JP2019104380A - 車両上部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行時における路面からの入力によるルーフサイドレールの振動を抑制する。【解決手段】第一補強材70を、第一接合部分A1の根元の空間72内に配置し、レールインナパネル40、レールアウタパネル30及びアウタパネルリアに結合する。第一補強材70に加えて、第二補強材80及び第三補強材を、レールアウタパネル30の後端部とアウタパネルリアの前端部との重ね合わせ部に対する車両前方側及び車両後方側に設け、該補強材を第一補強材70に対する車両下方側の領域において、レールインナパネル40に結合し、レールアウタパネル30(アウタパネルリア)に結合する。以上により、フランジ44、34の剛性が向上し、ルーフサイドレール12の断面崩れが抑制されるため、ルーフサイドレール12全体の剛性が向上する。この結果、車両の走行時における路面からの入力によるルーフサイドレール12の振動を抑制できる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両上部構造に関する。
特許文献1には、以下の車両上部構造が開示されている。特許文献1の車両上部構造では、ルーフレールインナは、車両内側へ窪んで形成された段差部を後端部に有している。ルーフレールインナの段差部の外面に、リアピラーインナの前端部が重ね合わせて接合されている。ルーフレールインナとルーフレールレインとによって閉断面構造に構成されたルーフサイドレールの内部には、段差部が設けられた部分に、補強体としてのバルクヘッドが配設されている。バルクヘッドは、ルーフレールインナ及びルーフレールレインのそれぞれにスポット溶接により接合されている。
特開2013−49377号公報
特許文献1の構造では、バルクヘッドは、ルーフレールインナとルーフレールレインとが接合された上側のフランジにおける根元の空間内に配置されていないため、フランジの剛性を高める効果が小さい。このため、車両の走行時における路面からの入力によって、ルーフサイドレールがフランジにおいて振動しやすい。
さらに、特許文献1の構造では、バルクヘッドは、ルーフレールインナとリアピラーインナとの重ね合わせ部分に配設されているため、重ね合わせ部の範囲内でルーフサイドレールの剛性を高めるにすぎず、ルーフサイドレール全体の剛性を高める効果が小さい。このため、車両の走行時における路面からの入力によって、ルーフサイドレールが振動しやすい。
本発明は、上記事実を考慮して、車両の走行時における路面からの入力によるルーフサイドレールの振動を抑制できる車両上部構造を得ることが目的である。
請求項1に係る車両上部構造は、車両前後方向に沿って延在され、第一上フランジが上部に形成され、第一下フランジが下部に形成されたレールアウタパネルと、前記レールアウタパネルに対する車両後方側で車両前後方向に沿って延在され、前端部が前記レールアウタパネルの後端部と重ね合わされた状態で前記レールアウタパネルに接合され、第二上フランジが上部に形成され、第二下フランジが下部に形成されたアウタパネルリアと、前記レールアウタパネル及び前記アウタパネルリアに対する車両内側で車両前後方向に沿って延在され、第三上フランジが上部に形成され、第三下フランジが下部に形成され、前記第三上フランジが前記第一上フランジ及び前記第二上フランジと接合され且つ前記第三下フランジが前記第一下フランジ及び前記第二下フランジと接合されることで閉断面構造のルーフサイドレールを構成するレールインナパネルと、前記前端部と前記後端部との重ね合わせ部に対する車両前方側から車両後方向側へ車両前後方向に沿って前記ルーフサイドレールの閉断面内に設けられ、且つ、前記第三上フランジと前記第一上フランジ及び前記第二上フランジとの第一接合部分の根元の空間内に配置され、前記レールインナパネルと前記レールアウタパネル及び前記アウタパネルリアとに結合された第一補強材と、前記閉断面内における前記重ね合わせ部に対する車両前方側に設けられ、且つ、車両正断面視にて前記第一補強材に対する車両下方側の領域を含んで配置され、前記第三下フランジと前記第一下フランジとの第二接合部分に対する車両幅方向内側で前記レールインナパネルに結合され、前記第二接合部分に対する車両幅方向外側で前記レールアウタパネルに結合された第二補強材と、前記閉断面内における前記重ね合わせ部に対する車両後方側に設けられ、且つ、車両正断面視にて前記第一補強材に対する車両下方側の領域を含んで配置され、前記第三下フランジと前記第二下フランジとの第三接合部分に対する車両幅方向内側で前記レールインナパネルに結合され、前記第三接合部分に対する車両幅方向外側で前記アウタパネルリアに結合された第三補強材と、を備える。
請求項1に係る車両上部構造によれば、レールインナパネルの上部に形成された第三上フランジが、レールアウタパネルの上部に形成された第一上フランジ及び、アウタパネルリアの上部に形成された第二上フランジに接合される。さらに、レールインナパネルの下部に形成された第三下フランジが、レールアウタパネルの下部に形成された第一下フランジ及び、アウタパネルリアの下部に形成された第二下フランジに接合される。これにより、閉断面構造のルーフサイドレールが構成される。
ここで、請求項1に係る車両上部構造では、第一補強材は、第三上フランジと第一上フランジ及び第二上フランジとの第一接合部分の根元の空間内に配置され、レールインナパネルとレールアウタパネル及びアウタパネルリアとに結合されている。これにより、当該根元の空間内が空洞である構成に比べ、第三上フランジ、第一上フランジ及び第二上フランジの剛性が向上する。
さらに、第一補強材は、アウタパネルリアの前端部とレールアウタパネルの後端部との重ね合わせ部に対する車両前方側から車両後方向側へ車両前後方向に沿ってルーフサイドレールの閉断面内に設けられている。このため、第一補強材が、重ね合わせ部における車両前後方向の範囲内に設けられている構成に比べ、重ね合わせ部に対する車両前方側及び車両後方側において、第三上フランジ、第一上フランジ及び第二上フランジの剛性が向上する。
また、請求項1に係る車両上部構造では、ルーフサイドレールの閉断面内における重ね合わせ部に対する車両前方側に設けられた第二補強材は、車両正断面視にて第一補強材に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。さらに、第二補強材は、第三下フランジと第一下フランジとの第二接合部分に対する車両幅方向内側でレールインナパネルに結合され、第二接合部分に対する車両幅方向外側でレールアウタパネルに結合されている。
また、請求項1に係る車両上部構造では、ルーフサイドレールの閉断面内における重ね合わせ部に対する車両後方側に設けられた第三補強材は、車両正断面視にて第一補強材に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。さらに、第三補強材は、第三下フランジと第二下フランジとの第三接合部分に対する車両幅方向内側でレールインナパネルに結合され、第三接合部分に対する車両幅方向外側でアウタパネルリアに結合されている。
このように、請求項1に係る車両上部構造では、第一補強材に加えて、重ね合わせ部に対する車両前方側及び車両後方側に設けられた補強材(第二補強材及び第三補強材)が、第一補強材に対する車両下方側の領域において、レールインナパネルに結合され、レールアウタパネル(アウタパネルリア)に結合されている。このため、ルーフサイドレールの断面崩れ(閉断面の断面形状が変化する現象)が抑制される。
以上のように、請求項1に係る車両上部構造によれば、第三上フランジ、第一上フランジ及び第二上フランジの剛性が向上し、さらにルーフサイドレールの断面崩れが抑制されるため、ルーフサイドレール全体の剛性が向上する。このため、ルーフサイドレールの変形が抑制され、車両の走行時における路面からの入力によるルーフサイドレールの振動を抑制できる。
本発明は、上記構成としたので、車両の走行時における路面からの入力によるルーフサイドレールの振動を抑制できるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両上部構造を車両幅方向外側から見た斜視図である。 図1の2−2線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。 図1の3−3線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。 図1の4−4線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。 図1の5−5線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。 図1の6−6線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。 変形例に係る車両上部構造を車両幅方向外側から見た斜視図である。 図7の8−8線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。 図7の9−9線で切断した車両上部構造を示す正断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。なお、各図に適宜示される矢印FR、矢印UP及び矢印OUTは、それぞれ、車両前方側、車両上方側、車両幅方向外側を示している。また、車両幅方向は、車両の左右方向に沿った方向であり、車両幅方向において中央から両端側へ向かう方向を車両幅方向外側といい、その反対方向を車両幅方向内側という。また、以下では、車両における前、後、左、右、上及び下を、それぞれ、単に、前、後、左、右、上及び下と表現する場合がある。また、各部の車両幅方向外側の端部を外端部といい、各部の車両幅方向内側の端部を内端部という場合がある。
(車両上部構造10)
本実施形態に係る車両上部構造10について説明する。図1は、車両上部構造10を車両幅方向外側から見た斜視図である。図2、図3、図4、図5及び図6(以下、図2〜図6という)は、それぞれ、図1の2−2線、3−3線、4−4線、5−5線、6−6線で切断した車両上部構造10を示す正断面図である。
図1に示されるように、車両上部構造10は、ルーフパネル20(図2〜図6参照)の左側に配置されたルーフサイドレール12に適用されている。具体的には、車両上部構造10は、ルーフサイドレール12の車両前後方向におけるセンターピラー102とリアピラー104との間の部分に適用されている。
なお、車両上部構造10は、ルーフパネル20の右側に配置されたルーフサイドレール12にも適用されるが、左右が反転された点を除いて、右側のルーフサイドレール12に適用されたものと、左側のルーフサイドレール12に適用されたものとは、同様の構造を有している。
図2〜図6に示すルーフパネル20は、車両100の屋根部を構成するパネルであり、鋼板等の金属で形成されている。ルーフパネル20は、車両正断面視(図2〜図6で示す断面視)における断面形状が、車両下方側に向けて開口した略ハット形状とされている。なお、図2〜図6では、ルーフパネル20の左側の一部分のみを図示している。ルーフパネル20の外端部には、車両幅方向外側へ張り出すフランジ24が形成されている。
車両上部構造10は、図2〜図6に示されるように、レールアウタパネル30と、アウタパネルリア50と、レールインナパネル40と、レールガーニッシュ60と、第一補強材70と、第二補強材80と、第三補強材90と、を備えている。なお、図1では、ルーフパネル20及びレールガーニッシュ60の図示を省略している。
図2、図3及び図4に示すレールアウタパネル30は、ルーフサイドレール12の外板を構成するパネルである。このレールアウタパネル30は、ルーフパネル20の車両幅方向外側で車両前後方向に沿って延在されている。レールアウタパネル30は、鋼板等の金属で形成されている。具体的には、レールアウタパネル30は、ハイテン(高張力)材、ホットスタンプ材等の高強度鋼板で形成されている。なお、レールアウタパネル30は、補強部材としてのリインフォースと一体のものとして構成されている。
図2、図3及び図4に示されるように、レールアウタパネル30は、具体的には、本体部32と、フランジ34(第一上フランジの一例)と、フランジ36(第一下フランジの一例)と、を有している。本体部32は、第一壁部321と、第二壁部322と、第三壁部323と、第四壁部324と、第五壁部325と、を有している。
第一壁部321は、車両正断面視にて、車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第二壁部322は、車両正断面視にて、第一壁部321の外端部(下端部)から車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第三壁部323は、車両正断面視にて、第二壁部322の外端部(下端部)から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。第四壁部324は、車両正断面視にて、第三壁部323の内端部(下端部)から車両下方側へ向かって延出している。第五壁部325は、車両正断面視にて、第四壁部324の下端部から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。
フランジ34は、車両正断面視にて、本体部32の第一壁部321の上端部(内端部)から車両幅方向内側上方へ張り出している。すなわち、フランジ34は、レールアウタパネル30の上部(具体的には上端部)に形成されている。フランジ36は、車両正断面視にて、本体部32の第五壁部325の下端部(内端部)から車両幅方向外側下方へ傾斜して張り出している。すなわち、フランジ36は、レールアウタパネル30の下部(具体的には下端部)に形成されている。
さらに、図1に示されるように、レールアウタパネル30は、アウタパネルリア50の前端部58と車両側面視にて重なる後端部38を有している。後端部38は、前述の本体部32及びフランジ34、36を含んでいる。
図4、図5及び図6に示すアウタパネルリア50は、ルーフサイドレール12の外板を構成するパネルである。このアウタパネルリア50は、ルーフパネル20の車両幅方向外側且つレールアウタパネル30に対する車両後方側で、車両前後方向に沿って延在されている。アウタパネルリア50は、鋼板等の金属で形成されている。具体的には、アウタパネルリア50は、ハイテン(高張力)材、ホットスタンプ材等の高強度鋼板で形成されている。
図4、図5及び図6に示されるように、アウタパネルリア50は、レールアウタパネル30と同様に、本体部52と、フランジ54(第二上フランジの一例)と、フランジ56(第二下フランジの一例)と、を有している。本体部52は、第一壁部521と、第二壁部522と、第三壁部523と、第四壁部524と、第五壁部525と、を有している。
第一壁部521は、車両正断面視にて、車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第二壁部522は、車両正断面視にて、第一壁部521の外端部(下端部)から車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第三壁部523は、車両正断面視にて、第二壁部522の外端部(下端部)から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。第四壁部524は、車両正断面視にて、第三壁部523の内端部(下端部)から車両下方側へ向かって延出している。第五壁部525は、車両正断面視にて、第四壁部524の下端部から車両幅方向内側下方へ向かって延出している。
フランジ54は、車両正断面視にて、本体部52の第一壁部521の上端部から車両幅方向内側上方へ張り出している。すなわち、フランジ54は、アウタパネルリア50の上部(具体的には上端部)に形成されている。フランジ56は、車両正断面視にて、本体部52の第五壁部525の下端部から車両幅方向外側下方へ傾斜して張り出している。すなわち、フランジ56は、アウタパネルリア50の下部(具体的には下端部)に形成されている。
さらに、図1に示されるように、アウタパネルリア50は、レールアウタパネル30の後端部38と車両側面視にて重なる前端部58を有している。前端部58は、前述の本体部52及びフランジ54、56を含んでいる。そして、アウタパネルリア50の前端部58がレールアウタパネル30の後端部38と重ね合わされた状態において接合される。当該接合は、例えば、スポット溶接等の溶接により行われる。このように、アウタパネルリア50の前端部58がレールアウタパネル30の後端部38と重ね合わされることで、重ね合わせ部19が形成される。
図2〜図6に示すレールインナパネル40は、ルーフサイドレール12の内板を構成するパネルである。このレールインナパネル40は、レールアウタパネル30及びアウタパネルリア50の車両内側(具体的には車両幅方向内側)で車両前後方向に沿って延在されている。このレールインナパネル40は、鋼板等の金属で形成されている。
図2〜図6に示されるように、レールインナパネル40は、具体的には、本体部42と、フランジ44(第三上フランジの一例)と、フランジ46(第三下フランジの一例)と、を有している。本体部42は、第一壁部421と、第二壁部422と、第三壁部423と、第四壁部424と、第五壁部425と、を有している。
第一壁部421は、車両正断面視にて、車両下方側へ向かって延出している。第二壁部422は、車両正断面視にて、第一壁部421の下端部から車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第三壁部423は、車両正断面視にて、第二壁部422の下端部(外端部)から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。第四壁部424は、車両正断面視にて、第三壁部423の下端部(内端部)から車両下方側へ向かって延出している。第五壁部425は、車両正断面視にて、第四壁部424の下端部から車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。
フランジ44は、本体部42の第一壁部421の上端部から車両幅方向内側上方へ張り出している。すなわち、フランジ44は、レールインナパネル40の上部(具体的には上端部)に形成されている。フランジ46は、本体部42の第五壁部425の外端部から車両幅方向外側下方へ傾斜して張り出している。すなわち、フランジ46は、レールインナパネル40の下部(具体的には下端部)に形成されている。
そして、レールインナパネル40のフランジ44が、レールアウタパネル30のフランジ34及びアウタパネルリア50のフランジ54と接合される。これにより、第一接合部分A1が形成される。フランジ44は、具体的には、車両前方側の部分がフランジ34と接合され、車両後方側の部分がフランジ54と接合される。
また、レールインナパネル40のフランジ46が、レールアウタパネル30のフランジ36及びアウタパネルリア50のフランジ56と接合される。フランジ46は、具体的には、車両前方側の部分がフランジ36と接合される。これにより、第二接合部分A2が形成される(図2、図3及び図4参照)。また、フランジ46における車両後方側の部分がフランジ56と接合される。これにより、第三接合部分A3が形成される(図5及び図6参照)
このように、各フランジ44、34、54、46、36、56が接合されることで、閉断面構造のルーフサイドレール12が構成される。フランジ44、34、54、46、36、56は、それぞれ、例えばスポット溶接等の溶接により接合される。
図2〜図6に示されるように、レールガーニッシュ60は、レールアウタパネル30及びアウタパネルリア50の車両外側(具体的には車両幅方向外側)で車両前後方向に沿って延在されている。レールガーニッシュ60は、本体部62と、フランジ64と、を有している。本体部62は、第一壁部621と、第二壁部622と、第三壁部623と、を有している。
第一壁部621は、レールアウタパネル30の第一壁部321及び第二壁部322の車両外側に配置されている。この第一壁部621は、車両正断面視にて、車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。
第二壁部622は、第一壁部621の下端部(外端部)から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。第三壁部623は、第一壁部621の上端部(内端部)から車両幅方向内側下方へ向かって階段状に屈曲成形されている。
フランジ64は、車両正断面視にて、本体部62の第三壁部623の下端部(内端部)から車両幅方向内側へ張り出している。すなわち、フランジ64は、レールガーニッシュ60の内端部に形成されている。フランジ64は、ルーフパネル20のフランジ24とレールアウタパネル30のフランジ34とに、その間で接合されている。
図2〜図6に示されるように、第一補強材70は、ルーフサイドレール12の閉断面内(内部空間)に設けられている。第一補強材70としては、例えば、樹脂材などが用いられる。当該樹脂材としては、例えば、ナイロン、ガラス繊維強化樹脂(FRP)などが用いられる。
図1に示されるように、第一補強材70は、アウタパネルリア50の前端部58とレールアウタパネル30の後端部38との重ね合わせ部19に対する車両前方側から車両後方向側へ車両前後方向に沿って配置されている。したがって、第一補強材70の車両前後方向に沿った長さは、重ね合わせ部19の車両前後方向に沿った長さよりも長い。第一補強材70の前端部は、重ね合わせ部19に対する車両前方側に位置し、第一補強材70の後端部は、重ね合わせ部19に対する車両後方側に位置する。
さらに、図2〜図6に示されるように、第一補強材70は、レールインナパネル40のフランジ44と、レールアウタパネル30のフランジ34及びアウタパネルリア50のフランジ54との第一接合部分A1の根元の空間72内に配置されている。空間72は、レールインナパネル40の第一壁部421及び第二壁部422の上部と、レールアウタパネル30の第一壁部321及び第二壁部322の上部と、アウタパネルリア50の第一壁部521及び第二壁部522の上部と、の間に形成された車両正断面視に略三角形状の空間である。
そして、第一補強材70は、レールインナパネル40、レールアウタパネル30及びアウタパネルリア50に対して、結合材75によって結合されている。具体的には、第一補強材70は、レールインナパネル40の第一壁部421及び第二壁部422の上部に対して結合されている。さらに、第一補強材70は、レールアウタパネル30の第一壁部321及び第二壁部322の上部に対して結合されている。さらに、第一補強材70は、アウタパネルリア50の第一壁部521及び第二壁部522の上部に対して結合されている。これにより、第一補強材70を介して、レールインナパネル40と、レールアウタパネル30及びアウタパネルリア50とが結合される。なお、結合材75としては、例えば、高剛性発泡材などが用いられる。高剛性発泡材としては、例えば、ウレタン系の発泡充填材や、より高剛性なエポキシ系の発泡充填材などが用いられる。
図1に示されるように、第二補強材80は、ルーフサイドレール12の閉断面内における重ね合わせ部19に対する車両前方側に設けられている。具体的には、第二補強材80は、車両前後方向において、第一補強材70の前端部が配置された位置に配置されている。さらに、具体的には、図2に示されるように、第二補強材80は、第一補強材70の前端部に対する車両下方側に設けられている。換言すれば、第二補強材80は、車両正断面視にて第一補強材70に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。
さらに具体的には、図2に示されるように、第二補強材80は、レールインナパネル40のフランジ46と、レールアウタパネル30のフランジ36との第二接合部分A2の根元の空間82内に配置されている。空間82は、レールインナパネル40の第二壁部422の下部、第三壁部423、第四壁部424及び第五壁部425と、レールアウタパネル30の第二壁部322の下部、第三壁部323、第四壁部324及び第五壁部325と、で囲まれた空間である。
第二補強材80としては、第一補強材70と同様に、例えば、樹脂材などが用いられる。当該樹脂材としては、例えば、ナイロン、ガラス繊維強化樹脂(FRP)などが用いられる。
そして、第二補強材80は、レールインナパネル40及びレールアウタパネル30に対して、結合材85によって結合されている。具体的には、第二補強材80は、第二接合部分A2に対する車両幅方向内側で、レールインナパネル40の第二壁部422の下部、第三壁部423、第四壁部424及び第五壁部425に対して結合されている。さらに、第二補強材80は、第二接合部分A2に対する車両幅方向外側で、レールアウタパネル30の第二壁部322の下部、第三壁部323、第四壁部324及び第五壁部325に対して結合されている。これにより、第二補強材80を介して、レールインナパネル40とレールアウタパネル30とが結合される。なお、結合材85としては、例えば、高剛性発泡材などが用いられる。高剛性発泡材としては、例えば、ウレタン系の発泡充填材や、より高剛性なエポキシ系の発泡充填材などが用いられる。
さらに、第二補強材80は、レールインナパネル40の第二壁部422に沿って車両幅方向内側上方へ向かって延出された延出部84を有している。延出部84は、上端部が第一補強材70に連結されている。すなわち、第二補強材80と第一補強材70とは一体に形成されている。延出部84とレールアウタパネル30の第二壁部322との間には、空洞部11が形成されている。空洞部11は、車両正断面視にて矩形状とされている。
図1に示されるように、第三補強材90は、ルーフサイドレール12の閉断面内における重ね合わせ部19に対する車両後方側に設けられている。具体的には、第三補強材90は、車両前後方向において、第一補強材70の後端部が配置された位置に配置されている。さらに、具体的には、図6に示されるように、第三補強材90は、第一補強材70の後端部に対する車両下方側に設けられている。換言すれば、第三補強材90は、車両正断面視にて第一補強材70に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。
さらに具体的には、図6に示されるように、第三補強材90は、レールインナパネル40のフランジ46と、アウタパネルリア50のフランジ56との第三接合部分A3の根元の空間92内に配置されている。空間92は、レールインナパネル40の第二壁部422の下部、第三壁部423、第四壁部424及び第五壁部425と、アウタパネルリア50の第二壁部522の下部、第三壁部523、第四壁部524及び第五壁部525と、で囲まれた空間である。
第三補強材90としては、第一補強材70と同様に、例えば、樹脂材などが用いられる。当該樹脂材としては、例えば、ナイロン、ガラス繊維強化樹脂(FRP)などが用いられる。
そして、第三補強材90は、レールインナパネル40及びアウタパネルリア50に対して、結合材95によって結合されている。具体的には、第三補強材90は、第三接合部分A3に対する車両幅方向内側で、レールインナパネル40の第二壁部422の下部、第三壁部423、第四壁部424及び第五壁部425に対して結合されている。さらに、第三補強材90は、第三接合部分A3に対する車両幅方向外側で、アウタパネルリア50の第二壁部522の下部、第三壁部523、第四壁部524及び第五壁部525に対して結合されている。これにより、第三補強材90を介して、レールインナパネル40とアウタパネルリア50とが結合される。なお、結合材95としては、例えば、高剛性発泡材などが用いられる。高剛性発泡材としては、例えば、ウレタン系の発泡充填材や、より高剛性なエポキシ系の発泡充填材などが用いられる。
さらに、第三補強材90は、レールインナパネル40の第二壁部422に沿って車両幅方向内側上方へ向かって延出された延出部94を有している。延出部94は、上端部が第一補強材70に連結されている。すなわち、第三補強材90と第一補強材70とは一体に形成されている。延出部94とアウタパネルリア50の第二壁部522との間には、空洞部13が形成されている。空洞部13は、車両正断面視にて矩形状とされている。
なお、車両上部構造10は、車両100の軽量化を図るため、サイドメンバアウタパネルを有していない。
(車両上部構造10の作用効果)
図2〜図6に示されるように、車両上部構造10では、第一補強材70は、第一接合部分A1の根元の空間72内に配置され、レールインナパネル40、レールアウタパネル30及びアウタパネルリア50に対して結合されている。これにより、根元の空間72内が空洞である構成に比べ、フランジ44、34、54の剛性が向上する。
さらに、図1に示されるように、第一補強材70は、重ね合わせ部19に対する車両前方側から車両後方向側へ車両前後方向に沿って配置されている。このため、第一補強材70が、重ね合わせ部19における車両前後方向の範囲内に設けられている構成に比べ、重ね合わせ部19に対する車両前方側及び車両後方側において、フランジ44、34、54の剛性が向上する。
また、図2に示されるように、車両上部構造10では、ルーフサイドレール12の閉断面内における重ね合わせ部19(図1参照)に対する車両前方側に設けられた第二補強材80は、車両正断面視にて第一補強材70に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。さらに、第二補強材80は、第二接合部分A2に対する車両幅方向内側で、レールインナパネル40に結合され、第二接合部分A2に対する車両幅方向外側で、レールアウタパネル30に結合されている。
また、図6に示されるように、車両上部構造10では、ルーフサイドレール12の閉断面内における重ね合わせ部19(図1参照)に対する車両後方側に設けられた第三補強材90は、車両正断面視にて第一補強材70に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。さらに、第三補強材90は、第三接合部分A3に対する車両幅方向内側で、レールインナパネル40に結合され、第三接合部分A3に対する車両幅方向外側で、アウタパネルリア50に結合されている。
このように、車両上部構造10では、第一補強材70に加えて、重ね合わせ部19に対する車両前方側及び車両後方側に設けられた補強材(第二補強材80及び第三補強材90)が、第一補強材70に対する車両下方側の領域において、レールインナパネル40に結合され、レールアウタパネル30(アウタパネルリア50)に結合されている。このため、ルーフサイドレール12の断面崩れ(閉断面の断面形状が変化する現象)が抑制される。
以上のように、車両上部構造10によれば、フランジ44、34、54の剛性が向上し、さらにルーフサイドレール12の断面崩れが抑制されるため、ルーフサイドレール12全体の剛性が向上する。このため、ルーフサイドレール12の変形が抑制され、車両の走行時における路面からの入力によるルーフサイドレール12の振動を抑制できる。
この結果、ルーフサイドレール12の振動が、車両100のルーフ部分(ルーフパネル20を含む)に伝わって、発音することが抑制できる。また、ルーフサイドレール12の振動が、ルーフサイドレール12に取り付けられたドアウェアストリップ(図示省略)を介して、リアサイドドア(図示省略)に伝わって発音することが抑制できる。特に、車両上部構造10によれば、中周波のロードノイズを抑制できる。
(変形例)
車両上部構造10では、第二補強材80及び第三補強材90を備えていたが、これに替えて、図7に示されるように、バルク120(第二補強材の一例)及びバルク130(第三補強材の一例)を備える構造であってもよい。
図7に示されるように、バルク120は、ルーフサイドレール12の閉断面内における重ね合わせ部19に対する車両前方側に設けられている。具体的には、バルク120は、第一補強材70の前端部よりも車両前方側に配置されている。さらに具体的には、例えば、バルク120は、第一補強材70の前端部に接するように配置されている。
また、図8に示されるように、バルク120は、車両正断面視にて、ルーフサイドレール12の閉断面内の全体に配置されている。すなわち、車両正断面視にて、第一補強材70が配置された配置領域、及び、第一補強材70に対する車両下方側の領域に配置されている。換言すれば、バルク120は、車両正断面視にて第一補強材70に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。さらに具体的には、図8に示されるように、バルク120は、車両正断面視にて第一接合部分A1の根元の空間72内、及び、第二接合部分A2の根元の空間82内に配置されている。
このバルク120は、鋼板等の金属で形成されている。具体的には、バルク120は、車両前後方向に厚みを有する金属板とされている。換言すれば、バルク120は、ルーフサイドレール12の閉断面内を車両前方側と車両後方側とに仕切る隔壁として機能する。
そして、バルク120は、レールインナパネル40及びレールアウタパネル30に対して結合されている。具体的には、バルク120は、一例として、以下のように接合される。
すなわち、バルク120は、レールインナパネル40の各壁部421、422、423、424、425(以下、各壁部421〜425という)の内壁に接するフランジ(図示省略)を有し、このフランジが、各壁部421〜425にレーザー溶接等の溶接により結合(接合)される。換言すれば、バルク120は、第二接合部分A2に対する車両幅方向内側で、レールインナパネル40の各壁部421〜425に対して結合されている。
さらに、バルク120は、レールアウタパネル30の各壁部321、322、323、324、325(以下、各壁部321〜325という)の内壁に接するフランジ(図示省略)を有し、このフランジが、各壁部321〜325にレーザー溶接等の溶接により結合(接合)される。換言すれば、バルク120は、第二接合部分A2に対する車両幅方向内側で、レールアウタパネル30の各壁部321〜325に対して結合されている。
図7に示されるように、バルク130は、ルーフサイドレール12の閉断面内における重ね合わせ部19に対する車両後方側に設けられている。具体的には、バルク130は、第一補強材70の後端部よりも車両後方側に配置されている。さらに具体的には、例えば、バルク130は、第一補強材70の後端部に接するように配置されている。
また、図9に示されるように、バルク130は、車両正断面視にて、ルーフサイドレール12の閉断面内の全体に配置されている。すなわち、車両正断面視にて、第一補強材70が配置された配置領域、及び、第一補強材70に対する車両下方側の領域に配置されている。換言すれば、バルク130は、車両正断面視にて第一補強材70に対する車両下方側の領域を含んで配置されている。さらに具体的には、図9に示されるように、バルク130は、車両正断面視にて第一接合部分A1の根元の空間72内、及び、第三接合部分A3の根元の空間92内に配置されている。
このバルク130は、鋼板等の金属で形成されている。具体的には、バルク130は、車両前後方向に厚みを有する金属板とされている。換言すれば、バルク130は、ルーフサイドレール12の閉断面内を車両前方側と車両後方側とに仕切る隔壁として機能する。
そして、バルク130は、レールインナパネル40及びアウタパネルリア50に対して結合されている。具体的には、バルク130は、一例として、以下のように接合される。
すなわち、バルク130は、レールインナパネル40の各壁部421、422、423、424、425(以下、各壁部421〜425という)の内壁に接するフランジ(図示省略)を有し、このフランジが、各壁部421〜425にレーザー溶接等の溶接により結合(接合)される。換言すれば、バルク130は、第三接合部分A3に対する車両幅方向内側で、レールインナパネル40の各壁部421〜425に対して結合されている。
さらに、バルク130は、アウタパネルリア50の各壁部521、522、523、524、525(以下、各壁部521〜525という)の内壁に接するフランジ(図示省略)を有し、このフランジが、各壁部521〜525にレーザー溶接等の溶接により結合(接合)される。換言すれば、バルク130は、第三接合部分A3に対する車両幅方向内側で、アウタパネルリア50の各壁部521〜525に対して結合されている。
(他の変形例)
車両上部構造10では、第二補強材80の延出部84とレールアウタパネル30の第二壁部322との間に空洞部11が形成されていたが、これに限られない。車両上部構造10としては、例えば、延出部84が空間72と空間82との間の空間全体に配置されて、空洞部11を有さない構造であってもよい。換言すれば、第一補強材70の前端部において、ルーフサイドレール12の閉断面内の全体を埋めるように第二補強材80を配置してもよい。
また、車両上部構造10では、第三補強材90の延出部94とアウタパネルリア50の第二壁部522との間に空洞部13が形成されていたが、これに限られない。車両上部構造10としては、例えば、延出部94が空間72と空間92との間の空間全体に配置されて、空洞部13を有さない構造であってもよい。換言すれば、第一補強材70の後端部において、ルーフサイドレール12の閉断面内の全体を埋めるように第三補強材90を配置してもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。
10 車両上部構造
12 ルーフサイドレール
19 重ね合わせ部
30 レールアウタパネル
34 フランジ(第一上フランジの一例)
36 フランジ(第一下フランジの一例)
40 レールインナパネル
44 フランジ(第三上フランジの一例)
46 フランジ(第三下フランジの一例)
50 アウタパネルリア
54 フランジ(第二上フランジの一例)
56 フランジ(第二下フランジの一例)
70 第一補強材
72 根元の空間
80 第二補強材
90 第三補強材
A1 第一接合部分
A2 第二接合部分
A3 第三接合部分

Claims (1)

  1. 車両前後方向に沿って延在され、第一上フランジが上部に形成され、第一下フランジが下部に形成されたレールアウタパネルと、
    前記レールアウタパネルに対する車両後方側で車両前後方向に沿って延在され、前端部が前記レールアウタパネルの後端部と重ね合わされた状態で前記レールアウタパネルに接合され、第二上フランジが上部に形成され、第二下フランジが下部に形成されたアウタパネルリアと、
    前記レールアウタパネル及び前記アウタパネルリアに対する車両内側で車両前後方向に沿って延在され、第三上フランジが上部に形成され、第三下フランジが下部に形成され、前記第三上フランジが前記第一上フランジ及び前記第二上フランジと接合され且つ前記第三下フランジが前記第一下フランジ及び前記第二下フランジと接合されることで閉断面構造のルーフサイドレールを構成するレールインナパネルと、
    前記前端部と前記後端部との重ね合わせ部に対する車両前方側から車両後方向側へ車両前後方向に沿って前記ルーフサイドレールの閉断面内に設けられ、且つ、前記第三上フランジと前記第一上フランジ及び前記第二上フランジとの第一接合部分の根元の空間内に配置され、前記レールインナパネルと前記レールアウタパネル及び前記アウタパネルリアとに結合された第一補強材と、
    前記閉断面内における前記重ね合わせ部に対する車両前方側に設けられ、且つ、車両正断面視にて前記第一補強材に対する車両下方側の領域を含んで配置され、前記第三下フランジと前記第一下フランジとの第二接合部分に対する車両幅方向内側で前記レールインナパネルに結合され、前記第二接合部分に対する車両幅方向外側で前記レールアウタパネルに結合された第二補強材と、
    前記閉断面内における前記重ね合わせ部に対する車両後方側に設けられ、且つ、車両正断面視にて前記第一補強材に対する車両下方側の領域を含んで配置され、前記第三下フランジと前記第二下フランジとの第三接合部分に対する車両幅方向内側で前記レールインナパネルに結合され、前記第三接合部分に対する車両幅方向外側で前記アウタパネルリアに結合された第三補強材と、
    を備える車両上部構造。
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