JP2019103434A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
このように二番回収部で回収された枝梗附着粒や二又粒等に接続ケースで扱き処理を施して、選別部に還元することで、穀粒回収効率を高めることができる。
収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって脱穀処理された穀粒を上昇搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送された穀粒を上部から受け入れて貯留する穀粒タンクと、が備えられ、
前記脱穀装置に、前記脱穀装置の幅方向に沿って延びる第一搬送スクリューを有し、脱穀処理後の一番物を回収して前記搬送装置に受け渡す一番回収部と、前記脱穀装置の幅方向に沿って延びる第二搬送スクリューを有し、かつ、前記一番回収部よりも脱穀処理方向下手側に設けられ、前記脱穀処理後の二番物を回収する二番回収部と、前記二番回収部から前記二番物を受け取り、上昇搬送して前記脱穀装置における移送方向上手側に還元する二番還元部と、が備えられ、
前記二番還元部に、前記二番回収部との接続箇所に設けられた接続ケースと、前記接続ケースに接続され、前記二番物を上昇搬送する縦搬送部と、が備えられ、
前記接続ケースに、前記第二搬送スクリューの回転軸芯方向に間隔を空けた状態で前記第二搬送スクリューの回転軸の軸端部分に支持された複数の回転歯と、前記複数の回転歯に対応する状態かつ前記回転軸芯方向に間隔を空けた状態で、前記接続ケースの内周部から内周側に向けて突出された複数の固定歯と、が備えられ、
前記接続ケースは、前記回転歯と前記固定歯とによって、前記二番物に含まれる枝梗と穀粒とが分離されるように構成され、
前記固定歯における前記回転歯に対向する作用部に、凹部が形成されているものである。
前記作用部に、前記回転軸の回転方向に沿って、複数の前記凹部が形成されていると好適である。
複数の前記固定歯は、前記回転軸の回転方向で位置ずれした状態で配置されていると好適である。
前記接続ケースの周部に点検口が形成され、かつ、前記点検口を開閉可能な蓋部材が備えられ、
前記固定歯は、前記蓋部材に支持されていると好適である。
前記接続ケースの内周部における上部側部分に、複数の前記固定歯から構成される上部側固定歯群が備えられ、
前記上部側固定歯群は、前記接続ケースの幅方向において、前記二番回収部から離れるように、前記回転軸の軸端寄りに配置されていると好適である。
前記接続ケースの内周部における下部側部分に、複数の前記固定歯から構成される下部側固定歯群が備えられると共に、前記接続ケースの内周部における上部側部分に、複数の前記固定歯から構成される上部側固定歯群が備えられていると好適である。
前記下部側固定歯群における前記固定歯の数は、前記上部側固定歯群における前記固定歯の数よりも多いと好適である。
前記下部側固定歯群における複数の前記固定歯は、前記回転軸の回転方向で、位相が異なるように位置ずれした状態で配置され、
前記上部側固定歯群における複数の前記固定歯は、前記回転方向で、同位相となるように位置ずれしない状態で配置されていると好適である。
この実施形態で、コンバインの走行機体の前後方向を定義するときは、作業状態における機体進行方向に沿って定義し、機体の左右方向を定義するときは、機体進行方向視で見た状態で左右を定義する。すなわち、図1等に符号(F)で示す方向が機体前側、符号(B)で示す方向が機体後側、符号(L)で示す方向が機体左側、符号(R)で示す方向が機体右側である。従って、機体左右方向が走行機体横幅方向に対応する。
図2に示すように、脱穀部11では、刈取部2(図1参照)から搬送されてくる刈取穀稈が、フィードチェーン4により後方に向けて挟持搬送される。そして、脱穀部11には、前後方向に沿った回転軸心周りに回転駆動されて挟持搬送される刈取穀稈の穂先側を、扱刃18aにより扱いで脱穀処理を施すドラム式の扱胴18が備えられている。また、脱穀部11には、扱胴18で処理された脱穀処理物を受けて漏下させる受網19が備えられている。
選別部13は、脱穀部11から供給された脱穀処理物を後方に向けて移送しながら篩い選別する揺動選別機構23、揺動選別機構23における下側の精選別領域等に選別風を供給する主唐箕24、揺動選別機構23における上側の粗選別領域に選別風を供給する第一副唐箕25、揺動選別機構23における後部側の選別領域に選別風を供給する第二副唐箕26等が備えられている。
図2に示すように、回収部16には、選別部13のグレンシーブ35から流下した一番物を回収する一番回収部44と、選別部13のグレンシーブ35の後方から流下した二番物を回収する二番回収部45と、が備えられている。二番回収部45は、一番回収部44よりも搬送方向下流側に位置している。
接続ケース57について以下にさらに説明する。接続ケース57は、図4に示すように、本体部61と、本体部61の下部側部分に設けられた第一点検口63を開閉可能な第一蓋部材65と、本体部61の上部側部分に設けられた第二点検口67を開閉可能な第二蓋部材69とを備えている。接続ケース57は、これら本体部61、第一蓋部材65及び第二蓋部材69により左側面視が概ね円形状の円筒体から形成されており、二番搬送スクリュー49と連通する開口と、縦搬送部58と連通する開口とを有している。
以下に、回転歯75、固定歯81、91及びこれらに関連する構成についてさらに説明する。
以下、上記実施形態に変更を加えた別実施形態について説明する。以下の別実施形態は、矛盾が生じない限り、上記実施形態に複数組み合わせて適用できる。なお、本発明の範囲は、各実施形態で示している内容に限られるものではない。
44 :一番回収部
45 :二番回収部
47 :一番搬送スクリュー
49 :二番搬送スクリュー
50 :搬送装置
55 :二番還元部
57 :接続ケース
58 :縦搬送部
63、67 :点検口
65、69 :蓋部材
65a、69a:内周面(内周部)
75 :回転歯
81、91 :固定歯
81α、91α:第二傾斜部(作用部)
83、93 :凹部
Claims (8)
- 収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって脱穀処理された穀粒を上昇搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送された穀粒を上部から受け入れて貯留する穀粒タンクと、が備えられ、
前記脱穀装置に、前記脱穀装置の幅方向に沿って延びる第一搬送スクリューを有し、脱穀処理後の一番物を回収して前記搬送装置に受け渡す一番回収部と、前記脱穀装置の幅方向に沿って延びる第二搬送スクリューを有し、かつ、前記一番回収部よりも脱穀処理方向下手側に設けられ、前記脱穀処理後の二番物を回収する二番回収部と、前記二番回収部から前記二番物を受け取り、上昇搬送して前記脱穀装置における移送方向上手側に還元する二番還元部と、が備えられ、
前記二番還元部に、前記二番回収部との接続箇所に設けられた接続ケースと、前記接続ケースに接続され、前記二番物を上昇搬送する縦搬送部と、が備えられ、
前記接続ケースに、前記第二搬送スクリューの回転軸芯方向に間隔を空けた状態で前記第二搬送スクリューの回転軸の軸端部分に支持された複数の回転歯と、前記複数の回転歯に対応する状態かつ前記回転軸芯方向に間隔を空けた状態で、前記接続ケースの内周部から内周側に向けて突出された複数の固定歯と、が備えられ、
前記接続ケースは、前記回転歯と前記固定歯とによって、前記二番物に含まれる枝梗と穀粒とが分離されるように構成され、
前記固定歯における前記回転歯に対向する作用部に、凹部が形成されているコンバイン。 - 前記作用部に、前記回転軸の回転方向に沿って、複数の前記凹部が形成されている請求項1または2に記載のコンバイン。
- 複数の前記固定歯は、前記回転軸の回転方向で位置ずれした状態で配置されている請求項2に記載のコンバイン。
- 前記接続ケースの周部に点検口が形成され、かつ、前記点検口を開閉可能な蓋部材が備えられ、
前記固定歯は、前記蓋部材に支持されている請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン。 - 前記接続ケースの内周部における上部側部分に、複数の前記固定歯から構成される上部側固定歯群が備えられ、
前記上部側固定歯群は、前記接続ケースの幅方向において、前記二番回収部から離れるように、前記回転軸の軸端寄りに配置されている請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン。 - 前記接続ケースの内周部における下部側部分に、複数の前記固定歯から構成される下部側固定歯群が備えられると共に、前記接続ケースの内周部における上部側部分に、複数の前記固定歯から構成される上部側固定歯群が備えられている請求項1から5の何れか一項に記載のコンバイン。
- 前記下部側固定歯群における前記固定歯の数は、前記上部側固定歯群における前記固定歯の数よりも多い請求項6に記載のコンバイン。
- 前記下部側固定歯群における複数の前記固定歯は、前記回転軸の回転方向で、位相が異なるように位置ずれした状態で配置され、
前記上部側固定歯群における複数の前記固定歯は、前記回転方向で、同位相となるように位置ずれしない状態で配置されている請求項6または7に記載のコンバイン。
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- 2017-12-12 JP JP2017237634A patent/JP6832834B2/ja active Active
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