JP2019097071A - 通信装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、取得したネットワーク情報を用いて自動的にネットワークを切り替えることができるか否かに応じて、ユーザへのサポートを切り替える仕組みを提供する。【解決手段】本通信装置は、無線通信を切り替える接続先のネットワーク情報を取得し、取得したネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断し、自動でハンドオーバを実行可能な場合には当該ハンドオーバを実行し、自動でハンドオーバを実行不可能な場合にはユーザ入力を支援する画面制御を行い、当該ユーザ入力に従ってハンドオーバを実行する。【選択図】 図8
Description
本発明は、二次元バーコードを用いた無線通信を実行可能な通信装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
無線通信技術の一つとして、情報機器自身が無線基地局となって携帯端末と無線ダイレクトで接続できるものがある。ここで、情報機器と携帯端末の無線通信は、Wi−Fi(登録商標)接続するためのID(SSID)やPasskeyの入力が必要であり、接続毎に異なる場合が多い。そのため、情報機器で自身のネットワーク情報を二次元バーコードで表示し、それを携帯端末で撮影して認識し、ID/Passkeyを設定する方法がある。しかし、接続先の機器の種別及び状態や、携帯端末の種別及び状態により、無線通信を確立するまでの手順が変わることがある。そこで、特許文献1には、二次元バーコードを認識したのち、接続先の機器の種別を識別して接続動作を変える方法が提案されている。
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、携帯端末の種別及び状態によって、無線通信を確立するまでの手順が変わる場合がある。そのような場合に、二次元バーコードを読み取ってネットワーク情報を取得しても、そのネットワーク情報を使用して自動的にネットワークを切り替えることができれば問題はない。しかし、自動的に切り替えることができない場合には、ネットワークの切り替えに煩雑な操作をユーザに要求することになる。そのため、ユーザは、それらの操作に関する知識を必要とし、煩雑な操作に手間取ってしまう可能性もある。
本発明は、上述の問題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、取得したネットワーク情報を用いて自動的にネットワークを切り替えることができるか否かに応じて、ユーザへのサポートを切り替える仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、通信装置であって、無線通信を切り替える接続先のネットワーク情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した前記ネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断する判断手段と、自動でハンドオーバを実行可能な場合には当該ハンドオーバを実行し、自動でハンドオーバを実行不可能な場合にはユーザ入力を支援する画面制御を行い、当該ユーザ入力に従ってハンドオーバを実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、取得したネットワーク情報を用いて自動的にネットワークを切り替えることができるか否かに応じて、ユーザへのサポートを切り替えることができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確立されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<第1の実施形態>
<システムの構成>
以下では、添付図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係るシステム構成の一例を説明する。携帯端末101は、スマートフォン、タブレットPC、携帯電話機、ノートPC、情報端末等の通信装置であり、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、電話通信等の各種無線通信を行うことができる。MFP102は、画像処理装置であり、有線通信及び各種無線通信を行うことができ、さらには自身がアクセスポイントとして動作して、例えば携帯端末101とWi−Fiダイレクト接続を行うことができる。アクセスポイント103は、無線通信を中継する無線アクセスポイントとして機能する。
<システムの構成>
以下では、添付図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係るシステム構成の一例を説明する。携帯端末101は、スマートフォン、タブレットPC、携帯電話機、ノートPC、情報端末等の通信装置であり、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、電話通信等の各種無線通信を行うことができる。MFP102は、画像処理装置であり、有線通信及び各種無線通信を行うことができ、さらには自身がアクセスポイントとして動作して、例えば携帯端末101とWi−Fiダイレクト接続を行うことができる。アクセスポイント103は、無線通信を中継する無線アクセスポイントとして機能する。
なお、以下の実施形態では、携帯端末101とMFP102との間で無線接続、例えばWi−Fiダイレクト接続が行われる例を説明するが本発明はこの無線接続のみに限定されない。例えば、本発明は、携帯端末101とMFP102との間の無線接続として、携帯端末101からMFP102に対して印字データを送信可能な無線通信であれば、どのような無線通信でもよい。例えば、近距離無線通信やBluetooth通信であってもよい。
図1において、携帯端末101、MFP102、及びアクセスポイント103はそれぞれ対応する通信媒体を通じて通信を行うことができる。具体的には、携帯端末101は、アクセスポイント103を介してMFP102と無線通信を行うことができ、さらに、MFP102と直接無線通信を行うこともできる。もちろん、図1に示した構成は一般的な構成の一例を示したに過ぎない。そのため、一般ユーザが使用する携帯端末は、その他の情報機器であってもよい。
<MFPの構成>
次に、図2を参照して、本実施形態に係るMFP102の内部構成例を説明する。MFP102は、CPU201、ROM202、RAM203、BluetoothI/F204、WLAN205、ネットワークI/F207、操作部コントローラ208、操作パネル209、ディスプレイ211、ディスクコントローラ212、HDD213、プリンタ214、及びスキャナ215を備える。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るMFP102の内部構成例を説明する。MFP102は、CPU201、ROM202、RAM203、BluetoothI/F204、WLAN205、ネットワークI/F207、操作部コントローラ208、操作パネル209、ディスプレイ211、ディスクコントローラ212、HDD213、プリンタ214、及びスキャナ215を備える。
CPU201は、ROM202、又はハードディスク213に記憶された制御プログラムを実行し、システムバス216に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。操作部コントローラ208は、MFP102に備えられた各種ボタン又は操作パネル209、ディスプレイ211等を制御する。ディスクコントローラ212は、HDD213を制御する。
ネットワークI/F207は、ネットワーク217を介して、他のネットワーク機器又はファイルサーバ等と双方向にデータをやりとりする。WLAN205は、無線通信モジュールであり、インフラモードで動作する場合は、アクセスポイントを介して、ネットワーク217に接続し、他のネットワーク機器又はファイルサーバ等と双方向にデータをやりとりする。ソフトAPモードで動作する場合は、MFP102は、アクセスポイントとして動作し、携帯端末と直接無線通信接続(例えば、Wi−Fiダイレクト)することができる。
プリンタ214は、電子写真方式で画像を紙へ印字する印字部である。印字方式は、特に電子写真方式でなくてもよい。スキャナ215は、紙に印字された画像を読み込むための画像読取部である。多くの場合、スキャナ215にはオプションとしてADF(オートドキュメントフィーダ)(不図示)が装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。なお、HDD213は、場合によっては画像の一時記憶場所としても使われることがある。MFP102はBluetooth I/F204、を介して各種周辺機器とデータの授受を行うことができる。図2に示した構成のMFP102は前述した構成に限るものではなく、プリンタ単体のデバイスであってもよい。
<携帯端末の構成>
次に、図3を参照して、携帯端末101のハードウェア構成を説明する。なお、本実施形態の携帯端末101は、上述したようにスマートフォンやタブレットPC等の装置を想定しているが、静止画の撮影を実行可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。携帯端末101は、操作パネル301、スピーカ302、マイク303、カメラ304、無線通信部305、CPU306、ROM307、RAM308、及びHDD309を備える。各コンポーネントはシステムバス310を介してデータ相互に授受することができる。
次に、図3を参照して、携帯端末101のハードウェア構成を説明する。なお、本実施形態の携帯端末101は、上述したようにスマートフォンやタブレットPC等の装置を想定しているが、静止画の撮影を実行可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。携帯端末101は、操作パネル301、スピーカ302、マイク303、カメラ304、無線通信部305、CPU306、ROM307、RAM308、及びHDD309を備える。各コンポーネントはシステムバス310を介してデータ相互に授受することができる。
CPU306は、ROM307が記憶している制御プログラムを読み出して、携帯端末101の動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM307は、制御プログラムを記憶している。RAM308は、CPU306の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD309は、写真や電子文書等の様々なデータを記憶する。
操作パネル(表示部)301は、ユーザのタッチ操作を検出可能なタッチパネル機能を備え、OS(オペレーティングシステム)やプリントアプリケーションが提供する各種画面を表示する。ユーザは操作パネル301にタッチ操作を入力することで、携帯端末101に所望の操作指示を入力することができる。なお、携帯端末101は不図示のハードウェアキーを備えていて、ユーザはこのハードウェアキーを用いて携帯端末101に操作指示を入力することができる。
スピーカ302とマイク303は、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ304はユーザの撮像指示に応じて撮像する。カメラ304で撮像された写真は、HDD309の所定の領域に記憶される。携帯端末101は無線通信部305を介して各種周辺機器と各種無線通信によってデータの授受を行うことができる。
<画面例>
次に、図4乃至図7を参照して、本実施形態に係る携帯端末101の画面例を説明する。図4は、携帯端末101のカメラ304を用いてMFP102の操作パネルに表示されている二次元バーコードを撮影する二次元バーコード読み取り画面401である。画面タイトル403は、二次元バーコード読み取り画面であることを示すタイトル(”QRコード(登録商標)”)を表示する。撮影エリア402は、304のカメラで撮影している画像を表示し、二次元バーコードの読み取り精度を高めるためのガイド枠405を表示する。撮影エリア402に二次元バーコードが表示され読み取りに成功すると、カメラ304の撮影を終了する。キャンセルボタン404は、押下すると二次元バーコード読み取りを中断して、前画面に戻る。
次に、図4乃至図7を参照して、本実施形態に係る携帯端末101の画面例を説明する。図4は、携帯端末101のカメラ304を用いてMFP102の操作パネルに表示されている二次元バーコードを撮影する二次元バーコード読み取り画面401である。画面タイトル403は、二次元バーコード読み取り画面であることを示すタイトル(”QRコード(登録商標)”)を表示する。撮影エリア402は、304のカメラで撮影している画像を表示し、二次元バーコードの読み取り精度を高めるためのガイド枠405を表示する。撮影エリア402に二次元バーコードが表示され読み取りに成功すると、カメラ304の撮影を終了する。キャンセルボタン404は、押下すると二次元バーコード読み取りを中断して、前画面に戻る。
図5は、二次元バーコードから読み取った情報を解析して、ネットワーク情報を表示するWi−Fi設定画面501である。画面タイトル506は、Wi−Fi設定画面であることを示すタイトル(”Wi−Fi設定”)を表示する。SSID表示ラベル502は、二次元バーコードから読み取ったSSIDを表示する。ネットワークキー表示ラベル503は、二次元バーコードから読み取ったネットワークキー(パスワード)を表示する。キャンセルボタン504は、押下するとネットワーク切り替えフローを中断し、HOME画面に戻る。次へボタン505は、ネットワークの通信が開始されるまではグレー表示で押下不可であり、ネットワークの通信開始が検知されると、押下可能になる。次へボタン505を押下すると、次の画面に進む。
図6は、OSの設定画面であり、ネットワークの切り替えをするネットワーク設定画面421である。ネットワーク表示セル422は、現在通信しているWi−FiのSSIDを表示する。ネットワーク候補リスト423は、通信可能なWi−FiのSSIDをリスト表示する。ネットワーク候補リスト423の中から1つ選択すると、Wi−Fi通信が開始され、既に通信したことあるネットワークはネットワーク表示セル422に表示される。初めて通信するネットワークの場合は、パスワードが要求され、正しいパスワードを入力するとWi−Fi通信が確立されネットワーク表示セル422に表示される。
図7は、二次元バーコード認識ポップアップ画面411である。ポップアップダイアログ412は、カメラ304を用いてMFP102の操作パネル(操作部)209に表示されている二次元バーコードを撮影した際に、二次元バーコードの認識により表示される。ポップアップダイアログを押下すると、接続するかキャンセルするかが選択可能になり、接続するが選択されるとWi−Fi接続が開始され、キャンセルするが選択されると元の画面に戻る。
なお、ここでは、接続先のネットワーク情報を取得する方法として、接続先のデバイスの操作部に表示された二次元バーコードから取得する方法について説明したが、本発明を限定する意図はない。例えば、携帯端末101をMFP102に近づけた際に近距離無線通信によってネットワーク情報を取得してもよい。また、ユーザ入力によってネットワーク情報を取得するようにしてもよい。
<処理手順>
次に、図8を参照して、本実施形態に係る二次元バーコードを用いてMFP102を探索して通信を確立する際の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る二次元バーコードを用いてMFP102を探索して通信を確立する際の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
まず、S802で、CPU306は、MFP102の操作パネル209に表示されている二次元バーコードをカメラ304によって読み取る。S803で、CPU306は、携帯端末101のOSバージョンを判別する。ここで、携帯端末101のOSバージョンがハンドオーバに対応しているバージョンの場合はS804に進み、そうでない場合はS809に進む。
S804で、CPU306は、二次元バーコード認識ポップアップ画面(選択画面)411を操作パネル301に表示する。ユーザがポップアップダイアログ412を押下すると、S805で、CPU306は、接続するか又はキャンセルするかの選択肢を表示する。さらに、CPU306は、当該選択肢に対するユーザ入力に基づき、カメラ304で読み取った二次元バーコードに従って無線接続を行うか又はキャンセルするかを選択する。S805で接続するが選択された場合、S806に進み、CPU306は、二次元バーコードから取得したネットワーク情報(通信情報)に基づき、Wi−Fiのハンドオーバを実行する。続いて、S807で、CPU306は、Wi−Fi通信の確立が成功かどうかを判別し、成功した場合は、S808でMFP102と通信を開始し、処理を終了する。S807でWi−Fi通信がエラーになった場合は、そのまま処理を終了する。また、S805で接続のキャンセルが選択された場合は、そのまま処理を終了する。
一方、S803で、CPU306は、携帯端末101のOSバージョンがハンドオーバに対応していないバージョンの場合は、S809に進み、Wi−Fi設定画面501を操作パネル301に表示する。続いて、S810で、CPU306は、Wi−Fiの通信確立を待ち、通信が確立した場合は、Wi−Fi設定画面501の次へボタン505を押下可能に制御する。その後、S811で、CPU306は、ユーザが次へボタン505を押下したか否かを判断し、押下した場合はS808に進み、MFP102と通信を開始する。一方、S811でユーザがキャンセルボタンを押下したと判断した場合は、そのまま処理を終了する。
<S809の詳細処理>
ここで、図9を参照して、上記S809の詳細処理について説明する。上記S809においてWi−Fi設定画面501が操作パネル301に表示されている間、ユーザは、システムのWi−Fi接続を切り替える必要がある。その処理の流れについて説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
ここで、図9を参照して、上記S809の詳細処理について説明する。上記S809においてWi−Fi設定画面501が操作パネル301に表示されている間、ユーザは、システムのWi−Fi接続を切り替える必要がある。その処理の流れについて説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
S902で、CPU306は、ユーザ入力に従って、システムの設定画面421を操作パネル301に表示する。続いて、S903で、CPU306は、ネットワーク候補リスト423から接続するSSIDをユーザ入力に従って選択する。ユーザは表示されたリストの中から所望のネットワーク、ここではS802で読み取った二次元バーコードに対応するSSIDを押下する。S904で、CPU306は、選択されたSSIDにおいてパスワードの要求があるか否かを判断する。パスワードの要求がある場合は、S905に進み、CPU306は、ユーザによるキー入力によりパスワードを取得し、取得したパスワードをネットワーク表示セル422に表示し、S906に進む。一方、S904でパスワードの要求がないと判断すると、そのままS906に進む。S906で、CPU306は、対応する相手先と通信を確立して処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る通信装置は、無線通信を切り替える接続先のネットワーク情報を取得し、取得したネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断する。さらに、本通信装置は、自動でハンドオーバを実行可能な場合には当該ハンドオーバを実行し、自動でハンドオーバを実行不可能な場合にはユーザ入力を支援する画面制御を行い、当該ユーザ入力に従ってハンドオーバを実行する。また、本通信装置は、カメラを備え、MFPの操作部に表示された二次元バーコードを読み取ることによりネットワーク情報を取得する。さらに、本通信装置は、当該通信装置のOSのバージョンに基づいて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断する。これにより、本実施形態によれば、二次元バーコードを用いたMFPを探索して通信を確立する際に、携帯端末のOSバージョンにより携帯端末の動作が変わる場合に、OSバージョンに合わせた最適なネットワーク切り替え方法を提供できる。より詳細には、本通信装置は、OSバージョンに応じて、好適にユーザを支援する表示制御を行い、ユーザフレンドリな操作体系を提供することができる。
<第2の実施形態>
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、二次元バーコードから取得したネットワーク情報に基づいて、MFP102を探索して通信を確立する際の、携帯端末101のOSバージョンに合わせた最適なネットワーク切替制御(ユーザのサポート制御)について説明した。しかし、ネットワークを切り替える際に、ネットワークのパスワード入力をキー入力でなく、コピー&ペーストを使って簡単に入力することもできる。その方法について、本実施形態で説明する。
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、二次元バーコードから取得したネットワーク情報に基づいて、MFP102を探索して通信を確立する際の、携帯端末101のOSバージョンに合わせた最適なネットワーク切替制御(ユーザのサポート制御)について説明した。しかし、ネットワークを切り替える際に、ネットワークのパスワード入力をキー入力でなく、コピー&ペーストを使って簡単に入力することもできる。その方法について、本実施形態で説明する。
図10を参照して、本実施形態に係る通信を確立する処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
まず、S1002で、CPU306は、MFP102の操作パネル209に表示されている二次元バーコードを携帯端末101のカメラ304によって読み取る。S1003で、CPU306は、携帯端末101のOSバージョンを判別する。ここで、携帯端末101のOSバージョンがハンドオーバに対応しているバージョンの場合はS1004に進み、そうでない場合はS1009に進む。
S1004で、CPU306は、二次元バーコード認識ポップアップ画面411を操作パネル301に表示する。ユーザがポップアップダイアログ412を押下すると、S1005で、CPU306は、接続するか又はキャンセルするかの選択肢を表示する。さらに、CPU306は、当該選択肢に対するユーザ入力に基づき、カメラ304で読み取った二次元バーコードに従って無線接続を行うか又はキャンセルするかを選択する。S1005で接続するが選択された場合、S1006に進み、CPU306は、二次元バーコードから取得したネットワーク情報(通信情報)に基づき、Wi−Fiのハンドオーバを実行する。続いて、S1007で、CPU306は、Wi−Fi通信が成功かどうかを判別し、成功した場合は、S1008でMFP102と通信を開始し、処理を終了する。S1007でWi−Fi通信がエラーになった場合は、そのまま処理を終了する。また、S1005で接続のキャンセルが選択された場合は、そのまま処理を終了する。
一方、S1003で、CPU306は、携帯端末101のOSバージョンがハンドオーバに対応していないバージョンの場合は、S1009に進み、Wi−Fi設定画面501を操作パネル301に表示する。続いて、S1010で、CPU306は、Wi−Fi設定画面501に表示しているネットワークパスワードを一時記憶領域であるクリップボードにコピーする。S1011で、CPU306は、Wi−Fiの通信確立を待ち、通信が確立した場合は、Wi−Fi設定画面501の次へボタン505を押下可能に制御する。その後、S1012で、CPU306は、ユーザが次へボタン505を押下したか否かを判断し、押下した場合はS1008に進み、MFP102と通信を開始する。一方、S1012でユーザがキャンセルボタンを押下したと判断した場合は、そのまま処理を終了する。
<S1009の詳細処理>
ここで、図11を参照して、上記S1009の詳細処理について説明する。上記S1009においてWi−Fi設定画面501が操作パネル301に表示されている間、ユーザは、システムのWi−Fi接続を切り替える必要がある。その処理の流れについて説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
ここで、図11を参照して、上記S1009の詳細処理について説明する。上記S1009においてWi−Fi設定画面501が操作パネル301に表示されている間、ユーザは、システムのWi−Fi接続を切り替える必要がある。その処理の流れについて説明する。以下で説明する処理は、例えば、携帯端末101のCPU306がROM307又はHDD309に予め格納されている制御プログラムをRAM308に読み出して実行することにより実現される。
S1102で、CPU306は、ユーザ入力に従って、システムの設定画面421を操作パネル301に表示する。続いて、S1103で、CPU306は、ネットワーク候補リスト423から接続するSSIDをユーザ入力に従って選択する。ユーザ表示されたリストの中から所望のネットワーク、ここではS1002で読み取った二次元バーコードに対応するSSIDを押下する。S1104で、CPU306は、選択されたSSIDにおいてパスワードの要求があるか否かを判断する。パスワードの要求がある場合は、S1105に進み、CPU306は、クリップボードに保存されているパスワードをペーストして、ネットワーク表示セル422に表示し、S1106に進む。一方、S1104でパスワードの要求がないと判断すると、そのままS1106に進む。S1106で、CPU306は、対応する相手先と通信を確立して処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る通信装置は、取得したネットワーク情報のうち、パスワードについてはユーザの入力を省略し、取得した情報を利用するように制御する。これにより、本実施の形態によれば、二次元バーコードを用いたMFPを探索して通信を確立で、ユーザがシステムの設定でネットワークを切り替える際のパスワード入力を簡略化でき、ユーザのネットワーク切り替えの操作性を向上できる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:携帯端末、102:MFP、103:アクセスポイント、205:無線通信モジュール、209:操作パネル、211:ディスプレイ、304:カメラ、305:無線通信部
Claims (10)
- 通信装置であって、
無線通信を切り替える接続先のネットワーク情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した前記ネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断する判断手段と、
自動でハンドオーバを実行可能な場合には当該ハンドオーバを実行し、自動でハンドオーバを実行不可能な場合にはユーザ入力を支援する画面制御を行い、当該ユーザ入力に従ってハンドオーバを実行する制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記判断手段は、前記通信装置のオペレーティングシステムのバージョンに基づいて、前記取得手段によって取得した前記ネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 撮像手段をさらに備え、
前記取得手段は、接続先の操作部に表示された二次元バーコードを前記撮像手段で撮像し、取得した二次元バーコードから前記ネットワーク情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
自動でハンドオーバを実行可能な場合には、前記取得手段によって取得したネットワーク情報に対応する接続先への切り替えを実行するか否かを選択させる選択画面を表示部に表示し、前記選択画面を介して前記接続先への切り替えが選択されると、ハンドオーバを実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
自動でハンドオーバを実行不可能な場合には、前記取得手段によって取得したネットワーク情報を表示部に表示するとともに、ネットワーク設定の切り替えを促す表示を該表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。 - 前記無線通信は、Wi−Fi接続であり、
前記制御手段は、接続先となるアクセスポイントを示すSSID及びパスワードの入力を促す表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、接続先となるアクセスポイントを示すSSIDの入力を促すべく、前記通信装置の周辺で探索された接続先のリストを表示し、ユーザに選択させることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
- 前記制御手段は、前記取得手段によって取得したネットワーク情報に含まれるパスワードを使用し、前記パスワードのユーザ入力を省略することを特徴とする請求項6又は7に記載の通信装置。
- 通信装置の制御方法であって、
取得手段が、無線通信を切り替える接続先のネットワーク情報を取得する取得工程と、
判断手段が、前記取得手段によって取得した前記ネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断する判断工程と、
制御手段が、自動でハンドオーバを実行可能な場合には当該ハンドオーバを実行し、自動でハンドオーバを実行不可能な場合にはユーザ入力を支援する画面制御を行い、当該ユーザ入力に従ってハンドオーバを実行する制御工程と
を含むことを特徴とする通信装置の制御方法。 - 通信装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
取得手段が、無線通信を切り替える接続先のネットワーク情報を取得する取得工程と、
判断手段が、前記取得手段によって取得した前記ネットワーク情報を用いて自動でハンドオーバを実行可能か否かを判断する判断工程と、
制御手段が、自動でハンドオーバを実行可能な場合には当該ハンドオーバを実行し、自動でハンドオーバを実行不可能な場合にはユーザ入力を支援する画面制御を行い、当該ユーザ入力に従ってハンドオーバを実行する制御工程と
を含むことを特徴とするプログラム。
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