JP2019095538A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置に用紙処理装置を接続させた画像形成システムにおいて、ジャムの発生を抑制する。【解決手段】画像形成装置20と、当該画像形成装置20で画像形成された用紙Pを搬送または用紙処理する用紙処理装置30と、を備えた画像形成システム10において、排出された用紙Pを載置する排紙トレイA及び排紙トレイBを備え、制御部は、用紙情報と、トレイ情報とに基づいて、排紙トレイA及び排紙トレイBから用紙Pを排紙可能な排紙トレイを抽出し、抽出した排紙トレイから、用紙の搬送距離が最短となるように用紙Pを排紙する一の排紙トレイを選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システムに関する。
従来から、画像を形成した用紙に対して、中綴じ処理等の用紙処理をオンラインで行うべく、画像形成装置に用紙処理装置を接続させた画像形成システムが知られている。
近年、このような画像形成システムにおいて、定型紙以外の用紙、例えば、定型紙よりも搬送方向の長さが長い用紙(長尺紙)や、表面の平滑度が高い用紙(塗工紙)などに対しても画像形成を行いたいという要求が高まっている。
しかしながら、上記のような画像形成システムにおいては、画像形成装置単体の場合と比較して画像形成された用紙が排紙されるまでの搬送経路が長くなるため、ジャム等の問題が発生する可能性が高くなり、特に、長尺紙や塗工紙では、定型紙と比べてその傾向が顕著である。
例えば、長尺紙の場合、搬送中に当該長尺紙をニップする搬送ローラーの数が多くなるため、各搬送ローラーの設定誤差から搬送ローラー間で引張りや弛みが起こりやすく、ジャムが発生しやすくなる。また、複数の装置に長尺紙が跨っている場合、用紙の切断等のジャム処理に時間がかかり、生産性が低下する。
また、塗工紙の場合、搬送経路を形成するガイド板との摩擦による静電引力により、当該塗工紙がガイド板に貼りつきやすいため、搬送経路が長いほどジャムが発生しやすくなる。
このような問題への対策の一つとして、画像形成システムにおいてジャムが発生した際、ジャムの発生箇所に近い用紙処理装置の排紙トレイにパージ排出をすることで、用紙除去の手間を省く技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−343661号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、ジャム処理の手間を削減するものであり、ジャム発生後の処理を迅速に行うことを可能とするものの、ジャムの発生自体を抑制させるものではない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置に用紙処理装置を接続させた画像形成システムにおいて、ジャムの発生を抑制することである。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成システムは、
画像形成装置と、当該画像形成装置で画像形成された用紙を搬送または用紙処理する用紙処理装置と、を備えた画像形成システムにおいて、
排出された用紙を載置する複数の排紙トレイと、
用紙に関する用紙情報と、排紙トレイに関するトレイ情報とに基づいて、前記複数の排紙トレイから用紙を排紙可能な排紙トレイを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された排紙トレイから、用紙の搬送距離が最短となるように用紙を排紙する一の排紙トレイを選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に用紙処理装置を接続させた画像形成システムにおいて、ジャムの発生を抑制することができる。
画像形成システムの概略構成図である。 画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 用紙処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 排紙トレイ選択処理を示すフローチャートである。 他の態様の画像形成システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[画像形成システムの構成]
まず、本実施の形態における画像形成システム10の構成について説明する。
図1は、画像形成システム10の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム10は、画像形成装置20と、用紙処理装置30と、を備える。
画像形成装置20は、用紙Pに画像を形成する装置である。
画像形成装置20は、用紙Pとして、規格サイズである定型紙のみならず、用紙の搬送方向の長さが所定値以上である用紙(長尺紙)や、用紙の表面の平滑度が所定値以上である用紙(塗工紙)に対しても画像形成を行うことができる。
定型紙は、予め定められた紙種やサイズごとに給紙トレイT1,T2に収容され、画像形成部25に供給される。長尺紙や塗工紙は、例えば、画像形成装置20に外部接続される手差しトレイや給紙装置等(いずれも図示省略)から装置内に給紙され、画像形成部25に供給することができる。
用紙処理装置30は、一乃至複数の用紙処理ユニットを備えて構成され、画像形成装置20により画像形成された用紙Pに対して、必要に応じて、折り処理、パンチ処理、綴じ処理、断裁処理等の用紙処理を行う。
用紙処理装置30を構成する用紙処理ユニットの種類及び数に特に限定はないが、本実施の形態においては、図1に示すように、用紙処理装置30は、用紙処理ユニット30A,30B,30C,30D,30E,30Fを備えて構成されている。
また、用紙処理装置30には、2種類の排紙トレイ(排紙トレイA、排紙トレイB)が、少なくとも1つずつ装着されている。本実施の形態においては、図1に示すように、排紙トレイAは2つ、排紙トレイBは1つ装着されている。なお、排紙トレイAは、用紙Pの搬送方向に対して上流側のものから順に、排紙トレイA1、A2・・・とし、排紙トレイBは、上流側のものから順に、排紙トレイB1、B2・・・とする。ここでは、排紙トレイBは1つのため、排紙トレイB1のみである。
排紙トレイA(第1の排紙トレイ)は、長尺紙、塗工紙、定型紙などの用紙Pの排出が可能なトレイである。
この排紙トレイAは、排紙トレイBと比較して用紙排出方向の長さが長く、例えば、用紙排出方向の長さが1000mm程度の用紙Pであっても、載置可能な排紙トレイである。
また、排紙トレイAの表面にはリブが形成されており、排出される用紙Pとの接触面積を低くして、用紙Pが載置される際の摩擦が低減される構成となっている。
また、この排紙トレイAは、後段の用紙処理ユニットの上方の空間に延在するように装着されることが好ましい。画像形成システム10の全体長が徒に長くなるのを防止するためである。
排紙トレイB(第2の排紙トレイ)は、塗工紙、定型紙などの、長尺紙以外の用紙Pの排出が可能なトレイである。
排紙トレイBは、定型紙の用紙排出方向の長さに合わせて設計された、一般的なサイズの排紙トレイである。
このような排紙トレイA、排紙トレイBはいずれも、用紙処理装置30の所定ユニットに対して着脱可能である。
所定ユニットとは、排紙トレイA又は排紙トレイBを装着するための装着機構36を有するユニットである。装着機構(第2検出部)36は、排紙トレイA又は排紙トレイBが装着された場合に、これを検出するセンサーを備え、排紙トレイAと排紙トレイBとでセンサーの出力信号を異ならせることで、排紙トレイAと排紙トレイBのどちらが装着されたか識別可能とさせる。
本実施の形態においては、図1に示すように、用紙処理ユニット30B,30Eに、排紙トレイA(排紙トレイA1、A2)が装着され、用紙処理ユニット30Fに、排紙トレイB(排紙トレイB1)が装着されている。
[画像形成装置の構成]
図2は、画像形成装置20の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置20は、例えば、制御部(抽出手段、選択手段)21、操作部22、表示部23、画像読取部24、画像形成部25、搬送部26、通信部27、記憶部28、検出部29等を備える。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置20の各部の動作を集中制御する。
操作部22は、表示部23の表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号を制御部21に出力する。
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部21から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。
画像読取部24は、ADF(自動原稿給紙装置)、スキャナー等を備え、原稿の画像を読み取って得られた画像データを制御部21に出力する。
画像形成部25は、画像読取部24により読み取られた画像データ、又は、外部装置から受信した画像データに基づいて、用紙Pに対して画像形成を行う。
画像形成部25は、例えば、回転中の感光体に対し、帯電、露光、現像、転写及びクリーニングを順次行う電子写真式により用紙Pに画像を形成するための公知の構成を備えるが、画像形成の方式としては、電子写真方式に限られるものではない。
搬送部26は、用紙Pを搬送するための搬送ローラーを備え、画像形成装置20内において用紙Pを搬送する。具体的には、搬送部26は、給紙トレイT1,T2や手差しトレイ等から給紙される用紙Pを画像形成部25に搬送し、画像形成部25により画像形成された用紙Pを用紙処理装置30へと搬送する。
通信部27は、ネットワークを介して接続された用紙処理装置30等の外部装置との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。通信部27は、制御部21の制御のもと、ジョブ情報を用紙処理装置30に送信する。
記憶部28は、ハードディスクやフラッシュメモリー等により構成され、各種データを記憶する。例えば、記憶部28には、ジョブ情報が記憶される。ジョブ情報とは、画像形成装置20に対して入力される画像形成を指示するための情報である。ジョブ情報には、画像データを含むページ毎のデータや各画像データの画像形成条件、用紙処理条件等の設定情報が含まれる。
検出部29は、例えば、メディアセンサーを備え、用紙Pの表面粗さ及び搬送方向の長さを光学的に検出する。
[用紙処理装置の構成]
図3は、用紙処理装置30の機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、用紙処理装置30は、用紙処理装置制御部31、用紙処理部32、搬送部33、通信部34、記憶部35等を備える。
用紙処理装置制御部31は、CPU、ROM、RAM等により構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、用紙処理装置30の各部の動作を集中制御する。
用紙処理部32は、それぞれの用紙処理ユニットにおいて、用紙Pに対して、折り処理、パンチ処理、綴じ処理、断裁処理等の用紙処理を行う。
搬送部33は、用紙Pを搬送するための搬送ローラーを備え、用紙処理装置30内において用紙Pを搬送する。
通信部34は、ネットワークを介して接続された画像形成装置20等の外部装置との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
記憶部35は、ハードディスクやフラッシュメモリー等により構成され、各種データを記憶する
[画像形成システムの動作]
次に、画像形成システム10の動作ついて説明する。
本発明の画像形成システム10においては、用紙Pに対して画像形成処理を行った後、その用紙Pの種類に応じて、用紙Pを排紙する排紙トレイを選択する排紙トレイ選択処理が実行される。
この排紙トレイ選択処理は、用紙Pの搬送距離が最短となるように、用紙Pを排紙する排紙トレイを選択するものである。
図4は、かかる排紙トレイ選択処理を示すフローチャートである。
例えば、画像形成装置20において画像形成処理が終了したことをトリガとして、制御部21は、かかる排紙トレイ選択処理を開始する。
なお、画像形成システム10においては、初期設定として、画像形成システム10の用紙Pの搬送方向の最下流に位置する排紙トレイ(図1では排紙トレイB1)に、用紙Pが排紙される設定となっていることとする。この初期設定は、ユーザー操作に応じて、任意で設定変更可能である。
まず、制御部21は、用紙処理装置30に装着されている全排紙トレイのトレイ情報を取得する(ステップS1)。
具体的には、制御部21は、排紙トレイA及び排紙トレイBを含む全ての排紙トレイの装着位置、排紙トレイA及び排紙トレイBそれぞれの数、排紙トレイA及び排紙トレイBそれぞれの用紙排出方向の長さの情報を、トレイ情報として取得する。
各排紙トレイの装着位置は、用紙処理ユニット30A〜30F等に設けられた装着機構36のセンサーの出力信号の出力位置から取得することができる。
また、排紙トレイA及び排紙トレイBそれぞれの数は、排紙トレイA及び排紙トレイBそれぞれを示す出力信号の数から取得することができる。
排紙トレイA及び排紙トレイBの用紙排出方向の長さの情報は、予め設定されて記憶されている。
次に、制御部21は、用紙Pが長尺紙であるか否かを判断する(ステップS2)。
具体的には、制御部21は、検出部29の検出信号から、用紙Pの搬送方向の長さの情報を用紙情報として取得し、用紙Pが、搬送方向の長さが所定値以上の長尺紙であるか否かを判断する。
そして、用紙Pが長尺紙と判断した場合(ステップS2:Yes)、制御部21は、装着されている全ての排紙トレイのうち長尺紙を載置可能な排紙トレイ(排紙トレイA)を抽出し(ステップS3)、抽出した排紙トレイAのうちの、最も上流側にある排紙トレイAを、用紙Pを排出させるトレイとして選択する(ステップS4)。
例えば、図1の例では、排紙トレイA1が選択されることとなる。
一方、用紙Pが長尺紙でないと判断した場合(ステップS2:No)、制御部21は、用紙Pが塗工紙であるか否かを判断する(ステップS5)。
具体的には、制御部21は、検出部29の検出信号から、用紙Pの表面の平滑度の情報を用紙情報として取得し、用紙Pが、表面の平滑度が所定値以上の塗工紙であるか否かを判断する。
そして、用紙Pが塗工紙であると判断した場合(ステップS5:Yes)、制御部21は、装着されている全ての排紙トレイのうち塗工紙を載置可能な排紙トレイ(排紙トレイA及び排紙トレイB)を抽出し(ステップS6)、抽出した排紙トレイA及び排紙トレイBのうちの、最も上流側にある排紙トレイを、用紙Pを排出させるトレイとして選択する(ステップS7)。
例えば、図1の例では、排紙トレイA1が選択されることとなる。
一方、用紙Pが塗工紙でないと判断した場合(ステップS5:No)、制御部21は、設定に従い、用紙Pを排出させるトレイを選択し(ステップS8)、本処理を終了する。
例えば、初期設定の変更がない場合、画像形成システム10の用紙搬送方向の最下流に設けられた排紙トレイB1が、選択されることとなる。
このようにして、排紙トレイ選択処理では、用紙Pの搬送距離が最短となるように、用紙Pを排紙する排紙トレイを選択することができる。そして、用紙Pの搬送距離が最短となることで、ジャム発生の可能性を低減することができる。
即ち、長尺紙の場合、搬送ローラー間で引張りや弛みが起こる可能性を低くできるので、ジャム発生の可能性を低減することができる。
また、塗工紙の場合には、搬送経路を形成するガイド板との摩擦による静電引力により、当該塗工紙がガイド板に貼りつく可能性を低くできるので、ジャム発生の可能性を低減することができる。また、塗工紙がガイド板に接触する機会が減ることで、画像形成部に傷がつくのを抑制することもできる。
ここで、他の態様の画像形成システム10を例示する。
例えば、図5(a)は、用紙処理装置30が、用紙処理ユニット30A,30B,30C,30Dを備えて構成されており、用紙処理ユニット30Bに排紙トレイA(排紙トレイA1)が装着され、用紙処理ユニット30Dに排紙トレイB(排紙トレイB1)が装着されている画像形成システム10である。
この場合、用紙Pが長尺紙であれば、排紙可能なトレイとして排紙トレイA1が抽出され、この排紙トレイA1が、用紙Pが排紙されるトレイとして選択される。
また、用紙Pが塗工紙であれば、排紙可能なトレイとして排紙トレイA1及び排紙トレイB1が抽出され、上流側の排紙トレイA1が、用紙Pが排紙されるトレイとして選択される。
また、例えば、図5(b)は、用紙処理装置30が、用紙処理ユニット30A,30B,30C,30D,30E,30Fを備えて構成されており、用紙処理ユニット30Eに排紙トレイA(排紙トレイA1)が装着され、用紙処理ユニット30B,30Fに排紙トレイB(排紙トレイB1、B2)が装着されている画像形成システム10である。
この場合、用紙Pが長尺紙であれば、排紙可能なトレイとして排紙トレイA1が抽出され、この排紙トレイA1が、用紙Pが排紙されるトレイとして選択される。
また、用紙Pが塗工紙であれば、排紙可能なトレイとして排紙トレイA1、排紙トレイB1及び排紙トレイB2が抽出され、上流側の排紙トレイB1が、用紙Pが排紙されるトレイとして選択される。
なお、上記の説明では、用紙Pに用紙処理を行わず排出する処理を例示して説明しているが、用紙Pに用紙処理を行う場合には、指定された用紙処理を行う用紙処理ユニット以降に装着された排紙トレイが選択されることとなる。
[本実施の形態の技術的効果]
以上のように、本実施の形態によれば、画像形成装置20と、当該画像形成装置20で画像形成された用紙Pを搬送または用紙処理する用紙処理装置30と、を備えた画像形成システム10において、排出された用紙Pを載置する排紙トレイA及び排紙トレイBを備え、制御部21は、用紙情報とトレイ情報とに基づいて、排紙トレイA及び排紙トレイBから用紙Pを排紙可能な排紙トレイを抽出し、抽出した排紙トレイから用紙Pを排紙する一の排紙トレイを選択する。
このため、用紙Pを排紙可能な排紙トレイを抽出し、抽出した排紙トレイから用紙Pを排紙する一の排紙トレイを選択することで、一義的に設定された排紙トレイに用紙Pが排紙されることがなくなり、ジャムの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、制御部21は、用紙Pの搬送距離が最短となるように、用紙Pを排紙する排紙トレイを選択する。
このため、用紙Pの搬送距離をできるだけ短くすることで、ジャムの発生の可能性を低くすることができる。
また、本実施の形態によれば、制御部21は、用紙Pを排紙可能な排紙トレイを複数抽出した場合、最も上流側の排紙トレイを、用紙Pを排紙する排紙トレイとして選択する。
このため、用紙Pの搬送距離が最短となり、ジャムの発生の可能性を低くすることができる。
また、本実施の形態によれば、用紙情報は、用紙Pの搬送方向の長さの情報と、用紙Pの表面の平滑度の情報の少なくとも1つを含む。
このため、用紙Pの搬送方向の長さと、用紙Pの表面の平滑度の少なくとも1つの情報に基づいて、用紙Pを排紙可能な排紙トレイが抽出されることとなる。
また、本実施の形態によれば、用紙Pの搬送方向の長さが所定値以上、又は、用紙Pの表面の平滑度が所定値以上であって、用紙Pを排紙可能な排紙トレイが複数抽出された場合、制御部21は、最も上流側の排紙トレイを、用紙Pを排紙する排紙トレイとして選択する。
このため、長尺紙又は塗工紙に画像形成する場合、用紙Pの搬送距離が最短となり、ジャムの発生の可能性を低くすることができる。
また、本実施の形態によれば、複数の排紙トレイは、用紙排出方向の長さが相対的に長尺な排紙トレイAと、用紙排出方向の長さが排紙トレイAより短い排紙トレイBと、を含み、トレイ情報は、用紙排出方向の長さの情報と、装着位置の情報を含む。
このため、異なる2種類の排紙トレイから、用紙Pに応じた排紙トレイを選択することができる。
また、本実施の形態によれば、制御部21は、用紙Pの搬送方向の長さが所定値以上である場合、複数の排紙トレイから、排紙トレイAを、用紙Pを排紙可能な排紙トレイとして抽出する。
このため、長尺紙を、排紙トレイAのうちの最上流のものに排出させることができる。
また、本実施の形態によれば、制御部21は、用紙Pの表面の平滑度が所定値以上である場合、複数の排紙トレイから、排紙トレイA及び排紙トレイBを、用紙Pを排紙可能な排紙トレイとして抽出する。
このため、塗工紙を、排紙トレイA及び排紙トレイBのうちの最上流のものに排出させることができる。
また、本実施の形態によれば、用紙情報を検出する検出部29を備える。
このため、搬送される用紙Pに対して用紙情報を検出することができる。
また、本実施の形態によれば、排出トレイは、用紙処理装置30に対して取り外し可能に装着され、用紙処理装置30は、排紙トレイの着脱状態を検出する装着機構36を備える。
このため、排出トレイの着脱を自動で認識することができる。
用紙処理装置30は、複数の用紙処理ユニット30A〜30Fを備え、排出トレイは、当該排出トレイを装着した用紙処理ユニットの後段の用紙処理ユニットの上方の空間に延在するように配設される。
これにより、画像形成システム10が大型化するのを防止することができる。
なお、本発明を適用可能な実施の形態は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態においては、検出部29により用紙情報(長尺紙、塗工紙であるか否か)を取得しているが、事前に操作部22によりユーザーが選択した用紙Pの種類及び搬送方向の長さに応じて、用紙情報(長尺紙、塗工紙であるか否か)を取得しても良い。
10 画像形成システム
20 画像形成装置
21 制御部(抽出手段、選択手段)
22 操作部
23 表示部
24 画像読取部
25 画像形成部
26 搬送部
27 通信部
28 記憶部
29 検出部
T1,T2 給紙トレイ
30 用紙処理装置
30A,30B,30C,30D,30E,30F 用紙処理ユニット
31 用紙処理装置制御部
32 用紙処理部
33 搬送部
34 通信部
35 記憶部
36 装着機構(第2検出部)
A、A1 排紙トレイ(第1の排紙トレイ)
B、B1、B2 排紙トレイ(第2の排紙トレイ)
P 用紙

Claims (10)

  1. 画像形成装置と、当該画像形成装置で画像形成された用紙を搬送または用紙処理する用紙処理装置と、を備えた画像形成システムにおいて、
    排出された用紙を載置する複数の排紙トレイと、
    用紙に関する用紙情報と、排紙トレイに関するトレイ情報とに基づいて、前記複数の排紙トレイから用紙を排紙可能な排紙トレイを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された排紙トレイから、用紙の搬送距離が最短となるように用紙を排紙する一の排紙トレイを選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記選択手段は、前記抽出手段により用紙を排紙可能な排紙トレイが複数抽出された場合、最も上流側の排紙トレイを、前記一の排紙トレイとして選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記用紙情報は、用紙の搬送方向の長さの情報と、用紙の表面の平滑度の情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記抽出手段は、用紙の搬送方向の長さが所定値以上、又は、用紙の表面の平滑度が所定値以上の場合、前記複数の排紙トレイから用紙を排紙可能な排紙トレイを抽出し、
    前記選択手段は、前記抽出手段により用紙を排紙可能な排紙トレイが複数抽出された場合、最も上流側の排紙トレイを、前記一の排紙トレイとして選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記複数の排紙トレイは、用紙排出方向の長さが相対的に長尺な第1の排紙トレイと、用紙排出方向の長さが前記第1の排紙トレイより短い第2の排紙トレイと、を含み、
    前記トレイ情報は、用紙排出方向の長さの情報と、装着位置の情報を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  6. 前記抽出手段は、用紙の搬送方向の長さが所定値以上である場合、前記複数の排紙トレイから、前記第1の排紙トレイを、用紙を排紙可能な排紙トレイとして抽出することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記抽出手段は、用紙の表面の平滑度が所定値以上である場合、前記複数の排紙トレイから、前記第1の排紙トレイ及び前記第2の排紙トレイを、用紙を排紙可能な排紙トレイとして抽出することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成システム。
  8. 前記用紙情報を検出する検出部を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  9. 前記複数の排紙トレイは、前記用紙処理装置に対して取り外し可能に装着され、
    前記用紙処理装置は、排紙トレイの着脱状態を検出する第2検出部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  10. 前記用紙処理装置は、複数の用紙処理ユニットを備え、
    排紙トレイは、当該排紙トレイを装着した用紙処理ユニットの後段の用紙処理ユニットの上方の空間に延在するように配設されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像形成システム。
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