JP6492032B2 - 締結具 - Google Patents

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本発明は、締結具に関するものである。
例えば、車両においてバンパに対してマッドガード等の外装部品を固定するためには、いわゆるJナット等の締結具を用いた締結を採用している。このような締結具は、片側同士が湾曲部を介して接続されると共に互いに対向配置される第1対向部と第2対向部とを有し、例えば第1対向部と第2対向部との間にバンパのフランジを挟み込んだ状態でバンパに対して固定されている。特許文献1には、Jナットに類似する略S型の締結具が開示されている。
特開2002−308150号公報
ところで、上述のような締結具は、第1対向部と第2対向部とを貫通するネジ(ボルトやタッピング等)を締めて第1対向部と第2対向部との距離を近接させることで、第1対向部と第2対向部との間にバンパの本体から延びるフランジ等を挟持する構成となっている。一般的には、このような締結具をバンパのフランジ等に対して固定する際に、締結具とバンパのフランジ等との位置関係が変化しないよう、バンパのフランジ等に対してボルトが挿通される孔や締結具が収容される凹部等が形成されている。
しかしながら、近年、車両デザイン性の向上、バンパの成形性(成形金型からの離型性)の向上等を意図して、バンパの本体から延在するフランジ等の長さを短くする傾向にある。このような場合には、バンパの本体から延在するフランジ等に対して上述のようなネジが挿通される孔や締結具が収容される凹部等を形成するスペースが確保できない。よって、第1対向部と第2対向部とを貫通するネジを締める場合に、締結具がバンパの本体から延在するフランジ等に対してネジの回転方向に変位しやすい。
なお、特許文献1の締結具は、バンパの表面に対して当接する当接部(特許文献1における符号5a)を有している。このような当接部がバンパの表面に対して当接する場合には、第1対向部と第2対向部とを貫通するネジを締める場合に、バンパの本体から延在するフランジ等と締結具との位置関係が変化することを抑制することができる。しかしながら、特許文献1の締結具では、バンパの表面に対して垂直な方向にフランジが突出していなければ、当接部をバンパの表面に当接させることができない。このため、特定のバンパ形状でなければ、バンパの本体から延在するフランジ等と締結具との位置関係が変化することを抑制することができず、特許文献1の締結具は汎用性が低い。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、締結具において、被取付部(例えばバンパ)の形状等に依存せずに、取付作業時に被取付部に対して締結具が変位することを抑制することができ、被取付部品(例えばバンパ)と取付部品(例えばマッドガード)とを確実に固定することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、片側同士が湾曲部を介して接続されると共に互いに対向配置される第1対向部と第2対向部とを有し、上記第1対向部及び上記第2対向部の少なくともいずれかにネジが固定可能なネジ固定部を有する締結具であって、上記第1対向部及び上記第2対向部の一方から他方に向けて突設されると共に、上記ネジ固定部よりも上記湾曲部と反対側に配置される回転防止突起部を有するという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記第1対向部及び上記第2対向部の上記他方の幅以上に離間して複数の回転防止突起部が設けられているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記第1対向部及び上記第2対向部の少なくともいずれかに設けられると共に、上記第1対向部及び上記第2対向部の離間方向に弾性変形可能な弾性部を有するという構成を採用する。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記弾性部が、上記第1対向部及び上記第2対向部の離間方向に弾性変形可能な根元部と、上記根元部よりも上記ネジ固定部と反対側に配置されると共に上記根元部よりも上記第1対向部及び上記第2対向部との間の空間の内側に向けて突出する突出部と、上記突出部よりも上記ネジ固定部と反対側に配置されると共に上記ネジ固定部と反対側に向かうに従って上記第1対向部及び上記第2対向部の離間方向で上記根元部側に延びるガイド部とを有するという構成を採用する。
本発明においては、第1対向部と第2対向物との少なくともいずれかに設けられたネジ固定部よりも、湾曲部と反対側に回転防止突起部が設けられている。また、この回転防止突起部は、第1対向部及び第2対向部の一方から他方に向けて突設されている。このため、本発明によれば、第1対向部と第2対向部との間に湾曲部と反対側から被取付部(バンパの本体から延在するフランジ等)を差し込んだ場合に、被取付部の端部が回転防止突起部に当接する。したがって、ネジ固定部にネジを取り付けて本発明の締結具を被取付部に固定する作業を行う際に、ネジを回すことにより発生するトルクが締結具に作用した場合であっても、回転防止突起部によって締結具が回転することを抑制することができる。
さらに、被取付部の端部は、被取付部の形状によらず存在する。このため、本発明によれば、被取付部の形状に依存せずに、回転防止突起部によって締結具が回転することを抑制することができる。
よって、本発明によれば、締結具において、被取付部の形状等に依存せずに、取付作業時に被取付部に対して締結具が変位することを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態における締結具の斜視図である。 本発明の一実施形態における締結具を含む縦断面図である。 本発明の一実施形態における締結具の変形例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における締結具の変形例を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る締結具の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態に係る締結具1の斜視図である。また、図2は、本実施形態に係る締結具1を含む縦断面図である。図2に示すように、本実施形態の締結具1は、車両のバンパBが有するフランジFに対して、マッドガードMを取り付けるために用いる部品である。なお、締結具1の取付姿勢は特に限定されるものではないが、説明の便宜上、図1及び図2に示すように、図1及び図2の上下方向における上方を「上」、下方を「下」と称し、図2の左右方向における左側を「前」、右側を「後」と称し、図2の紙面奥行方向の手前側を「左」、奥側を「右」と称する。
図1に示すように、本実施形態の締結具1は、上側プレート2(第1対向部)と、下側プレート3(第2対向部)と、接続部4(湾曲部)と、回転防止突起部5と、弾性部6とを有している。
上側プレート2は、表裏面を上下方向に向けた平板状の部位であり、接続部4に支えられて下側プレート3の上方に配置されている。上方から見て、上側プレート2は略矩形状とされており、ネジS(図2参照)が螺合可能とされた螺合部2a(ネジ固定部)が中央部に設けられている。螺合部2aは、互いの間にネジSが挿通される開口を形成するように前後方向に対向配置された前側弓型プレート2a1及び後側弓型プレート2a2からなる。前側弓型プレート2a1の後縁部と、後側弓型プレート2a2の前縁部とは、螺合されるネジSの谷に沿う形状とされている。また、上側プレート2の前側の端部は、前方に向かうに従って上方に向かうように立ち上げられており、これによって上側ガイド部2bが形成されている。上側ガイド部2bは、上側プレート2と下側プレート3との間にフランジFを差し込む際に、フランジFの端部が当接すると、締結具1の押込み動作に伴って締結具1を上方に持ち上げるように締結具1の全体を案内する。
下側プレート3は、表裏面を上下方向に向けて平板状の部位であり、上側プレート2の下方に配置されている。これによって、上側プレート2と下側プレート3とは互いに対向配置されている。下側プレート3は、前側の端部が下側プレート3の前側の端部よりも前方に位置するように、上側プレート2よりも前後方向に長いベース部3aと、ベース部3aの先端部から側方に張り出した張出部3bとを有している。ベース部3aの前側の端部寄りには、上方から見て弾性部6を収容するように形成された矩形開口3a1が形成されている。この矩形開口3a1により弾性部6が配置されることで、弾性部6が上下方向に撓むことが可能とされている。また、ベース部3aは、上方から見て上側プレート2の螺合部2aと重なる位置に形成される円形開口3a2が形成されている。この円形開口3a2には、ネジSが挿通される。
張出部3bは、ベース部3aの左側と右側との各々に設けられている。ベース部3aの左側に設けられた張出部3bは、ベース部3aからさらに左側に突出するように設けられており、ベース部3aの右側に設けられた張出部3bは、ベース部3aから右側からさらに右側に突出するように設けられている。これらの張出部3bは、上方から見て上側プレート2の側方に突出するように設けられている。
接続部4は、上側プレート2の一部と下側プレート3の一部とを接続する湾曲した部位である。本実施形態の締結具1では、上側プレート2の後側の端部(片側)と、下側プレート3の後側の端部(片側)とが接続部4によって接続されている。この接続部4は、上側プレート2と下側プレート3とを近づけるように、曲率半径が小さくする方向に弾性変形が可能とされている。
回転防止突起部5は、下側プレート3の各々の張出部3bの後側の端部から上方に向けて突設された部位である。これらの回転防止突起部5は、上方から見て、螺合部2aよりも前方(すなわち螺合部2aよりも接続部4と反対側)であって上側プレート2の前側の端部よりも後方に配置され、下側プレート3から上側プレート2に向けて突設されている。これらの回転防止突起部5は、表裏面を前後方向に向けて設けられており、前側を向く面がフランジFとの当接面とされている。なお、本実施形態においては、回転防止突起部5は、上端が上側プレート2よりも上方に位置する高さで下側プレート3から突出されている。
また、図1及び図2に示すように、回転防止突起部5は、下側プレート3に対して2つ設けられている。これらの回転防止突起部5の左右方向における離間距離は、左右方向における上側プレート2の幅よりも大きくなっている。つまり、本実施形態の締結具1においては、上側プレート2の左右方向の幅以上に2つの回転防止突起部5が離間して設けられている。また、これらの回転防止突起部5は、上方から見て、上側プレート2を左右方向の両側から挟むように配置されている。各々の回転防止突起部5の螺合部2aからの左右方向における離間距離は、同一に設定されている。
これらの回転防止突起部5は、上側プレート2と下側プレート3との間にフランジFを差し込むと、フランジFの端面に各々が当接することにより、フランジFに対する締結具1の位置決めを行う。また、螺合部2aにネジSを螺合する際には、ネジSを回すことにより生じるトルクによって回転しようとする締結具1の移動を防止する。
弾性部6は、根元部6aと、突出部6bと、下側ガイド部6c(ガイド部)とを有している。弾性部6は、下側プレート3に対して設けられており、根元部6aの後側の端部が矩形開口3a1の後側の縁において下側プレート3に接続されている。根元部6aは、下側プレート3に接続された箇所から前方に向けて延出された可撓性の部位であり、前側の端部を上下方向に移動させるように弾性変形可能とされている。
突出部6bは、根元部6aの前側の端部に接続されており、前方に向かうに従って上方に向かうように傾斜されている。この突出部6bは、図1及び図2に示すように、先端部が下側プレート3よりも上側プレート2側に位置している。つまり、突出部6bは、下側プレート3から、上側プレート2と下側プレート3との間の空間の内側に向けて突出している。このような突出部6bは、上側プレート2と下側プレート3との間にフランジFが差し込まれた場合に、先端部を下方からフランジFに当接させ、根元部6aの復元力によりフランジFを上側プレート2に向けて付勢する。このため、ネジSを取り付ける前であっても、弾性部6と上側プレート2とによってフランジFを挟持することができ、締結具1がフランジFから脱落することを防止することができる。
下側ガイド部6cは、突出部6bのさらに前方に配置されている。すなわち、下側ガイド部6cは、根元部6aよりも螺合部2aと反対側に配置されている。この下側ガイド部6cは、前方に向かうに従って下側プレート3側に延び、下側プレート3の表面に対して傾斜されている。すなわち、下側ガイド部6cは、前方に向かうに従って上側プレート2と下側プレート3との離間方向(上下方向)において根元部6a側に延びるように設けられている。このような下側ガイド部6cは、上側プレート2と下側プレート3との間にフランジFを差し込む際に、フランジFの端部が当接すると、締結具1の押込み動作に伴って締結具1を下方に持ち上げるように締結具1の全体を案内する。
このような本実施形態の締結具1を用いてバンパBとマッドガードMとを締結する場合には、まず本実施形態の締結具1をバンパBのフランジFに対して取り付ける。ここでは、作業者は、本実施形態の締結具1の前方にフランジFの端面が配置されるように締結具1を配置し、上側プレート2と下側プレート3との間にフランジFが差し込まれるように、締結具1をバンパBに向かって押し込む。このとき、締結具1がフランジFに対して僅かに上下方向に変位していても、上側ガイド部2bあるいは下側ガイド部6cによって、上側プレート2と下側プレート3との間にフランジFが差し込まれるように締結具1が案内される。
締結具1をバンパBに向かって押し込むと、フランジFの端面が回転防止突起部5の前側を向く表面に当接する。これによって前後方向におけるフランジFに対して締結具1の位置決めが行われる。このとき、弾性部6の突出部6bが下方からフランジFに当接され、弾性部6と上側プレート2とによってフランジFを挟持する。このため、作業者が締結具1から手を離しても、締結具1がフランジFから脱落することはない。
続いて、図2に示すように、ネジ挿通孔M1が締結具1の下側プレート3の円形開口3a2に合うようにマッドガードMを配置し、下方からネジSをネジ挿通孔M1に挿通させると共に、ネジSを螺合部2aに螺合させる。なお、締結具1に取り付けられるネジSの種類は特に限定されるものではない。ネジSとして、小ネジの他、ボルト、タッピング等を用いることができる。ネジSを締めるように回すと上側プレート2と下側プレート3とが近づき、フランジFが上側プレート2と下側プレート3によって強固に挟持される。これによって、締結具1がフランジFに対して固定される。また、ネジSの頭部と締結具1の下側プレート3との間にマッドガードMが挟持され、締結具1とマッドガードMとが強固に固定される。これによって、マッドガードMが締結具1を介してバンパBと締結される。
以上のような本実施形態の締結具1においては、上側プレート2に設けられた螺合部2aよりも、前方に回転防止突起部5が設けられている。また、この回転防止突起部5は、下側プレート3から上側プレート2に向けて突設されている。このため、本実施形態の締結具1によれば、上側プレート2と下側プレート3との間に前方からフランジFを差し込んだ場合に、フランジFの端面が回転防止突起部5に当接する。したがって、螺合部2aにネジSを取り付けて締結具1をフランジFに固定する作業を行う際に、ネジSを回すことにより発生するトルクが締結具1に作用した場合であっても、回転防止突起部5によって締結具1が回転することを抑制することができる。
さらに、フランジFの端部は、バンパBの形状によらず存在する。このため、本実施形態の締結具1によれば、バンパBの形状に依存せずに、回転防止突起部5によって締結具1が回転することを抑制することができる。
よって、本実施形態の締結具1によれば、バンパB等の被取付部の形状等に依存せずに、取付作業時に締結具1が変位することを抑制することができ、被取付部品(バンパB)に取付部品(マッドガードM)を容易かつ確実に固定することが可能となる。
また、本実施形態の締結具1においては、下側プレート3に対して、上側プレート2の左右方向の幅以上に離間して2つの回転防止突起部5が設けられている。このように回転防止突起部5が複数設けられることによって、フランジFに対する締結具1の位置決めを安定的に行うことができる。また、2つの回転防止突起部5が上側プレート2の左右方向の幅以上に離間することで遠く離間されているため、回転防止突起部5を回転中心(螺合部2a)から遠方に配置でき、各々の回転防止突起部5で受けるモーメントを小さくすることができる。このため、回転防止突起部5の負荷を低減させることができる。また、本実施形態の締結具1においては、2つの回転防止突起部5が設けられているため、ネジSを締める際と、ネジSとを緩める際の両方の場合において、フランジFに対して締結具1が回転することを防止することができる。
また、本実施形態の締結具1においては、下側プレート3に対して、上下方向に弾性変形可能な弾性部6を備えている。このため、弾性部6弾性部6と上側プレート2とによってフランジFを挟持することができ、ネジSを取り付ける前であっても締結具1がフランジFから脱落することはない。
また、本実施形態の締結具1においては、弾性部6は、上下方向に弾性変形可能な根元部6aと、根元部6aよりも前方に配置されると共に根元部6aよりも上方に向けて突出する突出部6bと、突出部6bよりも前方に配置されると共に前方に向かうに従って下方に延びる下側ガイド部6cとを有する。このため、下側ガイド部6cによってフランジFを差し込むことが容易となっており、弾性部6がフランジFに引っ掛ることを防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
図3及び図4は、上記実施形態の締結具1の変形例を示す図である。図3は、本変形例に係る締結具1の締結具1の斜視図である。また、図2は、本実施形態に係る締結具1を含む縦断面図である。これらの図に示すように、上記実施形態の締結具1の螺合部2aに換えて、筒状の螺合部2cを設けるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、下側プレート3に対して回転防止突起部5が設けられた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上側プレート2に下方に突出する回転防止突起部5を設けるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、上側プレート2に対して螺合部2aを設ける構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上側プレート2及び下側プレート3の両方、または下側プレート3のみに対して螺合部を設ける構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、弾性部6を下側プレート3に設ける構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上側プレート2に弾性部を設ける構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、バンパBとマッドガードMとを締結するために締結具1を用いる構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。車両において、他の部品同士を締結するために、本発明の締結具を用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、回転防止突起部5が2つ設けられた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、回転防止突起部5を1つのみ備える構成を採用することもできる。この場合には、少なくともネジSを締める場合に、締結具1の回転を規制可能な位置に回転防止突起部5を配置することになる。
1……締結具、2……上側プレート(第1対向部)、2a……螺合部、2b……上側ガイド部、2c……螺合部、3……下側プレート(第2対向部)、4……接続部(湾曲部)、5……回転防止突起部、6……弾性部、6a……根元部、6b……突出部、6c……下側ガイド部、B……バンパ、F……フランジ、M……マッドガード、S……ネジ

Claims (2)

  1. 片側同士が湾曲部を介して接続されると共に互いに対向配置される第1対向部と第2対向部とを有し、前記第1対向部及び前記第2対向部の少なくともいずれかにネジが固定可能なネジ固定部を有する締結具であって、
    前記第1対向部及び前記第2対向部の一方から他方に向けて突設されると共に、前記ネジ固定部よりも前記湾曲部と反対側に配置される回転防止突起部を有し、
    前記第1対向部及び前記第2対向部の前記一方または前記他方のいずれかに設けられると共に、前記第1対向部及び前記第2対向部の離間方向に弾性変形可能な弾性部を有し、
    前記弾性部は、
    前記第1対向部及び前記第2対向部の離間方向に弾性変形可能な根元部と、
    前記根元部よりも前記ネジ固定部と反対側に配置されると共に前記根元部よりも前記第1対向部及び前記第2対向部との間の空間の内側に向けて突出する突出部と、
    前記突出部よりも前記ネジ固定部と反対側に配置されると共に前記ネジ固定部と反対側に向かうに従って前記第1対向部及び前記第2対向部の離間方向で前記根元部側に延びるガイド部と
    を有し、
    前記第1対向部及び前記第2対向部の前記一方及び前記他方のうち前記弾性部が設けられていない方は、前記第1対向部と前記第2対向部との間に差し込まれた部材に当接して前記弾性部と共に前記部材を挟持する当接部位を有し、
    前記当接部位は、前記ガイド部よりも前記ネジ固定部側に配置されている
    ことを特徴とする締結具。
  2. 前記第1対向部及び前記第2対向部の前記他方の幅以上に離間して複数の回転防止突起部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の締結具。
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