JP2014029792A - 圧着端子付きアルミ電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気抵抗を増加させることなく導体部を圧着端子内に防水可能に封止し、かつ汎用性がある圧着端子付きアルミ電線を提供すること。
【解決手段】アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部11と、導体部11に圧着される圧着端子30と、を有してなる圧着端子付きアルミ電線1において、絶縁被覆部12の端部12aの外周と端部12a周辺の露出された導体部11の外周とを包囲する筒状弾性シール部材20を有してなり、圧着端子30は、露出された導体部11に圧着される露出導体圧着部33と、圧着端子30のアルミ電線10に接続される側の端部を形成し、かつ露出された導体部11のうち筒状弾性シール部材20に包囲された部分13に圧着される弾性シール圧着部34とを有してなり、圧着端子30の隙間90が封止材40によって封止されてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部に圧着端子が圧着されてなる圧着端子付きアルミ電線に関する。
従来、車両に配索されるワイヤーハーネス等に用いられる端子付き電線には、導体部に圧着端子が圧着されてなる圧着端子付き電線が用いられている。
ところで、近年、自動車業界では環境への配慮から、車両を軽量化することによって燃費を向上させることが重要な課題となっている。このため、銅に比して軽量なアルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部を用いた圧着端子付きアルミ電線が注目されている。
しかしながら、アルミニウムは水および銅イオンの存在下では腐食し易いため、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部と銅からなる圧着端子との接続部分に水が侵入すると腐食し易いという問題があった。
そこで、導体部への水の付着を防ぐことによって導体部の腐蝕を防止するため、例えば特許文献1および特許文献2には、露出された導体部を金属製のキャップにて覆う圧着端子付きアルミ電線が記載さている。
特開2007−311369号公報 WО2011/115005A1号公報
しかしながら、特許文献1に記載された圧着端子付きアルミ電線では、キャップの開口端を防水可能に封止するために金属粉末が混合された樹脂をキャップ内に充填しなければならず、圧着端子と導体部との間に樹脂が介在されることによって電気抵抗が増加するおそれがあった。
一方、特許文献2に記載された圧着端子付きアルミ電線では、キャップの開口端部をシール体で塞ぐ必要があり、このシール体によって電線の径外方向での圧着端子付きアルミ電線のサイズが増大されるため、圧着端子付きアルミ電線が収容されるコネクタハウジングの端子収容部の寸法をシール体によって増大されたサイズに対応させる必要があり、汎用性に劣るという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気抵抗を増加させることなく導体部を圧着端子内に防水可能に封止し、かつ汎用性がある圧着端子付きアルミ電線を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る圧着端子付きアルミ電線は、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部と該導体部の外周を包囲する絶縁被覆部とを含むアルミ電線と、該アルミ電線の端末部の前記絶縁被覆部が除去されることによって露出された前記導体部に圧着される圧着端子と、を有してなる圧着端子付きアルミ電線において、前記絶縁被覆部の前記露出された導体部側の端部の外周と該端部周辺の前記露出された導体部の外周とを包囲する筒状弾性シール部材を有してなり、前記圧着端子は、前記露出された導体部に圧着される露出導体圧着部と、前記圧着端子の前記アルミ電線に接続される側の端部を形成し、かつ前記筒状弾性シール部材のうち前記露出された導体部の外周を包囲する部分に圧着される弾性シール圧着部と、を有してなり、前記アルミ電線に圧着された前記圧着端子の隙間が封止材によって封止されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る圧着端子付きアルミ電線は、上記の発明において、前記筒状弾性シール部材のうち前記露出された導体部の外周を包囲する部分が、当該圧着端子付きアルミ電線が収容されるコネクタハウジングの端子収容部内に収容可能に前記アルミ電線の延在方向の長さが設定されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る圧着端子付きアルミ電線は、上記の発明において、前記筒状弾性シール部材は、筒内径を小さくするように筒内周面に沿って筒内面から断面山形に突起されてなるリップ部が形成されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る圧着端子付きアルミ電線は、上記の発明において、前記弾性シール圧着部は、内面に前記アルミ電線の延在方向に直交する方向に沿って溝部が形成されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る圧着端子付きアルミ電線は、上記の発明において、前記封止材は、前記アルミ電線の延在方向で、前記絶縁被覆部との間隔をあけるように塗布されることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る圧着端子付きアルミ電線は、上記の発明において、前記弾性シール圧着部は、前記露出導体圧着部との間に隙間が形成されることなく前記アルミ電線の延在方向に沿って前記露出導体圧着部に一体的に繋がってなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る圧着端子付きアルミ電線は、前記絶縁被覆部の端部を含む該端部周辺の前記露出された導体部が前記筒状弾性シール部材に密着されて覆われることによって、さらには前記封止材によって前記圧着端子の隙間が封止されることによって防水され、かつ前記露出導体圧着部が前記露出された導体部に圧着されることによって電気抵抗を増加することなく前記圧着端子が前記導体部に接続され、しかも、前記圧着端子が絶縁被覆部を覆う部分の前記筒状弾性シール部材でなく、前記露出された導体部を直接覆う部分の前記筒状弾性シール部材に圧着されることによって、当該圧着端子付きアルミ電線の径外方向への幅の増加を抑えるようになっているので、圧着端子付きアルミ電線が収容されるコネクタハウジングの端子収容部の寸法を大きく設定する必要がなく、結果的に電気抵抗を増加させることなく前記導体部を前記圧着端子内に防水可能に封止し、かつ汎用性がある。
本発明の請求項2に係る圧着端子付きアルミ電線は、前記絶縁被覆部の除去された部分がコネクタハウジングに収容されることによって、径方向の幅をできる限り小さく抑えることができ、端子収容部の寸法を大きく設定する必要性がより低減され、結果的に汎用性をより高めることができる。
本発明の請求項3に係る圧着端子付きアルミ電線は、筒状弾性シール部材の筒内周面に前記リップ部が形成されているので、前記筒状弾性シール部材の筒内への水の浸入を確実に防止することによって防水性能を向上させることができる。
本発明の請求項4に係る圧着端子付きアルミ電線は、前記弾性シール圧着部が前記筒状弾性シール部材に圧着された場合、前記筒状弾性シール部材が弾性変形され、前記溝部内にくい込まれることによって前記アルミ電線が延在方向の引っ張り力によって前記圧着端子から引き抜かれることを防止することができる。
本発明の請求項5に係る圧着端子付きアルミ電線は、前記封止材が前記絶縁被覆部との間隔をあけるように塗布されることによって、前記封止材を塗布する際に前記絶縁被覆部にかかる熱の影響を低減することができる。
本発明の請求項6に係る圧着端子付きアルミ電線は、前記弾性シール圧着部は、前記露出導体圧着部との間に隙間が形成されることなく前記アルミ電線の延在方向に沿って前記導体圧着部に一体的に繋がってなるので、前記圧着端子の防水性能を向上させることができる。
図1は、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線の分解斜視図である。 図2は、図1に示した圧着端子付きアルミ電線の圧着端子の電線接続部周辺を拡大した図である。 図3は、図1に示した圧着端子付きアルミ電線を側方から視た断面図であり、圧着端子付きアルミ電線が収容されるコネクタハウジングの断面図を追加して示した図である。 図4は、図1に示した圧着端子の拡大斜視図である。 図5は、図2に示した圧着端子付きアルミ電線のA−A線断面図である。 図6は、図2に示した圧着端子付きアルミ電線のB−B線断面図である。 図7は、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線のアルミ電線に圧着端子を組み付ける手順を示した図である。 図8は、本発明の実施例の変形例1の圧着端子付きアルミ電線を側方から視た断面図である。 図9は、図8に示した筒状弾性シール部材に形成されるリップ部を増設した圧着端子付きアルミ電線を側方から視た断面図である。 図10は、本発明の実施例の変形例2の圧着端子付きアルミ電線の要部斜視図である。 図11は、本発明の実施例の変形例3の圧着端子付きアルミ電線の要部斜視図である。 図12は、図11に示した圧着端子の拡大斜視図である。 図13は、本発明の実施例の変形例4の圧着端子付きアルミ電線を側方から視た断面図であり、圧着端子付きアルミ電線が収容されるコネクタハウジングの断面図を追加して示した図である。 図14は、図13に示した圧着端子の拡大斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る圧着端子付きアルミ電線の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1の分解斜視図である。
なお、図1ではアルミ電線10に圧着された圧着端子30の合わせ目37、および開口部38に塗布される封止材40については省略している。
図2は、図1に示した圧着端子付きアルミ電線1の圧着端子30の電線接続部32周辺を拡大した図である。図3は、図1に示した圧着端子付きアルミ電線1を側方から視た断面図であり、圧着端子付きアルミ電線1が収容されるコネクタハウジング100の断面図を追加して示した図である。図4は、図1に示した圧着端子30の拡大斜視図である。図5は、図2に示した圧着端子付きアルミ電線1のA−A線断面図である。図6は、図2に示した圧着端子付きアルミ電線1のB−B線断面図である。
なお、本発明の実施例では説明の便宜上、図中に示すように前後、上下方向を定義する。
本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1は、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部11と導体部11の外周を包囲する絶縁被覆部12とを含むアルミ電線10と、絶縁被覆部12の露出された導体部11側の端部12aの外周と端部周辺の露出された導体部11の外周とを包囲する筒状弾性部材からなる筒状弾性シール部材20と、アルミ電線10の端末部10aの絶縁被覆部12が除去されることによって露出された導体部11に圧着される圧着端子30と、を有してなり、アルミ電線10に圧着された圧着端子30の合わせ目37、および開口部38が封止材40によって封止されてなる。
まず、アルミ電線10について説明する。
導体部11は、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる複数の素線11aが撚り合わされてなる。
絶縁被覆部12は、絶縁性の合成樹脂からなり、導体部11の外周を包囲するように形成されることによって、導体部11を外部から絶縁可能に保護するものである。
なお、導体部は複数の素線11aが撚り合わされてなるものを例示したが、これに限らずアルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる単芯線であっても構わない。
次に、筒状弾性シール部材20ついて説明する。
筒状弾性シール部材20は、シリコーンゴム等の弾性材からなり、筒内径が導体部11の外径に比して僅かに小さく設定されている。このため、筒状弾性シール部材20は、絶縁被覆部12の外周、および露出された導体部11の外周に密着される。
なお、筒状弾性シール部材20は、例えば熱収縮性の弾性材を用いることによって筒内径をアルミ電線10の絶縁被覆部12の外径より僅かに小さいサイズに設定することができる。この場合、筒状弾性シール部材20がアルミ電線10の所定位置に配置された後、筒状弾性シール部材20を加熱することによって、筒状弾性シール部材20がアルミ電線に密着されるようにする。
次に、圧着端子30について説明する。
圧着端子30は、銅、あるいは銅合金等の金属からなる平板が金型プレス加工等によって成形された端子金具である。この圧着端子30は、不図示の接続相手端子との接続部分となる相手端子接続部31と、アルミ電線10との接続部分となる電線接続部32と、相手端子接続部31と電線接続部32との間で相手端子接続部31と電線接続部32とを連接する部分である中間部36と、を有してなる。
相手端子接続部31は、角筒状をなす接続本体部31aの筒内に設けられた不図示の弾性接触片に不図示の相手端子が接触されるようになっている。
電線接続部32は、露出された導体部11に圧着される露出導体圧着部33と、圧着端子30のアルミ電線10に接続される側の端部を形成し、かつ筒状弾性シール部材20のうち露出された導体部11の外周を包囲する部分13(以下、「シール部」という。)に圧着される弾性シール圧着部34と、露出導体圧着部33と弾性シール圧着部34とを一体的に繋ぐ一体連接部35と、を有してなる。
露出導体圧着部33は、導体部11が載置される導体圧着底壁部33aと、導体圧着底壁部33aの両側縁から起立され、導体部11の両側部から上部にわたって導体部11の外周を包囲するように圧着される一対の導体圧着起立壁部33bとを有してなる。各導体圧着起立壁部33bの高さ方向の幅は、図5に示すように、一対の導体圧着起立壁部33bの対となる上端縁部が合わせ目となることによって導体部11の外周が包囲される寸法に設定されている。すなわち、各導体圧着起立壁部33bの高さ方向の幅は導体部11の直径に応じて設定されている。
弾性シール圧着部34は、露出導体圧着部33との間に隙間が形成されることなくアルミ電線10の延在方向に沿って露出導体圧着部33に一体的に繋がることによって圧着端子30のアルミ電線10に接続される側の端部を形成する部分である。
より具体的には、弾性シール圧着部34は、シール部13が載置されるシール圧着底壁部34aと、シール圧着底壁部34aの両側縁から起立され、シール部13の両側部から上部にわたってシール部13の外周を包囲するように圧着される一対のシール圧着起立壁部34bとを有してなる。各シール圧着起立壁部34bの高さ方向の幅は、一対のシール圧着起立壁部34bの対となる上端縁部が合わせ目となることによってシール部13の外周が包囲される寸法に設定されている。
すなわち、各シール圧着起立壁部34bの高さ方向の幅は、シール部13の直径に応じて設定されている。このシール部13の直径は、導体部11の直径に比して筒状弾性シール部材20の厚み分だけ大きいため、シール圧着起立壁部34bの高さ方向の幅は、導体圧着起立壁部33bの高さ方向の幅に比して大きく設定されている。
この弾性シール圧着部34は、図6に示すように、圧着による変形量が露出導体圧着部33に比して小さくなるようにシール部13に圧着される。これは筒状弾性シール部材20の弾性力を効果的に利用して防水シール効果を得るため、筒状弾性シール部材20に対して必要以上の圧縮力を負荷しないようにするためである。
また、弾性シール圧着部34は、弾性シール圧着部34の内面にアルミ電線10の延在方向に直交する方向に沿って溝部34cが形成されている。この溝部34cは、弾性シール圧着部34がシール部13に圧着された場合、筒状弾性シール部材20が弾性変形され、溝部34c内にくい込まれることによってアルミ電線10が延在方向の引っ張り力によって弾性シール圧着部34とともに圧着端子30から引き抜かれることが防止されるように機能する。
また、図3に示すように、弾性シール圧着部34の内面には後端縁面34dより僅かに内側から後端縁面34dに向けて圧着端子30の厚みが薄くなるように傾斜された面からなるテーパ面部34eが形成されてなる。このテーパ面部34eに追従されるようにして筒状弾性シール部材20が弾性変形されることによって、弾性シール圧着部34の後端縁面34d側で圧着端子30と導体部11との間が筒状弾性シール部材20によって確実に防水可能に封止されるようになっている。
さらにまた、シール部13は、圧着端子付きアルミ電線1が収容されるコネクタハウジング100の端子収容部110内に収容可能にアルミ電線1の延在方向の長さが設定されてなる。より具体的には、図3に示すように、シール部13のうち圧着端子30の万端から絶縁被覆部12に包囲されるまでの長さL1が端子収容部110の寸法によって設定される。すなわち、絶縁被覆部12に包囲される部分での径方向の幅T2に比して、長さL1の区間での圧着端子付きアルミ電線1の径方向の幅T1をできる限り小さく抑えることによって、端子収容部110の寸法を大きく設定する必要性が低減され、圧着端子付きアルミ電線1が各種寸法のコネクタハウジング100の端子収容部110に対しても収容可能になっている。
一体連接部35は、前端が導体圧着底壁部33aに一体的に繋がり、後端がシール圧着底壁部34aに一体的に繋がり、一体連接部35の底壁を形成する連接底壁部35aと、前端が一対の導体圧着起立壁部33bのそれぞれに一体的に繋がり、後端が一対のシール圧着起立壁部34bのそれぞれに一体的に繋がる一対の連接側壁部35bとを有してなる。各連接側壁部35bは、前端と後端とがそれぞれ高さ方向の幅が異なる導体圧着起立壁部33b、シール圧着起立壁部34bのそれぞれに接続される。このため、各連接側壁部35bの上端縁面は、前端から後端に向けて上り傾斜面状に形成されてなる。
このような圧着端子30がアルミ電線10に圧着された場合、圧着端子30の隙間90としての合わせ目37、および開口部38が半田等の封止材40によって封止される。この封止材40は、絶縁被覆部12との間隔をあけるように塗布される。このように封止材40が絶縁被覆部12との間隔をあけるように塗布されることによって、封止材40を塗布する際に絶縁被覆部12にかかる熱の影響を低減するようになっている。
なお、封止材40は、半田に限らず、例えば、紫外線硬化樹脂等の合成樹脂を用いても構わないが、電気抵抗をできる限り増加させないことを考慮すると導電材を用いることが好ましい。
また、圧着端子30は、圧着端子30と同形状の従来の圧着端子であり、弾性シール圧着部34に相当する部分が絶縁被覆部12に圧着されるものを用いることができる。この場合、圧着端子30が絶縁被覆部12に圧着されないように、アルミ電線10は、従来の圧着端子が圧着されるアルミ電線に比して端末部10aにおける導体部11の延在方向での露出幅を長くするように絶縁被覆部12が除去される。
ここで、図7を用いて本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線のアルミ電線に圧着端子を組み付ける手順について説明する。図7は、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1のアルミ電線10に圧着端子30を組み付ける手順を示した図である。
まず、作業者は、筒状弾性シール部材20にアルミ電線10を挿通させ、アルミ電線10の端末部10aの絶縁被覆部12を除去する(図7(a)参照)。
その後、作業者は、筒状弾性シール部材20を絶縁被覆部12の露出された導体部11側の端部12aの外周と端部12a周辺の露出された導体部11の外周とを包囲する位置に移動させる(図7(b)参照)。
その後、作業者は、圧着端子30をアルミ電線10に圧着する(図7(c)、図7(d)参照)。ここで圧着端子30は不図示の金型等を用いてアルミ電線10に圧着される。これにより、露出導体圧着部33が露出された導体部11に圧着され、弾性シール圧着部34がシール部13に圧着される。また、露出導体圧着部33と弾性シール圧着部34とは一体連接部35を間にしてアルミ電線10の延在方向に沿って隙間無く一体的に繋がっているので、圧着端子30はアルミ電線10の延在方向に沿って延びる合わせ目37を合わせるようにして圧着される。
最後に、作業者は、アルミ電線10に圧着された圧着端子30の合わせ目37、および開口部38を封止材40によって封止することによって、アルミ電線に圧着端子を組み付ける作業を完了させる(図7(e)参照)。ここで、封止材40は、絶縁被覆部12との間隔をあけるように塗布される。
本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1は、絶縁被覆部12の端部12aを含む端部12a周辺の露出された導体部11が筒状弾性シール部材20に密着されて覆われることによって、さらには封止材40によって圧着端子30の隙間90としての合わせ目37、および開口部38が封止されることによって防水され、かつ露出導体圧着部33が露出された導体部11に圧着されることによって電気抵抗を増加することなく圧着端子30が導体部11に接続され、しかも、圧着端子30が絶縁被覆部12を覆う部分の筒状弾性シール部材20でなく、露出された導体部11を直接覆う部分の筒状弾性シール部材20に圧着されることによって、圧着端子付きアルミ電線1の径外方向への幅の増加を抑えるようになっているので、圧着端子付きアルミ電線1が収容されるコネクタハウジング100の端子収容部110の寸法を大きく設定する必要がなく、結果的に電気抵抗を増加させることなく導体部11を圧着端子30内に防水可能に封止し、かつ汎用性がある。
また、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1は、絶縁被覆部12の除去された部分がコネクタハウジング100に収容されることによって、径方向の幅をできる限り小さく抑えることができ、端子収容部110の寸法を大きく設定する必要性がより低減され、結果的に汎用性をより高めることができる。
また、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1は、弾性シール圧着部34が筒状弾性シール部材20に圧着された場合、筒状弾性シール部材20が弾性変形され、溝部34c内にくい込まれることによってアルミ電線10が延在方向の引っ張り力によって圧着端子30から引き抜かれることを防止することができる。
また、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1は、封止材40が絶縁被覆部12との間隔をあけるように塗布されることによって、封止材40を塗布する際に絶縁被覆部12にかかる熱の影響を低減することができる。
また、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1は、弾性シール圧着部34が露出導体圧着部33との間に隙間が形成されることなくアルミ電線10の延在方向に沿って露出導体圧着部33に一体的に繋がってなるので、圧着端子30の防水性能を向上させることができる。
(変形例1)
次に、図8および図9を用いて本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1の変形例1について説明する。図8は、本発明の実施例の変形例1の圧着端子付きアルミ電線2を側方から視た断面図である。図9は、図8に示した筒状弾性シール部材50に形成されるリップ部51を増設した圧着端子付きアルミ電線2を側方から視た断面図である。
この変形例1の圧着端子付きアルミ電線2は、筒状弾性シール部材20に代わって筒状弾性シール部材50を有してなる点で実施例の圧着端子付きアルミ電線1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
筒状弾性シール部材50は、筒内径を小さくするように筒内周面に沿って筒内面から断面山形に突起されてなる複数のリップ部51が形成されてなる。このようなリップ部51が形成されることによって筒状弾性シール部材50の後端側から筒内への水の浸入が確実に防止されるようになっている。
この変形例1の圧着端子付きアルミ電線2は、本発明に実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1と同様な効果を奏するとともに、筒状弾性シール部材50の筒内への水の浸入を確実に防止することによって防水性能を向上させることができる。
なお、このリップ部51は、図9に示すように弾性シール圧着部34に圧着される筒状弾性シール部材50の筒外周面にさらに設けるようにすることによって圧着端子30内への水の侵入をより確実に防止することができる。
(変形例2)
次に、図10を用いて本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1の変形例2について説明する。図10は、本発明の実施例の変形例2の圧着端子付きアルミ電線3の要部斜視図である。
この変形例2の圧着端子付きアルミ電線3は、圧着端子30に代わって圧着端子60を有してなる点で実施例の圧着端子付きアルミ電線1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
圧着端子60は、いわゆるクローズドバレル型の圧着端子である。このため、圧着端子60は、開口部38のみに封止材40が塗布されるようになっている。
この変形例2の圧着端子付きアルミ電線3は、本発明に実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1と同様な効果を奏するとともに、導体部11が圧着端子60から露出される部分を少なく抑えることができるので、圧着端子60による防水性能をより高めることができる。
(変形例3)
次に、図11および図12を用いて本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1の変形例3について説明する。図11は、本発明の実施例の変形例3の圧着端子付きアルミ電線4の要部斜視図である。図12は、図11に示した圧着端子70の拡大斜視図である。
この変形例3の圧着端子付きアルミ電線4は、圧着端子30に代わって圧着端子70を有してなる点で実施例の圧着端子付きアルミ電線1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
圧着端子70は、図12に示すように、露出導体圧着部71と、弾性シール圧着部72との間に上端縁面から下方に切り込まれてなる一対の切り込み部73が形成されることによって、一対の導体圧着起立壁部71bの高さ方向の幅と、一対のシール圧着起立壁部72bの高さ方向の幅とが変化されるようになっている。すなわち、圧着端子70は、実施例の圧着端子付きアルミ電線1の一体連接部35を有しない構成となっている。
このような圧着端子70を用いる場合、一対の切り込み部73によって形成される隙間90としての開口部73が封止材40によって封止されるようになっている。
なお、圧着端子70は、圧着端子70と同形状の従来の圧着端子であり、弾性シール圧着部72に相当する部分が絶縁被覆部12に圧着されるものを用いることができる。この場合、圧着端子70が絶縁被覆部12に圧着されないように、アルミ電線10は、従来の圧着端子が圧着されるアルミ電線に比して端末部10aにおける導体部11の延在方向での露出幅を長くするように絶縁被覆部12が除去される。
この変形例3の圧着端子付きアルミ電線4は、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1と同様な効果を奏する。
(変形例4)
次に、図13および図14を用いて本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1の変形例4について説明する。図13は、本発明の実施例の変形例4の圧着端子付きアルミ電線5を側方から視た断面図であり、圧着端子付きアルミ電線5が収容されるコネクタハウジング100の断面図を追加して示した図である。図14は、図13に示した圧着端子80の拡大斜視図である。
この変形例4の圧着端子付きアルミ電線5は、圧着端子30に代わって圧着端子80を有してなる点で実施例の圧着端子付きアルミ電線1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
圧着端子80は、筒状弾性シール部材20を保持する一対のシール部材保持片部84を有してなる。各シール部材保持片部84は、図12に示すように、弾性シール圧着部82の上端縁面から下方に切り込まれてなる切り込み部83が形成されることによって、片持ち片状に形成されてなる。
この変形例4の圧着端子付きアルミ電線5は、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1と同様な効果を奏する。
なお、本発明の実施例に係る圧着端子付きアルミ電線1、2、3、4、5は、筒状弾性シール部材20、50のうち露出された導体部11を包囲する部分の長さがコネクタハウジング100の端子収容部110の大きさに応じて設定されるものを例示したが、これに限らず、筒状弾性シール部材20、50のうち露出された導体部11を包囲する部分の長さは、弾性シール圧着部34、72、82に圧着されるような長さに設定されていればよい。これは圧着端子付きアルミ電線1、2、3、4、5が絶縁被覆部12を含めて端子収容部110内に収容されるような場合、絶縁被覆部12に圧着端子30、60、70、80が圧着されないようになっている圧着端子付きアルミ電線1、2、3、4、5では、絶縁被覆部12に筒状弾性シール部材20、50が包囲される部分であっても、圧着端子30、60、70、80の厚み分だけ径方向の幅を小さく抑えることができるからである。 このため、コネクタハウジングの構成によっては、筒状弾性シール部材20、50の絶縁被覆部12を包囲する部分も含めて端子収容部110内に圧着端子付きアルミ電線1、2、3、4、5を収容することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1、2、3、4、5 圧着端子付きアルミ電線
10 アルミ電線
10a 端末部
11 導体部
11a 素線
12 絶縁被覆部
12a 端部
13 筒状弾性シール部材に包囲された部分
20、50 筒状弾性シール部材
30、60、70、80 圧着端子
31 相手端子接続部
31a 接続本体部
32 電線接続部
33、71、81 露出導体圧着部
33a、71a 導体圧着底壁部
33b、71b 導体圧着起立壁部
34、72、82 弾性シール圧着部
34a、72a シール圧着底壁部
34b、72b シール圧着起立壁部
34c 溝部
34d 後端面
34e テーパ面部
35 一体連接部
35a 連接底壁部
35b 連接側壁部
36 中間部
37 合わせ目
38、73 開口部
40 封止材
51 リップ部
73、83 切り込み部
84 シール部材保持片部
90 隙間
100 コネクタハウジング
110 端子収容部

Claims (6)

  1. アルミニウム、あるいはアルミニウム合金からなる導体部と該導体部の外周を包囲する絶縁被覆部とを含むアルミ電線と、該アルミ電線の端末部の前記絶縁被覆部が除去されることによって露出された前記導体部に圧着される圧着端子と、を有してなる圧着端子付きアルミ電線において、
    前記絶縁被覆部の前記露出された導体部側の端部の外周と該端部周辺の前記露出された導体部の外周とを包囲する筒状弾性シール部材を有してなり、
    前記圧着端子は、
    前記露出された導体部に圧着される露出導体圧着部と、
    前記圧着端子の前記アルミ電線に接続される側の端部を形成し、かつ前記筒状弾性シール部材のうち前記露出された導体部の外周を包囲する部分に圧着される弾性シール圧着部と、
    を有してなり、
    前記アルミ電線に圧着された前記圧着端子の隙間が封止材によって封止されてなる
    ことを特徴とする圧着端子付きアルミ電線。
  2. 前記筒状弾性シール部材のうち前記露出された導体部の外周を包囲する部分が、
    当該圧着端子付きアルミ電線が収容されるコネクタハウジングの端子収容部内に収容可能に前記アルミ電線の延在方向の長さが設定されてなることを特徴とする請求項1に記載の圧着端子付きアルミ電線。
  3. 前記筒状弾性シール部材は、
    筒内径を小さくするように筒内周面に沿って筒内面から断面山形に突起されてなるリップ部が形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の圧着端子付きアルミ電線。
  4. 前記弾性シール圧着部は、
    内面に前記アルミ電線の延在方向に直交する方向に沿って溝部が形成されてなることを特徴とする請求項1、2または3に記載の圧着端子付きアルミ電線。
  5. 前記封止材は、
    前記アルミ電線の延在方向で、前記絶縁被覆部との間隔をあけるように塗布されることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の圧着端子付きアルミ電線。
  6. 前記弾性シール圧着部は、
    前記露出導体圧着部との間に隙間が形成されることなく前記アルミ電線の延在方向に沿って前記露出導体圧着部に一体的に繋がってなることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の圧着端子付きアルミ電線。
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