JP6444200B2 - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、プログラム Download PDF

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    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Description

本発明は、通信技術に関する。
近年、デジタルカメラ、プリンタ、携帯電話・スマートフォンなどの電子機器に無線通信機能を搭載し、これらの機器を無線ネットワークに接続して使用するケースが増えている。
電子機器を無線ネットワークに接続するには、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等のさまざまな無線パラメータを設定する必要がある。これらの無線パラメータの設定を容易にする技術として、特許文献1が知られている。特許文献1では、アクセスポイントが生成した通信パラメータを2次元コードに符号化し、該2次元コードをアクセスポイントが画面に表示する。端末装置は、このアクセスポイントに表示されている2次元コードを撮像し、2次元コードを復号することにより、通信パラメータを設定する。また、特許文献2では、端末装置が、電子機器により表示される、通信パラメータを示すQRコード(登録商標、以下省略)を読み取り、読み取った通信パラメータをアクセスポイントに設定させる技術が提案されている。
特開2006−261938号公報 特開2014−60623号公報
上述のように、2次元コードのように多くの情報を符号化できるコード情報の撮影を契機に無線パラメータの設定をすることにより、ユーザによる煩雑な入力を低減できる。しかし、特許文献1のように2つの装置間での通信パラメータ設定する方法と特許文献2のように3台の装置を介して無線パラメータを設定する方法とのように複数の設定方法をコード情報の撮影を契機に実行可能な場合について従来は考慮されていなかった。したがって、従来は、コード情報の撮影を契機に無線パラメータの設定する際に複数の設定方法のうち適切な方法を選択して実行することはできなかった。
本発明は、上述の課題を鑑みて、撮影を契機に無線パラメータを共有するための処理を行う場合、複数の処理のうち何れかを選択することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、他の通信装置に表示されている又は関連付けられた画像を撮影する撮影手段と、前記他の通信装置がアクセスポイントであるか否か判定する判定手段と、前記他の通信装置がアクセスポイントである場合、当該他の通信装置が形成する無線LANの無線パラメータを前記通信装置と前記他の通信装置との間で共有するための第1処理を、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる、無線パラメータの設定を行うために必要な情報に基づいて実行する第1実行手段と、前記他の通信装置がアクセスポイントではない場合、他のアクセスポイントが形成する無線LANの無線パラメータを当該他のアクセスポイントと前記他の通信装置との間で共有するための処理であって、前記通信装置を介した第2処理を、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる、無線パラメータの設定を行うために必要な情報に基づいて実行する第2実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影を契機に無線パラメータを共有するための処理を行う場合、複数の処理のうち何れかを選択することができる。
通信システムの構成の一例を示す図である。 スマートフォン101の構成を示す図である。 スマートフォン101の機能構成を示す図である。 スマートフォン101の動作を示すフローチャートである。 通信システムの動作シーケンスを示す図である。 通信システムの動作シーケンスを示す図である。 第2実施形態における通信システムの構成の一例を示す図である。 スマートフォン701の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における通信システムの動作シーケンスを示す図である。
(実施形態1)
本実施形態における通信システムの構成を図1に示す。図1において、101は、スマートフォンであり、102は、プリンタである。103は、アクセスポイントであり、104は、アクセスポイント103が構築する無線ネットワークである。本実施形態において、図1に示す無線ネットワーク104は、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)802.11シリーズに準拠した無線LANである。しかしながら、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
本実施形態において、アクセスポイント103(以降、AP103と称す)は、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作する。AP103は、無線ネットワークを形成し、ステーション(STA)に対する認証・暗号処理およびSTAの管理等を実施する。また、スマートフォン101及びプリンタ102は、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるステーション(STA)として動作する。
以降において、AP103が形成する無線ネットワーク104に、スマートフォン101とプリンタ102が接続し、通信する場合について説明を行う。なお、本実施形態における通信システムにおける装置をスマートフォンとプリンタとして説明を行うが、例えばデジタルカメラ、PC、ビデオカメラ、スマートウォッチ、PDAなどの他の装置であってもよい。
続いて、本実施形態における装置のハードウェア構成について図2を用いて説明する。なお、スマートフォン101の構成を例に説明するが、プリンタ102およびAP103も同様の構成のため、これらの説明を省略する。
図2は、スマートフォン101の構成の一例を示す図である。図2において、101はスマートフォン全体を示す。201はIEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信を行うための通信部である。通信部201は、無線通信を行うチップにより構成される。202は無線LAN通信を行うための2.4GHz帯および/または5GHz帯で通信可能なアンテナである。203は制御部204が実行する制御プログラムや、通信相手装置の情報など、各種情報を記憶する記憶部である。記憶部203は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、着脱可能なSDカード、ROMまたはRAMなどの記憶媒体により構成される。
204は、記憶部203に記憶される制御プログラムを実行することによりスマートフォン101全体を制御する制御部である。後述する各種動作は、記憶部203に記憶された制御プログラムを制御部204が実行することにより行われる。制御部204は例えばCPU(Central Processing Unit)により構成される。
205は、撮像素子、レンズ等により構成され、写真や動画の撮影を行う撮影部である。撮影部205は、バーコード、二次元コード、QRコードなどのコード情報の撮影、読み取りなどを実施する。206はユーザが各種入力等を行い、スマートフォン101を操作するための操作部であり、操作ボタンやタッチUI等が含まれる。操作部206は、入力に対応するフラグを記憶部203等のメモリに記憶する。207は、視覚情報および音情報の少なくともどちらか一方を出力する機能を備える表示部である。表示部207は視覚情報を表示する場合、表示する視覚情報に対応する画像データを保持するVRAM(Video RAM)を有する。表示部207は、VRAMに格納した画像データをLCDやLEDに表示させ続ける表示制御を行う。
図3は、スマートフォン101の後述の通信制御機能を実行するソフトウェア機能ブロックの構成の一例を表す図である。本実施形態において、スマートフォン101の機能ブロックは、記憶部203にプログラムとして記憶され、制御部204によって当該プログラムが実行されることによりその機能が実施される。制御部204は、制御プログラムにしたがって、各ハードウェアの制御、および、情報の演算や加工を行うことで各機能を実現する。なお、本機能ブロックに含まれる一部または全部がハードウェア化されていてもよい。この場合、各機能ブロックに含まれる一部または全部は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成される。
図3において、301はソフトウェア機能ブロック全体を示す。302は無線LANパケットの送受信部であり、対向装置との間でIEEE802.11規格に準拠した無線LAN通信を実施するための各種パケットの送受を行うために通信部201を制御する。303はデータ記憶部であり、ソフトウェアそのものおよび、無線パラメータや、無線パラメータ自動設定で使用する公開鍵情報等の設定情報の記憶部203への保存や記憶部203からの読み出しを制御する。
304は画像処理部であり、撮影部205で撮影された画像等の画像処理を実施する画像処理部である。後述するQRコードなどのコード情報の復号処理および解析処理は、画像処理部304にて実施される。画像処理部304は、撮影部205により撮影された画像を解析し、符号化された情報を復号してその情報を取得する。305は選択部であり、スマートフォン101が実行可能な複数の無線パラメータ自動設定処理の方式のうち、実施する方式を選択する処理を実施する。後述する無線パラメータ自動設定選択処理は、選択部305にて実施される。
306は自動設定処理部であり、機器間で無線パラメータを共有する無線パラメータ自動設定処理を実施する。無線パラメータ自動設定処理においては、提供装置が受信装置に無線通信するための通信パラメータを提供する。ここで、無線パラメータには、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線LAN通信を行うために必要な無線通信パラメータが含まれる。また、MACアドレス、パスフレーズ、IP層での通信を行うためのIPアドレス、上位サービスに必要な情報等も含めてもよい。
また、自動設定処理部306は、複数の方式の無線パラメータ自動設定処理を実行可能である。自動設定処理部306が実行可能な第1の方式は、スマートフォン101と他の装置との2装置間で無線パラメータを共有する方式である。
第1の方式において、スマートフォン101は、他の装置に表示されているまたは他の装置に関連付けられたQRコードの撮影を行う。そして、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに含まれる無線パラメータの設定を行うために必要な情報を取得する。無線パラメータの設定を行うために必要な情報は、例えば、無線パラメータそのもの、装置の識別情報、無線パラメータ自動設定処理の識別情報である。
そして、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに含まれる装置の識別情報を取得する。なお、装置の識別情報は、機器を一意に識別するMACアドレスやUUIDであってよい。スマートフォン101は、QRコードから取得した識別情報が示す装置から、無線パラメータを受信する。スマートフォン101は、受信した当該無線パラメータに基づいて、QRコードから取得した識別情報が示す装置と無線接続する。なお、無線パラメータ自動設定処理の際に公開鍵または証明書を用いて暗号化された無線パラメータを装置間で通信してもよい。この公開鍵はQRコードに含まれていてもよい。公開鍵を用いて無線パラメータを暗号化する方法は、例えば、特開2014−230152公報に示す方法を用いればよい。
また、自動設定処理部306が実行可能な第2の方式は、複数の他の装置間における無線パラメータの共有を、スマートフォン101を介して実行する方式である。
第2の方式において、スマートフォン101は、第1装置と第2装置とを無線接続させるための処理を行う。ここで、第1装置は、無線ネットワークに新たに参加する装置である。なお、第1装置は、無線パラメータ自動設定処理の際に無線パラメータを受信する受信装置として動作する。また、第2装置は、無線パラメータ自動設定処理において、無線パラメータを提供する提供装置として動作可能な装置である。また、第2装置は、無線ネットワークを構築するアクセスポイントであってよい。
第2方式において、スマートフォン101は、スマートフォン101は、第1装置に表示されているまたは第1装置に関連付けられたQRコードの撮影を行う。なお、第1装置に関連付けられたQRコードとは、例えば、第1装置の筺体に貼り付けられたQRコードや第1装置の取り扱い説明書に記載されたQRコードである。
そして、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに含まれる第1装置の識別情報を取得する。スマートフォン101は、事前に第1の方式などを行って、接続可能な装置であって、セキュアなリンクを確立可能な第2の装置に、読み取ったQRコードに含まれる第1装置の識別情報をセキュアなリンクを介して転送する。スマートフォン101からQRコードに含まれる第1装置と識別情報を転送された第2の装置は、無線パラメータを第1装置に送信する。第1装置は、受信した当該無線パラメータに基づいて、第2装置と無線接続する。なお、第2装置は、公開鍵暗号方式により暗号化された状態の無線パラメータを第1装置に送信してよい。 このように、スマートフォン101は、コード情報の撮影を契機に複数の方式の無線パラメータ自動設定処理を実行可能である。以降の説明では、スマートフォン101が、コード情報を撮影した際に、複数の方式のうちから実行する方式を選択する例を説明する。
本実施形態におけるスマートフォン101の動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4は、スマートフォン101が、無線パラメータ自動設定処理を行う際のフローチャートである。図4のフローチャートは、操作部206を介してユーザから無線パラメータ自動設定の開始が指示された後に、撮影部205にてQRコードを撮影した際に開始される。また図4は、制御部204が記憶部203に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより行われる。なお、図4に示すフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC等のハードウェアで実現する構成としても良い。
スマートフォン101は、撮影部205によりQRコードの撮影を行うと、撮影したQRコードを復号し、その内容を記憶部203に保存する(S401)。
スマートフォン101は、QRコードの内容に基づいて選択部305により無線パラメータ自動設定選択処理を開始する。まず、スマートフォン101は、QRコードの復号データを読み出し、復号データ中に機器種別情報が格納されているか否かを確認する(S402)。機器識別情報とは、機器の種別を識別させるための情報である。本実施形態において、QRコードには、機器の種別として、アクセスポイントかステーションかを示す情報が含まれる。
S402の判定の結果、復号データ中に機器種別情報が格納されていないと判定された場合(S402のNo)、スマートフォン101は表示部207にエラーを表示して処理を終了する(S403)。なお、スマートフォン101は、QRコードに機器の識別情報が含まれない場合、S403におけるエラー終了を行ってもよい。ここで、機器の識別情報は、機器を一意に識別するMACアドレスやUUIDであってよい。また、スマートフォン101は、QRコードに公開鍵情報が含まれない場合、S403におけるエラー終了を行ってもよい。
S402の判定の結果、復号データ中に機器種別情報が格納されていると判定された場合(S402のYes)、スマートフォン101は機器種別情報がアクセスポイントを示す情報であるか否かを確認する(S404)。S404の判定の結果、機器種別情報がアクセスポイントを示す情報である場合(S404のYes)、スマートフォン101は実行する無線パラメータ自動設定として第1方式を選択する(S405)。スマートフォン101は、自動設定処理部306により第1方式の無線パラメータ自動設定を実施し、QRコード中の識別子により識別される機器との間で無線パラメータを共有して処理を終了する(S406)。
なお、S405における具体的な処理について説明する。この説明において、スマートフォン101は、QRコードにAP103の識別子が含まれた場合を説明する。
スマートフォン101は、QRコード中の識別子により識別されるAP103の識別子を指定した検索信号を通信部201により送信する。この検索信号は、IEEE802.11で規定されるプローブリクエストであってよい。なお、この検索信号には、第1方式の無線パラメータ自動設定の識別情報または、第1方式の無線パラメータ自動設定を起動中であることを示す情報を付加されていてもよい。
スマートフォン101は、この検索信号に対する応答信号を通信部201によりAP103から受信すると、当該応答信号の送信元を無線パラメータ自動設定処理の相手装置として検出する。なお、この応答信号は、IEEE802.11で規定されるプローブレスポンスであってよい。なお、応答信号には、第1方式の無線パラメータ自動設定の識別情報または、第1方式の無線パラメータ自動設定を起動中であることを示す情報を付加されていてもよい。
AP103は、自装置に接続するための無線パラメータをスマートフォン101に送信する。なお、この無線パラメータの送信では、例えば、特開2014−230152号公報に記載されているような公開鍵を用いて暗号化された無線パラメータを送信してよい。
スマートフォン101は、AP103から取得した無線パラメータを用いてAP103が形成する無線ネットワーク104に接続する。そして、スマートフォン101は、AP103を介したデータ通信処理を実施する。このデータ通信において、スマートフォン101は、AP103が接続するインターネットで通信してもよいし、撮影した画像を無線ネットワーク104に接続する他の装置にAP103を介して送信する画像転送サービスを実施してもよい。
図4に説明を戻し、S404において、機器種別情報がアクセスポイント以外の機器種別を示す情報であると判定された場合(S404のNo)、スマートフォン101は実行する無線パラメータ自動設定として第2方式を選択する(S407)。
スマートフォン101は自動設定処理部306により第2方式の無線パラメータ自動設定を実施し、アクセスポイントへ撮影したQRコードに含まれる識別子を通信部201により送信して処理を終了する(S408)。
なお、ステップS408においてアクセスポイントへの送信が失敗した場合や、スマートフォン101がアクセスポイントへ接続されていない場合には、スマートフォン101は処理をエラー終了しても良い。
なお、S407における具体的な処理について説明する。この説明において、スマートフォン101は、QRコードにプリンタ102の識別子が含まれ、AP103とセキュアなリンクを確立することができる場合を説明する。
プリンタ102は、AP103によって開設されている無線ネットワーク104に参加するために、AP103と無線パラメータの設定を行うための情報を埋め込んだQRコードをプリンタ102の表示部にユーザ操作に従って表示させる。ここで、無線パラメータの設定を行うための情報は、例えば、プリンタ102の識別情報と、ステーションを示す機器識別情報とである。
スマートフォン101は、プリンタ102に表示されているQRコードをスマートフォン101の撮影部205により読み取る。スマートフォン101は、読み取ったQRコードにより取得される機器識別情報がステーションを示す情報であったため、第2方式を選択する。スマートフォン101は、機器識別情報が含まれていると判定すると、スマートフォン101は、QRコードから読み取った情報を通信部201によりAP103に転送する。即ち、スマートフォン101は、QRコードから読み取ったプリンタ102の識別情報および無線パラメータの要求をAP103に送信する。
なお、この転送は、AP103との間で確立したセキュアなリンクである無線ネットワーク104を用いるものとしたが、無線ネットワーク104と異なるセキュアなリンクを用いて行ってもよい。例えば、この転送は、NFC(Near Field Communication)通信などのセキュアな近接無線通信で行われてよい。また、この転送は、Bluetooth(登録商標)などの無線LAN通信以外の通信を用いてよい。また、スマートフォン101は、取得したQRコードから読み取ったプリンタ102の識別情報および無線パラメータの要求を自装置の表示部207によりQRコードとして表示し、AP103に読み取らせることで転送を行ってもよい。
AP103は、スマートフォン101からプリンタ102の識別情報および無線パラメータの要求を受信すると、この識別情報が示すパラメータ受信装置(プリンタ102)を検索するための検索信号を送信する。この検索信号は、IEEE802.11で規定されるプローブリクエストであってよい。また、検索信号は、識別情報の装置を指定したプローブリクエストであってよい。
プリンタ102はAP103から検索信号を受信すると、応答信号を返信する。AP103とプリンタ102は、これらの信号のやり取りにより無線パラメータ自動設定処理の通信相手として互いを検出することができる。
なお、AP103が検索信号を送信して、受信装置であるプリンタ102を検索する構成としたが、プリンタ102が提供装置であるAP103を検索するために検索信号を送信してもよい。この場合、プリンタ102は、QRコードを表示し次第、検索信号の送信を開始する。そして、AP103は、スマートフォン101から装置の識別情報および無線パラメータの要求を受信した後に、受信された識別情報により示される装置(プリンタ102)からの検索信号を待ち受ける。AP103は、受信された識別情報により示される装置(プリンタ102)からの検索信号を受信すると、第2方式の無線パラメータ自動設定の識別情報または第2方式の無線パラメータ自動設定を起動中であることを示す情報を付加した応答信号を送信する。プリンタ102は、第2方式の無線パラメータ自動設定の識別情報または第2方式の無線パラメータ自動設定を起動中であることを示す情報を付加した応答信号を受信した場合、当該応答信号の送信元を無線パラメータ共有処理の相手装置であることを認識する。なお、プリンタ102は、第2方式の無線パラメータ自動設定の識別情報または第2方式の無線パラメータ自動設定を起動中であることを示す情報が付加されていない応答信号を受信した場合、この応答信号を無視する。また、プリンタ102は、この応答信号の送信元とは、無線パラメータ自動設定を実行しないようにしてもよい。
続いて、互いを検出したプリンタ102とAP103とは、無線パラメータ自動設定を実施する。無線ネットワーク104に接続し、通信するための無線パラメータを、AP103はプリンタ102に送信する。なお、この無線パラメータの送信では、例えば、特開2014−230152号公報に記載されているような公開鍵を用いて暗号化された無線パラメータを送信してよい。
プリンタ102は、AP103から取得した無線パラメータを用いてAP103が形成する無線ネットワーク104に接続する。そして、プリンタ102は、AP103を介したデータ通信処理を実施する。このデータ通信において、プリンタ102は、AP103が接続するインターネットで通信してもよいし、撮影した画像をスマートフォン101からAP103を介して受信する画像転送サービスを実施してもよい。
このように、スマートフォン101は、コード情報の撮影を契機に無線パラメータを設定する場合、コード情報の内容に応じて、複数の方式のうち何れかの方式を実行する方式として自動で選択することができる。
なお、上述の説明において、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに含まれる機器識別情報がアクセスポイントであるか否かで第1方式または第2方式を選択した。しかしながら、例えば、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに含まれ機器識別情報がスマートフォン、カメラ、プリンタなどの端末装置を示す情報であった場合、第2方式を選択するようにしてよい。また、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに含まれ機器識別情報がスマートフォン、カメラ。プリンタなどの端末装置を示す情報でなかった場合、第1方式を選択するようにしてよい。
また、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに相手装置が実行可能な方式を示す情報が含まれている場合、その情報に基づいて実行する方式を選択してよい。例えば、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに、第1方式が実行可能な情報が含まれている場合、第1方式を選択してよい。また、スマートフォン101は、読み取ったQRコードに、第2方式が実行可能な情報が含まれている場合、第2方式を選択してよい。
また、スマートフォン101は、ユーザに第1または第2の方式を実行させるかを選択させてもよい。スマートフォン101は、第1または第2の方式を実行するかをユーザによりQRコードを撮影するまえに設定させていてもよい。また、スマートフォン101は、QRコードを撮影した際に、読み取ったQRコードに含まれる装置の識別情報をユーザに提示し、第1方式または第2方式を実行するかを表示部207によりユーザに問い合わせるようにしてよい。そして、この問い合わせの後に、ユーザによる操作部206を介した選択に従って、スマートフォン101は、第1方式または第2方式を実行する。
また、スマートフォン101は、ユーザにより選択された動作モードに応じて第1方式または第2方式を実行するかを選択してもよい。例えば、スマートフォン101は、ユーザによる操作部206の操作に従って、第1方式を実行する第1モードが設定されると、撮影部205を起動する。スマートフォン101は、ユーザにより第1モードが設定されている状態で撮影部205によりコード情報を撮影すると、このコード情報の内容に基づいて第1方式の処理を実行する。また、スマートフォン101は、ユーザによる操作部206の操作に従って、第2方式を実行する第2モードが設定されると、撮影部205を起動する。スマートフォン101は、ユーザにより第2モードが設定されている状態で撮影部205によりコード情報を撮影すると、このコード情報の内容に基づいて第2方式の処理を実行する。
また、ユーザにより第1方式が選択された状態で機器種別がアクセスポイントではないQRコードを撮影してしまった場合は、アクセスポイントのQRコードではないことを示す情報などのエラーを表示部207に表示するようにしてよい。また、この場合、スマートフォン101は、処理をエラー終了してよい。また、この場合、スマートフォン101は、「アクセスポイントのQRコードを再度撮影してください」などの再撮影を促す情報を表示部207に表示するようにしてよい。そして、ユーザによる処理の終了が操作部206を介して指示されるまで、スマートフォン101は、機器種別がアクセスポイントのQRコードの撮影を繰り返し行うようにしてよい。
また、同様にユーザにより第2方式が選択された状態で機器種別がステーションではないQRコードを撮影してしまった場合、スマートフォン101は、処理をエラー終了してもよい。また、この場合、スマートフォン101は、ステーションのQRコードではないことを示す情報などのエラーを表示部207に表示するようにしてよい。また、この場合、スマートフォン101は、「ステーションのQRコードを再度撮影してください」などの再撮影を促す情報を表示部207に表示するようにしてよい。そして、ユーザによる処理の終了が操作部206を介して指示されるまで、スマートフォン101は、機器種別がステーションのQRコードの撮影を繰り返し行うようにしてよい。
また、スマートフォン101は、読み取ったQRコードを撮影した際の自装置の状態に応じて第1方式または第2方式を選択してよい。例えば、スマートフォン101は、QRコードを撮影した際に自装置が無線ネットワークに参加していない場合は、第1方式を実行しない(選択しない)ようにしてよい。また、スマートフォン101は、QRコードを撮影した際に自装置がセキュアなリンクを確立することができるアクセスポイントを登録していない場合、第1方式を実行しない(選択しない)ようにしてよい。
続いて、通信システムにおけるシーケンスチャートを、図5を用いて説明する。図5に示すシーケンスチャートでは、スマートフォン101がQRコードを撮影した際に得た情報に基づいて、第1方式を選択した際の動作を説明する。
スマートフォン101は、パラメータ設定開始指示を操作部206により受け付けた場合、撮影部205を起動してAP103に取り付けられているまたは表示されているQRコードを撮影する(F501)。AP103に取り付けられているまたは表示されているQRコードには、AP103の識別子とおよびアクセスポイントを示す機器種別情報が符号化されている。
撮影後、スマートフォン101は図4に記載の処理を実施し、アクセスポイントを示す機器種別情報を検出したことから、実行する無線パラメータ自動設定として第1方式を選択する(F502)。スマートフォン101は、S406にて説明を行った第1方式の処理を実行し、AP103から無線パラメータを受信する(F503)。スマートフォン101は、受信した無線パラメータを用いて無線ネットワーク104へ通信部201により接続する(F504)。スマートフォン101は、受信した無線パラメータを用いた通信を行う。
続いて、通信システムにおけるシーケンスチャートを図6を用いて説明する。図6に示すシーケンスチャートでは、スマートフォン101がQRコードを撮影した際に得た情報に基づいて、第2方式を選択した際の動作を説明する。
プリンタ102は、パラメータ設定開始指示を受けた後、表示部にQRコードを表示する(F601)。表示されたQRコードには、プリンタ102の識別子およびプリンタまたはステーションを示す機器種別情報が符号化されている。
スマートフォン101は、パラメータ設定開始指示を受けた後、撮影部205を起動してプリンタ102に表示されたQRコードを撮影する(F602)。
撮影後、スマートフォン101は図4に記載の処理を実施し、プリンタまたはステーションを示す器種別情報を検出したことから、実行する無線パラメータ自動設定として第2方式を選択する(F602)。スマートフォン101は、S407にて説明を行った第2方式の処理を実行し、AP103へ撮影したQRコードに含まれる識別子を送信する(F604)。
S407にて説明を行った通り、AP103は受信した識別子を用いてプリンタ102へ無線パラメータを送信する(F605)。プリンタ102は、受信した無線パラメータを用いて無線ネットワーク104へ接続する(F606)。F606において、プリンタ102が無線ネットワーク104へ接続した場合、スマートフォン101とプリンタ102は、無線ネットワーク104上でAP103を介して印刷サービスやデータ転送サービスを行ってもよい。印刷サービスは、スマートフォン101が画像データをプリンタ102に送信し、プリンタ102が受信した画像データを印刷する処理である。
このように本実施形態によれば、機器はQRコードに含まれる機器種別情報を参照することで、実行する無線パラメータ自動設定処理を選択することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。また、本実施形態によれば、第1方式または第2方式をユーザ操作に従って実行することができる。
なお、図4のステップS406において、スマートフォン101は自身が作成する無線パラメータを対向機器へ送信することで、対向機器が構築するネットワークのパラメータを変更しても良い。
また、スマートフォン101は、S407またはS405の後であって、S408またはS406における処理を実行するまえに、表示部207を用いてユーザに無線パラメータ自動設定処理の実行可否を問い合わせるようにしてよい。スマートフォン101は、この問い合わせの後に、ユーザにより操作部206を介して無線パラメータ自動設定処理の実行を指示された場合、S408またはS406を実行するようにしてよい。
(実施形態2)
実施形態1ではQRコードに含まれる機器種別情報を参照することで、実行する無線パラメータ自動設定処理を選択する構成について説明した。
本実施形態では、QRコードにアクセスポイント以外の機器同士での通信パラメータ共有を指示する情報を格納することで、アクセスポイント以外の機器同士が直接無線パラメータを共有する構成について説明する。
本実施形態における通信システムの構成を図7に示す。図7において、701は、スマートフォンであり702は、プリンタである。703は、プリンタ702が構築する無線ネットワークである。本実施形態において、図7に示す無線ネットワーク104は、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANである例について説明する。しかしながら、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。なお、無線ネットワーク703は、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードのネットワークとして説明をおこなうが、IEEE802.11規格に定められたアドホックモードにおけるネットワークであってよい。また、無線ネットワーク703は、Wi−Fiアライアンスが規定するWi−Fi Direct(登録商標)のネットワークであってもよい。なお、本実施形態の各装置の構成は実施形態1と同様である。
なお、本実施形態において使用されるQRコードには、機器の識別子、機器種別情報に加えて、アクセスポイント以外の機器同士での通信パラメータ交換を指示するダイレクト設定指示情報が符号化される。ダイレクト設定指示情報は、第1方式の選択を要求する情報ともいえる。
本実施形態におけるスマートフォン701の動作を図8に示すフローチャートを用いて説明する。図8は、スマートフォン701が、無線パラメータ自動設定処理を行う際のフローチャートである。図8のフローチャートは、操作部206を介してユーザから無線パラメータ自動設定の開始が指示された後に、撮影部205にてQRコードを撮影した際に開始される。また図8は、制御部204が記憶部203に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより行われる。なお、図8に示すフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC等のハードウェアで実現する構成としても良い。
スマートフォン701は、撮影部205によりQRコードの撮影を行うと、撮影したQRコードを復号し、その内容を記憶部203に保存する(S801)。
スマートフォン701は、QRコードの内容に基づいて選択部305により無線パラメータ自動設定選択処理を開始する。まず、スマートフォン701は、QRコードの復号データを読み出し、復号データ中に機器種別情報が格納されているか否かを確認する(S802)。
S802の判定の結果、復号データ中に機器種別情報が格納されていない場合(S802のNo)、スマートフォン701は表示部207にエラーを表示して処理を終了する(S803)。なお、スマートフォン701は、QRコードに機器の識別情報が含まれない場合、S803におけるエラー終了を行ってもよい。ここで、機器の識別情報は、機器を一意に識別するMACアドレスやUUIDであってよい。また、スマートフォン701は、QRコードに無線パラメータ自動設定処理を行うために必要な情報が含まれない場合、S803におけるエラー終了を行ってもよい。
S802の判定の結果、復号データ中に機器種別情報が格納されていると判定された場合(S802のYes)、スマートフォン101は機器種別情報がアクセスポイントを示す情報であるか否かを確認する(S804)。機器種別情報がアクセスポイントを示す情報である場合(S804のYes)、スマートフォン701は実行する無線パラメータ自動設定として第1方式を選択する(S805)。スマートフォン701は、自動設定処理部306により第1方式の無線パラメータ自動設定を実施し、QRコード中の識別子により識別される機器との間で無線パラメータを共有して処理を終了する(S806)。なお、S806の処理は、S406で説明した処理と同様の処理である。
S804において、機器種別情報がアクセスポイント以外の機器種別を示す情報であると判定された場合(S804のNo)、スマートフォン701は復号データ中にダイレクト設定指示情報が含まれているか否かを確認する(S807)。ダイレクト設定指示情報が含まれていると判定された場合(S807のYes)、スマートフォン701は実行する無線パラメータ自動設定として第1方式を選択する(S805)。
一方、ダイレクト設定指示情報が含まれていないと判定された場合(S807のNo)、スマートフォン701は実行する無線パラメータ自動設定として第2方式を選択する(S808)。
スマートフォン701は自動設定処理部306により第2方式の無線パラメータ自動設定を実施し、アクセスポイントへ撮影したQRコードに含まれる識別子を送信して処理を終了する(S809)。なお、S809の処理は、S408で説明した処理と同様の処理である。また、S809においてアクセスポイントへの送信が失敗した場合や、スマートフォン701がアクセスポイントへ接続されていない場合には、スマートフォン701は処理をエラー終了しても良い。
また、スマートフォン701は、S805またはS808の後であって、S806またはS809における処理を実行するまえに、表示部207を用いてユーザに無線パラメータ自動設定処理の実行可否を問い合わせるようにしてよい。スマートフォン701は。ユーザにより操作部206を介して無線パラメータ自動設定処理の実行を指示された場合、S806またはS809を実行するようにしてよい。
続いて、本実施形態における通信システムにおけるシーケンスチャートを、図9を用いて説明する。図9に示すシーケンスチャートでは、スマートフォン101がQRコードを撮影した際に得た情報にダイレクト設定指示情報が含まれている場合について説明を行う。
プリンタ702は、パラメータ設定開始指示を受けた後、表示部にQRコードを表示する(F901)。表示されたQRコードには、プリンタ702の識別子、プリンタを示す機器種別情報、およびダイレクト設定指示情報が符号化されている。
スマートフォン701は、パラメータ設定開始指示を受けた後、撮影部205を起動してプリンタ702表示されたQRコードを撮影する(F902)。
撮影後、スマートフォン701は図8に記載の処理を実施し、ダイレクト設定指示情報を検出したことから、実行する無線パラメータ自動設定として第1方式を選択する(F903)。スマートフォン701は、第1方式の処理を実行し、プリンタ702から無線パラメータを受信する(F905)。スマートフォン701は、受信した無線パラメータを用いて無線ネットワーク703へ接続する(F905)。また、スマートフォン701は、受信した無線パラメータを用いた通信により画像データをプリンタ702送信し、プリンタ702は受信した画像データを印刷する印刷サービスを実行してよい。
なお、本実施形態ではプリンタ702が無線LANネットワークを構築したが、スマートフォン701が無線LANネットワークを構築しても良い。この場合、スマートフォン701は図8のステップS806において自身が構築する無線ネットワーク703の無線パラメータを対向機器へ送信する。また、図9においてスマートフォン701は自身が構築する無線ネットワーク703の無線パラメータをプリンタ702へ送信する(F904)。無線パラメータを受信したプリンタ702は当該無線パラメータを用いた無線ネットワーク703へ接続する(F905)。
このように本実施形態によれば、機器はQRコードに含まれるダイレクト設定指示情報を参照することで、実行する無線パラメータ自動設定処理を選択することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態1と2における動作を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態においては、QRコードの画像を利用して無線パラメータの設定を行うための情報を装置間でやり取りする構成について説明した。しかし、QRコードの撮影に代えて、NFCやBluetooth(登録商標)などの無線通信を用いてもよい。また、IEEE802.11adもしくはトランスファージェット(TransferJet)(登録商標)等の無線通信を用いてもよい。
また、各実施形態において、読みとるQRコードは表示部に表示されているQRコードだけではなくてよい。例えば、通信機器の筺体にシールなどの形態で貼り付けられているQRコードや、取り扱い説明書や通信機器の販売時の段ボールなどの包装に貼り付けられているQRコードであってもよい。また、QRコードでなく、バーコード、二次元コードであっても良い。また、QRコードなどの機械が読み取り可能な情報に代えて、ユーザが読みとれる形式の情報であっても良い。
また、各実施形態において、装置間の通信をIEEE802.11準拠の無線LAN通信により行う場合について説明したが、これに限る物ではない。例えば、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee、NFC等の無線通信媒体を用いて実施してもよい。ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、各実施形態において、無線LANのアクセスポイントが無線パラメータを提供する場合について記載したが、これに限るものではない。例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)のグループオーナーが無線パラメータを提供するようにしてよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 スマートフォン
102 プリンタ
103 アクセスポイント
104 無線ネットワーク

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置に表示されている又は関連付けられた画像を撮影する撮影手段と、
    前記他の通信装置がアクセスポイントであるか否か判定する判定手段と、
    前記他の通信装置がアクセスポイントである場合、当該他の通信装置が形成する無線LANの無線パラメータを前記通信装置と前記他の通信装置との間で共有するための第1処理を、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる、無線パラメータの設定を行うために必要な情報に基づいて実行する第1実行手段と、
    前記他の通信装置がアクセスポイントではない場合、他のアクセスポイントが形成する無線LANの無線パラメータを当該他のアクセスポイントと前記他の通信装置との間で共有するための処理であって、前記通信装置を介した第2処理を、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる、無線パラメータの設定を行うために必要な情報に基づいて実行する第2実行手段と、
    を有する通信装置。
  2. 前記判定手段は、撮影された画像を解析して得た情報に基づいて前記他の通信装置がアクセスポイントであるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 撮影された画像を解析して得た情報に無線パラメータの設定を行うために必要な情報である装置の識別情報または公開鍵が含まれていない場合、エラーを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第1実行手段は、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる無線パラメータの設定を行うために必要な情報である識別情報により示される前記他の通信装置と無線パラメータを通信する処理である前記第1処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第2実行手段は、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる無線パラメータの設定を行うために必要な情報である前記他の通信装置の識別情報を、前記他のアクセスポイントに送信する処理である前記第2処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記画像は、バーコード、二次元コードまたはQRコードであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記無線パラメータは、SSID、暗号鍵、暗号方式、認証鍵、認証方式のうち少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記無線パラメータは、IEEE802.11規格に準拠した通信を行うための情報であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第1実行手段は、前記他の通信装置が形成する無線LANの無線パラメータを当該他の通信装置から取得することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記第2処理は、前記他の通信装置の識別情報に基づいて前記他のアクセスポイントが前記他の通信装置へ無線パラメータを送信する処理であることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  11. 前記無線LANのアクセスポイントは、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるアクセスポイント、又は、Wi−Fi Direct規格におけるグループオーナーであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 通信装置の制御方法であって、
    他の通信装置に表示されている又は関連付けられた画像を撮影する撮影工程と、
    前記他の通信装置がアクセスポイントであるか否か判定する判定工程と、
    前記他の通信装置がアクセスポイントである場合、当該他の通信装置が形成する無線LANの無線パラメータを前記通信装置と前記他の通信装置との間で共有するための第1処理を、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる、無線パラメータの設定を行うために必要な情報に基づいて実行する第1実行工程と、
    前記他の通信装置がアクセスポイントではない場合、他のアクセスポイントが形成する無線LANの無線パラメータを当該他のアクセスポイントと前記他の通信装置との間で共有するための処理であって、前記通信装置を介した第2処理を、撮影された画像を解析して得た情報に含まれる、無線パラメータの設定を行うために必要な情報に基づいて実行する第2実行工程と、
    を有する通信装置の制御方法。
  13. 請求項1乃至11の何れか1項に記載の通信装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
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