JP2019117134A - 容器検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単位時間当たりの生産数量、および、検査精度、を高めることができる容器検査装置を実現する。【解決手段】本発明に係る容器検査装置1は、口部、首部22、および、胴部、を備え、口部はキャップを有する容器2を検査する容器検査装置1であって、首部22を支持する態様で容器2を支持できる支持手段111と、支持手段111に支持された容器2の口部の周辺を撮像できる上部撮像手段113と、上部撮像手段113による撮像結果に基づいて容器2の状態を判定する判定手段と、を有する検査部11を備え、判定手段は、支持手段111を基準としたキャップまでの距離に基づき、キャップが正しく装着されているか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、容器検査装置に関する。
容器に充填された商品の製造において、充填および包装がなされた後の容器を、出荷前に検査する場合がある。短時間で全数の検査を行う要請から、容器の搬送経路の途中に設けられた撮像手段によって容器の外観を撮像し、この撮像結果によって容器の状態を判定する検査装置が用いられている。
このような検査装置として、たとえば、特許文献1には、キャップが取り付けられた容器の口部の画像を多方向から取得する複数台の撮像機を備える検査装置が開示されている。この検査装置によれば、得られた画像を解析することで、キャップと、容器の口部に設けられたサポートリングとの間の距離を認識し、当該距離の値に基づいてキャップが容器の口部に正しくねじ込まれているか否かを検査することができる。
特開2014−126527号公報
ところで、特許文献1のような検査装置では、サポートリングが透明である場合に、画像解析において、その輪郭が正しく認識されないおそれがあった。このような認識の失敗が生じると当該製品については正しく検査が行われなかった製品として廃棄をする必要があるため、製品ロスが発生し、単位時間あたりの生産数量が低下するおそれがあった。
そこで、単位時間当たりの生産数量、および、検査精度、を高めることができる容器検査装置の実現が求められる。
本発明に係る容器検査装置は、口部、首部、および、胴部、を備え、前記口部はキャップを有する容器を検査する容器検査装置であって、前記首部を支持する態様で前記容器を支持できる支持手段と、前記支持手段に支持された前記容器の口部の周辺を撮像できる上部撮像手段と、前記上部撮像手段による上部撮像結果に基づいて当該容器の状態を判定する判定手段と、を有する検査部を備え、前記判定手段は、前記支持手段を基準とした前記キャップまでの距離に基づき、前記キャップが正しく装着されているか否かを判定する。
この構成によれば、単位時間当たりの生産数量、および、検査精度、を高めることができる
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る容器検査装置は、一態様として、前記検査部は、前記容器の胴部の周辺を撮像できる下部撮像手段をさらに有することが好ましい。
この構成によれば、キャップ部の検査と同時に、たとえばラベルなどの胴部周辺の検査を行うことができる。
本発明に係る容器検査装置は、一態様として、前記検査部を少なくとも二つ備えるとともに、前記容器を前記口部の上方と底部の下方とから挟持できる挟持手段、および、当該容器を当該容器の前記口部と前記底部とを結ぶ軸心のまわりに自転させることができる自転手段、を有する角度変更部をさらに備え、前記角度変更部は第一の検査部から前記容器を受容できるとともに、第二の検査部は前記角度変更部から前記容器を受容できることが好ましい。
この構成によれば、容器は、第一の検査部、角度変更部、第二の検査部、の順で通過するので、第一の検査部における検査結果に基づいて、角度変更部における角度変更を制御することで、第二の検査部における検査対象が適切になるようにすることができる。
本発明に係る容器検査装置は、一態様として、前記キャップの、前記軸心のまわりの全周のいずれの部位も、前記第一の検査部が有する第一上部撮像手段による第一上部撮像結果、および、前記第二の検査部が有する第二上部撮像手段による第二上部撮像結果、の少なくとも一方に含まれること、ならびに、
前記容器の胴部の、前記軸心のまわりの全周のいずれの部位も、前記第一の検査部が有する第一下部撮像手段による第一下部撮像結果、および、前記第二の検査部が有する第二下部撮像手段による第二下部撮像結果、の少なくとも一方に含まれること、
の、少なくとも一方が満たされるように、前記自転手段による自転が実行されることが好ましい。
この構成によれば、容器の周方向の全域にわたって、検査を行うことができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明の実施形態のボトル検査装置の全体構成を表す図。 ボトル(容器の例)の側面図。 本発明の実施形態のボトル検査装置の斜視図。 本発明の実施形態のボトル検査装置による撮像結果の例。
本発明に係る容器検査装置の実施形態について、図1〜4を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係る容器検査装置を、樹脂製のボトル2(容器の例)を検査するためのボトル検査装置1に適用した例について説明する。
〔ボトル検査装置1およびボトル2の基本構成〕
ボトル検査装置1は、図1に示すように、第一の検査部11a、第二の検査部11b、および、角度変更部12、を有する。また、第一の検査部11aから角度変更部12へ、および、角度変更部12から第二の検査部11bへ、それぞれボトル2を受け渡せるように、受渡部13a、13bが設けられている。ボトル2は、まず、インフィードホイール(不図示)から第一の検査部11aへと受け渡されることでボトル検査装置1に受け入れられる。その後、ボトル2は、ボトル検査装置1の内部において、第一の検査部11a、角度変更部12、第二の検査部11bの順序で順次受け渡される。続いて、ボトル2は、第二の検査部11bから、ボトル検査装置1よりも下流の工程に排出される。
ボトル検査装置1が検査対象とするボトル2は、図2に示すように、液体の注ぎ口としての口部21と、口部21と連続する首部22と、首部22と連続し、底面方向に向かうにつれて徐々に拡径する肩部23と、肩部23と連続する円筒状の胴部24と、ボトル2の底となる底部25と、から構成されている。なお、口部21には、キャップ211が螺合されている。また、首部22には、半径方向外側に突出するサポートリング221が設けられている。さらに、胴部24の外側には、ラベル241が貼付されている。ただし、サポートリング221およびラベル241の少なくとも一方が省略されていてもよい。
ボトル2は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を主材料とするものである。また、ボトル2の内容量は特に限定されず、一般的に流通している280mL、350mL、500mL、2Lなど、200mL〜3L程度とすることができる。また、ボトル2に充填する液体は特に限定されず、例えば、飲料水、茶、果汁、コーヒー、ココア、清涼飲料水、アルコール飲料、乳飲料、スープなどの飲料や、ソースや醤油などの液体調味料などが挙げられる。
〔検査部11の基本構成〕
検査部11(第一の検査部11a、第二の検査部11b)は、図1、3に示すように、支持部材111(支持手段の例)と、検査ホイール112と、上部カメラ群113(上部撮像手段の例)と、下部カメラ群114(下部撮像手段の例)と、判定部(判定手段の例、不図示)と、を有する。なお、以下の説明の中で、検査部11の各構成要素のうち、第一の検査部11aおよび第二の検査部11bのいずれか一方に属するものについて特に言及する場合は、対応する符号に「a」または「b」を付して表す。
検査部11は、支持部材111がボトル2のサポートリング221の下面を支持する態様で、ボトル2を受容する。支持部材111は、検査ホイール112の外周部に複数箇所設けられており、支持部材111により支持されたボトル2は検査ホイール112が軸心周りに回転するのに従って、当該軸心周りに公転する。
上部カメラ群113および下部カメラ群114は、検査ホイール112の半径方向外側に離間した位置に、検査ホイール112の側を向いて固定されており、検査ホイール112により搬送されるボトル2を撮像できる。上部カメラ群113は口部21を撮像範囲に含み、下部カメラ群114は胴部24を撮像範囲に含む。上部カメラ群113および下部カメラ群114は、それぞれ3台のカメラからなり、一度の撮像において、口部21および胴部24をそれぞれ3方向から撮像する。
第一の検査部11aは、上記の構成要素に加え、印字機116aを有する。印字機116aは、上部カメラ群113aより上流側に設けられている。印字機116aは、ボトル2に螺合されたキャップ211に対して印字を施すことができる。
〔角度変更部12の基本構成〕
角度変更部12は、図3に示すように、挟持部材121(挟持手段の例)と、自転モータ122(自転手段の例)と、回転支持台123と、を有する。
角度変更部12は、挟持部材121がボトル2を口部21の上方と底部25の下方とから挟持する態様で、ボトル2を受容する。挟持部材121は、回転支持台123の外周部に複数箇所設けられており、挟持部材121により挟持されたボトル2は回転支持台123が軸心周りに回転するのに従って、当該軸心周りに公転する。
自転モータ122は、回転支持台123に設けられた全ての挟持部材121に対応して設けられている。自転モータ122が回転することで、挟持部材121により挟持されたボトル2を、その口部21と底部25とを結ぶ軸心のまわりに自転させることができる。
〔受渡部13の基本構成〕
受渡部13では、角度変更部12の挟持部材121の、口部21を受容する部分と、底部25を受容する部分と、の間の空間を、検査部11の支持部材111が通過するように構成されている。また、受渡部13において、検査ホイール112および回転支持台123の周速度が一致するように運転されている。受渡部13aでは、ボトル2は、支持部材111aに支持された状態で受渡部13aに進入したのち、挟持部材121によって挟持され、その後、支持部材111による支持が解除されることで、第一の検査部11aから角度変更部12へと受け渡される。同様に、受渡部13bでは、ボトル2は、挟持部材121によって挟持された状態で受渡部13bに進入した後、支持部材111bによって支持され、その後、挟持部材121による挟持が解除されることで、角度変更部12から第二の検査部11bへと受け渡される。
〔ボトル検査装置1の検査動作〕
次に、ボトル検査装置1によるボトル2の検査動作について説明する。なお、以下では、ボトル検査装置1によって、ボトル2の、キャップ211の螺合状態、キャップ211に対する賞味期限の印字状態、および、ラベル241の貼付状態、が正常か否かを検査する場合を例として説明する。また、以下の例では、ラベル241は、いわゆるシュリンクラベルであるものとする。シュリンクラベルは、筒状に成形したラベル241の内側にボトル2を配置した状態でラベル241を熱収縮させることによりボトル2に取り付けるものであって、その検査においては、設計通りに収縮しているか否かを、ボトル2の周方向の全周にわたって確認する必要がある。
ボトル検査装置1は、内容物が充填され、キャップ211が螺合され、かつ、ラベル241が貼付された状態のボトル2を受容する。インフィードホイール(不図示)から第一の検査部11aに受容されたボトル2は、支持部材111aによって支持された状態で、検査ホイール112aによって搬送される。搬送されるボトル2が印字機116aに対向する位置に到達すると、印字機116aによってキャップ211に賞味期限が印字される。賞味期限が印字されたボトル2は、次に上部カメラ群113aおよび下部カメラ群114aに対向する位置に到達し、ここで撮像が行われる。これによって、口部21および胴部24の、ボトル2の周方向にわたっておよそ半分の領域について、撮像が行われることになる。なお、図1において、説明のため、当該半分の領域に斜線を付して示した。口部21(キャップ211)を撮像した第一口部画像群(上部撮像結果、あるいは、第一上部撮像結果、の例)、および、胴部24(ラベル241)を撮影した第一胴部画像群(第一下部撮像結果の例)は、第一判定部(不図示)に送信される。
第一判定部は、送信された第一口部画像群および第一胴部画像群と、あらかじめ設定された基準画像と、を比較し、搬送中のボトル2について、賞味期限の印字状態、および、ラベル241の貼付状態、が、あらかじめ設定された良品基準を満たしているか否かを判断する。上記の手順により、口部21および胴部24について、それぞれ3方向からの撮像が行われているので、ボトル2の周方向の全周のうち、検査ホイール112aの半径方向外側を向く半周部分に印字またはラベル241の不具合がある場合は、精度よく検出することができる。賞味期限の印字状態、および、ラベル241の貼付状態の、少なくとも一方の基準を満たしていないボトル2を検出した場合は、ボトル検査装置1より下流の工程(不図示)において、当該ボトル2を良品群から排除する。
また、第一判定部は、送信された第一口部画像群の中から、キャップ211の天面部と、支持部材111aの天面部と、を認識する。続いて、図4に示すように、キャップ211の天面部と、支持部材111aの天面部と、の間の距離を算出し、これをあらかじめ設定された基準距離と比較する。キャップ211の天面部と、支持部材111aの天面部と、の間の距離が、あらかじめ設定された基準距離よりも大きい場合は、キャップ211が正常に螺合されていないと判断する。ここで、支持部材111aは金属製であって、不透明の部材であるので、良好に画像認識される。また、キャップ211も、一般的に不透明の材料からなるため、良好に画像認識される。このような構成によって、キャップ211の天面部および支持部材111aの天面部が、いずれも良好に画像認識されるため、その距離を精度よく算出でき、キャップ211が正常に螺合されているか否かを判定する精度を高めることができる。
第一の検査部11aによる検査を終えたボトル2は、続いて角度変更部12に受け渡される。ボトル2が角度変更部12に受け渡されてから第二の検査部11bに受け渡されるまでの間に、自転モータ122はボトル2を180°自転させる。
第二の検査部11bに受容されたボトル2は、第一の検査部11aにおける場合と同様に、搬送および撮像される。ただし、第二の検査部11bは印字機116aを有さないため、印字は行われない。ここで、図1に示すように、上部カメラ群113bにより撮像される第二口部画像群(第二上部撮像結果の例)は、口部21のボトル2の周方向にわたっておよそ半分の領域であって、第一口部画像群に含まれない領域(図1において、斜線が付されていない領域)についてのものになる。これによって、口部21の、ボトル2の周方向にわたるすべての領域が、第一口部画像群および第二口部画像群の少なくとも一方に含まれる。同様に、下部カメラ群114bによる第二胴部画像群(第二下部撮像結果の例)は、胴部24の、ボトル2の周方向にわたるすべての領域が、第一胴部画像群および第二胴部画像群の少なくとも一方に含まれるように撮像される。撮像された口部21(キャップ211)の第二口部画像群、および、胴部24(ラベル241)の第二胴部画像群は、第二判定部(不図示)に送信される。
第二判定部は、第一判定部と同様に、第二口部画像群および第二胴部画像群と、あらかじめ設定された基準画像と、に基づいて、賞味期限の印字状態、および、ラベル241の貼付状態、の判定を行う。また、同時に、第二口部画像群に基づいてキャップ211の螺合状態の判定を行う。そして、判定が行われた上記3つの状態のうち、少なくとも1つの状態に関して不具合があるボトル2を、良品群から排除する。上記の手順により、キャップ211およびラベル241の、ボトル2の周方向にわたるすべての領域が、第一判定部および第二判定部の少なくとも一方による判定を受けることになるので、全周にわたって不具合が無いボトル2のみを良品群として選出することができる。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る容器検査装置のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、検査対象である容器が樹脂製のボトル2である構成を例として説明した。しかし、検査対象である容器は樹脂製のボトルに限定されることなく、たとえば缶や瓶などであってもよい。
上記の実施形態では、第一の検査部11aが、上部カメラ群113aおよび下部カメラ群114aに加えて、印字機116aを備える構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、検査部が、たとえば、キャッパ、ラベラー、などの、撮像手段以外の任意の装置を備えると、容器に対する作業を行う機能と、容器の検査を行う機能とを、一台の装置で実現でき、省スペース化につながるため好適である。
上記の実施形態では、検査部11が上部カメラ群113および下部カメラ群114が、それぞれ3台のカメラからなる構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、任意の台数の撮像手段を備えてよい。また、口部および胴部以外の箇所を撮像するように撮像手段を設けてもよい。ただし、上記の例のように、容器の検査対象箇所(たとえば口部周辺)ごとに、少なくとも3台の撮像手段を備えると、多方向から同時に撮像できるため、撮像範囲に含まれないことによる不具合の見落としを防ぎやすい。また、撮像装置が使用する光源としては、可視光、紫外光、赤外光、X線などの公知のものであってもよい。
上記の実施形態では、検査部11および角度変更部12において、ボトル2が軸心周りの円形軌道上を公転する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、角度変更部における容器の搬送経路は、たとえば、直線状、楕円状、角丸長方形状などの任意の形状であってもよい。また、検査部および角度変更部において、必ずしも容器が搬送されなくてもよい。
上記の実施形態では、キャップ211が正常に螺合しているか否かを判定するため、キャップ211の天面部と、支持部材111aの天面部と、の間の距離を算出する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、支持部材を基準とする方法としては、たとえば、支持部材に判定部が認識可能なマークをあらかじめ付けておき、該マークを基準点としてキャップ天面との距離を測定する構成であってもよい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば、樹脂製のボトルを検査するためのボトル検査装置に利用することができる。
1 :ボトル検査装置
11 :検査部
111 :支持部材
112 :検査ホイール
113 :上部カメラ群
114 :下部カメラ群
116a :印字機
12 :角度変更部
121 :挟持部材
122 :自転モータ
123 :回転支持台
13 :受渡部
2 :ボトル
21 :口部
211 :キャップ
22 :首部
221 :サポートリング
23 :肩部
24 :胴部
241 :ラベル
25 :底部

Claims (4)

  1. 口部、首部、および、胴部、を備え、前記口部はキャップを有する容器を検査する容器検査装置であって、
    前記首部を保持する態様で前記容器を支持できる支持手段と、
    前記支持手段に支持された前記容器の口部の周辺を撮像できる上部撮像手段と、
    前記上部撮像手段による上部撮像結果に基づいて当該容器の状態を判定する判定手段と、を有する検査部を備え、
    前記判定手段は、前記支持手段を基準とした前記キャップまでの距離に基づき、前記キャップが正しく装着されているか否かを判定する容器検査装置。
  2. 前記検査部は、前記容器の胴部の周辺を撮像できる下部撮像手段をさらに有する請求項1に記載の容器検査装置。
  3. 前記検査部を少なくとも二つ備えるとともに、
    前記容器を前記口部の上方と底部の下方とから挟持できる挟持手段、および、当該容器を当該容器の前記口部と前記底部とを結ぶ軸心のまわりに自転させることができる自転手段、を有する角度変更部をさらに備え、
    前記角度変更部は第一の検査部から前記容器を受容できるとともに、第二の検査部は前記角度変更部から前記容器を受容できる請求項1または2に記載の容器検査装置。
  4. 前記キャップの、前記軸心のまわりの全周のいずれの部位も、前記第一の検査部が有する第一上部撮像手段による第一上部撮像結果、および、前記第二の検査部が有する第二上部撮像手段による第二上部撮像結果、の少なくとも一方に含まれること、ならびに、
    前記容器の胴部の、前記軸心のまわりの全周のいずれの部位も、前記第一の検査部が有する第一下部撮像手段による第一下部撮像結果、および、前記第二の検査部が有する第二下部撮像手段による第二下部撮像結果、の少なくとも一方に含まれること、
    の、少なくとも一方が満たされるように、前記自転手段による自転が実行される請求項3に記載の容器検査装置。
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