JP2019102246A - フロー電池 - Google Patents

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直昭 山口
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Abstract

【課題】負極と正極との導通を低減することができるフロー電池を提供する。【解決手段】フロー電池1は、正極2及び負極3と、電解液6と、発生部9と、案内部材11とを備える。電解液6が正極2及び負極3に接触し、発生部9が平面視で正極2と負極3との間に気体を吐出する吐出口9aを有し、電解液6中に気泡を発生させ、案内部材が気泡に接触して負極3の上方側に電解液の流動を案内し、案内部材が吐出口9aと向かい合い、かつ正極2側から負極3側へ向けて上り傾斜の傾斜面を有する、フロー電池1。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、フロー電池に関する。
従来、正極と負極との間に、テトラヒドロキシ亜鉛酸イオン([Zn(OH)2−)を含有する電解液を循環させるフロー電池が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
また、亜鉛種などの活物質を含む負極を、選択的イオン電導性を有するイオン電導層で覆うことでデンドライトの成長を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−185259号公報
Y. Ito. et al.: Zinc morphology in zinc-nickel flow assisted batteries and impact on performance, Journal of Power Sources, Vol. 196, pp. 2340-2345, 2011
しかしながら、上記に記載の電池では、依然として負極と正極とが導通する懸念があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、負極と正極との導通を低減することができるフロー電池を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るフロー電池は、正極および負極と、電解液と、発生部と、案内部材とを備える。電解液は、前記正極および前記負極に接触する。発生部は、平面視で前記正極と前記負極との間に気体を吐出する吐出口を有し、前記電解液中に気泡を発生させる。案内部材は、前記気泡に接触して前記負極の上方側に前記電解液の流動を案内する。前記案内部材は、前記吐出口と向かい合い、かつ前記正極側から前記負極側へ向けて上り傾斜の傾斜面を有する。
実施形態の一態様のフロー電池によれば、負極と正極との導通を低減することができる。
図1は、第1の実施形態に係るフロー電池の概略を示す図である。 図2は、第1の実施形態の変形例に係るフロー電池の概略を示す図である。 図3は、第2の実施形態に係るフロー電池の概略を示す図である。 図4は、図3のI−I断面図である。 図5は、第2の実施形態に係るフロー電池の電極間の接続の一例について説明する図である。 図6は、第2の実施形態の変形例に係るフロー電池の概略を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するフロー電池の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るフロー電池の概略を示す図である。図1に示すフロー電池1は、正極2と、負極3と、電解液6と、粉末7と、発生部9と、案内部材11と、供給部14と、筐体17と、上板18とを備える。フロー電池1は、発生部9で発生した気泡8を浮上させることにより電解液6を流動させる装置である。発生部9は、流動装置の一例である。
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後述の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。
正極2は、例えば、ニッケル化合物、マンガン化合物またはコバルト化合物を正極活物質として含有する導電性の部材である。ニッケル化合物は、例えば、オキシ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル、コバルト化合物含有水酸化ニッケル等が使用できる。マンガン化合物は、例えば、二酸化マンガン等が使用できる。コバルト化合物は、例えば、水酸化コバルト、オキシ水酸化コバルト等が使用できる。また、正極2は、黒鉛、カーボンブラック、導電性樹脂等を含んでもよい。電解液6が分解される酸化還元電位の観点からは、正極2はニッケル化合物を含有してもよい。また、正極2は、ニッケル金属、コバルト金属またはマンガン金属、あるいはそれらの合金であってもよい。
また、正極2は、例えば、上記した正極活物質や導電体その他の添加剤を複数の粒状体として含む。具体的には、正極2は、例えば、予め定められた割合で配合された粒状の活物質および導電体を、保形性に寄与するバインダとともに含有するペースト状の正極材料を発泡ニッケルなどの導電性を有する発泡金属へ圧入し、所望の形状に成形し、乾燥させたものである。
正極2は、図示しない隔膜によって被覆されたものであってもよい。隔膜は、正極2を負極3から分離すると共に、電解液6に含まれるイオンの移動を許容するように多孔質の材料で構成される。隔膜は、電解液6に含まれるイオンの移動を許容する材料で構成される。具体的には、隔膜の材料として、例えば、隔膜が水酸化物イオン伝導性を有するように、陰イオン伝導性材料が挙げられる。陰イオン伝導性材料としては、例えば、有機ヒドロゲルのような三次元構造を有するゲル状の陰イオン伝導性材料、または固体高分子型陰イオン伝導性材料などが挙げられる。固体高分子型陰イオン伝導性材料は、例えば、ポリマーと、周期表の第1族〜第17族より選択された少なくとも一種類の元素を含有する、酸化物、水酸化物、層状複水酸化物、硫酸化合物およびリン酸化合物からなる群より選択された少なくとも一つの化合物とを含む。
隔膜は、好ましくは、水酸化物イオンよりも大きいイオン半径を備えた[Zn(OH)2−等の金属イオン錯体の透過を抑制するように緻密な材料で構成されると共に所定の厚さを有する。緻密な材料としては、例えば、アルキメデス法で算出された90%以上、より好ましくは92%以上、さらに好ましくは95%以上の相対密度を有する材料が挙げられる。所定の厚さは、例えば、10μm〜1000μm、より好ましくは50μm〜500μmである。
この場合には、充電の際に、負極3において析出する亜鉛がデンドライト(針状結晶)として成長し、隔膜を貫通することを低減することができる。その結果、互いに向かい合う負極3と正極2との間の導通を低減することができる。
なお、上記した実施形態では、隔膜は正極2を被覆しているとして説明したが、これに限らず、互いに向かい合う正極2と負極3との間に配置されていればよく、また、正極2の厚み方向、すなわち図1に示すY軸方向の両側を挟むように配置されてもよい。
負極3は、負極活物質を金属として含む。負極3は、例えば、ステンレスや銅などの金属板や、ステンレスや銅板の表面をニッケルやスズ、亜鉛でメッキ処理したものを使用することができる。また、メッキ処理された表面が一部酸化されたものを負極3として使用してもよい。
正極2および負極3は、予め定められた間隔でY軸方向に沿って並ぶように配置されている。このように隣り合う正極2と負極3との間隔をそれぞれ設けることにより、正極2と負極3との間に電解液6および気泡8の流通経路が確保される。
電解液6は、亜鉛種を含有するアルカリ水溶液である。電解液6中の亜鉛種は、[Zn(OH)2−として電解液6中に溶存している。電解液6は、例えば、KやOHを含むアルカリ水溶液に亜鉛種を飽和させたものを使用することができる。なお、電解液6は、後述する粉末7とともに調製すれば、充電容量を大きくできる。ここで、アルカリ水溶液としては、例えば、6.7moldm−3の水酸化カリウム水溶液を使用することができる。また、1dm−3の水酸化カリウム水溶液に対し、0.5molの割合でZnOを添加し、必要に応じて後述する粉末7を追加することにより電解液6を調製することができる。さらに、酸素発生抑制を目的に、水酸化リチウムや水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属を添加してもよい。
粉末7は、亜鉛を含む。具体的には、粉末7は、例えば粉末状に加工または生成された酸化亜鉛、水酸化亜鉛等である。粉末7は、アルカリ水溶液中には容易に溶解するが、亜鉛種の飽和した電解液6中には溶解せずに分散または浮遊し、一部が沈降した状態で電解液6中に混在する。電解液6が長時間静置されていた場合、ほとんどの粉末7が、電解液6の中で沈降した状態になることもあるが、電解液6に対流等を生じさせれば、沈降していた粉末7の一部は、電解液6に分散または浮遊した状態になる。つまり、粉末7は、電解液6中に移動可能に存在している。なお、ここで移動可能とは、粉末7が、周囲の他の粉末7の間にできた局所的な空間の中のみを移動できることではなく、電解液6の中を別の位置に粉末7が移動することにより、当初の位置以外の電解液6に粉末7が晒されるようになっていることを表す。さらに、移動可能の範疇には、正極2および負極3の両方の近傍まで粉末7が移動できるようになっていることや、筐体17内に存在する電解液6中の、ほぼどこにでも粉末7が移動できるようになっていることが含まれる。電解液6中に溶存する亜鉛種である[Zn(OH)2−が消費されると、電解液6中に混在する粉末7は、粉末7および電解液6が互いに平衡状態を維持するように電解液6中に溶存する亜鉛種が飽和するまで溶解する。
気泡8は、例えば正極2、負極3および電解液6に対して不活性な気体で構成される。このような気体としては、例えば、窒素ガス、ヘリウムガス、ネオンガス、またはアルゴンガスなどが挙げられる。電解液6に不活性な気体の気泡8を発生させることにより、電解液6の変性を低減することができる。また、例えば、亜鉛種を含有するアルカリ水溶液である電解液6の劣化を低減し、電解液6のイオン伝導度を高く維持することができる。なお、気体は空気を含有してもよい。
発生部9から電解液6中に供給された気体により発生した気泡8は、所定の間隔で配置された電極間、すなわち、正極2と負極3との間において、電解液6中を浮上する。電解液6中を気泡8として浮上した気体は、電解液6の液面6aで消滅し、上板18と電解液6の液面6aとの間に気体層13を構成する。
ここで、フロー電池1における電極反応について、正極活物質として水酸化ニッケルを適用したニッケル亜鉛電池を例に挙げて説明する。充電時における正極2および負極3での反応式はそれぞれ、以下のとおりである。
正極:Ni(OH) + OH → NiOOH + HO + e
負極:[Zn(OH)2− + 2e → Zn +4OH
一般的には、この反応に伴って負極3で生成したデンドライトが正極2側へ成長し、正極2と負極3とが導通する懸念がある。反応式から明らかなように、負極3では、充電により亜鉛が析出するのに伴い、負極3の近傍における[Zn(OH)2−の濃度が低下する。そして、析出した亜鉛の近傍で[Zn(OH)2−の濃度が低下する現象が、デンドライトとして成長する一因である。すなわち、充電時に消費される電解液6中の[Zn(OH)2−を補給することにより、電解液6中の亜鉛種である[Zn(OH)2−の濃度が飽和状態に保持される。これにより、デンドライトの成長が低減され、正極2と負極3との導通が低減される。
第1の実施形態に係るフロー電池1では、電解液6中に亜鉛を含む粉末7を混在させるとともに、発生部9の吐出口9aから電解液6中に気体を供給して気泡8を発生させる。気泡8は、正極2と負極3との間において反応部10の下方から上方に向かって電解液6中を浮上する。
また、電極間における上記した気泡8の浮上に伴い、電解液6には上昇液流が発生し、正極2と負極3との間では反応部10の内底10e側から上方に向かって電解液6が流動する。そして、電解液6の上昇液流に伴い、主に反応部10の内壁10aと正極2との間、および内壁10bと負極3との間で下降液流が発生し、電解液6が反応部10の内部を上方から下方に向かって流動する。
これにより、充電によって電解液6中の[Zn(OH)2−が消費されると、これに追従するように粉末7中の亜鉛が溶解することで[Zn(OH)2−が電解液6中に補給される。このため、電解液6中の[Zn(OH)2−の濃度を飽和状態に保つことができ、デンドライトの成長に伴う正極2と負極3との導通を低減することができる。
なお、粉末7としては、酸化亜鉛および水酸化亜鉛以外に、金属亜鉛、亜鉛酸カルシウム、炭酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩化亜鉛などが挙げられ、酸化亜鉛および水酸化亜鉛が好ましい。
また、負極3では、放電によりZnが消費され、[Zn(OH)2−を生成するが、電解液6はすでに飽和状態であるため、電解液6中では、過剰となった[Zn(OH)2−からZnOが析出する。このとき負極3で消費される亜鉛は、充電時に負極3の表面に析出した亜鉛である。このため、元来亜鉛種を含有する負極を用いて充放電を繰り返す場合とは異なり、負極3の表面形状が変化するいわゆるシェイプチェンジが生じない。これにより、第1の実施形態に係るフロー電池1によれば、負極3の経時劣化を低減することができる。なお、電解液6の状態によっては、過剰となった[Zn(OH)2−から析出するのは、Zn(OH)や、ZnOとZn(OH)とが混合したものになる。
上記したように、フロー電池1は、発生部9の吐出口9aから吐出された気体が、気泡8として電解液6中を浮上する現象を利用して反応部10に収容された電解液6を流動させる。
第1の実施形態に係るフロー電池1では、電極間を浮上する気泡8に接触し、電解液6の流動を案内する案内部材11を設けることとしている。案内部材11は、正極2や負極3と同様に反応部10に収容される。具体的には、案内部材11は、X軸に沿うように延設された断面視で楔形状の柱状部材である。案内部材11は、上板18の下面に取り付けられ、あるいは上板18と一体に形成されて一部が電解液6に接触するように配置される。なお、案内部材11と気泡8とが接触するとは、気泡8の内部の気体と案内部材11との間に電解液6の膜が残った状態で当たっていること、および案内部材11と気泡8の内部の気体とが当たっていることを含んでいる。
案内部材11は、吐出口9aと向かい合う傾斜面12を有する。傾斜面12は、正極2側から負極3側へ向けて上り傾斜となるように設けられる。傾斜面12は、気泡8の浮上に追従するように電極間を上方に流動する電解液6を負極3の上方側に案内する。
図1に示すように、案内部材11は、傾斜面12の下端12eが負極3よりも正極2寄りに配置される。具体的には、案内部材11は、例えば正極2と負極3との間隔、すなわち正極2の負極3側の端面2aと負極3の正極2側の端面3aとの間の距離をLとしたとき、端面3aからの距離dが7L/12以上となるように配置される。案内部材11をこのように配置することにより、案内部材11に到達した気泡8は、傾斜面12に沿ってY軸正方向側に移動しながらさらに浮上する。
そして、電極間を浮上する気泡8に追従するように電極間を上方に流動する電解液6もまた、傾斜面12によって負極3の上方を流動するようにY軸正方向側に案内される(矢印19参照)。このため、負極3に近い状態で、電解液6の流動および攪拌が生じ、[Zn(OH)2−の濃度の低い状態が解消される。
気泡8が移動することで、電解液6は流動する。また、気泡8は、電解液6の中を動くのであるから、電解液6は、気泡8の前方でかき分けられ、後方で収れんする。すなわち、電解液6は、気泡8により攪拌される。電解液6が直線的に流動することでも、[Zn(OH)2−の濃度が相対的に高い電解液6が供給されるが、電解液6が気泡8で攪拌されれば、例えば、負極3付近の電解液6が、負極3からは離れた位置にある、[Zn(OH)2−の濃度が相対的に高い電解液6と混じりあうことで、負極3付近の[Zn(OH)2−の濃度が低い状態が、より速やかに解消できる。
負極3の上に行くほど、[Zn(OH)2−が消費されるので、電解液6が負極3に沿って直線的に流動することによる[Zn(OH)2−の供給では、負極3の上側でデンドライトが生成するおそれが高くなる。案内部材11を設けることで、気泡8を負極3に向けて移動させることにより、正極2と負極3との中央付近にある、[Zn(OH)2−の濃度が相対的に高い電解液6を、負極3の上側に供給することができる。また、案内部材11を設けることで、気泡8が負極3の上側に集まり、気泡8により攪拌効果が高まる。すなわち、電解液6の滞留に伴う正極2と負極3とが導通する不具合を低減することができる。
また、電解液6の流動の状態によっては、気泡8が負極3に付着して滞留することがある。気泡8が付着した分、負極3の実効面積が減るうえ、滞留した気泡8の周囲では、電解液6も滞留するおそれがある。案内部材11を設ければ、電解液6の流動と攪拌により、滞留している気泡8を電解液6の流れに戻すこともできる。
また、電極間を上方に移動する電解液6の一部は、傾斜面12によって反射され、負極3の端面3aのうち、上部に向かうように流動する(矢印20参照)。負極3のうち、正極2と向かい合う端面3aの上部は、電流が集中しやすい傾向にある部分の一つである。第1の実施形態に係るフロー電池1によれば、電解液6が矢印20のように流動することで電流集中しやすい箇所に[Zn(OH)2−の補給を速やかに行うことが可能となり、デンドライトの成長に伴う不具合を低減することができる。
また、案内部材11は、傾斜面12の下端12eが負極3の上端3cの高さよりもd1だけ下側となるように配置してもよい。具体的には、d1は1mm以上20mm以下とすることができる。このように案内部材11を配置すると、傾斜面12による気泡8および電解液6の適切な案内を実現させやすくなる。
また、案内部材11は、傾斜面12とXY平面とのなす角θが30°以上60°以下となるように配置することができる。案内部材11がこのような傾斜面12を有することにより、傾斜面12による気泡8および電解液6の適切な案内が容易になる。
第1の実施形態に係るフロー電池1についてさらに説明する。発生部9は、反応部10の下方に配置されている。発生部9は、後述する供給部14から供給された気体を一時的に貯留するよう内部が中空となっている。また、反応部10の内底10eは、発生部9の中空部分を覆うように配置されており、発生部9の天板を兼ねている。
また、内底10eは、平面視で正極2と負極3との間に気体を吐出するようにX軸方向に沿って並ぶ複数の吐出口9aを有している。発生部9は、供給部14から供給された気体を吐出口9aから吐出することにより、電解液6中に気泡8を発生させる。吐出口9aは、例えば0.05mm以上0.5mm以下の直径を有する。吐出口9aの直径をこのように規定することにより、吐出口9aから発生部9の内部の中空部分に電解液6や粉末7が進入する不具合を低減することができる。また、吐出口9aから吐出される気体に対し、気泡8を発生させるのに適した圧力損失を与えることができる。
また、吐出口9aのX軸方向に沿った間隔(ピッチ)は、例えば、2.5mm以上10mm以下である。ただし、吐出口9aは、発生した気泡8を互いに向かい合う正極2と負極3との間にそれぞれ適切に流動させることができるように配置されるものであれば、大きさや間隔に制限はない。
ここで、発生部9、反応部10を有する筐体17および上板18、案内部材11は、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニルなど、耐アルカリ性および絶縁性を有する樹脂材料で構成される。案内部材11、筐体17および上板18は、好ましくはそれぞれ同じ材料で構成されるが、異なる材料で構成されてもよい。また、発生部9は、反応部10の内部に配置されてもよい。
供給部14は、配管16を介して筐体17の内部から回収された気体を、配管15を介して発生部9に供給する。供給部14は、例えば気体を移送可能なポンプ(気体ポンプ)、コンプレッサまたはブロワである。供給部14の気密性を高くすれば、気体や電解液6に由来する水蒸気を外部に漏出させることによるフロー電池1の発電性能の低下が起きにくい。
<変形例>
図2は、第1の実施形態の変形例に係るフロー電池の概略を示す図である。図2に示すフロー電池1Aは、案内部材11とは配置の異なる案内部材11aを備えることを除き、第1の実施形態に係るフロー電池1と同様の構成を有している。
図2に示すように、案内部材11aは、傾斜面12の下端12eが吐出口9aの直上に配置される。ここで、「吐出口9aの直上」とは、吐出口9aを平面視したときの領域Rと、X軸方向に延在する傾斜面12の下端12eを平面視したときの位置とが、互いに重なり合うことをいう。また、他の実施形態としては、案内部材11aは、例えば正極2と負極3との間隔、すなわち正極2の負極3側の端面2aと負極3の正極2側の端面3aとの間の距離をLとしたとき(図1参照)、端面3aからの距離が5L/12以上7L/12以下となるように配置されてもよい。案内部材11aをこのように配置することにより、電極間を浮上する気泡8は傾斜面12の下端12eに接触しやすくなる。
下端12eに接触した気泡8は弾け、さらに細かい気泡8となる一方、電解液6は弾けた気泡8を中心とする放射状の圧力を受ける。下端12eへの接触によって生じた細かい気泡8は、傾斜面12に沿ってY軸正方向側に移動しながらさらに浮上し、気体層13に到達して消滅するまで案内されやすくなる。そして、電極間を上方に流動する電解液6もまた、傾斜面12によって負極3の上方を流動するようにY軸正方向側に案内される(矢印19a参照)。
また、電極間を流動する電解液6の一部は、気泡8が弾けたときに受けた圧力により、負極3の端面3aのうち、上部に向かう(矢印21参照)。このため、第1の実施形態の変形例に係るフロー電池1Aによれば、電流集中しやすい箇所に[Zn(OH)2−の補給を速やかに行うことが可能となり、デンドライトの成長に伴う不具合を低減することができる。
<第2の実施形態>
図3は、第2の実施形態に係るフロー電池の概略を示す図である。図3に示すフロー電池1Bは、反応部10が正極2、負極3および案内部材11をそれぞれ複数収容するとともに発生部9に代えて発生部9Aを備えることを除き、第1の実施形態に係るフロー電池1と同様の構成を有している。なお、図示を簡略化するために、図3ではフロー電池1における供給部14、配管15,16と、電解液6中に混在する粉末7の図示を省略している。
図3に示すように、正極2は、正極2A,2B,2Cを含む。また、負極3は、負極3A,3B,3C,3Dを含む。正極2および負極3は、負極3A、正極2A、負極3B、正極2B、負極3C、正極2C、負極3Dの順にY軸方向に沿って正負極が交互に並ぶように配置されている。
また、正極2および負極3のうち、中央に位置する正極2Bは反応部10の内底10eに接触するように配置され、Y軸に沿った電解液6の流れが、正極2B、より具体的には案内部材11C,11Dを境に反対方向に向かうように構成されている。
発生部9Aは、図示しない供給部から供給された気体を、X軸方向に沿って並ぶ複数の吐出口9Aa〜9Afからそれぞれ吐出することにより、電解液6中に気泡8を発生させる。吐出口9Aa〜9Afは、平面視で負極3Aと正極2Aとの間、正極2Aと負極3Bとの間、負極3Bと正極2Bとの間、正極2Bと負極3Cとの間、負極3Cと正極2Cとの間、正極2Cと負極3Dとの間に気体を吐出するようにそれぞれ配置されている。
また、案内部材11は、案内部材11A〜11Fを含む。案内部材11A〜11Fは、吐出口9Aa〜9Afと向かい合い、かつ正極2側から負極3側へ向けて上り傾斜の傾斜面12をそれぞれ有する。案内部材11A〜11Fの傾斜面12は、吐出口9Aa〜9Afから吐出された気体により発生した気泡8にそれぞれ接触し、傾斜面12に沿うようにY軸方向に移動しながらさらに浮上し、気体層13に到達して消滅するまで案内される。
これにより、案内部材11Aの傾斜面12は負極3Aの上方側に、案内部材11B,11Cの傾斜面12は負極3Bの上方側に、案内部材11D,11Eの傾斜面12は負極3Cの上方側に、案内部材11Fの傾斜面12は、負極3Dの上方側に、電解液6の流動をそれぞれ案内する。このため、電解液6の滞留に伴う正極2と負極3とが導通する不具合を低減することができる。
また、電極間を上方に移動する電解液6の一部は、傾斜面12によって反射され、負極3A〜3Dの端面3Aa,3Ba,3Bb,3Ca,3Cb,3Daのうち、上部に向かうようにそれぞれ流動する(矢印20A〜20F参照)。このため、第2の実施形態に係るフロー電池1Bによれば、電解液6が矢印20A〜20Fに示すように流動することで電流集中しやすい箇所に[Zn(OH)2−の補給を速やかに行うことが可能となり、デンドライトの成長に伴う不具合を低減することができる。
次に、正極2および負極3の上方における電解液6の流動の様子について説明する。図4は、図3のI−I断面図である。図4に示すように、案内部材11A,11B,11E,11Fは、空隙を挟んでX軸方向すなわち正極2の長さ方向に延在するように複数配置されている。
案内部材11Aは、X軸方向に所定の間隔(L3)を有するように配置された案内部材11Aa,11Ab(それぞれ長さL2,L4)を含む。案内部材11Bは、X軸方向に所定の間隔(L2,L4)を有するようにそれぞれ配置された案内部材11Ba,11Bb,11Bc(それぞれ長さL1,L3,L5)を含む。案内部材11Eは、X軸方向に所定の間隔(L2,L4)を有するようにそれぞれ配置された案内部材11Ea,11Eb,11Ec(それぞれ長さL1,L3,L5)を含む。案内部材11Fは、X軸方向に所定の間隔(L3)を有するように配置された案内部材11Fa,11Fb(それぞれ長さL2,L4)を含む。
案内部材11Cにより負極3Bの上方に案内された電解液6は、案内部材11Baおよび11Bb、案内部材11Bbおよび11Bcの間の空隙を通過するように流動し、正極2Aの上方を経由して案内部材11Aに到達する。案内部材11Aに到達した電解液6は、内壁10cと案内部材11Aaとの間、案内部材11Aaおよび11Abの間、案内部材11Abと内壁10dとの間の空隙を通過するように流動し、負極3Aの上方を経由して内壁10aまで到達し、内壁10aと負極3Aとの間を下方に流動する下降液流に転ずる。
一方、案内部材11Dにより負極3Cの上方に案内された電解液6は、案内部材11Eaおよび11Eb、案内部材11Ebおよび11Ecの間の空隙を通過するように流動し、正極2Cの上方を経由して案内部材11Fに到達する。案内部材11Fに到達した電解液6は、内壁10cと案内部材11Faとの間、案内部材11Faおよび11Fbの間、案内部材11Fbと内壁10dとの間の空隙を通過するように流動し、負極3Dの上方を経由して内壁10bまで到達し、負極3Dと内壁10bとの間を下方に流動する下降液流に転ずる。
ところで、案内部材11Aおよび11Bは、正極2Aを挟んで空隙が互い違いに向かい合うように配置されている。このため、案内部材11Aに到達した電解液6の一部は、案内部材11Aaおよび11Abに到達して反射する(符号22参照)。電解液6の一部がこのように挙動することにより、電解液6の攪拌が促進される。このため、電解液6の滞留に伴う正極2と負極3とが導通する不具合を低減することができる。
また、案内部材11Eおよび11Fは、正極2Cを挟んで空隙が互い違いに向かい合うように配置されている。このため、案内部材11Fに到達した電解液6の一部は、案内部材11Faおよび11Fbに到達して反射する。電解液6の一部がこのように挙動することにより、電解液6の攪拌が促進される。このため、電解液6の滞留に伴う正極2と負極3とが導通する不具合を低減することができる。
ここで、案内部材11A,11B,11E,11Fは、L1=L5、L2=L4となるように配置することができる。案内部材11A,11B,11E,11Fをこのように配置することにより、特に正極2および負極3の上方における電解液6の循環が円滑になる。このため、電解液6の滞留に伴う正極2と負極3とが導通する不具合を低減することができる。
また、案内部材11A,11B,11E,11Fは、(L2+L4):(L1+L3+L5)=3:7〜8:2となるように配置することができる。案内部材11A,11B,11E,11Fをこのように配置することにより、電解液6の攪拌促進と円滑な循環とをバランスよく実施することができる。このため、電解液6の滞留に伴う正極2と負極3とが導通する不具合を低減することができる。
なお、上記した実施形態では、正極2Bと内底10eとが接触しているとして説明したが、これに限らず、離れていてもよい。また、上記した実施形態では、正極2Bを挟んで電解液6の流動する方向が異なるとして説明したが、これに限らず、同じであってもよい。
次に、フロー電池1Bにおける電極間の接続について説明する。図5は、第2の実施形態に係るフロー電池1Bの電極間の接続の一例について説明する図である。
図5に示すように、負極3A〜3D、正極2A〜2Cはそれぞれ、並列に接続されている。このように負極および正極をそれぞれ並列に接続することにより、正極2および負極3の総数が異なる場合であってもフロー電池1Bの各電極間を適切に接続し、使用することができる。
なお、図3〜図5に示すフロー電池1Bでは、合計7枚の電極が、負極3および正極2が交互に配置されるように構成されたが、これに限らず、5枚以下あるいは9枚以上の電極を交互に配置するようにしてもよい。また、フロー電池1Bでは、両端がともに負極(3A,3D)となるように構成されたが、これに限らず、両端がともに正極となるように構成してもよい。
さらに、一方の端部が正極2、他方の端部が負極3となるように同枚数の負極3および正極2をそれぞれ交互に配置してもよい。かかる場合、電極間の接続は並列であってもよく、直列であってもよい。
<変形例>
図6は、第2の実施形態の変形例に係るフロー電池の概略を示す図である。図6に示すフロー電池1Cは、図4と同様の視点で断面視したものに相当する。
図6に示すフロー電池1Cは、案内部材11A,11Fに代えて案内部材11AA,11FAをそれぞれ有することを除き、図4に示すフロー電池1Bと同様の構成を有している。
案内部材11AAは、正極2Aを挟んで案内部材11Ba,11Bb,11Bcと互いに向かい合うように配置された案内部材11Ad,11Ae,11Afを含む。また、案内部材11FAは、正極2Cを挟んで案内部材11Ea,11Eb,11Ecと互いに向かい合うように配置された案内部材11Fd,11Fe,11Ffを含む。
案内部材11Bおよび11AAは、空隙が互いに向かい合うように配置されている。また、案内部材11Eおよび11FAは、空隙が互いに向かい合うように配置されている。このため、案内部材11AAおよび11FAに到達した電解液6は、流れが阻害されることなく案内部材11AAおよび11FAの空隙を通過し、内壁10a,10bまでそれぞれ到達する。電解液6がこのように挙動することにより、反応部10全体の電解液6の循環がより円滑となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、フロー電池1A,1Bがそれぞれ有する案内部材を、図1に示す案内部材11に代えて図2に示す案内部材11aに相当する構成をそれぞれ有してもよい。
また、フロー電池1A,1Bでは、案内部材11C,11Dはそれぞれ空隙を有さない一部材で構成される例について示したが、これに限らず、空隙を有してもよい。また、フロー電池1A,1Bでは、正極2を挟んで隣り合う案内部材の空隙が互い違いに向かい合う、あるいは互いに向かい合うように配置される例について示したが、空隙の一部が互いに向かい合うように配置されてもよい。
また、上記した各実施形態では、案内部材11は断面視で楔形状の柱状部材として説明したが、傾斜面12を有すればこれに限らず、例えば断面視で矩形状であってもよく、また、板状部材であってもよい。
また、上記した各実施形態では、傾斜面12は平面として説明したが、これに限らず、曲面であってもよい。
また、上記した各実施形態では、電解液6中に粉末7が混在されているとして説明したが、これに限らず、粉末7を有しなくてもよい。かかる場合、負極3が含有する負極活物質を増量するとよい。
なお、供給部14は、常時動作させてもよいが、電力消費を低減する観点から、放電時には充電時よりも気体または電解液6の供給レートを低下させてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1,1A,1B,1C フロー電池
2,2A〜2C 正極
3,3A〜3D 負極
6 電解液
7 粉末
8 気泡
9 発生部
9a 吐出口
10 反応部
11,11a 案内部材
12 傾斜面
14 供給部
17 筐体
18 上板

Claims (8)

  1. 正極および負極と、
    前記正極および前記負極に接触する電解液と、
    平面視で前記正極と前記負極との間に気体を吐出する吐出口を有し、前記電解液中に気泡を発生させる発生部と、
    前記気泡に接触して前記負極の上方側に前記電解液の流動を案内する案内部材と
    を備え、
    前記案内部材は、前記吐出口と向かい合い、かつ前記正極側から前記負極側へ向けて上り傾斜の傾斜面を有すること
    を特徴とするフロー電池。
  2. 前記案内部材は、前記傾斜面の下端が前記負極よりも前記正極寄りに配置されることを特徴とする請求項1に記載のフロー電池。
  3. 前記案内部材は、前記傾斜面の下端が前記吐出口の直上に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のフロー電池。
  4. 前記案内部材は、前記傾斜面の下端が前記負極の上端の高さよりも下側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のフロー電池。
  5. 前記負極は、前記正極を挟んで互いに向かい合う第1負極および第2負極を含み、
    前記吐出口は、前記第1負極と前記正極との間に気体を吐出する第1吐出口と、前記第2負極と前記正極との間に気体を吐出する第2吐出口とを含み、
    前記案内部材は、前記第1吐出口と向かい合い、かつ前記正極側から前記第1負極側へ向けて上り傾斜の傾斜面を有する第1案内部材と、前記第2吐出口と向かい合い、かつ前記正極側から前記第2負極側へ向けて上り傾斜の傾斜面を有する第2案内部材とを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のフロー電池。
  6. 前記案内部材は、空隙を挟んで前記正極の長さ方向に延在し、
    前記第1案内部材および前記第2案内部材は、前記正極を挟んで前記空隙が互い違いに向かい合うように配置されることを特徴とする請求項5に記載のフロー電池。
  7. 前記案内部材は、空隙を挟んで前記正極の長さ方向に延在し、
    前記第1案内部材および前記第2案内部材は、前記正極を挟んで前記空隙が互いに向かい合うように配置されることを特徴とする請求項5に記載のフロー電池。
  8. 亜鉛を含み、前記電解液中を移動可能に混在する粉末
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のフロー電池。
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