JP2017204039A - 印刷システム、印刷装置、画像取得装置、印刷方法、及びプログラム - Google Patents

印刷システム、印刷装置、画像取得装置、印刷方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】固定の認証情報を使用して無線LANの接続を行う場合、第三者が所有する機器からも接続が出来てしまうので、セキュリティー上の問題が発生する。【解決手段】本発明は、画像取得装置で取得した画像をAP経由で印刷装置に送信して印刷する印刷システムであって、前記印刷装置は、インフラモードと、特定APモードと、の少なくとも一方で動作し、インフラモードで動作中に特定APモードを起動する起動手段と、前記印刷装置が特定APモードで前記画像取得装置と接続された場合、前記APに関する情報を前記画像取得装置に送信する情報送信手段と、特定APモードを終了する終了手段とを有し、前記画像取得装置は、前記APに関する情報を用いて、前記APに接続するAP接続手段と、前記取得した画像を印刷ジョブに含めて、前記接続したAP経由で前記印刷装置に送信する印刷ジョブ送信手段とを有する。【選択図】図8

Description

本発明は、印刷システムに関し、特にデジタルカメラ等である画像取得装置と印刷装置とを含み、画像取得装置で取得した画像を、印刷装置で印刷するシステムに関する。
デジタルカメラと印刷装置とを接続し、デジタルカメラで撮影した画像を印刷装置に直接送信して印刷する技術が存在する(カメラダイレクト印刷)。従来はデジタルカメラと印刷装置との間をUSBなどのケーブルで接続する、有線接続によるカメラダイレクト印刷が主流であった。近年、デジタルカメラ、印刷装置ともに、無線LAN機能を搭載する製品が普及してきており、カメラダイレクト印刷についても無線LAN経由で行いたいという需要が増えている。これに対して、例えば特許文献1では、デジタルカメラと印刷装置とを無線接続し、デジタルカメラで撮影した画像をこの無線接続を使って印刷装置に直接送信して印刷する技術が開示されている。
従来のネットワーク経由のカメラダイレクト印刷においては、デジタルカメラと印刷装置との間のネットワーク接続が確立していることを前提としている。据え置き型の印刷装置は、家庭内の無線LANをはじめとするネットワーク環境に常時接続していることが多い。これに対しデジタルカメラは、可搬性が高いことと、バッテリにより動作する装置であることから、通常では無線LAN接続を行わず、必要な時にその場所において利用可能な無線LANアクセスポイントに接続することが多い。このため、無線接続によるカメラダイレクト印刷では、まずデジタルカメラと印刷装置との間の無線LAN接続を確立する必要がある。このためには無線LAN接続用のSSID(Service Set Identifierの略称)やパスワードなどの認証情報をデジタルカメラ、印刷装置の双方に設定する必要がある。従って、情報リテラシの高いユーザでなければ使いこなすことができないという使い勝手上の問題があった。
特開2007−76187号公報
上述の使い勝手の問題を解決する方法として、画像取得装置と印刷装置との双方に共通する固定の認証情報を予め用意しておく方法が考えられる。固定の認証情報を使用して無線LANの接続を行えば、画像取得装置、印刷装置の双方にユーザが認証情報を設定する必要がなくなるので、ユーザの使い勝手は向上する。
しかしながら、固定の認証情報を使用して画像取得装置と印刷装置との間における無線LANの接続を行う場合、固定の認証情報を知った第三者による画像取得装置や印刷装置への接続が可能となってしまうので、セキュリティー上の問題が発生する。
本発明は、画像取得装置で取得した画像をアクセスポイント経由で印刷装置に送信して印刷する印刷システムであって、前記印刷装置は、前記アクセスポイントを介する前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立するインフラストラクチャーモードと、前記画像取得装置と前記印刷装置とに共通する固定の認証情報を用いて、前記アクセスポイントを介さない前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立する特定アクセスポイントモードと、の少なくとも一方で動作し、前記印刷装置が前記インフラストラクチャーモードで動作しているときに、前記特定アクセスポイントモードを起動する起動手段と、前記印刷装置が前記特定アクセスポイントモードで前記画像取得装置と接続された場合、前記アクセスポイントに関する情報を前記画像取得装置に送信する情報送信手段と、前記情報送信手段による前記アクセスポイントに関する情報の送信に基づいて、前記特定アクセスポイントモードを終了する終了手段とを有し、前記画像取得装置は、前記アクセスポイントに関する情報を用いて、前記アクセスポイントに接続するアクセスポイント接続手段と、前記取得した画像を印刷ジョブに含めて、前記接続したアクセスポイント経由で前記印刷装置に送信する印刷ジョブ送信手段とを有することを特徴とする印刷システムである。
本発明によれば、無線LANに関する難しい設定をユーザが行うことなく、かつ、セキュリティー上安全に、画像取得装置で取得した画像を印刷装置で印刷することが可能となる。
実施例1に係る印刷システムの構成を示す図 実施例1に係る印刷装置の構成を示すブロック図 実施例1に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図 実施例1に係る印刷装置の操作画面を示す図 実施例1に係るデジタルカメラの操作画面を示す図 実施例1に係る印刷装置が実行する処理のフローチャート 実施例1に係るデジタルカメラが実行する処理のフローチャート 実施例1に係る印刷システムが実行する処理(デジタルカメラがインフラモード情報を有さない場合)の流れを示すシーケンス図 実施例1に係る印刷システムが実行する処理(デジタルカメラがインフラモード情報を有する場合)の流れを示すシーケンス図 実施例2に係る印刷装置が実行する処理のフローチャート 実施例2に係る印刷システムが実行する処理(デジタルカメラがインフラモード情報を有さない場合)の流れを示すシーケンス図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、以下の実施形態は例示であり、本発明を不必要に限定するものではない。また、以下で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決に必須のものとは限らない。なお、同一の要素に対しては、同一の符号を付与する。
[実施例1]
<印刷システムの構成について>
以下、画像取得装置としてデジタルカメラを採用した場合について説明する。図1は、本実施例に係る印刷システムの構成を示す図である。印刷システム100は、アクセスポイント(本明細書ではAPともいう)101と、印刷装置200と、デジタルカメラ300とから構成される。各構成要素は互いに無線LAN102で接続可能である。
印刷装置200とデジタルカメラ300とは夫々、インフラストラクチャーモード(本明細書ではインフラモードともいう)で動作可能である。インフラストラクチャーモードは、IEEE 802.11無線LANの動作モードの1つであり、夫々の端末に設置された無線LANのアダプタが、ネットワークを統括するアクセスポイントを介して通信し、互いに直接通信しない形態のことをいう。インフラストラクチャーモードでは、印刷装置200及びデジタルカメラ300は、アクセスポイント101を介して無線LAN102で接続され、アクセスポイント101を介してのデータの送受信が可能である。
また、印刷装置200とデジタルカメラ300とは、自身がアクセスポイントとして動作することもでき、デジタルカメラ300及び印刷装置200はアクセスポイント101を介さずに直接無線LAN接続することも可能である。このとき、印刷装置200がアクセスポイント、デジタルカメラ300が無線LANクライアントとして動作するか、或いは、印刷装置200が無線LANクライアント、デジタルカメラ300がアクセスポイントとして動作している。このように、通信を行う2つの装置のうちの何れかが、該通信のアクセスポイントとして動作するとき、該アクセスポイントとして動作する装置の動作モードをアクセスポイントモード(本明細書ではAPモードともいう)という。アクセスポイントモードでは、印刷装置200及びデジタルカメラ300は、アクセスポイント101を介さずに直接無線LAN102で接続され、アクセスポイント101を介さないデータの送受信が可能となる。
さらに、印刷装置200は、特定アクセスポイントモード(本明細書では特定APモードともいう)で動作可能である。特定アクセスポイントモードとは、アクセスポイントモードにおいて、固定の認証情報を用いて装置間の無線LAN接続を確立する動作モードである。固定の認証情報とは、ユーザが設定できない情報であり、具体的にはSSIDおよびパスワードである。このように、固定の認証情報を用いることで、ユーザは無線LANの設定をせずに済むため、ユーザの使い勝手が向上する。
<印刷装置の構成について>
図2は、印刷装置200の構成を示すブロック図である。印刷装置200は、CPU201と、ROMであるプログラムメモリ203と、RAMであるデータメモリ204と、印刷部205と、操作部制御回路207と、無線LAN制御回路209と、不揮発メモリ210とを有する。各構成要素は互いに内部バス202を介して接続されており、構成要素間でのデータの送受信が可能である。マイクロプロセッサ形態のCPU201は、プログラムメモリ203に格納されている制御プログラムをデータメモリ204に展開し、該展開した制御プログラムを実行することで、各構成要素を統括的に制御する。印刷部205は、CPU201による制御の元、データメモリ204中の画像メモリ206に格納されている画像データに基づき、画像を記録媒体に印刷する。
操作部制御回路207は、CPU201による制御の元、操作パネル208に印刷装置200の状態を示すためのメッセージ及び機能を選択するためのメニュー画面等を表示することや、ユーザによる操作(ユーザ入力)を受け付けることが可能である。操作パネル208はタッチパネルで構成されており、ユーザは、表示されているオブジェクトをタッチすることでオブジェクトに対する操作を行うことができる。また、CPU201は無線LAN制御回路209を通じて無線LAN102で接続される他の装置(デジタルカメラ300等)と通信を行うことができる。これにより、印刷装置200は、他の装置から印刷ジョブを受信して、該受信した印刷ジョブに基づく印刷を実行することも可能である。また、無線LAN制御回路209は、CPU201による制御の元、印刷装置200自身を無線LANアクセスポイントとして動作させることが可能である。
不揮発メモリ210は、電源が供給されない場合であっても格納されているデータが消失しないメモリであり、バッテリバックアップRAMやEEPROM、フラッシュメモリ等を含む。不揮発メモリ210には、印刷装置200に対する設定情報など、電源を切っても覚えておく必要がある情報が書き込まれている。印刷装置200に対する設定情報は、印刷装置200が特定APモードでデジタルカメラ300と接続するために必要な固定の認証情報(規定のSSID及びパスワード)を含む。
<デジタルカメラの構成について>
図3は、デジタルカメラ300の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ300は、CPU301と、ROMであるプログラムメモリ303と、RAMであるデータメモリ304と、撮像部305と、メモリカード制御回路307と、操作部制御回路309と、無線LAN制御回路311と、不揮発メモリ312とを有する。各構成要素は互いに内部バス302を介して接続されており、構成要素間でのデータの送受信が可能である。マイクロプロセッサ形態のCPU301は、プログラムメモリ303に格納されている制御プログラムをデータメモリ304に展開し、該展開した制御プログラムを実行することで、各構成要素を統括的に制御する。CPU301による制御の元、撮像部305は撮影を行い、該撮影により取得した画像データをデータメモリ304中の画像メモリ306に格納する。画像メモリ306に格納された画像データは、所定のフォーマットに変換され、メモリカード制御回路307を介してメモリカード308に保存される。
操作部制御回路309は、CPU301による制御の元、操作パネル310に撮影した画像や機能を選択するためのメニュー画面等を表示することや、ユーザによる操作(ユーザ入力)を受け付けることが可能である。操作パネル310はタッチパネルで構成されており、ユーザは、表示されているオブジェクトをタッチすることでオブジェクトに対する操作を行うことができる。また、CPU301は無線LAN制御回路311を通じて無線LAN102で接続される他の装置(印刷装置200等)と通信を行うことができる。これにより、デジタルカメラ300は、撮影した画像をネットワーク上の端末装置や共有のストレージサーバーに保存したり、印刷ジョブに含めて無線LAN102経由で印刷装置200に送信したりすることも可能である。また、無線LAN制御回路311は、CPU301による制御の元、デジタルカメラ300自身を無線LANアクセスポイントとして動作させることが可能である。
不揮発メモリ312は、電源が供給されない場合であっても格納されているデータが消失しないメモリであり、バッテリバックアップRAMやEEPROM、フラッシュメモリ等を含む。不揮発メモリ312には、デジタルカメラ300に対する設定情報など、電源を切っても覚えておく必要がある情報が書き込まれる。デジタルカメラ300に対する設定情報は、デジタルカメラ300が特定APモードで動作中の印刷装置200と接続するために必要な固定の認証情報(規定のSSID及びパスワード)を含む。デジタルカメラ300に設定される固定の認証情報は、印刷装置200に設定される固定の認証情報と共通のものであり、製造ラインで書き込まれる。なお、SSID及びパスワードは、1メーカー内の製品全てで共通としても良いし、特定の機種毎に共通としても良い。
<印刷装置の操作画面について>
図4は、印刷装置200の操作パネル208に表示される操作画面の例を示す図である。図4(a)は、ホーム画面220を示す図である。ホーム画面220は、印刷装置200の起動後に表示される画面であり、全ての操作の起点となる画面である。ホーム画面220には、コピーボタン221と、カードから印刷ボタン222と、カメラから印刷ボタン223とが配置されている。コピーボタン221が押下されると、印刷装置200は、原稿をコピーするコピーモードに移行する。カードから印刷ボタン222が押下されると、印刷装置200は、印刷装置200に装着するメモリカードに保存されている画像を印刷するモードに移行する。カメラから印刷ボタン223が押下されると、印刷装置200は、デジタルカメラ300で撮影した画像を受信して印刷するモードに移行する。
図4(b)は、カメラ印刷待機画面230を示す図である。カメラ印刷待機画面230は、カメラから印刷ボタン223が押下され、デジタルカメラ300で撮影した画像を受信して印刷するモードに印刷装置200が移行した後、デジタルカメラ300から送られる印刷ジョブを待っている状態で表示される画面である。カメラ印刷待機画面230には、デジタルカメラ300から印刷操作を行うよう促すメッセージが表示され、キャンセルボタン231が配置されている。キャンセルボタン231が押下されると、印刷装置200は、デジタルカメラ300で撮影した画像を受信して印刷するモードを終了し、カメラ印刷待機画面230に代えてホーム画面220を表示する。
図4(c)は、カメラ印刷中画面240を示す図である。カメラ印刷中画面240は、印刷装置200がデジタルカメラ300から送られた印刷ジョブを受信して印刷を実行している間に表示される画面である。カメラ印刷中画面240には、デジタルカメラ300から送信された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行中であることを示すメッセージが表示され、キャンセルボタン241が配置されている。キャンセルボタン241が押下されると、印刷装置200は、実行中の印刷ジョブを中止し、デジタルカメラ300で撮影した画像を受信して印刷するモードを終了し、カメラ印刷中画面240に代えてホーム画面220を表示する。
<デジタルカメラの操作画面について>
図5は、デジタルカメラ300の操作パネル310に表示される再生画面320を示す図である。再生画面320は、撮影した画像を再生してユーザに提示するための画面である。再生画面320において、撮影した画像321が画面全体にわたって表示され、印刷実行ボタン322が配置されている。ユーザによって印刷実行ボタン322が押下されると、デジタルカメラ300は、表示中の画像を印刷するための印刷ジョブを、印刷装置200に送信する。
<印刷装置が実行する処理について>
図6は、図4(a)のカメラから印刷ボタン223が押下されたときに、印刷装置200のCPU201が実行する処理のフローチャートである。ただし、以下の処理を実行する前の段階で、印刷装置200は、既にインフラストラクチャーモードで動作中であり、アクセスポイント101に接続されているものとする。
ステップS601において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、印刷装置200がアクセスポイントとなる特定アクセスポイントモードを起動する。これにより、印刷装置200は、固定の認証情報(規定のSSID及びパスワード)を持つ特定のアクセスポイントとして動作する。また本実施例では、インフラストラクチャーモードと特定アクセスポイントモードとは排他的なモードではなく、特定アクセスポイントモードが起動した後も、印刷装置200は引き続き、インフラストラクチャーモードでも動作している。従って、特定アクセスポイントモードの起動後も、インフラストラクチャーモードで確立したアクセスポイント101との接続は維持される。ステップS602において、CPU201は、印刷装置200が特定アクセスポイントモードでデジタルカメラ300と接続されたか否かを判定する。ステップS602の判定結果が真の場合、ステップS603に進む一方、該判定結果が偽の場合、ステップS607に進む。
以下、ステップS602において、印刷装置200が特定アクセスポイントモードでデジタルカメラ300と接続されたと判定された場合(ステップS602でYESの場合)について説明する。この場合、ステップS603において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、インフラストラクチャーモードの印刷装置200と接続する際に必要となる情報を、デジタルカメラ300に送信する。ステップS603で送信する情報は、アクセスポイント101のSSID、パスワードなどを含む、デジタルカメラ300がアクセスポイント101へ接続する際に必要な情報であり、この情報をインフラモード情報またはインフラストラクチャーモード情報と呼ぶ。ステップS603において、CPU201及び無線LAN制御回路209は、インフラモード情報送信手段として機能する。またステップS603では、インフラモード情報と共に、デジタルカメラ300が印刷装置200を識別するための識別子が、デジタルカメラ300に送信される。この識別子として、印刷装置200のMACアドレスなど印刷装置200を一意に特定可能な情報が用いられる。ステップS604において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、特定アクセスポイントモードを終了させる。ステップS605において、CPU201は、デジタルカメラ300から送信される印刷ジョブを受信したか否かを判定する。ステップS605の判定結果が真の場合、ステップS606に進む一方、該判定結果が偽の場合、デジタルカメラ300から送信される印刷ジョブを受信するまで待つ。ステップS606において、CPU201は印刷部205を制御して、印刷ジョブに含まれる画像データに基づく印刷処理を実行する。なお、画像データを受信して印刷する手順についてはDPS over IPなどの規格で定められている手順に従うものであり、公知の技術であるためここでは詳細な説明を省略する。ステップS606の印刷処理が終了すると、一連の処理は終了する。
次に、ステップS602において、印刷装置200が特定アクセスポイントモードでデジタルカメラ300と接続されなかったと判定された場合(ステップS602でNOの場合)について説明する。この場合、ステップS607において、CPU201は、印刷装置200がインフラストラクチャーモードでデジタルカメラ300と接続された否かを判定する。ステップS607の判定結果が真の場合、ステップS604に進んで特定アクセスポイントモードが終了する一方、該判定結果が偽の場合、ステップS608に進む。ステップS608において、CPU201は、特定アクセスポイントモードを起動してから一定時間が経過しているか、及び、ユーザによるキャンセル操作がなされたかについて、何れかの条件を満たすか否かを判定する。ステップS608の判定結果が真の場合、ステップS609に進む一方、該判定結果が偽の場合、ステップS602に戻る。ステップS609において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、特定アクセスポイントモードを終了させ、一連の処理は終了する。
<デジタルカメラが実行する処理について>
図7は、図5の印刷実行ボタン322が押下されたときに、デジタルカメラ300のCPU301が実行する処理のフローチャートである。
ステップS701において、CPU301は、過去に接続したアクセスポイント101に関するインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されているか否かを判定する。ステップS701の判定結果が偽の場合、ステップS702に進む一方、該判定結果が真の場合、S708に進む。
以下、過去に接続したアクセスポイント101に関するインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されていなかった場合(ステップS701でNOの場合)について説明する。この場合、ステップS702において、CPU301は無線LAN制御回路311を制御し、不揮発メモリ312に保持されている固定の認証情報を用いて、デジタルカメラ300を特定APモードで動作中の印刷装置200と接続する。つまり、デジタルカメラ300が無線LANクライアントとして機能し、印刷装置200がアクセスポイントとして機能するように接続する。具体的には、CPU301は、規定のSSIDを用いてアクセスポイントである印刷装置200を検索し、規定のパスワードを用いてデジタルカメラ300と印刷装置200との間の無線LAN接続を確立する。
ステップS703において、CPU301は、印刷装置200から送信されるインフラモード情報と印刷装置200の識別子とを受信したか否かを判定する。ステップS703の判定結果が真の場合、ステップS704に進む一方、該判定結果が偽の場合、印刷装置200から送信されるインフラモード情報及び識別子を受信するまで待つ。
ステップS704において、CPU301は、ステップS703で受信したインフラモード情報と印刷装置200の識別子とを、不揮発メモリ312(保持手段)に保存する。
ステップS705において、CPU301は無線LAN制御回路311を制御して、ステップS703で受信したインフラモード情報(SSID、パスワード)を用いたネットワーク接続を行う。具体的には、CPU301は、SSIDを用いてアクセスポイント101を検索し、パスワードを用いてデジタルカメラ300とアクセスポイント101との間の無線LAN接続を確立する。ステップS705において、CPU301及び無線LAN制御回路311は、アクセスポイント接続手段として機能する。
ステップS706において、CPU301は、接続したネットワーク内に印刷装置200が存在するか否かを判定する。この判定は不揮発メモリ312に保存した印刷装置200の識別子を用いて行われる。ステップS706の判定結果が真の場合、ステップS707に進む一方、該判定結果が偽の場合、ネットワーク内に印刷装置200の存在が確認されるまで待つ。
ステップS707において、CPU301は無線LAN制御回路311を制御して、再生画面320で表示していた画像を印刷するための印刷ジョブを印刷装置200へ送信する。ステップS707において、CPU301及び無線LAN制御回路311は、印刷ジョブ送信手段として機能する。CPU301が印刷ジョブを送信すると、一連の処理は終了する。
次に、過去に接続したアクセスポイント101に関するインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されていた場合(ステップS701でYESの場合)について説明する。この場合、ステップS708において、CPU301は無線LAN制御回路311を制御して、不揮発メモリ312に保持されていたインフラモード情報(SSID、パスワード)を用いたネットワーク接続を行う(具体的な処理はステップS705と同様である)。その後、ステップS706に進む。
<印刷システムが実行する処理(デジタルカメラがインフラモード情報を有さない場合)について>
図8は、印刷システムが実行する処理の流れを示すシーケンス図である。ただし、以下の処理が実行される前の段階で、デジタルカメラ300はインフラモード情報を有しておらず、また、印刷装置200は、既にインフラストラクチャーモードで動作中であり、アクセスポイント101に接続されているものとする。
ステップS801において、ユーザ500が印刷装置200のホーム画面220のカメラから印刷ボタン223(図4(a)参照)を押下すると、ステップS802において、印刷装置200は、特定アクセスポイントモードを起動する。
続くステップS803において、ユーザ500は、デジタルカメラ300の再生画面320の印刷実行ボタン322(図5参照)を押下する。すると、ステップS804において、デジタルカメラ300は、過去に接続したアクセスポイント101に関するインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されているか否かを判定する。なお本例では上述の通り、デジタルカメラ300はインフラモード情報を有さないので、ステップS804ではインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されていないと判定される。
ステップS805において、デジタルカメラ300は、規定のSSIDおよびパスワードを用いて無線LAN接続を行う。これにより、特定アクセスポイントモードで動作中の印刷装置200がアクセスポイントとなり、デジタルカメラ300が無線LANクライアントとなる、印刷装置200とデジタルカメラ300との間の無線LAN接続が確立される。無線LAN接続の確立後、ステップS806において、印刷装置200は、インフラモード情報と印刷装置200の識別子とを、デジタルカメラ300に送信する。インフラモード情報および識別子の送信後、ステップS807において、印刷装置200は、特定アクセスポイントモードを終了する。これにより、印刷装置200とデジタルカメラ300との間の接続は一旦切断される。
インフラモード情報および印刷装置200の識別子の受信後、ステップS808において、デジタルカメラ300は、受信したインフラモード情報および識別子を用いてネットワーク接続を行う。これにより、アクセスポイント101を介して、インフラストラクチャーモードで動作中の印刷装置200とデジタルカメラ300との間の無線LAN接続が確立される。無線LAN接続の確立後、ステップS809において、デジタルカメラ300は、印刷ジョブをアクセスポイント経由で印刷装置200に送信する。ステップS810において、印刷装置200は、印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する。
<印刷システムが実行する処理(デジタルカメラがインフラモード情報を有する場合)について>
図9は、印刷システムが実行する処理の流れを示すシーケンス図である。ただし、以下の処理が実行される前の段階で、デジタルカメラ300はインフラモード情報を有し、また、印刷装置200は、既にインフラストラクチャーモードで動作中であり、アクセスポイント101に接続されているものとする。
ステップS901において、ユーザ500が印刷装置200のホーム画面220のカメラから印刷ボタン223(図4(a)参照)を押下すると、ステップS902において、印刷装置200は、特定アクセスポイントモードを起動する。
続くステップS903において、ユーザ500は、デジタルカメラ300の再生画面320の印刷実行ボタン322(図5参照)を押下する。すると、ステップS904において、デジタルカメラ300は、過去に接続したアクセスポイント101に関するインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されているか否かを判定する。なお本例では上述の通り、デジタルカメラ300はインフラモード情報を有するので、ステップS904ではインフラモード情報が不揮発メモリ312に保持されていると判定される。
ステップS905において、デジタルカメラ300は、不揮発メモリ312に保持されているインフラモード情報を用いてアクセスポイント101へ接続を行う。これにより、アクセスポイント101を介する、デジタルカメラ300とインフラストラクチャーモードで動作中の印刷装置200との間の無線LAN接続が確立される。インフラストラクチャーモードでデジタルカメラ300と接続されたことを確認すると、ステップS906において、印刷装置200は、特定アクセスポイントモードを終了する。インフラストラクチャーモードの印刷装置200とデジタルカメラ300との間の無線LAN接続の確立後、ステップS907において、デジタルカメラ300は、印刷ジョブをアクセスポイント101経由で印刷装置200に送信する。ステップS908において、印刷装置200は、印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する。
上述したように、実施例1によれば、ユーザは無線LANに関する難しい設定を行うことなく、デジタルカメラ300で撮影した画像を印刷装置200に送信し印刷することができる。
またユーザは、デジタルカメラ300がインフラモード情報を有するか否かにかかわらず、常に同一の操作でデジタルカメラ300と印刷装置200との間の無線LAN接続を確立し印刷を行うことができる。従ってユーザは、デジタルカメラ300がインフラモード情報を有するか否かを意識する必要がない。
さらに印刷装置200は特定アクセスポイントモードで動作するが、インフラモード情報の送信後、または、インフラストラクチャーモードでの無線LAN接続の確立後、特定アクセスポイントモードを終了する。このように制御することで、印刷装置200が、固定の認証情報(規定のSSIDおよびパスワード)を用いて接続される特定アクセスポイントモードの状態にある期間を極めて短い期間に限定することができる。従って、第三者が誤って、あるいは、悪意を持って印刷装置200に接続するリスクを最小限に抑えることができる。
[実施例2]
実施例1ではインフラストラクチャーモードと特定アクセスポイントモードとが互いに排他的なモードではなく、インフラストラクチャーモードで動作中の印刷装置200が特定アクセスポイントモードでも動作可能な場合について説明した。本実施例では、インフラストラクチャーモードと特定アクセスポイントモードとが互いに排他的なモードであり、印刷装置200は同時にこれらのモードで動作できない場合について説明する。なお、以下の説明において、実施例1と共通する内容については、説明を簡略化または省略する。
<印刷装置が実行する処理について>
図10は、図4(a)のカメラから印刷ボタン223が押下されたときに、印刷装置200のCPU201が実行する処理のフローチャートである。ただし、以下の処理を実行する前の段階で、印刷装置200は、既にインフラストラクチャーモードで動作中であり、アクセスポイント101に接続されているものとする。また上述したように、本実施例の印刷装置200では、インフラストラクチャーモードと特定アクセスポイントモードとの双方の動作モードを同時に使用することができない。
ステップS1001において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、印刷装置200の動作モードをインフラストラクチャーモードから特定アクセスポイントモードへ切り替える。
ステップS1002において、CPU201は、印刷装置200が特定アクセスポイントモードでデジタルカメラ300と接続されたか否かを判定する。ステップS1002の判定結果が真の場合、ステップS1003に進む一方、該判定結果が偽の場合、ステップS1007に進む。
ステップS1003の処理は、図6のステップS603の処理と同一であるため、説明を省略する。ステップS1004において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、印刷装置200の動作モードを特定アクセスポイントモードからインフラストラクチャーモードへ切り替える。ステップS1005〜ステップS1006の処理は、図6のステップS605〜ステップS606の処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS1007において、CPU201は、印刷装置200の動作モードが特定アクセスポイントモードに切り替えられてから一定時間が経過しているか、及び、ユーザによるキャンセル操作がなされたかについて、何れかの条件を満たすか否かを判定する。ステップS1007の判定結果が真の場合、ステップS1008に進む一方、該判定結果が偽の場合、ステップS1002に戻る。ステップS1008において、CPU201は無線LAN制御回路209を制御して、印刷装置200の動作モードを特定アクセスポイントモードからインフラストラクチャーモードへ切り替える。
<印刷システムが実行する処理について>
図11は、印刷システムが実行する処理の流れを示すシーケンス図である。ただし、以下の処理が実行される前の段階で、デジタルカメラ300はインフラモード情報を有しておらず、また、印刷装置200は、既にインフラストラクチャーモードで動作中であり、アクセスポイント101に接続されているものとする。
ステップS1101において、ユーザ500がカメラから印刷ボタン223(図4(a)参照)を押下すると、ステップS1102において、印刷装置200は、動作モードをインフラストラクチャーモードから特定アクセスポイントモードへ切り替える。ステップS1103〜ステップS1106の処理は、図8のステップS803〜ステップS806の処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS1107において、印刷装置200は、動作モードを特定アクセスポイントモードからインフラストラクチャーモードへ切り替える。その後、ステップS1108において、印刷装置200は、インフラストラクチャーモードでアクセスポイント101に接続する。ステップS1109〜ステップS1111の処理は、図8のステップS808〜ステップS810と同一であるため、説明を省略する。
上述したように実施例2によれば、インフラストラクチャーモードと特定アクセスポイントモードとが互いに排他的なモードであっても、ユーザは無線LANに関する難しい設定を行うことなく、デジタルカメラ300で撮影した画像を印刷装置200で印刷できる。
また、印刷装置200は特定アクセスポイントモードで動作するが、インフラモード情報の送信後、印刷装置200の動作モードは特定アクセスポイントモードからインフラストラクチャーモードへ切り替えられる。このように制御することで、実施例1と同様に、印刷装置200が特定アクセスポイントモードの状態にある期間を極めて短い期間に限定することができる。従って、第三者が誤って、あるいは、悪意を持って印刷装置200に接続するリスクを最小限に抑えることができる。
以上の実施形態では、印刷装置200がアクセスポイントに関する情報を送信した後、特定アクセスポイントモードが自動的に終了する。これにより、特定アクセスポイントモードが接続された状態で長時間放置されることを防ぐことができ、特定アクセスポイントモードのためのSSID等の情報が第3者に漏えいしてしまうリスクを低減することができる。そのため、印刷装置200とデジタルカメラ300とのダイレクト接続におけるセキュリティーを向上させることができる。
また上記のように特定アクセスポイントモードは自動的に終了するが、特定アクセスポイントモードにより印刷装置200からデジタルカメラ300に送信された情報により、インフラモードで両者が接続される。そのため、ユーザが特別な操作を行わなくても、自動的にインフラモードにより両者が接続され、印刷ジョブの送受信が行われる。
よって、以上の実施形態によれば、ユーザは、無線LANに関する難しい設定を行わなくても、セキュリティー上安全に、画像取得装置で取得した画像を印刷装置で印刷することが可能となる。
なお、以上の実施形態では、印刷装置200が、アクセスポイントに関する情報の送信に基づいて、特定アクセスポイントモードを終了するための終了処理を行っていた。しかしこれに限らず、例えばデジタルカメラ300が、アクセスポイントに関する情報の受信に基づいて、特定アクセスポイントモードを終了させてもよい。具体的には、アクセスポイントに関する情報を受信した場合に、無線LAN制御回路311を制御して特定アクセスポイントモードを終了する。あるいは、受信されたアクセスポイントに関する情報により、アクセスポイントを介して印刷装置200との接続が確立された場合に、無線LAN制御回路311を制御して特定アクセスポイントモードを終了してもよい。
なお、以上の実施形態ではデジタルカメラ300と印刷装置200とが接続されるシステムについて記載したが、これに限らない。例えばデータを送信する装置として、デジタルカメラ300の代わりに、スマートフォンやPC、タブレット等の種々の情報処理装置が、画像やテキスト等の種々のデータを送信してもよい。またデータを受信する装置として印刷装置200を例に挙げて説明したが、スマートフォンやPC、タブレット等が、以上の実施形態のシステムにおけるデータを受信する装置として、印刷装置200の代わりに動作してもよい。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 印刷システム
101 アクセスポイント
102 無線LAN
200 印刷装置
201 CPU
209 無線LAN制御回路
300 デジタルカメラ
301 CPU
311 無線LAN制御回路

Claims (13)

  1. 画像取得装置で取得した画像をアクセスポイント経由で印刷装置に送信して印刷する印刷システムであって、
    前記印刷装置は、前記アクセスポイントを介する前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立するインフラストラクチャーモードと、前記画像取得装置と前記印刷装置とに共通する固定の認証情報を用いて、前記アクセスポイントを介さない前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立する特定アクセスポイントモードと、の少なくとも一方で動作し、
    前記印刷装置が前記インフラストラクチャーモードで動作しているときに、前記特定アクセスポイントモードを起動する起動手段と、
    前記印刷装置が前記特定アクセスポイントモードで前記画像取得装置と接続された場合、前記アクセスポイントに関する情報を前記画像取得装置に送信する情報送信手段と、
    前記情報送信手段による前記アクセスポイントに関する情報の送信に基づいて、前記特定アクセスポイントモードを終了する終了手段と
    を有し、
    前記画像取得装置は、
    前記アクセスポイントに関する情報を用いて、前記アクセスポイントに接続するアクセスポイント接続手段と、
    前記取得した画像を印刷ジョブに含めて、前記接続したアクセスポイント経由で前記印刷装置に送信する印刷ジョブ送信手段と
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記画像取得装置は更に、
    前記アクセスポイントに関する情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段に前記アクセスポイントに関する情報が保持されているか否かを判定する判定手段と、
    前記保持手段に前記アクセスポイントに関する情報が保持されていない場合、前記固定の認証情報を用いて、前記特定アクセスポイントモードの印刷装置と接続する接続手段と、
    該印刷装置から、前記アクセスポイントに関する情報を受信する受信手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記情報送信手段が前記アクセスポイントに関する情報を前記画像取得装置に送信した場合、または、前記情報送信手段が送信した前記アクセスポイントに関する情報に基づいて、前記アクセスポイントを介する前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続が確立した場合、前記終了手段は、前記特定アクセスポイントモードを終了することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記特定アクセスポイントモードが起動してから一定時間が経過したか、及び、ユーザによるキャンセル操作がなされたかについて、何れかの条件を満たす場合、前記終了手段は、前記特定アクセスポイントモードを終了することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷システム。
  5. 前記情報送信手段は、前記アクセスポイントに関する情報に加えて前記印刷装置の識別子を、前記画像取得装置に送信し、
    前記アクセスポイント接続手段が前記アクセスポイントに接続した場合、前記画像取得装置は、前記識別子を用いて前記インフラストラクチャーモードの前記印刷装置を特定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷システム。
  6. 前記画像取得装置は更に、前記印刷装置から受信した前記アクセスポイントに関する情報を、前記保持手段に保存する保存手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷システム。
  7. 前記判定手段が、前記保持手段に前記アクセスポイントに関する情報が保持されていると判定した場合、前記アクセスポイント接続手段は、該保持されているアクセスポイントに関する情報を用いて、前記アクセスポイントに接続することを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の印刷システム。
  8. 前記固定の認証情報は、ユーザが設定できないSSIDおよびパスワードであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の印刷システム。
  9. 前記印刷装置において、前記インフラストラクチャーモードと前記特定アクセスポイントモードとは互いに排他的なモードであり、
    前記印刷装置は更に、
    前記インフラストラクチャーモードから前記特定アクセスポイントモードに切り替える切り替え手段と、
    前記特定アクセスポイントモードから前記インフラストラクチャーモードに切り替える切り替え手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の印刷システム。
  10. 画像取得装置で取得した画像をアクセスポイント経由で受信して印刷する印刷装置であって、
    前記アクセスポイントを介する前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立するインフラストラクチャーモードと、前記画像取得装置と前記印刷装置とに共通する固定の認証情報を用いて、前記アクセスポイントを介さない前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立する特定アクセスポイントモードと、の少なくとも一方で動作し、
    前記印刷装置が前記インフラストラクチャーモードで動作しているときに、前記特定アクセスポイントモードを起動する起動手段と、
    前記印刷装置が前記特定アクセスポイントモードで前記画像取得装置と接続された場合、前記アクセスポイントに関する情報を前記画像取得装置に送信する情報送信手段と、
    前記情報送信手段による前記アクセスポイントに関する情報の送信に基づいて、前記特定アクセスポイントモードを終了する終了手段と
    を有することを特徴とする印刷装置。
  11. 取得した画像をアクセスポイント経由で印刷装置に送信する画像取得装置あって、
    前記印刷装置は、前記アクセスポイントを介する前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立するインフラストラクチャーモードと、前記画像取得装置と前記印刷装置とに共通する固定の認証情報を用いて、前記アクセスポイントを介さない前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立する特定アクセスポイントモードと、の少なくとも一方で動作し、
    前記特定アクセスポイントモードにより、前記アクセスポイントに関する情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記アクセスポイントに関する情報を用いて、前記アクセスポイントに接続するアクセスポイント接続手段と、
    前記受信手段による前記アクセスポイントに関する情報の受信に基づいて、前記特定アクセスポイントモードを終了する終了手段と、
    前記取得した画像を印刷ジョブに含めて、前記接続したアクセスポイント経由で前記印刷装置に送信する印刷ジョブ送信手段と
    を有することを特徴とする画像取得装置。
  12. 画像取得装置で取得した画像をアクセスポイント経由で印刷装置に送信して印刷する印刷方法であって、
    前記印刷装置は、前記アクセスポイントを介する前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立するインフラストラクチャーモードと、前記画像取得装置と前記印刷装置とに共通する固定の認証情報を用いて、前記アクセスポイントを介さない前記画像取得装置と前記印刷装置との間の無線LAN接続を確立する特定アクセスポイントモードと、の少なくとも一方で動作し、
    前記印刷装置によって実行される、
    前記印刷装置が前記インフラストラクチャーモードで動作しているときに、前記特定アクセスポイントモードを起動する起動工程と、
    前記印刷装置が前記特定アクセスポイントモードで前記画像取得装置と接続された場合、前記アクセスポイントに関する情報を前記画像取得装置に送信する情報送信工程と、
    前記情報送信工程における前記アクセスポイントに関する情報の送信に基づいて、前記特定アクセスポイントモードを終了する終了工程と
    を有し、
    前記画像取得装置によって実行される、
    前記アクセスポイントに関する情報を用いて、前記アクセスポイントに接続するアクセスポイント接続工程と、
    前記取得した画像を印刷ジョブに含めて、前記接続したアクセスポイント経由で前記印刷装置に送信する印刷ジョブ送信工程と
    を有することを特徴とする印刷方法。
  13. コンピュータに、請求項12に記載の印刷方法における各工程を実行させるための、プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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