JP2019098939A - 車両の後部構造 - Google Patents

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Yosuke Yamagishi
陽助 山岸
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Abstract

【課題】モータ搭載による振動・騒音特性を改善する。【解決手段】モータ10を車両後部の車体構造部材に保持する。モータ10の前側を保持する前側保持部22と、モータの後側を保持する後側保持部22と、を含む。前側保持部22および後側保持部22はモータ10の重心の同じ高さに位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータを車両後部の車体構造部材に保持する車両の後部構造に関する。
特許文献1には、後輪駆動用のモータを搭載する車両において、そのモータをリアサスペンションメンバに固定することが記載されている。リアサスペンションメンバは、車両の左右側部において前後方向に伸びサスペンションを介し車両を支持する一対のサイドレールと、車両の前後方向に間隔をおいて配置され車幅方向に伸びる一対のクロスメンバからなり、全体として井桁状を呈する車体の比較的高剛性の車体構造部材である。
このようなリアリアサスペンションメンバにモータを支持することで、衝突などの際にもモータの移動を抑制することができる。
特許第5656032号公報
ここで、モータはその出力軸の回転で駆動力を出力するものであり、回転に応じて振動・騒音を発生する可能性がある。また、重量が大きいため、路面の凹凸などの影響で振動すると、車両の振動・騒音性能が悪化する。
本発明は、モータによる振動・騒音を低減することを目的とする。
本発明は、モータを車両後部の車体構造部材に保持する車両の後部構造であって、前記モータの前側を保持する前側保持部と、前記モータの後側を保持する後側保持部と、を含み、前記前側保持部および前記後側保持部はモータの重心と同じ高さに位置する。
また、前記前側保持部は、車幅方向に間隔をおいて配置される2つの保持部から構成されるとよい。
また、前記前側保持部および前記後側保持部は、車幅方向の車両骨格部材であって前後方向に間隔を置いて配置される2つのリアクロスメンバにそれぞれ形成されるとよい。
また、2つのリアクロスメンバは、左右後輪を保持する左右サスペンションの車体側端が接続される車体構造部材である左右サイドレールにそれぞれ固定されるとよい。
本発明によれば、各保持部がモータ重心と同じ高さにあり、保持部とモータ重心の距離の総和を小さくでき、モータ搭載による振動・騒音特性を改善することができる。
実施形態に係る車両の後部構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 実施形態に係る車両の後部構造を示す平面図である。 実施形態に係る車両の後部構造を示す正面図である。 実施形態に係る車両の後部構造を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「概略構成」
図1には、一実施形態に係る後部構造を模式的に示されている。(a)は平面図、(b)は前方側から見た正面図、(c)は車両の左側から見た側面図である。なお、(b)、(c)では、サイドレール14の図示は省略してある。
モータ10は、車両走行用モータであり、この例では後輪駆動用であるが、前輪駆動用であってもよい。モータ10は出力軸を有し、この出力軸の駆動力が車輪(駆動輪)20に伝達され、車両が走行する。
モータ10は、車両後部に位置する、井桁状に配置されたリアサスペンションメンバ12に支持される。リアサスペンションメンバ12は、比較的強度が大きい、車体の骨格となる車体構造部材である。リアサスペンションメンバ12は、車両の左右両側に位置し車両前後方向に伸びる一対のサイドレール(右サイドレール14a、左サイドレール14b)14と、車両の前後方向に間隔をおいて配置され車幅方向に伸びる一対のリアクロスメンバ(前側リアクロスメンバ16a、後側リアクロスメンバ16b)16とから構成されている。
サイドレール14には、サスペンション18を介し車輪20が接続されている。なお、図においては、駆動力を伝達する車軸などは省略してある。一対のリアクロスメンバ16は、後輪に対応する位置にあり、前側リアクロスメンバ16aと後側リアクロスメンバ16bが、車両前後方向において車輪20を挟むように間隔をおいて配置されている。また、前側リアクロスメンバ16aと後側リアクロスメンバ16bの両端は右サイドレール14aおよび左サイドレール14bに固定される。
モータ10は、前側リアクロスメンバ16aに2点で支持され、後側リアクロスメンバ16bに1点で支持される。各支持点の上側には、取り付けマウント22の一端側が固定され、他端側がモータ10に固定されることでモータ10が前側リアクロスメンバ16a、後側リアクロスメンバ16bに3点で支持される。前側リアクロスメンバ16aの両側に設けられた2つの取り付けマウント22が前側保持部、後側リアクロスメンバ16bに設けられた取り付けマウント22が後側保持部を構成する。なお、固定は、基本的にボルトを利用して行われ、取り付けマウント22の両端がモータ10のケースと、リアクロスメンバ16にボルト締めされる。
また、図1(b)に示すように、3つの支持点は、ほぼ正三角形状となっており、3点が均等に荷重を分担する。また、モータ10の重心から距離も全体(重心から各支持点への距離の総和)として小さくなっている。そして、前側リアクロスメンバ16aへの支持点は、なるべくサイドレール14に近い位置となっている。すなわち、取り付けマウント22の他端側は、モータ10の側壁に締結しており、支持点は車幅方向においてモータ10の側壁とサイドレール14の間に位置する。このため、これら2つの支持点は、サイドレール14とリアクロスメンバ16の交点に近く、振動しにくい。
そして、図1(a)、(c)に示すように、取り付けマウント22の高さ方向位置はほぼ同一であり、かつその位置(高さ)にモータ10の重心が存在する。言い換えると、3つの支持点を通る面上にモータ10の重心が位置する。従って、モータ10の重心と支持点の距離(重心から各支持点への距離の総和)が短く、各支持点を支点とし重心を作用点とするモーメントを小さくできる。なお、支持点の高さ方向の位置は、取り付けマウント22の高さ方向の中央とした。
このように、本実施形態では、モータ10を支持する構成が振動を抑制するようになっており、モータ10の駆動トルクの反力でモータ10が振れにくくなり、耐久性、振動・騒音性能の向上が可能となる。また、路面の凹凸による車輪20の振動は、サイドレール14、リアクロスメンバ16を介し、モータ10に伝えられるが、全体として振動しにくい構造となっているため、この振動についても低減することができる。
図2は、図1(a)に対応する平面図、図3は図1(b)に対応する正面図、図4は図1(c)に対応する側面図である。なお、図4においては、後側リアクロスメンバ16bへのモータ取り付け箇所を表示してある。すなわち、後側リアクロスメンバ16bの支持点における取り付けマウント22はモータ10に左側から取り付けられるため、実際には右側からは見えないがこれを表示してある。また、これらの図において、ボルト30を実際には見えない軸部を含め模式的に明示してある。ボルト30は、相手部材に直接ねじ込んで固定してもよいが、相手部材が板材であればナットを用いて固定することが好適である。モータ10についてもケースから板材を突出させ、ボルトナットで固定することが好適である。
このように、取り付けマウント22は、モータ10のケースに対し、車幅方向に伸びるボルト30で締結され、取り付けマウント22は、リアクロスメンバ16に高さ方向に伸びるボルト30で締結される。
なお、図3に示すように、本実施形態では、サイドレール14から支持点までの距離Aが比較的小さくして、振動を抑制している。
各部材は、基本的に鋼材で形成されるが、強度を維持することができ、加工ができれば他の材料を用いてもよい。
本実施形態によれば、大重量のモータ10を前後のリアクロスメンバ16に3か所の支持点で固定し、その支持点の高さ方向位置をモータ10の重心を合わせた。これによって、モータ10の振動を抑制して、車両の振動・騒音特性を改善することができる。
10 モータ、12 リアサスペンションメンバ、14 サイドレール、14a 右サイドレール、14b 左サイドレール、16 リアクロスメンバ、16a 前側リアクロスメンバ、16b 後側リアクロスメンバ、18 サスペンション、20 車輪、22 取り付けマウント、30 ボルト。

Claims (1)

  1. モータを車両後部の車体構造部材に保持する車両の後部構造であって、
    前記モータの前側を保持する前側保持部と、
    前記モータの後側を保持する後側保持部と、
    を含み、
    前記前側保持部および前記後側保持部はモータの重心と同じ高さに位置する、
    車両の後部構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07277005A (ja) * 1994-04-11 1995-10-24 Nissan Motor Co Ltd 電気自動車の駆動モータ取付構造
JP2005247249A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd エンジン支持構造
JP2017074934A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 本田技研工業株式会社 燃料電池車

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