JP2019111563A - 鋳型の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いても鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型の製造方法を提供する。【解決手段】クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る混練工程を有する鋳型の製造方法。【選択図】 なし
Description
本発明は、鋳型の製造方法に関する。
一般に、酸硬化性自硬性鋳型は、珪砂等の耐火性粒子に、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物と、スルホン酸、硫酸、リン酸等を含有する硬化剤組成物とを添加し、これらを混練した後、得られた混練砂を木型等の原型に充填し、酸硬化性樹脂を硬化させて製造される。酸硬化性樹脂には、フラン樹脂やフェノール樹脂等が用いられており、フラン樹脂には、フルフリルアルコール、フルフリルアルコール・尿素ホルムアルデヒド樹脂、フルフリルアルコール・ホルムアルデヒド樹脂、フルフリルアルコール・フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、その他公知の変性フラン樹脂等が用いられている(例えば、特許文献1、2)。得られた鋳型は、機械鋳物部品や建設機械部品あるいは自動車用部品等の鋳物を鋳造する際に使用される。
鋳型の製造、あるいは鋳型を用いて所望の鋳物を鋳造する上で重要な項目として、鋳型の強度が挙げられる。鋳型の強度が不足すると鋳型が割れたり、鋳造時の中子割れが発生したりして、作業者に危険が及んだり、得られる鋳物が不良品になる恐れがある。
しかし、耐火性粒子が高温になるような夏場において、クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いて製造された鋳型は強度が低くなるという問題があった。
本発明は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る混練工程を有する鋳型の製造方法である。
本発明によれば、クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いても鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型の製造方法を提供することができる。
また、本発明によれば、人工セラミック砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いた場合に鋳型の強度を向上させることができる鋳型の製造方法を提供することができる。本発明がこの様に優れた鋳型の強度向上効果を奏する理由は定かではないが、以下のように考えられる。クロマイト砂や人工セラミック砂は天然珪砂に比してSiO2の含有量が少なく、天然珪砂を固めるバインダーに添加するシランカップリング剤の通常用いられる配合量では、十分な接着強度が得られない。しかし、単に、シランカップリング剤の配合量を増やすだけでは強度向上に限界がある。そこで、粘結剤と耐火性粒子を混練する時にアルキルシリケートを添加することで、クロマイト砂や人工セラミック砂表面のSiO2の存在比率を高めることで、シランカップリング剤を効率的に作用させることができる為と考えられる。
<鋳型の製造方法>
本実施形態の鋳型の製造方法は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物(以下、単に粘結剤組成物とも称する)、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る混練工程を有する鋳型の製造方法である。本実施形態の鋳型の製造方法によれば、耐火性粒子が高温になるような夏場において、クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いても鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型の製造方法を提供することができる。また、本実施形態の鋳型の製造方法によれば、人工セラミック砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いた場合に鋳型の強度を向上させることができる鋳型の製造方法を提供することができる。
本実施形態の鋳型の製造方法は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物(以下、単に粘結剤組成物とも称する)、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る混練工程を有する鋳型の製造方法である。本実施形態の鋳型の製造方法によれば、耐火性粒子が高温になるような夏場において、クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いても鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型の製造方法を提供することができる。また、本実施形態の鋳型の製造方法によれば、人工セラミック砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いた場合に鋳型の強度を向上させることができる鋳型の製造方法を提供することができる。
〔混練工程〕
前記混練工程は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する粘結剤組成物、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る工程である。
前記混練工程は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する粘結剤組成物、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る工程である。
[耐火性粒子]
前記耐火性粒子は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する。ここで、クロマイト砂は鉄とクロムとの複合された酸化物を主成分とするものであり、特に限定されるものでは無い。また、前記人工セラミック砂は、珪砂、ジルコンサンド、クロマイトサンド等の天然より産出する鋳物砂でなく、人工的に金属酸化物の成分を調整し、溶融若しくは焼結した鋳物砂のことを意味する。当該人工セラミック砂としては、合成ムライト砂、Al2O3を主成分とするAl2O3系の鋳物砂、SiO2/Al2O3系の鋳物砂、SiO2/MgO系の鋳物砂、SiO2/Al2O3/ZrO2系の鋳物砂、スラグ由来の鋳物砂等が例示できる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記耐火性粒子は、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する。ここで、クロマイト砂は鉄とクロムとの複合された酸化物を主成分とするものであり、特に限定されるものでは無い。また、前記人工セラミック砂は、珪砂、ジルコンサンド、クロマイトサンド等の天然より産出する鋳物砂でなく、人工的に金属酸化物の成分を調整し、溶融若しくは焼結した鋳物砂のことを意味する。当該人工セラミック砂としては、合成ムライト砂、Al2O3を主成分とするAl2O3系の鋳物砂、SiO2/Al2O3系の鋳物砂、SiO2/MgO系の鋳物砂、SiO2/Al2O3/ZrO2系の鋳物砂、スラグ由来の鋳物砂等が例示できる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記耐火性粒子は、クロマイト砂及び人工セラミック砂以外の耐火性粒子を含有していてもよい。クロマイト砂及び人工セラミック砂以外の耐火性粒子としては、クロマイト砂以外の天然砂が例示できる。クロマイト砂以外の天然砂としては、石英質を主成分とする珪砂、ジルコン砂、オリビン砂、アルミナ砂等が例示できる。
また、前記耐火性粒子として使用済みの耐火性粒子を回収して再生処理した再生砂も使用できる。
前記耐火性粒子が前記人工セラミック砂を含む場合、前記耐火性粒子中の前記人工セラミック砂の含有量は、鋳型強度の向上の観点から、50質量%以上が好ましく、75質量%以上がより好ましい。
[鋳型造型用粘結剤組成物]
(酸硬化性樹脂)
前記酸硬化性樹脂は、従来公知の酸硬化性樹脂を用いることが出来る。当該酸硬化性樹脂としては、フルフリルアルコール、フルフリルアルコールの縮合物、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物、フルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物(尿素変性フラン樹脂)、尿素とエチレン尿素とアルデヒド類の縮合物(尿素・エチレン尿素共縮合樹脂)、メラミンとアルデヒド類の縮合物、及び尿素とアルデヒド類の縮合物よりなる群から選ばれる1種からなるものや、これらの群から選ばれる2種以上の混合物からなるものが例示できる。また、これらの群から選ばれる2種以上の共縮合物からなるものも使用できる。このうち、鋳型強度向上の観点から、フルフリルアルコール、フルフリルアルコールの縮合物及びフルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物、尿素とエチレン尿素とアルデヒド類の縮合物から選ばれる1種以上、並びにこれらの共縮合物を使用するのが好ましい。フルフリルアルコールは、非石油資源である植物から製造できるため、地球環境の観点からは、フルフリルアルコールを使用するのが好ましい。
(酸硬化性樹脂)
前記酸硬化性樹脂は、従来公知の酸硬化性樹脂を用いることが出来る。当該酸硬化性樹脂としては、フルフリルアルコール、フルフリルアルコールの縮合物、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物、フルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物(尿素変性フラン樹脂)、尿素とエチレン尿素とアルデヒド類の縮合物(尿素・エチレン尿素共縮合樹脂)、メラミンとアルデヒド類の縮合物、及び尿素とアルデヒド類の縮合物よりなる群から選ばれる1種からなるものや、これらの群から選ばれる2種以上の混合物からなるものが例示できる。また、これらの群から選ばれる2種以上の共縮合物からなるものも使用できる。このうち、鋳型強度向上の観点から、フルフリルアルコール、フルフリルアルコールの縮合物及びフルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物、尿素とエチレン尿素とアルデヒド類の縮合物から選ばれる1種以上、並びにこれらの共縮合物を使用するのが好ましい。フルフリルアルコールは、非石油資源である植物から製造できるため、地球環境の観点からは、フルフリルアルコールを使用するのが好ましい。
前記粘結剤組成物中の前記酸硬化性樹脂の含有量は、鋳型強度向上の観点から、5質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、50質量%以上が更に好ましい。前記粘結剤組成物中の前記酸硬化性樹脂の含有量は、同様の観点から、90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、70質量%以下が更に好ましい。また、前記粘結剤組成物中の前記酸硬化性樹脂の含有量は、同様の観点から、5〜90質量%が好ましく、15〜80質量%がより好ましく、50〜70質量%が更に好ましい。「酸硬化性樹脂」以外に粘結剤に含有するものとしては、以下の硬化促進剤、水、及びシランカップリング剤が挙げられる。
(硬化促進剤)
前記粘結剤組成物には、鋳型強度向上の観点から、硬化促進剤が含まれていても良い。硬化促進剤としては、鋳型強度向上の観点から、下記一般式(1)で表される化合物(以下、硬化促進剤(1)という)、及び芳香族ジアルデヒドからなる群より選ばれる1種以上が好ましい。
前記粘結剤組成物には、鋳型強度向上の観点から、硬化促進剤が含まれていても良い。硬化促進剤としては、鋳型強度向上の観点から、下記一般式(1)で表される化合物(以下、硬化促進剤(1)という)、及び芳香族ジアルデヒドからなる群より選ばれる1種以上が好ましい。
前記硬化促進剤(1)としては、2,5−ビスヒドロキシメチルフラン、2,5−ビスメトキシメチルフラン、2,5−ビスエトキシメチルフラン、2−ヒドロキシメチル−5−メトキシメチルフラン、2−ヒドロキシメチル−5−エトキシメチルフラン、2−メトキシメチル−5−エトキシメチルフランが挙げられる。なかでも、鋳型強度向上の観点から、2,5−ビスヒドロキシメチルフランを使用するのが好ましい。
前記芳香族ジアルデヒドとしては、テレフタルアルデヒド、フタルアルデヒド及びイソフタルアルデヒド等、並びにそれらの誘導体等が挙げられる。それらの誘導体とは、基本骨格としての2つのホルミル基を有する芳香族化合物の芳香環にアルキル基等の置換基を有する化合物等を意味する。鋳型強度向上の観点から、テレフタルアルデヒド及びテレフタルアルデヒドの誘導体が好ましく、テレフタルアルデヒドがより好ましい。
前記粘結剤組成物中の硬化促進剤の含有量は、鋳型強度向上の観点から、0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、2質量%以上が更に好ましい。前記粘結剤組成物中の硬化促進剤の含有量は、硬化促進剤の溶解性の観点及び鋳型強度向上の観点から、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、30質量%以下が更に好ましい。
(水)
前記粘結剤組成物には、さらに水が含まれてもよい。例えば、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物などの各種縮合物を合成する場合、水溶液状の原料を使用したり縮合水が生成したりするため、縮合物は、通常、水との混合物の形態で得られる。このような縮合物を前記粘結剤組成物に使用するにあたり、水は必要に応じて、トッピング等で除去しても構わないが、硬化反応速度を維持できる限り、製造の際にあえて除去する必要はない。また、前記粘結剤組成物及び鋳型造型用組成物を取扱いやすい粘度に調整する目的などで、水をさらに添加してもよい。
前記粘結剤組成物には、さらに水が含まれてもよい。例えば、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物などの各種縮合物を合成する場合、水溶液状の原料を使用したり縮合水が生成したりするため、縮合物は、通常、水との混合物の形態で得られる。このような縮合物を前記粘結剤組成物に使用するにあたり、水は必要に応じて、トッピング等で除去しても構わないが、硬化反応速度を維持できる限り、製造の際にあえて除去する必要はない。また、前記粘結剤組成物及び鋳型造型用組成物を取扱いやすい粘度に調整する目的などで、水をさらに添加してもよい。
前記粘結剤組成物を取扱いやすい粘度に調整する目的で水をさらに添加する場合、前記粘結剤組成物中の水の含有量は0質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、0.7質量%以上が更に好ましい。ただし、鋳型の硬化速度向上の観点から、前記粘結剤組成物中の水の含有量は30質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下が更に好ましい。また、前記粘結剤組成物中の水の含有量は、前記粘結剤組成物を取扱いやすい粘度に調整する観点、及び鋳型の硬化速度向上の観点から、0〜30質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましく、0.7〜5質量%が更に好ましい。
前記粘結剤組成物には、更にシランカップリング剤等の添加剤が含まれていてもよい。例えば、前記粘結剤組成物にシランカップリング剤が含まれていると、得られる鋳型の最終強度をより向上させることができるため好ましい。シランカップリング剤としては、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシランや、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメトキシメチルシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン、ウレイドシラン、メルカプトシラン、スルフィドシラン、メタクリロキシシラン、アクリロキシシランなどが用いられる。好ましくは、アミノシラン、エポキシシラン、ウレイドシランである。より好ましくはアミノシラン、エポキシシランであり、更に好ましくはアミノシランである。アミノシランの中でも、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランが好ましい。
前記粘結剤組成物中のシランカップリング剤の含有量は、最終的な鋳型強度向上の観点から、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましい。前記粘結剤組成物中のシランカップリング剤の含有量は、同様の観点から、5質量%以下が好ましく、4質量%以下がより好ましい。前記粘結剤組成物中のシランカップリング剤の含有量は、同様の観点から、0.01〜5質量%が好ましく、0.05〜4質量%がより好ましい。
前記粘結剤組成物の具体例として、カオーライトナーEF−5102、カオーライトナーEF−5501、カオーライトナーEF−5502(いずれも花王クエーカー社製)等の市販品が挙げられる。
[硬化剤組成物]
前記硬化剤組成物は前記粘結剤組成物を硬化させるものである。当該硬化剤組成物としては、キシレンスルホン酸(特に、m−キシレンスルホン酸)やトルエンスルホン酸(特に、p−トルエンスルホン酸)等のスルホン酸系化合物、リン酸系化合物、硫酸等を含む酸性水溶液などを1種以上使用できる。
前記硬化剤組成物は前記粘結剤組成物を硬化させるものである。当該硬化剤組成物としては、キシレンスルホン酸(特に、m−キシレンスルホン酸)やトルエンスルホン酸(特に、p−トルエンスルホン酸)等のスルホン酸系化合物、リン酸系化合物、硫酸等を含む酸性水溶液などを1種以上使用できる。
(スルホン酸系化合物)
スルホン酸系化合物としては、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸等のアルカン又はアリールスルホン酸、フェノールスルホン酸などが挙げられるが、鋳型の強度を向上させる観点、及びコストの観点から、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、及びメタンスルホン酸からなる群より選ばれる1種以上が好ましく、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、及びメタンスルホン酸からなる群より選ばれる1種以上がより好ましい。
スルホン酸系化合物としては、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸等のアルカン又はアリールスルホン酸、フェノールスルホン酸などが挙げられるが、鋳型の強度を向上させる観点、及びコストの観点から、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、及びメタンスルホン酸からなる群より選ばれる1種以上が好ましく、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、及びメタンスルホン酸からなる群より選ばれる1種以上がより好ましい。
(リン酸系化合物)
リン酸系化合物としては、五酸化二リンが水和してできる酸が挙げられ、具体的にはメタリン酸、ピロリン酸、オルトリン酸、リン酸、二リン酸、三リン酸、四リン酸等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて使用できる。鋳造時の臭気(特に二酸化硫黄ガス)を低減する観点、及び鋳型の最終強度を向上させる観点から、リン酸が好ましい。
リン酸系化合物としては、五酸化二リンが水和してできる酸が挙げられ、具体的にはメタリン酸、ピロリン酸、オルトリン酸、リン酸、二リン酸、三リン酸、四リン酸等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて使用できる。鋳造時の臭気(特に二酸化硫黄ガス)を低減する観点、及び鋳型の最終強度を向上させる観点から、リン酸が好ましい。
前記硬化剤組成物は、アルコール類、エーテルアルコール類及びエステル類よりなる群から選ばれる1種以上の溶剤や、カルボン酸類を含有していてもよい。これらの中でも、鋳型強度の向上の観点から、アルコール類、エーテルアルコール類が好ましく、エーテルアルコール類がより好ましい。また、上記溶剤やカルボン酸類を含有させると、フラン樹脂用硬化剤中の水分量が低減されるため、鋳型強度が更に向上する。前記溶剤や前記カルボン酸類のフラン樹脂用硬化剤中の含有量は、鋳型強度向上の観点から、5〜50質量%であることが好ましく、10〜40質量%であることがより好ましい。また、フラン樹脂用硬化剤の粘度を低減させる観点からは、メタノールやエタノールを含有させることが好ましい。
[アルキルシリケート]
前記アルキルシリケートの例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等のテトラアルコキシシランや、これらの部分加水分解物であるメチルシリケート、エチルシリケート、プロピルシリケート等が挙げられる。また、アルキルシリケートはフルフリルシリケートの加水分解物に由来するものでもよい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。好ましくはエチルシリケートを含むものである。更にエチルシリケートの割合がアルキルシリケート中70%以上のものがより好ましく、95%以上が更に好ましい。
前記アルキルシリケートの例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等のテトラアルコキシシランや、これらの部分加水分解物であるメチルシリケート、エチルシリケート、プロピルシリケート等が挙げられる。また、アルキルシリケートはフルフリルシリケートの加水分解物に由来するものでもよい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。好ましくはエチルシリケートを含むものである。更にエチルシリケートの割合がアルキルシリケート中70%以上のものがより好ましく、95%以上が更に好ましい。
前記混練工程において、耐火性粒子、前記粘結剤組成物、前記硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを添加・混練する順序に特に限定はなく、例えば、前記耐火性粒子と前記硬化剤組成物とを混練し鋳型造型用組成物を製造した後、当該鋳型造型用組成物と耐火性粒子とを混練して鋳型用組成物を製造し、当該鋳型用組成物とアルキルシリケートとを混練してもよく、前記耐火性粒子と前記硬化剤組成物とを混練し鋳型造型用組成物を製造した後、当該鋳型造型用組成物とアルキルシリケートとを混練し、得られた混練物と前記粘結剤組成物を混練してもよい。
前記耐火性粒子と前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物とアルキルシリケートの比率は作業環境の温度や耐火性粒子の温度に応じて、所望の反応速度及び鋳型強度を得るために適宜設定できるが、一般的には鋳型強度向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記粘結剤組成物が0.5質量部以上が好ましく、経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、3.0質量部以下が好ましく、1.5質量部以下がより好ましく、鋳型強度向上の観点から、前記硬化剤組成物が0.1質量部以上が好ましく、0.2質量部以上がより好ましく、経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、2.0質量部以下が好ましく、1.0質量部以下がより好ましい。鋳型強度向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記アルキルシリケートが0.03質量部以上が好ましく、0.05質量部以上がより好ましく、経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、1.5質量部以下が好ましく、1.0質量部以下がより好ましく、0.5質量部以下が更に好ましい。また、前記耐火性粒子と前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物との比率は、鋳型強度向上の観点、並びに経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記粘結剤組成物が0.5〜3.0質量部が好ましく、0.5〜1.5質量部がより好ましい。鋳型強度向上の観点、並びに経済性の観点及び鋳物品質向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記硬化剤組成物が0.1〜2.0質量部が好ましく、0.2〜1.0質量部がより好ましい。鋳型強度向上の観点から、前記耐火性粒子100質量部に対して、前記アルキルシリケートが0.03〜1.5質量部が好ましく、0.05〜1.0質量部がより好ましい。
〔その他の成分〕
前記混合工程では、前記硬化促進剤、水、前記シランカップリング剤等の添加剤、酸性物質、溶剤、及びカルボン酸類等を添加してもよい。前記硬化促進剤、水、前記シランカップリング剤等の添加剤、酸性物質、溶剤、及びカルボン酸類は、前記粘結剤組成物に用いることができる成分、及び前記硬化剤組成物に用いることができる成分と同様のものが同程度の量となる様に用いることが出来る。粘結剤組成物に配合したときに安定に存在しにくい場合や粘結剤組成物への溶解性等の観点から別途添加することもできる。
前記混合工程では、前記硬化促進剤、水、前記シランカップリング剤等の添加剤、酸性物質、溶剤、及びカルボン酸類等を添加してもよい。前記硬化促進剤、水、前記シランカップリング剤等の添加剤、酸性物質、溶剤、及びカルボン酸類は、前記粘結剤組成物に用いることができる成分、及び前記硬化剤組成物に用いることができる成分と同様のものが同程度の量となる様に用いることが出来る。粘結剤組成物に配合したときに安定に存在しにくい場合や粘結剤組成物への溶解性等の観点から別途添加することもできる。
前記混合工程において、各原料を混合する方法としては、公知一般の手法を用いることが出来、例えば、バッチミキサーにより各原料を添加して混練する方法や、連続ミキサーに各原料を供給して混練する方法が挙げられる。
本実施形態の鋳型の製造方法において、当該混合工程以外は従来の鋳型の製造プロセスをそのまま利用して鋳型を製造することができる。好ましい鋳型の製造方法として、前記鋳型造型用組成物と耐火性粒子とを混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法が挙げられる。
<鋳型造型用キット>
本実施形態の鋳型造型用キットは、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を耐火性粒子として用いる鋳型の製造に用いられる鋳型造型用キットであって、前記鋳型造型用粘結剤組成物、前記硬化剤組成物、前記アルキルシリケートからなる。本実施形態の鋳型造型用キットによれば、クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いても鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型造型用キットを提供することができる。また、本実施形態の鋳型造型用キットによれば、人工セラミック砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いた場合に鋳型の強度を向上させることができる鋳型造型用キットを提供することができる。
本実施形態の鋳型造型用キットは、クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を耐火性粒子として用いる鋳型の製造に用いられる鋳型造型用キットであって、前記鋳型造型用粘結剤組成物、前記硬化剤組成物、前記アルキルシリケートからなる。本実施形態の鋳型造型用キットによれば、クロマイト砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いても鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型造型用キットを提供することができる。また、本実施形態の鋳型造型用キットによれば、人工セラミック砂を含有する耐火性粒子、及び酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を用いた場合に鋳型の強度を向上させることができる鋳型造型用キットを提供することができる。
<実施例1〜3、及び比較例1、2>
〔鋳型圧縮強度測定〕
表1に記載の耐火性粒子100質量部に対して、鋳型造型用粘結剤組成物(花王クエーカー社製フラン樹脂 カオーライトナーEF−5501)、表1に記載の硬化剤組成物、及びアルキルシリケート(コルコート株式会社製エチルシリケートオリゴマーエチルシリケート40)を表1に記載の量を添加し、混練して得られた混練砂を型込めし、テストピース(50mm×50mmφ)を成型した。そして、JIS Z 2601に記載された方法で、テストピースの圧縮強度(MPa)を測定した。即ち、成型から1時間、3時間及び24時間経過した後のテストピースについて、圧縮速度5mm/secで圧縮強度を測定した。なお、圧縮強度は、負荷した荷重をテストピースの断面積で除した値とした。試験は、日立恒温恒湿室(ER−75NHP−R)内で実施し、鋳型用組成物を型込めする際の雰囲気温度、及び圧縮強度評価の際の雰囲気温度は、35℃/55%RHに揃えた。なお、表1中のクロマイト砂はAFS(American Foundry Society)が52.7のものを使用し、再生クロマイト砂はAFSが57.5、LOIが0.25のものを使用した。なお、LOIは、LOIはJACT試験法S−2に基づき測定した。評価結果を表1に示す。
〔鋳型圧縮強度測定〕
表1に記載の耐火性粒子100質量部に対して、鋳型造型用粘結剤組成物(花王クエーカー社製フラン樹脂 カオーライトナーEF−5501)、表1に記載の硬化剤組成物、及びアルキルシリケート(コルコート株式会社製エチルシリケートオリゴマーエチルシリケート40)を表1に記載の量を添加し、混練して得られた混練砂を型込めし、テストピース(50mm×50mmφ)を成型した。そして、JIS Z 2601に記載された方法で、テストピースの圧縮強度(MPa)を測定した。即ち、成型から1時間、3時間及び24時間経過した後のテストピースについて、圧縮速度5mm/secで圧縮強度を測定した。なお、圧縮強度は、負荷した荷重をテストピースの断面積で除した値とした。試験は、日立恒温恒湿室(ER−75NHP−R)内で実施し、鋳型用組成物を型込めする際の雰囲気温度、及び圧縮強度評価の際の雰囲気温度は、35℃/55%RHに揃えた。なお、表1中のクロマイト砂はAFS(American Foundry Society)が52.7のものを使用し、再生クロマイト砂はAFSが57.5、LOIが0.25のものを使用した。なお、LOIは、LOIはJACT試験法S−2に基づき測定した。評価結果を表1に示す。
<実施例4〜8、及び比較例3〜8>
〔鋳型圧縮強度測定〕
表2に記載の耐火性粒子100質量部に対して、鋳型造型用粘結剤組成物(花王クエーカー社製フラン樹脂 カオーライトナーEF−5501)、表2に記載の硬化剤組成物、及びアルキルシリケート(コルコート株式会社製エチルシリケートオリゴマーエチルシリケート40)を表2に記載の量を添加し、混練して得られた混練砂を型込めし、テストピース(50mm×50mmφ)を成型した。そして、JIS Z 2601に記載された方法で、テストピースの圧縮強度(MPa)を測定した。即ち、成型から3時間及び24時間経過した後のテストピースについて、圧縮速度5mm/secで圧縮強度を測定した。なお、圧縮強度は、負荷した荷重をテストピースの断面積で除した値とした。試験は、日立恒温恒湿室(ER−75NHP−R)内で実施し、鋳型用組成物を型込めする際の雰囲気温度、及び圧縮強度評価の際の雰囲気温度は、25℃/55%RHに揃えた。なお、表2中のクロマイト砂及び再生クロマイト砂は表1中のクロマイト砂及び再生クロマイト砂とそれぞれ同様であり、表2中の珪砂はフリーマントル(山川産業株式会社製 新砂)を使用し、エスパール60Lは溶融法で製造された人工アルミナ砂(「エスパール#60L」山川産業株式会社製)を使用した。評価結果を表2に示す。
〔鋳型圧縮強度測定〕
表2に記載の耐火性粒子100質量部に対して、鋳型造型用粘結剤組成物(花王クエーカー社製フラン樹脂 カオーライトナーEF−5501)、表2に記載の硬化剤組成物、及びアルキルシリケート(コルコート株式会社製エチルシリケートオリゴマーエチルシリケート40)を表2に記載の量を添加し、混練して得られた混練砂を型込めし、テストピース(50mm×50mmφ)を成型した。そして、JIS Z 2601に記載された方法で、テストピースの圧縮強度(MPa)を測定した。即ち、成型から3時間及び24時間経過した後のテストピースについて、圧縮速度5mm/secで圧縮強度を測定した。なお、圧縮強度は、負荷した荷重をテストピースの断面積で除した値とした。試験は、日立恒温恒湿室(ER−75NHP−R)内で実施し、鋳型用組成物を型込めする際の雰囲気温度、及び圧縮強度評価の際の雰囲気温度は、25℃/55%RHに揃えた。なお、表2中のクロマイト砂及び再生クロマイト砂は表1中のクロマイト砂及び再生クロマイト砂とそれぞれ同様であり、表2中の珪砂はフリーマントル(山川産業株式会社製 新砂)を使用し、エスパール60Lは溶融法で製造された人工アルミナ砂(「エスパール#60L」山川産業株式会社製)を使用した。評価結果を表2に示す。
Claims (4)
- クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を含有する耐火性粒子、酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物、硬化剤組成物、及びアルキルシリケートを混練して鋳型用組成物を得る混練工程を有する鋳型の製造方法。
- 前記硬化剤組成物が、リン酸系化合物を含む、請求項1に記載の鋳型の製造方法。
- クロマイト砂及び人工セラミック砂の1種又は2種以上を耐火性粒子として用いる鋳型の製造に用いられる鋳型造型用キットであって、
酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物、硬化剤組成物、アルキルシリケートからなる鋳型造型用キット。 - 前記硬化剤組成物が、リン酸系化合物を含む、請求項3に記載の鋳型製造用キット。
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CN114425595A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-05-03 | 西峡县内燃机进排气管有限责任公司 | 一种铸钢用免沾涂料覆膜砂的生产工艺方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03445A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 鋳造用鋳型 |
JPH03142033A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-17 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 鋳物砂組成物 |
-
2017
- 2017-12-25 JP JP2017247774A patent/JP2019111563A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPH03445A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 鋳造用鋳型 |
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