JP2019099348A - エレベータの制御システム - Google Patents
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Description
[1−1]制御システムの構成
図1は、第1実施形態に係る制御システムが適用されたエレベータを示す概念図である。図1に示される様に、エレベータは、昇降路内を上下に移動する乗りかご100と、当該乗りかご100が停止する階(停止可能階)に設けられた乗場Hと、を備える。そして、乗りかご100は、乗降口100aを開閉するためのかごドア101を有し、乗場Hには、かごドア101の動きに連動して開閉する乗場ドア201が設けられている。本実施形態では、かごドア101及び乗場ドア201のそれぞれが、乗降口100aの左右に1枚ずつ設けられている。乗降口100aの幅は、一例として1人の利用者だけが通ることのできる幅(例えば、800〜900mm)である。尚、図1では、左右のかごドア101及び乗場ドア201が符号L及びRで区別されている。
図3は、エレベータ制御装置4を概念的に示したブロック図である。図3に示される様に、エレベータ制御装置4は、認証処理部40Aと、登録処理部40Bと、規制処理部41と、第1判断処理部42Aと、第2判断処理部42Bと、設定処理部43と、第1カウント処理部44Aと、第2カウント処理部44Bと、完了判断処理部45と、を含む。尚、エレベータ制御装置4が行う各種処理(規制処理を含む)は、CPU(Central Processing Unit)やマイクロコンピュータ等の処理装置に実行させることができる。又、当該各種処理は、対応するプログラムをエレベータ制御装置4に実行させることにより、実現されてもよい。そして、その様なプログラムは、読取り可能な状態で記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ等)に記憶されてもよいし、制御システムが備える記憶装置(不図示)に記憶されてもよい。
乗場Hに設置されている第2読取装置2Bが記録媒体Qから識別情報を読み取ったとき、先ず、認証処理部40Aが、その識別情報を用いて記録媒体Qの認証を行う。具体的には、認証処理部40Aは、第2読取装置2Bが読み取った識別情報を、上述した認証用データと照合する。尚、認証用データには、上述した対応データが用いられてもよい。
エレベータ制御装置4は、乗りかご100を停止可能階(読取り実行階、行先階を含む)の乗場Hに停止させた後、かごドア101を開く戸開動作を乗りかご100に実行させる。そして、エレベータ制御装置4は、かごドア101が全開となって戸開動作が完了した後、利用者に対する乗降の規制を実行する。以下、規制処理の詳細を説明する前に、規制処理に関連する規制処理部41、第1判断処理部42A、第2判断処理部42B、設定処理部43、第2カウント処理部44B、及び完了判断処理部45について説明する。
(1)3つの検出部による検出結果の何れか1つが「検出」であり、且つ、残りの2つの検出結果が何れも「未検出」であった場合
(2)3つの検出部のうちの隣り合う何れか2つの検出部による検出結果が「検出」であり、且つ、残りの1つの検出結果が「未検出」であった場合
(3)3つの検出部による検出結果が何れも「検出」であった場合
図6は、エレベータ制御装置4が実行する降車時の規制処理を示したフローチャートである。戸開動作の完了後、先ず、設定処理部43が、第1読取装置2Aの読取りを有効にする(図6のステップS11)。このとき、設定処理部43は、第2読取装置2Bの読取りを無効にする(後述する図7のステップS31)。
図7は、エレベータ制御装置4が実行する乗車時の規制処理を示したフローチャートである。戸開動作の完了後、先ず、設定処理部43が、第2読取装置2Bの読取りを無効にする(図7のステップS31)。その後、エレベータ制御装置4は、降車時の規制処理が完了したか否かを判断する(図7のステップS32)。そして、エレベータ制御装置4は、ステップS32にて「完了した」と判断できるまでステップS32を繰り返し実行する。
図8は、第2実施形態に係る制御システムが適用されたエレベータを示す概念図である。図8に示される様に、上記第1実施形態で説明した制御システムにおいて、規制装置1は、乗場Hにおいて、乗降口200aが設けられている壁202と乗場ドア201との間に設置され、これにより、利用者の乗降を規制するゲートを乗降口200aに構成してもよい。
図9は、第3実施形態に係る制御システムが適用されたエレベータを示す概念図である。図9に示される様に、エレベータが乗りかご100を複数備えている場合、当該複数の乗りかご100のそれぞれに対応させて、規制装置1、第1読取装置2A、及び第2読取装置2Bが1組ずつ設置されていてもよい。又、乗場Hには、第2読取装置2Bとは別に、行先階登録(呼び登録)用の第3読取装置2Cが設置されていてもよい。第3読取装置2Cは、第2読取装置2Bと同様、利用者が所持する記録媒体Q(磁気カードやIC(Integrated Circuit)カード等)の読取りが可能な装置であり、当該記録媒体Qから情報を読み取る読取り部21を有する。
乗場Hに設置されている第3読取装置2Cが記録媒体Qから識別情報を読み取ったとき、先ず、認証処理部61が、その識別情報を用いて記録媒体Qの認証を行う。具体的には、認証処理部61は、第3読取装置2Cが読み取った識別情報を、上述した認証用データと照合する。尚、認証用データには、上述した対応データが用いられてもよい。
本実施形態では、各エレベータ制御装置4は、第1実施形態で説明した降車時及び乗車時の規制処理に加えて、乗車時の規制処理において次の様な処理を実行することができる。即ち、乗場Hへの乗りかご100の停止時において当該乗りかご100に対応する第2読取装置2Bが記録媒体Qを読み取ったとき、認証処理部40Aによる記録媒体Qの認証成功(図7のステップS34)後、第3判断処理部42Cが、その乗りかご100が、当該記録媒体Qに割り当てられた乗りかご100に一致しているか否かを判断する。そして、規制処理部41は、「一致している」と第3判断処理部42Cが判断したときに、規制装置1による乗車の規制を解除する。
上述した各実施形態の制御システムにおいて、乗りかご100及び乗場Hの少なくとも何れか一方にのみ読取装置が設置され、利用者の乗車のみが規制、或いは利用者の降車のみが規制されてもよい。
2A 第1読取装置
2B 第2読取装置
2C 第3読取装置
3 検出装置
4 エレベータ制御装置
6 群管理制御装置
11L、11R 開閉フラップ
21 読取り部
30A 第1検出部
30B 第2検出部
30C 第3検出部
31 投光部
32 受光部
40A 認証処理部
40B 登録処理部
41 規制処理部
42A 第1判断処理部
42B 第2判断処理部
42C 第3判断処理部
43 設定処理部
44A 第1カウント処理部
44B 第2カウント処理部
45 完了判断処理部
61 認証処理部
62 登録処理部
63 群管理処理部
100 乗りかご
100a 乗降口
101、101L、101R かごドア
102A 前壁
200a 乗降口
201 乗場ドア
202 壁
H 乗場
Q 記録媒体
Dc 方向
Na 乗車人数
Nb 降車人数
Na0 乗車予定人数
Nb0 降車予定人数
Claims (6)
- エレベータの乗りかご又は乗場に設置され、利用者の乗降を規制することが可能な規制装置と、
前記乗りかご及び前記乗場の少なくとも何れか一方に設置され、利用者が所持する記録媒体の読取りが可能な読取装置と、
乗降時の利用者を検出することが可能な検出装置と、
前記読取装置による読取結果と、前記検出装置による検出結果と、に基づいて、利用者の乗降を前記規制装置で規制する制御装置と、
を備える、エレベータの制御システム。 - 前記制御装置は、
前記規制装置による乗降の規制を制御する規制処理部であって、前記乗場への前記乗りかごの停止時において前記読取装置が前記記録媒体を読み取ったとき、前記規制装置による乗降の規制を解除する規制処理部と、
前記規制の解除時に、前記検出装置による検出結果を用いて、利用者の乗降が正常であるか否かを判断する第1判断処理部と、
を含み、
前記規制処理部は、利用者の乗降が正常であると前記第1判断処理部が判断したとき、別の利用者の乗降を前記規制装置で再び規制する、請求項1に記載のエレベータの制御システム。 - 前記検出装置は、利用者が乗降する方向において順に配置された第1検出部、第2検出部、及び第3検出部を含み、これらの検出部のうちの隣り合う何れか2つの検出部が、前記乗降する方向において前記規制装置の前後にそれぞれ配されており、
前記第1判断処理部は、前記第2検出部が利用者を検出していない状態で、前記第1検出部及び前記第3検出部の何れもが利用者を検出したとき、利用者の乗降が正常でないと判断する、請求項2に記載のエレベータの制御システム。 - 前記読取装置は、前記乗りかごに設置された第1読取装置を含み、
前記記録媒体には、それを所持する利用者の行先階が対応付けられており、
前記制御装置は、
前記乗場への前記乗りかごの停止時において前記第1読取装置が前記記録媒体を読み取ったとき、当該記録媒体に対応付けられている前記行先階が、前記乗りかごが停止している階に一致しているか否かを判断する第2判断処理部
を更に含み、
前記規制処理部は、一致していると前記第2判断処理部が判断したとき、前記規制装置による降車の規制を解除する、請求項1〜3の何れかに記載のエレベータの制御システム。 - 前記読取装置は、前記乗場に設置された第2読取装置を更に含み、
前記制御装置は、
前記第1読取装置及び前記第2読取装置の各々において読取りの有効又は無効を選択的に設定する設定処理部
を更に含み、
前記設定処理部は、前記乗りかごが前記乗場に到着したとき、前記第1読取装置の読取りを有効にする一方で前記第2読取装置の読取りを無効にし、その後、利用者の降車が完了したとき、前記第2読取装置の読取りを有効にする、請求項4に記載のエレベータの制御システム。 - 前記乗りかごが複数設けられ、当該複数の乗りかごのそれぞれに対応させて、前記規制装置、前記第1読取装置、及び前記第2読取装置が1組ずつ設置されており、
前記読取装置は、前記乗場に設置された行先階登録用の第3読取装置を更に含み、
制御装置は、
前記第3読取装置が前記記録媒体を読み取ったとき、当該記録媒体を前記複数の乗りかごの何れかに割り当てる群管理処理部と、
前記乗場への前記乗りかごの停止時において当該乗りかごに対応する前記第2読取装置が前記記録媒体を読み取ったとき、その乗りかごが、前記群管理処理部によって割り当てられた前記乗りかごに一致しているか否かを判断する第3判断処理部と、
を更に含み、
前記規制処理部は、一致していると前記第3判断処理部が判断したときに、前記規制装置による乗車の規制を解除する、請求項4又は5に記載のエレベータの制御システム。
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