JP2019104533A - 梱包用緩衝材 - Google Patents

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JP2019104533A JP2017238825A JP2017238825A JP2019104533A JP 2019104533 A JP2019104533 A JP 2019104533A JP 2017238825 A JP2017238825 A JP 2017238825A JP 2017238825 A JP2017238825 A JP 2017238825A JP 2019104533 A JP2019104533 A JP 2019104533A
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Abstract

【課題】 本発明は、物品(商品)を梱包する際に、簡単及び容易に、物品を梱包できる梱包用緩衝材を提供することにある。【解決手段】 梱包用緩衝材は、基礎平板体及び押えシートで構成される。基礎平板体は、下平板及び上平板で構成される。下平板は、第1及び第2下側脚平板部、各下側立上げ平板部、各第1保形平板部、各第2保形平板部で構成される。上平板は、第1及び第2上側脚平板部、各上側立上げ平板部、各第3保形平板部、各第4保形平板部で構成される。各上側脚平板部及び各下側脚平板部を立下げ、各上側立上げ平板部及び各下側立上げ平板部を立上げ、各第1乃至各第4保形平板部を折り返して立上げることで、押えシートの第1押えシート部及び第2シート部の間に物品を挟持して、物品を定着する。【選択図】 図35

Description

本発明は、物品(商品)を梱包して運搬(運送)する梱包用緩衝材に関する。
梱包用緩衝材として、特許文献1は、衝撃緩和運搬容器を開示する。衝撃緩和運搬容器は、複数(2個)の製品保持部材を備え、各製品保持部材は、可撓フィルム及び製品押圧片を有する。各製品保持部材は、展開された紙片の第4側片を折り曲げ部を境にして製品押圧片の裏面に折返し、第4側片の両端部の隅片を第2及び第3側片の裏面に粘着することで、直方体に組立てられる。
衝撃緩和運搬容器は、各製品保持部材を上下に重ねて、可撓性フィルム及び製品押圧片により製品を挟支持して保持する。
実用新案登録第3145636号公報
しかし、特許文献1では、紙片を折り返し、及び粘着して複数の製品保持部材を製作する必要があるため、物品の梱包作業が複雑となる。
本発明は、物品(商品)を梱包する際に、簡単及び容易に、物品を梱包できる梱包用緩衝材を提供することにある。
発明に係る請求項1は、板上縁、板下縁及び左右の板側縁を有し、所定の板厚の基礎平板体と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、前記基礎平板体は、前記板上縁に上板間隔を隔てて平行配置され、前記板上縁に下板間隔を隔てて平行配置され、及び前記各板側縁に交差する基準折曲直線と、前記各板側縁から切込長を有して前記基準折曲直線上に形成され、前記基礎平板体を貫通して前記基礎平板体の表面及び裏面に開口する一対の基準切込直線と、を有し、前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される下平板と、前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される上平板と、で構成され、前記各板側縁は、前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板上側縁と、前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板下側縁と、を有し、前記下平板は、前記板上縁及び前記基準折曲直線に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記基準切込直線に直交する一対の第2折曲直線と、前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記基準折曲直線及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、前記各1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、前記積載平板部に形成され、前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口される積載窓穴と、前記基準折曲直線、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、前記上平板は、前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記基準折曲直線に沿って前記下平板の表面に折返され、前記板上縁及び前記基準折曲直線に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記基準切込直線及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記基準折曲直線及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、前記基準折曲直線、及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、前記基準折曲直線及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、前記押えシートは、前記積載平板部の表面に積載され、前記積載窓穴を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、 前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有することを特徴とする梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項2は、前記積載窓穴の積載窓穴縁に沿って前記積載平板部に連設される積載補強平板を備え、前記積載窓穴は、前記積載窓穴縁の内側に積載窓穴部を有し、前記積載補強平板は、前記積載窓穴縁及び前記積載窓穴部の間に延在され、複数の積載切込線にて区画される複数の積載補強平板部で構成され、前記各積載切込線は、前記積載窓穴縁から延在して前記積載窓穴部に開口され、及び前記積載補強平板を貫通して前記積載補強平板の表面及び裏面に開口することを特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項3は、前記押え窓穴の押え窓穴縁に沿って前記押え平板部に連設される押え補強平板を備え、前記押え窓穴は、前記押え窓穴縁の内側に押え窓穴部を有し、前記押え補強平板は、前記押え窓穴縁及び前記押え窓穴部の間に延在され、複数の押え切込線にて区画される複数の押え補強平板部で構成され、前記各押え切込線は、前記押え窓穴縁から延在して前記押え窓穴部に開口され、及び前記押え補強平板を貫通して前記押え補強平板の表面及び裏面に開口することを特徴とする請求項2に記載の梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項4は、板上縁、板下縁及び左右の板側縁を有し、所定の板厚の基礎平板体と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、前記基礎平板体は、前記板上縁に上板間隔を隔てて平行配置され、前記板上縁に下板間隔を隔てて平行配置され、及び前記各板側縁に交差する基準折曲直線と、前記各板側縁から切込長を有して前記基準折曲直線上に形成され、前記基礎平板体を貫通して前記基礎平板体の表面及び裏面に開口する一対の基準切込直線と、を有し、前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される下平板と、前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される上平板と、で構成され、前記各板側縁は、前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板上側縁と、前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板下側縁と、を有し、前記下平板は、前記板上縁及び前記基準折曲直線に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記基準切込直線に直交する一対の第2折曲直線と、前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記基準折曲直線及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、前記各1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、前記積載平板部に形成され、相互に切込間隔を隔てて前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口する複数の保持切込線にて区画される複数の積載保持平板部と、前記基準折曲直線、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、前記上平板は、前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記基準折曲直線に沿って前記下平板の表面に折返され、前記板上縁及び前記基準折曲直線に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記基準切込直線及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記基準折曲直線及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、前記基準折曲直線、及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、前記基準折曲直線及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、前記押えシートは、前記積載平板部の表面に積載され、前記各積載保持平板部を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2シート部と、を有することを特徴とする梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項5は、板上縁、板下縁及び左右の板上側縁を有し、所定の板厚の上平板と、板上縁、板下縁及び左右の板下側縁を有し、前記板厚の下平板と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、前記下平板は、前記板上縁及び前記板下縁に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第2折曲直線と、前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、前記各1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、前記積載平板部に形成され、前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口される積載窓穴と、前記板上縁、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第2折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、前記上平板は、前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記下平板の表面に積載され、前記板上縁及び前記板下縁に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板下縁及び板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記板下縁及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、前記板下縁、及び前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、前記板下縁及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、前記押えシートは、前記積載平板部の表面に積載され、前記積載窓穴を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有することを特徴とする梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項6は、前記積載窓穴の積載窓穴縁に沿って前記積載平板部に連設される積載補強平板を備え、前記積載窓穴は、前記積載窓穴縁の内側に積載窓穴部を有し、前記積載補強平板は、前記積載窓穴縁及び前記積載窓穴部の間に延在され、複数の積載切込線にて区画される複数の積載補強平板部で構成され、前記各積載切込線は、前記積載窓穴縁から延在して前記積載窓穴部に開口され、及び前記積載補強平板を貫通して前記積載補強平板の表面及び裏面に開口することを特徴とする請求項5に記載の梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項7は、前記押え窓穴の押え窓穴縁に沿って前記押え平板部に連設される押え補強平板を備え、前記押え窓穴は、前記押え窓穴縁の内側に押え窓穴部を有し、前記押え補強平板は、前記押え窓穴縁及び前記押え窓穴部の間に延在され、複数の押え切込線にて区画される複数の押え補強平板部で構成され、前記各押え切込線は、前記押え窓穴縁から延在して前記押え窓穴部に開口され、及び前記押え補強平板を貫通して前記押え補強平板の表面及び裏面に開口することを特徴とする請求項6に記載の梱包用緩衝材である。
本発明にかかる請求項8は、板上縁、板下縁及び左右の板上側縁を有し、所定の板厚の上平板と、板上縁、板下縁及び左右の板下側縁を有し、前記板厚の下平板と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、前記下平板は、前記板上縁及び前記板下縁に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、 前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第2折曲直線と、前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、前記各第1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、前記積載平板部に形成され、相互に切込間隔を隔てて前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口する複数の保持切込線にて区画される複数の積載保持平板部と、前記板上縁、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第2折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、前記上平板は、前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記下平板の表面に積載され、前記板上縁及び前記板下縁に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板下縁及び板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記板下縁及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、前記板下縁、及び前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、前記板下縁及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、前記押えシートは、前記積載平板部の表面に積載され、前記各積載保持平板部を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有することを特徴とする梱包用緩衝材である。
本発明に係る請求項1では、第1に、展開した梱包用緩衝材において、物品(商品/製品)を積載窓穴の内側の第1シート部上(第1押えシート部の表面)に積載する。物品は、積載窓穴の内側に位置する第1押えシート部の表面に積載される。第2に、第1押えシート部上に物品を積載した状態において、上平板を基準折曲直線に沿って下平板の表面に折返す。上平板は、上平板の表面を下平板の表面に向けて、基準折曲直線に沿って下平板の表面に折返される。このとき、押え平板部は、押え平板部の表面を積載平板部の表面に向けて、積載平板部の表面に重ねて配置され、第1上側脚平板部は、第1上側脚平板部の表面を第2下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置される。第2上側脚平板部は、第2上側脚平板部の表面を第1下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置され、各上側立上げ平板部は、各上側立上げ平板部の表面を各下側立上げ平板部の表面に向けて、各下側脚平板部の表面に重ねて配置される。各第3保形平板部は、各第3保形平板部の表面を各第2保形平板部の表面に向けて、各第2保形平板部の表面に重ねて配置され、各第4保形平板部は、各第4保形平板部の表面を各第1保形平板の表面に向けて、各第1保形平板部の表面に重ねて配置される。押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に当接される。物品は、押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部に当接される。これにより、押えシートは、積載窓穴の内側に位置する第1押えシート部、及び押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部の間に配置される。第3に、重ねて配置された第1下側脚平板及び第2上側脚平板部は、基準折曲直線に第1間隔を隔てる第1折曲直線、及び基準折曲直線に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられて、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に立下げられる。重ねて配置された第2下側脚平板部及び第1上側脚平板部は、基礎平板体の板下縁に第1間隔を隔てる第1折曲直線、基礎平板体の板上縁に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられ、積載平板部の裏面側、押え平板部の裏面側に立下げられる。このとき、押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に押付けられる。これにより、押えシートは、第1押えシート部及び第1押えシート部により物品を挟持して、物品を定着する。第4に、重ねて配置された各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部は、各第4折曲直線及び各第10折曲直線に沿って、積載平板部の表面側、押え平板部の裏面側に折曲げされ、積載平板部の表面側、押えシート部の裏面側に立上げられる。このとき、各上側立上げ平板部は、立上げられた各下側平板部の間に配置され、各下側立上げ平板部の表面に当接して、重ねて配置される。第5に、重ねて配置された第1保形平板部及び各第4保形平板部は、各第2折曲直線、各第5折曲直線、各第9折曲直線、各第13折曲直線及び各第14折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第4保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第1保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。第7に、重ねて配置された各第2保形平板部及び各第3保形平板部は、各第3折曲直線、各第6折曲直線、各第8折曲直線、各第11折曲直線及び各第12折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第3保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第2保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。
このようにして、請求項1の梱包用緩衝材では、物品(商品/製品)を梱包する際に、物品を第1押えシート部に積載して、上平板を下平板の表面に折返し、各下側脚平板部及び各」上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、及び各第1乃至各第4保形平板部を折返して立上げることで、第1及び第2押えシート部にて物品を挟持して、物品を第1及び第2押えシート部で定着できる。
これにより、物品を梱包する際に、上平板及び下平板の第1乃至第13折曲直線に沿って折曲げることで、物品を梱包でき、物品の梱包作業が簡単、容易となる。
本発明に係る請求項1によれば、第1及び第2下側脚平板部を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げて、第1及び第2押えシート部にて挟持した物品を支持する。
これにより、物品(商品)を梱包した梱包用緩衝材を、立下げた第1及び第2下側脚平板部と、立下げた第1及び第2上側脚平板部から梱包箱に収納することで、物品の重量により、物品が梱包箱の底に接触することなく、緩衝機能に優れたものになる。
本発明に係る請求項2では、積載補強平板において、各積載補強平板部は、第1及び第2下側脚平板部の立下げに伴って、積載窓穴の積載窓穴縁を折曲直線として、積載平板部の裏面から突出するように折曲げられる。これにより、各積載補強平板部によって第1押えシート部上に積載された物品を保持できる。
本発明に係る請求項3では、押え補強平板において、各押え補強平板部は、第1及び第2上側脚平板部の立下げに伴って、押え窓穴の押え窓穴縁を折曲直線として、押え平板部の表面から突出するように折曲げされる。
これにより、各積載補強平板部及び各押え補強平板部によって物品を挟持して保持できる。
本発明に係る請求項4では、第1に、展開した梱包用緩衝材において、物品(商品/製品)を第押え1シート部上(第1押えシート部の表面上)、及び各積載保持平板部上に積載する。物品は、積載保持平板部上の第1押えシート部の表面に積載する。第2に、第1押えシート部上及び各積載保持平板部上に物品を積載した状態において、上平板を基準折曲直線に沿って下平板の表面に折返す。上平板は、上平板の表面を下平板の表面に向けて、基準折曲直線に沿って下平板の表面に折返される。このとき、押え平板部は、押え平板部の表面を積載平板部の表面に向けて、積載平板部の表面に重ねて配置され、第1上側脚平板部は、第1上側脚平板部の表面を第2下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置される。第2上側脚平板部は、第2上側脚平板部の表面を第1下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置され、各上側立上げ平板部は、各上側立上げ平板部の表面を各下側立上げ平板部の表面に向けて、各下側脚平板部の表面に重ねて配置される。各第3保形平板部は、各第3保形平板部の表面を各第2保形平板部の表面に向けて、各第2保形平板部の表面に重ねて配置され、各第4保形平板部は、各第4保形平板部の表面を各第1保形平板の表面に向けて、各第1保形平板部の表面に重ねて配置される。押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に当接される。物品は、押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部に当接される。これにより、押えシートは、積載窓穴の内側に位置する第1押えシート部、及び押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部の間に配置される。第3に、重ねて配置された第1下側脚平板及び第2上側脚平板部は、基準折曲直線に第1間隔を隔てる第1折曲直線、及び基準折曲直線に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられて、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に立下げられる。重ねて配置された第2下側脚平板部及び第1上側脚平板部は、基礎平板体の板下縁に第1間隔を隔てる第1折曲直線、基礎平板体の板上縁に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられ、積載平板部の裏面側、押え平板部の裏面側に立下げられる。このとき、押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に押付けられる。これにより、押えシートは、第1押えシート部及び第1押えシート部により物品を挟持して、物品を定着する。各積載保持平板部は、第1押えシート部上に積載された物品を保持する。第4に、重ねて配置された各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部は、各第4折曲直線及び各第10折曲直線に沿って、積載平板部の表面側、押え平板部の裏面側に折曲げされ、積載平板部の表面側、押えシート部の裏面側に立上げられる。このとき、各上側立上げ平板部は、立上げられた各下側平板部の間に配置され、各下側立上げ平板部の表面に当接して、重ねて配置される。第5に、重ねて配置された第1保形平板部及び各第4保形平板部は、各第2折曲直線、各第5折曲直線、各第9折曲直線、各第13折曲直線及び各第14折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第4保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第1保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。第7に、重ねて配置された各第2保形平板部及び各第3保形平板部は、各第3折曲直線、各第6折曲直線、各第8折曲直線、各第11折曲直線及び各第12折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第3保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第2保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。
このようにして、請求項1の梱包用緩衝材では、物品(商品/製品)を梱包する際に、物品を第1押えシート部に積載して、上平板を下平板の表面に折返し、各下側脚平板部及び各」上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、及び各第1乃至各第4保形平板部を折返して立上げることで、第1及び第2押えシート部にて物品を挟持して、物品を第1及び第2押えシート部で定着できる。各積載保持平板部は、第2押えシート部とで物品を挟持して、物品を保持する。
これにより、物品を梱包する際に、上平板及び下平板の第1乃至第13折曲直線に沿って折曲げることで、物品を梱包でき、物品の梱包作業が簡単、容易となる。
本発明に係る請求項4によれば、第1及び第2下側脚平板部を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げて、第1及び第2押えシート部にて挟持した物品を支持する。
これにより、物品(商品)を梱包した梱包用緩衝材を、立下げた第1及び第2下側脚平板部と、立下げた第1及び第2上側脚平板部から梱包箱に収納することで、物品の重量により、物品が梱包箱の底に接触することなく、緩衝機能に優れたものになる。
本発明に係る請求項5では、第1に、展開した梱包用緩衝材において、物品(商品/製品)を積載窓穴の内側の第1シート部上(第1押えシート部の表面)に積載する。物品は、積載窓穴の内側に位置する第1押えシート部の表面に積載される。第2に、第1押えシート部上に物品を積載した状態において、上平板を下平板の表面に積載(積層)する。上平板は、上平板の表面を下平板の表面に向けて、下平板の表面に積載する。このとき、押え平板部は、押え平板部の表面を積載平板部の表面に向けて、積載平板部の表面に重ねて配置され、第1上側脚平板部は、第1上側脚平板部の表面を第2下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置される。第2上側脚平板部は、第2上側脚平板部の表面を第1下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置され、各上側立上げ平板部は、各上側立上げ平板部の表面を各下側立上げ平板部の表面に向けて、各下側脚平板部の表面に重ねて配置される。各第3保形平板部は、各第3保形平板部の表面を各第2保形平板部の表面に向けて、各第2保形平板部の表面に重ねて配置され、各第4保形平板部は、各第4保形平板部の表面を各第1保形平板の表面に向けて、各第1保形平板部の表面に重ねて配置される。押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に当接される。物品は、押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部に当接される。これにより、押えシートは、積載窓穴の内側に位置する第1押えシート部、及び押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部の間に配置される。第3に、重ねて配置された第1下側脚平板及び第2上側脚平板部は、基準折曲直線に第1間隔を隔てる第1折曲直線、及び基準折曲直線に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられて、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に立下げられる。重ねて配置された第2下側脚平板部及び第1上側脚平板部は、基礎平板体の板下縁に第1間隔を隔てる第1折曲直線、基礎平板体の板上縁に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられ、積載平板部の裏面側、押え平板部の裏面側に立下げられる。このとき、押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に押付けられる。これにより、押えシートは、第1押えシート部及び第1押えシート部により物品を挟持して、物品を定着する。第4に、重ねて配置された各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部は、各第4折曲直線及び各第10折曲直線に沿って、積載平板部の表面側、押え平板部の裏面側に折曲げされ、積載平板部の表面側、押えシート部の裏面側に立上げられる。このとき、各上側立上げ平板部は、立上げられた各下側平板部の間に配置され、各下側立上げ平板部の表面に当接して、重ねて配置される。第5に、重ねて配置された第1保形平板部及び各第4保形平板部は、各第2折曲直線、各第5折曲直線、各第9折曲直線、各第13折曲直線及び各第14折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第4保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第1保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。第7に、重ねて配置された各第2保形平板部及び各第3保形平板部は、各第3折曲直線、各第6折曲直線、各第8折曲直線、各第11折曲直線及び各第12折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第3保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第2保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。
このようにして、請求項1の梱包用緩衝材では、物品(商品/製品)を梱包する際に、物品を第1押えシート部に積載して、上平板を下平板の表面に積載し、各下側脚平板部及び各」上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、及び各第1乃至各第4保形平板部を折返して立上げることで、第1及び第2押えシート部にて物品を挟持して、物品を第1及び第2押えシート部で定着できる。
これにより、物品を梱包する際に、上平板及び下平板の第1乃至第13折曲直線に沿って折曲げることで、物品を梱包でき、物品の梱包作業が簡単、容易となる。
本発明に係る請求項5によれば、第1及び第2下側脚平板部を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げて、第1及び第2押えシート部にて挟持した物品を支持する。
これにより、物品(商品)を梱包した梱包用緩衝材を、立下げた第1及び第2下側脚平板部と、立下げた第1及び第2上側脚平板部から梱包箱に収納することで、物品の重量により、物品が梱包箱の底に接触することなく、緩衝機能に優れたものになる。
本発明に係る請求項6では、積載補強平板において、各積載補強平板部は、第1及び第2下側脚平板部の立下げに伴って、積載窓穴の積載窓穴縁を折曲直線として、積載平板部の裏面から突出するように折曲げられる。これにより、各積載補強平板部によって第1押えシート部上に積載された物品を保持できる。
本発明に係る請求項7では、押え補強平板において、各押え補強平板部は、第1及び第2上側脚平板部の立下げに伴って、押え窓穴の押え窓穴縁を折曲直線として、押え平板部の表面から突出するように折曲げされる。
これにより、各積載補強平板部及び各押え補強平板部によって物品を挟持して保持できる。
本発明に係る請求項8では、第1に、展開した梱包用緩衝材において、物品(商品/製品)を第1押えシート部上(第1押えシート部の表面上)、及び各積載保持平板部上に積載する。物品は、各積載保持平板部上の第1押えシート部の表面に積載する。第2に、第1押えシート部上及び各積載保持平板部上に物品を積載した状態において、上平板を下平板の表面に積載(積層)する。上平板は、上平板の表面を下平板の表面に向けて、基準折曲直線に沿って下平板の表面に積載される。このとき、押え平板部は、押え平板部の表面を積載平板部の表面に向けて、積載平板部の表面に重ねて配置され、第1上側脚平板部は、第1上側脚平板部の表面を第2下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置される。第2上側脚平板部は、第2上側脚平板部の表面を第1下側脚平板部の表面に向けて、第1下側脚平板部の表面に重ねて配置され、各上側立上げ平板部は、各上側立上げ平板部の表面を各下側立上げ平板部の表面に向けて、各下側脚平板部の表面に重ねて配置される。各第3保形平板部は、各第3保形平板部の表面を各第2保形平板部の表面に向けて、各第2保形平板部の表面に重ねて配置され、各第4保形平板部は、各第4保形平板部の表面を各第1保形平板の表面に向けて、各第1保形平板部の表面に重ねて配置される。押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に当接される。物品は、押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部に当接される。これにより、押えシートは、積載窓穴の内側に位置する第1押えシート部、及び押え窓穴の内側に位置する第2押えシート部の間に配置される。第3に、重ねて配置された第1下側脚平板及び第2上側脚平板部は、基準折曲直線に第1間隔を隔てる第1折曲直線、及び基準折曲直線に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられて、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に立下げられる。重ねて配置された第2下側脚平板部及び第1上側脚平板部は、基礎平板体の板下縁に第1間隔を隔てる第1折曲直線、基礎平板体の板上縁に第6間隔を隔てる第7折曲直線に沿って、積載平板部の裏面側、押え平板部の表面側に折曲げられ、積載平板部の裏面側、押え平板部の裏面側に立下げられる。このとき、押えシートにおいて、第2押えシート部は、第1押えシート部上に積載された物品に押付けられる。これにより、押えシートは、第1押えシート部及び第1押えシート部により物品を挟持して、物品を定着する。各積載保持平板部は、第1押えシート部上に積載された物品を保持する。第4に、重ねて配置された各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部は、各第4折曲直線及び各第10折曲直線に沿って、積載平板部の表面側、押え平板部の裏面側に折曲げされ、積載平板部の表面側、押えシート部の裏面側に立上げられる。このとき、各上側立上げ平板部は、立上げられた各下側平板部の間に配置され、各下側立上げ平板部の表面に当接して、重ねて配置される。第5に、重ねて配置された第1保形平板部及び各第4保形平板部は、各第2折曲直線、各第5折曲直線、各第9折曲直線、各第13折曲直線及び各第14折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第4保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第1保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。第7に、重ねて配置された各第2保形平板部及び各第3保形平板部は、各第3折曲直線、各第6折曲直線、各第8折曲直線、各第11折曲直線及び各第12折曲直線に沿って、立上げられた各下側立上げ平板部の裏面側に折返され、各上側立上げ平板部の表面に折返され、積載平板部の裏面側に立上げられ、押え平板部の裏面側に立上げられる。このとき、各第3保形平板部は、立上げられた各上側平板部との間に、立上げられた各下側立上げ平板部と、立上げ及び折返えされた各第2保形平板部を配置して、各下側立上げ平板及び各第1保形平板部に重ねて配置される。
このようにして、請求項1の梱包用緩衝材では、物品(商品/製品)を梱包する際に、物品を第1押えシート部に積載して、上平板を下平板の表面に折返し、各下側脚平板部及び各」上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、及び各第1乃至各第4保形平板部を折返して立上げることで、第1及び第2押えシート部にて物品を挟持して、物品を第1及び第2押えシート部で定着できる。各積載保持平板部は、第2押えシート部とで物品を挟持して、物品を保持する。
これにより、物品を梱包する際に、上平板及び下平板の第1乃至第13折曲直線に沿って折曲げることで、物品を梱包でき、物品の梱包作業が簡単、容易となる。
本発明に係る請求項8によれば、第1及び第2下側脚平板部を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げて、第1及び第2押えシート部にて挟持した物品を支持する。
これにより、物品(商品)を梱包した梱包用緩衝材を、立下げた第1及び第2下側脚平板部と、立下げた第1及び第2上側脚平板部から梱包箱に収納することで、物品の重量により、物品が梱包箱の底に接触することなく、緩衝機能に優れたものになる。
第1実施形態の梱包用緩衝材を示す表平面図(展開表平面図)である。 第1実施形態の梱包用緩衝材を示す裏平面図(展開裏平面図)である。 第1実施形態の梱包用緩衝材を示す平面斜視図(展開表斜視図)である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図1において、梱包用緩衝材を構成する下平板の上側半分を示す表平面図である。 図1において、梱包用緩衝材を構成する下平板の下側半分を示す表平面図である。 図7の要部拡大図であって、右側の第4折曲直線、及び右側の第5折曲直線の関係を示す表平面図である。 図7の要部拡大図であって、左側の第4折曲直線、及び左側の第5折曲直線の関係を示す表平面図である。 図8の要部拡大図であって、右側の第4折曲直線、及び右側の第6折曲直線の関係を示す表平面図である。 図8の要部拡大図であって、左側の第4折曲直線、及び左側の第6折曲直線の関係を示す表平面図である。 下平板の板上縁、板下縁、右側の板下側縁及び左側の板下側縁を示す表平面図である。 図13の要部拡大図であって、右側の第1板下側縁部、右側の第3板下側縁部、右側の第5板下側縁部及び右側の第7板下側縁部を示す表平面図である。 図13の要部拡大図であって、左側の第1板下側縁部、左側の第3板上側縁部、左側の第5板下側縁部及び左側の第7板下側縁部を示す表平面図である。 図13の要部拡大図であって、右側の第2板下側縁部、右側の第4板下側縁部、右側の第6板下側縁部、及び右側の第7板下側縁部を示す表平面図である。 図13の要部拡大図であって、左側の第2板下側縁部、左側の第4板下側縁部、左側の第6板下側縁部、及び左側の第7板下側縁部を示す表平面図である。 図1において、梱包用緩衝材を構成する上平板の上側半分を示す表平面図である。 図1において、梱包用緩衝材を構成する上平板の下側半分を示す表平面図である。 図18の要部拡大図であって、右側の第10折曲直線、右側の第11折曲直線、及び右側の第12折曲直線の関係を示す表平面図である。 図18の要部拡大図であって、左側の第10折曲直線、左側の第11折曲直線、及び左側の第12折曲直線の関係を示す表平面図である。 図19の要部拡大図であって、右側の第10折曲直線、右側の第13折曲直線、及び右側の第14折曲直線の関係を示す表平面図である。 図19の要部拡大図であって、左側の第10折曲直線、左側の第13折曲直線、及び左側の第14折曲直線の関係を示す表平面図である。 上平板の上板縁、板下縁、右側の板上側縁及び左側の板上側縁を示す表平面図である。 図24の要部拡大図であって、右側の第1板上側縁部、右側の第3板上側縁部、右側の第5板上側縁部、及び右側の第7板上側縁部を示す表平面図である。 図24の要部拡大図であって、左側の第1板上側縁部、左側の第3板上側縁部、左側の第5板上側縁部、及び左側の第7板上側縁部を示す表平面図である。 図24の要部拡大図であって、右側の第2板上側縁部、右側の第4板上側縁部、右側の第6板上側縁部、及び右側の第7板上側縁部を示す表平面図である。 図24の要部拡大図であって、左側の第2板上側縁部、左側の第4板上側縁部、左側の第6板上側縁部、及び左側の第7板上側縁部を示す表平面図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、展開状態の梱包用緩衝材(第1押えシート部)に物品(商品)を積載した表平面斜視図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、上平板を基準折曲直線に沿って、下平板の表面に折返した平面斜視図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた斜視図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた平面図である。 図32のD−D断面図である。 図32のE−E断面図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた斜視図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた平面図である。 図36のF−F断面図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材、及び梱包箱を示す斜視図である。 第1実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材を梱包箱の内部に収納した平面図である。 図39のG−G断面図である。 図36のF−F拡大断面図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材を示す表平面図(展開表平面図)である。 第2実施形態の梱包用緩衝材を示す裏平面図(展開裏平面図)である。 第2実施形態の梱包用緩衝材を示す平面斜視図(展開表斜視図)である。 図43のH−H断面図である。 図43のI−I断面図である。 図43のJ−J断面図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、展開状態の梱包用緩衝材(第1押えシート部及び積載補強平板)に物品(商品)を積載した表平面斜視図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、上平板を基準折曲直線に沿って、下平板の表面に折返した平面斜視図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた斜視図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた平面図である。 図51のK−K断面図である。 図51のL−L断面図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた斜視図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた平面図である。 図55のM−M断面図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材、及び梱包箱を示す斜視図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材を梱包箱の内部に収納した平面図である。 図58のN−N断面図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材を示す表平面図(展開表平面図)である。 第3実施形態の梱包用緩衝材を示す裏平面図(展開裏平面図)である。 第3実施形態の梱包用緩衝材を示す平面斜視図(展開表斜視図)である。 図61のO−O断面図である。 図61のP−P断面図である。 図61のQ−Q断面図である。 第2実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、展開状態の梱包用緩衝材(第1押えシート部及び積載保持平板部)に物品(商品)を積載した表平面斜視図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、上平板を基準折曲直線に沿って、下平板の表面に折返した平面斜視図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた斜視図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた平面図である。 図69のR−R断面図である。 図69のS−S断面図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた斜視図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた平面図である 図73のT−T断面図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材、及び梱包箱を示す斜視図である。 第3実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材を梱包箱の内部に収納した平面図である。 図73のT−T断面図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材を示す表平面図(展開表平面図)である。 第4実施形態の梱包用緩衝材を示す裏平面図(展開裏平面図)である。 第4実施形態の梱包用緩衝材を示す平面斜視図(展開表斜視図)である。 図79のa−a断面図である。 図79のb−b断面図である。 図79のc−c断面図である。 図79のd−d断面図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、展開状態の梱包用緩衝材(第1押えシート部)に物品(商品)を積載した表平面斜視図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、上平板を下平板の表面に積載(積層)した平面斜視図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた斜視図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた平面図である。 図88のe−e断面図である。 図88のf−f断面図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた斜視図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた平面図である。 図92のg−g断面図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材、及び梱包箱を示す斜視図である。 第4実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材を梱包箱の内部に収納した平面図である。 図95のh−h断面図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材を示す表平面図(展開表平面図)である。 第5実施形態の梱包用緩衝材を示す裏平面図(展開裏平面図)である。 第5実施形態の梱包用緩衝材を示す平面斜視図(展開表斜視図)である。 図98のi−i断面図である。 図98のj−j断面図である。 図98のk−k断面図である。 図98のl−l断面図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、展開状態の梱包用緩衝材(第1押えシート部及び積載補強平板)に物品(商品)を積載した表平面斜視図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、上平板を下平板の表面に積載(積層)した平面斜視図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた斜視図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた平面図である。 図107のm−m断面図である。 図107のn−n断面図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた斜視図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた平面図である。 図111のo−o断面図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材、及び梱包箱を示す斜視図である。 第5実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材を梱包箱の内部に収納した平面図である。 図114のp−p断面図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材を示す表平面図(展開表平面図)である。 第6実施形態の梱包用緩衝材を示す裏平面図(展開裏平面図)である。 第6実施形態の梱包用緩衝材を示す平面斜視図(展開表斜視図)である。 図117のq−q断面図である。 図117のr−r断面図である。 図117のs−s断面図である。 図117のt−t断面図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、展開状態の梱包用緩衝材(第1押えシート部及び積載保持平板部)に物品(商品)を積載した表平面斜視図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、上平板を下平板の表面に積載(積層)した平面斜視図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた斜視図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板部を各第1折曲直線に沿って積載平板部の裏面側に折曲げ、及び第1及び第2上側脚平板部を各第7折曲直線に沿って押え平板部の表面側に折曲げた平面図である。 図126のu−u断面図である。 図126のv−v断面図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた斜視図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材における組立て梱包方法を説明する図であって、第1及び第2下側脚平板を立下げ、第1及び第2上側脚平板部を立下げ、各下側立上げ平板部及び各上側立上げ平板部を立上げ、各第1〜第4保形平板を折返して立上げた平面図である。 図130のw−w断面図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材、及び梱包箱を示す斜視図である。 第6実施形態の梱包用緩衝材において、組立て梱包した梱包用緩衝材を梱包箱の内部に収納した平面図である。 図133のx−x断面図である。
本発明に係る第1乃至第6実施形態の梱包用緩衝材について、図1乃至図134を参照して説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態の梱包用緩衝材X1について、図1乃至図41を参照して説明する。
なお、説明の便宜上、先ず、組立前の展開した第1実施形態の梱包用緩衝材X1について説明し、次に、第1実施形態1の梱包用緩衝材X1を組立てて物品(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について説明する。
図1乃至図40において、第1実施形態の梱包用緩衝材X1(以下、「梱包用緩衝材X1」という)は、基礎平板体1、及び押えシート2(押えフィルム)を備える。
<基礎平板体1>
基礎平板体1は、折曲自在な紙、合成樹脂等のシート素材(シート材)、例えば、段ボール(紙製段ボールシート)、プラスチック段ボール等から形成される。基礎平板体1は、図4に示すように、所定の板厚Tを有する。
基礎平板体1は、図1及び図2に示すように、板上縁1A、板下縁1B、及び左右一対の板側縁1C,1D(右側の板側縁1C、左側の板側縁1D)を有する。
基礎平板体1の板上縁1A及び板下縁1Bは、図1及び図2に示すように、上下方向UDにおいて、相互に板縁間隔PW(距離)を隔てて平行配置される。
基礎平板体1の各板側縁1C,1Dは、図2に示すように、左右方向LRに板縁間隔PV(距離)を隔てて配置される。各板側縁1C,1Dは、上下方向UDにおいて、板上縁1A及び板下縁1Bの間に延在される。各板側縁1C,1Dは、板上縁1A及び板下縁1Bに交差する。
なお、左右方向LRは、上下方向UDに直交する方向である。
基礎平板体1は、図2に示すように、左右方向LRにおいて、板縁間隔PVの縦板中心線CL1に対して、左右対称に形成される。
基礎平板体1は、図1乃至図3に示すように、基準折曲直線LX(基準直線)と、左右一対の基準切込直線LY,LYとを有する。
基準折曲直線LXは、図1乃至図3に示すように、上下方向UDにおいて、板上縁1A及び板下縁1Bの間に位置して配置される。基準折曲直線LXは、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1Aに上板間隔PX(上板距離)を隔てて平行配置される。基準折曲直線LXは、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板下縁1Bに下板間隔PY(下板距離)を隔てて平行配置される。
基準折曲直線LXは、基礎平板体1の板上縁1A及び板下縁1Bに平行して、左右方向LRに延在される。基準折曲直線lXは、基礎平板体1の各板側縁1C,1Dに交差する。
各基準切込直線LY,LYは、図1乃至図3、及び図7に示すように、基準折曲線LX上に形成される。各基準切込直線LY,LYは、基礎平板体1の各板側縁1C,1Dから切込長lyを有して左右方向LRに延在される。各基準切込直線LY,LYは、左右方向LRにおいて、基準折曲直線LXの直線長より短い切込長lyを有する。
各基準切込直線LY,LYは、左右方向LRにおいて、基礎平板体1の各板側縁1C,1Dに交差して、基礎平板体1の各板側縁1C,1Dに開口する。各基準切込直線LY,LYは、前後方向FR(板厚方向)において、基礎平板体1を貫通して基礎平板体1の表面1X(表平面)及び裏面1Y(裏平面)に開口する。
なお、前後方向FRは、基礎平板体1の板厚方向であって、上下方向UD及び左右方向LRに直交する方向である。
基礎平板体1において、各板側縁1C,1Dは、図1及び図2に示すように、左右一対の板下側縁3C,3D、及び左右一対の板上側縁4C,4Dを有する。各板下側縁3C,3Dは、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板下縁1B及び基準折曲直線LX(各基準切込直線LY,LY)の間に位置する。各板下側縁3C,3Cは、基礎平板体1の板下縁1B及び基準折曲直線LX(各基準切込直線LY,LY)に交差する。
各板上側縁4C,4Dは、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1A及び基準折曲直線LX(各基準切込直線LY,LY)の間に位置する。各板上側縁4C,4Dは、基礎平板体1の板上縁1A及び基準折曲直線LX(各基準切込直線LY,LY)に交差する。
基礎平板体1は、図1乃至図28に示すように、下平板3と、上平板4とで構成される。基礎平板体1において、基準折曲直線LX(各基準切込直線LY,LY)は、図1乃至図3に示すように、下平板3及び上平板4の境(境界線)となる。
<下平板3>
下平板3は、図1乃至図3に示すように、基準折曲直線LX、基礎平板体1の板下縁1B、及び各板側縁1C,1D(下平板3の各板下側縁3C,3D)とで区画される。
下平板3は、図1乃至図3に示すように、基準折曲直線LX及び各基準切込直線LY,LYを含む板上縁3Aと、基礎平板体1の板下縁1Bである板下縁3Bと、左右一対の板下側縁3C,3Dを有する。
下平板3は、図1乃至図3に示すように、縦板中心線CL1に対して、左右対称に形成される。下平板3は、図1乃至図3に示すように、上下方向UDにおいて、板縁間隔PYの横板中心線CL1に対して、上下対称に形成される。
下平板3は、図1乃至図3、及び図7乃至図12に示すように、上下一対の第1折曲直線L1,L1(第1直線)、左右一対の第2折曲直線L2,L2(第2直線)、左右一対の第3折曲直線L3,L3(第3直線)、左右一対の第4折曲直線L4,L4(第4直線)、左右一対の第5折曲直線L5,L5(第5直線)、左右一対の第6折曲直線L6,L6(第6直線)、左右一対の第1下側折曲穴5,5及び左右一対の第2下側折曲穴6,6を有する。
各第1折曲直線L1,L1(上側の第1折曲直線L1、下側の第1折曲直線L1)は、図1乃至図3、図7及び図8に示すように、上下方向UBにおいて、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)及び基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)の間に配置される。各第1折曲直線L1,L1は、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)及び基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)の夫々に第1間隔P1(第1距離)を隔てて平行配置される。
上側の第1折曲直線L1は、図7に示すように、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第1間隔P1を隔てて平行配置される。下側の第1折曲直線L1は、図8に示すように、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てて平行配置される。
各第1折曲直線L1,L1は、図7及び図8に示すように、上下方向UDにおいて、相互に第2間隔P2(第2距離)を隔てて平行配置される。各第1折曲直線L1,L1は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)及び基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に平行して、左右方向LRに延在される。
各第2折曲直線L2,L2は、図1乃至図3、図7に示すように、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LX、及び基準折曲直線LXに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線P1(上側の第1折曲直線L1)の間に配置される。
各第2折曲直線L2,L2は、図7に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第3板下側縁部3J,3K)の夫々に第3間隔P3(第3距離)を隔てて配置される。各第2折曲直線L2,L2は、左右方向LRにおいて、相互に第15間隔P15(第15距離)を隔てて平行配置される。
各第2折曲直線L2,L2は、上下方向UDに延在され、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)、及び基準折曲直線LXに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(上側の第1折曲直線)に直交する。各第2折曲直線L2,L2は、上下方向UDにおいて、各基準切込直線LY,LYの夫々に直交する。
右側の第2折曲直線L2は、図7に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3C(右側の第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てて配置される。左側の第2折曲直線L2は、図7に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3D(左側の第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てて配置される。
各第3折曲直線L3,L3(右側の第3折曲直線L3、左側の折曲直線L3)は、図1乃至図3、及び図8に示すように、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)、及び板下縁1Bに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)の間に配置される。
各第3折曲直線L3,L3は、図8に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第4板下側縁部3L,3M)の夫々に第3間隔P3を隔てて配置される。各第3折曲直線L3,L3は、左右方向LRにおいて、相互に第15間隔P15(第15距離)を隔てて平行配置される。
各第3折曲直線L3,L3は、上下方向UDに延在され、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)、及び板下縁1Bに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に直交する。
右側の第3折曲直線L3は、図8に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3C(右側の第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てて配置される。左側の第3折曲直線L3は、図8に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3D(左側の第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てて配置される。
各第3折曲直線L3,L3は、左右方向LRにおいて、縦板中心線CL1から各第2折曲直線L2,L2と同一位置に配置される。
各第4折曲直線L4,L4(右側の第4折曲直線L4、左側の第4折曲直線L4)は、図1乃至図3、図7及び図8に示すように、上下方向UDにおいて、各第1折曲直線L1,L1の間に配置される。
各第4折曲直線L4,L4は、図7に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第7板下側縁部3R,3S)の夫々に第4間隔P4(第4距離)を隔てて配置される。各第4折曲直線L4,L4は、図7及び図8に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D(第7板下側縁部3R,3S)との間に各第2折曲直線L2,L2及び各第3折曲直線L3,L3を位置して配置される。
各第4折曲直線L4,L4は、図7及び図8に示すように、各第2折曲直線L2,L2の夫々、及び各第3折曲直線L3,L3の夫々に第5間隔P5(第5距離)を隔てて平行配置される。各第4折曲直線L4,L4は、上下方向UDに延在され、各第1折曲直線L1,L1に直交する。
右側の第4折曲直線L4は、図7及び図8に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3C(右側の第7板下側縁部3R)に第4間隔P4を隔てて配置される。右側の第4折曲直線L4は、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)との間に右側の第2折曲直線L2及び右側の第3折曲直線L3を位置して、右側の第2折曲直線L2に第5間隔P5を隔てて平行配置され、及び右側の第3折曲直線L3に第5間隔P5を隔てて平行配置される。
左側の第4折曲直線L4は、図7及び図8に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3D(左側の第7板下側縁部3S)に第4間隔P4を隔てて配置される。左側の第4折曲直線L4は、左右方向LRにおいて、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)との間に左側の第2折曲直線L2及び左側の第3折曲直線L3を位置して、左側の第2折曲直線L2に第5間隔P5を隔てて平行配置され、及び左側の第3折曲直線L3の第5間隔P5を隔てて平行配置される。
各第4折曲直線L4,L4は、左右方向LRにおいて、相互に第16間隔P16(第16距離)を隔てて平行配置される。
各第5折曲直線L5,L5(右側の第5折曲直線L5、左側の第5折曲直線L5)は、図1乃至図3、図7、図9及び図10に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第7板下側縁部3R,3S)及び各第4折曲直線L4,L4の間に配置される。各第5折曲直線L5,L5は、図9及び図10に示すように、基準折曲直線LXに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(上側の第1折曲直線)、及び各第4折曲直線L4,L4との各第1交点Q1,Q1において、各第1交点Q1,Q1の夫々から延在される。
各第5折曲直線L5,L5は、図1乃至図3、図9及び図10に示すように、各第4折曲直線L4,L4の夫々に第1鋭角度θ1(鋭角度)をなして、各第1交点Q1,Q1の夫々から基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)及び各板下側縁3C,3D(各第7板下側縁部3R,3S)の夫々に向けて延在される。各第5折曲直線L5,L5は、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第5板下側縁部3N,3O及び各第7板下側縁部3R,3S)の夫々に交差する。
右側の第5折曲直線L5は、図1乃至図3、及び図9に示すように、右側の第4折曲直線L4に第1鋭角度θ1をなして、右側の第1交点Q1から基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)及び下平板3の板下側縁3C(右側の第7板下側縁部3R)に向けて延在され、右側の板下側縁3Cに交差する。
左側の第5折曲直線L5は、図1乃至図3、及び図10に示すように、左側の第4折曲直線L4に第1鋭角度θ1をなして、左側の第1交点Q1から基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)及び下平板3の板下側縁3D(左側の第7板下側縁部3S)に向けて延在され、左側の板下側縁3Dに交差する。
第1鋭角度θ1は、θ1=0度(0°)を超えて、θ1=90度(90°)未満であって、例えば、θ1=60度(60°)に設定する。
各第6折曲直線L6,L6(右側の第6折曲直線L6,左側の第6折曲直線L6)は、図1乃至図3、図8、図11及び図12に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第7板下側縁部3R,3S)及び各第4折曲直線L4,L4の間に配置される。各第6折曲直線L6,L6は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1、及び各第4折曲直線L4,L4との各第2交点Q2,Q2において、各第2交点Q2,Q2の夫々から延在される。
各第6折曲直線L6,L6は、図1乃至図3、図11及び図12に示すように、各第4折曲直線L4,L4の夫々に第1鋭角度θ1をなして、各第2交点Q2,Q2の夫々から基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)及び下平板3の各板下側縁3C,3D(各第7板下側縁部3R,3S)に向けて延在される。各第6折曲直線L6,L6は、下平板3の各板下側縁3C,3Dの夫々に交差する。
右側の第6折曲直線L6は、図1乃至図3、及び図11に示すように、右側の第4折曲直線L4に第1鋭角度θ1(鋭角度)をなして、右側の第2交点Q2から基準折曲直線LX及び下平板3の板下側縁3C(右側の第7板下側縁部3R)に向けて延在され、右側の板下側縁3Cに交差する。左側の第6折曲直線L6は、図1乃至図3、及び図12に示すように、左側の第4折曲直線L4に第1鋭角度θ1をなして、左側の第2交点Q2から基準折曲直線LX及び下平板3の板下側縁3D(左側の第7板下側縁部3S)に向けて延在され、左側の板下側縁3Dに交差する。
各第1下側折曲穴5,5(右側の第1下側折曲穴5、左側の第1下側折曲穴5)は、図1乃至図3、図7、図9及び図10に示すように、各第2折曲直線L2,L2の第1折曲直線L1側の部分、各第4折曲直線L4,L4の各第1交点Q1,Q1側の部分、各第5折曲直線L5,L5の各第1交点Q1,Q1側の部分、及び第1交点Q1,Q1にわたって配置され、前後方向FR(板厚方向)において、下平板3を貫通して下平板3の表面3X(表平面)及び裏面3Yに開口する。
各第1下側折曲穴5,5は、各第2折曲直線L2,L2の第1折曲直線L1側の部分、各第4折曲直線L4,L4の第1交点Q1,Q1側の部分、各第5折曲直線L5,L5の各第1交点Q1,Q1側の部分及び各第1交点Q1,Q1において、下平板3を前後方向FR(板厚方向)に貫通する。
これにより、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1、各第2折曲直線L2,L2、各第4折曲直線L4,L4、各第5折曲直線L1,L1は、各第1下側折曲穴5,5に隣接(連続)する。
右側の第1下側折曲穴5は、図7及び図9に示すように、右側の第2折曲直線L2の第1折曲直線L1側の部分、右側の第4折曲直線L4の右側の第1交点Q1側の部分、右側の第5折曲直線L5の右側の第1交点Q1側の部分及び右側の第1交点Q1において、下平板3を前後方向FR(板厚方向)に貫通する。
左側の第1下側折曲穴5は、図7及び図10に示すように、左側の第2折曲直線L2の第1折曲直線L1側の部分、左側の第4折曲直線L4の左側の第1交点Q1側の部分、左側の第5折曲直線L5の左側の第1交点Q1側の部分及び左側の第1交点Q1において、下平板3を前後方向FR(板厚方向)に貫通する。
各第1下側折曲穴5,5は、図1乃至図3、図7及び図10に示すように、例えば、各第1交点Q1,Q1を中心とする扇状穴(円孤穴)であって、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D及び各第4折曲直線L4,L4の間に形成されて、上側の第1折曲直線L1、各第2折曲直線L2,L2、各第4折曲直線L4,L4及び各第5折曲直線L5,L5に隣接(連続)する。
各第2下側折曲穴6,6(右側の第2下側折曲穴6、左側の第2下側折曲穴6)は、図1乃至図3、図8、図11及び図12に示すように、各第3折曲直線L3,L3の第1折曲直線L1側の部分、各第4折曲直線L4,L4の各第2交点Q2,Q2側の部分、各第6折曲直線L6,L6の各第2交点Q2,Q2側の部分、及び各第2交点Q2,Q2にわたって配置され、前後方向FR(板厚方向)において、下平板3を貫通して下平板3の表面3X及び裏面3Yに開口する。
各第2下側折曲穴6,6は、各第3折曲直線L3,L3の第1折曲直線L1の部分、各第4折曲直線L2,L2の各第2交点Q2,Q2側の部分、各第6折曲直線L6,L6の各第2交点Q2,Q2側の部分、及び各第2交点Q2,Q2において、下平板3を前後方向FR(板厚方向)に貫通する。
これにより、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1、各第3折曲直線L3,L3、各第4折曲直線L4,L4、各第6折曲直線L6,L6は、各第2下側折曲穴6,6に隣接(連続)する。
右側の第2下側折曲穴6は、図8及び図10に示すように、右側の第3折曲直線L3の第1折曲直線L1側の部分、右側の第4折曲直線L4の右側の第2交点Q2側の部分、右側の第6折曲直線L6の右側の第2交点Q2側の部分及び右側の第2交点Q2にわたって配置され、下平板3を前後方向FR(板厚方向)に貫通する。
左側の第2下側折曲穴6は、図8及び図10示すように、左側の第3折曲直線L3の第1折曲直線L1側の部分、左側の第4折曲直線L4の左側の第2交点Q2側の部分、左側の第6折曲直線L6の左側の第2交点Q2側の部分及び左側の第2交点Q2において、下平板3を前後方向FR(板厚方向)に貫通する。
各第2下側折曲穴6,6は、図1乃至図3、図7及び図10に示すように、例えば、各第2交点Q2,Q2を中心とする扇状穴(円孤穴)であって、左右方向LRにおいて、下平板3の各板下側縁3C,3D及び各第4折曲直線L4,L4の間に形成されて、下側の第1折曲直線L1、各第3折曲直線L3,L3、各第4折曲直線L4,L4及び各第6折曲直線L6,L6に隣接(連続)する。
下平板3において、基準折曲直線LXである板上縁3Aは、図1乃至図3、図13乃至図15に示すように、上下方向UDにおいて、上側の第1折曲直線L1に第1間隔P1(第1距離)を隔てて平行配置される。
下平板3の板上縁3Aは、図1乃至図3、図15及び図16に示すように、左右方向LRに延在されて、各板下側縁3C,3Dに連続する。下平板3の板上縁3Aは、左右方向LRにおいて、縦板中心線CL1から両側(右側、左側)に板縁長α1(同一の縁長)を有して、各第2折曲直線L2,L2及び下平板3の各板下側縁3C,3Dの間まで延在される。
下平板3において、板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)は、図1乃至図3、図13、図16及び図17に示すように、上下方向UDにおいて、下側の第1折曲直線L1に第1間隔P1(第1距離)を隔てて平行配置される。下平板3の板下縁3Bは、左右方向LRに延在されて、各板下側縁3C,3Dに連続する。下平板3の板下縁3Bは、左右方向LRにおいて、縦板中心線CL1から両側(右側、左側)に板縁長α1(同一の板縁長)を有して、各第3折曲直線L3,L3及び下平板3の各板下側縁3C,3Dの間まで延在される。
下平板3は、図13乃至図17に示すように、左右一対の第1板下側縁部3F,3G、左右一対の第2板下側縁部3H,3I、左右一対の第3板下側縁部3J,3K、左右一対の第4板下側縁部3L,3M、左右一対の第5板下側縁部3N,3O、左右一対の第6板下側縁部3P,3Q及び左右一対の第7板下側縁部3R,3Sを有する。
下平板3の板下側縁3C(右側の板下側縁)は、図13に示すように、右側の第1板下側縁部3F、右側の第2板下側縁部3H、右側の第3板下側縁部3J、右側の第4板下側縁部3L、右側の第5板下側縁部3N、右側の第6板下側縁部3P及び右側の第7板下側縁部3Rで構成され、上下方向UDにおいて、下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)、及び下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)の間に配置される。
板下側縁3Cは、左右方向LRにおいて、下平板3の板上縁3Aの縁右端、及び下平板3の板下縁3Bの縁右端に連続する。
下平板3の板下側縁3D(左側の板下側縁)は、図13に示すように、左側の第1板下側縁部3G、左側の第2板下側縁部3I、左側の第3板下側縁部3K、左側の第4板下側縁部3M、左側の第5板下側縁部3O、左側の第6板下側縁部3Q及び左側の第7板下側縁部3Sで構成され、上下方向UDにおいて、下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)及び下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)の間に配置される。
板下側縁3Dは、左右方向LRにおいて、下平板3の板上縁3Aの縁左端、及び下平板3の板下縁3Bの縁左端に連続する。
下平板3において、各板下側縁3C,3Dは、図2及び図13に示すように、縦板中心線CL1に対して、左右対称である。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第1板下側縁部3F,3G(右側の第1板下側縁部3F、左側の第1板下側縁部3G)は、図13乃至図15に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板上縁3Aの各縁端に連続する。
各第1板下側縁部3F,3Gは、下平板3の板上縁3Aとの各第3交点Q3,Q3において、各第3交点Q3,Q3の夫々から延在される。各第1板下側縁部3F,3Gは、図13乃至図15に示すように、下平板3の板上縁3Aに第3鋭角度θ3をなして、各第3交点Q3,Q3の夫々から各第4折曲直線L4,L4に離間しつつ下平板3の板下縁3Bに向けて延在される。
右側の第1板下側縁部3Fは、図13及び図14に示すように、下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に第3鋭角度θ3をなして、右側の第3交点Q3から各第4折曲直線L4に離間しつつ下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に向けて延在される。
左側の第1板下側縁部3Gは、図13及び図15に示すように、下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に第3鋭角度θ3をなして、左側の第3交点Q3から各第4折曲直線L4に離間しつつ下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に向けて延在される。
第3鋭角度θ3は、θ3=0度(0°)を超えて、θ3=90度(90°)未満である。第3鋭角度θ3は、例えば、第1鋭角度θ1と同一角度であって、θ3=60度(60°)に設定する[θ1=θ3=60度(60°)]。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第2板下側縁部3H,3I(右側の第2板下側縁部3H、左側の第2板下側縁部3I)は、図13、図16及び図17に示すように、左右方向LRにおいて、下平板3の板下縁3Bの各縁端に連続する。
各第2板下側縁部3H,3Iは、下平板3の板下縁3Bとの各第4交点Q4,Q4において、各第4交点Q4,Q4の夫々から延在される。各第2板下側縁部3H,3Iは、図13、図16及び図17に示すように、下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に第3鋭角度θ3をなして、各第4交点Q4,Q4夫々から各第4折曲直線L4,L4に離間しつつ下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
右側の第2板下側縁部3Hは、図13及び図16に示すように、下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に第3鋭角度θ3をなして、右側の第4交点Q4から各第4折曲直線L4に離間しつつ下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
左側の第2板下側縁部3Iは、図13及び図17に示すように、下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に第3鋭角度θ3をなして、左側の第4交点Q4から各第4折曲直線L4に離間しつつ下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第3板下側縁部3J,3Kは、図13乃至図15に示すように、各第1板下側縁部3F,3Gの各縁端(各縁下端)に連続する。
各第3板下側縁部3J,3Kは、上下方向UDにおいて、各第1板下側縁部3F,3Gから下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に向けて延在される。各第3板下側縁部3J,3Kは、上下方向UDにおいて、各第1板下側縁部3F,3Gから板縁長α2を有して、下平板3の板下縁3B側(基礎平板体1の板下縁1B側)に延在される。各第3板下側縁部3J,3Kは、各第4折曲直線L4,L4(各第2折曲直線L2,L2)に平行配置される。
右側の第3板下側縁部3Jは、図13及び図14に示すように、上下方向UDにおいて、右側の第1板下側縁部3Fから下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に向けて延在される。
左側の第3板下側縁部3Kは、図13及び図15に示すように、上下方向UDにおいて、左側の第1板下側縁部3Gから下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)に向けて延在される。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第4板下側縁部3L,3Mは、図13、図16及び図17に示すように、各第2板下側縁部3H,3Iの各縁端(各縁上端)に連続する。
各第4板下側縁部3L,3Mは、上下方向UDにおいて、各第2板下側縁部3H,3Iから下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に向けて延在される。各第4板下側縁部3L,3Mは、上下方向UDにおいて、各第2板下側縁部3H,3Iから板縁長α1を有して、下平板3の板上縁3A側(基準折曲直線LX側)に延在される。各第4板下側縁部3L,3Mは、各第4折曲直線L4,L4(各第3折曲直線L3,L3)に平行配置される。各第4板下側縁部3L,3Mは、左右方向LRにおいて、各第3板下側縁部3J,3Kと同一位置に配置される。
右側の第4板下側縁部3Lは、図13及び図16に示すように、上下方向UDにおいて、右側の第2板下側縁部3Hから下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
左側の第4板下側縁部3Mは、図13及び図17に示すように、上下方向UDにおいて、左側の第2板下側縁部3Iから下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第5板下側縁部3N,3Oは、図13乃至図15に示すように、各第3板下側縁部3J,3Kの各縁端(各縁下端)に連続する。
各第5板下側縁部3N,3Oは、図13乃至図15に示すように、各第3板下側縁部3J,3Kとの各第5交点Q5,Q5において、各第5交点Q5,Q5の夫々から延在される。
各第5板下側縁部3N,3Oは、各第5交点Q5,Q5を通り、及び各第1折曲直線L1,L1(下平板3の板上縁3A)に平行する第2縁基準直線Lαに第4鋭角度θ4(鋭角度)をなして、各第5交点Q5,Q5の夫々から下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)及び各第5折曲直線L5,L5に向けて延在される。各第5板下側縁部3N,3Oは、図13乃至図15に示すように、各第5折曲直線L5,L5に交差する。
右側の第5板下側縁部3Nは、図13及び図14に示すように、第1縁基準直線Lαに第4鋭角度θ4をなして、右側の第5交点Q5から下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)及び右側の第5折曲直線L5に向けて延在され、右側の第5折曲直線L5に交差する。
左側の第5板下側縁部3Oは、図13及び図15に示すように、第1縁基準直線Lαに第4鋭角度θ4をなして、左側の第5交点Q5から下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)及び左側の第5折曲直線L5に向けて延在され、左側の第5折曲直線L5に交差する。
第4鋭角度θ4は、θ4=0度(0°)を超えて、θ4=90度(90°)未満であって、例えば、第3鋭角度θ3の半分の角度(θ4=θ3/2)に設定する。第4鋭角度θ4は、例えば、第3鋭角度θ3=60度(60°)とすると、θ4=30度(30°)に設定する。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第6板下側縁部3P,3Qは、図13、図16及び図17に示すように、各第4板下側縁部3L,3Mの各縁端(各縁上端)に連続する。
各第6板下側縁部3P,3Qは、図13、図16及び図17に示すように、各第4板下側縁部3L,3Mとの各第6交点Q6,Q6において、各第6交点Q6,Q6から延在される。
各第6板下側縁部3P,3Qは、各第6交点Q6,Q6を通り、及び各第1折曲直線L1,L1に平行する第2縁基準直線Lβに第4鋭角度θ4をなして、各第6交点Q6,Q6から下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)及び各第6折曲直線L6,L6に向けて延在される。各第6板下側縁部3P,3Qは、各第6折曲直線L6,L6に交差する。
右側の第6板下側縁部3Pは、図13及び図16に示すように、第2縁基準直線Lβに第4鋭角度θ4をなして、下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)及び右側の第6折曲直線L6に向けて延在され、右側の第6折曲直線L6に交差する。
左側の第6板下側縁部3Qは、図13及び図17に示すように、第2縁基準直線Lβに第4鋭角度θ4をなして、下平板3の板上縁3A(基準折曲直線LX)及び左側の第6折曲直線L6に向けて延在され、左側の第6折曲直線L6に交差する。
各板下側縁3C,3Dにおいて、各第7板下側縁部3R,3Sは、図13乃至図17に示すように、各第5板下側縁部3N,3Oの各縁端(各縁下端)、及び各第6板下側縁部3P,3Qの各縁端(各縁上端)に連続する。
各第7板下側縁部3R,3Sは、図13乃至図17に示すように、各第5板下側縁部3N,3O及び各第5折曲直線L5,L5の各第7交点Q7,Q7と、各第6板下側縁部3P,3Q及び各第6折曲直線L6,L6の各第8交点Q8,Q8において、各第7交点Q7,Q7及び各第8交点Q8,Q8の間に配置される。
各第7板下側縁部3R,3Sは、図7及び図13に示すように、左右方向LRにおいて、各第4折曲直線L4,L4に第4間隔P4(第4距離)を隔てて平行配置される。各第7板下側縁部3R,3Sは、各第8交点Q8,Q8において、各第7交点Q7,Q7及び各第8交点Q8,Q8の間に延在される。
各第7板下側縁部3R,3Sは、図13乃至図15に示すように、各第7交点Q7,Q7において、各第5板下側縁部3N,3O及び各第5折曲直線L5,L5に交差する。各第7板下側縁部3R,3Sは、各第8交点Q8,Q8において、各第6板下側縁部3P,3Q及び各第6折曲直線L6,L6に交差する。
各第7板下側縁部3R,3Sは、左右方向LRにおいて、第3板下側縁部3J,3K及び各第4折曲直線L4,L4の間に配置される。
右側の第7板下側縁部3Rは、図13及び図14に示すように、右側の第7交点Q7及び右側の第8交点Q8の間に延在され、右側の第7交点Q7において、右側の第5板下側縁部3N及び右側の第5折曲直線L5に交差する。右側の第7板下側縁部3Rは、図13及び図16に示すように、右側の第8交点Q8において、右側の第6板下側縁部3P及び右側の第6折曲直線L6に交差する。右側の第7板下側縁部3Rは、左右方向LRにおいて、右側の第4折曲直線L4に第4間隔P4(第4距離)を隔てて平行配置される。
これにより、右側の第4折曲直線L4は、左右方向LRにおいて、板下側縁3C(右側の板上側縁)の第7板下側縁部3Rに第4間隔P4(第4距離)を隔てて平行配置される。
左側の第7板下側縁部3Sは、図13及び図15に示すように、左側の第7交点Q7及び左側の第8交点Q8の間に延在され、左側の第7交点Q7において、左側の第5板下側縁部3O及び左側の第5折曲直線L5に交差する。左側の第7板下側縁部3Sは、図13及び図17に示すように、左側の第8交点Q8において、左側の第6板下側縁部3Q及び左側の第6折曲直線L6に交差する。左側の第7板下側縁部3Sは、左右方向LRにおいて、左側の第4折曲直線L4に第4間隔P4(第4間隔)を隔てて平行配置される。
これにより、左側の第4折曲直線L4は、左右方向LRにおいて、板下側縁3D(左側の板下側縁)の第7板下側縁部3Sに第4間隔P4(第4間隔)を隔てて平行配置される。
下平板3は、図1乃至図8に示すように、積載平板部7、積載窓穴8、第1下側脚平板部9、第2下側脚平板部10、左右一対の下側立上げ平板部11,12、左右一対の第1保形平板部13,14、左右一対の第2保形平板部15,16とで構成される。
下平板3において、積載平板部7は、図1及び図2に示すように、各第1折曲直線L1,L1及び各第4折曲直線L4,L4とで区画される。積載平板部7は、例えば、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
積載窓穴8は、図1乃至図5、図7及び図8に示すように、積載平板部7に形成される。積載窓穴8は、前後方向FR(板厚方向)において、積載平板部7を貫通して積載平板部7の表面7X(表平面)及び裏面7Y(裏平面)に開口される。
積載窓穴8は、例えば、長方形の窓穴(矩形又は正方形の窓穴)に形成され、積載平板部7の表面7X及び裏面7Y(基礎平板体1の表面1X及び裏面1Y)に開口される。
積載窓穴8は、図4、図5、図7及び図8に示すように、窓穴上縁8A(積載窓穴上縁)、窓穴下縁8B(積載窓穴下縁)、窓穴右縁8C(積載窓穴右縁)及び窓穴左縁8D(積載窓穴左縁)でなる積載窓縁を有して、長方形の窓穴に形成される。
積載窓穴8の窓穴上縁8Aは、図7に示すように、上下方向UDにおいて、上側の第1折曲直線L1(下平板3の板上縁3Aに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1)に第1窓穴間隔Paを隔てて平行配置される。窓穴上縁8Aは、左右方向LRに延在されて、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに直交する。
積載窓穴8の窓穴下縁8Bは、図8に示すように、上下方向UDにおいて、下側の第1折曲直線L1(下平板3の板下縁3Bに第1間隔P1を隔てる第1折曲直線)に第1窓穴間隔Paを隔てて平行配置される。窓穴下縁8Bは、左右方向LRに延在されて、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに直交する。
積載窓穴8において、窓穴上縁8A及び窓穴下縁11Bは、図8に示すように、上下方向UDにおいて、相互に第2窓穴間隔Pbを隔てて平行配置される。
積載窓穴8の窓穴右縁8Cは、図8に示すように、左右方向LRにおいて、右側の第4折曲直線L4(板下側縁3Cに第4間隔P4を隔てる第4折曲直線)に第3窓穴間隔Pcを隔てて平行配置される。窓穴右縁8Cは、上下方向UDに延在されて、窓穴上縁8A及び窓穴下縁8Bに直交する。
積載窓穴8の窓穴左縁8Dは、図8に示すように、左右方向LRにおいて、左側の第4折曲直線L4(板下側縁3Dに第4間隔P4を隔てる第4折曲直線)に第3窓穴間隔Pcを隔てて平行配置される。窓穴左縁8Dは、上下方向UDに延在されて、窓穴上縁8A及び窓穴下縁8Bに直交する。
積載窓穴8において、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dは、図8に示すように、左右方向LRにおいて、相互に第4窓穴間隔Pdを隔てて平行配置される。
第1下側脚平板部9は、図1乃至図3、及び図7に示すように、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(上側の第1折曲直線)、及び各第2折曲直線L2,L2とで区画される。第1下側脚平板部9は、例えば、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)、上側の第1折曲直線L1及び各第2折曲直線L2,L2に連設される。
これにより、第1下側脚平板部9は、図1乃至図3、及び図3に示すように、上下方向UDにおいて、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7に隣接(連設)されて、積載平板部7の上側に配置される。
下平板3において、上側の第1折曲直線L1は、図1乃至図3、及び図7に示すように、積載平板部7及び第1下側脚平板部9の境(境界線)となる。
第2下側脚平板部10は、図1乃至図3、及び図8に示すように、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)、基礎平板体1の板下縁1B(下平板の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)、及び各第3折曲直線L3,L3とで区画される。第2下側脚平板部10は、第1下側脚平板部9と同形であって、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1、及び各第3折曲直線L3,L3に連設される。
これにより、第2下側脚平板部10は、図1乃至図3、及び図8に示すように、上下方向UDにおいて、下側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7に隣接(連設)されて、積載平板部7の下側に配置される。
下平板3において、下側の第1折曲直線L1は、図1乃至図3、及び図8に示すように、積載平板部7及び第2下側脚平板部10の境(境界線)となる。
各下側立上げ平板部11,12(右側の下側立上げ平板部11、左側の下側立上げ平板部12)は、図1乃至図3、図7及び図8に示すように、各第4折曲平板部L4,L4、各第5折曲直線L5,L5、各第6折曲直線L6,L6、及び下平板3の各板下側縁3C,3D(各第7板下側縁部3R,3S)とで区画される。
下側立上げ平板部11は、図1乃至図3、図7及び図8に示すように、右側の第4折曲直線L4、右側の第5折曲直線L5、右側の第6折曲直線L5、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)とで区画される。
下側立上げ平板部12は、図1乃至図3、図7及び図8示すように、左側の第4折曲直線L4、左側の第5折曲直線L6、左側の第6折曲直線L6、及び下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)とで区画される。
各下側立上げ平板部11,12は、各第4折曲直線L4,L4、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に連設される。
これにより、下側立上げ平板部11(右側)は、左右方向LRにおいて、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7に隣接(連設)されて、積載平板部7の右側に配置される。
下側立上げ平板部12(左側)は、左右方向LRにおいて、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7に隣接(連設)されて、積載平板部7の左側に配置される。
下平板3において、各第4折曲直線L4,L4は、図1乃至図3に示すように、積載平板部7及び各下側立上げ平板部11,12の境(境界線)となる。
各第1保形平板部13,14(右側の第1保形平板部13、左側の第1保形平板部14)は、図1乃至図3、図7、図9及び図10に示すように、下平板3の各下側縁3C,3D(各第1板下側縁部3F,3G、各第3板下側縁部3J,3K、各第5板下側縁部3N,3O及び各第7板下側縁部3R,3S)、各基準切込直線LY,LY(下平板3の板上縁3A)、各第2折曲直線L2,L2、及び各第5折曲直線L5,L5とで区画される。
第1保形平板部13(右側)は、図1乃至図3、図7及び図9に示すように、下平板3の板下側縁3C(第1板下側縁部3F、第3板下側縁部3J、第5板下側縁部3N及び第7板下側縁部3R)、右側の基準切込直線LY、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5とで区画される。
第1保形平板部14(左側)は、図1乃至図3、図7及び図10に示すように、下平板3の板下側縁3D(第1板下側縁部3G、第3板下側縁部3K、第5板下側縁部3O及び第7板下側縁部3S)、左側の基準切込直線LY、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5とで区画される。
第1保形平板部13(右側)は、右側の第2折曲直線L2に連設される。これにより、第1保形平板部13は、左右方向LRにおいて、右側の第2折曲直線L2に沿って第1下側脚平板部9に隣接(連設)されて、第1下側脚平板部9の右側に配置される。
第1保形平板部13は、右側の第5折曲直線L5に連設される。これにより、第1保形平板部13は、上下方向UDにおいて、右側の第5折曲直線L5に沿って第1下側立上げ平板部11に隣接(連設)されて、第1下側立上げ平板部11の上側に配置される。
第1保形平板部14(左側)は、左側の第2折曲直線L2に連設される。これにより、第1保形平板部14は、左右方向LRにおいて、左側の第2折曲直線L2に沿って第1下側脚平板部9に隣接(連設)されて、第1下側脚平板部の左側に配置される。
第1保形平板部14は、右側の第5折曲直線L5に連設される。これにより、第1保形平板部14は、上下方向UDにおいて、左側の第5折曲直線L5に沿って第2下側立上げ平板部12に隣接(連設)されて、第2下側立上げ平板部12の上側に配置される。
下平板3において、各第2折曲直線L2,L2は、図1乃至図3、及び図7に示すように、第1下側脚平板部9及び各第1保形平板部13,14の境(境界線)となる。
下平板3において、各第5折曲直線L5,L5は、図1乃至図3、及び図7に示すように、各下側立上げ平板部11,12及び各第1保形平板部13,14の境(境界線)となる。
各第2保形平板部15,16(右側の第2保形平板部15、左側の第2保形平板部16)は、図1乃至図3、図8、図11及び図12に示すように、下平板3の板下縁3B(基礎平板体1の板下縁1B)、下平板3の各板下側縁3C,3D(各第2板下側縁部3H,3I、各第4板下側縁部3L,3M、各第6板下側縁部3P,3Q及び各第7板下側縁部3R,3S)、各第3折曲直線L3,L3、及び各第6折曲直線L6,L6とで区画される。
第2保形平板部15(右側)は、図1乃至図3、図8及び図11に示すように、下平板3の板下縁3B、下平板3の板下側縁3C(第2板下側縁部3H、第4板下側縁部3L、第6板下側縁部3P及び第7板下側縁部3R)、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6とで区画される。
第2保形平板部16(左側)は、図1乃至図3、図8及び図12示すように、下平板3の板下縁3B、下平板3の板下側縁3D(第2板下側縁部3I、第4板下側縁部3M、第6板下側縁部3Q及び第7板下側縁部3S)、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6とで区画される。
第2保形平板部15(右側)は、右側の第3折曲直線L3に連設される。これにより、第2保形平板部15は、左右方向LRにおいて、第2下側脚平板部10に隣接(連設)されて、第2下側脚平板部10の右側に配置される。
第2保形平板部15は、右側の第6折曲直線L6に連設される。これにより、第2保形平板部15は、上下方向UDにおいて、右側の下側立上げ平板部11に隣接(連設)されて、右側の下側立上げ平板部11の下側に配置される。
第2保形平板部16(左側)は、左側の第3折曲直線L3に連設される。これにより、第2保形平板部16は、左右方向LRにおいて、第2下側脚平板部10に隣接(連設)されて、第2下側脚平板部10の左側に配置される。
第2保形平板部16は、左側の第6折曲直線L6に連設される。これにより、第2保形平板部16は、上下方向UDにおいて、左側の第6折曲直線L6に沿って左側の下側立上げ平板部12に隣接(連設)されて、左側の下側立上げ平板部12の下側に配置される。
下平板3において、各第3折曲直線L3,L3は、図1乃至図3、及び図8に示すように、第2下側脚平板部10及び各第2保形平板部15,16の境(境界線)となる。
下平板3において、各第6折曲直線L6,L6は、図1乃至図3、及び図8に示すように、各下側立上げ平板部11,12及び各第2保形平板部15,16の境(境界線)となる。
<上平板4>
上平板4は、図1乃至図3に示すように、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)、及び各板側縁1C,1D(上平板4の各板上側縁4C,4D)とで区画される。
上平板4は、基礎平板体1の板上縁1Aである板上縁4Aと、基準折曲直線LX及び各基準切込直線LY,LYを含む板下縁4Bと、左右一対の板上側縁4C,4Dを有する。上平板4は、図4に示すように、板厚Tを有する。
これにより、下平板3及び上平板4は、図1乃至図4に示すように、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LXに沿って一体に連設(隣接)される。
上平板4は、図2に示すように、縦板中心線CL1に対して、左右対称に形成される。上平板4は、図1及び図2に示すように、上下方向UDにおいて、板縁間隔PXの横板中心線CL3に対して、上下対称に形成される。
上平板4は、図29及び図30に示すように、上平板4の表面4X(表平面)を下平板3の表面3X(表平面)に向けて、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返される。
上平板4は、図1乃至図3、図18乃至図23に示すように、上下一対の第7折曲直線L7,L7(第7直線)、左右一対の第8折曲直線L8,L8(第8直線)、左右一対の第9折曲直線L9,L9(第9直線)、左右一対の第10折曲直線L10,L10(第10直線)、左右一対の第11折曲直線L11,L11(第11直線)、左右一対の第12折曲直線L12,L12(第12直線)、左右一対の第13折曲直線L13,13(第13直線)、左右一対の第14折曲直線L14,L14(第14直線)、左右一対の第1上側折曲穴17,17、及び左右一対の第2上側折曲穴18,18を有する。
各第7折曲直線L7,L7(上側の第7折曲直線L7、下側の第7折曲直線L7)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)及び基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)の夫々に第6間隔P6(第6距離)を隔てて平行配置される。第6間隔P6は、第1間隔P1より広い間隔(P6>P1)に設定する。
上側の第7折曲直線L7は、図18に示すように、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)に第6間隔P6を隔てて平行配置される。下側の第7折曲直線L7は、図19に示すように、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てて平行配置される。
各第7折曲直線L7,L7は、図18及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、相互に第7間隔P7(第7距離)を隔てて平行配置される。各第7折曲直線L7,L7は、基礎平板体1の板上縁1A及び基準折曲直線LXに平行して、左右方向LRに延在される。
各第8折曲直線L8,L8(右側の第8折曲直線L8、左側の第8折曲直線L8)は、図1乃至図3、及び図8に示すように、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁3A)、及び基礎平板体1の板上縁1Aに第6間隔P1を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線L7)の間に配置される。
各第8折曲直線L8,L8は、図18に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第3板上側縁部4J,4K)の夫々に第8間隔P8(第8距離)を隔てて配置される。各第8折曲直線L8,L8は、左右方向LRにおいて、相互に第16間隔P16(第16距離)を隔てて平行配置される。
各第8折曲直線L8,L8は、図1乃至図3、及び図18に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D、及び各第2折曲直線L2,L2の間に位置して配置される。
各第8折曲直線L8,L8は、上下方向UDに延在され、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)、及び基礎平板体1の板上縁1Aに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に直交する。
右側の第8折曲直線L8は、図18に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4C(右側の第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てて配置される。右側の第8折曲直線L8は、左右方向lRにおいて、上平板4の板上側縁4C及び右側の第2折曲直線L2の間に位置して上下方向UDに延在され、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)、及び板上縁1Aに第6間隔を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に直交する。
左側の第8折曲直線L8は、図18に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4D(左側の第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てて配置される。左側の第8折曲直線L8は、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4D及び右側の第2折曲直線L2の間に位置して上下方向UDに延在され、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)、及び板上縁1Aに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に直交する。
各第9折曲直線L9,L9(右側の第9折曲直線L9、左側の第9折曲直線L9)は、図1乃至図3、及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)、及び基準折曲直線LXに第6間隔を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)の間に配置される。
各第9折曲直線L9,L9は、図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第4板上側縁部4L,4M)の夫々に第8間隔P8を隔てて配置される。各第9折曲直線L9,L9は、図1乃至図3、及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D及び各第2折曲直線L2,L2の間に位置して配置される。各第9折曲直線L9,L9は、上下方向UDに延在され、上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)、及び基準折曲直線LXに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7に直交する。各第9折曲直線L9,L9は、上下方向UDにおいて、各基準切込直線LY,LYに直交する。
右側の第9折曲直線L9は、図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4C(右側の第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てて配置される。右側の第9折曲直線L9は、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4C及び右側の第2折曲直線L2の間に位置して上下方向UDに延在され、右側の基準切込直線LY、及び基準折曲直線LXに第6間隔を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線L7)に直交する。
左側の第9折曲直線L)は、図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4D(右側の第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てて配置される。左側の第9折曲直線L9は、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4D及び右側の第2折曲直線L2の間に位置して上下方向UDに延在され、右側の基準切込直線LY、及び基準折曲直線LXに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に直交する。
各第9折曲直線L9,L9は、左右方向LRにおいて、各第8折曲直線L8,L8と同一位置に配置される。
各第10折曲直線L10,L10(右側の第10折曲直線L10、左側の第10折曲直線L10)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、各第7折曲直線L7,L7の間に配置される。
各第10折曲直線L10,L10は、図18に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4R,4S)の夫々に第9間隔P9を隔てて配置される。各第10折曲直線L10,L10は、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4R,4S)との間の夫々に各第8折曲直線L8,L8及び各第9折曲直線L9,L9を位置して配置される。各第10折曲直線L10,L10は、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、各第8折曲直線L8,L8及び各第9折曲直線L9,L9の間に第10間隔P10を隔てて平行配置される。各第10折曲直線L10,L10は、上下方向UDに延在されて、各第7折曲直線L7,L7に直交する。
各第10折曲直線L10,L10は、図1乃至図3に示すように、左右方向LRにおいて、各第9折曲直線L9,L9との間の夫々に下平板3の各第4折曲直線L4,L4を位置して配置される。これにより、各第10折曲直線L10,L10は、左右方向LRにおいて、下平板3の各第4折曲直線L4,L4より縦板中心線CL1側に配置される(各第10折曲直線L10,L10は、下平板3の各第4折曲直線L4,L4の夫々、及び縦板中心線CL1の間に配置される)。
右側の第10折曲直線L10は、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4C(右側の第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てて配置される。右側の第10折曲直線L10は、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4Cとの間に右側の第8折曲直線L8及び右側の第9折曲直線L9を位置して、右側の第8折曲直線L8及び右側の第9折曲直線L9に第10間隔P10を隔てて平行配置される。右側の第10折曲直線L10は、上下方向UDに延在されて、各第7折曲直線L7,L7に直交する。
右側の第10折曲直線L10は、左右方向LRにおいて、下平板3の右側の第4折曲直線L4及び縦板中心線CL1の間に配置される。
左側の第10折曲直線L10は、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4D(右側の第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てて配置される。左側の第10折曲直線L10は、左右方向LRにおいて、上平板4の板上側縁4Dとの間に右側の第8折曲直線L8及び右側の第9折曲直線L0を位置して、右側の第8折曲直線L8及び右側の第9折曲直線L9に第10間隔P10を隔てて平行配置される。左側の第10折曲直線L10は、上下方向URに延在されて、各第7折曲直線L7,L7に直交する。
左側の第10折曲直線L10は、左右方向LRにおいて、下平板3の左側の第4折曲直線L4及び縦板中心線CL1の間に配置される。
各第10折曲直線L10,L10は、左右方向LRにおいて、相互に第17間隔P17(第17距離)を隔てて平行配置される。
各第11折曲直線L11,L11(右側の第11折曲直線L11、左側の第11折曲直線L11)は、図1乃至図3、図18、図20及び図21に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D及び各第10折曲直線L10,L10の間に配置される。
各第11折曲直線L11,L11は、図20及び図21に示すように、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)と、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線L7)との間に延在する各第10折直線L10,L10の延長線La上の各第1基点QA,QAにおいて、各第1基点QA,QAの夫々から延在される。
各第11折曲直線L1,L1は、図20及び図21に示すように、各第10折曲直線L10,L10に第2鋭角度θ2を(鋭角度)をなして、各第1基点QA,QAの夫々から基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)及び上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4R,4S)に向けて延在され、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4S,4R)に交差する。
右側の第11折曲直線L1は、図18及び図20に示すように、右側の第10折曲直線L10に第2鋭角度θ2をなして、右側の第1基点QAから基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)及び上平板4の板上側縁4C(右側の第7板上側縁部4R)に向けて延在され、右側の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に交差する。
左側の第11折曲直線L11は、図18及び図21に示すように、左側の第10折曲直線L10に第2鋭角度θ2をなして、左側の第1基点QAから基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)及び上平板4の板上側縁4D(左側の第7板上側縁部4S)に向けて延在され、左側の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に交差する。
第2鋭角度θ2は、θ2=0度(0°)を超えて、θ2=90度(90°)未満である。第2鋭角度θ2は、第1鋭角度θ1以上の角度であって、例えば、第1鋭角度θ1と同一角度[例えば、θ2=θ1=60度(60°)]に設定する。
各第12折曲直線L12,L12(右側の第12折曲直線L12,左側の第12折曲直線L12)は、図1乃至図3、図18、図20及び図21に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D及び各第8折曲直線L8,L8の間に配置される。
各第12折曲直線L12,L12は、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)、及び各第11折曲直線L11,L11の間に位置して配置される。各第12折曲直線L12,L12は、図20及び図21に示すように、各第11折曲直線L11,L11に板厚T以上の第13間隔P13を隔てて平行配置される。各第12折曲直線L12,L12は、図18、図20及び図21示すように、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第5板上側縁部4N,4O及び各第7板上側縁部4R,4S)、及び各第8折曲直線L8,L8に交差する。
各第12折曲直線L12,L12は、各第10折曲直線L10,L10に第2鋭角度θ2をなして、各第11折曲直線L11,L11に平行配置される。
右側の第12折曲直線L12は、図20に示すように、右側の第11折曲直線L11に第13間隔P13を隔てて平行配置される。右側の第12折曲直線L12は、上平板4の板上側縁4C(右側の第5板上側縁部4N及び第7板上側縁部4R)及び右側の第8折曲直線L8に交差する。
左側の第12折曲直線L12は、図21に示すように、左側の第11折曲直線L11に第13間隔P13を隔てて平行配置される。左側の第12折曲直線L12は、上平板4の板上側縁4D(左側の第5板上側縁部4O及び第7板上側縁部4S)及び左側の第8折曲直線L8に交差する。
第13間隔P13は、基礎平板体1(下平板3)の板厚T以上、例えば、下平板3の板厚T(1枚の板厚)の間隔である。第13間隔P13は、基礎平板体1(下平板3)の板厚T(1枚の板厚)以上、4倍の板厚T以下(T≦P13≦4×T)、更に、下平板3の板厚Tを超えて4倍の板厚T未満(T<P13<4×P)とすることもできる。
各第13折曲直線L13,L13(右側の第13折曲直線L13、左側の第13折曲直線L13は、図1乃至図3、図19、図22及び図23に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D及び各第10折曲直線L10,L10に間に配置される。
各第13折曲直線L13,13は、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)及び各第11折曲直線L11,L11の間に配置される。
各第13折曲直線L13,13は、図22及び図23に示すように、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)と、基準折曲直線LXに第6間隔Pを隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)との間に延在する各第10折曲直線L10,L10の延長線Lβ上の各第2基点QB,QBにおいて、各第2基点QB,QBの夫々から延在される。
各第13折曲直線L13,L13は、図22及び図23に示すように、各第10折曲直線L10,L10に第2鋭角度θ2をなして、各第1基点QB,QBの夫々から基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)及び上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4R,4S)に向けて延在され、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4R,4S)に交差する。
右側の第13折曲直線L13は、図22に示すように、右側の第10折曲直線L10に第2鋭角度θ2をなして、右側の第2基点QBから基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)及び上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に向けて延在され、右側の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に交差する。
左側の第13折曲直線L13は、図22に示すように、左側の第10折曲直線L10に第2鋭角度θ2をなして、左側の第2基点QBから基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)及び上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に向けて延在され、左側の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に交差する。
各第14折曲直線L14,L14(右側の第14折曲直線L14、左側の第14折曲直線L14)は、図1乃至図3、図19、図22及び図23に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の各板上側縁4C,4D及び第9折曲直線L9,L9の間に配置される。
各第14折曲直線L14,L14は、上下方向LRにおいて、各第13折曲直線L13,L13及び基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)の間に位置して配置される。
各第14折曲直線L14,L14は、図22及び図23に示すように、各第13折曲直線L13,L13に第13間隔P13(第13距離)を隔てて平行配置される。各第14,14折曲直線L14,L14は、図22及び図23に示すように、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第6板上側縁部4P,4Q及び各第7板上側縁部4R,4S)及び各第9折曲直線L9,L9に交差する。
各第14折曲直線L14,L14は、図22及び図23に示すように、各第10折曲直線L10,L10に第2鋭角度θ2をなして、各第13折曲直線L13,L13に平行配置される。
右側の第14折曲直線L14は、図22に示すように、右側の第13折曲直線L13に第13間隔P13を隔てて平行配置される。右側の第14折曲直線L14は、上平板4の板上側縁4C(第6板上側縁部4P及び第7板上側縁部4R)に交差する。
左側の第14折曲直線L14は、図23に示すように、左側の第13折曲直線L13に第13間隔P13を隔てて平行配置される。左側の第14折曲直線L14は、上平板4の板上側縁4D(第6板上側縁部4Q及び第7板上側縁部4S)に交差する。
各第10折曲直線L10,L10の延長線La上の各第1基点QA,QAは、上平板4の下平板3への折返しに伴って、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(第13間隔P13の間)に配置する位置(各第10折曲直線L10,L10の延長線上の位置)である。
各第10折曲直線L10,L10の延長線Lb上の各第2基点Q2,Q2は、上平板4の下平板3への折返しに伴って、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(第13間隔P13の間)に配置する位置(各第10折曲直線L10,L10の延長線上の位置)である。
各第1上側折曲穴17,17(右側の第1上側折曲穴17、左側の第1上側折曲穴17)は、図1乃至図3、図18、図20及び図21に示すように、上側の第7折曲直線L7の各第10折曲直線L10,L10側の部分、各第8折曲直線L8,L8の第7折曲直線L7側の部分、各第10折曲直線L10,L10の上側の第7折曲直線L7側の部分、各第11折曲直線L11,L11の各第1基点QA,QA側の部分、及び各第12折曲直線L12,12の各第8折曲直線L8,L8側の部分にわたって配置され、前後方向FR(板厚方向)において、上平板4を貫通して上平板4の表面4X(表平面)及び裏面4Y(裏平面)に開口する。
各第1上側折曲穴17,17は、上側の第7折曲直線L7の各第10折曲直線L10,L10側の部分、各第8折曲直線L8,L8の第7折曲直線L7側の部分、各第10折曲直線L10,L10の上側の第7折曲直線L7側の部分、各第11折曲直線L11,L11の各第1基点QA,QA側の部分、及び各第12折曲直線L12,12の各第8折曲直線L8,L8側の部分において、上平板4を前後方向FRに貫通する。
これにより、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7、各第8折曲直線L8,L8、各第10折曲直線L10,L10、各第11折曲直線L11,L11、及び各第12折曲直線L12,L12は、各第1上側折曲穴17,17に隣接(連続)する。
右側の第1上側折曲穴17は、図18及び図20示すように、上側の第7折曲直線L7の右側の第0折曲直線L10側の部分、右側の第8折曲直線L8の上側の第7折曲直線L7側の部分、右側の第10折曲直線L10の上側の第7折曲直線L7側の部分、右側の第11折曲直線L11の右側の第1基点QA側の部分、及び右側の第12折曲直線L12の右側の第8折曲直線L8側の部分にわたって、上平板4を前後方向FRに貫通する。
左側の第1上側折曲穴17は、図18及び図21に示すように、上側の第7折曲直線L7の左側の第0折曲直線L10側の部分、左側の第8折曲直線L8の上側の第7折曲直線L7側の部分、左側の第10折曲直線L10の上側の第7折曲直線L7側の部分、左側の第11折曲直線L11の左側の第1基点QA側の部分、及び左側の第12折曲直線L12の左側の第8折曲直線L8側の部分にわたって、上平板4を前後方向FRに貫通する。
各第1上側折曲穴17,17は、図20及び図21に示すように、例えば、上側の第7折曲直線L7上の基点を中心とする扇状穴(円弧穴)であって、左右方向LRにおいて、上平板4の各上側縁4C,4D及び各第10折曲直線L10,L10の間に形成されて、上側の第7折曲直線L7、各第8折曲直線L8,L8、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12に隣接(連続)する。
各第2上側折曲穴18,18(右側の第2上側折曲穴18、左側の第2上側折曲穴18)は、図1乃至図3、図19、図22及び図23に示すように、下側の第7折曲直線L7の各第10折曲直線L10,L10側の部分、各第9折曲直線L8,L8の第7折曲直線L7側の部分、各第10折曲直線L10,L10の下側の第7折曲直線L7側の部分、各第11折曲直線L13,L13の各第2基点QB,QB側の部分、及び各第14折曲直線L14,14の各第9折曲直線L9,L9側の部分にわたって配置され、前後方向FR(板厚方向)において、上平板4を貫通して上平板4の表面4X及び裏面4Yに開口する。
各第2上側折曲穴18,18は、下側の第7折曲直線L7の各第10折曲直線L10,L10側の部分、各第9折曲直線L8,L8の第7折曲直線L7側の部分、各第10折曲直線L10,L10の下側の第7折曲直線L7側の部分、各第13折曲直線L13,L13の各第2基点QB,QB側の部分、及び各第14折曲直線L14,14の各第8折曲直線L9,L9側の部分において、上平板4を前後方向FRに貫通する。
これにより、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7、各第9折曲直線L9,L9、各第10折曲直線L10,L10、各第13折曲直線L13,L13、及び各第14折曲直線L14,L14は、各第2上側折曲穴18,18に隣接(連続)する。
右側の第2上側折曲穴18は、図19及び図22に示すように、下側の第7折曲直線L7の右側の第0折曲直線L10側の部分、右側の第9折曲直線L9の下側の第7折曲直線L7側の部分、右側の第10折曲直線L10の下側の第7折曲直線L側の部分、右側の第13折曲直線L13の右側の第2基点QB側の部分、及び右側の第14折曲直線L14の右側の第9折曲直線L9側の部分にわたって、上平板4を前後方向FRに貫通する。
左側の第2上側折曲穴18は、図22及び図23に示すように、下側の第7折曲直線L7の左側の第0折曲直線L10側の部分、左側の第9折曲直線L9の下側の第7折曲直線L7側の部分、左側の第10折曲直線L10の下側の第7折曲直線L7側の部分、左側の第13折曲直線L13の左側の第2基点QB側の部分、及び左側の第14折曲直線L14の左側の第9折曲直線L9側の部分にわたって、上平板4を前後方向FRに貫通する。
各第2上側折曲穴18,18は、図22及び図23に示すように、例えば、下側の第7折曲直線L7上の基点を中心とする扇状穴(円弧穴)であって、左右方向LRにおいて、上平板4の各上側縁4C,4D及び各第10折曲直線L10,L10の間に形成されて、下側の第7折曲直線L7、各第9折曲直線L9,L9、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L4,14に隣接(連続)する。
上平板4において、板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)は、上下方向UDにおいて、上側の第7折曲直線L7に第6間隔P6(第6距離)を隔てて平行配置される。
上平板4の板上縁4Aは、図1乃至図3、図18、及び図24乃至図26に示すように、左右方向LRに延在されて、各板上側縁4C,4Dに連続する。
上平板4の板上縁4Aは、図24に示すように、左右方向LRにおいて、縦板中心線CL1の両側(右側、左側)に板縁長α1(同一の板縁長)を有して、上平板4の各板上側縁4C,4D及び各第8折曲直線L8,L8の間まで延在される。
上平板4において、基準折曲直線LXである板下縁4Bは、図1乃至図3、図19、図24、図26及び図27に示すように、上下方向UDにおいて、下側の第7折曲直線L7に第6間隔P6(第6距離)を隔てて平行配置される。
上平板4の板下縁4Bは、図19及び図24に示すように、左右方向LRにおいて、各板上側縁4C,4Dに連続する。
上平板4の板下縁4Bは、図24に示すように、左右方向LRにおいて、縦板中心線CL1の両側(右側、左側)に板縁長α1(同一の板縁長)を有して、上平板4の各板上側縁4C,4D及び各第9折曲直線L9,L9の間まで延在される。
上平板4は、図24に示すように、左右一対の第1板上側縁部4F,4G、左右一対の第2板上側縁部4H,4I、左右一対の第3板上側縁部4J,4K、左右一対の第4板上側縁部4L,4M、左右一対の第5板上側縁部4N,4O、左右一対の第6板上側縁部4P,4Q、及び左右一対の第7板上側縁部4R,4Sを有する。
上平板4の板上側縁4C(右側の板上側縁)は、図24に示すよう、右側の第1板上側縁部4F、右側の第2板上側縁部4H、右側の第3板上側縁部4J、右側の第4板上側縁部4L、右側の第5板上側縁部4N、右側の第6板上側縁部4P及び右側の第7板上側縁部4Rで構成され、上下方向UDにおいて、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)及び上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)の間に配置される。
板上側縁4Cは、左右方向LRにおいて、上平板4の板上縁4Aの縁右端、及び上平板4の板下縁4Bの縁右端に連続する。
上平板4の板上側縁4D(左側の板上縁)は、図24に示すように、左側の第1板上側縁部4G、左側の第2板上側縁部4I、左側の第3板上側縁部4K、左側の第4板上側縁部4M、左側の第5板上側縁部4O、左側の第6板上側縁部4Q及び左側の第7板上側縁部4Sで構成され、上下方向UDにおいて、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)及び上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)の間に配置される。
板上側縁4Dは、左右方向LRにおいて、上平板4の板上縁4Aの縁左端、及び上平板4の板下縁4Bの縁左端に連続する。
上平板4において、各板上側縁4C,4Dは、図24に示すように、左右方向LRにおいて、縦板中心線CL1に対して、左右対称である。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第1板上側縁部4F,4Gは、(右側の第1板上側縁部4F、左側の第1板上側縁部4G)は、図24乃至図26に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板上縁4Aの各縁端に連続する。
各第1板上側縁部4F,4Gは、上平板4の板上縁4Aとの各第9交点Q9,Q9において、各第9交点Q9,Q9の夫々から延在される。各第1板上側縁部4F,4Gは、図25及び図26に示すように、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に第3鋭角度θ3をなして、各第9交点Q9,Q9の夫々から各第10折曲直線L4,L4に離間しつつ上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に延在される。
右側の第1板上側縁部4Fは、図24及び図25に示すように、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に第3鋭角度θ3をなして、右側の第9交点Q9から各第10折曲直線L4に離間しつつ上平板4の板下縁4Bに向けて延在される。
左側の第1板上側縁部4Gは、図24及び図26に示すように、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に第3鋭角度θ3をなして、左側の第9交点Q9から各第10折曲直線L4から離間しつつ上平板4の板下縁4Bに向けて延在される。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第2板上側縁部4H,4I(右側の第2板上側縁部4H、左側の第2板上側縁部4I)は、図24、図27及び図28に示すように、左右方向LRにおいて、上平板4の板下縁4Bの各縁端に連続する。
各第2板上側縁部4H,4Iは、上平板4の板下縁4Bとの各第10交点Q10,Q10において、各第10交点Q10,Q10から延在される。各第2板上側縁部4H,4Iは、図24、図27及び図28に示すように、上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に第3鋭角度θ3をなして、各第10交点Q10,Q10から各第10折曲直線L4,L4に離間しつつ上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に向けて延在される。
右側の第2板上側縁部4Hは、図24及び図27に示すように、上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に第3鋭角度θ3をなして、右側の第10交点Q10から各第10折曲直線L4に離間しつつ下平板3の板上縁3A(基礎平板体1の板上縁1A)に向けて延在される。
左側の第2板上側縁部4Iは、図24及び図28に示すように、上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に第3鋭角度θ3をなして、左側の第10交点Q10から各第10折曲直線L4に離間しつつ上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に向けて延在される。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第3板上側縁部4J,4Kは、図24乃至図26に示すように、各第1板上側縁部4F,4Gの各縁端(各縁下端)に連続する。
各第3板上側縁部4J,4Kは、上下方向UDにおいて、各第1板上側縁部4F,4Gから上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に向けて延在される。各第3板上側縁部4J,4Kは、図24乃至図26に示すように、上下方向UDにおいて、各第1板上側縁部4F,4Gから板縁長α3を有して、上平板4の板下縁4B側(基準折曲直線LX側)に延在される。各第3板上側縁部4J,4Kは、各第10折曲直線L10,L10に平行配置される。各第3板上側縁部4J,4Kは、左右方向LRにおいて、下平板3の各第3板下側縁部3J,3Kと同一位置に配置される。
右側の第3板上側縁部4Jは、図24及び図25に示すように、上下方向UDにおいて、右側の第1板上側縁部4Fから上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
左側の第3板上側縁部4Kは、図24及び図26に示すように、上下方向UDにおいて、左側の第1板上側縁部4Gから上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)に向けて延在される。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第4板上側縁部4L,4Mは、図24、図27及び図28に示すように、各第2板上側縁部4H,4Iの各縁端(各縁下端)に連続する。
各第4板上側縁部4L,4Mは、上下方向UDにおいて、各第2板上側縁部4H,4Iから上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に向けて延在される。各第4板上側縁部4L,4Mは、図27及び図28に示すように、上下方向UDにおいて、各第2板上側縁部4H,4Iから板縁長α3を有して、上平板4の板上縁4A側(基礎平板体1の板上縁1A側)に延在される。各第4板上側縁部4L,4Mは、各第10折曲直線L10,L10に平行配置される。各第4板上側縁部4L,4Mは、左右方向LRにおいて、下平板3の各第4板下側縁部3L,3Mと同一位置に配置される。
右側の第4板上側縁部4Lは、図24及び図27に示すように、上下方向UDにおいて、右側の第2板上側縁部4Hから上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に向けて延在される。
左側の第4板上側縁部4Mは、図24及び図28に示すように、上下方向UDにおいて、左側の第2板上側縁部4Iから上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)に向けて延在される。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第5板上側縁部4N,4Oは、図24乃至図26に示すように、各第3板上側縁部4J,4Kの各縁端(各縁上端)に連続する。
各第5板上側縁部4N,4Oは、図24及び図26に示すように、各第3板上側縁部4J,4Kとの各第11交点Q11,Q11において、各第11交点Q11,Q11の夫々から延在される。
各第5板上側縁部4N,4Oは、図24及び図26に示すように、各第11交点Q11,Q11を通り、及び各第7折曲直線L7,L7(上平板4の板上縁4A)に平行する第3縁基準直線Lγに第4鋭角度θ4をなして、各第11交点Q11,Q11の夫々から上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)及び各第12折曲直線L12,L12に向けて延在される。各第5板上側縁部4N,4Oは、図24乃至図26に示すように、各第12折曲直線L12,L12に交差する。
右側の第5板上側縁部4Nは、図24及び図25に示すように、第3縁基準直線Lγに第4鋭角度θ4をなして、右側の第11交点Q11から上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)及び右側の第12折曲直線L12に向けて延在され、右側の第12折曲直線L12に交差する。
左側の第5板上側縁部4Oは、図24及び図26に示すように、第3縁基準直線Lγに第4鋭角度θ4をなして、左側の第11交点Q11から上平板4の板下縁4B(基準折曲直線LX)及び左側の第12折曲直線L12に向けて延在され、左側の第12折曲直線L12に交差する。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第6板上側縁部4P,4Qは、図24、図27及び図28に示すように、各第4板上側縁部4L,4Mの各縁端(各縁上端)に連続する。
各第6板上側縁部4P,4Qは、図24、図27及び図28に示すように、各第4板上側縁部4L,4Mとの各第12交点Q12,Q12において、各第12交点Q12,Q12の夫々から延在される。
各第6板上側縁部4P,4Qは、図24、図27及び図28に示すように、各第12交点Q12,Q21を通り、及び各第7折曲直線L7,L7に平行する第4縁基準直線Lεに第4鋭角度θ4をなして、各第12交点Q12,Q12から上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)及び各第14折曲直線L14,L14に向けて延在される。各第6板上側縁部4P,4Qは、各第14折曲直線L14,L14に交差する。
右側の第6板上側縁部4Pは、図24及び図27に示すように、第4縁基準直線Lεに第4鋭角度θ4をなして、右側の第12交点Q12から上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)及び右側の第14折曲直線L14に向けて延在され、右側の第14折曲直線L14に交差する。
左側の第6板上側縁部4Qは、図24及び図28に示すように、第4縁基準直線Lεに第4鋭角度θ4をなして、左側の第12交点Q12から上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)及び左側の第14折曲直線L14に向けて延在され、左側の第14折曲直線L14に交差する。
各板上側縁4C,4Dにおいて、各第7板上側縁部4R,4Sは、図24乃至図28に示すように、各第5板上側縁部4N,4Oの各縁端(各縁下端)、及び各第6板上側縁部4P,4Qの各縁端(各縁上端)に連続する。
各第7板上側縁部4R,4Sは、図24乃至図28に示すように、各第5板上側縁部4N,4O及び各第12折曲直線L12,L12の各第13交点Q13,Q13と、各第6板上側縁部4P,4Q及び各第14折曲直線L14,L14の各第14交点Q14,Q14において、各第13交点Q13,Q13及び各第14交点Q14,Q14の間に配置される。
各第7板上側縁部4R,4Sは、図24に示すように、左右方向LRにおいて、各第10折曲直線L10,L10に第9間隔P9(第9距離)を隔てて平行配置される。
各第7板上側縁部4R,4Sは、左右方向LRにおいて、各第10折曲直線L10,L10及び各第3板上側縁部4J,4K(各第4板上側縁部4L,4M)の間に配置される。各第7板上側縁部4R,4Sは、左右方向LRにおいて、下平板3の各第7板下側縁部3R,3S及び各第10折曲直線L10,L10(各第4折曲直線L4,L4)の間に配置され、下平板3の各第7板下側縁部3R,3Sより縦板中心線CL1側に位置する。
各第7板上側縁部4R,4Sは、上下方向UDにおいて、各第13交点Q13,Q13及び各第14交点Q14,Q14の間に延在される。
各第7板上側縁部4R,4Sは、図24乃至図26に示すように、各第13交点Q13,Q13において、各第5板上側縁部4N,4O及び各第12折曲直線L12,L12に交差する。各第7板上側縁部4R,4Sは、図24、図27及び図28に示すように、各第14交点Q14,Q14において、各第6板上側縁部4P,4Q及び各第14折曲直線L14,L14に交差する。
各第7板上側縁部4R,4Sは、各第13交点Q13,Q13及び各第14交点Q14,Q14の間において、各第11折曲直線L11,L11及び各第13折曲直線L13,L13に交差する。
右側の第7板上側縁部4Rは、図25に示すように、右側の第13交点Q13及び右側の第14交点Q14の間に延在され、右側の第13交点Q13において、右側の第5板上側縁部4N及び右側の第12折曲直線L12に交差する。右側の第7板上側縁部4Rは、右側の第14交点Q14において、右側の第6板上側縁部4P及び右側の第14折曲直線L14に交差する。右側の第7板上側縁部4Rは、図24、図25及び図27に示すように、右側の第13交点Q13及び右側の第14交点Q14の間において、右側の第11折曲直線L11及び右側の第13折曲直線L13に交差する。
右側の第7板上側縁部4Rは、図24に示すように、左右方向LRにおいて、右側の第10折曲直線L10に第9間隔P9(第9距離)を隔てて平行配置される。
これにより、右側の第10折曲直線L10は、左右方向LRにおいて、板上側縁4C(右側の板上側縁)の第7板上側縁部4Rに第9間隔P9(第9距離)を隔てて平行配置される。
左側の第7板上側縁部4Sは、図26に示すように、左側の第13交点Q13及び左側の第14交点Q14の間に延在され、左側の第13交点Q13において、左側の第5板上側縁部4O及び左側の第12折曲直線L12に交差する。左側の第7板上側縁部4Sは、左側の第14交点Q14において、左側の第6板上側縁部4Q及び左側の第14折曲直線L14に交差する。左側の第7板上側縁部4Sは、図24、図26及び図28に示すように、左側の第13交点Q13及び左側の第14交点Q14の間において、左側の第11折曲直線L11及び左側の第13折曲直線L13に交差する。
左側の第7板上側縁部4Sは、図24に示すように、左右方向LRにおいて、左側の第10折曲直線L10に第9間隔P9(第9間隔P9)を隔てて平行配置される。
これにより、左側の第10折曲直線L10は、左右方向LRにおいて、板上側縁4D(左側の板上側縁)の第7板上側縁部4Sに第9間隔P9(第9間隔)を隔てて平行配置される。
上平板4は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、押え平板部19、押え窓穴20、第1上側脚平板部21、第2上側脚平板部22、左右一対の上側立上げ平板部23,24、左右一対の第3保形平板部25,26及び左右一対の第4保形平板部27,28で構成される。
上平板4において、押え平板部19は、図1乃至図3に示すように、各第7折曲直線L7,L7、及び各第10折曲直線L10,L10とで区画される。押え平板部19は、例えば、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
押え窓穴20は、図1乃至図4、図6、図18及び図19に示すように、押え平板部19に形成される。押え窓穴20は、前後方向FR(板厚方向)において、押え平板部19を貫通して押え平板部19の表面19X(表平面)及び裏面19Y(裏平面)に開口される。
押え窓穴20は、図4、図6、図18及び図19に示すように、窓穴上縁20A(押え窓穴上縁)、窓穴下縁20B(押え窓穴下縁)、窓穴右縁20C(押え窓穴右縁)、及び窓穴左縁20D(押え窓穴左縁)でなる押え窓穴縁を有して、長方形の窓穴に形成される。
押え窓穴20の窓穴上縁20Aは、図18に示すように、上下方向UDにおいて、上側の第7折曲直線L7(上平板4の板上縁4Aに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線)に第1窓穴間隔Paを隔てて平行配置される。窓穴上縁20Aは、左右方向LRに延在されて、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに直交する。
押え窓穴20の窓穴下縁20Bは、図19に示すように、上下方向UDにおいて、下側の第7折曲直線L7(上平板4の板下縁4Bに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7)に第1窓穴間隔Pを隔てて平行配置される。窓穴下縁20Bは、左右方向LRに延在されて、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに直交する。
押え窓穴20において、窓穴上縁20A及び窓穴下縁20Bは、上下方向UDにおいて、相互に第2窓穴間隔Pbを隔てて平行配置される。
押え窓穴20の窓穴右縁20Cは、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、右側の第10折曲直線L10(上平板4の板上側縁4Cに第9間隔P9を隔てる第10折曲直線)に第3窓穴間隔Pcを隔てて平行配置される。窓穴右縁20Cは、上下方向UDに延在されて、窓穴上縁20A及び窓穴下縁20Bに直交する。
押え窓穴20の窓穴左縁20Dは、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、左側の第10折曲直線L10(上平板4の板上側縁4Dに第9間隔P9を隔てる第10折曲直線)に第3窓穴間隔Pcを隔てて平行配置される。窓穴左縁20Dは、上下方向UDに延在さされて、窓穴上縁20A及び窓穴下縁20Bに直交する。
押え窓穴20において、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dは、左右方向LRにおいて、相互に第4窓穴間隔Pcを隔てて平行配置される。
第1上側脚平板部21は、図1乃至図3、及び図18に示すように、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)、及び各第8折曲直線L8,L8とで区画される。第1上側脚平板部21は、例えば、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L7及び各第8折曲直線L8,L8に連設される。
これにより、第1上側脚平板部21は、図1乃至図3、及び図18に示すように、上下方向UDにおいて、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19に隣接(連設)されて、押え平板部19の上側に配置される。
上平板4において、上側の第7折曲直線L7は、図1乃至図3、及び図18に示すように、押え平板部19及び第1上側脚平板部21の境(境界線)となる。
第2上側脚平板部22は、図1乃至図3、図19に示すように、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)、下側の第7折曲直線L7(上平板4の板下縁4Bに第6間隔P6を隔てる第7折曲直線)、及び各第9折曲直線L9,L9とで区画される。第2上側脚平板部22は、第1上側脚平板部21と同一形状であって、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)、下側の第7折曲直線L7及び各第9折曲直線L9,l9に連設される。
これにより、第2上側脚平板部22は、図1乃至図3、及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19に隣接(連設)されて、押さ平板部19の下側に配置される。
第2上側脚平板部22は、図1乃至図3、及び図9に示すように、上下方向UDにおいて、基準折曲直線LXに沿って下平板3の第1下側脚平板部9に隣接(連設)されて、第1下側脚平板部9の上側に配置される。
上平板4において、下側の第7折曲直線L7は、図1乃至図3、及び図9に示すように、押え平板部19及び第2上側脚平板部22の境(境界線)となる。
各上側立上げ平板部23,24(右側の上側立上げ平板部23、左側の上側立上げ平板部24)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、各第10折曲直線L10,L10、各第11折曲直線L11,L11、各第13折曲直線L13,L13、及び上平板4の各板上側縁4C,4D(各第7板上側縁部4R,4S)とで区画される。
上側立上げ平板部23(右側)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、右側の第10折曲直線L10、右側の第11折曲直線L10、右側の第13折曲直線L13、及び上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)とで区画される。
上側立上げ平板部24(左側)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、左側の第10折曲直線L10、左側の第11折曲直線L10、左側の第13折曲直線L13、及び上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)とで区画される。
各上側立上げ平板部23,24は、各第10折曲直線L10,L10、各第11折曲直線L11,L11及び各第13折曲直線L13,L13に連設される。
これにより、上側立上げ平板部23(右側)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19に隣接(連設)されて、押え平板部19の右側に配置される。
上側立上げ平板部24(左側)は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19に隣接(連設)されて、押え平板部19の左側に配置される。
上平板4において、各第10折り曲げ直線L10,L10は、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、押え平板部19及び各上側立上げ平板部23,24の境(境界線)となる。
各第3保形平板部25,26(右側の第3保形平板部25、左側の第3保形平板部26)は、図1乃至図3、図18、図20及び図21に示すように、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第1板上側縁部4F,4G、各第3板上側縁部4J,4K、各第6板上側縁部4P,4Q及び各第7板上側縁部4R,4S)、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)、各第8折曲直線L8,L8、及び各第11折曲直線L11,L11とで区画される。
第3保形平板部25(右側)は、図18及び図20に示すように、上平板4の板上側縁4C(第1板上側縁部4F、第3板上側縁部4J、第5板上側縁部4N及び第7板上側縁部4R)、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)、右側の第8折曲直線L8、及び右側の第11折曲直線L11とで区画される。
第3保形平板部26(左側)は、図18及び図21に示すように、上平板4の板上側縁4D(第1板上側縁部4G、第3板上側縁部4K、第5板上側縁部4O及び第7板上側縁部4S)、上平板4の板上縁4A(基礎平板体1の板上縁1A)、左側の第8折曲直線L8、及び左側の第11折曲直線L11とで区画される。
第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8に連設される。これにより、第3保形平板部25は、図1乃至図3、及び図18に示すように、左右方向LRにおいて、右側の第8折曲直線L8に沿って第1上側脚平板部21に隣接(連設)されて、第1上側脚平板部21の右側に配置される。
第3保形平板部25は、図1乃至図3、及び図18に示すように、右側の第11折曲直線L11に連設される。これにより、第3保形平板部25は、上下方向UDにおいて、右側の第11折曲直線L11に沿って上側立上げ平板部23(右側)に隣接(連設)されて、上側立上げ平板部23の上側に配置される。
第3保形平板部26(左側)は、図1乃至図3、及び図18に示すように、左側の第8折曲直線L8に連設される。これにより、第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8に沿って第1上側脚平板部21に隣接(連設)されて、第1上側脚平板部21の左側に配置される。
第3保形平板部26(左側)は、図1乃至図3、及び図18に示すように、左側の第11折曲直線L11に連設される。これにより、第3保形平板部26は、上下方向UDにおいて、左側の第11折曲直線L11に沿って上側立上げ平板部24(左側)に隣接(連設)されて、上側立上げ平板部24の上側に配置される。
上平板4において、各第8折曲直線L8,L8は、図1乃至図3、及び図18に示すように、第1上側脚平板部21及び各第3保形平板部25,26の境(境界線)となる。
上平板4において、各第11折曲直線L11,L11は、図1乃至図3、及び図18に示すように、各上側立上げ平板部23,24及び各第3保形平板部25,16の境(境界線)となる。
各第4保形平板部27,28(右側の第4保形平板部27、左側の第4保形平板部28)は、図1乃至図3、図19、図22及び図23に示すように、各基準切込直線LY,LY(上平板4の板下縁4B)、上平板4の各板上側縁4C,4D(各第2板上側縁部4H,4I、各第4板上側縁部4L,4M、各第6板上側縁部4P,4Q及び各第7板上側縁部4R,4S)、各第9折曲直線L9,L9、及び各第13折曲直線L13,L13とで区画される。
第4保形平板部27(右側)は、図19及び図27に示すように、右側の基準切込直線LY(上平板4の板下縁4B)、上平板4の板上側縁4C(第2板上側縁部4H、各第4板上側縁部4L、第6板上側縁部4P及び第7板上側縁部4R)、右側の第9折曲直線L9、及び右側の第13折曲直線L13とで区画される。
第4保形平板部28(左側)は、図19及び図28に示すように、左側の基準切込直線LY(上平板4の板下縁4B)、上平板4の板上側縁4D(第2板上側縁部4I、第4板上側縁部4M、第6板上側縁部4Q及び第7板上側縁部4S)、左側の第9折曲直線L9、及び左側の第13折曲直線L13とで区画される。
第4保形平板部27(右側)は、右側の第9折曲直線L9に連設される。これにより、第4保形平板部27は、図1乃至図3、及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、右側の第9折曲直線L9に沿って第2上側脚平板部22に隣接(連設)されて、第2上側脚平板部22の右側に配置される。
第4保形平板部27は、右側の基準切込直線LYに連設される。これにより、第4保形平板部27は、図1乃至図3、及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、右側の基準切込直線LYに沿って下平板3の第1保形平板部13に隣接(連設)されて、第1保形平板部13の上側に配置される。
第4保形平板部27は、右側の第13折曲直線L13に連設される。これにより、第4保形平板部27は、図1乃至図3、及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、右側の第13折曲直線L13に沿って上側立上げ平板部23(右側)に隣接(連設)されて、上側立上げ平板部23の下側に配置される。
第4保形平板部28(左側)は、左側の第9折曲直線L9に連設される。これにより、第4保形平板部27は、図1乃至図3、及び図19に示すように、左右方向LRにおいて、左側の第9折曲直線L9に沿って第2上側脚平板部22に隣接(連設)されて、第2上側脚平板部22の左側に配置される。
第4保形平板部27は、左側の基準切込直線LYに連設される。これにより、第4保形平板部27は、上下方向UDにおいて、左側の基準切込直線LYに沿って下平板3の第1保形平板部14に隣接(連設)されて、第1保形平板部14の上側に配置される。
第4保形平板部27は、左側の第13折曲直線L13に連設される。これにより、第4保形平板部27は、上下方向UDにおいて、左側の第13折曲直線L13に沿って上側立上げ平板部24(左側)に隣接(連設)されて、上側立上げ平板部24の下側に配置される。
上平板4において、各第9折曲直線L9,L9は、図1乃至図3、及び図19に示すように、第2上側脚平板部22及び各第4保形平板部27,28の境(境界線)となる。
上平板4において、各第13折曲直線L13,L14は、図1乃至図3、及び図19に示すように、各上側立上げ平板部23,24及び各第4保形平板部27,28の境(境界線)となる。
〈押えシート2〉
押えシート2(押えフィルム)は、図1乃至図8、図18及び図19に示すように、下平板3の表面3X、及び上平板4の表面4Xに積層(積載)される。
押えシート2は、第1押えシート部2A、及び第2押えシート部2Bを有する。第1及び第2押えシート部2A、2Bは、例えば、長方形に形成される。
第1押えシート部2Aは、図1乃至図3、図7及び図8に示すように、積載平板部7の表面7X(表平板)に積層される。
第1押えシート部2Aは、積載窓穴8(積載窓穴8の全開口)を覆って、積載平板部7の表面7X(下平板3の表面3X)に積層される。第1押えシート部2Aは、弛みがなく、張った状態において、積載窓穴8を覆って配置される。
第1押えシート部2Aは、積載窓穴8の全窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに沿って下平板3の表面3X(表平面)に固定(貼着)される。
第2押えシート部2Bは、図1乃至図3、図18及び図19に示すように、押え平板部19の表面19X(表平面)に積層される。
第2押えシート部2Bは、押え窓穴20(押え窓穴20の全開口)を覆って、押さ平板部19の表面19X(上平板4の表面4X)に積層される。第2押えシート部2Bは、弛みがなく、張った状態において、押え窓穴20を覆って配置される。
第2押えシート部2Bは、押え窓穴20の全窓穴縁であって、窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに沿って上平板4の表面4X(表平面)に固定(貼着)される。
押えシート2(第1及び第2押えシート部2A,2B)は、伸縮性(可撓性)を有するシート材(フィルム材)で形成される。押えシート2は、例えば、ポリウレタン系熱可塑性樹脂を原料とする透明フィルムを使用する(フィルム厚さは、10〜300μm)。
第1及び第2押えシート部2A,2Bにおいて、例えば、ポリウレタン系熱可塑性樹脂を原料とする透明フィルムを使用すると、ヒートシール(熱圧着)により、下平板3の表面3X、上平板4の表面4Xに固着(固定)できる。
押えシート2は、図1及び図3に示すように、例えば、1枚のシート(フィルム)によって、第1押えシート部2A及び第2押えシート部2Bを構成して、下平板3及び上平板4にわたって基礎平板体1の表面1Aに配置して、下平板3の表面3X及び上平板4の表面4Xに固定する。なお、押えシート2は、2枚のシート(フィルム)にて第1押えシート部2A及び第2押えシート部2Bを構成し、1枚のシート(フィルム)でなる第1押えシート部2Aを下平板3の表面3Xに固定し、1枚のシート(フィルム)でなる第2押えシート部2Bを上平板4の表面4Xに固定する構成も採用できる(以下、実施形態2及び実施形態3も同様)。
押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に物品(商品)を配置して、物品(商品)を第1及び第2押えシート部2A,2Bにて挟持して定着する(図37参照)。
<物品(商品)の梱包>
次に、梱包用緩衝材X1を組立てて、物品Z(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について、図29乃至図37を参照して説明する。
先ず、展開した梱包用緩衝材X1において、物品Z(商品)を下平板3の表面3Xに積載(載置)する(図29参照)。
物品Zは、図29に示すように、下平板3の表面3Xから積載窓穴8内(積載窓穴8の内側)に配置されて、第1押えシート部2A(第1押えシート部2Aの表面)上に積載(載置)される。
このとき、物品Zは、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに接触することなく、積載窓穴8の内側の第1押えシート部2A上(第1押えシート部2Aの表面上)に積載(載置)される。
図29及び図30において、上平板4を、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返す。上平板4は、表面4Xを下平板3の表面3Xに向けて、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返される。
このとき、第2上側脚平板部22は、図29及び図30に示すように、第2上側脚平板部22の表面22Xを第1下側脚平板部9の表面9Xに向けて、基準折曲直線LXに沿って第1下側脚平板部9の表面9X(表平面)に折返される。
各第4保形平板部27,28は、図29及び図30に示すように、各第4保形平板部27,28の表面27X,28Xを各第1保形平板部13,14の表面13X,14Xに向けて、各基準切込直線LY,LY(基準折曲直線LX)に沿って各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に折返される。
これにより、上平板4は、基準折曲直線LXを境(境界線)として下平板3の表面3Xに重ねて配置される。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LXを境(境界線)として第1下側脚平板部9に重ねて配置される。
各第4保形平板部27,28は、各基準切込直線LY,LY(基準折曲直線LY)を境(境界線)として各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に重ねて配置される。
押え平板部19は、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、積載平板部7の表面7Xに重ねて配置される。
押え窓穴20は、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、積載窓穴8に重ねて配置される。
第1上側脚平板部21は、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1上側脚平板部21の表面21Xを第2下側脚平板部10の表面10Xに向けて、第2下側脚平板部10の表面10X(表平面)に重ねて配置される。
各上側立上げ平板部23,24は、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、各上側立上げ平板部23,24の表面23X,24Xを各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12Xに向けて、各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12X(表平面)に重ねて配置される。
各第3保形平板部25,26は、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、各第3保形平板部25,26の表面25X,26Xを各第2保形平板部15,16の表面15X,16Xに向けて、各第2保形平板部15,16の表面15X,16X(表平面)に重ねて配置される。
上平板4は、図30に示すように、下平板3の表面3Xに重ねた状態において、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を配置する。
上平板4は、図30に示すように、下平板3の表面3Xに重ねた状態において、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を配置する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第2押えシート部2Bの表面を第1押えシート部2Aの表面に向けて、第1押えシート部2Aの表面に重ねて配置される。
第2押えシート部2Bは、図29及び図30に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)を覆って、物品Zに当接される。
このとき、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに接触することなく、押え窓穴20の内側(押え窓穴20内)に位置する第2押えシート部2Bに当接される。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に、物品Z(商品)を配置する。
続いて、図30乃至図37に示すように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22を、上側の第1折曲直線L1及び上側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側(第1押えシート部2Aの裏面側)に折曲げる。
このとき、第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第6間隔P6を隔てる第1折曲直線L1(上側の第7折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に折曲げられる。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19X側に折曲げられる。
これにより、第1下側脚平板部9は、図37に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第1下側脚平板部9は、上側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(第1押えシート部2Aの裏面側)に立下げられる。
第2上側脚平板部22は、図37に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第2上側平板部22は、図34及び図37に示すように、立下げた第1下側脚平板部9の表面9Xに当接して、第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられる。第2上側脚平板部22は、下側の第7折曲直線L7を境(境界線)として、立下げられた第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図30乃至図37に示すように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21を、下側の第1折曲直線L1及び下側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
このとき、第2下側脚平板部10は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Yに折曲げられる。
第1上側脚平板部21は、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁1A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
これにより、第2下側脚平板部10は、図37に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、下側の第1折曲直線L1に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。
第1上側脚平板部21は、図37に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第1上側脚平板部21は、図34及び図37に示すように、立下げた第2下側脚平板部10の表面10Xに当接して、第2下側脚平板部10の表面10Xに重ねられる。第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L10を境(境界線)として、立下げられた第2下側脚平板部10に重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図30乃至図34に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部11及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第4折曲直線L4及び右側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側(第1押えシート部2Aの表面側)及び押え平板部19の裏面19Y側(第2押えシート部2Bの裏面側)に立上げられる。
このとき、右側の下側立上げ平板部11は、図31乃至図33に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(右側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図31乃至図33に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(右側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、右側の下側立上げ平板部11は、図33に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。右側の下側立上げ平板部11は、右側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図33に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部23は、図31乃至図33に示すように、立上げられた下側立上げ平板部11の表面11X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部11の表面11Xに重ねられる。右側の上側立上げ平板部23は、右側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部11に重ねられて、押え平板部19の裏面Y側に立上げられる。
このように、右側の下側立上げ平板部11及び右側の上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
なお、「各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、」とは、「各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに連動して、」とも言える(以下、同様)。
図30乃至図34に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部12及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第4折曲直線L4及び左側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、左側の下側立上げ平板部12は、図31乃至図33に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(左側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図31乃至図33に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(左側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、左側の下側立上げ平板部12は、図33に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。左側の下側立上げ平板部12は、左側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図33に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部24は、図31乃至図33に示すように、立上げられた下側立上げ平板部12の表面12X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部12の表面12Xに重ねられる。左側の上側立上げ平板部24は、左側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部12に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、左側の下側立上げ平板部12及び左側の上側立上げ平板部24は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図30乃至図32に示すように、重ね配置された第1保形平板部13及び第4保形平板部27は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第2折曲直線L2、右側の第5折曲直線L5、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第1保形平板部13は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(右側の第2折曲直線L2)、右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部27は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(右側の第9折曲直線L9)、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第1保形平板部13は、図31及び図32に示すように、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第1保形平板部13は、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第4保形平板部27は、図31及び図32に示すように、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第4保形平板部27は、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、図31及び図32に示すように、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13(右側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図31及び図32に示すように、重ね配置された第1保形平板部14及び第4保形平板部28は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第2折曲直線L2、左側の第5折曲直線L5、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第1保形平板部14は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(左側の第2折曲直線L2)、左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部28は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(左側の第9折曲直線L9)、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第1保形平板部14は、図31及び図32に示すように、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第1保形平板部14は、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第4保形平板部28は、図31及び図32に示すように、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第4保形平板部27は、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、図31及び図32に示すように、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14(左側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図31及び図32に示すように、重ね配置された第2保形平板部15及び第3保形平板部25は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第3折曲直線L3、右側の第6折曲直線L6、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第2保形平板部15は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(右側の第3折曲直線L3)、右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部25は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(右側の第8折曲直線L8)、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第2保形平板部15は、図31及び図32に示すように、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第2保形平板部15は、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第3保形平板部25は、図31及び図32に示すように、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15(右側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
図31及び図32に示すように、重ね配置された第2保形平板部16及び第3保形平板部26は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第3折曲直線L3、左側の第6折曲直線L6、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第2保形平板部16は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(左側の第3折曲直線L3)、左側の第6折曲直線L3に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部26は、図31及び図32に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(左側の第8折曲直線L8)、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第2保形平板部16は、図31及び図32に示すように、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第2保形平板部16は、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第3保形平板部26は、図31及び図32に示すように、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16(左側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図31乃至図34に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、物品Z(下平板3)に押付けられる。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bにて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを定着する。
続いて、各下側立上げ平板部11,12、及び各上側立上げ平板部23,24は、図35乃至図37に示すように、立上げ角θBから積載平板部7の表面7X及び押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げられる。
このとき、各第1保形平板部13,14、及び各第2保形平板部15,16は、図35乃至図37に示すように、各第2折曲直線L2,L2、各第3折曲直線L3,L3、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に沿って、各下側立上げ平板部11,12の裏面11Y,12Yに平行する位置に折返えされ、及び積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げられる。
また、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28は、図35乃至図37に示すように、各第8折曲直線L8,L8、各第9折曲直線L9,L9、各第11折曲直線L11,L11、各第12折曲直線L12,L12、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14に沿って、各上側立上げ平板部23,24の裏面23Y,24Yに平行する位置に折返えされ、及び押え平板部19の裏面19Yに直行する位置に立上げられる。
これにより、下側立上げ平板部11、第1保形平板部13、上側立上げ平板部23、及び第4保形平板部27は、図35及び図36に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第1保形平板部13は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P3)において、上側立上げ平板部23及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第1保形平板部14、上側立上げ平板部24、及び第4保形平板部28は、図35及び図36に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部12及び第1保形平板部14は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部11、第2保形平板部15、上側立上げ平板部23、及び第3保形平板部25は、図35及び図36に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第2保形平板部15は、第11及び第12折曲直線L11,L11の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部23及び第3保形平板部25の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第2保形平板部16、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26は、図35及び図36に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される・下側立上げ平板部12及び第2保形平板部16は、第11及び第12折曲直線L11,L12の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26の間に折込まれる。
下平板3の第7板下側縁部3R,3S(各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3S)は、図35及び図36に示すように、各下側立上げ平板部11,12を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、積載平板部7の表面7Xに平行配置される。
上平板4の第7板上側縁部4R,4S(各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4S)は、各上側立上げ平板部23,24を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、押え平板部19の裏面19Yに平行配置される。
下平板3の各第5板下側縁部3N,3O、及び第6板下側縁部3P,3Q(各第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Q)は、図35に示すように、各第1及び各第2保形平板部13〜16を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに面一として平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。第4鋭角度θ4は、例えば、第1鋭角度θ1の半分の角度[θ4=(1/2)×θ1]とする(以下、同様)。
上平板4の各第5板上側縁部4N,4Q、及び第6板上側縁部4P,4Q(各第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Q)は、図35に示すように、各第3及び各第4保形平板部25〜28を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4Sに平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
これにより、梱包用緩衝材X1は、物品Z(商品)を梱包して組立てられる。
物品Z(商品)を梱包して組立てられた梱包用緩衝材X1(以下、「組立て梱包した梱包用緩衝材X1」という)は、運送(運搬)する際に、図38乃至図40に示すように、直方体の梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X1は、図38乃至図40に示すように、積載平板部7の裏面7Y側から梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X1は、図40に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10、第1及び第2上側脚平板部21,22(下平板3の板上縁3A及び板下縁3B、上平板4の板上縁4A及び板下縁4B)を梱包箱Bの底平板101に当接して。梱包箱B内に収納される。
また、組立て梱包した梱包用緩衝材X1は、図39に示すように、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの側平板52,52に当接して、梱包箱B内に収納される。
続いて、梱包箱Bの蓋平板53を閉じて、蓋平板53を、立上げられた各下側立上げ平板部11,12、立上げられた各上側立上げ平板部23,24に当接して運送する。
このとき、組立て梱包した梱包用緩衝材X1は、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの各側平板52,52に当接するので、梱包用緩衝材X1の組立ては開放(展開)されず、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げ角度θAを保持する。
梱包用緩衝材X1の下平板3において、立下げ角度θA、第1鋭角度θ1、積載平板部7の板幅H7、第1及び第2下側脚平板部9,10の板幅H9,H10の関係について、図2、図7乃至図12及び図41を参照して説明する。
先ず、積載平板部7の板幅H7は、図2に示すように、上下方向UDにおいて、各第1折曲直線L1,L1の間の距離であって、第2間隔P2(第2距離)となる。
第1及び第2下側脚平板部9,10の板幅H9,H10は、図8及び図9に示すように、上下方向において、基準折曲直線LX及び上側の第1折曲直線L1の間の距離、又は基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)及び下側の第1折曲直線L1の間の距離であって、第1間隔P1(第1距離)となる。
第1鋭角度θ1は、図9乃至図12に示すように、第5折曲直線L5及び第4折曲直線L4の間(又は、第6折曲直線L6及び第4折曲直線L4の間)の角度となる。
立下げ角度θAは、図41に示すように、積載平板部7の裏面7Yとの間の角度となる。立上げ角度θAは、θA=0度(0°)を超えて、θA=180度(180°)未満(0°<θA<180°)であって、例えば、θA=30度(30°)〜θA=90度(90°)の範囲において、任意の1の角度に設定する。
折曲げ角度θCは、図41に示すように、第5折曲直線L5(又は第6折曲直線L6)となす角度であって、角度:90度(90°)から第1鋭角度θ1を減算した角度であって、θC=90度(90°)−θ1となる。折曲げ角度θCは、立下げ角度θAの半分の角度[θC=(1/2)×θA]とする。
立上げ底距離Rは、図41に示すように、積載平板部7の裏面Y7に直交して、立下げられた第2下側脚平板部10の板下縁3B(又は、第1下側脚平板部9の板上縁3A)及び積載平板部7の裏面7Yの間の距離となる。
第1及び第2下側脚平板部9,10の板幅H9,H10を同一板幅HA(HA=H9=H10)、積載平板部7の板幅H7のn分の1の板幅HC[HC=(1/n)×H7:但し、nは零でない]、立下げ底距離Rとすると、以下のようになる。
なお、板厚HCは、例えば、HC=(1/4)×H7〜(1/2)×H7の範囲とし、好ましくは、HC=(1/2)×H7とする。
立下げ角度θA、第2下側脚平板部10の板幅HA(又は、第1下側脚平板部9の板幅HA)、板幅HC及び立下げ底距離Rとの間において、式(1)及び式(2)が成り立つ。
Figure 2019104533
式(1)及び式(2)において、立下げ底距離R、積載平板部7の板幅H7(HC)を任意の数値に設定すると、立下げ角度θA、及び第1及び第2下側脚平板部9,10の板幅HA(H9,H10)を設定できる。
そして、立下げ角度θAが決まれば、第1鋭角度θ1、及び折曲げ角度θCも決定できる。
各下側立上げ平板部11,12は、立下げ角度θA=0度(0°)を超えて、θA=90度(90°)未満の範囲であれば、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、立下げ角度θAに対応する立上げ角度θBにて立上げられる。なお、立上げ角度θA=0度(0°)とすると、折曲げ角度θB=180度(180°)となり、各下側立上げ平板部11,12は、第1及び第2下側脚平板部9,10積載平板部7の裏面7Y側の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側に立上がらない。
立下げ角度θA、立上げ角度θB、第1鋭角度θ1、第1及び第2下側脚平板部9,10の板幅H9,H10(第1間隔P1)は、積載平板部7の板幅H7(第2間隔P2)に依存し、積載平板部7の板幅H7及び立下げ底距離Rを任意の数値に設定すれば、式(1)及び式(2)により決定できる。
梱包用緩衝材X1の上平板4において、立下げ角度θA、第2鋭角度θ2、押え平板部19の板幅H19、第1及び第2上側脚平板部21,22の板幅H21,22の関係について、図2、図18乃至図23、及び図41を参照して説明する。
先ず、押え平板部19の板幅H19は、図2に示すように、上下方向UDにおいて、各第7折曲直線L7,L7の間の距離であって、第7間隔P7(第7距離)となる。
第1及び第2上側脚平板部21,22の板幅H21,22は、図18及び図19に示すように、上下方向UDにおいて、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁4A)及び上側の第7折曲直線Lの間の距離、又は基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)及び下側の第7折曲直線L7の間の距離であって、第6間隔P6(第6距離)となる。
第2鋭角度θ2は、図20乃至図22に示すように、第11折曲直線L11及び第12折曲直線L12の間(又は、第13折曲直線L13及び第14折曲直線L14の第)の角度であって、例えば、第1鋭角度θ1を同一角度となる。
立上げ角度θAは、図41に示すように、押え平板部19の表面19Xとの間の角度となる。立上げ角度θAは、θA=0度(0°)を超えて、θA=180度(180°)未満(0°<θA<180°)であって、例えば、θA=30度(30°)〜θA=90度(90°)の範囲において、任意の1の角度に設定する。
折曲げ角度θDは、図41に示すように、第11折曲直線L11(又は第13折曲直線L13)となす角度であって、角度:90度(90°)から第2鋭角度θ2を減算した角度であって、θD=90度(90°)−θ2となる。折曲げ角度θDは、立下げ角度θAの半分の角度[θD=(1/2)×θA]とする。
立上げ底距離Rは、図41に示すように、押え平板部の表面19Xに直交して、立下げられた第2上側脚平板部22の板下縁4B(又は、第1上側脚平板部21の板上縁4A)及び押え平板部19の表面19Xの間の距離となる。
第1及び第2上側脚平板部21,22の板幅H21,H22を同一板幅HB(HB=H21=H22)、押え平板部19の板幅H19のn分の1の板幅HD[HD=(1/n)×H19:但し、nは零でない]、及び立下げ底距離Rとすると、以下のようになる。
なお、板厚HDは、例えば、HD=(1/4)×H19〜(1/2)×H19の範囲とし、好ましくは、HD=(1/2)×H19とする。
立下げ角度θA、第2上側脚平板部22の板幅HB(又は、第1上側脚平板部21の板幅HA)、及び立下げ底距離Rとの間において、式(3)及び式(4)が成り立つ。
Figure 2019104533
式(3)及び式(4)において、立下げ底距離R、押え平板部19の板幅H19(HD)を任意の数値に設定すると、立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,22の板幅HB(H21,H22)を設定できる。
そして、立下げ角度θAが決まれば、第2鋭角度θ2、及び折曲げ角度θDも決定できる。
各上側立上げ平板部21,22は、立下げ角度θA=0度(0°)を超えて、θA=90度(90°)未満の範囲であれば、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、立下げ角度θAに対応する立上げ角度θBにて立上げられる。なお、立上げ角度θA=0度(0°)とすると、折曲げ角度θD=180度(180°)となり、各上側立上げ平板部21,22は、第1及び第2上側脚平板部21,22の押え平板部19の表面19X側の立下げに伴って、押え平板部19の裏面19Y側に立上がらない。
立下げ角度θA、立上げ角度θB、第2鋭角度θ2、第1及び第2上側脚平板部21,22の板幅H21,H22(第6間隔P6)は、押え平板部19の板幅H19(第7間隔P7)に依存し、押え平板部19の板幅H19及び立下げ底距離Rを任意の数値に設定すれば、式(3)及び式(4)により決定できる。
なお、式(1)〜式(4)の関係は、第2乃至第6実施形態の梱包用緩衝材X2,X3,X4,X5,X6にも適用できる。
<第2実施形態>
第2実施形態の梱包用緩衝材X2について、図42乃至図59を参照して説明する。
なお、図42乃至図59において、図1乃至図41と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
また、説明の便宜上、先ず、組立前の展開した第2実施形態の梱包用緩衝材X2について説明し、次に、第2実施形態の梱包用緩衝材X2を組立てて物品(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について説明する。
図42乃至図47において、第2実施形態の梱包用緩衝材X2(以下、「梱包用緩衝材X2」という)は、基礎平板体1、押えシート2、積載補強平板35及び押え補強平板36を備える。
梱包用緩衝材X2において、基礎平板体1は、図1乃至図41で説明したと同様に、基礎折曲直線LX、及び左右一対の基準切込直線LY,LYを有する(図42乃至図47参照)。
基礎平板体1は、図1乃至図41で説明したと同様に、下平板3と、上平板4とで構成される(図42乃至図47参照)。
梱包用緩衝材X2において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第1折曲直線L1,L1、左右一対の第2折曲直線L2,L2、左右一対の第3折曲直線L3,L3、左右一対の第4折曲直線L4,L4、左右一対の第5折曲直線L5,L5、左右一対の第6折曲直線L6,L6、左右一対の第1下側折曲穴5,5及び左右一対の第2下側折曲穴6,6を有する。下平板3は、板上縁3A、板下縁3B、左右一対の板下側縁3C,3Dを有する(図42乃至図44参照)。
梱包用緩衝材X2において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、積載平板部7、積載窓穴8、第1下側脚平板部9、第2下側脚平板部10、左右一対の下側立上げ平板部11,12、左右一対の第1保形平板部13,14、及び左右一対の第2保形平板部15,16で構成される(図42乃至図47参照)。
梱包用緩衝材X2において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第7折曲直線L7,L7、左右一対の第8折曲直線L8,L8、左右一対の第9折曲直線L9,L9、左右一対の第10折曲直線L10,L10、左右一対の第11折曲直線L11,L11、左右一対の第12折曲直線L12,L12、左右一対の第13折曲直線L13,L13、左右一対の第14折曲直線L14,L14、左右一対の第1上側折曲穴17,17、及び左右一対の第2上側折曲穴18,18を有する。上平板4は、板上縁4A、板下縁4B、及び左右一対の板上側縁4C,4Dを有する(図42乃至図44参照)。
梱包用緩衝材X2において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、押え平板部19、押え窓穴20、第1上側脚平板部21、第2上側脚平板部22、左右一対の上側立上げ平板部23,24、左右一対の第3保形平板部25,26、及び左右一対の第4保形平板部27,28で構成される(図42乃至図47参照)。
梱包用緩衝材X2において、積載窓穴8は、図42乃至図46に示すように、積載窓穴部37を有する。積載窓穴部37は、積載窓穴8の積載窓穴縁の内側に配置され、例えば、長方形(矩形状)に形成される。積載窓穴部37は、図42に示すように、上下方向UDにおいて、窓穴上縁8A及び窓穴下縁8Bの夫々に、第1補強間隔PAを隔てて配置される。積載窓穴部37は、左右方向LDにおいて、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dの夫々に、第2補強間隔PBに隔てて配置される。
積載窓穴部37は、積載窓穴8の窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに平行して、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
積載補強平板35は、図42乃至図46に示すように、積載窓穴8の内側(積載窓穴縁内)に配置される。積載補強平板35は、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに沿って、積載平板部7に連設(隣接)される。積載補強平板35は、積載平板部7にて支持(保持)される。
積載補強平板35は、図42乃至図46に示すように、複数(4枚)の積載補強平板部38,38,…で構成される。各積載補強平板部38,38,…は、複数(4本)の積載切込直線(積載切込線)LK,LK,…にて区画される。各積載補強平板部38,38,…は、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dと、積載窓穴部37の間に延在される。
各積載切込直線LK,LK,…は、図42及び図43に示すように、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dから延在して、積載窓穴部37に開口される。各積載切込直線LK,LK,…は、前後方向FR(板厚方向)において、積載補強平板35を貫通して、積載補強平板35の表面35X(表平面)及び裏面35Y(裏平面)に開口する。
各積載切込直線LK,LK,…は、図42に示すように、例えば、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dの各窓交点Qa,Qb,Qc,Qdにおいて、各窓交点Qa,Qb,Qc,Qd及び積載窓穴部37の間に延在される。各積載切込直線LK,LK,…は、図43に示すように、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに切込角度θK[例えば、θK=45度(45°)]をなして、各窓交点Qa,Qb,Qc,Qdから延在される。
梱包用緩衝材X2において、押え窓穴20は、図42乃至図45、及び図47に示すように、押え窓穴部41を有する。押え窓穴部41は、押え窓穴20の押え窓穴縁の内側に配置され、例えば、長方形(矩形状)に形成される。押え窓穴部41は、図42に示すように、上下方向UDにおいて、窓穴上縁20A及び窓穴下縁20Bの夫々に、第1補強間隔PAを隔てて配置される。押え窓穴部41は、左右方向LDにおいて、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dの夫々に、第2補強間隔PBに隔てて配置される。
押え窓穴部41は、押え窓穴20の窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに平行して、左右方向LRに長い長方形(矩形状)に形成される。
押え補強平板36は、図42及び図43に示すように、押え窓穴20の内側(押え窓穴縁内)に配置される。押え補強平板36は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに沿って、押え平板部19に連設(隣接)される。押え補強平板36は、押え平板部19にて支持(保持)される。
押え補強平板36は、図42乃至図45、及び図47に示すように、複数(4枚)の押え補強平板部42,42,…で構成される。各押え補強平板部42,42,…は、複数(4本)の押え切込直線(押え切込線)LM,LM,…にて区画される。各押え補強平板部42,42,…は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及窓穴左縁20Dと、押え窓穴部41の間に延在される。
各押え切込直線LM,LM…は、図42及び図43に示すように、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dから延在して、押え窓穴部41に開口される。各押え切込直線LM,LM,…は、前後方向FR(板厚方向)において、押え補強平板36を貫通して、押え補強平板36の表面36X(表平面)及び裏面36Y(裏平面)に開口する。
各押え切込直線LM,LM,…は、図43に示すように、例えば、窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dの各窓交点Qe,Qf,Qg,Qhにおいて、各窓交点Qe,Qf,Qg,Qh及び押え窓穴部41の間に延在される。各押え切込直線LM,LM,…は、図42に示すように、窓穴上縁20A、窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに切込角度θK[例えば、θK=45度(45°)]をなして、各窓交点Qe,Qf,Qg,Qhから延在される。
<物品(商品)の梱包>
次に、梱包用緩衝材X2を組立てて、物品Z(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について、図48乃至図59を参照して説明する。
先ず、展開した梱包用緩衝材X2において、物品Z(商品)を下平板3の表面3Xに積載(載置)する(図48参照)。
物品Zは、図48に示すように、下平板3の表面3Xから積載窓穴8内(積載窓穴8の内側)に配置されて、第1押えシート部2A上(第1押えシート部2Aの表面上)、及び積載補強平板35上(各積載補強平板部38,38,…上)に積載(載置)される。
このとき、物品Zは、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dを横切って積載することなく、積載窓穴8の内側の第押え1シート部2A上、及び各積載補強平板部38,38,…上に積載(載置)される。
図48及び図49において、上平板4を、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返す。上平板4は、表面4Xを下平板3の表面3Xに向けて、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返される。
このとき、第2上側脚平板部22は、図48及び図49に示すように、第2上側脚平板部22の表面22Xを第1下側脚平板部9の表面9Xに向けて、基準折曲直線LXに沿って第1下側脚平板部9の表面9X(表平面)に折返される。
各第4保形平板部27,28は、図48及び図49に示すように、各第4保形平板部27,28の表面27X,28Xを各第1保形平板部13,14の表面13X,14Xに向けて、各基準切込直線LY,LY(基準折曲直線LX)に沿って各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に折返される。
これにより、上平板4は、基準折曲直線LXを境(境界線)として下平板3の表面3Xに重ねて配置される。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LXを境(境界線)として第1下側脚平板部9に重ねて配置される。
各第4保形平板部27,28は、各基準切込直線LY,LY(基準折曲直線LY)を境(境界線)として各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に重ねて配置される。
押え平板部19は、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、積載平板部7の表面7Xに重ねて配置される。
押え窓穴20は、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、積載窓穴8に重ねて配置される。
第1上側脚平板部21は、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1上側脚平板部21の表面21Xを第2下側脚平板部10の表面10Xに向けて、第2下側脚平板部10の表面10X(表平面)に重ねて配置される。
各上側立上げ平板部23,24は、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、各上側立上げ平板部23,24の表面23X,24Xを各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12Xに向けて、各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12X(表平面)に重ねて配置される。
各第3保形平板部25,26は、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、各第3保形平板部25,26の表面25X,26Xを各第2保形平板部15,16の表面15X,16Xに向けて、各第2保形平板部15,16の表面15X,16X(表平面)に重ねて配置される。
上平板4は、図48に示すように、下平板3の表面3Xに重ねた状態において、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を配置する。
上平板4は、図48に示すように、下平板3の表面3Xに重ねた状態において、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を配置する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第2押えシート部2Bの表面を第1押えシート部2Aの表面に向けて、第1押えシート部2Aの表面に重ねて配置される。
第2押えシート部2Bは、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)を覆って、物品Zに当接される。
このとき、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに接触することなく、押え窓穴20の内側(押え窓穴20内)に位置する第2押えシート部2Bに当接される。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に、物品Z(商品)を配置する。
押え補強平板36において、各押え補強平板部42,42,…は、図48及び図49に示すように、上平板4を下平板3に折返した状態において、各押え補強平板部42,42,…の表面を各積載補強平板部38,38,…の表面に向けて、各積載補強平板部38,38,…の表面に重ねて配置される。
これにより、各押え補強平板部42,42,…は、第2押えシート部2Bを介して、第1押えシート部2A上の物品Zに当接される。
積載補強平板35、及び押え補強平板36は、第1及び第2押えシート部2A,2Bを介して、物品Zを各積載補強平板部38,38,…及び各押え補強平板部42,42,…の間に配置する。
続いて、図48乃至図56に示すように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22を、上側の第1折曲直線L1及び上側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X(表平面)に折曲げる。
このとき、第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第6間隔P6を隔てる第1折曲直線L1(上側の第7折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に折曲げられる。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19X側に折曲げられる。
これにより、第1下側脚平板部9は、図56に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第1下側脚平板部9は、上側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(第1押えシート部2Aの表面、各積載補強平板部38の表面)に立下げられる。
第2上側脚平板部22は、図56に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側(第2押えシート部2Bの表面側、各押え補強平板部42の表面側)に立下げられる。立下げた第2上側平板部22は、図53及び図56に示すように、立下げた第1下側脚平板部9の表面9Xに当接して、第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられる。第2上側脚平板部22は、下側の第7折曲直線L7を境(境界線)として、立下げられた第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図48乃至図56に示すように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21を、下側の第1折曲直線L1及び下側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
このとき、第2下側脚平板部10は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Yに折曲げられる。
第1上側脚平板部21は、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁1A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
これにより、第2下側脚平板部10は、図56に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、下側の第1折曲直線L1に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。
第1上側脚平板部21は、図56に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第1上側脚平板部21は、図56に示すように、立下げた第2下側脚平板部10の表面10Xに当接して、第2下側脚平板部10の表面10Xに重ねられる。第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L10を境(境界線)として、立下げられた第2下側脚平板部10に重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図49乃至図52に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部11及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第4折曲直線L4及び右側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、右側の下側立上げ平板部11は、図50乃至図52に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(右側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図50乃至図52に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(右側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、右側の下側立上げ平板部11は、図52に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。右側の下側立上げ平板部11は、右側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図52に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部23は、図50乃至図52に示すように、立上げられた下側立上げ平板部11の表面11X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部11の表面11Xに重ねられる。右側の上側立上げ平板部23は、右側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部11に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、右側の下側立上げ平板部11及び右側の上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図49乃至図53に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部12及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第4折曲直線L4及び左側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、左側の下側立上げ平板部12は、図50乃至図52に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(左側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図50乃至図52に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(左側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、左側の下側立上げ平板部12は、図52に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。左側の下側立上げ平板部12は、左側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図52に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部24は、図50乃至図52に示すように、立上げられた下側立上げ平板部12の表面12X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部12の表面12Xに重ねられる。左側の上側立上げ平板部24は、左側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部12に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、左側の下側立上げ平板部12及び左側の上側立上げ平板部24は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図49乃至図51に示すように、重ね配置された第1保形平板部13及び第4保形平板部27は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第2折曲直線L2、右側の第5折曲直線L5、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第1保形平板部13は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(右側の第2折曲直線L2)、右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部27は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(右側の第9折曲直線L9)、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第1保形平板部13は、図50及び図51に示すように、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第1保形平板部13は、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第4保形平板部27は、図50及び図51に示すように、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第4保形平板部27は、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、図50及び図51に示すように、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13(右側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図50及び図51に示すように、重ね配置された第1保形平板部14及び第4保形平板部28は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第2折曲直線L2、左側の第5折曲直線L5、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第1保形平板部14は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(左側の第2折曲直線L2)、左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部28は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(左側の第9折曲直線L9)、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第1保形平板部14は、図50及び図51に示すように、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第1保形平板部14は、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第4保形平板部28は、図50及び図51に示すように、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第4保形平板部27は、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、図50及び図51に示すように、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14(左側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図50及び図51に示すように、重ね配置された第2保形平板部15及び第3保形平板部25は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第3折曲直線L3、右側の第6折曲直線L6、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第2保形平板部15は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(右側の第3折曲直線L3)、右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部25は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(右側の第8折曲直線L8)、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第2保形平板部15は、図50及び図51に示すように、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第2保形平板部15は、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第3保形平板部25は、図50及び図51に示すように、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15(右側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
図50及び図51に示すように、重ね配置された第2保形平板部16及び第3保形平板部26は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第3折曲直線L3、左側の第6折曲直線L6、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第2保形平板部16は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(左側の第3折曲直線L3)、左側の第6折曲直線L3に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部26は、図50及び図51に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(左側の第8折曲直線L8)、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第2保形平板部16は、図50及び図51に示すように、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第2保形平板部16は、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第3保形平板部26は、図50及び図51に示すように、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16(左側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図50乃至図53に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、物品Z(下平板3)に押付けられる。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bにて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを定着する。
押え補強平板36は、図50乃至図53に示すように、下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、第2押えシート部2Bを介して、物品Z(下平板3)に押付けられる。
このとき、各積載補強平板部38,38,…は、図52及び図53に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10を立下げた状態において、積載窓穴8の各窓縁8A〜8Dを折曲直線として、積載平板部7の裏面7Yから突出するように折曲げられ、各押え補強平板部42,42,…は、図50乃至図53に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22を立上げた状態において、押え窓穴20の各窓縁20A〜20Dを折曲直線として、押え平板部19の裏面19Yから突出するように折曲げられる。
これにより、積載補強平板35、及び押え補強平板36は、各積載補強平板部38及び各押え補強平板部42にて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを保持する。各積載補強平板部38,38,…は、物品Zを各押え補強平板部42,42,…(第2押えシート部2B)に向けて押付け、及び各押え補強平板部42,42,は、物品Zを各積載補強平板部38,38,…(第1押えシート部2A)に向けて押付ける。
続いて、各下側立上げ平板部11,12、及び各上側立上げ平板部23,24は、図54乃至図56に示すように、立上げ角θBから積載平板部7の表面7X及び押え平板部19の表面19Xに直交する位置に立上げられる。
このとき、各第1保形平板部13,14、及び各第2保形平板部15,16は、図54乃至図56に示すように、各第2折曲直線L2,L2、各第3折曲直線L3,L3、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に沿って、各下側立上げ平板部11,12の裏面11Y,12Yに平行する位置に折返えされ、及び積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げられる。
また、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28は、図54乃至図56に示すように、各第8折曲直線L8,L8、各第9折曲直線L9,L9、各第11折曲直線L11,L11、各第12折曲直線L12,L12、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14に沿って、各上側立上げ平板部23,24の裏面23Y,24Yに平行する位置に折返えされ、及び押え平板部19の裏面19Yに直行する位置に立上げられる。
これにより、下側立上げ平板部11、第1保形平板部13、上側立上げ平板部23、及び第4保形平板部27は、図54及び図55に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第1保形平板部13は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P3)において、上側立上げ平板部23及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第1保形平板部14、上側立上げ平板部24、及び第4保形平板部28は、図54及び図55に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部12及び第1保形平板部14は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部11、第2保形平板部15、上側立上げ平板部23、及び第3保形平板部25は、図54及び図55に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第2保形平板部15は、第11及び第12折曲直線L11,L11の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部23及び第3保形平板部25の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第2保形平板部16、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26は、図54及び図55に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される・下側立上げ平板部12及び第2保形平板部16は、第11及び第12折曲直線L11,L12の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26の間に折込まれる。
下平板3の第7板下側縁部3R,3S(各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3S)は、図54乃至図56に示すように、各下側立上げ平板部11,12を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、積載平板部7の表面7Xに平行配置される。
上平板4の第7板上側縁部4R,4S(各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4S)は、各上側立上げ平板部23,24を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、押え平板部19の裏面19Yに平行配置される。
下平板3の各第5板下側縁部3N,3Q、及び第6板下側縁部3P,3Q(各第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Q)は、図54に示すように、各第1及び各第2保形平板部13〜16を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに面一として平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
上平板4の各第5板上側縁部4N,4Q、及び第6板上側縁部4P,4Q(各第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Q)は、図54に示すように、各第3及び各第4保形平板部25〜28を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4Sに平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
これにより、梱包用緩衝材X2は、物品Z(商品)を梱包して組立てられる。
物品Z(商品)を梱包して組立てられた梱包用緩衝材X2(以下、「組立て梱包した梱包用緩衝材X2」という)は、運送(運搬)する際に、図57乃至図59に示すように、直方体の梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X2は、図57乃至図59に示すように、積載平板部7の裏面7Y側から梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X2は、図59に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10、第1及び第2上側脚平板部21,22(下平板3の板上縁3A及び板下縁3B、上平板4の板上縁4A及び板下縁4B)を梱包箱Bの底平板101に当接して。梱包箱B内に収納される。
また、組立て梱包した梱包用緩衝材X2は、図58に示すように、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの側平板52,52に当接して、梱包箱B内に収納される。
続いて、梱包箱Bの蓋平板53を閉じて、蓋平板53を、立上げられた各下側立上げ平板部11,12、立上げられた各上側立上げ平板部23,24に当接して運送する。
このとき、組立て梱包した梱包用緩衝材X2は、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの各側平板52,52に当接するので、梱包用緩衝材X1の組立ては開放(展開)されず、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,21の立下げ角度θAを保持する。
<第3実施形態>
第3実施形態の梱包用緩衝材X3について、図60乃至図77を参照して説明する。
なお、図60乃至図77において、図1乃至図41と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
また、説明の便宜上、先ず、組立前の展開した第3実施形態の梱包用緩衝材X3について説明し、次に、第3実施形態の梱包用緩衝材X3を組立てて物品(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について説明する。
図60乃至図65において、第3実施形態の梱包用緩衝材X3(以下、「梱包用緩衝材X3」という)は、基礎平板体1、押えシート2を備える。
梱包用緩衝材X3において、基礎平板体1は、図1乃至図41で説明したと同様に、基礎折曲直線LX、及び左右一対の基準切込直線LY,LYを有する(図60乃至図62参照)。
基礎平板体1は、図1乃至図41で説明したと同様に、下平板3と、上平板4とで構成される(図60乃至図65参照)。
梱包用緩衝材X3において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第1折曲直線L1,L1、左右一対の第2折曲直線L2,L2、左右一対の第3折曲直線L3,L3、左右一対の第4折曲直線L4,L4、左右一対の第5折曲直線L5,L5、左右一対の第6折曲直線L6,L6、左右一対の第1下側折曲穴5,5及び左右一対の第2下側折曲穴6,6を有する。下平板3は、板上縁3A、板下縁3B、左右一対の板下側縁3C,3Dを有する(図60乃至図62参照)。
梱包用緩衝材X3において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、積載平板部7、第1下側脚平板部9、第2下側脚平板部10、左右一対の下側立上げ平板部11,12、左右一対の第1保形平板部13,14、及び左右一対の第2保形平板部15,16、及び複数の積載保持平板部51,51,…で構成される(図60乃至図65参照)。
梱包用緩衝材X3は、積載窓穴8を有することなく構成される。
梱包用緩衝材X3において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第7折曲直線L7,L7、左右一対の第8折曲直線L8,L8、左右一対の第9折曲直線L9,L9、左右一対の第10折曲直線L10,L10、左右一対の第11折曲直線L11,L11、左右一対の第12折曲直線L12,L12、左右一対の第13折曲直線L13,L13、左右一対の第14折曲直線L14,L14、左右一対の第1上側折曲穴17,17、及び左右一対の第2上側折曲穴18,18を有する。上平板4は、板上縁4A、板下縁4B、及び左右一対の板上側縁4C,4Dを有する(図60乃至図62参照)。
梱包用緩衝材X3において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、押え平板部19、押え窓穴20、第1上側脚平板部21、第2上側脚平板部22、左右一対の上側立上げ平板部23,24、左右一対の第3保形平板部25,26、及び左右一対の第4保形平板部27,28で構成される(図60乃至図62参照)。
各積載保持平板部51,51,…は、図60乃至図64に示すように、積載平板部7に形成される。各積載保持平板部51,51,…は、複数(4本)の保持切込直線(保持切込線)LN,LN,…にて区画される。
各保持切込直線LN,LN,…は、図60及び図61に示すように、積載平板部7に配置される。各保持切込直線LN,LN,…は、左右方向LRにおいて、相互に切込間隔PN(保持切込間隔)を隔てて形成され、各第4折曲直線L4,L4に平行配置される。各保持込直線LN,LN,…は、上下方向UDにおいて、各第1折曲直線L1,L1の間に延在されて、各第1折曲直線L1,L1に交差する。
各保持切込直線LN,LN,…は、前後方向FR(板厚方向)において、積載平板部7を貫通して、積載平板部7の表面7X及び裏面7Yに開口する。
これにより、各積載保持平板部51,51,…は、左右方向LRにおいて、各保持切込直線LN,LN,…にて区画されて、各保持切込直線LN,LN,…の間に形成される。
各積載保持平板部51,51,…は、上下方向UDにおいて、各第1折曲直線L1,L1の間に延在して形成される。
梱包用緩衝材X3において、押え窓穴20は、図60及び図61に示すように、窓穴上縁20Aを上側の第1折曲直線L1に沿って配置し、窓穴下縁20Bを下側の第1折曲直線L1に沿って配置して、押え平板部19に形成される。
梱包用緩衝材X3において、第1押えシート部2Aは、図60乃至図62に示すように、積載平板部7の表面7Xに積載(積層)される。第1押えシート部2Aは、各積載保持平板部51,51,…を覆って下平板3に固定される。
第1押えシート部2Aは、図60に示すように、各保持切込直線LN,LN,…より各第4折曲直線L4,L4側において、各第1折曲直線L1,L1の間にわたって、積載平板部7の表面7Xに固定される。第1押えシート部2Aは、各第4折曲直線L4,L4の間わたって、第1下側脚平板部9の表面9X、及び第2下側脚平板部10の表面10Xに固定される。
<物品(商品)の梱包>
次に、梱包用緩衝材X3を組立てて、物品Z(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について、図66乃至図74を参照して説明する。
先ず、展開した梱包用緩衝材X3において、物品Z(商品)を下平板3の表面3Xに積載(載置)する(図66参照)。
物品Zは、図66に示すように、下平板3の表面3Xから積載窓穴8内(積載窓穴8の内側)に配置されて、第押え1シート部2A上(第1押えシート部2Aの表面)、及び各積載保持平板部51,51,…上に積載(載置)される。
このとき、物品Zは、図66に示すように、各保持切込直線LP,LP,…を横切って、第1押えシート部2A上、及び各積載保持平板部51,51,…上に積載される。
図66及び図67において、上平板4を、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返す。上平板4は、表面4Xを下平板3の表面3Xに向けて、基準折曲直線LXに沿って下平板3の表面3Xに折返される。
このとき、第2上側脚平板部22は、図66及び図67に示すように、第2上側脚平板部22の表面22Xを第1下側脚平板部9の表面9Xに向けて、基準折曲直線LXに沿って第1下側脚平板部9の表面9X(表平面)に折返される。
各第4保形平板部27,28は、図66及び図67に示すように、各第4保形平板部27,28の表面27X,28Xを各第1保形平板部13,14の表面13X,14Xに向けて、各基準切込直線LY,LY(基準折曲直線LX)に沿って各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に折返される。
これにより、上平板4は、基準折曲直線LXを境(境界線)として下平板3の表面3Xに重ねて配置される。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LXを境(境界線)として第1下側脚平板部9に重ねて配置される。
各第4保形平板部27,28は、各基準切込直線LY,LY(基準折曲直線LY)を境(境界線)として各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に重ねて配置される。
押え平板部19は、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、積載平板部7の表面7Xに重ねて配置される。
押え窓穴20は、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、積載窓穴8に重ねて配置される。
第1上側脚平板部21は、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1上側脚平板部21の表面21Xを第2下側脚平板部10の表面10Xを向けて、第2下側脚平板部10の表面10X(表平面)に重ねて配置される。
各上側立上げ平板部23,24は、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、各上側立上げ平板部23,24の表面23X,24Xを各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12Xに向けて、各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12X(表平面)に重ねて配置される。
各第3保形平板部25,26は、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、各第3保形平板部25,26の表面25X,26Xを各第2保形平板部15,16の表面15X,16Xに向けて、各第2保形平板部15,16の表面15X,16X(表平面)に重ねて配置される。
上平板4は、図57に示すように、下平板3の表面3Xに重ねた状態において、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を配置する。
上平板4は、図67に示すように、下平板3の表面3Xに重ねた状態において、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を配置する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第2押えシート部2Bの表面を第1押えシート部2Aの表面に向けて、第1押えシート部2Aの表面に重ねて配置される。
第2押えシート部2Bは、図66及び図67に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)を覆って、物品Zに当接される。
このとき、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに接触することなく、押え窓穴20の内側(押え窓穴20内)に位置する第2押えシート部2Bに当接される。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に、物品Z(商品)を配置する。
各積載保持平板部51,51,…は、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第2押えシート部2Bとの間に物品Zを配置して、物品Zを保持する。
続いて、図67乃至図74に示すように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22を、上側の第1折曲直線L1及び上側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X(裏平面)に折曲げる。
このとき、第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第6間隔P6を隔てる第1折曲直線L1(上側の第7折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Y側(各積載保持平板部51の裏面51Y側)に折曲げられる。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19X側に折曲げられる。
これにより、第1下側脚平板部9は、図74に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第1下側脚平板部9は、上側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(各積載保持平板部51の裏面51Y側)に立下げられる。
第2上側脚平板部22は、図74に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側(第2押えシート部2Bの表面側)に立下げられる。立下げた第2上側平板部22は、図71及び図74に示すように、立下げた第1下側脚平板部9の表面9Xに当接して、第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられる。第2上側脚平板部22は、下側の第7折曲直線L7を境(境界線)として、立下げられた第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図68乃至図74に示すように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21を、下側の第1折曲直線L1及び下側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
このとき、第2下側脚平板部10は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Yに折曲げられる。
第1上側脚平板部21は、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁1A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
これにより、第2下側脚平板部10は、図74に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、下側の第1折曲直線L1に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(各積載保持平板部51,51,…の裏面51Y側)に立下げられる。
第1上側脚平板部21は、図74に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側(第2押えシート部2Bの表面側)に立下げられる。立下げた第1上側脚平板部21は、図74に示すように、立下げた第2下側脚平板部10の表面10Xに当接して、第2下側脚平板部10の表面10Xに重ねられる。第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L10を境(境界線)として、立下げられた第2下側脚平板部10に重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図67乃至図71に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部11及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第4折曲直線L4及び右側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、右側の下側立上げ平板部11は、図68乃至図70に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(右側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図68乃至図70に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(右側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、右側の下側立上げ平板部11は、図70に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。右側の下側立上げ平板部11は、右側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図70に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部23は、図68乃至図70に示すように、立上げられた下側立上げ平板部11の表面11X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部11の表面11Xに重ねられる。右側の上側立上げ平板部23は、右側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部11に重ねられて、押え平板部19の裏面Y側に立上げられる。
このように、右側の下側立上げ平板部11及び右側の上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図67乃至図71に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部12及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第4折曲直線L4及び左側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、左側の下側立上げ平板部12は、図68乃至図70に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(左側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図68乃至図70に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(左側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、左側の下側立上げ平板部12は、図70に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。左側の下側立上げ平板部12は、左側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図70に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部24は、図68乃至図70に示すように、立上げられた下側立上げ平板部12の表面12X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部12の表面12Xに重ねられる。左側の上側立上げ平板部24は、左側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部12に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、左側の下側立上げ平板部12及び左側の上側立上げ平板部24は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図67乃至図69に示すように、重ね配置された第1保形平板部13及び第4保形平板部27は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第2折曲直線L2、右側の第5折曲直線L5、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第1保形平板部13は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(右側の第2折曲直線L2)、右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部27は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(右側の第9折曲直線L9)、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第1保形平板部13は、図68及び図69に示すように、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第1保形平板部13は、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第4保形平板部27は、図68及び図69に示すように、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第4保形平板部27は、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、図68及び図69に示すように、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13(右側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図68及び図69に示すように、重ね配置された第1保形平板部14及び第4保形平板部28は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第2折曲直線L2、左側の第5折曲直線L5、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第1保形平板部14は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(左側の第2折曲直線L2)、左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部28は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(左側の第9折曲直線L9)、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第1保形平板部14は、図68及び図69に示すように、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第1保形平板部14は、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第4保形平板部28は、図68及び図69に示すように、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第4保形平板部27は、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、図68及び図69に示すように、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14(左側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図68及び図69に示すように、重ね配置された第2保形平板部15及び第3保形平板部25は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第3折曲直線L3、右側の第6折曲直線L6、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第2保形平板部15は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(右側の第3折曲直線L3)、右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部25は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(右側の第8折曲直線L8)、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第2保形平板部15は、図68及び図69に示すように、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第2保形平板部15は、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第3保形平板部25は、図68及び図69に示すように、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15(右側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
図68及び図69に示すように、重ね配置された第2保形平板部16及び第3保形平板部26は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第3折曲直線L3、左側の第6折曲直線L6、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第2保形平板部16は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(左側の第3折曲直線L3)、左側の第6折曲直線L3に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部26は、図68及び図69に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(左側の第8折曲直線L8)、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第2保形平板部16は、図68及び図69に示すように、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第2保形平板部16は、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第3保形平板部26は、図68及び図69に示すように、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16(左側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図68乃至図71に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、物品Z(下平板3)に押付けられる。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bにて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを定着する。
各積載保持平板部51,51,…は、図70及び図71に示すように、各第1折曲直線L1,L1を折曲直線として、積載平板部7の裏面7Yから突出可能であって、物品Zを第2押えシート部2Bに向けて押付ける。
これにより、各積載保持平板部51,51,…は、第1押えシート部2A上の物品Zを保持して、第2押えシート部2Bとで物品Zを挟持する。
続いて、各下側立上げ平板部11,12、及び各上側立上げ平板部23,24は、図72乃至図74に示すように、立上げ角θBから積載平板部7の表面7X及び押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げられる。
このとき、各第1保形平板部13,14、及び各第2保形平板部15,16は、図72乃至図74に示すように、各第2折曲直線L2,L2、各第3折曲直線L3,L3、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に沿って、各下側立上げ平板部11,12の裏面11Y,12Yに平行する位置に折返えされ、及び積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げられる。
また、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28は、図72乃至図74に示すように、各第8折曲直線L8,L8、各第9折曲直線L9,L9、各第11折曲直線L11,L11、各第12折曲直線L12,L12、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14に沿って、各上側立上げ平板部23,24の裏面23Y,24Yに平行する位置に折返えされ、及び押え平板部19の裏面19Yに直行する位置に立上げられる。
これにより、下側立上げ平板部11、第1保形平板部13、上側立上げ平板部23、及び第4保形平板部27は、図72及び図73に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第1保形平板部13は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P3)において、上側立上げ平板部23及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第1保形平板部14、上側立上げ平板部24、及び第4保形平板部28は、図72及び図73に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部12及び第1保形平板部14は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部11、第2保形平板部15、上側立上げ平板部23、及び第3保形平板部25は、図72及び図73に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第2保形平板部15は、第11及び第12折曲直線L11,L11の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部23及び第3保形平板部25の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第2保形平板部16、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26は、図72及び図73に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される・下側立上げ平板部12及び第2保形平板部16は、第11及び第12折曲直線L11,L12の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26の間に折込まれる。
下平板3の第7板下側縁部3R,3S(各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3S)は、図72及び図73に示すように、各下側立上げ平板部11,12を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、積載平板部7の表面7Xに平行配置される。
上平板4の第7板上側縁部4R,4S(各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4S)は、各上側立上げ平板部23,24を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、押え平板部19の裏面19Yに平行配置される。
下平板3の各第5板下側縁部3N,3Q、及び第6板下側縁部3P,3Q(各第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Q)は、図72に示すように、各第1及び各第2保形平板部13〜16を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに面一として平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
上平板4の各第5板上側縁部4N,4Q、及び第6板上側縁部4P,4Q(各第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Q)は、図72に示すように、各第3及び各第4保形平板部25〜28を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4Sに平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
これにより、梱包用緩衝材X3は、物品Z(商品)を梱包して組立てられる。
物品Z(商品)を梱包して組立てられた梱包用緩衝材X3(以下、「組立て梱包した梱包用緩衝材X3」という)は、運送(運搬)する際に、図75乃至図77に示すように、直方体の梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X3は、図75乃至図77に示すように、積載平板部7の裏面7Y側から梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X3は、図77に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10、第1及び第2上側脚平板部21,22(下平板3の板上縁3A及び板下縁3B、上平板4の板上縁4A及び板下縁4B)を梱包箱Bの底平板101に当接して。梱包箱B内に収納される。
また、組立て梱包した梱包用緩衝材X3は、図76に示すように、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの側平板52,52に当接して、梱包箱B内に収納される。
続いて、梱包箱Bの蓋平板53を閉じて、蓋平板53を、立上げられた各下側立上げ平板部11,12、立上げられた各上側立上げ平板部23,24に当接して運送する。
このとき、組立て梱包した梱包用緩衝材X3は、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの各側平板52,52に当接するので、梱包用緩衝材X1の組立ては開放(展開)されず、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げ角度θAを保持する。
<第4実施形態>
第4実施形態の梱包用緩衝材X4について、図78乃至図96を参照して説明する。
なお、図78乃至図96において、図1乃至図41と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
また、説明の便宜上、先ず、組立前の展開した第4実施形態の梱包用緩衝材X4について説明し、次に、第4実施形態の梱包用緩衝材X4を組立てて物品(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について説明する。
図60乃至図65において、第4実施形態の梱包用緩衝材X4(以下、「梱包用緩衝材X4」という)は、押えシート2、下平板3、及び上平板4を備える。
梱包用緩衝材X4の下平板3、及び上平板4は、例えば、図1乃至図41で説明した梱包用緩衝材X1(実施形態1)において、基準折曲直線LX(図1及び図2参照)に沿って上下に2分割(下平板3及び上平板4に切断)して構成される。梱包用緩衝材X4は、図1及び図2に示す梱包用緩衝材X1の基準折曲直線LXを、下平板3の板上縁3A及び上平板4の板下縁4Bとする(図78乃至図80参照)。
梱包用緩衝材X4において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第1折曲直線L1,L1、左右一対の第2折曲直線L2,L2、左右一対の第3折曲直線L3,L3、左右一対の第4折曲直線L4,L4、左右一対の第5折曲直線L5,L5、左右一対の第6折曲直線L6,L6、左右一対の第1下側折曲穴5,5及び左右一対の第2下側折曲穴6,6を有する。下平板3は、板上縁3A、板下縁3B、左右一対の板下側縁3C,3Dを有する(図78乃至図80参照)。
梱包用緩衝材X4において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、積載平板部7、積載窓穴8、第1下側脚平板部9、第2下側脚平板部10、左右一対の下側立上げ平板部11,12、左右一対の第1保形平板部13,14、及び左右一対の第2保形平板部15,16で構成される(図78乃至図84参照)。
梱包用緩衝材X4において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第7折曲直線L7,L7、左右一対の第8折曲直線L8,L8、左右一対の第9折曲直線L9,L9、左右一対の第10折曲直線L10,L10、左右一対の第11折曲直線L11,L11、左右一対の第12折曲直線L12,L12、左右一対の第13折曲直線L13,L13、左右一対の第14折曲直線L14,L14、左右一対の第1上側折曲穴17,17、及び左右一対の第2上側折曲穴18,18を有する。上平板4は、板上縁4A、板下縁4B、及び左右一対の板上側縁4C,4Dを有する(図78乃至図80参照)。
梱包用緩衝材X4において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、押え平板部19、押え窓穴20、第1上側脚平板部21、第2上側脚平板部22、左右一対の上側立上げ平板部23,24、左右一対の第3保形平板部25,26、及び左右一対の第4保形平板部27,28で構成される(図78乃至図84参照)。
梱包用緩衝材X4において、押えシート2は、図78及び図80に示すように、2枚のシート(フィルム)にて第1及び第2押えシート部2A,2Bを構成する。1枚のシート(フィルム)でなる第1押えシート部2Aは、図1乃至図41で説明したと同様に、積載窓穴8を覆って、積載平板部7の表面7Xに積層されて、積載窓穴8の積載窓縁(窓穴上縁8A,窓穴下縁8B,窓穴右縁8C及び窓穴左縁8D)に沿って下平板3の表面3Xに固定される(図78及び図80参照)。1枚のシール(フィルム)でなる第2押えシート部2Bは、図1乃至図41で説明したと同様に、押え窓穴20を覆って、押え平板部19の表面19Xに積層されて、押え窓穴20の押え窓穴縁(窓穴上縁20A,窓穴下縁20B,窓穴右縁20C及び窓穴左縁20D)に沿って上平板4の表面4Xに固定される(図78及び図80参照)。
<物品(商品)の梱包>
次に、梱包用緩衝材X4を組立てて、物品Z(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について、図85乃至図93を参照して説明する。
先ず、展開した梱包用緩衝材X4において、物品Z(商品)を下平板3の表面3Xに積載(載置)する(図85参照)。
物品Zは、図85に示すように、下平板3の表面3Xから積載窓穴8内(積載窓穴8の内側)に配置されて、第1押えシート部2A(第1押えシート部2Aの表面)上に積載(載置)される。
このとき、物品Zは、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dに接触することなく、積載窓穴8の内側の第1押えシート部2A上(第1押えシート部2Aの表面上)に積載(載置)される。
図85及び図86において、上平板4を、下平板3の表面3Xに積載(積層)する。上平板4は、表面4Xを下平板3の表面3Xに向けて、下平板3の表面3Xに積載される。
上平板4は、例えば、図86に示すように、上平板4の板上縁4Aを下平板3の板下縁3Bに一致させて、及び上平板4の板上側縁4C,4Dを下平板3の各板下側縁3C,3Dに一致させて、下平板3の表面3Xに重ねて配置する。
このとき、押え平板部19は、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、積載平板部7に重ねて配置される。
押え窓穴20は、図86及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、積載窓穴8に重ねて配置される。
第1上側脚平板部21は、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第1上側脚平板部21の表面21Xを第2下側脚平板部10の表面10Xに向けて、第2下側脚平板部10の表面10X(表平面)に重ねて配置される。
第2上側脚平板部22は、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第2上側脚平板部22の表面22Xを第1下側脚平板部9の表面9Xに向けて、第1下側脚平板部9の表面9X(表平面)に重ねて配置される。
各上側立上げ平板部23,24は、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各上側立上げ平板部23,24の表面23X,24Xを各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12Xに向けて、各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12X(表平面)に重ねて配置される。
各第4保形平板部27,28は、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第4保形平板部27,28の表面27X,28Xを各第1保形平板部13,14の表面13X,14Xに向けて、各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に重ねて配置される。
上平板4は、図86に示すように、下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を配置する。
上平板4は、図86に示すように、下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を配置する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第2押えシート部2Bの表面を第1押えシート部2Aの表面に向けて、第1押えシート部2Aの表面に重ねて配置される。
第2押えシート部2Bは、図85及び図86に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)を覆って、物品Zに当接される。
このとき、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに接触することなく、押え窓穴20の内側(押え窓穴20内)に位置する第2押えシート部2Bに当接される。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に、物品Z(商品)を配置する。
続いて、図86乃至図93に示すように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22を、上側の第1折曲直線L1及び上側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y側(第1押えシート部2Aの裏面側)及び押え平板部19の表面19X側(第2押えシート部2Bの裏面側)に折曲げる。
このとき、第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第6間隔P6を隔てる第1折曲直線L1(上側の第7折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に折曲げられる。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19X側に折曲げられる。
これにより、第1下側脚平板部9は、図93に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第1下側脚平板部9は、上側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(第1押えシート部2Aの裏面側)に立下げられる。
第2上側脚平板部22は、図93に示すように、押え平板部19の表面19X(第2押えシート部2Bの表面側)に立下げ角度θAをなして、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第2上側平板部22は、図90及び図93に示すように、立下げた第1下側脚平板部9の表面9Xに当接して、第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられる。第2上側脚平板部22は、下側の第7折曲直線L7を境(境界線)として、立下げられた第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図86乃至図93に示すように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21を、下側の第1折曲直線L1及び下側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
このとき、第2下側脚平板部10は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Yに折曲げられる。
第1上側脚平板部21は、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁1A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
これにより、第2下側脚平板部10は、図93に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、下側の第1折曲直線L1に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。
第1上側脚平板部21は、図93に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第1上側脚平板部21は、図90及び図93に示すように、立下げた第2下側脚平板部10の表面10Xに当接して、第2下側脚平板部10の表面10Xに重ねられる。第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L10を境(境界線)として、立下げられた第2下側脚平板部10に重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図86乃至図93に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部11及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第4折曲直線L4及び右側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側(第1押えシート部2Aの表面側)及び押え平板部19の裏面19Y側(第2押えシート部2Bの裏面側)に立上げられる。
このとき、右側の下側立上げ平板部11は、図87乃至図89に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(右側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図87乃至図89に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(右側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、右側の下側立上げ平板部11は、図89に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。右側の下側立上げ平板部11は、右側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図89に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部23は、図87乃至図89に示すように、立上げられた下側立上げ平板部11の表面11X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部11の表面11Xに重ねられる。右側の上側立上げ平板部23は、右側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部11に重ねられて、押え平板部19の裏面Y側に立上げられる。
このように、右側の下側立上げ平板部11及び右側の上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図85乃至図90に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部12及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第4折曲直線L4及び左側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、左側の下側立上げ平板部12は、図87乃至図89に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(左側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図87乃至図89に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(左側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、左側の下側立上げ平板部12は、図89に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。左側の下側立上げ平板部12は、左側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図89に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部24は、図87乃至図89に示すように、立上げられた下側立上げ平板部12の表面12X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部12の表面12Xに重ねられる。左側の上側立上げ平板部24は、左側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部12に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、左側の下側立上げ平板部12及び左側の上側立上げ平板部24は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図86乃至図88に示すように、重ね配置された第1保形平板部13及び第4保形平板部27は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第2折曲直線L2、右側の第5折曲直線L5、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第1保形平板部13は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(右側の第2折曲直線L2)、右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部27は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(右側の第9折曲直線L9)、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第1保形平板部13は、図87及び図88に示すように、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第1保形平板部13は、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第4保形平板部27は、図87及び図88に示すように、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第4保形平板部27は、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、図87及び図88に示すように、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13(右側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図87及び図88に示すように、重ね配置された第1保形平板部14及び第4保形平板部28は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第2折曲直線L2、左側の第5折曲直線L5、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第1保形平板部14は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(左側の第2折曲直線L2)、左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部28は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(左側の第9折曲直線L9)、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第1保形平板部14は、図87及び図88に示すように、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第1保形平板部14は、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第4保形平板部28は、図87及び図88に示すように、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第4保形平板部27は、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、図87及び図88に示すように、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14(左側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図87及び図88に示すように、重ね配置された第2保形平板部15及び第3保形平板部25は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第3折曲直線L3、右側の第6折曲直線L6、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第2保形平板部15は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(右側の第3折曲直線L3)、右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部25は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(右側の第8折曲直線L8)、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第2保形平板部15は、図87及び図88に示すように、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第2保形平板部15は、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第3保形平板部25は、図87及び図88に示すように、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15(右側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
図87及び図88に示すように、重ね配置された第2保形平板部16及び第3保形平板部26は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第3折曲直線L3、左側の第6折曲直線L6、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第2保形平板部16は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(左側の第3折曲直線L3)、左側の第6折曲直線L3に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部26は、図87及び図88に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(左側の第8折曲直線L8)、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第2保形平板部16は、図87及び図88に示すように、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第2保形平板部16は、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第3保形平板部26は、図87及び図88に示すように、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16(左側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図87乃至図90に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、物品Z(下平板3)に押付けられる。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bにて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを定着する。
続いて、各下側立上げ平板部11,12、及び各上側立上げ平板部23,24は、図91乃至図93に示すように、立上げ角θBから積載平板部7の表面7X及び押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げられる。
このとき、各第1保形平板部13,14、及び各第2保形平板部15,16は、図91乃至図93に示すように、各第2折曲直線L2,L2、各第3折曲直線L3,L3、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に沿って、各下側立上げ平板部11,12の裏面11Y,12Yに平行する位置に折返えされ、及び積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げられる。
また、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28は、図91乃至図93に示すように、各第8折曲直線L8,L8、各第9折曲直線L9,L9、各第11折曲直線L11,L11、各第12折曲直線L12,L12、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14に沿って、各上側立上げ平板部23,24の裏面23Y,24Yに平行する位置に折返えされ、及び押え平板部19の裏面19Yに直行する位置に立上げられる。
これにより、下側立上げ平板部11、第1保形平板部13、上側立上げ平板部23、及び第4保形平板部27は、図91及び図92に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第1保形平板部13は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P3)において、上側立上げ平板部23及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第1保形平板部14、上側立上げ平板部24、及び第4保形平板部28は、図91及び図92に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部12及び第1保形平板部14は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部11、第2保形平板部15、上側立上げ平板部23、及び第3保形平板部25は、図91及び図92に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第2保形平板部15は、第11及び第12折曲直線L11,L11の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部23及び第3保形平板部25の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第2保形平板部16、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26は、図91及び図92に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される・下側立上げ平板部12及び第2保形平板部16は、第11及び第12折曲直線L11,L12の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26の間に折込まれる。
下平板3の第7板下側縁部3R,3S(各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3S)は、図91及び図92に示すように、各下側立上げ平板部11,12を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、積載平板部7の表面7Xに平行配置される。
上平板4の第7板上側縁部4R,4S(各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4S)は、各上側立上げ平板部23,24を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、押え平板部19の裏面19Yに平行配置される。
下平板3の各第5板下側縁部3N,3Q、及び第6板下側縁部3P,3Q(各第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Q)は、図91に示すように、各第1及び各第2保形平板部13〜16を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに面一として平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
上平板4の各第5板上側縁部4N,4Q、及び第6板上側縁部4P,4Q(各第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Q)は、図91に示すように、各第3及び各第4保形平板部25〜28を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4Sに平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
これにより、梱包用緩衝材X4は、物品Z(商品)を梱包して組立てられる。
物品Z(商品)を梱包して組立てられた梱包用緩衝材X4(以下、「組立て梱包した梱包用緩衝材X4」という)は、運送(運搬)する際に、図94乃至図96に示すように、直方体の梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X4は、図94乃至図96に示すように、積載平板部7の裏面7Y側から梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X4は、図96に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10、第1及び第2上側脚平板部21,22(下平板3の板上縁3A及び板下縁3B、上平板4の板上縁4A及び板下縁4B)を梱包箱Bの底平板101に当接して。梱包箱B内に収納される。
また、組立て梱包した梱包用緩衝材X4は、図95に示すように、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの側平板52,52に当接して、梱包箱B内に収納される。
続いて、梱包箱Bの蓋平板53を閉じて、蓋平板53を、立上げられた各下側立上げ平板部11,12、立上げられた各上側立上げ平板部23,24に当接して運送する。
このとき、組立て梱包した梱包用緩衝材X4は、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの各側平板52,52に当接するので、梱包用緩衝材X1の組立ては開放(展開)されず、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げ角度θAを保持する。
<実施形態5>
第5実施形態の梱包用緩衝材X5について、図97乃至図115を参照して説明する。
なお、図97乃至図115において、図1乃至図41、及び図69乃至図77と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
また、説明の便宜上、先ず、組立前の展開した第5実施形態の梱包用緩衝材X5について説明し、次に、第5実施形態の梱包用緩衝材X5を組立てて物品(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について説明する。
図97乃至図103において、第5実施形態の梱包用緩衝材X5(以下、「梱包用緩衝材X5」という)は、押えシート2、下平板3、及び上平板4を備える。
梱包用緩衝材X5の下平板3、及び上平板4は、例えば、図42乃至59で説明した梱包用緩衝材X2(実施形態2)において、基準折曲直線LX(図42及び図43参照)に沿って上下に2分割(下平板3及び上平板4に切断)して構成される。梱包用緩衝材X5は、図42及び図43に示す梱包用緩衝材X2の基準折曲直線LXを、下平板3の板上縁3A及び上平板4の板下縁4Bとする(図97乃至図99参照)。
梱包用緩衝材X5において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第1折曲直線L1,L1、左右一対の第2折曲直線L2,L2、左右一対の第3折曲直線L3,L3、左右一対の第4折曲直線L4,L4、左右一対の第5折曲直線L5,L5、左右一対の第6折曲直線L6,L6、左右一対の第1下側折曲穴5,5及び左右一対の第2下側折曲穴6,6を有する。下平板3は、板上縁3A、板下縁3B、左右一対の板下側縁3C,3Dを有する(図97乃至図99参照)。
梱包用緩衝材X5において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、積載平板部7、積載窓穴8、第1下側脚平板部9、第2下側脚平板部10、左右一対の下側立上げ平板部11,12、左右一対の第1保形平板部13,14、及び左右一対の第2保形平板部15,16で構成される(図99乃至図103参照)。
梱包用緩衝材X5において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第7折曲直線L7,L7、左右一対の第8折曲直線L8,L8、左右一対の第9折曲直線L9,L9、左右一対の第10折曲直線L10,L10、左右一対の第11折曲直線L11,L11、左右一対の第12折曲直線L12,L12、左右一対の第13折曲直線L13,L13、左右一対の第14折曲直線L14,L14、左右一対の第1上側折曲穴17,17、及び左右一対の第2上側折曲穴18,18を有する。上平板4は、板上縁4A、板下縁4B、及び左右一対の板上側縁4C,4Dを有する(図97乃至図99参照)。
梱包用緩衝材X5において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、押え平板部19、押え窓穴20、第1上側脚平板部21、第2上側脚平板部22、左右一対の上側立上げ平板部23,24、左右一対の第3保形平板部25,26、及び左右一対の第4保形平板部27,28で構成される(図97乃至図103参照)。
梱包用緩衝材X5において、積載窓穴8は、図42乃至図47で説明したと同様に、積載窓穴部37を有する(図97乃至図100参照)。
梱包用緩衝材X5において、下平板3は、図42乃至図47で説明したと同様に、積載補強平板35(複数の積載補強平板部38,38,…及び複数の補強切込直線LM,LM,を備える(図97乃至図100参照)。
梱包用緩衝材X5において、押え窓穴20は、図42乃至図47で説明したと同様に、押え窓穴部41を有する(図97乃至図99、図102及び図103参照)。
梱包用緩衝材X5において、上平板4は、図42乃至図47で説明したと同様に、押え補強平板36(複数の押え補強平板部42,42,…及び複数の補強切込直線LN,LN,…)を備える(図97乃至図99、図102及び図103参照)。
梱包用緩衝材X5において、押えシート2は、図97及び図99に示すように、2枚のシート(フィルム)にて第1押えフィルム部2A及び第2押えフィルム部2Bを構成する。1枚のシート(フィルム)でなる第1押えフィルム部2Aは、図97及び図99に示すように、積載窓穴8、積載窓穴部37及び積載補強平板35(各積載補強平板部38,38,…及び積載窓穴部37)を覆って、積載平板部7の表面7Xに積層され、図1乃至図41で説明したと同様に、積載窓穴8の積載窓縁(窓穴上縁8A,窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8D)に沿って下平板3の表面3Xに固定される(図97及び図99参照)。1枚のシート(フィルム)でなる第2押えシート部2Bは、図97及び図99に示すように、押え窓穴20、押え窓穴部41及び押え補強平板36(押え補強平板部42,42,…)を覆って、押え平板部19の表面91Xに積層され、図1乃至図41で説明したと同様に、押え窓穴19の押え窓縁(窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20D)に沿って上平板4の表面4Xに固定される(図97及び図99参照)。
<物品(商品)の梱包>
次に、梱包用緩衝材X5を組立てて、物品Z(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について、図104乃至図112を参照して説明する。
先ず、展開した梱包用緩衝材X5において、物品Z(商品)を下平板3の表面3Xに積載(載置)する(図104参照)。
物品Zは、図104に示すように、下平板3の表面3Xから積載窓穴8内(積載窓穴8の内側)に配置されて、第1押えシート部2A上(第1押えシート部2Aの表面上)、及び積載補強平板35上(各積載補強平板部38,38,…上)に積載(載置)される。
このとき、物品Zは、積載窓穴8の積載窓穴縁であって、窓穴上縁8A、窓穴下縁8B、窓穴右縁8C及び窓穴左縁8Dを横切って積載することなく、積載窓穴8の内側の第1押えシート部2A上、及び各積載補強平板部38,38,…上に積載(載置)される。
図104及び図105において、上平板4を、下平板3の表面3Xに積載(積層)する。上平板4は、表面4Xを下平板3の表面3Xに向けて、下平板3の表面3Xに積載される。
上平板4は、例えば、図105に示すように、上平板4の板上縁4Aを下平板3の板下縁3Bに一致させて、及び上平板4の板上側縁4C,4Dを下平板3の各板下側縁3C,3Dに一致させて、下平板3の表面3Xに重ねて配置する。
このとき、押え平板部19は、図105及び図106に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、積載平板部7に重ねて配置される。
押え窓穴20は、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、積載窓穴8に重ねて配置される。
第1上側脚平板部21は、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第1上側脚平板部21の表面21Xを第2下側脚平板部10の表面10Xに向けて、第2下側脚平板部10の表面10X(表平面)に重ねて配置される。
第2上側脚平板部22は、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面4Xに積載した状態において、第2上側脚平板部22の表面22Xを第1下側脚平板部9の表面9Xに向けて、第1下側脚平板部9の表面9X(表平面)に重ねて配置される。
各上側立上げ平板部23,24は、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各上側立上げ平板部23,24の表面23X,24Xを各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12Xに向けて、各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12X(表平面)に重ねて配置される。
各第4保形平板部27,28は、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第4保形平板部27,28の表面27X,28Xを各第1保形平板部13,14の表面13X,14Xに向けて、各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に重ねて配置される。
上平板4は、図105に示すように、下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を配置する。
上平板4は、図105に示すように、下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を配置する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第2押えシート部2Bの表面を第1押えシート部2Aの表面に向けて、第1押えシート部2Aの表面に重ねて配置される。
第2押えシート部2Bは、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)を覆って、物品Zに当接される。
このとき、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)は、押え窓穴20の押え窓穴縁であって、窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに接触することなく、押え窓穴20の内側(押え窓穴20内)に位置する第2押えシート部2Bに当接される。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に、物品Z(商品)を配置する。
押え補強平板36において、各押え補強平板部42,42,…は、図104及び図105に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各押え補強平板部42,42,…の表面を各積載補強平板部38,38,…の表面に向けて、各積載補強平板部38,38,…の表面に重ねて配置される。
これにより、各押え補強平板部42,42,…は、第2押えシート部2Bを介して、第1押えシート部2A上の物品Zに当接される。
積載補強平板35、及び押え補強平板36は、第1及び第2押えシート部2A,2Bを介して、物品Zを各積載補強平板部38,38,…及び各押え補強平板部42,42,…の間に配置する。
続いて、図104乃至図112に示すように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22を、上側の第1折曲直線L1及び上側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X(表平面)に折曲げる。
このとき、第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第6間隔P6を隔てる第1折曲直線L1(上側の第7折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に折曲げられる。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19X側に折曲げられる。
これにより、第1下側脚平板部9は、図112に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第1下側脚平板部9は、上側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(第1押えシート部2Aの裏面、各積載補強平板部38の裏面)に立下げられる。
第2上側脚平板部22は、図112に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側(第2押えシート部2Bの表面側、各押え補強平板部42の表面側)に立下げられる。立下げた第2上側平板部22は、図109及び図112に示すように、立下げた第1下側脚平板部9の表面9Xに当接して、第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられる。第2上側脚平板部22は、下側の第7折曲直線L7を境(境界線)として、立下げられた第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図104乃至図112に示すように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21を、下側の第1折曲直線L1及び下側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
このとき、第2下側脚平板部10は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Yに折曲げられる。
第1上側脚平板部21は、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁1A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
これにより、第2下側脚平板部10は、図112に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、下側の第1折曲直線L1に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。
第1上側脚平板部21は、図112に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第1上側脚平板部21は、図109及び図112に示すように、立下げた第2下側脚平板部10の表面10Xに当接して、第2下側脚平板部10の表面10Xに重ねられる。第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L10を境(境界線)として、立下げられた第2下側脚平板部10に重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図105乃至図108に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部11及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第4折曲直線L4及び右側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、右側の下側立上げ平板部11は、図106乃至図108に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(右側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図106乃至図108に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(右側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、右側の下側立上げ平板部11は、図108に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。右側の下側立上げ平板部11は、右側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図108に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部23は、図106乃至図108に示すように、立上げられた下側立上げ平板部11の表面11X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部11の表面11Xに重ねられる。右側の上側立上げ平板部23は、右側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部11に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、右側の下側立上げ平板部11及び右側の上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図105乃至図108に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部12及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第4折曲直線L4及び左側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、左側の下側立上げ平板部12は、図106乃至図108に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(左側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図106乃至図108に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(左側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、左側の下側立上げ平板部12は、図108に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。左側の下側立上げ平板部12は、左側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図108に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部24は、図106乃至図108に示すように、立上げられた下側立上げ平板部12の表面12X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部12の表面12Xに重ねられる。左側の上側立上げ平板部24は、左側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部12に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、左側の下側立上げ平板部12及び左側の上側立上げ平板部24は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図105乃至図107に示すように、重ね配置された第1保形平板部13及び第4保形平板部27は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第2折曲直線L2、右側の第5折曲直線L5、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第1保形平板部13は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(右側の第2折曲直線L2)、右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部27は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(右側の第9折曲直線L9)、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第1保形平板部13は、図106及び図107に示すように、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第1保形平板部13は、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第4保形平板部27は、図106及び図107に示すように、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第4保形平板部27は、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、図106及び図107に示すように、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13(右側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図106及び図107に示すように、重ね配置された第1保形平板部14及び第4保形平板部28は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第2折曲直線L2、左側の第5折曲直線L5、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第1保形平板部14は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(左側の第2折曲直線L2)、左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部28は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(左側の第9折曲直線L9)、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第1保形平板部14は、図106及び図107に示すように、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第1保形平板部14は、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第4保形平板部28は、図106及び図107に示すように、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第4保形平板部27は、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、図106及び図107に示すように、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14(左側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図106及び図107に示すように、重ね配置された第2保形平板部15及び第3保形平板部25は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第3折曲直線L3、右側の第6折曲直線L6、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第2保形平板部15は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(右側の第3折曲直線L3)、右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部25は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(右側の第8折曲直線L8)、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第2保形平板部15は、図106及び図107に示すように、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第2保形平板部15は、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第3保形平板部25は、図106及び図107に示すように、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15(右側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
図106及び図107に示すように、重ね配置された第2保形平板部16及び第3保形平板部26は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第3折曲直線L3、左側の第6折曲直線L6、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第2保形平板部16は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(左側の第3折曲直線L3)、左側の第6折曲直線L3に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立下げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部26は、図106及び図107に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(左側の第8折曲直線L8)、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第2保形平板部16は、図106及び図107に示すように、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第2保形平板部16は、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第3保形平板部26は、図106及び図107に示すように、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16(左側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図106乃至図109に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、物品Z(下平板3)に押付けられる。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bにて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを定着する。
押え補強平板36は、図106乃至図109に示すように、下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、第2押えシート部2Bを介して、物品Z(下平板3)に押付けられる。
このとき、各積載補強平板部38,38,…は、図108及び図109に示すように、積載窓穴8の各窓縁8A〜8Dを折曲直線として、積載平板部7の裏面7Yから突出するように折曲げられ、各押え補強平板部42,42,…は、図50乃至図53に示すように、押え窓穴20の各窓縁20A〜20Dを折曲直線として、押え平板部19の裏面19Yから突出するように折曲げられる。
これにより、積載補強平板35、及び押え補強平板36は、各積載補強平板部38及び各押え補強平板部42にて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを保持する。各積載補強平板部38,38,…は、物品Zを各押え補強平板部42,42,…(第2押えシート部2B)に向けて押付け、及び各押え補強平板部42,42,は、物品Zを各積載補強平板部38,38,…(第1押えシート部2A)に向けて押付ける。
続いて、各下側立上げ平板部11,12、及び各上側立上げ平板部23,24は、図110乃至図112に示すように、立上げ角θBから積載平板部7の表面7X及び押え平板部19の表面19Xに直交する位置に立上げられる。
このとき、各第1保形平板部13,14、及び各第2保形平板部15,16は、図110乃至図112に示すように、各第2折曲直線L2,L2、各第3折曲直線L3,L3、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に沿って、各下側立上げ平板部11,12の裏面11Y,12Yに平行する位置に折返えされ、及び積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げられる。
また、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28は、図110乃至図112に示すように、各第8折曲直線L8,L8、各第9折曲直線L9,L9、各第11折曲直線L11,L11、各第12折曲直線L12,L12、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14に沿って、各上側立上げ平板部23,24の裏面23Y,24Yに平行する位置に折返えされ、及び押え平板部19の裏面19Yに直行する位置に立上げられる。
これにより、下側立上げ平板部11、第1保形平板部13、上側立上げ平板部23、及び第4保形平板部27は、図110及び図111に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第1保形平板部13は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P3)において、上側立上げ平板部23及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第1保形平板部14、上側立上げ平板部24、及び第4保形平板部28は、図110及び図111に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部12及び第1保形平板部14は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部11、第2保形平板部15、上側立上げ平板部23、及び第3保形平板部25は、図110及び図111に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第2保形平板部15は、第11及び第12折曲直線L11,L11の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部23及び第3保形平板部25の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第2保形平板部16、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26は、図110及び図111に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される・下側立上げ平板部12及び第2保形平板部16は、第11及び第12折曲直線L11,L12の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26の間に折込まれる。
下平板3の第7板下側縁部3R,3S(各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3S)は、図110乃至図112に示すように、各下側立上げ平板部11,12を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、積載平板部7の表面7Xに平行配置される。
上平板4の第7板上側縁部4R,4S(各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4S)は、各上側立上げ平板部23,24を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、押え平板部19の裏面19Yに平行配置される。
下平板3の各第5板下側縁部3N,3Q、及び第6板下側縁部3P,3Q(各第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Q)は、図110に示すように、各第1及び各第2保形平板部13〜16を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに面一として平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
上平板4の各第5板上側縁部4N,4Q、及び第6板上側縁部4P,4Q(各第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Q)は、図110に示すように、各第3及び各第4保形平板部25〜28を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4Sに平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
これにより、梱包用緩衝材X5は、物品Z(商品)を梱包して組立てられる。
物品Z(商品)を梱包して組立てられた梱包用緩衝材X5(以下、「組立て梱包した梱包用緩衝材X5」という)は、運送(運搬)する際に、図113乃至図115に示すように、直方体の梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X5は、図113乃至図115に示すように、積載平板部7の裏面7Y側から梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X5は、図115に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10、第1及び第2上側脚平板部21,22(下平板3の板上縁3A及び板下縁3B、上平板4の板上縁4A及び板下縁4B)を梱包箱Bの底平板101に当接して。梱包箱B内に収納される。
また、組立て梱包した梱包用緩衝材X5は、図114に示すように、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの側平板52,52に当接して、梱包箱B内に収納される。
続いて、梱包箱Bの蓋平板53を閉じて、蓋平板53を、立上げられた各下側立上げ平板部11,12、立上げられた各上側立上げ平板部23,24に当接して運送する。
このとき、組立て梱包した梱包用緩衝材X5は、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの各側平板52,52に当接するので、梱包用緩衝材X1の組立ては開放(展開)されず、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げ角度θAを保持する。
<実施形態6>
第6実施形態の梱包用緩衝材X6について、図116乃至図134を参照して説明する。
なお、図116乃至図134において、図1乃至図41、及び図60乃至図65と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
また、説明の便宜上、先ず、組立前の展開した第6実施形態の梱包用緩衝材X6について説明し、次に、第6実施形態の梱包用緩衝材X6を組立てて物品(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について説明する。
図116乃至図134において、第6実施形態の梱包用緩衝材X6(以下、「梱包用緩衝材X6」という)は、押えシート2、下平板3、及び上平板4を備える(図116乃至図122参照)。
梱包用緩衝材X6の下平板3、及び上平板4は、例えば、図60乃至77で説明した梱包用緩衝材X3(実施形態3)において、基準折曲直線LX(図60及び図61参照)に沿って上下に2分割(下平板3及び上平板4に切断)して構成される。梱包用緩衝材X6は、図60及び図61に示す梱包用緩衝材X3の基準折曲直線LXを、下平板3の板上縁3A及び上平板4の板下縁4Bとする(図116乃至図118参照)。
梱包用緩衝材X6において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第1折曲直線L1,L1、左右一対の第2折曲直線L2,L2、左右一対の第3折曲直線L3,L3、左右一対の第4折曲直線L4,L4、左右一対の第5折曲直線L5,L5、左右一対の第6折曲直線L6,L6、左右一対の第1下側折曲穴5,5及び左右一対の第2下側折曲穴6,6を有する。下平板3は、板上縁3A、板下縁3B、左右一対の板下側縁3C,3Dを有する(図116乃至図118参照)。
梱包用緩衝材X6において、下平板3は、図1乃至図41で説明したと同様に、積載平板部7、第1下側脚平板部9、第2下側脚平板部10、左右一対の下側立上げ平板部11,12、左右一対の第1保形平板部13,14、及び左右一対の第2保形平板部15,16で構成される(図116乃至図122参照)。
梱包用緩衝材X6は、積載窓穴8を有することなく構成される。
梱包用緩衝材X6において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、上下一対の第7折曲直線L7,L7、左右一対の第8折曲直線L8,L8、左右一対の第9折曲直線L9,L9、左右一対の第10折曲直線L10,L10、左右一対の第11折曲直線L11,L11、左右一対の第12折曲直線L12,L12、左右一対の第13折曲直線L13,L13、左右一対の第14折曲直線L14,L14、左右一対の第1上側折曲穴17,17、及び左右一対の第2上側折曲穴18,18を有する。上平板4は、板上縁4A、板下縁4B、及び左右一対の板上側縁4C,4Dを有する(図116乃至図118参照)。
梱包用緩衝材X6において、上平板4は、図1乃至図41で説明したと同様に、押え平板部19、押え窓穴20、第1上側脚平板部21、第2上側脚平板部22、左右一対の上側立上げ平板部23,24、左右一対の第3保形平板部25,26、及び左右一対の第4保形平板部27,28で構成される(図116乃至図122参照)。
梱包用緩衝材X6において、下平板3は、図60乃至図65で説明したと同様に、複数の積載保持平板部51,51,…を備え、各積載保持平板部51,51,…は、複数の保持切込直線LP,LP,…にて区画される(図116乃至図120参照)。
梱包用緩衝材X6において、押え窓穴20は、図60乃至図65で説明したと同様に、窓穴上縁20A及び窓穴下縁20Bを各第7折曲直線L7,L7に沿って配置する(図116及び図117参照)。
梱包用緩衝材X6において、第1押えシート部2Aは、図60乃至図65で説明したと同様に、積載平板部7の表面7Xに積載(積層)されて、各積載保持平板部51,51,…を覆って下平板3に固定される(図116乃至図120参照)。
梱包用緩衝材X6において、押えシート2は、図116及び図118に示すように、2枚のシート(フィルム)にて第1押えシート部2A及び第2押えシート部2Bを構成する。1枚のシート(フィルム)でなる第1押えシート部2Bは、図60乃至図62で説明したと同様に、各積載保持平板部51,51,…を覆って、積載平板部7の表面7Xに積層されて、下平板3の表面3Xに固定される(図116及び図118参照)。1枚のシート(フィルム)でなる第2押えシート部2Bは、図1乃至図41で説明したと同様に、押え窓穴20を覆って、押え平板部19の表面19Xに積層されて、押え窓穴20の押え窓縁(窓穴上縁20A,窓穴下縁20B,窓穴右縁20C及び窓穴左縁20D)に沿って上平板4の表面4Xに固定される(図116及び図118参照)。
<物品(商品)の梱包>
次に、梱包用緩衝材X6を組立てて、物品Z(商品)を梱包する要領(組立て梱包方法)について、図123乃至図131を参照して説明する。
先ず、展開した梱包用緩衝材X6において、物品Z(商品)を下平板3の表面3Xに積載(載置)する(図123参照)。
物品Zは、図123に示すように、下平板3の表面3Xから積載窓穴8内(積載窓穴8の内側)に配置されて、第1押えシート部2A上(第1押えシート部2Aの表面)、及び各積載保持平板部51,51,…上に積載(載置)される。
このとき、物品Zは、図123に示すように、各保持切込直線LP,LP,…を横切って、第1押えシート部2A上、及び各積載保持平板部51,51,…上に積載される。
図123及び図124において、上平板4を、下平板3の表面3Xに積載(積層)する。上平板4は、表面4Xを下平板3の表面3Xに向けて、下平板3の表面3Xに積載される。
上平板4は、例えば、図124に示すように、上平板4の板上縁4Aを下平板3の板下縁3Bに一致させて、及び上平板4の板上側縁4C,4Dを下平板3の各板下側縁3C,3Dに一致させて、下平板3の表面3Xに重ねて配置する。
このとき、押え平板部19は、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、積載平板部7に重ねて配置される。
押え窓穴20は、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、積載窓穴8に重ねて配置される。
第1上側脚平板部21は、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第1上側脚平板部21の表面21Xを第2下側脚平板部10の表面10Xに向けて、第2下側脚平板部10の表面10X(表平面)に重ねて配置される。
第2上側脚平板部22は、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、第2上側脚平板部22の表面22Xを第1下側脚平板部9の表面9Xに向けて、第1下側脚平板部9の表面9X(表平面)に重ねて配置される。
各上側立上げ平板部23,24は、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各上側立上げ平板部23,24の表面23X,24Xを各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12Xに向けて、各下側立上げ平板部11,12の表面11X,12X(表平面)に重ねて配置される。
各第4保形平板部27,28は、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第4保形平板部27,28の表面27X,28Xを各第1保形平板部13,14の表面13X,14Xに向けて、各第1保形平板部13,14の表面13X,14X(表平面)に重ねて配置される。
上平板4は、図124に示すように、下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第11折曲直線L11,L11及び各第12折曲直線L12,L12の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第6折曲直線L6,L6を配置する。
上平板4は、図124に示すように、下平板3の表面3Xに積載した状態において、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14の間(各第13間隔P13)に、下平板3の各第5折曲直線L5,L5を配置する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第2押えシート部2Bの表面を第1押えシート部2Aの表面に向けて、第1押えシート部2Aの表面に重ねて配置される。
第2押えシート部2Bは、図123及び図124に示すように、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)を覆って、物品Zに当接される。
このとき、第1押えシート部2A上の物品Z(商品)は、押え窓穴20の窓穴縁であって、窓穴上縁20A,窓穴下縁20B、窓穴右縁20C及び窓穴左縁20Dに接触することなく、押え窓穴20の内側(押え窓穴20内)に位置する第2押えシート部2Bに当接される。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bの間に、物品Z(商品)を配置する。
各積載保持平板部51,51,…は、上平板4を下平板3の表面3Xに折返した状態において、第2押えシート部2Bとの間に物品Zを配置して、物品Zを保持する。
続いて、図124乃至図131に示すように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22を、上側の第1折曲直線L1及び上側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X(裏平面)に折曲げる。
このとき、第1下側脚平板部9は、基準折曲直線LX(下平板3の板上縁3A)に第6間隔P6を隔てる第1折曲直線L1(上側の第7折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に折曲げられる。
第2上側脚平板部22は、基準折曲直線LX(上平板4の板下縁4B)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(下側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19X側に折曲げられる。
これにより、第1下側脚平板部9は、図131に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、上側の第1折曲直線L1に沿って積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第1下側脚平板部9は、上側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。
第2上側脚平板部22は、図131に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、下側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側に立下げられる。立下げた第2上側平板部22は、図128及び図131に示すように、立下げた第1下側脚平板部9の表面9Xに当接して、第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられる。第2上側脚平板部22は、下側の第7折曲直線L7を境(境界線)として、立下げられた第1下側脚平板部9の表面9Xに重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第1下側脚平板部9及び第2上側脚平板部22は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図125乃至図131に示すように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21を、下側の第1折曲直線L1及び下側の第7折曲直線L7に沿って、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
このとき、第2下側脚平板部10は、基礎平板体1の板下縁1B(下平板3の板下縁3B)に第1間隔P1を隔てる第1折曲直線L1(下側の第1折曲直線)に沿って、積載平板部7の裏面7Yに折曲げられる。
第1上側脚平板部21は、基礎平板体1の板上縁1A(上平板4の板上縁1A)に第6間隔P6を隔てる第7折曲直線L7(上側の第7折曲直線)に沿って、押え平板部19の表面19Xに折曲げられる。
これにより、第2下側脚平板部10は、図131に示すように、積載平板部7の裏面7Yに立下げ角度θAをなして、下側の第1折曲直線L1に沿って、積載平板部7の裏面7Y側に立下げられる。第2下側脚平板部10は、下側の第1折曲直線L1を境(境界線)として、積載平板部7の裏面7Y側(各積載保持平板部51,51,…の裏面51Y側)に立下げられる。
第1上側脚平板部21は、図131に示すように、押え平板部19の表面19Xに立下げ角度θAをなして、上側の第7折曲直線L7に沿って押え平板部19の表面19X側(第2押えシート部2Bの表面側)に立下げられる。立下げた第1上側脚平板部21は、図74に示すように、立下げた第2下側脚平板部10の表面10Xに当接して、第2下側脚平板部10の表面10Xに重ねられる。第1上側脚平板部21は、上側の第7折曲直線L10を境(境界線)として、立下げられた第2下側脚平板部10に重ねられて、押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
このように、重ね配置された第2下側脚平板部10及び第1上側脚平板部21は、同時に、積載平板部7の裏面7Y及び押え平板部19の表面19Xに折曲げられて、積載平板部7の裏面7Y側及び押え平板部19の表面19X側に立下げられる。
図124乃至図128に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部11及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第4折曲直線L4及び右側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、右側の下側立上げ平板部11は、図125乃至図127に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第7板下側縁部3R)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(右側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図125乃至図127に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第7板上側縁部4R)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(右側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、右側の下側立上げ平板部11は、図127に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、右側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。右側の下側立上げ平板部11は、右側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
右側の上側立上げ平板部23は、図127に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、右側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部23は、図128乃至図131に示すように、立上げられた下側立上げ平板部11の表面11X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部11の表面11Xに重ねられる。右側の上側立上げ平板部23は、右側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部11に重ねられて、押え平板部19の裏面Y側に立上げられる。
このように、右側の下側立上げ平板部11及び右側の上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図124乃至図128に示すように、重ね配置された下側立上げ平板部12及び上側立上げ平板部23は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第4折曲直線L4及び左側の第10折曲直線L10に沿って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このとき、左側の下側立上げ平板部12は、図125乃至図127に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第7板下側縁部3S)に第3間隔P3を隔てる第4折曲直線L4(左側の第4折曲直線L4)に沿って、積載平板部7の表面7X側に折曲げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図125乃至図127に示すように、第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第7板上側縁部4S)に第9間隔P9を隔てる第10折曲直線L10(左側の第10折曲直線L10)に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に折曲げられる。
これにより、左側の下側立上げ平板部12は、図127に示すように、積載平板部7の表面7Xに立上げ角度θBをなして、左側の第4折曲直線L4に沿って積載平板部7の表面7X側に立上げられる。左側の下側立上げ平板部12は、左側の第4折曲直線L4を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられる。
左側の上側立上げ平板部24は、図127に示すように、押え平板部19の裏面19Yに立上げ角度θBをなして、左側の第10折曲直線L10に沿って押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。立上げられた上側立上げ平板部24は、図125乃至図127に示すように、立上げられた下側立上げ平板部12の表面12X(表平面)に当接して、下側立上げ平板部12の表面12Xに重ねられる。左側の上側立上げ平板部24は、左側の第10折曲直線L10を境(境界線)として、立上げられた下側立上げ平板部12に重ねられて、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
このように、左側の下側立上げ平板部12及び左側の上側立上げ平板部24は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、積載平板部7の表面7X側及び押え平板部19の裏面19Y側に立上げられる。
図124乃至図128に示すように、重ね配置された第1保形平板部13及び第4保形平板部27は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第2折曲直線L2、右側の第5折曲直線L5、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第1保形平板部13は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第3板下側縁部3J)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(右側の第2折曲直線L2)、右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部27は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第4板上側縁部4L)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(右側の第9折曲直線L9)、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第1保形平板部13は、図125及び図127に示すように、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第1保形平板部13は、右側の第2折曲直線L2及び右側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第4保形平板部27は、図125及び図126に示すように、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第4保形平板部27は、右側の第9折曲直線L9、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、図125及び図126に示すように、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第4保形平板部27は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第13折曲直線L13及び右側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部13(右側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図125及び図126に示すように、重ね配置された第1保形平板部14及び第4保形平板部28は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第2折曲直線L2、左側の第5折曲直線L5、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第1保形平板部14は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第3板下側縁部3K)に第3間隔P3を隔てる第2折曲直線L2(左側の第2折曲直線L2)、左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第4保形平板部28は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第4板上側縁部4M)に第8間隔P8を隔てる第9折曲直線L9(左側の第9折曲直線L9)、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第1保形平板部14は、図125及び図126に示すように、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第1保形平板部14は、左側の第2折曲直線L2及び左側の第5折曲直線L5を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第4保形平板部28は、図125及び図126に示すように、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第4保形平板部27は、左側の第9折曲直線L9、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、図125及び図126に示すように、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第4保形平板部28は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第13折曲直線L13及び左側の第14折曲直線L14の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第1保形平板部14(左側の第5折曲直線L5)を配置(位置)する。
図125及び図126に示すように、重ね配置された第2保形平板部15及び第3保形平板部25は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、右側の第3折曲直線L3、右側の第6折曲直線L6、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
このとき、右側の第2保形平板部15は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3C(第4板下側縁部3L)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(右側の第3折曲直線L3)、右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部25は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4C(第3板上側縁部4J)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(右側の第8折曲直線L8)、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部23の表面23X側に折曲げられる。
これにより、右側の第2保形平板部15は、図125及び図126に示すように、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。第2保形平板部15は、右側の第3折曲直線L3及び右側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び右側の下側立上げ平板部11の裏面11Y側に折返えされる。
右側の第3保形平板部25は、図125及び図126に示すように、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。第3保形平板部25は、右側の第8折曲直線L8、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げられた上側立上げ平板部23との間に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び右側の上側立上げ平板部23の表面23X側に折返される。
右側の第3保形平板部25は、立上げ及び折返しに伴って、右側の第11折曲直線L11及び右側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部11と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部15(右側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
図125及び図126に示すように、重ね配置された第2保形平板部16及び第3保形平板部26は、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、左側の第3折曲直線L3、左側の第6折曲直線L6、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返され、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ及上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
このとき、左側の第2保形平板部16は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、下平板3の板下側縁3D(第4板下側縁部3M)に第3間隔P3を隔てる第3折曲直線L3(左側の第3折曲直線L3)、左側の第6折曲直線L3に沿って、積載平板部7の表面7X側、及び下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折曲げられる。
右側の第3保形平板部26は、図125及び図126に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、上平板4の板上側縁4D(第3板上側縁部4K)に第8間隔P8を隔てる第8折曲直線L8(左側の第8折曲直線L8)、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側、及び上側立上げ平板部24の表面24X側に折曲げられる。
これにより、左側の第2保形平板部16は、図125及び図126に示すように、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6に沿って、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び立上げられた下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。第2保形平板部16は、左側の第3折曲直線L3及び左側の第6折曲直線L6を境(境界線)として、積載平板部7の表面7X側に立上げられ、及び左側の下側立上げ平板部12の裏面12Y側に折返えされる。
左側の第3保形平板部26は、図125及び図126に示すように、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12に沿って、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。第3保形平板部26は、左側の第8折曲直線L8、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12を境(境界線)として、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げられた上側立上げ平板部24との間に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16を配置して、押え平板部19の裏面19Y側に立上げられ、及び左側の上側立上げ平板部24の表面24X側に折返される。
左側の第3保形平板部26は、立上げ及び折返しに伴って、左側の第11折曲直線L11及び左側の第12折曲直線L12の間(第13間隔P13)に、立上げられた下側立上げ平板部12と、立上げられ及び折返えされた第2保形平板部16(左側の第6折曲直線L5)を配置(位置)する。
押えシート2において、第2押えシート部2Bは、図125乃至図128に示すように、各下側脚平板部9,10及び各上側脚平板部21,22の立下げに伴って、物品Z(下平板3)に押付けられる。
これにより、押えシート2は、積載窓穴8の内側に位置する第1押えシート部2A、及び押え窓穴20の内側に位置する第2押えシート部2Bにて物品Z(商品)を挟持して、物品Zを定着する。
各積載保持平板部51,51,…は、図127及び図128に示すように、各第1折曲直線L1,L1を折曲直線として、積載平板部7の裏面7Yから突出可能であって、物品Zを第2押えシート部2Bに向けて押付ける。
これにより、各積載保持平板部51,51,…は、第1押えシート部2A上の物品Zを保持して、第2押えシート部2Bとで物品Zを挟持する。
続いて、各下側立上げ平板部11,12、及び各上側立上げ平板部23,24は、図129乃至図131に示すように、立上げ角θBから積載平板部7の表面7X及び押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げられる。
このとき、各第1保形平板部13,14、及び各第2保形平板部15,16は、図129乃至図131に示すように、各第2折曲直線L2,L2、各第3折曲直線L3,L3、各第5折曲直線L5,L5及び各第6折曲直線L6,L6に沿って、各下側立上げ平板部11,12の裏面11Y,12Yに平行する位置に折返えされ、及び積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げられる。
また、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28は、図129乃至図131に示すように、各第8折曲直線L8,L8、各第9折曲直線L9,L9、各第11折曲直線L11,L11、各第12折曲直線L12,L12、各第13折曲直線L13,L13及び各第14折曲直線L14,L14に沿って、各上側立上げ平板部23,24の裏面23Y,24Yに平行する位置に折返えされ、及び押え平板部19の裏面19Yに直行する位置に立上げられる。
これにより、下側立上げ平板部11、第1保形平板部13、上側立上げ平板部23、及び第4保形平板部27は、図129及び図130に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第1保形平板部13は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P3)において、上側立上げ平板部23及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第1保形平板部14、上側立上げ平板部24、及び第4保形平板部28は、図129及び図130に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部12及び第1保形平板部14は、第13及び第14折曲直線L13,14の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第4保形平板部28の間に折込まれる。
下側立上げ平板部11、第2保形平板部15、上側立上げ平板部23、及び第3保形平板部25は、図129及び図130に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される。下側立上げ平板部11及び第2保形平板部15は、第11及び第12折曲直線L11,L11の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部23及び第3保形平板部25の間に折込まれる。
下側立上げ平板部12、第2保形平板部16、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26は、図129及び図130に示すように、左右方向LRにおいて、相互に平行して重ね配置される・下側立上げ平板部12及び第2保形平板部16は、第11及び第12折曲直線L11,L12の間(第13間隔P13)において、上側立上げ平板部24及び第3保形平板部26の間に折込まれる。
下平板3の第7板下側縁部3R,3S(各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3S)は、図129及び図130に示すように、各下側立上げ平板部11,12を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、積載平板部7の表面7Xに平行配置される。
上平板4の第7板上側縁部4R,4S(各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4S)は、各上側立上げ平板部23,24を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、押え平板部19の裏面19Yに平行配置される。
下平板3の各第5板下側縁部3N,3Q、及び第6板下側縁部3P,3Q(各第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Q)は、図129に示すように、各第1及び各第2保形平板部13〜16を積載平板部7の表面7Xに直交する位置に立上げると、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに面一として平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第1保形平板部13,14の第5板下側縁部3N,3O、各第2保形平板部15,16の第6板下側縁部3P,3Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
上平板4の各第5板上側縁部4N,4Q、及び第6板上側縁部4P,4Q(各第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Q)は、図129に示すように、各第3及び各第4保形平板部25〜28を押え平板部19の裏面19Yに直交する位置に立上げると、各上側立上げ平板部23,24の第7板上側縁部4R,4Sに平行配置される。
第4鋭角度θ4を、第1鋭角度θ1の半分の角度以上[θ4≧(1/2)×θ1]にすることで、第3保形平板部25,26の第5板上側縁部4N,4O、各第4保形平板部27,28の第6板上側縁部4P,4Qは、各下側立上げ平板部11,12の第7板下側縁部3R,3Sに平行配置される。
これにより、梱包用緩衝材X6は、物品Z(商品)を梱包して組立てられる。
物品Z(商品)を梱包して組立てられた梱包用緩衝材X6(以下、「組立て梱包した梱包用緩衝材X3」という)は、運送(運搬)する際に、図132乃至図134に示すように、直方体の梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X6は、図132乃至図134に示すように、積載平板部7の裏面7Y側から梱包箱B内に収納される。
組立て梱包した梱包用緩衝材X6は、図134に示すように、第1及び第2下側脚平板部9,10、第1及び第2上側脚平板部21,22(下平板3の板上縁3A及び板下縁3B、上平板4の板上縁4A及び板下縁4B)を梱包箱Bの底平板101に当接して。梱包箱B内に収納される。
また、組立て梱包した梱包用緩衝材X6は、図133に示すように、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの側平板52,52に当接して、梱包箱B内に収納される。
続いて、梱包箱Bの蓋平板53を閉じて、蓋平板53を、立上げられた各下側立上げ平板部11,12、立上げられた各上側立上げ平板部23,24に当接して運送する。
このとき、組立て梱包した梱包用緩衝材X3は、各第3保形平板部25,26、及び各第4保形平板部27,28を梱包箱Bの各側平板52,52に当接するので、梱包用緩衝材X6の組立ては開放(展開)されず、第1及び第2下側脚平板部9,10の立下げ角度θA、及び第1及び第2上側脚平板部21,22の立下げ角度θAを保持する。
梱包用緩衝材X1,X2,X4,X5では、積載窓穴8及び押え窓穴20を長方形(矩形状)に形成したことについて説明したが、これに限定されず、多角形状、円形等に形成しても良い。
梱包用緩衝材X2,X3は、押え窓穴20に押え補強平板36(各押え補強平板部42及び押え切込直線LN)を備える構成について説明したが、これに限定されるものでなく、押え窓穴20に押え補強平板36を備えない構成(積載窓穴8だけに、積載補強平板35を備える構成)も採用できる。
梱包用緩衝材X3,X6では、押え窓穴20押え窓穴20を長方形(矩形状)に形成したことについて説明したが、これに限定されず、多角形状、円形等に形成しても良い。
本発明は、物品(商品)を梱包して運搬(運送)するのに最適である。
X1 梱包用緩衝材
1 基礎平板体
2 押えシート
2A 第1押えシート部
2B 第2押えシート部
3 下平板
4 上平板
7 積載平板部
8 積載窓穴
9 第1下側脚平板部
10 第2下側脚平板部
11 下側立上げ平板部(右側)
12 下側立上げ平板部(左)
13 第1保形平板部(右側)
14 第1保形平板部(左側)
15 第2保形平板部(右側)
16 第2保形平板部(左側)
19 押え平板部
20 押え窓穴
21 第1上側脚平板部
22 第2上側脚平板部
23 上側立上げ平板部(右側)
24 上側立上げ平板部(左側)
25 第3保形平板部(右側)
26 第3保形平板部(左側)
27 第4保形平板部(右側)
28 第4保形平板部(左側)

Claims (8)

  1. 板上縁、板下縁及び左右の板側縁を有し、所定の板厚の基礎平板体と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、
    前記基礎平板体は、
    前記板上縁に上板間隔を隔てて平行配置され、前記板上縁に下板間隔を隔てて平行配置され、及び前記各板側縁に交差する基準折曲直線と、
    前記各板側縁から切込長を有して前記基準折曲直線上に形成され、前記基礎平板体を貫通して前記基礎平板体の表面及び裏面に開口する一対の基準切込直線と、を有し、
    前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される下平板と、
    前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される上平板と、で構成され、
    前記各板側縁は、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板上側縁と、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板下側縁と、を有し、
    前記下平板は、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、
    前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記基準切込直線に直交する一対の第2折曲直線と、
    前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、
    前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、
    前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記基準折曲直線及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、
    前記各第1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、
    前記積載平板部に形成され、前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口される積載窓穴と、
    前記基準折曲直線、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、
    前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、
    前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、
    前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上げ平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、
    前記上平板は、
    前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記基準折曲直線に沿って前記下平板の表面に折返され、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、
    前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、
    前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記基準切込直線及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、
    前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、
    前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記基準折曲直線及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、
    前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、
    前記基準折曲直線、及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、
    前記基準折曲直線及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、
    前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、
    前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、
    前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、
    前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、
    前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、
    前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、
    前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、
    前記押えシートは、
    前記積載平板部の表面に積載され、前記積載窓穴を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、
    前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有する
    ことを特徴とする梱包用緩衝材。
  2. 前記積載窓穴の積載窓穴縁に沿って前記積載平板部に連設される積載補強平板を備え、
    前記積載窓穴は、
    前記積載窓穴縁の内側に積載窓穴部を有し、
    前記積載補強平板は、
    前記積載窓穴縁及び前記積載窓穴部の間に延在され、複数の積載切込線にて区画される複数の積載補強平板部で構成され、
    前記各積載切込線は、
    前記積載窓穴縁から延在して前記積載窓穴部に開口され、及び前記積載補強平板を貫通して前記積載補強平板の表面及び裏面に開口する
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝材。
  3. 前記押え窓穴の押え窓穴縁に沿って前記押え平板部に連設される押え補強平板を備え、
    前記押え窓穴は、
    前記押え窓穴縁の内側に押え窓穴部を有し、
    前記押え補強平板は、
    前記押え窓穴縁及び前記押え窓穴部の間に延在され、複数の押え切込線にて区画される複数の押え補強平板部で構成され、
    前記各押え切込線は、
    前記押え窓穴縁から延在して前記押え窓穴部に開口され、及び前記押え補強平板を貫通して前記押え補強平板の表面及び裏面に開口する
    ことを特徴とする請求項2に記載の梱包用緩衝材。
  4. 板上縁、板下縁及び左右の板側縁を有し、所定の板厚の基礎平板体と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、
    前記基礎平板体は、
    前記板上縁に上板間隔を隔てて平行配置され、前記板上縁に下板間隔を隔てて平行配置され、及び前記各板側縁に交差する基準折曲直線と、
    前記各板側縁から切込長を有して前記基準折曲直線上に形成され、前記基礎平板体を貫通して前記基礎平板体の表面及び裏面に開口する一対の基準切込直線と、を有し、
    前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される下平板と、
    前記基準折曲直線、前記板上縁及び前記各板側縁とで区画される上平板と、で構成され、
    前記各板側縁は、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板上側縁と、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線の間に位置する一対の板下側縁と、を有し、
    前記下平板は、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、
    前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記基準切込直線に直交する一対の第2折曲直線と、
    前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、
    前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、
    前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記基準折曲直線及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、
    前記各第1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、
    前記積載平板部に形成され、相互に切込間隔を隔てて前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口する複数の保持切込線にて区画される複数の積載保持平板部と、
    前記基準折曲直線、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、
    前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、
    前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、
    前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上げ平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、
    前記上平板は、
    前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記基準折曲直線に沿って前記下平板の表面に折返され、
    前記板上縁及び前記基準折曲直線に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、
    前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、
    前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記基準切込直線及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、
    前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、
    前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記基準折曲直線及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、
    前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、
    前記基準折曲直線、及び前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、
    前記基準折曲直線及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、
    前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、
    前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、
    前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、
    前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記基準折曲直線に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、
    前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、
    前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、
    前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、
    前記押えシートは、
    前記積載平板部の表面に積載され、前記各積載保持平板部を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、
    前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有する
    ことを特徴とする梱包用緩衝材。
  5. 板上縁、板下縁及び左右の板上側縁を有し、所定の板厚の上平板と、板上縁、板下縁及び左右の板下側縁を有し、前記板厚の下平板と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、
    前記下平板は、
    前記板上縁及び前記板下縁に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、
    前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第2折曲直線と、
    前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、
    前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、
    前記各第1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、
    前記積載平板部に形成され、前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口される積載窓穴と、
    前記板上縁、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第2折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、
    前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、
    前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、
    前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上げ平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、
    前記上平板は、
    前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記下平板の表面に積載され、
    前記板上縁及び前記板下縁に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、
    前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、
    前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板下縁及び板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、
    前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、
    前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記板下縁及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、
    前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、
    前記板下縁、及び前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、
    前記板下縁及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、
    前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、
    前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、
    前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、
    前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、
    前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、
    前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、
    前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、
    前記押えシートは、
    前記積載平板部の表面に積載され、前記積載窓穴を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、
    前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有する
    ことを特徴とする梱包用緩衝材。
  6. 前記積載窓穴の積載窓穴縁に沿って前記積載平板部に連設される積載補強平板を備え、
    前記積載窓穴は、
    前記積載窓穴縁の内側に積載窓穴部を有し、
    前記積載補強平板は、
    前記積載窓穴縁及び前記積載窓穴部の間に延在され、複数の積載切込線にて区画される複数の積載補強平板部で構成され、
    前記各積載切込線は、
    前記積載窓穴縁から延在して前記積載窓穴部に開口され、及び前記積載補強平板を貫通して前記積載補強平板の表面及び裏面に開口する
    ことを特徴とする請求項5に記載の梱包用緩衝材。
  7. 前記押え窓穴の押え窓穴縁に沿って前記押え平板部に連設される押え補強平板を備え、
    前記押え窓穴は、
    前記押え窓穴縁の内側に押え窓穴部を有し、
    前記押え補強平板は、
    前記押え窓穴縁及び前記押え窓穴部の間に延在され、複数の押え切込線にて区画される複数の押え補強平板部で構成され、
    前記各押え切込線は、
    前記押え窓穴縁から延在して前記押え窓穴部に開口され、及び前記押え補強平板を貫通して前記押え補強平板の表面及び裏面に開口する
    ことを特徴とする請求項6に記載の梱包用緩衝材。
  8. 板上縁、板下縁及び左右の板上側縁を有し、所定の板厚の上平板と、板上縁、板下縁及び左右の板下側縁を有し、前記板厚の下平板と、押えシートと、を備える梱包用緩衝材であって、
    前記下平板は、
    前記板上縁及び前記板下縁に第1間隔を隔てて平行配置され、相互に第2間隔を隔てて平行配置される一対の第1折曲直線と、
    前記各板下側縁に第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第2折曲直線と、
    前記各板下側縁に前記第3間隔を隔てて配置され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記板上縁に直交する一対の第3折曲直線と、
    前記各板下側縁に第4間隔を隔てて配置され、前記各板下側縁との間に前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線を位置して前記各第2折曲直線及び前記各第3折曲直線に第5間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第1折曲直線に直交する一対の第4折曲直線と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第1交点において、前記各第4折曲直線に第1鋭角度をなして、前記各第1交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第5折曲直線と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第4折曲直線との各第2交点において、前記各第4折曲直線に前記第1鋭角度をなして、前記各第2交点から前記板上縁及び前記各板下側縁に向けて延在され、前記各板下側縁に交差する一対の第6折曲直線と、を有し、
    前記各第1折曲直線、及び前記各第4折曲直線とで区画される積載平板部と、
    前記積載平板部に形成され、相互に切込間隔を隔てて前記積載平板部を貫通して前記積載平板部の表面及び裏面に開口する複数の保持切込線にて区画される複数の積載保持平板部と、
    前記板上縁、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線及び前記各第2折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第2折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第1下側脚平板部と、
    前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線、及び前記各第3折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第1間隔を隔てる前記第1折曲直線に沿って前記積載平板部の裏面側に立下げられる第2下側脚平板部と、
    前記各第4折曲直線、前記各第5折曲直線及び前記第6折曲直線とで区画され、前記各第4折曲直線に沿って前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の下側立上げ平板部と、
    前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線とで区画され、前記各第2折曲直線及び前記各第5折曲直線に沿って前記各下側立上げ部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第1保形平板部と、
    前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線とで区画され、前記各第3折曲直線及び前記各第6折曲直線に沿って前記各下側立上げ平板部の裏面に折返され及び前記積載平板部の表面側に立上げられる一対の第2保形平板部と、で構成され、
    前記上平板は、
    前記上平板の表面を前記下平板の表面に向けて、前記下平板の表面に積載され、
    前記板上縁及び前記板下縁に第6間隔を隔てて平行配置され、相互に第7間隔を隔てて平行配置される一対の第7折曲直線と、
    前記各板上側縁に第8間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板上縁及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第8折曲直線と、
    前記各板上側縁に前記第8間隔を隔てて配置され、前記板上側縁及び前記各第2折曲直線の間に位置して前記板下縁及び板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に直交する一対の第9折曲直線と、
    前記各板上側縁に第9間隔を隔てて配置され、前記各板上側縁との間に前記各第8折曲直線及び第9折曲直線を位置して前記各第8折曲直線及び前記各第9折曲直線に第10間隔を隔てて平行配置され、及び前記各第7折曲直線に直交する一対の第10折曲直線と、
    前記板上縁、及び前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在される前記各第10折曲直線の延長線上の各第1基点において、前記各第10折曲直線に第2鋭角度をなして、前記各第1基点から前記板下縁及び前記各板上側縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第11折曲直線と、
    前記各第11折曲直線及び前記板上縁の間に位置して前記各第11折曲直線に前記板厚以上の第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第8折曲直線に交差する一対の第12折曲直線と、
    前記板下縁、及び前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線との間に延在する前記各第10折曲直線の延長線上の各第2基点において、前記各第10折曲直線に前記第2鋭角度をなして、前記各第2基点から前記各板上側縁及び前記板上縁に向けて延在され、前記各板上側縁に交差する一対の第13折曲直線と、
    前記板下縁及び前記各第13折曲直線の間に位置して前記各第13折曲直線に前記第13間隔を隔てて平行配置され、前記各板上側縁及び前記各第9折曲直線に交差する一対の第14折曲直線と、を有し、
    前記各第7折曲直線及び前記各第10折曲直線とで区画される押え平板部と、
    前記押え平板部に形成され、前記押え平板部を貫通して前記押え平板部の表面及び裏面に開口される押え窓穴と、
    前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線、及び前記各第8折曲直線とで区画され、前記板上縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第2下側脚平板部の表面に重ねられる第1上側脚平板部と、
    前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線及び前記各第9折曲直線とで区画され、前記板下縁に前記第6間隔を隔てる前記第7折曲直線に沿って前記押え平板部の表面側に立下げられ、立下げられた前記第1下側脚平板部の表面に重ねられる第2上側脚平板部と、
    前記各第10折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第10折曲直線に沿って前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げた前記各下側立上げ平板部の表面に重ねられる一対の上側立上げ平板部と、
    前記各第8折曲直線及び前記各第11折曲直線とで区画され、前記各第8折曲直線、前記各第11折曲直線及び前記各第12折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板部の表面に折返えされ及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立上げられた前記各上側立上げ平板部との間に立上げられた前記各下側脚平板部、折返され及び立上げられた前記各第2保形平板部を配置して重ねられる一対の第3保形平板部と、
    前記各第9折曲直線及び前記各第13折曲直線とで区画され、前記各第9折曲直線、前記各第13折曲直線及び前記各第14折曲直線に沿って前記各上側立上げ平板の表面に折返され及び前記押え平板部の裏面側に立上げられ、立ち上げた前記各上側立上げ平板部との間に立上げた前記各下側立上げ平板部、折返され及び立上げられた前記各第1保形平板部を配置して重ねられる一対の第4保形平板部と、で構成され、
    前記押えシートは、
    前記積載平板部の表面に積載され、前記各積載保持平板部を覆って前記下平板に固定される第1押えシート部と、
    前記押え平板部の表面に積載され、前記押え窓穴を覆って前記上平板に固定される第2押えシート部と、を有する
    ことを特徴とする梱包用緩衝材。
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