JP2019116210A - 駆動装置の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性部材の脱落を抑制することができる駆動装置の取付構造を提供することを目的とする。【解決手段】実施形態の一態様に係る駆動装置の取付構造においては、ブラケットと、弾性部材と、取付部材とを備える。ブラケットは、被取付部材に設けられる。弾性部材は、駆動装置に設けられる。取付部材は、ブラケットと弾性部材とを連結させて駆動装置を被取付部材に取り付ける。【選択図】図7

Description

本発明は、駆動装置の取付構造に関する。
従来、例えば駆動装置など種々の装置が取り付けられた部材を、ブラケットなどの別の部材に取り付ける際、部材間における振動の伝達を抑制するため、部材と部材とをゴムを介して取り付ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−158267号公報
しかしながら、従来技術において、上記した防振用のゴムは、ブラケットなどの部材に形成された孔に差し込まれているだけであることから、何らかの衝撃を受けたときにゴムが脱落するおそれがあった。このように、従来技術には、防振用として用いられるゴムなどの弾性部材の脱落を抑制するという点で改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、弾性部材の脱落を抑制することができる駆動装置の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、駆動装置の取付構造において、ブラケットと、弾性部材と、取付部材とを備える。ブラケットは、被取付部材に設けられる。弾性部材は、駆動装置に設けられる。取付部材は、前記ブラケットと前記弾性部材とを連結させて前記駆動装置を前記被取付部材に取り付ける。
本発明によれば、弾性部材の脱落を抑制することができる。
図1は、車両の後側の概略図である。 図2は、バックドアの内側の一部を車両前方から見たポンプ等の正面図である。 図3は、ポンプ等の平面図である。 図4は、ポンプ等の背面図である。 図5は、取付装置の分解斜視図である。 図6は、弾性部材の拡大斜視図である。 図7は、図2のVII−VII線断面図である。 図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。 図9は、取付部材の拡大斜視図である。 図10は、軸部を先端部側から見たときの拡大図である。 図11は、移動規制部の拡大図である。 図12は、第1変形例を説明する図である。 図13は、第2変形例を説明する図である。 図14は、第3変形例を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する駆動装置の取付構造の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施形態)
本実施形態に係る駆動装置の取付構造は、図1に示すように、駆動装置であるポンプ1を車両100のバックドア101、具体的には、バックドア101のアウターパネルの内側に取り付ける取付構造である。図1は、車両100の後側の概略図である。
ポンプ1は、例えばモータ駆動によって生成された圧縮空気を、ホース102などを介してバックカメラ103のレンズに向けて吹き付ける。これにより、バックカメラ103に付着した雨滴などの付着物を圧縮空気によって除去することができる。
なお、駆動装置の取付構造は、駆動装置をバックドア101に取り付ける取付構造に限定されるものではなく、駆動装置をその他の部材に取り付けてもよい。また、駆動装置は、ポンプ1に限られることはなく、例えば、モータなどを備えた駆動装置等であってもよい。なお、バックドア101は被取付部材の一例であり、ポンプ1は駆動装置の一例である。
図2は、バックドア101の内側の一部を車両前方から見たポンプ1等の正面図である。また、図3は、ポンプ等の平面図であり、図4は、ポンプ1等の背面図である。
図2および図3に示すように、ポンプ1は、取付装置2によってバックドア101に取り付けられる。なお、図4では、取付装置2を図示するため、バックドア101の図示を省略している。
なお、以下では、説明の便宜上、前進時の車両100(図1参照)の運転席から見て左手側を「左」、右手側を「右」と記載する場合があり、また、鉛直下向き方向を「下」、鉛直上向き方向を「上」と記載する場合があるが、これにより方向が限定されるものではない。
図5は、取付装置2の分解斜視図である。図2〜5に示すように、取付装置2は、弾性部材10(図2,3で見えず)と、ブラケット20と、取付部材30とを備える。
弾性部材10は、ゴムなどの弾性素材によって構成される、防振用の部材である。弾性部材10は、図4,5に示すように、ポンプ1の左右方向の端部に複数個(ここでは2個ずつ)設けられる。なお、上記では、弾性部材10は、ポンプ1の端部に2個ずつ設けられるが、これに限定されるものではなく、例えば、1個または3個以上であってもよい。
また、ポンプ1において弾性部材10が設けられる位置は、上記した左右方向の端部に限られず、例えば、上下方向の端部などその他の位置であってもよい。なお、弾性部材10は、固定部50によってポンプ1に固定されるが、かかる固定部50については後述する。
図6は、弾性部材10の拡大斜視図である。図6に示すように、弾性部材10は、例えば、内部に中空部11を有する円筒状に形成される。なお、図6に示す弾性部材10の形状は、あくまでも例示であって限定されるものではなく、例えば、角柱状などその他の形状であってもよい。
弾性部材10は、段差部12と、溝部14とを備える。段差部12は、弾性部材10において、中空部11を形成する内周面に形成される。例えば、段差部12は、弾性部材10の内周面において、内径が端部側の内径より小さい部位が形成されることで、階段状とされる部分である。
溝部14は、弾性部材10の外周面において周方向に沿って形成される。例えば、溝部14は、弾性部材10の外周面の中央付近が縮径されて形成される。上記のように構成される弾性部材10は、ポンプ1に設けられる固定部50に固定される(図4参照)。
固定部50は、弾性部材10を固定することから、上記した弾性部材10と同様、ポンプ1の左右方向の端部に設けられる。なお、固定部50は、ポンプ1と一体的に設けられても、別体で設けられてもよい。
図7は、図2のVII−VII線断面図であり、図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。図7および図8に示すように、固定部50は、弾性部材10が挿通される孔51と、孔51と連通し、左右方向に延設される切欠き溝52とを備える。すなわち、固定部50の孔51は、略U字孔形状とされる(図8参照)。
図7に示すように、弾性部材10は、溝部14が孔51に位置して係止することで、固定部50に固定される。これにより、弾性部材10は、固定部50に確実に固定され、よって弾性部材10の脱落を抑制することができる。
また、固定部50は、切欠き溝52を備えることから、例えば、弾性部材10を固定部50に取り付ける際、切欠き溝52から孔51へ向けて押し込むことで容易に取り付けることが可能となり、よって取り付けの作業性を向上させることができる。
なお、固定部50の形状は、上記に限定されるものではなく、例えば、切欠き溝52を除去して、孔51を環状(略O字状)とするなど、その他の形状であってもよい。また、固定部50については、後にさらに詳しく説明する。
次いで、ブラケット20について説明する。図3に示すように、ブラケット20は、バックドア101に立設されて設けられる。ブラケット20は、例えば金属製とされるが、これに限定されるものではない。
ブラケット20は、例えば、平面視において略U字状に形成される。詳しくは、ブラケット20は、底部21と、脚部22と、受け部23とを備える。底部21は、薄板状に形成され、例えば、接着部材である両面テープ(図示せず)によってバックドア101に取り付けられる。すなわち、取付装置2(ポンプ1)は、両面テープによってバックドア101に取り付けられる。なお、底部21は、上記した両面テープに限られず、接着剤などの接着部材によってバックドア101に取り付けられてもよい。
脚部22は、底部21の左右方向の端部から前方に向けて延設され、バックドア101から立ち上がるように形成される。
受け部23は、脚部22の前方の端部から連続して左右方向に向けて延設される。また、受け部23は、バックドア101に対して略平行となるように形成される。上記した形状の受け部23は、ポンプ1をバックドア101に取り付ける際、取付部材30と接触して取付部材30を受ける。また、図5に示すように、受け部23には、後述するネジ60が挿通されるネジ孔23aが形成される。
次に、取付部材30について説明する。取付部材30は、図7に示すように、上記したブラケット20と弾性部材10とを連結させて、ポンプ1をバックドア101に取り付ける部材である。
これにより、例えば、ポンプ1において振動が発生した場合であっても、弾性部材10によって振動を減衰させることができるため、取付部材30やブラケット20、およびバックドア101へ伝達される振動を抑制することができる。
また、本実施形態にあっては、図7に示すように、ポンプ1に設けられる弾性部材10を、ブラケット20に直結させず、取付部材30を介してブラケット20に取り付けるようにした。従って、ポンプ1に設けられる弾性部材10は、取付部材30によって間接的にブラケット20と連結されることとなる。これにより、例えば、ブラケット20側から何らかの衝撃を受けた場合であっても、取付部材30等によって緩衝され、よって弾性部材10のポンプ1からの脱落を抑制することが可能となる。以下、取付部材30の構成について詳しく説明する。
図9は、取付部材30の拡大斜視図である。図9および図7に示すように、取付部材30は、対向部31と、軸部32と、周壁部33と、ネジ取付部34と、移動規制部35(図9に図示)とを備える。なお、取付部材30は、例えば樹脂製とされるが、これに限定されるものではない。
対向部31は、図7に示すように、ポンプ1をバックドア101に取り付ける際、ブラケット20の受け部23と対向して位置される部位であり、受け部23に対して略平行とされる。
軸部32は、例えば略円柱状に形成される。軸部32は、図7に示すように、対向部31からブラケット20の受け部23へ向けて突出するように形成される。そして、軸部32は、弾性部材10と嵌合する。
詳しくは、軸部32は、固定部50に固定されている弾性部材10の中空部11に挿入され、弾性部材10と嵌合する。このように、弾性部材10は、中空部11に軸部32が挿通されて嵌合することから、予期しない何らかの衝撃を受けた場合であっても、軸部32から抜け落ち難くすることができる。
軸部32が挿通された弾性部材10は、図7に示すように、ブラケット20の受け部23と取付部材30の対向部31との間に挟持される。詳しくは、固定部50が、受け部23と対向部31との間に位置するように配置されることで、固定部50に固定される弾性部材10が受け部23と対向部31との間に挟持される。
これにより、弾性部材10は、軸部32の先端部32a側、すなわち、ブラケット20の受け部23から抜け落ち難くなり、脱落を効果的に抑制することができる。
また、軸部32の先端部32aと受け部23との間には、隙間が形成されてもよい。本実施形態にあっては、かかる隙間および固定部50の大きさを適宜に設定することで、弾性部材10の脱落をより一層抑制するようにした。
詳しくは、図7に示すように、軸部32は、先端部32aと受け部23との離間距離A1が固定部50の厚さA2より小さくなるように形成される(A1<A2)。
弾性部材10は、固定部50に固定されることから、固定部50の厚さA2より厚くなる。そのため、例えば、弾性部材10が経年劣化などによって破損するような場合であっても、上記のように隙間および固定部50を設定すれば、隙間から抜け落ち難くすることができる。
また、本実施形態にあっては、固定部50および軸部32の大きさを適宜に設定することで、弾性部材10の脱落をより一層抑制するようにした。
詳しくは、図8に示すように、固定部50は、切欠き溝52の幅B1が、孔51に挿通される弾性部材10に嵌合する軸部32の直径B2より小さくなるように形成されるようにした(B1<B2)。
弾性部材10は、上記のように、軸部32に嵌合することから、軸部32の直径B2より大きくなる。そのため、例えば、弾性部材10が経年劣化などによって破損するような場合であっても、上記のように固定部50の切欠き溝52および軸部32を設定すれば、切欠き溝52から抜け落ち難くすることができる。
図9に示すように、軸部32は、先端部32aに係止部32bを備える。図10は、軸部32を先端部32a側から見たときの拡大図である。図10に示すように、係止部32bは、軸部32の外周面において径方向に沿って突出するように形成される。
係止部32bは、軸部32の外周面において120度間隔で3個形成されるが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、係止部32bは、2個以下、または4個以上であってもよく、また、等間隔に形成されなくてもよい。
上記した係止部32bは、図7に示すように、固定部50よって固定された弾性部材10と係止する。詳しくは、軸部32の係止部32bは、弾性部材10の段差部12に係止する。
これにより、例えば、弾性部材10と嵌合している取付部材30をブラケット20に組み付けるような場合に、弾性部材10が軸部32から抜け落ちることを効果的に抑制することができる。
周壁部33は、図9に示すように、軸部32の周囲を部分的に囲むようにして形成される。これにより、軸部32と周壁部33との間に空間が形成され、かかる空間に弾性部材10を位置させることが可能となる(図7参照)。従って、周壁部33は、弾性部材10を保護するカバーとして機能することができる。
なお、上記では、周壁部33は、軸部32の周囲を部分的に囲むようにしたが、これに限定されるものではなく、全周に亘って囲むようにしてもよい。
ネジ取付部34は、対向部31や周壁部33から連続するように形成されるとともに、ネジ挿通孔34aが形成される。ネジ挿通孔34aは、上記したブラケット20の受け部23のネジ孔23aに対応する位置に形成される。これにより、取付部材30は、ネジ60がネジ挿通孔34aおよびネジ孔23aに挿通されることで、ブラケット20に締結固定される。
移動規制部35(図4参照)は、ブラケット20に締結固定された取付部材30のポンプ1側への移動を規制する。図11は、移動規制部35の拡大図である。
図11および図9に示すように、移動規制部35は、取付部材30のポンプ1側の位置に形成され、凹状に形成される。他方、ポンプ1において移動規制部35と対応する位置には、凸状の凸部55が形成される。
なお、移動規制部35の形状は、上記に限定されるものではなく、例えば凸状に形成され、ポンプ1側に凹状の部位が形成されるなど、その他の形状であってもよい。
そして、例えば、図11に矢印Dで示す方向へ外力が作用し、取付部材30がポンプ1側へ移動した場合、移動規制部35が最初にポンプ1の凸部55に当接して、取付部材30のそれ以上の移動を規制する。
これにより、例えば、軸部32などは外力の影響を受け易いが、移動規制部35を設けることで、取付部材30の移動が制限されるため、外力の影響を低減させることができ、軸部32などを保護することができる。
上述してきたように、実施形態に係る駆動装置の取付構造は、ブラケット20と、弾性部材10と、取付部材30とを備える。ブラケット20は、バックドア101(被取付部材の一例)に設けられる。弾性部材10は、ポンプ1(駆動装置の一例)に設けられる。取付部材30は、ブラケット20と弾性部材10とを連結させてポンプ1をバックドア101に取り付ける。これにより、弾性部材10の脱落を抑制することができる。
(第1変形例)
次いで、第1変形例について図12を参照して説明する。なお、以下においては、第1の実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12は、第1変形例を説明する図である。図12に示すように、第1変形例にあっては、実施形態における係止部32bに代え、あるいは加え、軸部32の先端部32aに弾性部材10と係止する係止部材38が取り付けられるようにした。ここでは、係止部材38がネジである場合を例にとって説明する。
詳しくは、軸部32には、先端部32aにおいてネジ孔32cが形成される。そして、かかるネジ孔32cに、頭部38aを有する係止部材38(すなわちネジ)を挿通させて取り付ける。このとき、係止部材38の頭部38aが弾性部材10の段差部12に係止するようにする。
これにより、例えば、弾性部材10と嵌合している取付部材30をブラケット20に組み付けるような場合に、弾性部材10が軸部32から抜け落ちることを効果的に抑制することができる。
なお、上記では、係止部材38としてネジを用いるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、頭部を有するピンなどであってもよい。
(第2変形例)
次いで、第2変形例について図13を参照して説明する。図13は、第2変形例を説明する図である。
図13に示すように、第2変形例にあっては、取付部材30をブラケット20に取り付けるネジ60を軸部32に設けるようにした。詳しくは、第2変形例に係る軸部32は、軸方向に沿ってネジ挿通孔(挿通孔の一例)32dが形成される。また、ブラケット20にあっては、ネジ挿通孔32dと対応する位置に、ネジ孔23bが形成される。
そして、取付部材30は、ネジ60がネジ挿通孔32dおよびネジ孔23bに挿通されることで、ブラケット20に締結固定される。
このように、第2変形例にあっては、取付部材30をブラケット20に取り付けるネジ60を軸部32に設けることで、取付部材30において、弾性部材10の取り付け部分とブラケット20への取り付け部分とを共用化でき、よって取付部材30のコンパクト化を図ることができる。
なお、上記したネジ60は固定部材の一例である。すなわち、本実施形態および各変形例にあっては、ネジ60に限られず、ピンなど他の部材を用いて取付部材30をブラケット20に固定してもよい。
(第3変形例)
次いで、第3変形例について図14を参照して説明する。図14は、第3変形例を説明する図である。
図14に示すように、第3変形例にあっては、取付部材30の軸部32がブラケット20を貫通するように形成されるようにした。詳しくは、ブラケット20の受け部23には、軸部32を貫通可能な貫通孔23cが形成される。
そして、軸部32は、対向部31からブラケット20の受け部23へ向けて突出するとともに、弾性部材10の中空部11を通って受け部23の貫通孔23cに貫通するように形成される。
これにより、例えば、ブラケット20の受け部23と取付部材30の対向部31との間に挟持される弾性部材10は、軸部32の先端部32aから抜け落ちることがなく、よって弾性部材10の脱落をより効果的に抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ポンプ(駆動装置)
2 取付装置
10 弾性部材
11 中空部
20 ブラケット
23 受け部
23c 貫通孔
30 取付部材
31 対向部
32 軸部
32a 先端部
35 移動規制部
38 係止部材
50 固定部
51 孔
52 切欠き溝
100 車両
101 バックドア
103 バックカメラ

Claims (12)

  1. 被取付部材に設けられるブラケットと、
    駆動装置に設けられる弾性部材と、
    前記ブラケットと前記弾性部材とを連結させて前記駆動装置を前記被取付部材に取り付ける取付部材と
    を備えることを特徴とする駆動装置の取付構造。
  2. 前記取付部材は、
    軸部を備え、
    前記弾性部材は、
    前記軸部が挿入されて嵌合する中空部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置の取付構造。
  3. 前記ブラケットは、
    前記取付部材を受ける受け部を備え、
    前記取付部材は、
    前記受け部と対向して位置される対向部を備え、
    前記弾性部材は、
    前記ブラケットの前記受け部と前記取付部材の前記対向部との間に挟持される
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動装置の取付構造。
  4. 前記弾性部材を前記駆動装置に固定する固定部
    をさらに備え、
    前記軸部は、
    前記対向部から前記ブラケットの前記受け部へ向けて突出するとともに、先端部と前記受け部との離間距離が前記固定部の厚さより小さくなるように形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置の取付構造。
  5. 前記軸部は、
    前記対向部から前記ブラケットの前記受け部へ向けて突出するとともに、前記受け部に形成される貫通孔に貫通するように形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置の取付構造。
  6. 前記弾性部材を前記駆動装置に固定する固定部
    をさらに備え、
    前記固定部は、
    前記弾性部材が挿通される孔と、
    前記孔と連通する切欠き溝と
    を備えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の駆動装置の取付構造。
  7. 前記固定部は、
    前記切欠き溝の幅が、前記孔に挿通される前記弾性部材に嵌合する前記軸部の直径より小さくなるように形成される
    ことを特徴とする請求項6に記載の駆動装置の取付構造。
  8. 前記軸部は、
    先端部に前記弾性部材と係止する係止部
    を備えることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の駆動装置の取付構造。
  9. 前記軸部は、
    先端部に前記弾性部材と係止する係止部材が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の駆動装置の取付構造。
  10. 前記軸部は、
    前記取付部材を前記ブラケットに固定する固定部材が挿通される挿通孔
    を備えることを特徴とする請求項2〜8のいずれか一つに記載の駆動装置の取付構造。
  11. 前記取付部材は、
    前記駆動装置側への移動を規制する移動規制部
    を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の駆動装置の取付構造。
  12. 前記駆動装置は、
    車両に搭載されたカメラのレンズに付着した付着物を除去する圧縮空気を供給するポンプである
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の駆動装置の取付構造。
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