JP7212465B2 - 破瓶検出装置及び破瓶検出方法 - Google Patents

破瓶検出装置及び破瓶検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、割れた瓶を検出する破瓶検出装置及び破瓶検出方法に関する。
ビール瓶等の瓶の異常を検出する検出装置及び検出方法としては従来から種々のものが知られている。特開2002-53198号公報には、入味量検査装置を用いた瓶ビールの製造方法が記載されている。入味量検査装置は、ビール瓶の内部のビールの量及び泡の高さが規定範囲内であるか否かを検査する装置であり、ビールの量又は泡の高さが規定範囲外である瓶を不良品と判定して当該不良品を排斥する。
入味量検査装置は、ビール瓶を連続して搬送するラインに、光電センサとCCDカメラとを備える。光電センサは、ビール瓶の搬送方向と交差する方向に投光する投光部と、ラインを挟んで投光部の反対側に配置された受光部とを有する。光電センサはビール瓶の王冠部の高さに合わせて配置されており、CCDカメラはビール瓶の首部の高さに合わせて配置されている。CCDカメラはビール瓶の首部を撮影し、CCDカメラの撮影画像の画像信号は画像処理装置検査処理部に取り込まれる。
画像処理装置検査処理部は、CCDカメラによって取得された画像データを複数の検出エリアに分割する分割手段と、分割された検出エリアごとの液面及び泡面を検出する検査手段とを有する。検査手段は、検出した液面及び泡面のそれぞれが規定範囲内であるか否かを判定する。検査手段は、液面及び泡面のそれぞれが規定範囲よりも低い場合には「不足」と判定し、液面及び泡面のそれぞれが規定範囲よりも高い場合には「過多」と判定し、泡面のみが規定範囲よりも高い場合には「泡高さ異常」と判定する。検査手段が「不足」、「過多」又は「泡高さ異常」と判定した場合に、瓶が不良品であると判定されてラインから排斥される。
特開2002-53198号公報
前述した入味量検査装置において入味検査を行った後に、瓶は、ラベラーを経てケーサーに搬送されてケーサーによって箱詰めされる。ところで、瓶の搬送経路における入味量検査装置の下流側からケーサーに至るまでの間には、瓶を1本ずつしか搬送できない単列の箇所が存在することがある。この単列の箇所等で瓶が互いにぶつかって割れることがある。この場合、入味量検査装置で入味検査を行った後に瓶が割れるので、割れた瓶を検出できない可能性がある。特に、外形は維持しつつも一部が割れた瓶の場合、瓶がラベラーを経てケーサーまで搬送されてしまうことがあり、割れた瓶がケーサーによって箱詰めされる可能性もある。従って、入味検査後に割れた瓶を確実に検出及び排斥することが求められる。
また、前述したCCDカメラのように画像処理装置によって瓶の液面等を検出する場合、時間及びコストがかかると共に、設備が大掛かりであるため限られたスペースに配置しづらいという問題がある。搬送経路における入味量検査装置の下流側に位置するラベラー等には、カメラ等、種々の機器が配置されているため、大掛かりな画像処理装置を配置しづらいという現状がある。従って、簡易な構成で割れた瓶を検出できることが求められる。
本発明は、入味検査後に割れた瓶を簡易な構成で確実に検出することができる破瓶検出装置及び破瓶検出方法を提供することを目的とする。
本発明に係る破瓶検出装置は、飲料が注入されて入味検査が行われた後に割れた瓶を検出する破瓶検出装置であって、割れていない瓶の内部に注入された飲料の液面に対して斜めとなるように瓶に光を照射する照射部と、照射部から照射された光であって割れた瓶を通ると共に飲料を通らなかった光を検出する検出部と、を備える。
この破瓶検出装置は、入味検査を経た瓶に向かって光を照射する照射部と、照射部から照射されて割れた瓶を通ると共に飲料を通らなかった光を検出する検出部とを備える。よって、検出部が割れた瓶を通ると共に飲料を通らなかった光を検出することにより、入味検査後に割れた瓶を検出することができる。すなわち、照射部から照射された光のうち、割れていない瓶を通る光は、飲料を通ることによって屈折するので検出部に到達しない。これに対し、割れた瓶を通ると共に飲料を通らなかった光は、屈折せず瓶の内部空間を直進するので検出部に到達する。従って、割れた瓶を検出部によって確実に検出することができる。また、照射部からの光は瓶が割れていない場合における飲料の液面に対して斜めに照射されるので、飲料の部分で光を確実に屈折させることができる。更に、この破瓶検出装置は、照射部及び検出部を備えており、画像処理装置が不要であるため、簡易な構成とすることができる。従って、破瓶検出装置にかかるコストを抑えることができると共に、搬送経路における入味量検査装置の下流側の限られたスペースに破瓶検出装置を容易に配置することができる。
また、瓶は着色透明とされていてもよい。このように、瓶が着色されている場合であっても、瓶に光を透過させることによって割れた瓶を確実に検出することができる。
また、照射部は、瓶に対して斜め上方に光を照射し、検出部は、照射部によって斜め下方から照射された光を検出してもよい。この場合、瓶から見て照射部が斜め下方に配置されると共に検出部が斜め上方に配置される。検出部が瓶から見て斜め上方に配置されることにより、検知部を設置しやすくすることができると共に、検知部を汚れにくくすることができる。従って、検知部による割れた瓶の検出の精度をより高めることができる。
また、検出部は、肩部が割れた瓶であって肩部から飲料が漏れた瓶を通った光を検出してもよい。この場合、外形は維持しつつも肩部が割れた瓶を通った光を検出部が検出するので、入味検査が行われた後に肩部が割れた瓶を確実に検出することができる。従って、肩部が割れた瓶がケーサーまで搬送されてしまうことを抑制することができるので、肩部が割れた瓶が箱詰めされる事態を回避することができる。
また、照射部及び検出部は、瓶にラベルを貼り付けるラベラーに配置されてもよい。この場合、1本1本の瓶にラベルを貼り付けるラベラーに照射部及び検出部が設けられることにより、破瓶の検出を1本1本の瓶に対してより高精度に行うことができる。また、搬送経路における入味量検査装置の下流側において、瓶が固定されて瓶の内部の飲料の揺れが比較的少ないラベラーに破瓶検出装置が配置される。ところで、工程として最後に単列化された直後であるラベラーでは、単列化の衝撃により破瓶しやすい可能性がある。一方、ラベラーでは、瓶を回転させるため瓶の内部の液面の揺れはあるものの遠心力によって液面の方向が一定とされているため、破瓶の検出箇所として好適である。このラベラーで破瓶の検出を行うことにより、破瓶の誤検出をより確実に抑制することができる。
本発明に係る破瓶検出方法は、飲料が注入されて入味検査が行われた後に割れた瓶を検出する破瓶検出方法であって、割れていない瓶の内部に注入された飲料の液面に対して斜めとなるように瓶に光を照射する工程と、光を照射する工程において照射された光であって割れた瓶を通ると共に飲料を通らなかった光を検出する工程と、を備える。
この破瓶検出方法では、入味検査を経た瓶に向かって光を照射し、割れた瓶を通ると共に飲料を通らなかった光を検出するので、前述した破瓶検出装置と同様、入味検査後に割れた瓶を確実に検出することができる。また、光は瓶が割れていない場合における飲料の液面に対して斜めに照射されるので、飲料の部分で光を確実に屈折させることができる。従って、割れていない瓶を通る光を飲料の部分で屈折させて検出しないようにすることができると共に、割れた瓶の内部空間を直進する光を検出することができる。更に、この破瓶検出方法では、割れた瓶の検出に光を用いており、画像処理装置は不要であるため、簡易な構成とすることができる。従って、入味検査後の破瓶検出にかかるコストを抑えることができると共に、搬送経路における入味量検査装置の下流側の限られたスペースに装置を容易に配置することができる。
本発明によれば、入味検査後に割れた瓶を簡易な構成で確実に検出することができる。
実施形態に係る破瓶検出装置を備えた飲料製造システムの一例を模式的に示す図である。 図1の飲料製造システムのラベラーの一例を模式的に示す図である。 (a)は、肩抜け瓶である大瓶の一例を示す側面図である。(b)は、肩抜け瓶である中瓶の一例を示す図である。 実施形態に係る破瓶検出装置の検出部の一例を模式的に示す図である。 実施形態に係る破瓶検出装置の照射部、瓶及び検出部を模式的に示す図である。 (a)は、割れていない瓶を通ると共に飲料を通る光を示す図である。(b)は、割れた瓶を通ると共に飲料を通らない光を示す図である。 (a)は、図6(a)の場合における検出信号の波形の例を示す図である。(b)は、図6(b)の場合における検出信号の波形の例を示す図である。 (a)は、照射部に対向する部分が割れた瓶を検出する例を示す図である。(b)は、照射部からの光の光路に対して左側が割れた瓶を検出する例を示す図である。(c)は、照射部からの光の光路に対して右側が割れた瓶を検出する例を示す図である。(d)は、検出部に対向する部分が割れた瓶を検出する例を示す図である。
以下では、図面を参照しながら本発明に係る破瓶検出装置及び破瓶検出方法の実施形態について説明する。図面の説明において同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易のため、簡略化又は誇張して描いている場合があり、寸法及び角度等は図面に記載のものに限定されない。
本実施形態では、飲料が注入される瓶に対して破瓶検出を行う例について説明する。瓶に注入される飲料は、例えば、ビール、発泡酒、ワイン、梅酒、RTD(Ready To Drink)、ジュース、牛乳、清涼飲料、豆乳飲料、乳酸菌飲料及びスポーツ飲料等の液体、ゼリー、ヨーグルト、プリン、スープ、流動食及び豆腐等、半固形状のものを含んでもよい。なお、以下の説明では、瓶に注入される飲料がビールであって、瓶がビール瓶である例について説明する。
まず、図1を参照しながら本実施形態に係る破瓶検出装置が設けられる飲料製造システム1について説明する。飲料製造システム1は、例えば、瓶B(図3(a)及び図3(b)参照)の搬送、瓶Bの洗浄、瓶Bへの飲料の注入、瓶Bの封止、瓶Bへのラベリング、瓶Bの検査、及び瓶Bの箱詰めを連続的に行う。飲料製造システム1は、飲料が注入された瓶Bの入味検査を行う仕上げ検査部2と、ラベラー10と、ケーサー4と、欠瓶検査部5とを備える。
仕上げ検査部2は、例えば、瓶Bに飲料を充填するフィラーの搬送経路Lの下流側に設けられる入味量検査装置である。搬送経路Lは、例えば、複数の仕上げ検査部2のそれぞれが設けられる複数の第1搬送ラインL1と、複数の第1搬送ラインL1の下流側で合流すると共にラベラー10まで延びる第2搬送ラインL2と、ラベラー10からケーサー4にまで延びる第3搬送ラインL3と、ケーサー4から欠瓶検査部5にまで延びる第4搬送ラインL4とを含んでいる。なお、搬送経路Lの第1搬送ラインL1、第2搬送ラインL2、第3搬送ラインL3及び第4搬送ラインL4はあくまで一例であって、飲料製造システム1の搬送経路の構成は適宜変更可能である。
仕上げ検査部2は、フィラーによって飲料が注入された瓶Bに対して入味検査を行う。入味検査では、例えば、瓶Bの内部に注入された飲料の量が規定範囲内であるか否かについて検査を行うと共に、瓶Bの瓶内異物検査(瓶Bの内部の異物検査)を行ってもよい。複数の仕上げ検査部2のそれぞれにおいて入味検査が行われた瓶Bは、第1搬送ラインL1から第2搬送ラインL2に搬送される。
第2搬送ラインL2は、複数の第1搬送ラインL1が合流する第1部分L21と、第1部分L21の下流側からラベラー10まで延びる第2部分L22とを有する。第1部分L21と第2部分L22の間には、第1部分L21から第2部分L22に向かうに従って幅狭となる幅狭部L23が設けられており、第2部分L22は単列化されている。すなわち、第2部分L22では、瓶Bが1本ずつ搬送される。幅狭部L23及び第2部分L22は、複数の瓶Bが単列化する箇所であるため、この瓶Bが単列化する箇所で破瓶が生じやすいという現状がある。本実施形態に係る破瓶検出装置は、この複数の瓶Bが単列化するラベラー10の上流側で生じた破瓶を検出することが可能である。なお、ラベラー10の詳細については後述する。
ラベラー10からは搬送経路Lの第3搬送ラインL3が延び出しており、第3搬送ラインL3は、例えば、上流側(ラベラー10側)に位置する第1部分L31と、下流側(ケーサー4側)に位置する第2部分L32とを有する。第1部分L31と第2部分L32の間には、第1部分L31から第2部分L32に向かうに従って幅広となる幅広部L33が設けられる。ケーサー4は、第2部分L32の下流側に設けられており、第3搬送ラインL3に沿って搬送された複数の瓶Bを纏めて箱詰めする。欠瓶検査部5は、ケーサー4によって複数の瓶Bが詰められた箱に対し所定の本数(例えば12本)の瓶Bが入っているか否かを検査する。
次に、瓶Bにラベルを貼り付けるラベラー10について詳細に説明する。図2に示されるように、ラベラー10は、前述した第2搬送ラインL2の単列化された第2部分L22の下流側から円弧状に延びるライン11と、ライン11からライン11の反対方向に湾曲するライン12と、瓶Bに対するラベルの貼り付けを行うライン13と、ライン13から第3搬送ラインL3の第1部分L31に湾曲して延びるライン14とを備える。なお、ラベラー10のライン11~14はあくまで一例であって、ラベラー10のラインの構成は適宜変更可能である。ライン11及びライン12は、例えば、逆S字状を成しており、ライン13は、ライン12の下流側に設けられる。また、検査によって不適合とされた瓶Bの排斥ラインL5が設けられてもよい。
ラベラー10のライン13は、円形状とされており、ライン13には、例えば、複数のヘッド13aが設けられる。複数のヘッド13aのそれぞれに瓶Bを載せて瓶Bを固定することが可能である。一例として、ライン13には36個のヘッド13aがライン13の周方向に等間隔に設けられており、36個のヘッド13aは10°の位相角度をもって配置される。また、ラベラー10は、瓶Bをライン13に移動させるスターホイール(不図示)を備えており、1つ1つの瓶Bがスターホイールによって各ヘッド13aに載せられる。
ライン13には、瓶Bに貼り付けられたラベルを検査するラベル検査部15と、本実施形態に係る破瓶検出装置20とが設けられる。ラベル検査部15はライン13の入口(スターホイールの部分)の下流側に設けられており、破瓶検出装置20はライン13におけるラベル検査部15の下流側に設けられている。
例えば、破瓶検出装置20は、ライン13の入口から数えて12ヘッド目と13ヘッド目の間に設けられる。また、12ヘッド目(ピッチ)から13ヘッド目(ピッチ)に回転移動するときに、バリカム値が0から360まで推移する。1ヘッド目(ピッチ)のバリカム値0を0°位置としたときに、12ヘッド目のバリカム値0は回転角120°となり、13ヘッド目のバリカム値0は回転角130°となる。例えば、破瓶検出装置20の位置は12ヘッド目のバリカム値205から240までであるため、回転角として表記する場合には約125.7°から126.7°までの位置となる。
一例として、ラベル検査部15とライン13の入口との間に8個のヘッド13aが設けられていてもよいし、破瓶検出装置20とライン13の入口との間に12個のヘッド13aが設けられていてもよい。しかしながら、ラベル検査部15及び破瓶検出装置20の位置は適宜変更可能である。ライン14はライン13の下流側の端部から円弧状に延びており、ライン14の下流側は第3搬送ラインL3の第1部分L31に接続している。また、検査による不適合品は、例えば、排斥ラインL5に排斥される。
次に、破瓶検出装置20について詳細に説明する。図2、図3(a)及び図3(b)に示されるように、瓶Bは、例えば、大瓶B1及び中瓶B2を含んでおり、破瓶検出装置20は、割れた大瓶B1を検出する第1破瓶検出装置21と、割れた中瓶B2を検出する第2破瓶検出装置22とを含んでいる。第1破瓶検出装置21及び第2破瓶検出装置22のそれぞれは、例えば、肩部Kが割れた大瓶B1及び中瓶B2をそれぞれ検出する。大瓶B1及び中瓶B2(瓶B)は、着色透明とされており、一例として茶色透明とされている。
「瓶の肩部」とは、上方から下方に向かって徐々に拡径する拡径部と拡径部の下側から下方に延びる胴部とを備えた瓶において、拡径部と胴部との境目付近の瓶の部位を含んでいる。破瓶検出装置20はラベラー10において肩部Kが割れた瓶Bを検出するので、前述した仕上げ検査部2よりも下流側(例えば第2搬送ラインL2の単列化された部位)で肩部Kが割れた瓶Bが発生しても肩部Kが割れた瓶Bを確実に除去することが可能である。第1破瓶検出装置21及び第2破瓶検出装置22は、後述する光C(図5参照)の傾斜角度θ2以外は互いに同様の構成を備える。よって、以下では第1破瓶検出装置21と重複する第2破瓶検出装置22の説明を適宜省略する。
図4及び図5に示されるように、第1破瓶検出装置21(第2破瓶検出装置22)は、投受光型の光電センサである。第1破瓶検出装置21は、ラベラー10のライン13に沿って搬送される瓶Bに光Cを照射する照射部23と、光Cを検出する検出部24とを備える。例えば、照射部23は割れていない瓶Bのビール液B3(飲料)の液面B4の斜め下方であって且つライン13の内側に配置されており、検出部24は液面B4の斜め上方であって且つライン13の外側に配置される。照射部23は、割れていない瓶Bのビール液B3の液面B4に向かって光Cを斜め上方に照射する。
例えば、水平面Hに対する照射部23からの光Cの傾斜角度θ2は、大瓶B1を検出する第1破瓶検出装置21では45°以上且つ65°以下であり、中瓶B2を検出する第2破瓶検出装置22では30°以上且つ50°以下である。より好ましくは、第1破瓶検出装置21の照射部23からの光Cの傾斜角度θ2は50°以上且つ60°以下(一例として56°)であり、第2破瓶検出装置22の照射部23からの光Cの傾斜角度θ2は35°以上且つ45°以下(一例として41°)である。
検出部24は、瓶Bの内部を通ると共にビール液B3において屈折しない(瓶Bの割れによって形成される内部空間B5を直進する)光Cを検出する。例えば、検出部24は、ライン13の外側に設置される基台24aと、基台24aに対してライン13の径方向(瓶Bに接近及び離間する方向)に移動可能なセンサ位置調整部24bと、センサ位置調整部24bに対して上下方向(鉛直方向)に移動可能なセンサ高さ調整部24cと、センサ高さ調整部24cに対して水平方向に延びる軸24dを中心として回転可能に固定されたセンサ角度調整部24eとを備える。
センサ角度調整部24eには瓶検出センサ24fと破瓶センサ24gが固定されており、破瓶センサ24gによって前述した光Cを検出する。瓶検出センサ24fは、例えば、投受光型の光電センサであって、光が遮られることによって瓶があることを検出し、光が遮られないことによって瓶がないことを検出する。すなわち、瓶検出センサ24fは、照射部23と検出部24との間に位置する検出可能領域に瓶Bが有るか否かを検出するセンサである。
次に、図6(a)、図6(b)、図7(a)及び図7(b)を参照しながら本実施形態に係る破瓶検出方法について説明する。図6(a)は照射部23から割れていない瓶Bに照射された光Cの光路を示す図であり、図6(b)は照射部23から割れた瓶B(例えば肩部Kが割れた肩抜け瓶)に照射された光Cの光路を示す図である。
図7(a)は割れていない瓶Bに照射された光Cの検出部24による検出信号の波形の例を示す図であり、図7(b)は割れた瓶Bに照射された光Cの検出部24による検出信号の波形の例を示す図である。図7(a)及び図7(b)において、破線は瓶検出センサ24fの検出信号の波形を示し、実線は破瓶の検出可能領域を示し、一点鎖線は破瓶センサ24gの検出信号の波形を示している。
まず、照射部23から瓶Bに向かって斜め上方に光Cを照射する(瓶に光を照射する工程)。図6(a)及び図7(a)に示されるように、照射部23から割れていない瓶Bのビール液B3の液面B4に向けて光Cが照射される場合には、空気から瓶Bへの光Cの入射角θ3よりもビール液B3の屈折角θ4の方が小さいことにより、ビール液B3で光Cが屈折し検出部24は光Cを受光しない。具体的には、検出部24の瓶検出センサ24fが時刻t1に瓶Bを検出した後に、破瓶センサ24gが時刻t2に光Cを受光しなくなることを検知することにより、検出部24は瓶Bが割れていないことを検出する。
一方、図6(b)及び図7(b)に示されるように、照射部23から割れた瓶Bに向けて光Cが照射される場合には、光Cが照射される部分にビール液B3が存在しないことにより、光Cは屈折せず瓶Bの内部空間B5を直進するので、検出部24は光Cを受光する(飲料を通らなかった光を検出する工程)。具体的には、検出部24の瓶検出センサ24fが時刻t1において瓶Bを検出した後に、破瓶センサ24gが時刻t2において光Cを受光していることを検知することにより、検出部24は割れた瓶Bを検出する。検出部24によって検出された割れた瓶Bは、例えば、ラベラー10のラインの途中で排斥される。具体例として、割れた瓶Bは排斥ラインL5に排斥される。また、割れた瓶Bが検出されたときには、異常として検出された後、当該割れた瓶Bが良品ラインである第3搬送ラインL3を流れたときにラインを停止させてもよい。
次に、本実施形態に係る破瓶検出装置20及び破瓶検出方法の作用効果について説明する。本実施形態に係る破瓶検出装置20及び破瓶検出方法では、入味検査を経た瓶Bに向かって光Cを照射する照射部23と、照射部23から照射されて割れた瓶Bを通ると共にビール液B3を通らなかった光Cを検出する検出部24とを備える。よって、検出部24が割れた瓶Bを通ると共にビール液B3を通らなかった光Cを検出することにより、入味検査後に割れた瓶Bを検出することができる。
すなわち、照射部23から照射された光Cのうち、割れていない瓶Bを通ると共にビール液B3を通る光Cは、ビール液B3によって屈折するので検出部24に到達しない。これに対し、割れた瓶Bを通ると共にビール液B3を通らなかった光Cは、屈折せず瓶Bの内部空間B5を直進するので検出部24に到達する。従って、割れた瓶Bを検出部24によって確実に検出することができる。更に、破瓶検出装置20は、割れた大瓶B1を検出する第1破瓶検出装置21、及び割れた中瓶B2を検出する第2破瓶検出装置22を含んでいる。従って、割れた大瓶B1及び割れた中瓶B2の両方を確実に検出することができる。
また、照射部23からの光Cは瓶Bが割れていない場合におけるビール液B3の液面B4に対して斜めに照射されるので、ビール液B3の部分で光Cを確実に屈折させることができる。更に、破瓶検出装置20は、照射部23及び検出部24を備えており、画像処理装置等の大掛かりな設備が不要であるため、簡易な構成とすることができる。従って、破瓶検出装置20にかかるコストを抑えることができると共に、搬送経路Lにおける仕上げ検査部2の下流側の限られたスペースに破瓶検出装置20を容易に配置することができる。
また、瓶Bは着色透明とされている。このように、瓶Bが着色されている場合であっても、瓶Bに光Cを透過させることによって割れた瓶Bを確実に検出することができる。更に、本実施形態では、瓶Bがビール瓶であって茶色透明とされているので瓶Bを目視で確認することが困難となる場合がある。しかしながら、本実施形態では、茶色透明とされた瓶Bであっても、瓶Bに光Cを透過させることによって割れた瓶Bを確実に検出することができる。
また、照射部23は、瓶Bに対して斜め上方に光Cを照射し、検出部24は、照射部23によって斜め下方から照射された光Cを検出する。よって、瓶Bから見て照射部23が斜め下方に配置されると共に検出部24が斜め上方に配置される。検出部24が瓶Bから見て斜め上方に配置されることにより、検出部24を設置しやすくすることができると共に、検出部24を汚れにくくすることができる。従って、検出部24による割れた瓶Bの検出の精度を更に高めることができる。
また、検出部24は、肩部Kが割れた瓶Bであって肩部Kからビール液B3が漏れた瓶Bを通った光Cを検出する。よって、外形は維持しつつも肩部Kが割れた瓶Bを通った光Cを検出部24が検出するので、肩部Kが割れた瓶Bを入味検査が行われた後に確実に検出することができる。従って、肩部Kが割れた瓶Bがケーサー4まで搬送されてしまうことを抑制することができ、肩部Kが割れた瓶Bが箱詰めされる事態を回避することができる。
また、図2に示されるように、照射部23及び検出部24は、瓶Bにラベルを貼り付けるラベラー10に配置される。よって、1本1本の瓶Bにラベルを貼り付けるラベラー10に照射部23及び検出部24が設けられることにより、破瓶の検出を1本1本の瓶Bに対してより高精度に行うことができる。また、搬送経路Lにおける仕上げ検査部2の下流側において、瓶Bが固定されて瓶Bの内部のビール液B3の揺れが比較的少ない箇所に破瓶検出装置20が配置される。ところで、工程として最後に単列化された直後であるラベラー10では、単列化の衝撃により破瓶しやすい可能性がある。一方、ラベラー10では、瓶Bを回転させるため瓶Bの内部の液面B4の揺れはあるものの遠心力によって液面B4の方向が一定とされているため、破瓶の検出箇所として好適である。よって、ラベラー10で破瓶の検出を行うことにより、破瓶の誤検出をより確実に抑制することができる。
以上、本発明に係る破瓶検出装置及び破瓶検出方法の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。本発明は、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲において種々の変形が可能である。すなわち、破瓶検出装置の各部の構成、形状、並びに、破瓶検出方法における各工程の内容及び順序は、上記の要旨を変更しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、基台24a、センサ位置調整部24b、センサ高さ調整部24c及びセンサ角度調整部24eを備えた検出部24について説明した。しかしながら、検出部の構成は適宜変更可能であり、照射部の構成についても適宜変更可能である。また、前述の実施形態では、割れた大瓶B1を検出する第1破瓶検出装置21、及び割れた中瓶B2を検出する第2破瓶検出装置22を含む破瓶検出装置20について説明した。しかしながら、破瓶検出装置が検出する瓶の大きさ、形状及び種類は適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、瓶Bから見て斜め下方に照射部23が配置され、照射部23から斜め上方に光Cを照射する例について説明した。しかしながら、例えば、瓶から見て斜め上方に照射部が配置され、照射部から斜め下方に光を照射してもよく、ラベラーにおける照射部及び検出部の配置位置は適宜変更可能である。更に、照射部及び検出部(破瓶検出装置)は、例えば搬送経路Lのラベラー10の下流側等、ラベラー以外の位置に配置されていてもよく、仕上げ検査部2からケーサー4までの間で単列部であればどこに配置されていてもよい。
また、前述の実施形態では、瓶Bが茶色透明のビール瓶である例について説明した。しかしながら、瓶は、例えば緑色又は青色等、茶色以外の着色透明とされていてもよいし、無色透明とされていてもよい。このように、瓶が茶色以外の着色透明又は無色透明とされている場合であっても前述と同様の効果が得られる。
また、前述の実施形態では、飲料としてビール液が注入された瓶Bについて説明した。しかしながら、本発明に係る破瓶検出装置及び破瓶検出方法は、ビール液以外の飲料が注入された瓶に対しても適用可能である。更に、前述の実施形態では、複数の仕上げ検査部2、ケーサー4及び欠瓶検査部5を備えた飲料製造システム1について説明した。しかしながら、飲料製造システムの構成は適宜変更可能である。
(実施例)
続いて、本発明に係る破瓶検出装置及び破瓶検出方法の実施例について説明する。本発明は、下記の実施例に限定されない。実施例に係る実験では、例えば図2に示されるように、破瓶検出装置20をライン13の入口から数えて12ヘッド目と13ヘッド目の間に配置し、バリカム値を185以上且つ260以下の範囲において5ずつずらしながら破瓶の検出を行った。図8(a)、図8(b)、図8(c)及び図8(d)に示されるように、照射部23から見て正面、左側面、右側面及び背面のそれぞれの肩部Kが割れている瓶B、空瓶、並びに、割れていない入味瓶に光Cを照射して検出部24で光の受光量を測定した。その測定結果を以下の表1に示す。
Figure 0007212465000001
表1において、「入味瓶」の列の各値は、割れておらずビール液B3が注入された瓶Bに対して照射部23から検出部24に向かって光Cを照射した場合における検出部24の受光量を示している。なお、受光量の数値は、照射部23からの光Cの100%が検出部24に入射する場合の受光量を「9999」とし、その「9999」に対する検出部24の受光量の割合を示している。
「空瓶」の各列は、中身が入っていない空の瓶に対して照射部23から検出部24に向かって光Cを照射した場合における検出部24の受光量を示す。「正面」の列の各値は、図8(a)のように正面が割れた瓶Bに対して照射部23から検出部24に向かって光Cを照射した場合における検出部24の受光量を示す。「左側面」の列の各値は、図8(b)のように左側面が割れた瓶Bに対して照射部23から検出部24に向かって光Cを照射した場合における検出部24の受光量を示す。「右側面」の列の各値は、図8(c)のように右側面が割れた瓶Bに対して照射部23から検出部24に向かって光Cを照射した場合における検出部24の受光量を示す。「背面」の列の各値は、図8(d)のように背面が割れた瓶Bに対して照射部23から検出部24に向かって光Cを照射した場合における検出部24の受光量を示す。
表1に示されるように、割れていない入味瓶である瓶Bの場合は、ビール液B3で光Cが屈折することによって検出部24の受光量を大幅に抑えられた。一方、正面、左側面、右側面及び背面のいずれかが割れている瓶Bの場合、並びに空瓶の場合は、瓶Bの内部空間B5で光Cが直進するので検出部24の受光量を大幅に高めることができた。入味瓶の場合の受光量の最大値が「16」、割れた瓶Bの場合の受光量の最小値が「240」(空瓶の受光量の最小値は「184」)である。よって、検出部24の受光量の閾値を例えば30以上且つ150以下(一例として「50」)とし、検出部24の受光量が当該閾値以下である場合には瓶Bが割れていないと判定すると共に、検出部24の受光量が当該閾値より大きい場合には瓶Bが割れていると判定することができる。
また、表1に示されるように、ラベラー10における破瓶検出装置20の回転角が、1ヘッド目(ピッチ)のバリカム値0を0°位置としたときに125.1°~127.2°である場合、すなわち、バリカム値が185以上且つ260以下である場合には、割れた瓶Bと割れていない瓶Bとの間で検出部24の受光量に大きな差を導出することができるので、割れた瓶Bを確実に検出できることが分かった。更に、正面、左側面、右側面及び背面のいずれの位置が割れている場合であっても割れた瓶Bを確実に検出できることが分かった。
1…飲料製造システム、2…仕上げ検査部、4…ケーサー、5…欠瓶検査部、10…ラベラー、11,12,13,14…ライン、13a…ヘッド、15…ラベル検査部、20…破瓶検出装置、21…第1破瓶検出装置、22…第2破瓶検出装置、23…照射部、24…検出部、24a…基台、24b…センサ位置調整部、24c…センサ高さ調整部、24d…軸、24e…センサ角度調整部、24f…瓶検出センサ、24g…破瓶センサ、B…瓶、B1…大瓶、B2…中瓶、B3…ビール液(飲料)、B4…液面、B5…内部空間、C…光、H…水平面、K…肩部、L…搬送経路、L1…第1搬送ライン、L2…第2搬送ライン、L3…第3搬送ライン、L4…第4搬送ライン、L21…第1部分、L22…第2部分、L23…幅狭部、L31…第1部分、L32…第2部分、L33…幅広部、t1,t2…時刻、θ2…傾斜角度、θ3…入射角、θ4…屈折角。

Claims (6)

  1. 飲料が注入されて入味検査が行われた後に割れた瓶を検出する破瓶検出装置であって、
    割れていない瓶の内部に注入された飲料の液面に対して斜めとなるように前記瓶に光を照射する照射部と、
    前記照射部から照射された光であって前記割れた瓶を通ると共に前記飲料を通らなかった前記光を検出する検出部と、
    を備え、
    前記照射部は、瓶の内部に注入された飲料の量が規定範囲内であるか否かについての検査である入味検査を経た前記瓶に向かって光を照射し、
    前記検出部は、前記割れた瓶を通ると共に前記飲料を通らなかった前記光を検出することにより、前記入味検査後に割れた瓶を検出する、
    破瓶検出装置。
  2. 前記瓶は着色透明とされている、
    請求項1に記載の破瓶検出装置。
  3. 前記照射部は、前記瓶に対して斜め上方に光を照射し、
    前記検出部は、前記照射部によって斜め下方から照射された前記光を検出する、
    請求項1又は2に記載の破瓶検出装置。
  4. 前記検出部は、肩部が割れた瓶であって前記肩部から前記飲料が漏れた前記瓶を通った光を検出する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の破瓶検出装置。
  5. 前記照射部及び前記検出部は、前記瓶にラベルを貼り付けるラベラーに配置される、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の破瓶検出装置。
  6. 飲料が注入されて入味検査が行われた後に割れた瓶を検出する破瓶検出方法であって、
    割れていない瓶の内部に注入された飲料の液面に対して斜めとなるように前記瓶に光を照射する工程と、
    前記光を照射する工程において照射された光であって前記割れた瓶を通ると共に前記飲料を通らなかった前記光を検出する工程と、
    を備え、
    前記照射する工程では、瓶の内部に注入された飲料の量が規定範囲内であるか否かについての検査である入味検査を経た前記瓶に向かって光を照射し、
    前記検出する工程では、前記割れた瓶を通ると共に前記飲料を通らなかった前記光を検出することにより、前記入味検査後に割れた瓶を検出する、
    破瓶検出方法。
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