外装接合部を有し、
    前記上下方向の下端において、前記吸収性コアよりも内側に、前記内外装接合部が形成されている、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記上下方向において、前記吸収性コアの前記左右方向の幅が最も狭くなる位置は、前記中間接合部よりも前記前側接合部に近い、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記上下方向において、前記前側接合部の長さは、前記中間接合部の長さよりも長い、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記上下方向において、前記中間接合部の長さは、前記後側接合部の長さよりも長い、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記後側部では、前記上下方向において、前記中間接合部の下端位置が、前記吸収性コアの前記左右方向における幅が狭くなっている領域よりも上側にある、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記中間接合部の前記左右方向における幅は、
    前記左右方向において、前記防漏壁部を伸長させたときの前記防漏壁部の一方側の端と、前記吸収性本体の一方側の端との間の距離の1/2以下である、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、前記防漏壁部の内側端部に前記中間接合部が設けられている、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記吸収性本体の長手方向における、前記前側接合部と前記中間接合部の間であって、
    厚さ方向における、前記端部固定部よりも肌側に、
    前記長手方向に伸縮する防漏壁弾性部材が設けられている、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  11. 請求項10に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記外装部材は、腹側ベルト部と、背側ベルト部と、前記腹側ベルト部及び前記背側ベルト部を繋ぐ股下部材と、を有し、
    前記股下部材は、脚回り開口に沿って伸縮する股下弾性部材を有しており、
    前記防漏壁部のうち前記防漏壁弾性部材が設けられている部分における単位面積当たりのバネ定数は、
    前記股下部材のうち前記股下弾性部材が設けられている部分における単位面積当たりのバネ定数よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  12. 請求項11に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記股下部材は、前記上下方向に沿って伸縮する股下伸縮領域を有しており、
    前記股下部材のうち前記股下弾性部材が設けられている部分における単位面積当たりのバネ定数は、
    前記股下伸縮領域の単位面積当たりのバネ定数よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
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