JP2019114430A - 燃料電池用のターミナルプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】ターミナルプレートの構造を簡素化し、端子の発熱に起因する問題を抑える。【解決手段】燃料電池200を構成する積層体150の積層方向の端部に配置される燃料電池用のターミナルプレート110aは、積層面に対向するように配置されて第1金属によって構成されるプレート部10aと、プレート部の外周部に接合されて第2金属によって構成される端子部20aと、を備える。ターミナルプレートにおいて、第1面には、ガスケットが配置される位置であるガスケットラインSL1が存在し、第2面には、プレート部と端子部とを接合する接合部115が設けられる。第2金属は、第1金属よりも導電性が高い。接合部は、ターミナルプレートの平面方向においてガスケットラインから離間する。【選択図】図3A

Description

本発明は、燃料電池用のターミナルプレートに関する。
燃料電池は、一般に、単セルを複数積層したスタック構造を有しており、発電電力を外部に取り出すために、端子部を有するターミナルプレートを備えている。このようなターミナルプレートの一例として、従来、金属製の第1のプレートを、当該第1のプレートよりも耐食性の高い第2および第3の金属プレートで挟持した構造を有するターミナルプレートが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2015−088294号公報
しかしながら、上記従来のターミナルプレートを製造するためには、複数のプレートを積層する必要があり、構造が複雑である。そこで、本願発明者らは、ターミナルプレートの構造を、より簡素化するため、ターミナルプレートの一部に端子部を重ね合わせて接合する構造を考案した。しかし、このような構造では、接合部に電流が集中して流れることにより、接合部が発熱し、接合部の周辺に配置された部材に影響が及ぶという問題を、本願発明者らは見出した。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、単セルが複数積層された積層体を備える燃料電池において、前記積層体の積層方向の端部に配置される燃料電池用のターミナルプレートが提供される。ターミナルプレートは;前記積層体の積層面に対向するように配置され、第1金属によって構成されるプレート部と;前記燃料電池の発電電力を外部に出力するために前記プレート部の外周部に接合され、第2金属によって構成される端子部と;を備え;前記ターミナルプレートにおいて、前記積層体に対向する第1面には、前記プレート部の外周に沿ってガスケットが配置される位置であるガスケットラインが存在し、前記第1面とは異なる第2面には、前記プレート部と前記端子部とを接合する接合部が設けられ;前記第2金属は、前記第1金属よりも導電性が高く;前記接合部は、前記ターミナルプレートの平面方向において、前記ガスケットラインから離間した位置に設けられている。
この形態のターミナルプレートによれば、接合部とガスケットとの間でより大きな距離を確保できるため、接合部が発熱しても、ガスケットが高温になることを抑えることができる。その結果、接合部の発熱に起因するガスケットの劣化を抑制し、ガスケットにおけるシール性の低下を抑えることができる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、燃料電池用のターミナルプレートの製造方法や、ターミナルプレートを備える燃料電池等の形態で実現することができる。
燃料電池の概略構成を表わす斜視図である。 ターミナルプレートの概略構成を表わす斜視図である。 接続部の配置を表わす説明図である。 接続部の配置を表わす説明図である。 接続部の配置を表わす説明図である。 接続部の配置を表わす説明図である。 接続部の配置を表わす説明図である。 接続部の配置を表わす説明図である。
A.第1実施形態:
(A−1)燃料電池の全体構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての燃料電池200の概略構成を表わす斜視図である。燃料電池200は、スタック構造を有し、単セル100を複数積層して成る積層体150と、一対のターミナルプレート110a、110b、一対の絶縁板(インシュレータ)120a、120b、および一対のエンドプレート130a、130bを備える。燃料電池200では、エンドプレート130a、絶縁板120a、ターミナルプレート110a、積層体150、ターミナルプレート110b、絶縁板120b、およびエンドプレート130bが、この順に積層されている。すなわち、ターミナルプレート110a、110bは、積層体150の積層方向の端部に配置される。なお、図1では、絶縁板120aはエンドプレート130aの裏面側に隠れているため、絶縁板120aは破線で示している。燃料電池200は、図示しない保持部材によって、単セル100の積層方向に締結圧がかかった状態で保持される。
燃料電池200は、水素を含有する燃料ガスと酸素を含有する酸化ガスとの供給を受けて発電する固体高分子型燃料電池である。燃料電池200において電気化学反応により発生した電力は、ターミナルプレート110a、110bにおいて集電されて、ターミナルプレート110a、110bから取り出される。ターミナルプレート110a、110bの詳しい構成については、後述する。絶縁板120a、120bは、ゴムや樹脂等の絶縁性材料によって形成されている。絶縁板120a、120bにおいて、ターミナルプレート110a、110bと接する側の表面には、冷媒を流通させる流路を形成するための凹凸形状を形成してもよい。エンドプレート130a、130bは、ステンレス鋼等の金属によって形成されている。燃料電池200は、例えば車両等の移動体に搭載され、移動体の動力源として使用される。また、燃料電池200は、定置型の電源として使用してもよい。
燃料電池200の内部には、積層体150、ターミナルプレート110a、絶縁板120a、およびエンドプレート130aを積層方向に貫通する複数(本実施形態では6つ)のマニホールドM1in〜M3inおよびM1out〜M3outが形成されている。マニホールドM1inは、各単セル100に燃料ガスを分配するための燃料ガス供給マニホールドである。マニホールドM2inは、各単セル100に酸化ガスを分配するための酸化ガス供給マニホールドである。マニホールドM3inは、単セル100間に形成される各冷媒流路に冷媒を分配するための冷媒供給マニホールドである。マニホールドM1outは、各単セル100から燃料ガスが排出される燃料ガス排出マニホールドである。マニホールドM2outは、各単セル100から酸化ガスが排出される酸化ガス排出マニホールドである。マニホールドM3outは、単セル100間に形成される各冷媒流路から冷媒が排出される冷媒排出マニホールドである。エンドプレート130aにおいて、上記した各マニホールドが開口する。エンドプレート130aにおける各マニホールドの開口部には、燃料ガス、酸化ガス、あるいは冷媒を、燃料電池200に供給または排出するための配管が接続される。
なお、図1に示すように、本実施例では、燃料電池200の一方の端部側(エンドプレート130a側)において、全てのマニホールドが開口しているが、異なる構成としても良い。例えば、上記した6つのマニホールドのうちの少なくとも一部が、エンドプレート130b側で開口することとしてもよい。また、燃料電池200内において、例えば、一方の端部側(例えば、図1では、マニホールドの開口部を有しないエンドプレート130b側)に、締結圧の変動を吸収する部材(例えば板バネ)を設けるなど、異なる部材をさらに配置することとしてもよい。
(A−2)ターミナルプレートの構成:
図2は、ターミナルプレート110a、110bの概略構成を表わす斜視図である。ターミナルプレート110a、110bは、それぞれ、プレート部10a、10bと、端子部20a、20bと、を有する。プレート部10a、10bは、積層体150の積層面に対向するように配置される部分である。端子部20a、20bは、燃料電池200の発電電力を外部に出力するために、プレート部10a、10bの外周部から上方に突出するように設けられており、プレート部10a、10bの外周部に接合されている。なお、図2に示すように、ターミナルプレート110a、110bでは、端子部20a、20bの一部が、プレート部10a、10bの一方の面上に配置されて、両者が重なる部位において、両者が接合されている。そのため、ターミナルプレート110a、110bでは、端子部20a、20bとプレート部10a、10bとが重なる部位は、他の部位よりも、積層方向の厚みが厚くなっている。燃料電池200では、ターミナルプレート110a、110bに隣接する絶縁板120a、120bにおいて、上記厚みが厚い部分の形状に応じた切り欠きや凹凸が形成されている。これにより、上記厚みが厚い部分に起因して、燃料電池200内で部分的に面圧が上昇することが抑えられている。
図2、および後述する図3A〜図5Bでは、燃料電池200における積層方向に対応する方向を、X方向として示している。本実施形態では、X方向は水平方向であり、水平方向のうち、X方向に垂直な方向をY方向として示している。また、図2では、鉛直方向を、Z方向として示している。本実施形態では、+Z方向が、鉛直方向上方を表わす。
プレート部10a、10bの外形は、略矩形形状である。本実施形態では、端子部20a、20bは、それぞれ、略矩形形状のプレート部10a、10bにおける上辺部分から上方に突出するように設けられている。
ターミナルプレート110aのプレート部10aには、マニホールドM1in〜M3out(図1)を構成する貫通孔である孔部11a〜13aおよび11b〜13bが形成されている。具体的には、プレート部10aにおける鉛直方向の2辺のうちの一方の辺に沿って、孔部11a、13a、12aがこの順で設けられており、他方の辺に沿って、孔部11b、13b、12bがこの順で設けられている。一方、ターミナルプレート110bは、マニホールドを形成するための孔部を有さない。燃料電池200内において、ターミナルプレート110bは、各マニホールドM1in〜M3outの閉塞された端部を形成する。
ターミナルプレート110aと積層体150との間、および、ターミナルプレート110bと積層体150との間には、シール部材であるガスケットが配置される。ガスケットは、ゴムや樹脂により形成することができる。図2では、ターミナルプレート110b上においてガスケットが配置される位置であるガスケットラインSL1〜SL3を、一点鎖線で示す。ガスケットラインSL1は、プレート部10bの外周に沿って、孔部11a〜13aと孔部11b〜13b、および、各単セルで発電反応が進行する領域と積層方向に重なる領域全体を囲むように、設けられている。ガスケットラインSL2、SL3は、孔部11a〜13aおよび孔部11b〜13bの一部を囲むように形成されている。なお、ターミナルプレート110aにおいても、図2に表われる面の裏面において、ターミナルプレート110bと同様の形状のガスケットラインSL1〜SL3が形成される。
プレート部10a、10bと端子部20a、20bとは、それぞれ異なる種類の金属によって構成されている。すなわち、プレート部10a、10bは、第1金属によって構成されており、端子部20a、20bは、第1金属とは異なる第2金属によって構成されている。第2金属は、第1金属と比べて導電性(導電率)の高い金属である。
既述したように、プレート部10a、10bは、マニホールドM1in〜M3outの一部を構成する孔部11a〜13aおよび11b〜13bを有しており、また、プレート部10bは、マニホールドM1in〜M3outの閉塞された端部を構成する。また、プレート部10a、10bにおける積層体150に対向する面上には、冷媒の流路が形成される場合がある。このように、プレート部10a、10bは、燃料ガス、生成水を含む酸化ガス、あるいは冷媒に曝されるため、端子部20a、20bに比べて腐食が進行し易い。このようなプレート部10a、10bを構成する第1金属は、要求される耐食性やコスト等を考慮して、適宜選択すればよい。第1金属としては、例えばチタンやステンレスを用いることができ、耐食性の観点から特にチタンが好ましい。本実施形態では、第1金属としてチタンを用いている。
また、既述したように、本実施形態では、端子部20a、20bを、プレート部10a、10bを構成する第1金属よりも導電性の高い第2金属により構成している。第2金属は、第1金属よりも導電性が高ければよく、例えば、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、および貴金属から選択される金属とすることができる。本実施形態では、第2金属としてアルミニウム(Al)を用いている。そのため、本実施形態では、第1金属は、第2金属よりも耐食性が高い。ただし、第2金属として貴金属を用いる場合のように、第2金属の方が第1金属よりも耐食性が高くてもよい。
(A−3)プレート部と端子部との接合部:
図3Aおよび図3Bは、ターミナルプレート110aにおけるプレート部10aと端子部20aとを接合する接合部115の配置を表わす説明図である。図3Aは、平面図であり、図3Bは、図2に示す3B−3B断面における断面図である。図3Aでは、プレート部10aにおいて図3Aに表われる面の裏面側に形成されるガスケットラインSL1〜SL3を、点線で示している。なお、ターミナルプレート110bも、ターミナルプレート110aと同様の構成を有している。
図3Aおよび図3Bに示すように、ターミナルプレート110aにおいて、積層体150に対向する第1面(図3Aに表われる面の裏面)には、ガスケットラインSL1〜SL3が存在し、第1面とは異なる第2面(図3Aに表われる面)には、端子部20aの−Z方向の端部が配置されて、プレート部10aと端子部20aとを接合する接合部115が設けられている。図3Aおよび図3Bに示すように、接合部115は、ターミナルプレート110aの平面方向において、ガスケットラインSL1から離間した位置に設けられている。ここで、ターミナルプレート110aの平面方向とは、ターミナルプレート110aの積層面に平行な方向であり、本実施形態ではY−Z平面に平行な方向を指す。本実施形態では、接合部115は、ガスケットラインSL1に対して−Z方向に離間する位置に設けられている。
プレート部10a、10bと端子部20a、20bとの接合には、種々の方法を採用可能である。例えば、レーザ溶接、アーク溶接、電子ビーム溶接、抵抗溶接等の溶接により接合することができる。あるいは、摩擦圧接や摩擦攪拌接合により、上記接合を行なってもよい。また、ボルト接合を採用してもよい。本実施形態では、摩擦攪拌接合による接合を採用している。
なお、ターミナルプレート110a、110bでは、接合部115の面積が大きいほど、特に、接合部115におけるY方向の長さが長いほど、接合部における発熱の程度を抑えることができるため望ましい。本実施形態では、図3Aに示すように、端子部20a、20bを平面視したときの外周形状を逆T字型にして、接合部115におけるY方向の長さを、より長く確保している。
以上のように構成された第1実施形態の燃料電池200のターミナルプレート110a、110bによれば、接合部115が、ターミナルプレート110a、110bの平面方向において、ガスケットラインSL1から離間した位置に設けられている。そのため、接合部115に電流が集中して流れることにより接合部115が発熱する場合であっても、接合部115とガスケットとの間でより大きな距離を確保することができる。その結果、接合部115の発熱によってガスケットが高温になることを抑え、ガスケットの劣化を抑制することができる。ガスケットが劣化すると、ガスケットを設けた部位におけるシール性が低下するが、ガスケットの劣化を抑制することで、シール性の低下に起因する燃料電池200の耐久性の低下を抑えることができる。
図4Aおよび図4Bは、比較例としてのターミナルプレート110aの構成を、図3Aおよび図3Bと同様にして示す説明図である。ターミナルプレート110aは、第1実施形態の燃料電池200において、ターミナルプレート110aに代えて用いられる。第1実施形態のターミナルプレート110aと共通する部分には同じ参照番号を付して、詳しい説明は省略する。ターミナルプレート110aでは、接合部115は、ターミナルプレート110aの積層方向(X方向)において、ガスケットラインSL1と重なる位置に設けられている。このような場合には、燃料電池200の発電時に接合部115が発熱するときには、ガスケットは、より高温になり、ガスケットの劣化が進行しやすくなる。
さらに、本実施形態では、端子部20a、20bを構成する第2金属は、プレート部10a、10bを構成する第1金属よりも導電性が高いため、端子部20a、20bの発熱を抑えることができる。そのため、接合部115の発熱に起因するガスケットの昇温だけでなく、端子部20a、20b全体の発熱に起因するガスケットの昇温も抑制することができる。
また、本実施形態では、プレート部10a、10bは、プレート部10a、10b内における他の部分とは金属の組成が異なる部分(被覆層等)を有することなく、単一の金属(合金を含む)である第1金属によって構成される。そのため、ターミナルプレート110a、110bの構成を簡素化できる。
B.第2実施形態:
図5Aおよび図5Bは、第2実施形態のターミナルプレート110aの構成を、図3Aおよび図3Bと同様にして示す説明図である。ターミナルプレート110aは、第1実施形態の燃料電池200において、ターミナルプレート110aに代えて用いられる。第1実施形態のターミナルプレート110aと共通する部分には同じ参照番号を付して、詳しい説明は省略する。図5Aおよび図5Bに示すように、ターミナルプレート110aでは、接合部115は、ガスケットラインSL1に対して、+Z方向に離間する位置に設けられている。
このような構成としても、接合部115とガスケットとの間でより大きな距離を確保することができるため、第1実施形態と同様に、接合部115の発熱によってガスケットが高温になることを抑え、ガスケットの劣化を抑制することができる。上記のように、接合部115は、ガスケットラインSL1に対していずれの方向に離間していてもよい。すなわち、接合部は、ターミナルプレートの平面方向において、ガスケットラインから離間する位置に設けられていればよい。
C.他の実施形態:
第1および第2実施形態では、端子部20a、20bは、矩形形状のプレート部10a、10bにおける上辺部分から上方に突出するように設けたが、異なる構成としてもよい。例えば、プレート部10a、10bにおけるZ方向に平行な辺のいずれかにおいて、端子部20a、20bを設けることとしてもよい。この場合であっても、接合部115が、ターミナルプレートの平面方向において、ガスケットラインSL1から離間していればよい。なお、端子部20a、20bを、プレート部10a、10bにおけるZ方向に平行な辺に設ける場合には、接合部115は、ガスケットラインSL1に加えて、ガスケットラインSL2またはSL3からも離間するように設ければよい。
また、ターミナルプレートにおけるプレート部を平面視したときの外周形状は、矩形形状以外であってもよい。接合部が、ターミナルプレートの平面方向において、ガスケットラインから離間していればよい。
第1および第2実施形態では、一対のターミナルプレート110a、110bを同様の構成としたが、異なる構成としてもよい。具体的には、一対のターミナルプレート110a、110bのうちの一方についてのみ、本願発明を適用することとしてもよい。例えば、耐食性に対する要求が比較的低いターミナルプレートは、全体をアルミニウム(Al)で形成することとしてもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10a,10b…プレート部
11a〜13a,11b〜13b…孔部
20a,20b…端子部
100…単セル
110a,110a,110a…ターミナルプレート
110b…ターミナルプレート
115…接合部
120a,120b…絶縁板
130a,130b…エンドプレート
150…積層体
200…燃料電池
M1in〜M3in…マニホールド
M1out〜M3out…マニホールド
SL1〜SL3…ガスケットライン

Claims (1)

  1. 単セルが複数積層された積層体を備える燃料電池において、前記積層体の積層方向の端部に配置される燃料電池用のターミナルプレートであって、
    前記積層体の積層面に対向するように配置され、第1金属によって構成されるプレート部と、
    前記燃料電池の発電電力を外部に出力するために前記プレート部の外周部に接合され、第2金属によって構成される端子部と、
    を備え、
    前記ターミナルプレートにおいて、前記積層体に対向する第1面には、前記プレート部の外周に沿ってガスケットが配置される位置であるガスケットラインが存在し、前記第1面とは異なる第2面には、前記プレート部と前記端子部とを接合する接合部が設けられ、
    前記第2金属は、前記第1金属よりも導電性が高く、
    前記接合部は、前記ターミナルプレートの平面方向において、前記ガスケットラインから離間した位置に設けられている
    ターミナルプレート。
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