JP3205012U - 熱交換器用ガスケット - Google Patents

熱交換器用ガスケット Download PDF

Info

Publication number
JP3205012U
JP3205012U JP2016001764U JP2016001764U JP3205012U JP 3205012 U JP3205012 U JP 3205012U JP 2016001764 U JP2016001764 U JP 2016001764U JP 2016001764 U JP2016001764 U JP 2016001764U JP 3205012 U JP3205012 U JP 3205012U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
heat exchanger
flange
metal clip
branch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016001764U
Other languages
English (en)
Inventor
和也 栗原
和也 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Valqua Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Valqua Industries Ltd filed Critical Nippon Valqua Industries Ltd
Priority to JP2016001764U priority Critical patent/JP3205012U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3205012U publication Critical patent/JP3205012U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

【課題】ガイド溝を形成させるための煩雑な加工を必要とせず、フランジとガスケットとの位置ずれを防止してガスケットをフランジに容易に固定することができる熱交換器用ガスケットを提供する。【解決手段】フランジに取り付けるための枝部2が配設されているガスケット本体1および金属クリップ3を有する熱交換器用ガスケットであって、枝部2が前記金属クリップ3内に挿入されており、金属クリップ3の端部が枝部2の端面から突出し、フランジを固定するための固定部が形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、熱交換器用ガスケットに関する。さらに詳しくは、本考案は、熱交換器のシェルフランジなどに好適に使用することができる熱交換器用ガスケットに関する。
熱交換器のシェルフランジには、一般に枝付ガスケットが使用されている。当該シェルフランジに枝付きガスケットの枝部を施工の際に正確に装着させなければ内容物の漏出が生じることから、熱交換器のシェルフランジの締付け時には慎重な位置合わせが必要である。しかし、熱交換器のシェルフランジは、その直径が数百〜数千mmであり、スケールが大きいとともに重量が高いため、重機を用いて当該枝付きフランジを吊り下げて締付け作業を行なう必要があることから、当該締付け作業時の位置合わせに多大な労力を要する。
枝付きガスケットの枝部を容器の仕切り板に確実にシールさせることにより、流体のショートパスを起こさせないガスケットとして、ガスケットの枝部にガイドが設けられたガイド付きガスケットを用い、当該ガイド付きガスケットのガイドを当該ガイド付きガスケットの枝部の接触面に設けられたガイド溝に嵌入することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、前記ガイド付きガスケットには、当該ガイド付きガスケットが使用される枝部の接触面にガイドを嵌入させるためのガイド溝を形成させるという煩雑な加工を施す必要があるのみならず、当該ガイド溝を形成させる位置に高精度が要求され、位置ずれが生じた場合には、前記接触面でのシール性が損なわれるという欠点がある。
したがって、近年、ガイド溝を形成させるための煩雑な加工を必要とせず、フランジとガスケットとの位置ずれを防止してガスケットをフランジに容易に固定することができる熱交換器用ガスケットの開発が望まれている。
特開昭61−31894号公報
本考案は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、ガイド溝を形成させるための煩雑な加工を必要とせず、フランジとガスケットとの位置ずれを防止してガスケットをフランジに容易に固定することができる熱交換器用ガスケットを提供することを課題とする。
本考案は、フランジに取り付けるための枝部が配設されているガスケット本体および金属クリップを有する熱交換器用ガスケットであって、前記枝部が前記金属クリップ内に挿入されており、前記金属クリップの端部が前記枝部の端面から突出し、フランジを固定するための固定部が形成されていることを特徴とする熱交換器用ガスケットに関する。
本考案によれば、ガイド溝を形成させるための煩雑な加工を必要とせず、フランジとガスケットとの位置ずれを防止してガスケットをフランジに容易に固定することができる熱交換器用ガスケットが提供される。
本考案の熱交換器用ガスケットの一実施態様を示す概略平面図である。 図1のA−A部における熱交換器用ガスケットの概略断面図である。 本考案の熱交換器用ガスケットの他の一実施態様を示す概略平面図である。 本考案の熱交換器用ガスケットに用いられる金属クリップの一実施態様を示す概略断面図である。
本考案の熱交換器用ガスケットは、前記したように、フランジに取り付けるための枝部が配設されているガスケット本体および金属クリップを有し、前記枝部が前記金属クリップ内に挿入されており、前記金属クリップの端部が前記枝部の端面から突出し、フランジを固定するための固定部が形成されていることを特徴とする。
以下に、本考案の熱交換器用ガスケットを図面に基づいて説明するが、本考案は、かかる実施態様のみに限定されるものではない。
図1は、本考案の熱交換器用ガスケットの一実施態様を示す概略平面図、図2は、図1のA−A部における本考案の熱交換器用ガスケットの概略断面図である。
本考案の熱交換器用ガスケットは、熱交換器のフランジ(図示せず)に取り付けるための枝部2が配設されているガスケット本体1および金属クリップ3を有する。
ガスケット本体1としては、例えば、うず巻形ガスケット、メタルジャケットガスケットなどが挙げられるが、本考案は、かかる例示のみに限定されるものではない。また、ガスケット本体1の大きさについても特に限定がなく、一般に熱交換器に使用されているガスケットと同様の大きさを有するものであればよい。ガスケットの口径の一例を挙げれば、例えば、50A〜100Aなどが挙げられる。
ガスケット本体1には、枝部2が配設されている。枝部2は、本考案の熱交換器用ガスケットを熱交換器用フランジに固定するために設けられている。枝部2は、耐熱性を有する材料で構成され、当該材料としては、例えば、ステンレス鋼、真鍮、銅、アルミニウム合金、ブリキ、トタンなどが挙げられるが、本考案は、かかる例示のみに限定されるものではない。
図1に示される枝部2は、ガスケット本体1の中心部を通り、その直径方向に延伸しており、ガスケット本体1の円周と交叉する部分で固定されている。枝部2の形状は、本考案の熱交換器用ガスケットが使用される熱交換器用フランジの種類に応じて適宜選択することが好ましい。枝部2の形状は、例えば、図1に示されるように直線状のものであってもよく、例えば、日本バルカー工業(株)製、No.7590シリーズ、No.8590シリーズなどの熱交用枝付のうず巻形ガスケットのようにY字形を有するものであってもよい。これらの形状のなかでは、本考案の熱交換器用ガスケットとガスケットとの位置ずれを防止して本考案の熱交換器用ガスケットをフランジに容易に固定することができることから、図1に示される直線状のものが好ましい。また、枝部2の幅および厚さに関しても、本考案の熱交換器用ガスケットが使用される熱交換器用フランジの種類に応じて適宜選択することが好ましい。枝部2の幅は、通常、6〜12mm程度であり、枝部2の厚さは、通常、3〜10mm程度である。
枝部2は、金属クリップ3内に挿入されており、金属クリップ3の端部は、枝部2の端面2aから突出し、フランジを固定するための固定部3a,3bが形成されている。
金属クリップ3を構成する材料としては、例えば、ステンレス鋼、真鍮、銅、アルミニウム合金、ブリキ、トタンなどが挙げられるが、本考案は、かかる例示のみに限定されるものではない。また、金属クリップ3の大きさも任意であり、本考案の熱交換器用ガスケットが使用される熱交換器用フランジの種類に応じて適宜選択することが好ましい。通常、金属クリップ3の厚さは0.2〜0.8mm程度であり、幅は5〜30mm程度であり、深さは20〜30mm程度である。また、金属クリップ3の表面には、メタルジャケットが1〜3枚程度被覆されていてもよい。
金属クリップ3は、例えば、図1のA−A部における断面形状を示す図2に示されているように、その断面形状がコの字形を有するものなどが挙げられる。図2に示されるように、枝部2は、金属クリップ3内に挿入されている。枝部2の底面と金属クリップ3の内底面との間に間隙が存在していてもよく、枝部2の底面と金属クリップ3の内底面とが接触していてもよい。枝部2の底面と金属クリップ3の内底面とは、必要により、溶接によって一体化されていてもよく、接着剤で接着されていてもよい。
金属クリップ3の端部は、枝部2の端面2aから突出し、フランジを固定するための固定部3a,3bが形成されている。本考案においては、金属クリップ3の端部が枝部2の端面2aから突出しており、フランジを固定するための固定部3a,3bが形成されている点に、1つの大きな特徴がある。本考案においては、このように金属クリップ3の固定部3a,3bは、熱交換器用ガスケットをフランジに装着する際の位置決めとなる。また、一対の固定部3a,3b間に熱交換器用フランジの固定部(図示せず)を挿入するだけで、本考案の熱交換器用ガスケットを熱交換器用フランジに容易に装着することができる。したがって、本考案の熱交換器用ガスケットを用いることにより、従来のようにガイド溝を形成させるための煩雑な加工を必要とせず、フランジと当該熱交換器用ガスケットとの位置ずれを防止して当該熱交換器用ガスケットをフランジに容易に固定することができる。
図1に示される熱交換器用ガスケットでは、金属クリップ3は、ガスケット本体1の中心部にのみ設けられているが、例えば、図3に示されるように、枝部2のほぼ全体が金属クリップ3内に収容されるように設けられていてもよい。
なお、図3は、本考案の熱交換器用ガスケットに用いられる金属クリップ3の一実施態様を示す概略断面図である。
図2に示される金属クリップ3の断面形状は、前記したように、コの字状を有するが、枝部2が金属クリップ3から離脱することを防止するために、例えば、図4に示されるように、金属クリップ3の開口部に形成されている一対の固定部3a,3bの間隔が枝部2の幅よりも小さくなるように設定してもよい。この場合、金属クリップ3の内底面と枝部2の底面とを接着する必要がないという利点がある。固定部3a,3bの間隔が枝部2の幅よりも小さくなるようにする方法としては、例えば、枝部2を金属クリップ3内に挿入した後、固定部3a,3bの間隔を狭める方法、金属クリップ3として可撓性のある材料を用い、枝部2を金属クリップ3内に挿入する際に固定部3a,3bの間隔を広げて枝部2を金属クリップ3内に挿入する方法などが挙げられるが、本考案は、かかる方法によって限定されるものではない。
ガスケット本体1の端面2aから突出している固定部3a,3bの長さHは、当該固定部3a,3bにフランジの固定部を容易に挿入することができるようにする観点から、2〜10mm程度であることが好ましく、3〜8mm程度であることがより好ましい。
以上説明したように、本考案の熱交換器用ガスケットは、フランジに取り付けるための枝部2が配設されているガスケット本体1および金属クリップ3を有し、枝部2が金属クリップ3内に挿入されており、金属クリップ3の端部が枝部2の端面2aから突出し、フランジを固定するための固定部3a,3bが形成されているので、従来のようにガイド溝を形成させるための煩雑な加工を必要とせず、フランジとガスケットとの位置ずれを防止してガスケットをフランジに容易に固定することができる。
したがって、本考案の熱交換器用ガスケットは、熱交換器のシェルフランジなどに好適に使用することができる。
1 ガスケット本体
2 枝部
2a 枝部の端面
3 金属クリップ
3a 固定部
3b 固定部

Claims (1)

  1. フランジに取り付けるための枝部が配設されているガスケット本体および金属クリップを有する熱交換器用ガスケットであって、前記枝部が前記金属クリップ内に挿入されており、前記金属クリップの端部が前記枝部の端面から突出し、フランジを固定するための固定部が形成されていることを特徴とする熱交換器用ガスケット。
JP2016001764U 2016-04-16 2016-04-16 熱交換器用ガスケット Expired - Fee Related JP3205012U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016001764U JP3205012U (ja) 2016-04-16 2016-04-16 熱交換器用ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016001764U JP3205012U (ja) 2016-04-16 2016-04-16 熱交換器用ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3205012U true JP3205012U (ja) 2016-06-30

Family

ID=56236246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016001764U Expired - Fee Related JP3205012U (ja) 2016-04-16 2016-04-16 熱交換器用ガスケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3205012U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103460003B (zh) 用于过程装置的耐腐蚀隔离组件
JP2018075612A (ja) 曲げ加工部材及びその製造方法
US20160288232A1 (en) Shell and tube heat exchanger
JP2007135594A (ja) 冷凍庫の製造方法及び該製造方法で製造された冷凍庫
JP3205012U (ja) 熱交換器用ガスケット
US10612865B2 (en) Header tank of heat exchanger and heat exchanger having the same
KR101788486B1 (ko) 전자기 유량계
JP2006037223A (ja) 冷却プレート
KR101359778B1 (ko) 쉘앤튜브 용접방법
JP6744089B2 (ja) ガソリン直噴レール
US5268923A (en) Mirror mount for lasers
JP2018515737A (ja) 特に自動車両用の熱交換器のためのコレクタプレート
US20170335993A1 (en) Pipe fixing device
US20150330819A1 (en) Measuring device, especially flow measuring device, and method for manufacturing a measuring tube for a measuring device
KR20120033741A (ko) 관의 용접연결구조
JP2019107881A (ja) 接合構造体
JP2016036831A (ja) ろう付け構造
JP2017164787A (ja) ケーシングおよびケーシングの製造方法
WO2017025009A1 (zh) 阀的壳体组件及阀
US20160361748A1 (en) Method and kit for joining a tubular member and a pipeline for conveying corrosive products
JP7377789B2 (ja) 金属部材接合構造及び金属部材の接合方法
US818731A (en) Sheet-metal can.
JP7319139B2 (ja) 配管構造体及び熱交換器
KR20140085109A (ko) 열교환기 배관용 파이프
KR20160033908A (ko) 횡동요 저감형 선박

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3205012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees