JP2019102019A - 障害特定支援装置、システム、方法、及びプログラム - Google Patents

障害特定支援装置、システム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】新たな障害が発生した場合でも障害復旧の時間を効果的に短縮することに貢献することができる障害特定支援装置システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用及び使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得するステップと、問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が第1データベースにあるか否かを判断するステップと、対応する情報が第1データベースにないときに、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得するステップと、問合せ入力情報から語句を抽出するステップと、抽出された語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断するステップと、対応する語句が第2データベースにあるときに、抽出された語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力するステップと、を含む。【選択図】図12

Description

本発明は、障害の原因や部品の特定を支援する障害特定支援装置、システム、方法、及びプログラムに関する。
従来、障害が発生した際、発生した障害内容から、該当する装置の障害対応資料を確認し、さらに、コンピュータ上のデータベースを検索して過去の障害対応履歴を確認し(例えば、特許文献1〜3参照)、障害原因や障害部品を特定していた。
特開平4−93721号公報 特開2005−321955号公報 特開2012−103998号公報
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
しかしながら、新たな原因による障害が発生したり、新たな装置に障害が発生した場合には、確認できる情報(障害対応資料、障害対応履歴)がなく、類似した情報を検索しようにもどのように問い合わせればよいのかわからないことがあった。そのため、保守作業者の経験に頼らざるを得ず、経験に基づく予測から外れると障害復旧に多くの時間を要していた。
また、コンピュータ上のデータベースを検索して過去の障害対応履歴を確認する場合、障害内容に該当する全ての情報が表示されてしまうため、表示された情報に優先順位がついていても、優先順位がついた情報の内容を1つ1つ確認して対応を試みていた(例えば、特許文献3参照)。そのため、障害復旧に時間を要していた。
本発明の主な課題は、新たな障害が発生した場合でも障害復旧の時間を効果的に短縮することに貢献することができる障害特定支援装置、システム、方法、及びプログラムを提供することである。
第1の視点に係る障害特定支援装置は、データを取得する取得部と、データを出力する出力部と、データを記憶する記憶部と、前記取得部、前記出力部及び前記記憶部を制御するとともに、所定の情報処理を行う制御部と、を備える。前記記憶部は、装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理した第1データベースと、語句、問合せ、及び、回答を関連付けて整理した第2データベースと、を記憶する。前記制御部は、前記取得部を通じて、装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得する処理と、前記問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理と、対応する情報が前記第1データベースにないときに、前記取得部を通じて、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得する処理と、取得した前記問合せ入力情報から語句を抽出する処理と、抽出された前記語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断する処理と、対応する語句が前記第2データベースにあるときに、前記出力部を通じて、抽出された前記語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力する処理と、を行う。
第2の視点に係る障害特定支援システムは、前記第1の視点に係る障害特定支援装置と、情報端末装置と、前記障害特定支援装置と前記情報端末装置とを通信可能に接続するネットワークと、を備える。前記取得部は、前記情報端末装置から前記ネットワークを介してデータを取得する。前記出力部は、前記ネットワークを介して前記情報端末装置に向けてデータを出力する。
第3の視点に係る障害特定支援方法は、装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理した第1データベースと、語句、問合せ、及び、回答を関連付けて整理した第2データベースと、を記憶する装置を用いて障害の特定を支援する障害特定支援方法である。前記障害特定支援方法は、装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得するステップと、前記問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が前記第1データベースにあるか否かを判断するステップと、対応する情報が前記第1データベースにないときに、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得するステップと、前記問合せ入力情報から語句を抽出するステップと、抽出された語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断するステップと、対応する語句が前記第2データベースにあるときに、抽出された語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力するステップと、を含む。
第4の視点に係るプログラムは、装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理した第1データベースと、語句、問合せ、及び、回答を関連付けて整理した第2データベースと、を記憶する装置に障害の特定を支援する処理を実行させるプログラムである。前記プログラムは、装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得する処理と、前記問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理と、対応する情報が前記第1データベースにないときに、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得する処理と、前記問合せ入力情報から語句を抽出する処理と、抽出された語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断する処理と、対応する語句が前記第2データベースにあるときに、抽出された語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力する処理と、を実行させる。
前記第1〜4の視点によれば、障害復旧の時間を短縮することに貢献することができる。
実施形態1に係る障害特定支援システムの構成を模式的に示したブロック図である。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる顧客データベースの構成を模式的に示したテーブルである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる装置構成データベースの構成を模式的に示したテーブルである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる費用データベースの構成を模式的に示したテーブルである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる使用法データベースの構成を模式的に示したテーブルである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる障害対応情報データベースの構成を模式的に示したテーブルである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる類似対応情報データベースの構成を模式的に示したテーブルである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおける障害特定支援装置の制御部の動作を模式的に示したフローチャートである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおける障害特定支援装置の制御部の動作を模式的に示した図8のステップA13のNOに続くフローチャートである。 実施形態1に係る障害特定支援システムにおける障害特定支援装置の制御部の動作を模式的に示した図8のステップA13のYESに続くフローチャートである。 実施形態2に係る障害特定支援装置の構成を模式的に示したブロック図である。 実施形態2に係る障害特定支援装置の制御部の動作を模式的に示したフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。また、下記の実施形態は、あくまで例示であり、本発明を限定するものではない。さらに、以降の説明で参照する図面等のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
[実施形態1]
実施形態1に係る障害特定支援システムについて図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る障害特定支援システムの構成を模式的に示したブロック図である。
障害特定支援システム1は、顧客の装置で障害が発生した際に、障害(例えば、障害原因、障害部品等)を特定するシステムである(図1参照)。障害特定支援システム1は、障害特定支援装置100と、ネットワーク200と、情報端末装置300と、を有する。
障害特定支援装置100は、障害の特定を支援する装置である(図1参照)。障害特定支援装置100は、例えば、保守支援部門に設置されているワークステーション・サーバ等の情報処理装置(コンピュータ)とすることができる。障害特定支援装置100は、ネットワーク200を介して情報端末装置300と通信可能に接続されている。障害特定支援装置100は、プログラムを実行することにより所定の情報処理を行う。障害特定支援装置100は、主な構成部として、通信部101と、制御部102と、記憶部103と、入力部104と、出力部105と、を有する。
ここで、依頼情報は、例えば、問合せ、発生障害復旧依頼などがある。依頼情報が問合せの場合、回答情報は、例えば、装置を特定する情報、装置の部品、部品の使用法、部品の型番、部品の価格、部品の交換等の作業費用等とすることができる。また、依頼情報が発生障害復旧依頼の場合、回答情報は、例えば、装置を特定する情報、障害内容、障害原因、障害部品等とすることができる。
通信部101は、障害特定支援装置100と情報端末装置300との間で所定の情報、データ、又は信号の送受信を行う機能部である(図1参照)。通信部101は、ネットワーク200に通信可能に接続されており、制御部102の制御により送受信を行う。通信部101には、例えば、LAN(Local Area Network)カード、ネットワークアダプタ、ネットワークインタフェースカード等のネットワークインタフェースを用いることができる。
制御部102は、通信部101、入力部104、出力部105、及び、記憶部103を制御する機能部である(図1参照)。制御部102には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のユニットを用いることができ、1つだけでなく複数のユニットを用いたものでもよい。制御部102は、通信部101、入力部104、出力部105、及び、記憶部103と電気的に接続(バス接続でも可)されている。制御部102は、通信部101を制御して、情報端末装置300に対する情報の送受信を行う。制御部102は、記憶部103への情報の入出力、記憶部103内に記憶されたデータベース111〜116へのデータの書き込みや読み出しを行う。制御部102は、入力部104を制御して、入力部104から入力された情報を取り込む。制御部102は、出力部105を制御して、出力部105に情報を出力させる。制御部102は、記憶部103に記憶されたプログラム(障害特定支援プログラム110を含む)を読み出し、主記憶にロードして実行することで、所定の情報処理を行う。
記憶部103は、データ、データベース、プログラム等の情報を記憶する機能部である(図1参照)。ここで、プログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。記憶部103には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク装置、外部接続されたRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)装置等を用いることができ、どの様な記憶装置を用いてもよい。記憶部103は、主な情報として、障害特定支援プログラム110と、顧客データベース111と、装置構成データベース112と、費用データベース113と、使用法データベース114と、障害対応情報データベース115と、類似対応情報データベース116と、を記憶する。
障害特定支援プログラム110は、制御部102で実行されることで、障害を特定するための所定の情報処理を行う。障害特定支援プログラム110を実行したときの詳細な情報処理は、後述する。また、データベース111〜116の詳細についても後述する。
入力部104は、情報を入力する機能部である(図1参照)。入力部104には、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク、その他の入力手段を用いることができ、図示しない通信部を介して通信可能に接続された入力部を有する情報端末等を用いてもよい。
出力部105は、情報を出力(例えば、表示、音声出力、印刷等)する機能部である(図1参照)。出力部105には、例えば、表示を行うディスプレイ、印刷を行うプリンタ、その他の出力手段を用いることができ、図示しない通信部を介して通信可能に接続された出力部を有する情報端末等を用いてもよい。
ネットワーク200は、障害特定支援装置100と情報端末装置300とを通信可能に接続する情報通信網である(図1参照)。ネットワーク200は、イントラネット、ローカルネットワーク等でもよく、有線ネットワーク及び無線ネットワークの一方又は両方を含んでいてもよい。
情報端末装置300は、保守作業者等の利用者が通信の終端で使用する装置である(図1参照)。情報端末装置300には、例えば、パーソナルコンピュータ、ノート端末、タブレット端末、スマートフォン等を用いることができる。情報端末装置300は、ネットワーク200を介して障害特定支援装置100と通信可能に接続されている。情報端末装置300は、プログラムを実行することにより所定の情報処理を行う。情報端末装置300は、主な構成部として、通信部301と、制御部302と、記憶部303と、入力部304と、出力部305と、を有する。
通信部301は、情報端末装置300と障害特定支援装置100との間で所定の情報、データ、又は信号の送受信を行う機能部である(図1参照)。通信部301は、ネットワーク200に通信可能に接続されており、制御部302の制御により送受信を行う。通信部301には、例えば、LAN(Local Area Network)カード、ネットワークアダプタ、ネットワークインタフェースカード等のネットワークインタフェースを用いることができる。
制御部302は、通信部301、記憶部303、入力部304、及び出力部305を制御する機能部である(図1参照)。制御部302には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のユニットを用いることができ、1つだけでなく複数のユニットを用いたものでもよい。制御部302は、通信部301、記憶部303、入力部304、及び出力部305と電気的に接続(バス接続でも可)されている。制御部302は、通信部301を制御して、障害特定支援装置100に対する情報の送受信を行う。制御部302は、記憶部303への情報の書き込みや読み出しを行う。制御部302は、入力部304を制御して、入力部304から入力された情報を取り込む。制御部302は、出力部305を制御して、出力部305に情報を出力させる。制御部302は、記憶部303に記憶されたプログラムを読み出し、主記憶部にロードして実行することで、所定の情報処理を行う。
記憶部303は、データ、データベース、プログラム等の情報を記憶する機能部である(図1参照)。ここで、プログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。記憶部303には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク装置、外部接続されたRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)装置等を用いることができ、どの様な記憶装置を用いてもよい。
入力部304は、情報を入力するための機能部である(図1参照)。入力部304には、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク、その他の入力手段を用いることができ、図示しない通信部を介して通信可能に接続された入力部を有する情報端末等を用いてもよい。
出力部305は、情報を出力(表示、音声出力、印刷等)するための機能部である(図1参照)。出力部305には、例えば、表示を行うディスプレイ、印刷を行うプリンタ、その他の出力手段を用いることができ、図示しない通信部を介して通信可能に接続された出力部を有する情報端末等を用いてもよい。
次に、実施形態1に係る障害特定支援システム(図1の1)において用いられるデータベース(図1の111〜116)の詳細について図面を用いて説明する。図2は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる顧客データベースの構成を模式的に示したテーブルである。図3は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる装置構成データベースの構成を模式的に示したテーブルである。図4は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる費用データベースの構成を模式的に示したテーブルである。図5は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる使用法データベースの構成を模式的に示したテーブルである。図6は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる障害対応情報データベースの構成を模式的に示したテーブルである。図7は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおいて用いられる類似対応情報データベースの構成を模式的に示したテーブルである。
図2を参照すると、顧客データベース111は、顧客を管理するためのデータベース(第1データベース)である。顧客データベース111は、顧客名、保守契約番号、顧客番号、電話番号、及び、メールアドレスを顧客ごとに対応付けて整理されている。ここで、「顧客名」は、顧客の名称(顧客識別情報)である。「保守契約番号」は、顧客と保守会社との間で締結された契約を識別するための番号である。保守契約番号を設定することで、保守契約番号毎に、問合せ対応作業、依頼を受けた作業等と対応付けることができる。「顧客番号」は、顧客を識別するための番号(顧客識別情報)である。「電話番号」は、顧客の連絡先となる電話番号である。「メールアドレス」は、顧客の連絡先となるメールアドレスである。
図3を参照すると、装置構成データベース112は、顧客の装置構成を管理するためのデータベース(第1データベース)である。装置構成データベース112は、保守契約番号、装置名、及び、部品型番を保守契約番号ごとに対応付けて整理されている。ここで、「装置名」は、保守契約番号に対応する装置(顧客の装置に相当、システムでも可)を識別するための名称又は識別子(装置識別情報)であり、例えば、サーバ、プリンタ等の名称又は識別子とすることができる。「部品型番」は、保守契約番号に対応する装置に用いられている部品を識別するための型番(部品識別情報)である。例えば、保守契約番号に対応する部品型番を確認する場合、保守契約番号A111111を選択すると、対応する部品型番00001及び00002を装置構成データベース112から抽出することができる。
図4を参照すると、費用データベース113は、部品の交換に必要な費用を管理するデータベース(第1データベース)である。費用データベース113は、部品型番、部品名、価格、及び、交換作業費用を部品ごとに対応付けて整理されている。ここで、「部品名」は、部品の名称である。「価格」は、部品の価格である。「交換作業費用」は、部品の交換作業にかかる費用である。例えば、保守作業にて部品名aaaの交換を行う際に部品名aaaの価格や作業にかかる費用を確認する場合、部品名aaaを選択すると、対応する価格10000及び交換作業費用20000を費用データベース113から抽出することができる。
図5を参照すると、使用法データベース114は、装置の部品の使用法を管理するためのデータベース(第1データベース)である。使用法データベース114は、装置名、部品名、及び、使用法を部品ごとに対応付けて整理されている。ここで、「使用法」は、装置の部品の使用法に係る情報(例えば、操作方法、設定方法等)である。例えば、装置名AAAAAの部品名aaaの使用方法を確認する場合、部品名aaaを選択すると、対応する使用法Aを使用法データベース114から抽出することができる。
図6を参照すると、障害対応情報データベース115は、障害に対応する情報を管理するためのデータベース(第3データベース)である。障害対応情報データベース115は、装置名、障害内容、障害原因、障害部品、及び、評価値を装置及び障害内容ごとに対応付けて整理されている。ここで、「障害内容」は、障害の内容(事象)である。「障害原因」は、障害の内容に対応する原因である。「障害部品」は、障害の原因となる部品の名称又は記号である。「評価値」は、装置名、障害内容、障害原因に対して障害部品を交換したときに復旧したかを評価する数値であり、例えば、装置名、障害内容、障害原因、及び、障害部品の情報を新規で登録したときに評価値を1とし、適切な情報に基づいて障害部品を交換して復旧したときに評価値に例えば1点を加算し、障害部品を交換して復旧したが不適切な情報の場合に評価値に例えば1点を減算するようにすることができる。評価値は、1点を最小値とし、1未満にはしないようにしてもよい。例えば、装置名AAAAAによる障害内容Aの、障害原因、障害部品を確認する場合、障害内容Aを選択すると、対応する原因Aと障害部品Aを障害対応情報データベース115から抽出することができる。
図7を参照すると、類似対応情報データベース116は、問合せに類似する文章及び単語に対応する情報を管理ためのデータベース(第2データベース)である。類似対応情報データベース116は、文章、単語、問合せ、及び、回答を問合せ及び回答ごとに対応付けて整理されている。ここで、「文章」は、文章(テキストデータでも可)の内容である。文章は、音声の場合、音声認識によりテキスト化したテキストデータでもよい。また、文章は、電子メールの場合、電子メール本文のテキストデータでもよい。さらに、文章は、FAXの場合、画像認識による文字認識により得られたテキストデータでもよい。「単語」は、文章に含まれる単語(文字列、句を含む語句でも可)である。「問合せ」は、問合せの内容である。「回答」は、問い合わせに対する回答の内容である。
次に、実施形態1に係る障害特定支援システムにおける障害特定支援装置の制御部の動作について図面を用いて説明する。図8〜図10は、実施形態1に係る障害特定支援システムにおける障害特定支援装置の制御部の動作を模式的に示したフローチャートである。なお、障害特定支援システムの構成については図1を参照されたい。また、各種データベース111〜116については図2〜図7を参照されたい。さらに、障害特定支援装置100の制御部102では障害特定支援プログラム110が実行されているものとする。
まず、障害特定支援装置100の制御部102は、情報端末装置300から顧客情報を取得する(ステップA1;図8参照)。
ここで、顧客情報は、顧客の連絡先を含む情報であり、顧客の連絡先として電話番号及びメールアドレスのいずれか1つ以上が含まれている。電話番号は、受信した顧客情報に係る電話番号通知サービスやショートメッセージサービスにより入手したものでもよい。メールアドレスは、受信した顧客情報(メール)のヘッダ情報より入手してもよい。顧客情報は、情報端末装置300が障害特定支援装置100にアクセスしたときに、障害特定支援装置100で取得される。
ステップA1の後、又は、ステップA10の後、制御部102は、顧客データベース111において、ステップA1で取得した顧客情報の電話番号又はメールアドレスに対応する電話番号又はメールアドレスが存在するか否かを判断する(ステップA2;図8参照)。対応する電話番号又はメールアドレスが存在しない場合(ステップA2のNO)、ステップA8に進む。
対応する電話番号又はメールアドレスが存在する場合(ステップA2のYES)、制御部102は、顧客データベース111から、取得した顧客情報の電話番号又はメールアドレスに対応する保守契約番号を抽出する(ステップA3;図8参照)
次に、制御部102は、装置構成データベース112から、ステップA3で抽出された保守契約番号に対応する装置名を抽出する(ステップA4;図8参照)。
次に、制御部102は、用件がある装置名を特定するために、ステップA4で抽出された装置名のいずれかの選択又は非選択を要求する装置選択要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップA5;図8参照)。
なお、情報端末装置300は、装置選択要求情報を受信すると、情報端末装置300の出力部305から、ステップA4で抽出された装置名のいずれかの選択又は非選択を要求する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することによりステップA4で抽出された装置名のいずれかの選択又は非選択を選択し、選択された内容を含む装置選択情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。情報端末装置300で表示される画面は、メニューバーの項目を選択して当該項目の下に現れたプルダウンメニューの項目を選択して決定するプルダウンメニュー方式でもよく、複数の項目の中から選択して決定するラジオボタン方式でもよい。
次に、制御部102は、情報端末装置300から装置選択情報を取得する(ステップA6;図8参照)。
次に、制御部102は、取得した装置選択情報がステップA4で抽出された装置名のいずれかを選択しているか否かを判断する(ステップA7;図8参照)。ステップA4で抽出された装置名のいずれかを選択している場合(ステップA7のYES)、ステップA11に進む。
ステップA4で抽出された装置名のいずれも選択していない場合(ステップA7のNO)、又は、対応する電話番号又はメールアドレスが存在しない場合(ステップA2のNO)、制御部102は、新規の入力が必要と判断して、顧客データベース111及び装置構成データベース112の構成情報(顧客名、保守契約番号、顧客番号、電話番号、メールアドレス、装置名、部品型番)の新規の入力を要求する新規入力要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップA8;図8参照)。
なお、情報端末装置300は、新規入力要求情報を受信すると、情報端末装置300の出力部305から顧客データベース111及び装置構成データベース112の構成情報を入力する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより顧客データベース111及び装置構成データベース112の構成情報を入力し、入力された内容を含む新規入力情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
ステップA8の後、制御部102は、情報端末装置300から新規入力情報を取得する(ステップA9;図8参照)。
ステップA9の後、制御部102は、取得した新規入力情報に基づいて、顧客データベース111及び装置構成データベース112の構成情報を登録し(ステップA10;図8参照)、その後、ステップA2に戻る。
抽出された装置名のいずれかを選択している場合(ステップA7のYES)、制御部102は、問合せか障害特定かの用件の選択を要求する用件選択要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップA11;図8参照)。
なお、情報端末装置300は、用件選択要求情報を受信すると、用件を選択する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより用件を選択し、選択された用件を含む用件選択情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から用件選択情報を取得する(ステップA12;図8参照)。
次に、制御部102は、取得した用件選択情報が障害特定であるか否かを判断する(ステップA13;図8参照)。用件選択情報が障害特定である場合(ステップA13のYES)、ステップC1に進む。用件選択情報が障害特定でない場合(問合せの場合;ステップA13のNO)、ステップB1に進む。
用件選択情報が障害特定でない場合(問合せの場合;ステップA13のNO)、制御部102は、用件選択情報が問合せであると判断して、問合せ(装置構成、費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せ)の選択を要求する問合せ選択要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップB1;図9参照)。
なお、情報端末装置300は、問合せ選択要求情報を受信すると、問合せ項目(装置構成、費用、使用法に関する問合せ項目)を選択する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより問合せ項目を選択し、選択された問合せ項目を含む問合せ選択情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。例えば、対象となる装置の部品型番を確認したい場合は問合せ項目「構成」を選択し、部品の価格や交換作業費用を確認したい場合は問合せ項目「費用」を選択し、部品の使用法を確認したい場合は問合せ項目「使用法」を選択することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から問合せ選択情報を取得する(ステップB2;図9参照)。
次に、制御部102は、ステップA6で取得した装置選択情報で選択された装置名について、取得した問合せ選択情報に対応する情報が装置構成データベース112、費用データベース113、及び、使用法データベース114にあるか否かを判断する(ステップB3;図9参照)。問合せ選択情報に対応する情報がデータベース112〜114にない場合(ステップB3のNO)、ステップB6に進む。
ここで、ステップB3では、問合せ選択情報で「構成」又は「費用」が選択されている場合は、装置構成データベース112において、ステップA6で取得した装置選択情報で選択された装置名が存在するか否かを判断する。また、問合せ選択情報で「使用法」が選択されている場合は、使用法データベース114において、ステップA6で取得した装置選択情報で選択された装置名が存在するか否かを判断する。
問合せ選択情報に対応する情報がデータベース112〜114にある場合(ステップB3のYES)、制御部102は、データベース112〜114から、取得した問合せ選択情報に対応する情報(対応情報)を抽出する(ステップB4;図9参照)。
ここで、ステップB4では、問合せ選択情報で「構成」が選択されている場合は、装置構成データベース112から、ステップA6で取得した装置選択情報で選択された装置名に対応する部品型番を抽出する。また、問合せ選択情報で「費用」が選択されている場合は、費用データベース113に基づいて、ステップA6で取得した装置選択情報で選択された装置名に対応する部品型番を特定し、費用データベース113から、特定された部品型番に対応する価格及び交換作業費用を抽出する。問合せ選択情報で「使用法」が選択されている場合は、使用法データベース114から、ステップA6で取得した装置選択情報で選択された装置名に対応する使用法を抽出する。
次に、制御部102は、抽出された対応情報を情報端末装置300に送信する(ステップB5;図9参照)。その後、ステップB13に進む。
なお、情報端末装置300は、対応情報を受信すると、対応情報を表示することになる。
問合せ選択情報に対応する情報がデータベース112〜114にない場合(ステップB3のNO)、又は、追加の問合せをするものである場合(ステップB15のYES)、制御部102は、フリーワードによる問合せの入力を要求する問合せ入力要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップB6;図9参照)。
なお、情報端末装置300は、問合せ入力要求情報を受信すると、問合せ入力画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより問合せ入力画面にフリーワードによる問合せを入力し、入力された問合せを含む問合せ入力情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から問合せ入力情報を取得する(ステップB7;図9参照)。
次に、制御部102は、取得した問合せ入力情報から1又は複数の単語を抽出する(ステップB8;図9参照)。
次に、制御部102は、抽出された1又は複数の単語が類似対応情報データベース116(単語の欄)にあるか否かを判断する(ステップB9;図9参照)。抽出された単語が類似対応情報データベース116にない場合(ステップB9のNO)、ステップB12に進む。
抽出された単語が類似対応情報データベース116にある場合(ステップB9のYES)、制御部102は、類似対応情報データベース116から、抽出された単語に対応する問合せ及び回答を抽出する(ステップB10;図9参照)。
次に、制御部102は、抽出された問合せ及び回答を含む類似対応情報を情報端末装置300に送信する(ステップB11;図9参照)。その後、ステップB13に進む。
抽出された単語が類似対応情報データベース116にない場合(ステップB9のNO)、制御部102は、問合せ入力情報に対応する回答が無いことを知らせる回答無し情報を情報端末装置300に送信する(ステップB12;図9参照)。その後、ステップB13に進む。
なお、情報端末装置300は、回答無し情報を受信すると、回答無し情報を表示することになる。
ステップB5、ステップB11、又は、ステップB12の後、制御部102は、追加の問合せをするか否かの選択(入力でも可)を要求する追加問合せ選択要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップB13;図9参照)。
なお、情報端末装置300は、追加問合せ選択要求情報を受信すると、情報端末装置300の出力部305から追加の問合せをするか否かを選択する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより追加の問合せをするか否かを選択し、選択された内容を含む追加問合せ選択情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から追加問合せ選択情報を取得する(ステップB14;図9参照)。
次に、制御部102は、取得した追加問合せ選択情報が追加の問合せをするものか否かを判断する(ステップB15;図8参照)。追加の問合せをしないものである場合(ステップB15のNO)、終了する。追加の問合せをするものである場合(ステップB15のYES)、ステップB6に進む。
用件選択情報が障害特定である場合(ステップA13のYES)、制御部102は、障害内容の選択を要求する障害内容選択要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップC1;図10参照)。
なお、情報端末装置300は、障害内容選択要求情報を受信すると、情報端末装置300の出力部305から障害内容の選択を要求する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより障害内容を選択し、選択された障害内容を含む障害内容選択情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から障害内容選択情報を取得する(ステップC2;図10参照)。
次に、制御部102は、取得した障害内容選択情報の障害内容に対応する障害内容が障害対応情報データベース115に存在するか否かを判断する(ステップC3;図10参照)。対応する障害内容が障害対応情報データベース115に存在しない場合(ステップC3のNO)、ステップC7に進む。
対応する障害内容が障害対応情報データベース115に存在する場合(ステップC3のYES)、制御部102は、装置選択情報における装置名について、取得した障害内容選択情報の障害内容に対応する情報(対応情報;少なくとも障害原因、障害部品)を、障害対応情報データベース115から抽出する(ステップC4;図10参照)。なお、対応情報は、1つだけでなく複数の場合がある。
次に、制御部102は、抽出した対応情報を、評価値の大きい順に並べた障害対応情報を生成する(ステップC5;図10参照)。なお、抽出した対応情報が1つの場合、ステップC5を省略してもよい。
次に、制御部102は、生成した障害対応情報を情報端末装置300に送信する(ステップC6;図10参照)。その後、しばらくしてから(所定時間経過後)、ステップC10に進む。
これにより、情報端末装置300は、障害対応情報を受信することにより、障害対応情報を画面に表示し、作業者は、表示された障害対応情報を参照して、障害復旧作業を行うことになる。
障害内容選択情報に対応する情報が障害対応情報データベース115にない場合(ステップC3のNO)、制御部102は、装置選択情報における装置名について、装置の障害内容の入力を要求する障害内容入力要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップC7;図10参照)。
なお、情報端末装置300は、障害内容入力要求情報を受信すると、情報端末装置300の出力部305から装置の障害内容の入力を要求する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより装置の障害内容を入力し、入力された装置の障害内容を含む障害内容入力情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から障害内容入力情報を取得する(ステップC8;図10参照)。
次に、制御部102は、取得した障害内容入力情報に基づいて障害対応情報データベース115に障害内容を登録する(ステップC9;図10参照)。その後、ステップC1に戻る。
ステップC6の後、制御部102は、障害対応情報に基づいて障害復旧作業をしたときの評価(ステップC6で送信した障害対応情報が適切か不適切かの評価)の入力(選択でも可)を要求する評価入力要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップC10;図10参照)。
なお、情報端末装置300は、評価入力要求情報を受信すると、障害対応情報にある対応情報ごとに評価を入力(選択でも可)する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより対応情報ごとに適切か不適切かの評価を入力し、入力された対応情報ごとの評価を含む評価入力情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から評価入力情報を取得する(ステップC11;図10参照)。
次に、制御部102は、取得した評価入力情報において、適切と評価されたものが少なくとも1つあるか否かを判断する(ステップC12;図10参照)。適切と評価されたものが1つもない場合(ステップC12のNO)、すなわち、すべてが不適切と評価されたものである場合、ステップC14に進む。
適切と評価されたものが少なくとも1つある場合(ステップC12のYES)、制御部102は、取得した評価入力情報に対応する対応情報の評価値を加算又は減算する(ステップC13;図10参照)。その後、終了する。
ここで、評価値の加算は、適切と評価された対応情報の評価値について所定点数を加算する。評価値の減算は、不適切と評価された対応情報の評価値について所定点数を減算する。
適切と評価されたものが1つもない場合(ステップC12のNO)、制御部102は、取得した評価入力情報に対応する対応情報の評価値を減算する(ステップC14;図10参照)。
ここで、ステップC14では、取得した評価入力情報に対応する対応情報が不適切と評価された対応情報であるので、評価値の減算のみとなっている。
次に、制御部102は、障害対応情報(装置名、障害内容、障害原因、障害部品)の入力を要求する障害入力要求情報を情報端末装置300に送信する(ステップC15;図10参照)。
なお、情報端末装置300は、障害入力要求情報を受信すると、情報端末装置300の出力部305から障害対応情報の入力を要求する画面を表示し、操作者が情報端末装置300の入力部304を操作することにより障害対応情報を入力し、入力された障害対応情報を含む障害入力情報を、障害特定支援装置100に対して送信することになる。
次に、制御部102は、情報端末装置300から障害入力情報を取得する(ステップC16;図10参照)。
次に、制御部102は、取得した障害入力情報(装置名、障害内容、障害原因、障害部品)に基づいて、障害対応情報データベース115に障害対応情報を登録する(ステップC17;図10参照)。
次に、制御部102は、登録された障害対応情報の評価値を加算する(ステップC18;図10参照)。その後、終了する。
ここで、ステップC18では、登録した障害対応情報は、障害復旧作業により復旧したときの障害対応情報であるので、評価値の加算のみとなっている。
実施形態1によれば、新たな障害が発生し、問合わせたい選択肢がなくても、フリーワードで問合わせて回答を得ることができるようになり、障害復旧の時間を効果的に短縮することに貢献することができる。
また、実施形態1によれば、新たな障害から復旧する過程で、新たな装置の障害内容、障害原因、障害部品を障害対応情報データベース115に追加することができるようになり、広い範囲の障害に対する障害部品を特定するのに貢献することができる。
また、実施形態1によれば、新たな障害から復旧する過程で、障害対応情報に対する評価も行うことができるので、障害原因や障害部品の優先順位を変化させることで、障害原因や障害部品の特定の精度を高めるのに貢献することができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る障害特定支援装置について図面を用いて説明する。図11は、実施形態2に係る障害特定支援装置の構成を模式的に示したブロック図である。
障害特定支援装置100は、データを取得する取得部106と、データを出力する出力部105と、データを記憶する記憶部103と、取得部106、出力部105及び記憶部103を制御するとともに、所定の情報処理を行う制御部102と、を備える。
取得部106として、例えば、データを入力する入力部、データを受信する受信部(通信部でも可)等を用いることができる。
出力部105として、例えば、データを表示する表示部、データを印刷する印刷部、データを送信する送信部(通信部でも可)等を用いることができる。
記憶部103は、第1データベース120と、第2データベース121と、を記憶する。第1データベース120は、装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理したデータベースである。第2データベース121は、語句(単語、文字列、句を含む)、問合せ、及び、回答を関連付けて整理したデータベースである。
なお、制御部102の動作の詳細は、以下の通りである。
次に、実施形態2に係る障害特定支援装置の制御部の動作について図面を用いて説明する。図12は、実施形態2に係る障害特定支援装置の制御部の動作を模式的に示したフローチャートである。
障害特定支援装置100の制御部102は、取得部106を通じて、装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得する(ステップD1)。
次に、制御部102は、問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が第1データベース120にあるか否かを判断する(ステップD2)。
対応する情報が第1データベース120にある場合(ステップD2のYES)、制御部102は、第1データベース120から、取得した問合せ選択情報に対応する情報を抽出し、出力部105を通じて、抽出された情報を出力し(ステップD3)、その後、終了する。
対応する情報が第1データベース120にない場合(ステップD2のNO)、制御部102は、取得部106を通じて、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得する(ステップD4)。
次に、制御部102は、取得した問合せ入力情報から語句を抽出する(ステップD5)。
次に、制御部102は、抽出された語句に対応する語句が第2データベース121にあるか否かを判断する(ステップD6)。
対応する語句が第2データベース121にある場合(ステップD6のYES)、制御部102は、出力部105を通じて、抽出された語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力する(ステップD7)。
対応する語句が前記第2データベース121にない場合(ステップD6のNO)、制御部102は、出力部105を通じて、問合せ入力情報に対応する回答が無いことを知らせる回答無し情報を出力し(ステップD8)、その後、終了する。
実施形態2によれば、新たな障害が発生し、問合わせたい選択肢がなくても、フリーワードで問合わせて回答を得ることができるようになり、障害復旧の時間を短縮することに貢献することができる。
(付記)
本発明では、前記第1の視点に係る障害特定支援装置の形態が可能である。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記制御部は、対応する情報が前記第1データベースにあるときに、前記第1データベースから、取得した問合せ選択情報に対応する情報を抽出する処理と、前記出力部を通じて、抽出された情報を出力する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記制御部は、対応する語句が前記第2データベースにないときに、前記出力部を通じて、前記問合せ入力情報に対応する回答が無いことを知らせる回答無し情報を出力する処理を行う。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記第1データベースは、顧客の連絡先、前記装置識別情報、前記部品識別情報、前記部品価格、前記部品交換作業費用、及び、前記使用法が関連付けて整理されており、前記制御部は、前記取得部を通じて、顧客の連絡先を含む顧客情報を取得する処理と、前記顧客情報の前記連絡先に対応する連絡先が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理と、対応する連絡先が前記第1データベースにあるときに、前記第1データベースから、前記顧客情報の前記連絡先に対応する前記装置識別情報を抽出する処理と、前記取得部を通じて、抽出された前記装置識別情報のいずれかの選択又は非選択を選択した装置選択情報を取得する処理と、取得した前記装置選択情報が、抽出された前記装置識別情報のいずれかを選択しているか否かを判断する処理と、抽出された前記装置識別情報のいずれかを選択しているときに、前記取得部を通じて、問合せか障害特定かの用件を選択した用件選択情報を取得する処理と、取得した前記用件選択情報が問合せを選択しているか否かを判断する処理と、を行い、前記問合せ選択情報を取得する処理は、取得した前記用件選択情報が問合せを選択しているときに行われる。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記制御部は、対応する連絡先が前記第1データベースにないとき、又は、抽出された前記装置識別情報のいずれも選択していないときに、前記取得部を通じて、前記第1データベースの構成情報を新規に入力した新規入力情報を取得する処理と、取得した新規入力情報に基づいて前記第1データベースの構成情報を登録する処理と、を行い、対応する連絡先が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理は、前記第1データベースの構成情報を登録する処理の後にも行われる。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記記憶部は、部品を識別する部品識別情報、障害内容、障害原因、障害部品、及び、評価値を関連付けて整理した第3データベースを記憶し、前記制御部は、取得した前記用件選択情報が障害特定を選択しているときに、前記取得部を通じて、障害内容を選択した障害内容選択情報を取得する処理と、取得した前記障害内容選択情報の前記障害内容に対応する障害内容が前記第3データベースにあるか否かを判断する処理と、対応する障害内容が前記第3データベースにあるときに、前記装置選択情報における前記装置識別情報について、前記第3データベースから、前記障害内容に対応する、1又は複数の障害原因、及び、1又は複数の障害部品を抽出する処理と、前記出力部を通じて、抽出された、前記1又は複数の障害原因、及び、前記1又は複数の障害部品を含む障害対応情報を出力する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記障害対応情報を出力する処理では、対応する障害内容が前記第3データベースにあるときに、前記装置選択情報における前記装置識別情報について、前記第3データベースから、前記障害内容に対応する、複数の障害原因、及び、複数の障害部品を抽出する処理と、抽出された、前記複数の障害原因、及び、前記複数の障害部品を、対応する評価値の大きい順又は小さい順に並べた障害対応情報を生成する処理と、前記出力部を通じて、生成された前記障害対応情報を出力する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記制御部は、対応する障害内容が前記第3データベースにないときに、前記取得部を通じて、前記装置選択情報における前記装置識別情報について、障害内容を入力した障害内容入力情報を取得する処理と、取得した前記障害内容入力情報に基づいて前記第3データベースに障害内容を登録する処理と、を行い、前記障害内容選択情報を取得する処理は、前記障害内容を登録する処理の後にも行われる。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記制御部は、前記取得部を通じて、前記障害対応情報の前記障害原因及び前記障害部品が適切か不適切かの評価を入力した評価入力情報を取得する処理と、取得した前記評価入力情報において適切と評価されたものがあるか否かを判断する処理と、適切と評価されたものがあるときに、適切と評価された障害原因及び障害部品に対応する前記第3データベースの評価値を加算し、不適切と評価された障害原因及び障害部品に対応する前記第3データベースの評価値を減算する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記制御部は、適切と評価されたものがないときに、不適切と評価された障害原因及び障害部品に対応する前記第3データベースの評価値から所定点数を減算する処理と、前記取得部を通じて、部品識別情報、障害内容、障害原因、及び、障害部品を入力した障害入力情報を取得する処理と、取得した前記障害入力情報に基づいて前記第3データベースに部品識別情報、障害内容、障害原因、及び、障害部品を登録する処理と、登録された前記部品識別情報、前記障害内容、前記障害原因、及び、前記障害部品に対応する評価値を加算する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記第1データベースは、装置識別情報及び部品識別情報を関連付けて整理した第4データベースと、部品識別情報、部品価格、及び、部品交換作業費用を関連付けて整理した第5データベースと、装置識別情報、部品識別情報、及び、使用法を関連付けて整理した第6データベースと、を含む。
前記第1の視点に係る障害特定支援装置において、前記第1データベースは、顧客の連絡先及び保守契約番号を関連付けて整理した第7データベースを含み、前記第4データベースは、保守契約番号、前記装置識別情報及び前記部品識別情報を関連付けて整理されている。
本発明では、前記第2の視点に係る障害特定支援システムの形態が可能である。
本発明では、前記第3の視点に係る障害特定支援方法の形態が可能である。
本発明では、前記第4の視点に係るプログラムの形態が可能である。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択(必要により不選択)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
1 障害特定支援システム
100 障害特定支援装置
101 通信部
102 制御部
103 記憶部
104 入力部
105 出力部
106 取得部
110 障害特定支援プログラム
111 顧客データベース(第1データベース、第7データベース)
112 装置構成データベース(第1データベース、第4データベース)
113 費用データベース(第1データベース、第5データベース)
114 使用法データベース(第1データベース、第6データベース)
115 障害対応情報データベース(第3データベース)
116 類似対応情報データベース(第2データベース)
120 第1データベース
121 第2データベース
200 ネットワーク
300 情報端末装置
301 通信部
302 制御部
303 記憶部
304 入力部
305 出力部

Claims (10)

  1. データを取得する取得部と、
    データを出力する出力部と、
    データを記憶する記憶部と、
    前記取得部、前記出力部及び前記記憶部を制御するとともに、所定の情報処理を行う制御部と、
    を備え、
    前記記憶部は、
    装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理した第1データベースと、
    語句、問合せ、及び、回答を関連付けて整理した第2データベースと、
    を記憶し、
    前記制御部は、
    前記取得部を通じて、装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得する処理と、
    前記問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理と、
    対応する情報が前記第1データベースにないときに、前記取得部を通じて、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得する処理と、
    取得した前記問合せ入力情報から語句を抽出する処理と、
    抽出された前記語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断する処理と、
    対応する語句が前記第2データベースにあるときに、前記出力部を通じて、抽出された前記語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力する処理と、
    を行う、
    障害特定支援装置。
  2. 前記第1データベースは、顧客の連絡先、前記装置識別情報、前記部品識別情報、前記部品価格、前記部品交換作業費用、及び、前記使用法が関連付けて整理されており、
    前記制御部は、
    前記取得部を通じて、顧客の連絡先を含む顧客情報を取得する処理と、
    前記顧客情報の前記連絡先に対応する連絡先が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理と、
    対応する連絡先が前記第1データベースにあるときに、前記第1データベースから、前記顧客情報の前記連絡先に対応する前記装置識別情報を抽出する処理と、
    前記取得部を通じて、抽出された前記装置識別情報のいずれかの選択又は非選択を選択した装置選択情報を取得する処理と、
    取得した前記装置選択情報が、抽出された前記装置識別情報のいずれかを選択しているか否かを判断する処理と、
    抽出された前記装置識別情報のいずれかを選択しているときに、前記取得部を通じて、問合せか障害特定かの用件を選択した用件選択情報を取得する処理と、
    取得した前記用件選択情報が問合せを選択しているか否かを判断する処理と、
    を行い、
    前記問合せ選択情報を取得する処理は、取得した前記用件選択情報が問合せを選択しているときに行われる、
    請求項1記載の障害特定支援装置。
  3. 前記制御部は、
    対応する連絡先が前記第1データベースにないとき、又は、抽出された前記装置識別情報のいずれも選択していないときに、前記取得部を通じて、前記第1データベースの構成情報を新規に入力した新規入力情報を取得する処理と、
    取得した新規入力情報に基づいて前記第1データベースの構成情報を登録する処理と、
    を行い、
    対応する連絡先が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理は、前記第1データベースの構成情報を登録する処理の後にも行われる、
    請求項2記載の障害特定支援装置。
  4. 前記記憶部は、部品を識別する部品識別情報、障害内容、障害原因、障害部品、及び、評価値を関連付けて整理した第3データベースを記憶し、
    前記制御部は、
    取得した前記用件選択情報が障害特定を選択しているときに、前記取得部を通じて、障害内容を選択した障害内容選択情報を取得する処理と、
    取得した前記障害内容選択情報の前記障害内容に対応する障害内容が前記第3データベースにあるか否かを判断する処理と、
    対応する障害内容が前記第3データベースにあるときに、前記装置選択情報における前記装置識別情報について、前記第3データベースから、前記障害内容に対応する、1又は複数の障害原因、及び、1又は複数の障害部品を抽出する処理と、
    前記出力部を通じて、抽出された、前記1又は複数の障害原因、及び、前記1又は複数の障害部品を含む障害対応情報を出力する処理と、
    を行う、
    請求項2又は3記載の障害特定支援装置。
  5. 前記障害対応情報を出力する処理では、
    対応する障害内容が前記第3データベースにあるときに、前記装置選択情報における前記装置識別情報について、前記第3データベースから、前記障害内容に対応する、複数の障害原因、及び、複数の障害部品を抽出する処理と、
    抽出された、前記複数の障害原因、及び、前記複数の障害部品を、対応する評価値の大きい順又は小さい順に並べた障害対応情報を生成する処理と、
    前記出力部を通じて、生成された前記障害対応情報を出力する処理と、
    を行う、
    請求項4記載の障害特定支援装置。
  6. 前記制御部は、
    前記取得部を通じて、前記障害対応情報の前記障害原因及び前記障害部品が適切か不適切かの評価を入力した評価入力情報を取得する処理と、
    取得した前記評価入力情報において適切と評価されたものがあるか否かを判断する処理と、
    適切と評価されたものがあるときに、適切と評価された障害原因及び障害部品に対応する前記第3データベースの評価値を加算し、不適切と評価された障害原因及び障害部品に対応する前記第3データベースの評価値を減算する処理と、
    を行う、
    請求項4又は5記載の障害特定支援装置。
  7. 前記制御部は、
    適切と評価されたものがないときに、不適切と評価された障害原因及び障害部品に対応する前記第3データベースの評価値から所定点数を減算する処理と、
    前記取得部を通じて、部品識別情報、障害内容、障害原因、及び、障害部品を入力した障害入力情報を取得する処理と、
    取得した前記障害入力情報に基づいて前記第3データベースに部品識別情報、障害内容、障害原因、及び、障害部品を登録する処理と、
    登録された前記部品識別情報、前記障害内容、前記障害原因、及び、前記障害部品に対応する評価値を加算する処理と、
    を行う、
    請求項6記載の障害特定支援装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一に記載の障害特定支援装置と、
    情報端末装置と、
    前記障害特定支援装置と前記情報端末装置とを通信可能に接続するネットワークと、
    を備え、
    前記取得部は、前記情報端末装置から前記ネットワークを介してデータを取得し、
    前記出力部は、前記ネットワークを介して前記情報端末装置に向けてデータを出力する、
    障害特定支援システム。
  9. 装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理した第1データベースと、
    語句、問合せ、及び、回答を関連付けて整理した第2データベースと、
    を記憶する装置を用いて障害の特定を支援する障害特定支援方法であって、
    装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得するステップと、
    前記問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が前記第1データベースにあるか否かを判断するステップと、
    対応する情報が前記第1データベースにないときに、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得するステップと、
    前記問合せ入力情報から語句を抽出するステップと、
    抽出された語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断するステップと、
    対応する語句が前記第2データベースにあるときに、抽出された語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力するステップと、
    を含む、
    障害特定支援方法。
  10. 装置を識別する装置識別情報、部品を識別する部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法を関連付けて整理した第1データベースと、
    語句、問合せ、及び、回答を関連付けて整理した第2データベースと、
    を記憶する装置に障害の特定を支援する処理を実行させるプログラムであって、
    装置識別情報、部品識別情報、部品価格、部品交換作業費用、及び、使用法のいずれかに関する問合せを選択した問合せ選択情報を取得する処理と、
    前記問合せ選択情報において選択された問合せに対応する情報が前記第1データベースにあるか否かを判断する処理と、
    対応する情報が前記第1データベースにないときに、フリーワードによる問合せを入力した問合せ入力情報を取得する処理と、
    前記問合せ入力情報から語句を抽出する処理と、
    抽出された語句に対応する語句が前記第2データベースにあるか否かを判断する処理と、
    対応する語句が前記第2データベースにあるときに、抽出された語句に対応する問合せ及び回答を含む類似対応情報を出力する処理と、
    を実行させるプログラム。
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