JP2005255307A - エレベータ乗降者管理システム - Google Patents

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田 昇 植
Masato Idenishi
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Abstract

【課題】 エレベータの利用許可者及び同行する人のみが利用でき、これに連なってついてゆく人の乗降を拒否することのできるエレベータ乗降者管理システムを提供する。
【解決手段】 エレベータホール2の所定の領域を柵3で包囲し、その入場口及び退場口にそれぞれ開閉制御が可能な扉4,5を設け、さらに、入場口の近傍に入場許可確認装置6を設ける。この入場許可確認装置6は、エレベータの利用許可者に固有の識別情報が登録された識別情報登録手段101、利用許可者がその識別情報及び同行する人を含めた利用定員情報を入力する許可者情報入力手段102、識別情報登録手段による識別情報が登録済みのものと一致するか否かを判定する利用可否判定手段103、利用人員を計数する人員計数手段31、利用可否判定手段の判定結果に応じて識別情報が登録済みのものと一致しているとき、入場者に対して入場口の扉を開き、人員計数手段の計数値が利用定員に達したとき、入場口の扉を閉める扉制御手段104を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗客の少ない場合には、密室となるおそれのあるかご内の防犯を図るために、エレベータの乗降者を制限するエレベータ乗降者管理システムに関する。
エレベータの乗降者を規制する装置として、建物内のエレベータホールに通じる通路にゲートを設け、このゲートに、所定の設定に応じてエレベータホールへの入場を許可する人間と拒否する人間とを記憶データに基づいて判別する入場者判別手段、及びこの入場者判別手段による判別に基づいてゲートを開閉する開閉手段を設け、入場者判別手段によりエレベータホールへの入場を許可する人間を判別したときのみ、開閉手段を開放動作させてゲートからエレベータホールへ入場させるエレベータの乗場装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−63760号公報
上述した従来のエレベータの乗場装置においては、入場を許可された人に連なってついてゆけば誰でもエレベータに乗ることができることになり、かご内の防犯という観点では不十分であった。
また、上述したエレベータの乗場装置においては、記憶データとして登録されていない人は、監視員のチェックを受けなければならず、監視員を常駐させることのできない小規模の建物には適用できなかった。
さらに、エレベータが昇降機メーカから借りたものであるとき、利用頻度の高い人の利用料金を高くし、利用頻度の少ない人の利用料金を安くしてレンタル料金を徴収しようとしても、その差異をつけることが困難であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的はエレベータの利用許可者及び同行する人のみが利用でき、これに連なってついてゆく人の乗降を拒否することのできるエレベータ乗降者管理システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、予め登録されていない人が乗降する際に、監視員のチェックを受けなくともエレベータを利用することができ、これによって小規模の建物にも設置することが可能なエレベータ乗降者管理システムを提供することにある。
本発明のもう一つ他の目的は、エレベータの利用者にその利用頻度に応じて課金することのできるエレベータ乗降者管理システムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、
エレベータホールの所定の領域を包囲すると共に、入場口及び退場口を備えた柵と、
入場口及び退場口に設けられ、それぞれ開閉制御が可能な扉と、
入場口の近傍に設けられた入場許可確認装置と、
を備え、
入場許可確認装置は、エレベータの利用許可者に固有の識別情報が登録された識別情報登録手段、利用許可者がその識別情報及び同行する人を含めた利用定員情報を入力する許可者情報入力手段、識別情報登録手段による識別情報が登録済みのものと一致するか否かを判定する利用可否判定手段、利用人員を計数する人員計数手段、利用可否判定手段の判定結果に応じて識別情報が登録済みのものと一致しているとき、入場者に対して入場口の扉を開き、人員計数手段の計数値が利用定員に達したとき、入場口の扉を閉める扉制御手段を含む、エレベータ乗降者管理システムである。
請求項2に係る発明は、
エレベータホールの所定の領域を包囲すると共に、入場口及び退場口を備えた柵と、
入場口及び退場口に設けられ、それぞれ開閉制御が可能な扉と、
柵の外側に設けられ、エレベータの利用券を発売する利用券売機と、
入場口の近傍に設けられた入場許可確認装置と、
を備え、
入場許可確認装置は、利用券及びその利用定員情報を読取る利用券読取手段、エレベータの利用許可者に固有の識別情報が登録された識別情報登録手段、利用許可者がその識別情報及び同行する人を含めた利用定員情報を入力する許可者情報入力手段、利用券読取手段による利用券の情報が適正か否か又は識別情報登録手段による識別情報が登録済みのものと一致するか否かを判定する利用可否判定手段、利用人員を計数する人員計数手段、利用可否判定手段の判定結果に応じて利用券の情報が適正であるか又は識別情報が登録済みのものと一致しているとき、入場者に対して入場口の扉を開き、人員計数手段の計数値が利用定員に達したとき、入場口の扉を閉める扉制御手段を含む、エレベータ乗降者管理システムである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のエレベータ乗降者管理システムにおいて、入場許可確認装置は退場者に共用可能であり、制御手段は利用可否判定手段の判定結果に応じて利用券の情報が適正であるか又は識別情報が登録済みのものと一致しているとき、退場者に対して退場口の扉を開き、人員計数手段の計数値が定員に達したとき、退場口の扉を閉めるようにする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータ乗降者管理システムにおいて、エレベータのかご内に乗り込んだ人員を検知する人員検知手段と、検知された乗り込み人員と利用人員とが不一致のとき、エレベータの走行を停止する手段と、を備えたものである。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエレベータ乗降者管理システムにおいて、入場許可確認装置は、利用許可者に同行する人を含めた利用定員情報に応じた利用代金を、利用許可者に課金する料金課金手段を備えたものである。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエレベータ乗降者管理システムにおいて、識別情報は、テンキーによる暗証番号、IDカード、指紋、掌紋、声紋、虹彩のいずれか1つ又は複数の情報である。
上記のように構成したことにより、エレベータの利用許可者及び同行する人のみが利用でき、これに連なってついてゆく人の乗降を拒否することのできるエレベータ乗降者管理システムが提供される。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るエレベータ乗降者管理システムの第1実施例を構成する装置の配置例を示した略図である。同図において、エレベータ1の前面におけるエレベータホール2の所定の領域、例えば、かごに一度に乗降することのできる複数の人が適当な間隔をおいて待機できる程度の領域を包囲するように柵3が設けられている。この柵3には正面中央部に入場扉4及び退場扉5が設けられ、これらの間に入場許可確認装置6が設置されている。また、柵3の外側にエレベータの利用券8を発売する利用券発売機7が設けられている。
入場許可確認装置6は、全体として電車や地下鉄の自動改札機に類似する形状を有しているので図示を省略するが、その主な構成要素を示すと図2のブロック図で示したものでなっている。ここで、制御部10は演算処理部としてのCPU11と、このCPU11の演算処理上のワーキングエリア又は入出力のバッファとして用いられるRAM12と、CPU11の演算処理に必要な制御手順及び固定データを予め書込み、必要に応じてCPU11に提供するROM13と、周辺機器と物理的に接続して情報の認識を可能にする入出力インタフェース14とが共通のバスで接続されている。
この入出力インタフェース14には、エレベータ制御装置20のほか、周辺機器として、入場扉4及び退場扉5と、利用券発売機7で発売された利用券8の情報を読み取る利用券読取機21と、柵3の内部に、エレベータの乗降を許可された利用許可者が暗証番号を入力するほか、同行者が居る場合にその人数を入力するためのテンキー22と、利用許可者に同行者が居るときに押し操作する同行者有釦23と、入場扉4を開けることを要求する入場要求釦24と、退場扉5を開けることを要求する退場要求釦25と、課金情報を利用許可者に通知する課金情報報知部26と、エレベータが使用可能か否か、かごの乗り込み人員が設定定員より多いためにエレベータが停止したこと等を表示する表示装置27と、入場人員を計数する入場人員計数手段31と、退場人員を計数する退場人員計数手段32とが接続されている。
図3は制御部10にその機能を待たせた機能ブロック図であり、図中、図2と同一の符号を付したものはそれぞれ同一の要素を示している。ここで、制御部10は識別情報登録手段101、利用可否判別手段103、扉制御手段104、人員検知手段105、走行停止指令手段106、エレベータ状態表示制御手段107及び利用料金課金手段108で構成され、さらに、許可者情報入力手段102を付帯している。
このうち、識別情報登録手段101は利用許可者の住所、利用料金の請求先又は徴収先、利用する場合の暗証番号等を予め登録しておくものである。許可者情報入力手段102は前述したテンキー22及び同行者有釦23を併せたもので、テンキー22によって暗証番号の入力と、同行者有釦23を押し操作した後で同行者人員をテンキー22によって入力するものである。利用可否判別手段103は許可者情報入力手段102を介して入力された暗証番号が、識別情報登録手段101に登録されているか否か、及び、利用券読取機21によって読み取られた利用券8が適正なものであるか否かを判別して、暗証番号が識別情報登録手段101に登録され、利用券8が適正なものであると判定した場合に扉の開放を許可する許可信号を出力するものである。
また、扉制御手段104は許可者情報入力手段102によって入力された利用定員及び利用券読取機21で読み取られた利用券8の利用定員を把握すると共に、利用可否判別手段103から許可信号が出力されていることを条件にして、入場要求釦24が押し操作されたとき入場扉4を開き、入場人員計数手段31の計数値が利用定員と一致したとき入場扉4を閉じ、さらに、退場要求釦25が押し操作されたとき退場扉5を開き、退場人員計数手段32の計数値が利用定員と一致したとき退場扉5を閉じるように制御するものである。
人員検知手段105はエレベータ制御装置20のかご内荷重の情報に基づいてかごに新たに乗り込んだ人員を検出するものである。走行停止指令手段106は人員検知手段105で検出された人員と利用定員が一致するか否かを調べ、不一致である場合にエレベータ制御装置20に対して走行停止の指令を与え、エレベータ状態表示制御手段107に両者が一致しないことの信号を出力するものである。エレベータ状態表示制御手段107はエレベータ制御装置20の信号に基づいてエレベータが利用可能か否かを判断したり、かごへ新たに乗り込んだ人員と利用定員とが不一致であったりした場合にそれらの状況を表示装置27に表示するものである。利用料金課金手段108は許可者情報入力手段102によって入力された暗証番号と利用定員とに基づき、利用料金を計算するもので、その計算結果が課金情報報知部26を介して、利用許可者に電話又はメールで通知される。
上記のように構成された本実施例の動作について以下に説明する。先ず、エレベータ1を利用することができないとき、入場扉4及び退場扉5は閉じられ、使用可能の状態になるまで待機を指示する文言が表示装置27に表示される。そして、エレベータ1の使用が可能になると表示装置27の表示状態は使用可能の文言に変えられる。この状態で、住所や暗証番号等が識別情報登録手段101に登録されている利用許可者が1人でエレベータ1を利用する場合にはテンキー22を用いて暗証番号を入力し、続いて、入場要求釦24を押し操作すると、利用可否判別手段103から許可信号が出力され、扉制御手段104が入場扉4を開く。これによって、利用許可者が柵3で包囲されたエレベータホール2に入ると入場扉4は閉じられる。この利用許可者がエレベータ1に乗り込むと人員検知手段105は新たにかごに乗り込んだ人は1人であると判断し、このとき、走行停止指令手段106がエレベータの走行指令を出力することにより正常な運転が行われる。
この利用許可者がエレベータ1を利用して退場する場合には、暗証番号を入力し、続いて、退場要求釦25を押し操作することによって、退場扉5が開き、柵3の外に出ると、その時点で退場扉5は閉じられる。
次に、利用許可者が友人や家族等を同行する場合、この利用許可者はテンキー22を用いて暗証番号を入力し、続いて、同行者有釦23を押し操作してからテンキー22により同行人員を入力するとその合計人員が利用定員として扉制御手段104、走行停止指令手段106、利用料金課金手段108に加えられる。このとき、利用可否判別手段103から許可信号が出力され、扉制御手段104が入場扉4を開く。これによって、同行する人を含めた利用人員が柵3で包囲されたエレベータホール2に入ると入場扉4は閉じられる。この利用人員がエレベータ1に乗り込むと人員検知手段105は新たにかごに乗り込んだ人数を検知し、走行停止指令手段106は検知された人数と入力された利用人員情報とが一致するか否かを判断し、一致しておれば、走行停止指令手段106がエレベータ制御装置20に走行指令を、不一致であればエレベータ制御装置20に停止指令をそれぞれ出力する。
退場の場合には利用可能者が暗証番号を入力し、同行者有釦23の操作と併せて退場人員をテンキー22で入力することよって上述したと同様な退場が可能となる。なお、利用許可者のみが柵3の内部に残り、これ以外のエレベータ利用者が退場する場合には、その退場人数を入力すれば良い。
上述したように、利用可能者が1人でエレベータを利用した場合、あるいは、同行者を伴って利用した場合、利用料金課金手段108は利用可能者に対する利用料金等を積算し、周毎に又は月毎に課金情報報知部26に通知する。課金情報報知部26はその金額を利用可能者に報知する。
次に、識別情報登録手段101に登録されている者以外の一般人がエレベータ1を利用する場合、利用券発売機7に利用人員に応じた金銭を投入して利用定員情報が付加された利用券8を購入し、この利用券8を利用券読取機21に挿入する。これによって、利用券8のシリーズ番号等、適正なものであるか否かの情報が利用可否判別手段103に入力され、利用定員情報が扉制御手段104、走行停止指令手段106及び利用料金課金手段108に入力される。このとき、利用可否判別手段103は利用券8が適正なものであるとき、利用許可信号を出力して扉制御手段104に加える。この場合、利用料金課金手段108は何等の動作もしないが、これ以外の動作は上述したと全く同様であるのでその説明を省略する。
図4は制御部10に持たせた上記の機能に対応するCPU11の処理手順を示したフローチャートである。以下、このフローチャートに従ってCPU11の処理について説明する。先ず、ステップ110にて、エレベータ制御装置20の状態を示す信号に基づいて、エレベータが利用可能か否かを判別する。利用可能でないときには、ステップ111で表示装置27に待機を指示する表示を行う。エレベータが利用可能である場合にはステップ112で個人の識別情報が入力されたか否かを判別し、入力があった場合にはステップ113で識別情報を読取り、続いて、ステップ114で入力された識別情報が登録された識別情報の中に一致するものが有るか否かを判別し、有る場合にはステップ119で定員情報を読取ってステップ120の処理に進み、無い場合には定員が1であるとしてステップ120の処理に進む。
一方、ステップ112で識別情報入力は無いと判断した場合には、ステップ116にて利用券読取機21に対して利用券8が投入されたか否かを判定し、投入された場合にはステップ117で利用券8に記載された情報を読取り、続いて、ステップ118にて利用券8が適正なものであるか否かを判定し、適正なものであると判定した場合にはステップ119にて定員情報を読取り、ステップ120の処理に進む。なお、ステップ116にて利用券8の投入無しと判断した場合、あるいは、ステップ118にて利用券8が適正なものでないと判定した場合にはステップ112の処理に戻る。
ステップ120では入場要求釦24が押し操作されたことに伴う入場要求か、退場要求釦25が押し操作されたことに伴う退場要求かを判定し、入場要求であればステップ121にて入場扉4を開いてステップ122以下の処理を実行し、退場要求であればステップ130で退場扉5を開きステップ131以下の処理を実行する。
ステップ121で入場扉4を開いた後のステップ122では利用人員を計数し、ステップ123で計数人員が利用定員に一致したか否かを判定し、一致すればステップ124で入場扉4を閉じる。そして、ステップ125にてかごに新たに乗り込んだ人員を検出し、ステップ126で新たに乗り込んだかご内人員と定員とが一致するか否かを判定し、一致した場合にはステップ127にてエレベータの走行指令をエレベータ制御装置20に与える。一方、新たに乗り込んだかご内人員と定員とが不一致のは場合にはエレベータ制御装置20に対して停止指令をエレベータ制御装置20に与え、続いて、ステップ129にてその原因を除去するように表示装置27に表示してステップ126の処理に戻る。
一方、ステップ131で退場扉5を開いた後のステップ131では利用人員を計数し、ステップ132で計数人員が利用定員に一致したか否かを判定し、一致すればステップ133で退場扉5を閉じる。続いて、ステップ134で利用許可者に対する課金処理を実行して一連の処理を終了する。これらの処理によって、図3の機能ブロック図で示した動作が行われる。
かくして、第1実施例によれば、エレベータの利用許可者及び同行する人のみが利用でき、これに連なって付いてゆく人の乗降を拒否することができる。また、予め登録されていない人が乗降する際に、監視員のチェックを受けなくともエレベータを利用することができ、これによって小規模の建物にも設置することが可能となる。さらに、エレベータの利用者にその利用頻度に応じて課金することができるという効果も得られる。
なお、第1実施例ではエレベータホール2から退場する場合でも暗証番号の入力、同行者の員数の入力、退場要求釦25の押し操作を必要としたが、退場扉5については、退場する場合にのみ内側から解錠することのできる錠を設けることによって第1実施例と略同様な効果が得られる。
また、第1実施例では入退場者が利用許可者であることを確認するためにテンキーを用いて暗証番号を入力したが、この代わりにIDカードを用いたり、指紋、掌紋、声紋、虹彩等の身体的な特徴を登録してこれらを照合する、いわゆる、生体認証を行っても良く、場合によってはこれらのうちのいずれか複数の情報の照合又は認証によって確認の精度を高めることができる。
さらに、第1実施例では入場扉4と退場扉5の両方を設けたが、1つの扉を入場と退場の両方に使用することも可能である。
本発明に係るエレベータ乗降者管理システムの第1実施例を構成する装置の配置例を示した略図。 第1実施例を構成する入場許可確認装置の主な構成を示すブロック図。 第1実施例を構成する制御部の機能ブロック図。 第1実施例の制御部におけるCPUの具体的処理手順を示したフローチャート。
符号の説明
1 エレベータ
2 エレベータホール
3 柵
4 入場扉
5 退場扉
6 入場許可確認装置
7 利用券発売機
10 制御部
11 CPU
21 利用券読取機
22 テンキー
31 入場人員計数手段
32 退場人員計数手段
101 識別情報登録手段
102 許可者情報入力手段
103 利用可否判別手段
104 扉制御手段
105 人員検知手段
108 利用料金課金手段

Claims (6)

  1. エレベータホールの所定の領域を包囲すると共に、入場口及び退場口を備えた柵と、
    前記入場口及び退場口に設けられ、それぞれ開閉制御が可能な扉と、
    前記入場口の近傍に設けられた入場許可確認装置と、
    を備え、
    前記入場許可確認装置は、エレベータの利用許可者に固有の識別情報が登録された識別情報登録手段、前記利用許可者がその識別情報及び同行する人を含めた利用定員情報を入力する許可者情報入力手段、前記識別情報登録手段による識別情報が登録済みのものと一致するか否かを判定する利用可否判定手段、前記利用人員を計数する人員計数手段、前記利用可否判定手段の判定結果に応じて前記識別情報が登録済みのものと一致しているとき、入場者に対して前記入場口の扉を開き、前記人員計数手段の計数値が利用定員に達したとき、前記入場口の扉を閉める扉制御手段を含む、エレベータ乗降者管理システム。
  2. エレベータホールの所定の領域を包囲すると共に、入場口及び退場口を備えた柵と、
    前記入場口及び退場口に設けられ、それぞれ開閉制御が可能な扉と、
    前記柵の外側に設けられ、エレベータの利用券を発売する利用券売機と、
    前記入場口の近傍に設けられた入場許可確認装置と、
    を備え、
    前記入場許可確認装置は、前記利用券及びその利用定員情報を読取る利用券読取手段、エレベータの利用許可者に固有の識別情報が登録された識別情報登録手段、前記利用許可者がその識別情報及び同行する人を含めた利用定員情報を入力する許可者情報入力手段、前記利用券読取手段による前記利用券の情報が適正か否か又は前記識別情報登録手段による識別情報が登録済みのものと一致するか否かを判定する利用可否判定手段、前記利用人員を計数する人員計数手段、前記利用可否判定手段の判定結果に応じて前記利用券の情報が適正であるか又は識別情報が登録済みのものと一致しているとき、入場者に対して前記入場口の扉を開き、前記人員計数手段の計数値が利用定員に達したとき、前記入場口の扉を閉める扉制御手段を含む、エレベータ乗降者管理システム。
  3. 前記入場許可確認装置は退場者に共用可能であり、前記制御手段は前記利用可否判定手段の判定結果に応じて前記利用券の情報が適正であるか又は識別情報が登録済みのものと一致しているとき、退場者に対して前記退場口の扉を開き、前記人員計数手段の計数値が定員に達したとき、前記退場口の扉を閉める、請求項1又は2に記載のエレベータ乗降者管理システム。
  4. 前記エレベータのかご内に乗り込んだ人員を検知する人員検知手段と、
    検知された乗り込み人員と前記利用人員とが不一致のとき、エレベータの走行を停止する手段と、
    を備えた請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータ乗降者管理システム。
  5. 前記入場許可確認装置は、前記利用許可者に同行する人を含めた利用定員情報に応じた利用代金を、前記利用許可者に課金する料金課金手段を備えた請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエレベータ乗降者管理システム。
  6. 前記識別情報は、テンキーによる暗証番号、IDカード、指紋、掌紋、声紋、虹彩のいずれか1つ又は複数の情報である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエレベータ乗降者管理システム。
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