JP2019107881A - 接合構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属体に対する樹脂体の位置ずれを防止することができる構造を備えた接合構造体を提供する。【解決手段】金属体100は、接合面104から突出した第1突起部105及び第2突起部106を有している。また、樹脂体200は、第1突起部105に対応する第1凹部205と、第2突起部106に対応する第2凹部206と、を有している。樹脂体200と金属体100を相対的に近づけ、樹脂体200を金属体100に押し付けたとき、金属体100の第1突起部105が第1凹部205に差し込まれると共に、第2突起部106が第2凹部206に差し込まれる。これにより、各突起部105、106と各凹部205、206とが引っ掛かった状態となり、接合面104に対して固定部201の移動が禁止される。この状態で金属体100の接合面104と樹脂体200の固定部201とが直接接合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、金属体と樹脂体とが直接接合された接合構造体に関する。
従来より、樹脂体が金属体に取り付けられた構造体が、例えば特許文献1で提案されている。具体的には、樹脂体は、爪部を有している。また、金属体は、プレートを有している。そして、爪部がプレートに引っ掛けられることで、樹脂体と金属体とが嵌合する。このようにして、樹脂体が金属体に固定されている。
特開2014−88973号公報
しかしながら、上記従来の技術では、樹脂体と金属体との嵌合時に、爪部の変形によって応力が集中する部分が発生する。これにより、樹脂体の一部が割れる可能性がある。また、爪部とプレートとの接触部が振動等で摩耗する可能性がある。さらに、金属体のうちプレート以外の位置に樹脂体を取り付けることができない。このため、金属体における樹脂体の取付位置が制限される。
そこで、発明者らは、樹脂体の一部と金属体の一部とを直接接合することで、樹脂体の割れや摩耗を防止することができると共に、樹脂体の取付位置の自由度を向上することができると考えた。
しかしながら、直接接合は、樹脂体が金属体に押し付けられた状態で行われる。このため、金属体の接合面の形状や樹脂体に掛かる応力の向きによって、金属体に対する樹脂体の位置が安定しない。よって、樹脂体が金属体に対して位置ずれを起こした状態で直接接合されてしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、金属体に対する樹脂体の位置ずれを防止することができる構造を備えた接合構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、接合構造体は、接合面(104)を有する金属体(100)と、接合面に直接接合によって一体化された固定部(201)を有する樹脂体(200)と、を含んでいる。
金属体は、接合面における樹脂体の固定部の位置を固定するための第1引っ掛かり部(105、106、108、109、110、111、112、113)を有している。樹脂体は、第1引っ掛かり部に引っ掛かることにより接合面に対して固定部の移動を禁止する第2引っ掛かり部(205、206、207、208、209、210、211、212、213、214)を有している。
そして、固定部は、金属体の第1引っ掛かり部と樹脂体の第2引っ掛かり部とが引っ掛かった状態で接合面に直接接合されている。
これによると、金属体の第1引っ掛かり部と樹脂体の第2引っ掛かり部とが互いに引っ掛かることで、接合面に対して固定部の移動が禁止される。このため、直接接合の際に、接合面に対する固定部の位置が固定される。したがって、金属体に対する樹脂体の位置ずれを防止することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態に係る接合構造体の断面図である。 図1に示された接合構造体の直接接合の工程を示した断面図である。 図1の構成に対する比較例を示した断面図である。 第1実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第1実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第1実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第1実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第2実施形態に係る接合構造体の断面図である。 第3実施形態に係る接合構造体の断面図である。 第3実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第3実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 第4実施形態に係る接合構造体の変形例の断面図である。 他の実施形態に係る接合構造体の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る接合構造体は、金属体と樹脂体とが直接接合によって一体化されたものである。図1に示されるように、接合構造体1は、金属体100及び樹脂体200を備えている。
金属体100は、接合構造体1の本体である。金属体100は、柱部101及び支持部102を備えている。柱部101は、側面103が曲面になっている。柱部101は、側面103のうち支持部102側とは反対側の一部に接合面104を有している。接合面104は、柱部101の側面103の一部である。接合面104は、樹脂体200が直接接合される部分である。
柱部101は、例えば、円柱体、円柱パイプ、楕円体、楕円パイプ等である。本実施形態では、柱部101は、楕円体である。よって、側面103の接合面104は凸状の曲面である。支持部102は、柱部101の一部に一体化されている。金属体100は、例えばアルミニウム等の金属材料によって形成されている。柱部101及び支持部102は、複数の金属体品が組み合わされて構成されていても良い。
なお、金属材料としては、アルミニウムの他に、鉄、各種ステンレス、亜鉛、チタン、銅、黄銅、ニッケル、クロムめっき鋼、マグネシウムやこれらを含む合金、タングステンカーバイド、クロミウムカーバイド等のサーメットを採用しても良い。
また、金属体100は、第1突起部105及び第2突起部106を有している。第1突起部105及び第2突起部106は、柱部101の接合面104において樹脂体200の位置を固定するための構造である。
第1突起部105及び第2突起部106は、柱部101の側面103に設けられている。第1突起部105及び第2突起部106は、接合面104から突出している。第1突起部105は、柱部101の側面103のうち柱部101と支持部102との一体化方向に垂直な垂直方向の一方側に位置する。第2突起部106は、当該垂直方向の他方側に位置する。なお、垂直方向は、図1に示された金属体100の断面に平行な方向である。
樹脂体200は、金属体100に一体化された部品である。樹脂体200は、固定部201及び板部202を備えている。固定部201は、金属体100の接合面104に直接接合によって一体化方向に一体化された部分である。固定部201は、柱部101の側面103の曲面形状に対応した形状に形成されている。すなわち、固定部201のうち柱部101の接合面104に直接接合される内面203は、柱部101の側面103の曲面形状に対応した形状になっている。本実施形態では、固定部201は、半楕円筒形状に形成されている。
板部202は、固定部201に立てられた状態で固定部201に一体化された部分である。すなわち、板部202は、板面204が一体化方向に沿うように固定部201に固定されている。板部202は、垂直方向において、第1突起部105側にずれて位置している。
樹脂体200は、例えばブラケットである。樹脂体200は、例えばナイロン系樹脂等の樹脂材料が樹脂成形されたことによって形成されている。ナイロン系樹脂とは、ポリアミド系樹脂(PA6、PA66等の脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド)である。
なお、樹脂体200として、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性エラストマーを採用することができる。
熱可塑性樹脂は、ナイロン系樹脂の他に、例えば、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂等のスチレン単位を含む共重合体、ポリエチレン、エチレン単位を含む共重合体、ポリプロピレン、プロピレン単位を含む共重合体、その他のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂である。
熱硬化性樹脂は、例えば、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、レソルシノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ビニルウレタンである。
熱可塑性エラストマーは、例えば、スチレン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ニトリル系エラストマー、ポリアミド系エラストマーである。
また、本実施形態では、上記の金属体100と樹脂体200の具体例のうち、金属体100としてアルミニウムを含む合金を採用すると共に、樹脂体200としてナイロン系樹脂を採用している。
また、樹脂体200は、第1凹部205及び第2凹部206を有している。第1凹部205及び第2凹部206は、固定部201に設けられている。第1凹部205及び第2凹部206は、固定部201の内面203の一部が凹んだ部分である。第1凹部205及び第2凹部206は、第1突起部105及び第2突起部106に引っ掛かることにより接合面104に対して固定部201の移動を禁止するための構造である。
なお、位置ずれ防止の観点から、第1凹部205及び第2凹部206は、第1突起部105及び第2突起部106と同じサイズに形成されていることが好ましい。例えば、第1突起部105及び第2突起部106に対する第1凹部205及び第2凹部206の接触位置によって接合面104に対する固定部201の位置が決まるように第1凹部205及び第2凹部206のサイズを調整しても良い。この場合、第1凹部205及び第2凹部206が第1突起部105及び第2突起部106よりも大きなサイズに形成されていても構わない。
第1凹部205は、垂直方向の一方側に位置すると共に、第1突起部105に対応して設けられている。第2凹部206は、垂直方向の他方側に位置すると共に、第2突起部106に対応して設けられている。以上が、接合構造体1の構成である。
次に、金属体100と樹脂体200との直接接合について説明する。まず、図2に示されるように、金属体100及び樹脂体200をそれぞれ用意する。金属体100においては、柱部101の接合面104にアンカー部107を形成する。
アンカー部107は、接合面104に形成された凹凸形状である。アンカー部107は、接合面104を粗面化処理することで形成することができる。粗面化処理としては、レーザ加工、プラズマ加工、化学エッチング加工、接合面104へのろう材や接着剤の塗布等を行えば良い。なお、アンカー部107に接着剤や溶融樹脂等の接合層を設けても良い。
続いて、金属体100を図示しない冶具に固定する。また、樹脂体200を加圧可能に構成された図示しない冶具に固定する。この後、図2に示されるように、樹脂体200と金属体100を一体化方向に相対的に近づけ、樹脂体200を金属体100に押し付ける。このとき、金属体100の第1突起部105が第1凹部205に差し込まれると共に、第2突起部106が第2凹部206に差し込まれることで、各突起部105、106と各凹部205、206とが引っ掛かった状態となる。
なお、第1突起部105及び第2突起部106の先端はスナップフィットの形状になっていても良い。この場合、第1凹部205及び第2凹部206の底部分は、第1突起部105及び第2突起部106の先端が引っ掛かるように形成される。これにより、固定部201が接合面104から離れにくくなるので、接合面104に対する固定部201の位置ずれ防止効果を高めることができる。
そして、樹脂体200を金属体100に加圧した状態、及び、各突起部105、106と各凹部205、206とが引っ掛かった状態で、金属体100及び樹脂体200を加熱する。加熱温度は、例えば、樹脂体200の溶融温度である。これにより、固定部201の内面203側の溶融部分が柱部101の接合面104のアンカー部107に入り込む。
続いて、金属体100及び樹脂体200を冷やす。これにより、アンカー部107に入り込んだ樹脂体200の一部が金属体100に強固に固定される。このように、各突起部105、106と各凹部205、206とが引っ掛かった状態で、金属体100の接合面104に樹脂体200の固定部201が直接接合される。こうして、接合構造体1が完成する。
以上説明したように、接合構造体1は、金属体100と樹脂体200との直接接合の際に、各突起部105、106と各凹部205、206とが互いに引っ掛かる構造を有している。このため、金属体100の接合面104に対して樹脂体200の固定部201の移動が禁止される。したがって、直接接合の際に、金属体100に対する樹脂体200の位置ずれを防止することができる。
また、金属体100と樹脂体200とは嵌合ではなく直接接合によって一体化されているので、金属体100と樹脂体200との嵌合時に樹脂体200に応力が集中する部分は発生せず、樹脂体200の一部が割れるということは起こらない。金属体100と樹脂体200との接触部が振動等で摩耗することも起こらない。さらに、金属体100に接合面104が設けられていれば良いので、金属体100における樹脂体200の取付位置が制限されることもない。
比較例として、図3に示されるように、金属体100に第1突起部105及び第2突起部106が設けられておらず、樹脂体200に第1凹部205及び第2凹部206が設けられていない場合が考えられる。そして、金属体100の接合面104が曲面形状である。このため、接合面104に対して固定部201が押し付けられたときの固定部201の姿勢が不安定になる。金属体100は、例えば図3の矢印のように回転しやすくなる。また、樹脂体200に対する加圧バラツキが発生する。これらに伴い、接合面104に対する固定部201の位置ずれが起こりやすい。
しかし、図1及び図2に示された構成では、樹脂体200の各凹部205、206が金属体100の各突起部105、106に引っ掛かった状態で直接接合が行われるため、接合面104に対する固定部201の位置を正確に固定することができる。したがって、樹脂体200に対して加圧バラツキが発生したとしても、接合面104に対する固定部201の位置精度を確保することができる。
変形例として、図4に示されるように、金属体100は接合面104の一部が凹んだ第1穴部108及び第2穴部109を有していても良い。また、固定部201は、第1穴部108に対応する第1凸部207と、第2穴部109に対応する第2凸部208と、を有していても良い。この場合、固定部201は、第1凸部207が第1穴部108に引っ掛かると共に、第2凸部208が第2穴部109に引っ掛かった状態で接合面104に直接接合される。
変形例として、図5に示されるように、金属体100に設けられた第1突起部105及び第2穴部109と、樹脂体200の固定部201に設けられた第1凹部205及び第2凸部208と、によって引っ掛かり構造が構成されていても良い。同様に、図6に示されるように、金属体100に設けられた第1穴部108及び第2突起部106と、樹脂体200の固定部201に設けられた第1凸部207及び第2凹部206と、によって引っ掛かり構造が構成されていても良い。
変形例として、図7に示されるように、固定部201は第1貫通孔209及び第2貫通孔210を有していても良い。この場合、固定部201は、第1突起部105が第1貫通孔209に引っ掛かると共に、第2突起部106が第2貫通孔210に引っ掛かった状態で接合面104に直接接合される。
なお、第1突起部105及び第2突起部106の先端はスナップフィットの形状になっていても良い。この場合、第1突起部105及び第2突起部106の先端が第1貫通孔209及び第2貫通孔210を貫通して固定部201に引っ掛かる。
別の変形例として、金属体100は、熱交換器の一部として構成されていても良い。例えば、支持部102はフィンやチューブ等が設けられたコア部に対応する。また、柱部101はタンク部に対応する。なお、熱交換器は、車両用熱交換器も含んでいる。
この場合、樹脂体200は、熱交換器としての接合構造体1を設置体に固定するためのブラケットとなる。したがって、樹脂体200の板部202は、例えばネジ止め可能なネジ穴を有する。そして、樹脂体200の板部202が設置体にネジ止めされる。金属体100に対して樹脂体200が位置ずれを起こさずに正確な位置に固定されているので、設置体に対して接合構造体1を正確な位置に固定することができる。また、ネジ止めによる応力が樹脂体200の板部202に掛かることや、設置体に対する接合構造体1のがたつきも起こらない。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第1突起部105、第2突起部106、第1穴部108、及び第2穴部109が特許請求の範囲の「第1引っ掛かり部」に対応する。また、第1凹部205及び第2凹部206が特許請求の範囲の「第2引っ掛かり部」に対応し、第1貫通孔209及び第2貫通孔210が特許請求の範囲の「第2引っ掛かり部」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図8に示されるように、金属体100の柱部101は、第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111を有している。
第1出っ張り部110は、柱部101の側面103のうち垂直方向の一方側に位置すると共に、接合面104の一方の端に位置する。第2出っ張り部111は、柱部101の側面103のうち垂直方向の他方側に位置すると共に、接合面104の一方の端とは反対側の端に位置する。第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111は、接合面104から突出している。
一方、樹脂体200の固定部201は、第1端部211及び第2端部212を有している。第1端部211は、固定部201のうち垂直方向の一方側の先端部であると共に、第1出っ張り部110に対応する部分である。第2端部212は、固定部201のうち垂直方向の他方側の先端部であると共に、第2出っ張り部111に対応する部分である。つまり、固定部201の内面203における第1端部211から第2端部212までの長さが、柱部101の接合面104における第1出っ張り部110から第2出っ張り部111までの長さに一致するように、固定部201が形成されている。
上記の構成において、第1出っ張り部110における接合面104を基準とした出っ張り高さは、第1端部211の厚みの半分以上であることが好ましい。これは、第1端部211が第1出っ張り部110に確実に引っ掛かるようにするためである。第2出っ張り部111及び第2端部212も同じである。本実施形態では、出っ張り高さが第1端部211の厚みよりも大きくなっている。以上が、本実施形態に係る接合構造体1の構成である。
そして、金属体100と樹脂体200との直接接合の際、固定部201の内面203が接合面104に接触する。また、第1端部211が第1出っ張り部110に接触すると共に、第2端部212が第2出っ張り部111に接触する。これにより、第1端部211及び第2端部212が第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111の両方に引っ掛かった状態となり、接合面104に対して固定部201の位置が固定される。この状態で、固定部201は接合面104に直接接合される。
なお、第1出っ張り部110は、第1端部211側に傾斜していても良い。同様に、第2出っ張り部111は、第2端部212側に傾斜していても良い。これにより、第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111によって固定部201の第1端部211及び第2端部212を確実に受け止めることができる。第1端部211及び第2端部212を確実に受け止めるために、第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111に第1端部211及び第2端部212が差し込まれる溝を設けても良い。
以上のように、金属体100に第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111が設けられ、固定部201には凹部205、206等が設けられない構造とすることもできる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第1出っ張り部110及び第2出っ張り部111が特許請求の範囲の「第1引っ掛かり部」に対応する。また、第1端部211及び第2端部212が特許請求の範囲の「第2引っ掛かり部」に対応する。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図9に示されるように、金属体100は、第1出っ張り部110を有し、第2出っ張り部111を有していない。
上述のように、金属体100の接合面104は曲面である。このため、直接接合の際に固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動しやすくなる方向が生じる。移動しやすい方向とは、固定部201が接合面104の曲面に沿って回転しやすい方向である。本実施形態では、固定部201が垂直方向の一方側に移動しやすいとする。以下では、移動しやすい方向を移動容易方向とする。
固定部201が垂直方向の一方側に移動しやすい原因の一つは、接合面104が曲面になっていることである。また、樹脂体200の板部202が垂直方向の一方側に位置していることから、直接接合の際に固定部201のうちの垂直方向の一方側に加圧が掛かりやすくなり、固定部201が垂直方向の一方側に移動しやすくなることも原因の一つである。
したがって、第1出っ張り部110は、柱部101の側面103のうち、直接接合の際に固定部201が接合面104側に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動先に位置する。つまり、第1出っ張り部110は、柱部101の側面103のうち垂直方向の一方側に位置する。
一方、第1端部211は、固定部201のうち、直接接合の際に固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動側の先端部分である。第1端部211は、第1出っ張り部110に対応する。以上が、本実施形態に係る接合構造体1の構成である。
そして、金属体100と樹脂体200との直接接合の際、固定部201の内面203が接合面104に接触する。また、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動しようとする。しかし、固定部201の第1端部211が金属体100の第1出っ張り部110に接触することで、第1端部211が第1出っ張り部110に引っ掛かった状態となる。これにより、接合面104に対して固定部201の位置が固定される。この状態で、固定部201は接合面104に直接接合される。
なお、第1端部211を確実に受け止めるために、第1出っ張り部110を固定部201の第1端部211側に傾斜させる形状や、第1出っ張り部110に第1端部211が差し込まれる溝を設けた形状を採用しても良い。
以上のように、固定部201の移動容易方向に互いに引っ掛かる第1出っ張り部110及び第1端部211を設けた構造とすることもできる。
変形例として、図10に示されるように、柱部101の接合面104が平面であると共に傾斜面の場合、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の平面に沿って移動しようとする。このような形状においても、柱部101のうち固定部201が接合面104の平面に沿って移動する移動先に第1出っ張り部110を設けることができる。また、固定部201の内面203は接合面104に対応して平面になっている。そして、固定部201のうち、第1出っ張り部110に接触する部分が第1端部211となる。このように、接合面104は曲面に限られない。
変形例として、図11に示されるように、柱部101の接合面104が傾斜した平面の場合、金属体100は、接合面104に当該接合面104の一部が凹んだ第3凹部112を有していても良い。第3凹部112は、直接接合の際に、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の傾斜した平面に沿って移動する移動先に位置している。また、固定部201は、接合面104の第3凹部112に対応する第3凸部213を有している。第3凸部213は、直接接合の際に、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の傾斜した平面に沿って移動する移動側に設けられている。すなわち、第3凸部213は、固定部201のうち移動容易方向の移動容易側の先端部分の近傍に設けられている。第3凸部213は、固定部201のうち移動容易方向の移動容易側の先端部分に設けられていても良い。そして、固定部201は、第3凸部213が接合面104の第3凹部112に引っ掛かった状態で接合面104に直接接合される。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第1出っ張り部110が特許請求の範囲の「出っ張り部」に対応し、第1端部211が特許請求の範囲の「端部」に対応する。また、第3凹部112が特許請求の範囲の「第1引っ掛かり部」に対応し、第3凸部213が特許請求の範囲の「第2引っ掛かり部」に対応する。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分について説明する。図12に示されるように、金属体100は、第2突起部106を有し、第1突起部105を有していない。同様に、樹脂体200は、第2凹部206を有し、第1凹部205を有していない。
第2突起部106は、直接接合の際に固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動方向とは反対側に位置する。つまり、第2突起部106は、柱部101の側面103のうち垂直方向の他方側に位置する。
一方、第2端部212は、固定部201のうち、直接接合の際に固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動方向とは反対側に設けられている。第2凹部206は、第2突起部106に対応する。以上が、本実施形態に係る接合構造体1の構成である。
そして、金属体100と樹脂体200との直接接合の際、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動容易方向に移動しようとする。しかし、金属体100の第2突起部106が固定部201の第2凹部206に差し込まれることで、第2凹部206が第2突起部106に引っ掛かった状態となる。これにより、固定部201の移動が禁止され、接合面104に対して固定部201の位置が固定される。この状態で、固定部201は接合面104に直接接合される。
なお、第2突起部106は移動容易方向とは反対側に傾斜していても良い。これにより、固定部201が移動容易方向に移動しようとすると、第2凹部206が第2突起部106に確実に引っ掛かる。
以上のように、固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動方向とは反対側に互いに引っ掛かる第2突起部106及び第2凹部206を設けた構造とすることもできる。
変形例として、図13に示されるように、固定部201は、第2凹部206ではなく、第2貫通孔210を有していても良い。これにより、固定部201は、第2貫通孔210が第2突起部106に引っ掛かった状態になるので、移動容易方向への移動が禁止される。よって、固定部201は、位置ずれを起こさずに、接合面104に直接接合されている。
変形例として、図14及び図15に示されるように、接合面104は傾斜した平面になっていても良い。
変形例として、図16に示されるように、金属体100は、第1突起部105や第1穴部108を有さず、接合面104の一部が凹んだ第2穴部109を有していても良い。第2穴部109は、直接接合の際に、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動方向とは反対側に位置している。また、固定部201は、第1凹部205や第1凸部207を有さず、第2穴部109に対応する第2凸部208を有している。第2凸部208は、直接接合の際に、固定部201が接合面104に押し付けられることで固定部201が接合面104の曲面に沿って移動する移動方向とは反対側に設けられている。そして、固定部201は、第2凸部208が接合面104の第2穴部109に引っ掛かった状態で接合面104に直接接合される。また、図17に示されるように、接合面104は傾斜した平面になっていても良い。この場合、第2凸部208は、固定部201のうち移動容易方向の移動容易側の先端部分に設けられていても良いし、固定部201のうち移動容易方向の移動容易側の先端部分の近傍に設けられていても良い。
別の変形例として、図18に示されるように、柱部101の接合面104が平面であると共に傾斜面の場合、固定部201は、固定部201が接合面104に押し付けられることで接合面104の平面に沿って移動しやすい方向とは反対側に設けられた引っ掛かり部214を有する。引っ掛かり部214は、固定部201の端部が折れ曲がった形状を持つ。例えると、引っ掛かり部214は、スナップフィット状の形状である。これにより、柱部101のうち固定部201が接合面104の平面に沿って移動する移動方向とは反対側の角部113に、固定部201の引っ掛かり部214が引っ掛かる。角部113は先端が尖っていても良いし、多少の丸みがあっても良い。引っ掛かり部214は角部113に隙間無く引っ掛かる形状に形成されていても良いし、角部113の先端部分との間に多少の隙間がある形状に形成されていても良い。固定部201は移動容易方向への移動が禁止されるので、接合面104に対して固定部201の位置を固定することができる。このように、固定部201の引っ掛かり部214が柱部101の角部113に引っ掛かる構造でも良い。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第2突起部106が特許請求の範囲の「突起部」に対応する。また、第2凹部206が特許請求の範囲の「凹部」に対応し、第2貫通孔210が特許請求の範囲の「貫通孔」に対応する。さらに、第2穴部109及び角部113が特許請求の範囲の「第1引っ掛かり部」に対応し、第2凸部208及び引っ掛かり部214が特許請求の範囲の「第2引っ掛かり部」に対応する。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された接合構造体1の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、金属体100の接合面104は曲面や平面に限られない。接合面104は、金属体100に要求される面に形成されていれば良い。
上記各実施形態では、樹脂体200の板部202は固定部201の移動容易方向の移動容易側にずれて設けられていたが、これは構造の一例である。板部202は固定部201のどの部分に設けられていても構わない。あるいは、板部202は固定部201に設けられていなくても良い。板部202とは別の部品が固定部201に設けられていても良い。複数の部品が固定部201に設けられていても良い。
上記各実施形態では、接合面104の一例として、凸状の曲面や傾斜した平面が示されているが、図19に示されるように、接合面104は凹状の曲面でも良い。樹脂体200の固定部201は、接合面104の曲面に対応した湾曲形状になっている。そして、図12に示された構造と同様に、図19の金属体100は第2突起部106を有し、樹脂体200は第2凹部206を有している。そして、第2突起部106が第2凹部206に引っ掛かることで、接合面104に対して固定部201の移動が禁止される。なお、図19では金属体100の支持部102を省略している。また、図19の引っ掛かり構造について、図12を元に説明したが、接合面104が凹状の曲面の場合に図1、図4〜図9、図13、図16に示された各引っ掛かり構造を採用しても良い。
金属体100は、熱交換器に限られない。金属体100は、金属材料で形成された構造体であれば良い。
100 金属体
104 接合面
105、106 突起部
110、111 出っ張り部
200 樹脂体
201 固定部
205、206 凹部
209、210 貫通孔
211、212 端部

Claims (12)

  1. 接合面(104)を有する金属体(100)と、
    前記接合面に直接接合によって一体化された固定部(201)を有する樹脂体(200)と、
    を含み、
    前記金属体は、前記接合面における前記樹脂体の前記固定部の位置を固定するための第1引っ掛かり部(105、106、108、109、110、111、112、113)を有し、
    前記樹脂体は、前記第1引っ掛かり部に引っ掛かることにより前記接合面に対して前記固定部の移動を禁止する第2引っ掛かり部(205、206、207、208、209、210、211、212、213、214)を有し、
    前記固定部は、前記金属体の前記第1引っ掛かり部と前記樹脂体の前記第2引っ掛かり部とが引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている接合構造体。
  2. 前記第1引っ掛かり部は、前記金属体に設けられていると共に、前記接合面から突出した突起部(105、106)であり、
    前記第2引っ掛かり部は、前記固定部に設けられた凹部(205、206)であり、
    前記固定部は、前記凹部が前記突起部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  3. 前記第1引っ掛かり部は、前記金属体に設けられていると共に、前記接合面の一部が凹んだ穴部(108、109)であり、
    前記第2引っ掛かり部は、前記固定部に設けられていると共に、前記凹部に対応する凸部(207、208)であり、
    前記固定部は、前記凸部が前記穴部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  4. 前記第1引っ掛かり部は、前記金属体に設けられていると共に、前記接合面から突出した突起部(105、106)であり、
    前記第2引っ掛かり部は、前記固定部に設けられた貫通孔(209、210)であり、
    前記固定部は、前記貫通孔が前記突起部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  5. 前記第1引っ掛かり部は、前記接合面の一方の端に位置していると共に前記接合面から突出した第1出っ張り部(110)と、前記接合面の前記一方の端とは反対側の端に設けられていると共に前記接合面から突出した第2出っ張り部(111)と、を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記第1出っ張り部に対応する第1端部(211)と、前記第2出っ張り部に対応する第2端部(212)と、を有し、
    前記固定部は、前記第1端部が前記第1出っ張り部に接触すると共に、前記第2端部が前記第2出っ張り部に接触することで、前記第1出っ張り部及び前記第2出っ張り部の両方に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  6. 前記接合面は、曲面または傾斜した平面であり、
    前記第1引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動先に位置していると共に、前記接合面から突出した出っ張り部(110)を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動側の先端部分であると共に、前記出っ張り部に対応する端部(211)を有し、
    前記固定部は、前記端部が前記出っ張り部に接触することで、前記端部が前記出っ張り部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  7. 前記接合面は、傾斜した平面であり、
    前記第1引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記傾斜した平面に沿って移動する移動先に位置していると共に、前記接合面の一部が凹んだ穴部(112)を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記傾斜した平面に沿って移動する移動側に設けられていると共に、前記穴部に対応する凸部(213)を有し、
    前記固定部は、前記凸部が前記穴部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  8. 前記接合面は、曲面または傾斜した平面であり、
    前記第1引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に位置していると共に、前記接合面から突出した突起部(106)を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に設けられていると共に、前記突起部に対応する凹部(206)を有し、
    前記固定部は、前記凹部が前記突起部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  9. 前記接合面は、曲面または傾斜した平面であり、
    前記第1引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に位置していると共に、前記接合面の一部が凹んだ穴部(109)を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に設けられていると共に、前記凹部に対応する凸部(208)を有し、
    前記固定部は、前記凸部が前記凹部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  10. 前記接合面は、曲面または傾斜した平面であり、
    前記第1引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に位置していると共に、前記接合面から突出した突起部(106)を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記曲面または前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に設けられていると共に、前記突起部に対応する貫通孔(210)を有し、
    前記固定部は、前記貫通孔が前記突起部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  11. 前記接合面は、傾斜した平面であり、
    前記第1引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側の端の角部(113)を有し、
    前記第2引っ掛かり部は、前記直接接合の際に前記固定部が前記接合面に押し付けられることで前記固定部が前記接合面の前記傾斜した平面に沿って移動する移動方向とは反対側に設けられていると共に、前記角部に引っ掛かる引っ掛かり部(214)を有し、
    前記固定部は、前記引っ掛かり部が前記角部に引っ掛かった状態で前記接合面に直接接合されている請求項1に記載の接合構造体。
  12. 前記金属体は、熱交換器の一部である請求項1ないし11のいずれか1つに記載の接合構造体。
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