JP2019096473A - 端子付き電線 - Google Patents
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Abstract
【課題】電線と端子との接続箇所を覆う防水カバーの内側に設けられた封止材の流出を抑制可能な端子付き電線、を提供すること。【解決手段】端子付き電線1は、電線10と、電線10の端末部に電気的に接続された端子20と、電線10と端子20との接続箇所を覆う筒状の防水カバー30と、防水カバー30の筒内面と接続箇所との間の隙間に設けられる封止材40と、を備える。端子20は、接続箇所に位置する第1板状部21と、第1板状部21よりも端子20の先端側において防水カバー30の開口端31を塞ぐように第1板状部21から屈曲して延びる第2板状部22と、第2板状部22よりも端子20の先端側において電線10の軸線に沿うように第2板状部22から屈曲して延びる第3板状部23と、を有する。第3板状部23は、相手側接点50に第3板状部23の板面23aが接触することになる部分である。【選択図】図3
Description
本発明は、電線と、電線の端末部に電気的に接続された端子と、電線と端子との接続箇所を覆う筒状の防水カバーと、防水カバーの筒内面と接続箇所との間の隙間に設けられる封止材と、を備えた端子付き電線に関する。
従来から、端子付き電線の端子と電線(具体的には、絶縁被覆内の導体芯線)との接続箇所を防水するべく、接続箇所を覆うように筒状の防水カバーを設けた端子付き電線が提案されている。例えば、この種の端子付き電線として、熱収縮可能な樹脂等によって形成された筒状体(熱収縮チューブ)を上述した接続箇所を覆うように配置して熱収縮させ、更に筒状体の内側を封止材によって封止した端子付き電線が挙げられる(例えば、特許文献1〜3を参照)。
上述した従来の端子付き電線は、接続箇所よりも端子の先端側の箇所が、相手側接点(例えば、アース対象の車体ボディ等)との導通ポイントとして用いられる。ところが、上述したように筒状体の内側を封止する過程において、筒状体の内側から端子の先端側に向けて封止材が流れ出す場合がある。仮に、このように流れ出した封止材が端子と相手側接点との間に挟まれると、端子と相手側接点との接触面積が小さくなり、両者が十分に電気的に接続されない可能性がある。端子と相手側接点との導通性を確保する観点から、このような封止材の流出は出来る限り生じないことが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線と端子との接続箇所を覆う防水カバーの内側に設けられた封止材の流出を抑制可能な端子付き電線、を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る「端子付き電線」は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1)
電線と、前記電線の端末部に電気的に接続された端子と、前記電線と前記端子との接続箇所を覆う筒状の防水カバーと、前記防水カバーの筒内面と前記接続箇所との間の隙間に設けられる封止材と、を備えた、端子付き電線であって、
前記端子は、
前記接続箇所に位置する第1板状部と、前記第1板状部よりも該端子の先端側において前記防水カバーの開口端を塞ぐように前記第1板状部から屈曲して延びる第2板状部と、を有する、
端子付き電線であること。
(2)
上記(1)に記載の端子付き電線において、
前記端子は、
前記第2板状部よりも該端子の先端側において、前記電線の軸線に沿うように前記第2板状部から屈曲して延びる第3板状部であって相手側接点に該第3板状部の板面が接触することになる第3板状部を有すると共に、
前記第2板状部が前記第1板状部から前記第3板状部へ延びる向きにおいて、前記第1板状部と前記防水カバーの筒外面との間の距離よりも、前記第1板状部と前記第3板状部の前記板面との間の距離の方が長い、ように構成された、
端子付き電線であること。
(1)
電線と、前記電線の端末部に電気的に接続された端子と、前記電線と前記端子との接続箇所を覆う筒状の防水カバーと、前記防水カバーの筒内面と前記接続箇所との間の隙間に設けられる封止材と、を備えた、端子付き電線であって、
前記端子は、
前記接続箇所に位置する第1板状部と、前記第1板状部よりも該端子の先端側において前記防水カバーの開口端を塞ぐように前記第1板状部から屈曲して延びる第2板状部と、を有する、
端子付き電線であること。
(2)
上記(1)に記載の端子付き電線において、
前記端子は、
前記第2板状部よりも該端子の先端側において、前記電線の軸線に沿うように前記第2板状部から屈曲して延びる第3板状部であって相手側接点に該第3板状部の板面が接触することになる第3板状部を有すると共に、
前記第2板状部が前記第1板状部から前記第3板状部へ延びる向きにおいて、前記第1板状部と前記防水カバーの筒外面との間の距離よりも、前記第1板状部と前記第3板状部の前記板面との間の距離の方が長い、ように構成された、
端子付き電線であること。
上記(1)の構成の端子付き電線よれば、端子と電線との接続箇所に位置する第1板状部と、第1板状部から屈曲して延びる第2板状部と、を端子が有する。更に、この第2板状部が、筒状の防水カバーの開口端を塞ぐような位置に配置されている。これにより、第2板状部によって防水カバーの開口端から封止材が流出することが抑制され、仮に封止材が漏れ出しても、その封止材が第2板状部に堰き止められた状態となるため、封止材が第2板状部よりも先端側(即ち、相手側接点との導通ポイント)にまで進行することが抑制される。
したがって、本構成の端子付き電線は、電線と端子との接続箇所を覆う防水カバーの内側に設けられた封止材の流出を抑制できる。
更に、上述した効果とは別の効果として、封止材の流出抑制のための構造を単純化できることが挙げられる。具体的には、本構成の端子付き電線では、第1板状部よりも端子の先端側の部分を屈曲させることで第2板状部を構成できるため、封止材の流出抑制のための専用の部材を別途準備して端子に追加する場合に比べ、より単純な構造によって封止材の流出を抑制できることになる。
上記(2)の構成の端子付き電線によれば、端子の第3板状部の板面を相手側接点に接触させたとき、第1板状部と防水カバーの筒外面との間の距離よりも第1板状部と第3板状部の板面との間の距離の方が長いため、防水カバーの筒外面が、相手側接点に接触することなく、相手側接点から離れた位置に存在することになる。よって、防水カバーが相手側接点から外力を受けることがないため、防水カバーの位置ズレ等に起因して防水性が低下することを抑制できる。
本発明によれば、電線と端子との接続箇所を覆う防水カバーの内側に設けられた封止材の流出を抑制可能な端子付き電線、を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る端子付き電線1について説明する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る端子付き電線1について説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る端子付き電線1の製造過程を順に説明するための図である。特に、図2(b)は、最終的な(完成した状態の)端子付き電線1を示す。図3は、完成した端子付き電線1の主要部の断面図(図2(b)のA−A断面図に相当する断面図)である。
図1〜図3から理解されるように、端子付き電線1は、電線10と、端子20と、防水カバー30と、封止材40と、を備える。
図1に示すように、電線10は、複数の金属細線を撚り合わせて形成された導体芯線11と、導体芯線11の周囲を被覆する合成樹脂製の絶縁被覆12と、から構成されている。導体芯線11は、必ずしも撚り線である必要はなく、金属製の単線であってもよい。なお、電線10の端末部では、導体芯線11と端子20との接続に際し、絶縁被覆12が除去(皮むき)されて導体芯線11が露出している。
端子20は、後端側から先端側に向けて、順に、第1板状部21、第2板状部22、及び、第3板状部23を備える。なお、端子20は、一枚の金属板に対して周知のプレス加工および折り曲げ加工などを施すことにより、第1板状部21、第2板状部22及び第3板状部23が一体的に形成されている。
第1板状部21は、端子20の後端から先端側に直線状に延びる部分であり、電線10と端子20とを接続・固定する接続箇所に位置する部分である。第1板状部21は、平板状の天板部21aを有し、天板部21aの先端側および後端側には、天板部21aの幅方向両端部から下方に向けて延びる一対の第1バレル部21b、及び、一対の第2バレル部21cが、それぞれ形成されている。
一対の第1バレル部21bが電線10の端末部にて露出した導体芯線11に圧着固定され、一対の第2バレル部21cが電線10の絶縁被覆12に圧着固定されることにより、電線10と端子20とが端子20の第1板状部21にて接続・固定される。その結果、第1板状部21は、電線10の軸線に沿った方向に延びている。
第2板状部22は、第1板状部21の天板部21aの先端部を下方に向けてL字状に屈曲して形成された平板状の部分である。後述するように、第2板状部22は、防水カバー30の先端側の開口端31を塞ぐように位置する部分でもある。本例では、第2板状部22は、電線10の軸線方向に直交する方向に延びている。そして、端子20の先端側からみたとき、電線10の端末部の全体が第2板状部22に隠れている(換言すると、電線10の端末部において、第2板状部22からはみ出す部分が存在しない)。
第3板状部23は、第2板状部22の下端部を端子20の先端側に向けてL字状に屈曲して形成された平板状の部分である。第3板状部23の下面23a(導通ポイントである板面)が端子20を接地(アース)するために相手側接点50(図3参照)に固定される部分である。第3板状部23は、第1板状部21と平行であり、電線10の軸線方向に延びている。第3板状部23には、端子20を相手側接点50にボルト締結するためのボルト孔23b(貫通孔)が形成されている。
電線10と端子20とが第1板状部21にて接続・固定された後、図2(a)に示すように、円筒状の防水カバー30が、端子20の第3板状部23の先端部から挿入され、電線10及び端子20の周囲に配置される。その際、防水カバー30は、防水カバー30の先端側の開口端31における下側領域の一部が第2板状部22の後側面に当接し、且つ、防水カバー30の後端側の開口端32が端子20の後端より電線10側に位置するように配置される。その結果、第2板状部22は、防水カバー30の先端側の開口端31を塞ぐように位置することになる。
更に、このように、防水カバー30の開口端31を第2板状部22の後側面に当接させることで、防水カバー30の位置決めが容易になり、防水カバー30を取り付ける作業の作業性を向上できる。
防水カバー30は、加熱処理によって収縮する合成樹脂材料などから形成されている。防水カバー30の筒内面には、防水カバー30による防水性の向上、及び、防水カバー30と電線10及び端子20との密着性向上などのため、封止材40の層が設けられている(図2(a)参照)。このような封止材40としては、ホットメルト接着剤が採用されることが好ましい。
防水カバー30が配置された後、図2(b)に示すように、防水カバー30に加熱処理(例えば、約150℃での加熱処理)が施される。この加熱処理により、封止材40が溶融しながら防水カバー30が収縮する。
その結果、図2(b)及び図3に示すように、防水カバー30の筒内面が封止材40を介して電線10及び端子20の外周に密着すると共に、防水カバー30の筒内面と電線10及び端子20の外周との隙間が封止材40により封止され、端子付き電線1が完成する。なお、加熱処理の際、仮に防水カバー30の先端側の開口端31から溶融した封止材40が流出しても、その封止材40が第2板状部22に堰き止められ、封止材40が第2板状部22よりも先端側に進行することが抑制される。
完成した端子付き電線1では、防水カバー30の開口端31及び開口端32の双方からの水分の侵入が確実に防止されて、端子20と電線10との接続箇所を確実に防水できる。
更に、図3に示すように、完成した端子付き電線1は、第3板状部23の板面23aがボルト孔23bに挿通されたボルト51を利用して相手側接点50に接触・固定されることで、端子20が接地(アース)される。アース対象である相手側接点50としては、典型的には、車両の車体ボディが想定される。
ここで、図3に示すように、電線10の軸線方向に直交する方向(第2板状部22が第1板状部21から第3板状部23へ延びる向き。図3における紙面上下方向)において、第1板状部21と防水カバー30の筒外面との間の距離(厳密には、その距離の最大値)L1よりも、第1板状部21と第3板状部23の板面23aとの間の距離L2の方が長い。その結果、防水カバー30の筒外面が相手側接点50に接触することがない。よって、防水カバー30が相手側接点50から外力を受けることがないため、防水カバー30の位置ズレ等に起因して端子付き電線1の防水性が低下することを抑制できる。
以上に説明したように、端子付き電線1は、電線10と端子20との接続箇所を覆う防水カバー30の内側を封止するための封止材40が流出することを抑制可能である。また、封止材40の流出抑制のための専用の部材を別途準備して端子20に追加する場合に比べ、より単純な構造によって封止材40の流出を抑制できることになる。更に、端子20が第1板状部21、第2板状部22及び第3板状部23から構成されたZ字状の形状を有することから、端子20そのものの強度も向上する。
更に、端子20を相手側接点50に取り付ける際、防水カバー30の筒外面が相手側接点50に接触することがない。よって、防水カバー30の位置ズレ等を防止し、端子付き電線1の防水性が低下することを抑制できる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、第2板状部22が、第1板状部21に対してL字状に屈曲し、電線10の軸線方向に直交する方向に延びている。これに対し、第2板状部22が、電線10の軸線方向に直交する方向から端子20の先端側に傾斜する方向に延びていてもよく、後端側に傾斜する方向に延びていてもよい。これらの場合においても、端子20の先端側からみたとき、電線10の端末部の全体が第2板状部22に隠れている(換言すると、電線10の端末部において、第2板状部22からはみ出す部分が存在しない)ことが好ましい。
更に、上記実施形態では、端子20が、第1板状部21及び第2板状部22に加えて、第3板状部23を備えている。これに対し、端子20が、第1板状部21及び第2板状部22のみを備え、第3板状部23を備えていなくてもよい。加えて、上記実施形態では、端子20が接地部に接地するためのアース端子となっているが、端子はアース端子でなくてもよい。
ここで、上述した本発明に係る端子付き電線の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(2)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
電線(10)と、前記電線(10)の端末部に電気的に接続された端子(20)と、前記電線(10)と前記端子(20)との接続箇所を覆う筒状の防水カバー(30)と、前記防水カバー(30)の筒内面と前記接続箇所との間の隙間に設けられる封止材(40)と、を備えた、端子付き電線(1)であって、
前記端子(20)は、
前記接続箇所に位置する第1板状部(21)と、前記第1板状部(21)よりも該端子(20)の先端側において前記防水カバー(30)の開口端(31)を塞ぐように前記第1板状部(21)から屈曲して延びる第2板状部(22)と、を有する、
端子付き電線。
(2)
上記(1)に記載の端子付き電線(1)において、
前記端子(20)は、
前記第2板状部(22)よりも該端子(20)の先端側において、前記電線(10)の軸線に沿うように前記第2板状部(22)から屈曲して延びる第3板状部(23)であって相手側接点(50)に該第3板状部(23)の板面(23a)が接触することになる第3板状部(23)を有すると共に、
前記第2板状部(22)が前記第1板状部(21)から前記第3板状部(23)へ延びる向きにおいて、前記第1板状部(21)と前記防水カバー(30)の筒外面との間の距離(L1)よりも、前記第1板状部(21)と前記第3板状部(23)の前記板面(23a)との間の距離(L2)の方が長い、ように構成された、
端子付き電線。
(1)
電線(10)と、前記電線(10)の端末部に電気的に接続された端子(20)と、前記電線(10)と前記端子(20)との接続箇所を覆う筒状の防水カバー(30)と、前記防水カバー(30)の筒内面と前記接続箇所との間の隙間に設けられる封止材(40)と、を備えた、端子付き電線(1)であって、
前記端子(20)は、
前記接続箇所に位置する第1板状部(21)と、前記第1板状部(21)よりも該端子(20)の先端側において前記防水カバー(30)の開口端(31)を塞ぐように前記第1板状部(21)から屈曲して延びる第2板状部(22)と、を有する、
端子付き電線。
(2)
上記(1)に記載の端子付き電線(1)において、
前記端子(20)は、
前記第2板状部(22)よりも該端子(20)の先端側において、前記電線(10)の軸線に沿うように前記第2板状部(22)から屈曲して延びる第3板状部(23)であって相手側接点(50)に該第3板状部(23)の板面(23a)が接触することになる第3板状部(23)を有すると共に、
前記第2板状部(22)が前記第1板状部(21)から前記第3板状部(23)へ延びる向きにおいて、前記第1板状部(21)と前記防水カバー(30)の筒外面との間の距離(L1)よりも、前記第1板状部(21)と前記第3板状部(23)の前記板面(23a)との間の距離(L2)の方が長い、ように構成された、
端子付き電線。
1 端子付き電線
10 電線
20 端子
21 第1板状部
22 第2板状部
23 第3板状部
23a 板面
30 防水カバー
31 開口端
40 封止材
50 相手側接点
10 電線
20 端子
21 第1板状部
22 第2板状部
23 第3板状部
23a 板面
30 防水カバー
31 開口端
40 封止材
50 相手側接点
Claims (2)
- 電線と、前記電線の端末部に電気的に接続された端子と、前記電線と前記端子との接続箇所を覆う筒状の防水カバーと、前記防水カバーの筒内面と前記接続箇所との間の隙間に設けられる封止材と、を備えた、端子付き電線であって、
前記端子は、
前記接続箇所に位置する第1板状部と、前記第1板状部よりも該端子の先端側において前記防水カバーの開口端を塞ぐように前記第1板状部から屈曲して延びる第2板状部と、を有する、
端子付き電線。 - 請求項1に記載の端子付き電線において、
前記端子は、
前記第2板状部よりも該端子の先端側において、前記電線の軸線に沿うように前記第2板状部から屈曲して延びる第3板状部であって相手側接点に該第3板状部の板面が接触することになる第3板状部を有すると共に、
前記第2板状部が前記第1板状部から前記第3板状部へ延びる向きにおいて、前記第1板状部と前記防水カバーの筒外面との間の距離よりも、前記第1板状部と前記第3板状部の前記板面との間の距離の方が長い、ように構成された、
端子付き電線。
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A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A977 | Report on retrieval |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20210715 |