JP6349728B2 - 印刷装置 - Google Patents

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本発明は印刷装置に関し、詳しくは、印刷ジョブで設定された用紙の種類と給紙された用紙の種類とが異なる場合の対応技術に関する。
従来、印刷ジョブで設定された用紙の種類と給紙された用紙の種類とが異なる場合の対応技術として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。この印刷装置では、搬送中に検出した用紙サイズが印刷ジョブで設定された用紙サイズと異なる場合、搬送を中断せずに排紙して印刷を継続可能にすることにより、複数のジョブを連続的に処理する技術が開示されている。
特開2008−254399号公報
しかしながら、排紙された用紙を再利用したい場合、用紙を給紙トレイに再セットする手間がかかったり、再セットしたとしても、搬送中に再びジョブに設定された用紙の種類と異なる用紙の種類が検出され再び排紙される、という無駄な処理が実行されてしまったりする虞がある。
本発明は、印刷ジョブで設定された用紙の種類と異なる用紙の種類を、用紙の搬送中に検出する場合であっても、印刷を継続しつつ、異なる用紙の種類の検出対象となった用紙を再利用して印刷するときの利便性を向上する技術を提供するものである。
本明細書によって開示される印刷装置は、給紙部と、印刷部と、排紙部と、前記給紙部から前記印刷部を経由して前記排紙部まで延びる搬送経路と、前記給紙部から前記印刷部までの前記搬送経路に設けられるセンサと、制御部と、を備え、前記制御部は、第1印刷ジョブに対応して前記給紙部から第1用紙を給紙する第1給紙処理と、前記センサを用いて前記第1用紙の種類を検出する検出処理と、検出された前記第1用紙の種類と、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類とが同一が否かを判断する用紙判断処理と、前記用紙判断処理において否定判断したことを条件として、前記搬送経路から前記搬送経路外である退避位置まで前記第1用紙を退避させる退避処理と、前記用紙判断処理において否定判断した場合において、前記第1用紙を利用でき、かつ、前記第1印刷ジョブとは異なる、少なくとも一つの第2印刷ジョブが、有るか否かを判断する利用判断処理と、前記利用判断処理において肯定判断した場合、退避した前記第1用紙を利用して前記第2印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させる第1印刷処理と、を実行する。
本構成によれば、印刷ジョブで設定された用紙の種類と異なる用紙の種類を、用紙の搬送中に検出する場合であっても、印刷を継続しつつ、異なる用紙の種類の検出対象となった用紙を再利用して印刷するときの利便性を向上することができる。
上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、否定判断した場合、前記給紙部から第2用紙を給紙する第2給紙処理と、前記給紙した第2用紙を利用して、前記第2印刷ジョブとは異なる印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させる第2印刷処理と、を実行するようにしてもよい。
本構成によれば、退避用紙が利用できない場合であっても、中断ジョブ等を優先して実行できる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記用紙判断処理において否定判断した場合において、前記退避位置まで前記第1用紙を退避させるか否かを判断する退避判断処理を実行し、前記退避判断処理において、肯定判断した場合、前記退避処理を実行し、前記退避判断処理において、否定判断した場合、前記第1用紙を排紙する排紙処理を実行するようにしてもよい。
本構成によれば、退避判断処理によって、無用に用紙を退避させることによる印刷の継続への悪影響を減らすことができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記退避判断処理において、前記第1用紙の種類と同じ用紙の種類に関する情報である退避用紙情報を有する第2印刷ジョブが有るか否かを判断するようにしてもよい。
本構成によれば、退避した用紙を利用する可能性が少ない場合は、用紙を退避させることによる印刷の継続への悪影響を減らすことができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記退避位置に退避した用紙の種類に対応する前記第2印刷ジョブが有るか否かを判断するようにしてもよい。
本構成によれば、利用判断処理より先に退避処理を優先して実行することができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記用紙判断処理における否定判断の対象となった用紙の種類に対応する前記第2印刷ジョブが有るか否かを判断し、前記利用判断処理において肯定判断した場合において、前記退避処理を実行するようにしてもよい。
本構成によれば、退避処理より先に利用判断処理を実行するため、利用判断処理で否定判断した場合、用紙判断処理における否定判断の対象となった用紙を退避させず排紙することができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記第1用紙の種類と同じ用紙の種類に関する情報である退避用紙情報を有する前記第2印刷ジョブがあるか否かを判断するようにしてもよい。
本構成によれば、退避用紙情報を有する第2印刷ジョブがあれば、退避した第1用紙を用いた印刷を好適に行え、第2印刷ジョブがなければ、第2用紙を用いた印刷を行えるので、第2印刷ジョブの有無に応じて好適な印刷を行える。
また、上記印刷装置において、前記給紙部は、複数の給紙部を含み、前記制御部は、各給紙部に対して用紙の種類に関する情報を登録する登録処理を実行し、前記第1給紙処理において、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第1用紙を給紙し、前記第2給紙処理において、前記第2印刷ジョブとは異なる印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第2用紙を給紙するようにしてもよい。
本構成によれば、複数の給紙部の中から、印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から給紙することができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記第2給紙処理において、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第2用紙を給紙し、前記第2印刷処理において、前記第2用紙を利用して、前記第1印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させるようにしてもよい。
本構成によれば、第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と異なる用紙の種類を、第1用紙の搬送中に検出する場合であっても、第1用紙を退避位置に退避させた後、第2用紙を利用して第1印刷ジョブに基づく印刷を継続することができる。
また、上記印刷装置において、前記給紙部は、第1給紙部と第2給紙部とを含み、前記制御部は、前記第1給紙部に登録している用紙の種類と、前記第2給紙部に登録している用紙の種類とが同じである場合、前記第1給紙処理において前記第1用紙を前記第1給紙部から給紙するとき、前記第2給紙処理にて前記第2用紙を前記第2給紙部から給紙するようにしてもよい。
第1給紙処理後に第1給紙部に実際に入っている用紙が第1給紙部に登録している用紙の種類と異なる用紙の種類の場合、第2給紙処理にて第1給紙部から給紙すると再び第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と異なる用紙の種類を検出してしまい、第1印刷ジョブに基づく印刷を行えない。しかしながら、本構成によれば、第2給紙部に実際に入っている用紙が第2給紙部に登録している用紙の種類と同一の用紙の種類であれば、第1印刷ジョブに基づく印刷を行える。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記第1給紙処理において前記第1用紙を給紙した前記第1給紙部以外で、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部が無い場合、前記第2給紙処理において、前記第1印刷ジョブとは異なる第3印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第2用紙を給紙し、前記第2印刷処理において、前記第2用紙を利用して、前記第3印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷するようにしてもよい。
例えば、A4の第1印刷ジョブを印刷しようと第1給紙部から給紙したらレターだったので、レターを退避させ、退避させたレターを利用してレターの第2印刷ジョブを印刷したいが第2印刷ジョブが無い場合がある。その場合、さらに第1給紙部以外でA4が登録されている第2給紙部から給紙して第1印刷ジョブを印刷したいが該当する第2給紙部が無い場合であっても、例えば、第2給紙部がA3に登録され、第3印刷ジョブがA3の場合、第3印刷ジョブを印刷して印刷を継続できる可能性が高まる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブがあると判断した場合、印刷ジョブを前記第1印刷ジョブから前記第2印刷ジョブに変更して前記印刷部によって画像を印刷させるようにしてもよい。
本構成によれば、印刷ジョブの印刷順は変わるものの、退避した用紙を有効利用しつつ、退避による印刷の継続への悪影響を早めに低減させることができる。すなわち、退避位置に用紙がある場合、次に退避が必要な用紙を退避させることができず、排紙せざるをえないため、排紙処理による継続印刷への影響が考えられる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブが有ると判断した場合において、当該第2印刷ジョブが複数の用紙に印刷する印刷ジョブである場合、前記退避した前記第1用紙を利用した印刷の後、前記第1用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から給紙するようにしてもよい。
本構成によれば、退避した用紙を有効利用して、複数の用紙に印刷する印刷ジョブを好適に処理することができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブが有ると判断した場合において、当該第2印刷ジョブが複数の用紙に印刷する印刷ジョブである場合、前記退避した前記第1用紙を利用した印刷の後、前記退避した前記第1用紙を給紙した給紙部から給紙するようにしてもよい。
第1用紙の種類が給紙部に登録された用紙の種類と違っているのであれば、その給紙部には、登録されている用紙の種類とは異なる用紙の種類の用紙が入っていることもある。その場合、退避した第1用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部が無い場合であっても、退避用紙を有効利用しつつ、複数の用紙に印刷する印刷ジョブを好適に処理することができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブが複数あると判断した場合において、前記第1印刷処理において、退避した前記第1用紙を利用して、当該複数の第2印刷ジョブのうち一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させるようにしてもよい。
本構成によれば、退避用紙を利用できる第2印刷ジョブが複数ある場合において、退避した用紙を有効利用して、印刷ジョブの有する用紙の種類と合致した用紙で確実に印刷ジョブを処理することができる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブよりも先に複数の用紙に印刷する第2印刷ジョブを受信した場合であっても、前記一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブを先に実行するようにしてもよい。
本構成によれば、第2印刷ジョブの印刷順は変わるものの、退避した用紙を有効利用しつつ、退避による印刷の継続への悪影響を早めに低減させることができる。
また、上記印刷装置において、前記用紙の種類は、用紙のサイズによる種類であるようにしてもよい。
本構成によれば、印刷ジョブで設定された用紙サイズと異なる用紙サイズを、用紙の搬送中に検出する場合であっても、印刷を継続しつつ、異なる用紙サイズの検出対象となった用紙を再利用して印刷するときの利便性を向上することができる。
また、上記印刷装置において、前記退避位置は、用紙の両面印刷時に利用されるスイッチバック経路であるようにしてもよい。
本構成によれば、スイッチバック経路を退避位置として好適に利用できる。
また、上記印刷装置において、前記制御部は、前記第1印刷ジョブとは異なる印刷ジョブが両面印刷ジョブの場合、前記退避判断処理において否定判断し、前記排紙処理によって前記第1用紙を排紙するようにしてもよい。
両面印刷時にはスイッチバック経路が利用されるため、スイッチバック経路を退避位置として利用できない。そのため、第1印刷ジョブとは異なる印刷ジョブが両面印刷ジョブの場合は第1用紙を排紙することにより、両面印刷ジョブへの影響を防止できる。
また、本明細書によって開示される印刷装置は、給紙部と、印刷部と、排紙部と、前記給紙部から前記印刷部を経由して前記排紙部まで延びる搬送経路と、前記給紙部から前記印刷部までの前記搬送経路に設けられるセンサと、制御部と、を備え、前記制御部は、第1印刷ジョブに対応して前記給紙部から第1用紙を給紙する給紙処理と、前記センサを用いて前記第1用紙の種類を検出する検出処理と、検出された前記第1用紙の種類と、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類とが同一が否かを判断する用紙を前記印刷部に移動させる再移動処理と、再移動された前記第1用紙に、前記第1印刷ジョブとは異なり、かつ、当該再移動された前記第1用紙を利用できる印刷ジョブに基づく画像を、前記印刷部によって印刷させる印刷処理とを実行する。
本発明によれば、印刷ジョブで設定された用紙の種類と異なる用紙の種類を、用紙の搬送中に検出する場合であっても、印刷を継続しつつ、異なる用紙の種類の検出対象となった用紙を再利用して印刷するときの利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの電気的構成を示すブロック図 プリンタの内部構成を示した概略図 印刷制御処理に係る実施例1を示すフローチャート 印刷制御処理に係る実施例1を示すフローチャート 印刷制御処理に係る実施例2を示すフローチャート 印刷制御処理に係る実施例3を示すフローチャート 印刷制御処理に係る実施例3を示すフローチャート 印刷制御処理に係る実施例4を示すフローチャート 印刷ジョブとトレイとの関係を示す表
本発明に係る一実施形態について図1から図9を参照して説明する。
1.プリンタの電気的構成
プリンタ30は、図1に示されるように、CPU31(制御部の一例)、ROM32、RAM33、HDD34、操作部35、表示部36、印刷部37、搬送機構38、ネットワークインターフェイス39、用紙検知部40等を備える。ROM32には、プリンタ30の動作を制御するための各種プログラムが記録されている。CPU31は、ROM32から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM33に記憶させながら、プリンタ30の動作を制御する。プリンタ30は印刷装置の一例である。なお、本実施形態では、プリンタとして、トナーを使用した電子写真方式のプリンタを想定しているが、これに限られず、プリンタは、インクを使用したインクジェット式のプリンタであってもよい。また、コピー機能、FAX機能等を含む複合機に組み込まれた印刷に係る部門であってもよい。
操作部35は、複数のボタンを備え、ユーザによって印刷開始の指示などの各種の入力操作が可能である。表示部36は、液晶ディスプレイやランプ等を備えており、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。
印刷部37は、電子写真方式の印刷に必要な、帯電部、感光ドラム、現像部、転写部等を含み、用紙7に印刷を行う。ネットワークインターフェイス39は、通信回線20を介して外部の、例えばパーソナルコンピュータである端末装置10等に接続されており、相互のデータ通信が可能である。
端末装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ14、キーボードやポインティングデバイス等を有する操作部15、液晶ディスプレイ等を有する表示部16、通信回線20に接続されるネットワークインターフェイス17等を備える。ハードディスクドライブ14には、OSや、印刷用のデータを作成可能なアプリケーションソフト、プリンタ30を制御するためのプリンタドライバなどの各種プログラムが記憶されている。プリンタ30は、端末装置10から印刷指示および印刷データ(印刷ジョブ)を受け取る。
2.プリンタの内部構成
プリンタ30は、図2に示されるように、収納部41、搬送機構38、印刷部37、定着器43、および排出トレイ(排紙部の一例)45等を備える。
収納部41は、プリンタ30の底部に設けられており、複数(本実施形態では4台)のトレイ(給紙部の一例)Tを備え、各トレイTには所定の用紙7が収納されている。以下、各トレイTを区別する場合には、上段のものから順に「第1トレイT1」、「第2トレイT2」、「第3トレイT3」、および「第4トレイT4」という。
搬送機構38は、ピックアップローラ47、レジストレーションローラ(以下、単にレジストローラと記す)49、搬送ベルト51、および反転機構53等を含む。ピックアップローラ47は、トレイTに収納された用紙7を1枚ずつ取り出してレジストローラ49へと搬送する。レジストローラ49は、搬送されてきた用紙7の姿勢を整えて、所定のタイミングでベルト51上に送り出す。
印刷部37は、ベルト51により搬送される用紙7に対し、所定の印刷位置Xにて、例えば端末装置10から受信した印刷データに基づく画像(モノクロ画像、カラー画像)を形成する。画像が形成された用紙7は、定着器43で熱定着され、排出トレイ45上へと排出される。なお、トレイTからの用紙7を印刷位置Xに導くための経路(図2の実線矢印部分)を、印刷搬送パスP1(搬送経路の一例)という。印刷搬送パスP1は、トレイTから印刷部37を経由して排出トレイ45まで延びる。
反転機構53は、排出ローラ55、スイッチバック経路P2(図2の点線矢印部分)、フラッパ59、複数の反転搬送ローラ61等を備えている。例えば両面連続方式で両面印刷する場合には、用紙7は、印刷部37により裏面(トレイTに収納されていたときの下面)に画像が印刷され、その後、一旦排出ローラ55まで搬送される。そして、当該排出ローラ55の逆回転により、用紙7は、フラッパ59、スイッチバック経路P2、複数の反転搬送ローラ61、レジストローラ49を介して搬送され、表裏が反転された状態でベルト51上に送り出される。そして、その用紙7は印刷部37により表面(トレイTに収納されていたときの上面)に画像が印刷された後に排出トレイ45上へと排出される。
用紙検知部40(センサの一例)は、トレイTから印刷部37までの印刷搬送パスP1に設けられる。具体的には、用紙検知部40は、図2に示されるように、レジストローラ49の用紙搬送下流側の近傍に設けられる。用紙検知部40は、例えば、印刷搬送パスP1を挟んで対峙して設けられる発光部40Aと受光部40Bを含む。用紙検知部40は、発光部40Aからの直接光を受光部40Bで受光することによって、用紙7が発光部40Aに達した際に、用紙7の幅を検出する。そして、CPU31は、用紙検知部40からの検出信号(用紙幅)に基づいて、用紙幅に応じた用紙サイズを検出する。
なお、用紙検知部40が設けられる位置は、レジストローラ49の用紙搬送下流側に限られず、例えば、レジストローラ49の用紙搬送上流側に設けられてもよい。また、発光部40Aおよび受光部40Bを、印刷搬送パスP1に対して、同一側に設け、受光部40Bは用紙7からの反射光を受光することによって用紙幅を検出するようにしてもよい。また、用紙検知部40は固定式のものであってもよいし、用紙7の幅方向に移動する移動式のものであってもよい。
3.印刷制御処理
次に、図3から図9を参照して、本実施形態に係る印刷制御処理の実施例を説明する。各実施例の印刷制御処理は、例えばROM32に格納された所定のプログラムに基づいて、プリンタ30の電源投入に応じて、CPU31によって実行される。なお、本実施形態において、印刷ジョブとトレイTとの関係は、基本的に、図9の「例(1)」の場合を想定している。
3−1.各実施例に共通の処理
まず、CPU31が各実施例において共通に実行する処理を説明する。CPU31は、共通処理として、第1給紙処理、検出処理、用紙判断処理、退避処理、利用判断処理、および第1印刷処理を実行する。なお、退避処理と利用判断処理の実行順序は、任意である。
第1給紙処理では、CPU31は、第1印刷ジョブに対応してトレイTから第1用紙7Fを給紙する。ここで、第1印刷ジョブとは、印刷ジョブが複数ある場合、端末装置10から最初に受信した印刷ジョブである。また、第1用紙7Fとは、第1印刷ジョブにおいて最初にトレイTから給紙される用紙7である。
検出処理では、CPU31は、用紙検知部40を用いて第1用紙7Fの種類、本実施形態では、第1用紙7Fのサイズを検出する。
用紙判断処理では、CPU31は、検出処理によって検出された第1用紙7Fの種類(サイズ)と、第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類(サイズ)とが同一が否かを判断する。
退避処理では、CPU31は、用紙判断処理において否定判断したことを条件として、印刷搬送パスP1から印刷搬送パスP1外である、退避位置まで第1用紙7Fを退避させる。本実施形態では、退避位置はスイッチバック経路P2とされる。なお、退避位置はスイッチバック経路P2に限られず、例えば、プリンタ30の側面に設けられ、プリンタ30外部からユーザによって用紙7を給紙するためのマルチパストレイ等であってもよい。その場合、スイッチバック経路P2からマルチパストレイへ第1用紙7Fを退避させるためのフラッパを設けるようにすればよい。
利用判断処理では、CPU31は、用紙判断処理において否定判断した場合において、第1用紙7Fを利用でき、かつ、第1印刷ジョブとは異なる、少なくとも一つの第2印刷ジョブがあるか否かを判断する。
第1印刷処理では、利用判断処理において肯定判断した場合、退避した第1用紙7Fを利用して第2印刷ジョブに基づく画像を印刷部37によって印刷させる。
3−2.実施例1(退避処理および退避用紙の使用を優先する例)
実施例1では、用紙判断処理において否定判断したことのみを条件として退避処理が実行される例、すなわち、退避処理が優先して実行される例を説明する。また、実施例1では、中断された印刷ジョブ(第1印刷ジョブ)の実行よりも、退避された用紙(以下、「退避用紙」と記す)7Sを使用する印刷ジョブ(第2印刷ジョブ)の実行の方が優先される。すなわち、退避用紙7Sを使用して印刷する処理である第1印刷処理(図3のステップS80参照)は、第1印刷ジョブに代えて、第2印刷ジョブのためにすぐに実行される。
実施例1において、図3に示されるように、まず、CPU31は、各トレイTに対して用紙のサイズに関する情報を、例えば、RAM33内の所定領域に登録する(ステップS5:登録処理の一例)。例えば、図9に示される「例(1)」のように登録する。すなわち、第1トレイT1をA4サイズ用、第2トレイT2をA4サイズ用、第3トレイT3をA3サイズ用、第4トレイT4をレターサイズ用に登録する。この登録は、例えば、各トレイTに設けられた、用紙サイズ検出センサ(図示せず)からに検出信号に基づいて行われる。
次に、CPU31は、端末装置10からプリンタ30に送信され、受信した印刷ジョブ(以下、単に「ジョブ」と記す)が有るか否かを判断する(ステップS10)。ジョブがないと判断した場合、ジョブを受信するまで待機する(ステップS10:NO)。一方、ジョブが有ると判断した場合(ステップS10:YES)、受信順の一番早いジョブ(第1印刷ジョブの一例)を実行ジョブに指定する(ステップS15)。
なお、実施例1では、図9に示される「例(1)」のように、ジョブとして、受信順に、A4サイズの印刷情報を有するジョブX、A3サイズの印刷情報を有するジョブY、レターサイズの印刷情報を有するジョブZが有るとする。そのため、実施例1では、ジョブXが第1印刷ジョブの一例であり、実行ジョブに指定される。
次いで、CPU31は、指定ジョブの用紙種類に対応するトレイT(この場合、第1トレイT1)から用紙7(第1用紙7Fの一例)を給紙する(ステップS20:第1給紙処理の一例)。次いで、CPU31は、用紙検知部40からの情報に基づいて、用紙の種類を検出する(ステップS25:検出処理の一例)。ここでは、CPU31は、用紙の種類として用紙サイズを検出する。なお、用紙の種類はこれに限られず、例えば、光沢紙、普通紙、厚紙等の用紙タイプであってもよい。その際、用紙検知部40は、用紙タイプを検出する用紙検知部が使用される。
次いで、CPU31は、検出された用紙の種類と、実行ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類とが同一が否かを判断する(ステップS30:用紙判断処理の一例)。用紙の種類が同一であると判断した場合(ステップS30:YES)、すなわち、検出された用紙がA4サイズである場合、CPU31は、実行ジョブに基づく画像を印刷部37によって用紙7に印刷させ(ステップS80)、画像が形成された用紙7を、排出トレイ45上に排出させる(ステップS85)。
次いで、CPU31は、実行ジョブ、すなわち、ジョブXに含まれる印刷処理が全て終了したか否か、すなわち、ジョブXが終了したか否かを判断する(ステップS90)。ジョブXが終了していないと判断した場合(ステップS90:NO)、ステップS20に戻り、次の用紙7に係る処理を行う。一方、ジョブXが終了したと判断した場合(ステップS90:YES)、他のジョブが有るか否かを判断する(ステップS95)。
他のジョブが有ると判断した場合(ステップS95:YES)、ステップS15に戻り、他のジョブ、すなわち、ジョブYおよびジョブZに対してステップS15からステップS95までの処理を行う。一方、他のジョブがないと判断した場合(ステップS95:NO)、ステップS10の処理に戻り、次のジョブを受信するまで待機する。なお、印刷制御処理は、プリンタ30の電源がオフされた場合に終了する。
次に、ステップS30の処理に戻って、用紙の種類が同一でないと判断した場合(ステップS30:NO)、例えば、検出された用紙の種類がレターサイズであった場合、図4に示されるように、CPU31は、ジョブXの印刷処理を中断して(ステップS35)、スイッチバック経路P2にレターサイズの用紙7を退避させる(ステップS40:退避処理、移動処理の一例)。すなわち、CPU31は、ステップS30の処理において否定判断したことを条件として、スイッチバック経路P2にレターサイズの用紙7を退避させる。
次いで、CPU31は、スイッチバック経路P2に退避された用紙(退避用紙)7Sの種類に対応するジョブ(第2印刷ジョブ)が有るか否かを判断する(ステップS45:利用判断処理の一例)。言い換えれば、CPU31は、退避用紙7Sの種類(レターサイズ)に対応するジョブが、現在実行中のジョブX以外のジョブ(ジョブYおよびジョブZ)の中に有るか否かを判断する。なお、ここで、レターサイズである第1用紙7Fが退避用紙7Sとされ、退避用紙7Sの種類に対応するジョブとは、退避用紙7Sと同じ用紙の種類に関する情報である退避用紙情報(ここでは、レター情報)を有するジョブ(第2印刷ジョブ)である。
このように、実施例1では、退避処理(ステップS40)の後に、利用判断処理(ステップS45)が実行される。そのため、退避用紙7Sの利用の有無にかかわらず、退避処理を優先して実行することができる。
退避用紙7Sの種類に対応するジョブが有ると判断した場合(ステップS45:YES)、対応するジョブ(ここでは、レタージョブ)を、退避用紙7Sを利用する実行ジョブ(第2印刷ジョブ)に指定する(ステップS50)。図9の「例(1)」の場合では、第2印刷ジョブ(レタージョブ)として、ジョブZが存在する。そのため、ジョブZが次の実行ジョブに指定される。
次に、CPU31は、退避用紙7Sを印刷部37に搬送し(ステップS55:再移動処理の一例)、ステップS25に戻る。そして、ステップS30の処理で肯定判断した場合、次の実行ジョブ(ジョブZ:第2印刷ジョブ)に基づく画像を印刷部37によって退避用紙7Sに印刷させる(ステップS80:第1印刷処理:印刷処理の一例)。
一方、退避用紙7Sの種類、すなわち、レターサイズに対応するジョブ(レタージョブ)がないと判断した場合(ステップS45:NO)、CPU31は、用紙判断処理(ステップS30)における否定判断の対象となった用紙(以下、「否定判断用紙」と記す)、ここでは退避用紙7Sを、スイッチバック経路P2から印刷部37を経由して、排出トレイ45上に排出する(ステップS60)。この場合は、例えば、図9の「例(1)」において、ジョブZが無い場合に相当する。次いで、中断したジョブ(ジョブX)の用紙種類(A4サイズ)に対応する別の給紙トレイが有るか否かを判断する(ステップS65)。
対応する別の給紙トレイが有ると判断した場合(ステップS65:YES)、対応する別の給紙トレイから用紙7(第2用紙の一例)を給紙して(ステップS70:第2給紙処理の一例)、ステップS25の処理に戻る。そして、ステップS30の処理で肯定判断した場合、ジョブZ(第2印刷ジョブ)とは異なる印刷ジョブ(ジョブXあるいは他のジョブ)に基づく画像を印刷部37によって、用紙7に印刷させる(ステップS80:第2印刷処理の一例)。この場合、図9の「例(1)」においては、第2トレイT2(別の給紙トレイ)から、A4サイズの用紙7(第2用紙)が給紙される。
一方、対応する別の給紙トレイがないと判断した場合(ステップS65:NO)、印刷を中断した用紙(退避用紙7S)を給紙した給紙トレイから用紙7(第2用紙の一例)を給紙して(ステップS75:第2給紙処理の一例)、ステップS25の処理に戻る。そして、ステップS30の処理で肯定判断した場合、ジョブZ(第2印刷ジョブ)とは異なる印刷ジョブ(ジョブX、あるいは他のジョブ)に基づく画像を印刷部37によって、用紙7に印刷させる(ステップS80:第2印刷処理の一例)。この場合、図9の「例(1)」においては、第1トレイT1(印刷を中断した用紙を給紙した給紙トレイ)からA4サイズの用紙7(第2用紙)が給紙される。
このようにCPU31は、利用判断処理において否定判断した場合(ステップS45:NO)、トレイTから第2用紙を給紙する第2給紙処理(S70、S75)と、第2印刷ジョブ(ジョブZ)とは異なる印刷ジョブ(ジョブX)に基づく画像を、印刷部37によって第2用紙に印刷させる第2印刷処理(S80)と、を実行する。そのため、退避用紙7Sが利用できない場合であっても、中断されたジョブ(ジョブX)を継続して実行できる。
3−3.実施例2(退避判断処理および利用判断処理を優先)
実施例2では、用紙を退避させる判断として、退避判断処理が追加され、退避判断処理および利用判断処理が、退避処理より先に実行される。すなわち、実施例2では、退避判断処理および利用判断処理が、退避処理に優先して実行される。また、実施例2おいても、中断されたジョブの実行より、退避された用紙を使用するジョブの実行が優先される。なお、主に、実施例1と異なる点についてのみ説明し、実施例1と同一の処理には同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
すなわち、実施例2では、図5に示されるように、CPU31は、用紙の種類が同一でないと判断した場合(ステップS30:NO)、印刷処理を中断した後(ステップS35)、同一の実行ジョブにおいて、この中断が2度目の中断であるか否かを判断する(ステップS36:退避判断処理の一例)。2度目の中断であると判断した場合(ステップS36:YES)、CPU31は、中断したジョブを実行ジョブから外す(ステップS41)。そして、CPU31は、印刷を中断した用紙7を排出トレイ45上に排紙させ(ステップS42:排紙処理の一例)、ステップS10の処理に戻る。その際、CPU31は、2回中断したジョブを、例えば、表示部36に表示させて、報知する(ステップS43)。
一方、2度目の中断でないと判断した場合(ステップS36:NO)、CPU31は、否定判断用紙の種類(ここでは、レター)に対応するジョブが、現在実行中のジョブ以外のジョブの中に有るか否かを判断する(ステップS45A:利用判断処理の一例)。否定判断用紙の種類に対応するジョブが有ると判断した場合(ステップS45A:YES)、実施例1と同様に、対応するジョブを、退避用紙7Sを利用する実行ジョブ(第2印刷ジョブ)に指定する(ステップS50)。次いで、CPU31は、用紙7を、一旦、スイッチバック経路P2に退避させ(退避処理の一例)、さらに印刷部37に搬送する(ステップS55A)。そして、ステップS25に戻る。
一方、否定判断用紙の種類に対応するジョブがないと判断した場合(ステップS45A:NO)、CPU31は、否定判断用紙を、スイッチバック経路P2を経由せずに、そのまま、排出トレイ45上に排出する(ステップS60A)。次いで、ステップS65以下、実施例1と同様の処理を行う。
このように、実施例2では、CPU31は、退避処理(ステップS55A)より先に利用判断処理(ステップS45A)を実行する。そのため、利用判断処理で否定判断した場合、否定判断用紙を、スイッチバック経路P2に退避させずに、直接、排紙することができる(ステップS60A)。
また、退避判断処理(ステップS36)によって、無用に用紙7を退避させることによる印刷の継続への悪影響を減らすことができる。
なお、実施例2において、退避判断処理に係るステップS36、S41、S42、およびS43の処理は省略されてもよい。この場合は、実施例1において、利用判断処理が退避処理の先に実行される場合に相当する。
3−4.実施例3(印刷中断されたジョブの実行を優先する例)
実施例3では、実施例1および実施例2とは逆に、退避された用紙を使用するジョブ(第2印刷ジョブ)の実行より、中断されたジョブ(第1印刷ジョブ)の実行が優先される。すなわち、退避用紙7Sを使用して印刷する処理である第1印刷処理(図6のステップS80参照)は、第1印刷ジョブを別の用紙を利用して実行してから、第2印刷ジョブのために実行される。なお、主に、実施例1と異なる点についてのみ説明し、実施例1と同一の処理には同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
実施例3では、図6に示されるように、CPU31は、ジョブがあると判断した場合(ステップS10:YES)、退避用紙7Sが有るか否かを判断する(ステップS12)。退避用紙7Sがないと判断した場合(ステップS12:NO)、ステップS15に移行する。一方、退避用紙7Sが有ると判断した場合(ステップS12:YES)、退避用紙7Sの利用タイミングであるか否かを判断する(ステップS14:利用判断処理の一例)。
ここで、退避用紙7Sの利用タイミングであるか否かの判断として、例えば、
(1)退避用紙7Sの種類に合うジョブがあるか否か、
(2)退避用紙7Sの種類に合うジョブの実行順が到来したか否か、
(3)退避用紙7Sの種類に合い、かつ1枚の用紙にのみ印刷するジョブが有るか否か、等が含まれる。
退避用紙7Sの利用タイミングであると判断した場合(ステップS14:YES)、退避用紙7Sを利用した印刷を行うために、実施例1と同様に、ステップS50、およびS55の処理を実行し、ステップS25の処理に移行する。一方、退避用紙7Sの利用タイミングでないと判断した場合(ステップS14:NO)、ステップS15に移行する。すなわち、ステップS14の判断処理によって、退避用紙7Sの利用タイミングでないと判断された場合、印刷中断されたジョブの実行が優先されることとなる。
また、CPU31は、用紙の種類が同一でないと判断した場合(ステップS30:NO)、図7に示されるように、印刷処理を中断した後(ステップS35)、実施例2と同様に、同一の実行ジョブにおいて、この中断が2度目の中断であるか否かを判断する(ステップS36:退避判断処理の一例)。さらに、実施例3では、退避判断処理として、既に退避用紙7Sが有るか否か、両面印刷用のジョブが有るか否か、および、検出用紙の種類と同一のジョブが有るか否かを判断する。
すなわち、2度目の中断でないと判断した場合(ステップS36:NO)、CPU31は、既に退避用紙7Sが有るか否かを判断する(ステップS37)。既に退避用紙7Sが有ると判断した場合(ステップS37:NO)、用紙7を退避できないため、ステップS60に移行して否定判断用紙7Nを排紙する。
一方、退避用紙7Sが無いと判断した場合(ステップS37:YES)、次に、両面印刷用のジョブが有るか否かを判断する(ステップS38)。両面印刷用のジョブが有ると判断した場合(ステップS38:YES)、ステップS60に移行して否定判断用紙7Nを排紙する。
すなわち、両面印刷時にはスイッチバック経路P2が利用されるため、スイッチバック経路P2を退避位置として利用できない。そのため、第1印刷ジョブとは異なる印刷ジョブが両面印刷ジョブの場合は、否定判断用紙7N(第1用紙)を排紙することにより、両面印刷ジョブへの影響を防止できる。一方、両面印刷用のジョブが無いと判断した場合(ステップS38:NO)、さらに、否定判断用紙7Nの種類と同一のジョブが有るか否かを判断する(ステップS39)。
否定判断用紙7Nの種類と同一のジョブが無いと判断した(ステップS39:NO)、退避用紙7Sを利用するジョブが無いため、ステップS60に移行して用紙7を排紙する。一方、否定判断用紙7Nの種類と同一のジョブが有ると判断した(ステップS39:YES)、スイッチバック経路P2に用紙7を退避させる(ステップS40)。次いで、以下、印刷中断されたジョブの実行するための処理を実行する(ステップS65、S70、S75等)。
なお、退避判断処理(ステップS36、S37、S38、およびS39)の実行順序は、任意である。例えば、ステップS37の前にステップS38が実行されてもよい。また、実行する退避判断処理も任意である。例えば、ステップS36の処理は省略されてもよい。なお、ステップS37およびS38の退避判断処理を、実施例2において実行するようにしてもよい。
このように実施例3では、退避用紙7Sが無い場合等の、退避用紙7Sの利用タイミングでないと判断した場合(ステップS14:NO)、退避判断処理を実施することにより、退避用紙7Sを使用するジョブの実行よりも、中断されたジョブの実行が優先される。
3−5.実施例4(退避用紙を利用するジョブの有無にかかわらず退避させる例)
実施例4では、実施例3において、退避用紙7Sを利用するジョブの有無にかかわらず退避させる例が示される。すなわち、図8に示されるように、実施例4は、実施例3において、退避判断処理の一つである、否定判断用紙7Nの種類と同一のジョブが有るか否かを判断する処理(ステップS39)が省略されたものである。この場合、退避用紙7Sを利用するジョブが無い場合であっても、否定判断用紙7Nをスイッチバック経路P2に退避させることができる。
4.本実施形態の効果
本実施形態では、CPU31は、用紙判断処理において否定判断したこと(ステップS30:NO)を条件として、印刷搬送パスP1からスイッチバック経路P2(退避位置)まで、第1印刷ジョブ(例えば、A4印刷ジョブ)の第1用紙(例えば、レター用紙)7Fを退避する。そして、CPU31は、利用判断処理において肯定判断した場合(ステップS45:YES)、退避した第1用紙7Fを利用でき、かつ、第1印刷ジョブとは異なる、第2印刷ジョブ(レター印刷ジョブ)に基づく画像を、印刷部37によって、退避した第1用紙7Fに印刷させる。
すなわち、本実施形態では、利用判断処理において肯定判断された場合、排紙せずにスイッチバック経路P2に退避した第1用紙7Fを利用して印刷を行うことができる。そのため、印刷ジョブで設定された用紙の種類(例えば、A4サイズ)と異なる用紙の種類(例えば、レターサイズ)を、用紙7の搬送中に検出する場合であっても、印刷処理を継続しつつ、異なる用紙の種類の検出対象となった用紙(レターサイズの用紙)を再利用して印刷するときの、利便性を向上することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)制御部(CPU31)は、第1給紙処理(ステップS20)において第1用紙を給紙した第1給紙部以外で、第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部が無い場合、第2給紙処理において、第1印刷ジョブとは異なる第3印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から第2用紙を給紙し、第2印刷処理において、第2用紙を利用して、第3印刷ジョブに基づく画像を印刷部によって印刷するようにしてもよい。
例えば、図9の「例(2)」に示されるように、ジョブX(第1印刷ジョブ)を印刷しようと第1トレイT1から給紙したらレター用紙(第1用紙)だったので、レター用紙を退避させ、退避させたレター用紙を利用してレターのジョブZ(第2印刷ジョブ)を印刷したいがレター用紙のジョブが無い場合がある。その場合、さらに第1トレイT1以外でA4が登録されているトレイTから給紙してA4ジョブ(第1印刷ジョブ)を印刷したいが、「例(2)」のように該当するトレイTが無い場合であっても、例えば、第2トレイT2がA3に登録され、ジョブY(第3印刷ジョブ)がA3のジョブの場合、ジョブYを印刷して印刷を継続できる可能性が高まる。
(2)制御部(CPU31)は、利用判断処理において、第2印刷ジョブ(例えば、レタージョブ)があると判断した場合(ステップS45、S45A:YES)、印刷ジョブを第1印刷ジョブ(例えば、A4ジョブ)から第2印刷ジョブに変更して印刷部によって画像を印刷させるようにしてもよい。
この場合、印刷ジョブの印刷順は変わるものの、退避した用紙を有効利用しつつ、退避による印刷の継続への悪影響を早めに低減させることができる。すなわち、退避位置に用紙がある場合、次に退避が必要な用紙を退避させることができず、排紙せざるをえないため、排紙処理による継続印刷への影響が考えられる。
(3)制御部(CPU31)は、利用判断処理において、第2印刷ジョブ(例えば、レタージョブ)が有ると判断した場合において(ステップS45、S45A:YES)、当該第2印刷ジョブ(レタージョブ)が複数の用紙に印刷する印刷ジョブである場合、退避した第1用紙を利用した印刷の後、第1用紙の種類(レター用紙)と同じ用紙の種類を登録した給紙部(第3トレイT3)から給紙するようにしてもよい。
この場合、退避用紙7Sを有効利用して、複数の用紙に印刷する印刷ジョブ(ジョブZ:レタージョブ)を好適に処理することができる。図9の「例(3)」の場合を参照。
(4)制御部(CPU31)は、利用判断処理において、第2印刷ジョブ(例えば、レタージョブ)が有ると判断した場合において(ステップS45、S45A:YES)、当該第2印刷ジョブ(レタージョブ)が複数の用紙に印刷する印刷ジョブである場合、退避した第1用紙を利用した印刷の後、退避した第1用紙(レター用紙)を給紙した給紙部(第1トレイT1)から給紙するようにしてもよい。
この場合、第1用紙の種類(レター)が給紙部(第1トレイT1)に登録された用紙の種類(A4)と違っているのであれば、その給紙部(第1トレイT1)には、登録されている用紙の種類(A4)とは異なる用紙の種類の用紙(レター)が入っていることもある。その場合、退避した第1用紙の種類(レター)と同じ用紙の種類(レター)を登録した給紙部が無い場合であっても(図9の「例(3)」において、第3トレイT3がレターでない場合)、退避用紙7Sを有効利用しつつ、複数の用紙に印刷する印刷ジョブ(ジョブZ:レタージョブ)を好適に処理することができる。図9の「例(3)」の場合を参照。
(5)制御部(CPU31)は、利用判断処理において、第2印刷ジョブ(例えば、レタージョブ)が複数(ジョブYおよびジョブZ:図9の「例(4)」参照)有ると判断した場合において、第1印刷処理において、退避した第1用紙を利用して、当該複数の第2印刷ジョブのうち一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブ(ジョブZ)に基づく画像を印刷部によって印刷させるようにしてもよい。
この場合、図9の「例(4)」に示されるように、退避用紙を利用できる第2印刷ジョブが、ジョブYおよびジョブZの複数ある場合において、退避した用紙を有効利用して、印刷ジョブの有する用紙の種類と合致した用紙で確実に印刷ジョブを処理することができる。図9の「例(4)」の場合を参照。
その際、制御部(CPU31)は、一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブ(ジョブZ)よりも先に複数の用紙に印刷する第2印刷ジョブ(ジョブY)を受信した場合であっても、一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブ(ジョブZ)を先に実行するようにしてもよい。この場合、第2印刷ジョブの印刷順は変わるものの、退避した用紙を有効利用しつつ、退避による印刷の継続への悪影響を早めに低減させることができる。
(6)制御部(CPU31)は、退避処理、利用判断処理、および第1印刷処理に代えて、移動処理、再移動処理、および印刷処理とを実行するようにしてもよい。すなわち、制御部は、移動処理において、用紙判断処理において否定判断したことを条件として、搬送経路から搬送経路外の所定位置まで第1用紙を移動させ、再移動処理において、所定位置に位置した第1用紙を印刷部に移動させ、印刷処理において、再移動された第1用紙に、第1印刷ジョブとは異なり、かつ、当該再移動された第1用紙を利用できる印刷ジョブに基づく画像を、印刷部によって印刷させる。
この場合であっても、印刷ジョブで設定された用紙の種類と異なる用紙の種類を、用紙の搬送中に検出する場合であっても、印刷を継続しつつ、異なる用紙の種類の検出対象となった用紙を再利用して印刷するときの利便性を向上することができる。
(7)上記実施形態では、制御部は、CPU31により構成される例を示したが、これに限られない。制御部は、例えば、ASIC(特定用途向けIC)により構成されてもよい。
30…プリンタ、31…CPU、37…印刷部、40…用紙検知部、P1…印刷搬送パス、P2…スイッチバック経路、T1−T4…トレイ

Claims (16)

  1. 給紙部と、
    印刷部と、
    排紙部と、
    前記給紙部から前記印刷部を経由して前記排紙部まで延びる搬送経路と、
    前記給紙部から前記印刷部までの前記搬送経路に設けられるセンサと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1印刷ジョブに対応して前記給紙部から第1用紙を給紙する第1給紙処理と、
    前記センサを用いて前記第1用紙の種類を検出する検出処理と、
    検出された前記第1用紙の種類と、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類とが同一が否かを判断する用紙判断処理と、
    前記用紙判断処理において否定判断したことを条件として、前記搬送経路から前記搬送経路外である退避位置まで前記第1用紙を退避させる退避処理と、
    前記用紙判断処理において否定判断した場合において、前記第1用紙を利用でき、かつ、前記第1印刷ジョブとは異なる、少なくとも一つの第2印刷ジョブが、有るか否かを判断する利用判断処理と、
    前記利用判断処理において肯定判断した場合、退避した前記第1用紙を利用して前記第2印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させる第1印刷処理と、を実行する、印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記利用判断処理において、否定判断した場合、前記給紙部から第2用紙を給紙する第2給紙処理と、
    前記給紙した第2用紙を利用して、前記第2印刷ジョブとは異なる印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させる第2印刷処理と、を実行する、印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記用紙判断処理において否定判断した場合において、前記退避位置まで前記第1用紙を退避させるか否かを前記利用判断処理より先行して判断する退避判断処理を実行し、
    前記退避判断処理において、肯定判断した場合、前記利用判断処理を実行し、当該利用
    判断処理において、肯定判断した場合、前記退避処理を実行し、当該利用判断処理において、否定判断した場合、前記第1用紙を排紙し、
    前記退避判断処理において、否定判断した場合、前記第1用紙を排紙する排紙処理を実行する、印刷装置。
  4. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記給紙部は、複数の給紙部を含み、
    前記制御部は、
    各給紙部に対して用紙の種類に関する情報を登録する登録処理を実行し、
    前記第1給紙処理において、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第1用紙を給紙し、
    前記第2給紙処理において、前記第2印刷ジョブとは異なる印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第2用紙を給紙する、印刷装置。
  5. 請求項に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記第2給紙処理において、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第2用紙を給紙し、
    前記第2印刷処理において、前記第2用紙を利用して、前記第1印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させる、印刷装置。
  6. 請求項に記載の印刷装置において、
    前記給紙部は、第1給紙部と第2給紙部とを含み、
    前記制御部は、
    前記第1給紙部に登録している用紙の種類と、前記第2給紙部に登録している用紙の種
    類とが同じである場合、
    前記第1給紙処理において前記第1用紙を前記第1給紙部から給紙するとき、前記第2給紙処理にて前記第2用紙を前記第2給紙部から給紙する、印刷装置。
  7. 請求項に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記第1給紙処理において前記第1用紙を給紙した前記第1給紙部以外で、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部が無い場合、
    前記第2給紙処理において、前記第1印刷ジョブとは異なる第3印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から前記第2用紙を給紙し、
    前記第2印刷処理において、前記第2用紙を利用して、前記第3印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷する、印刷装置。
  8. 請求項から請求項のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブが有ると判断した場合において、当該第2印刷ジョブが複数の用紙に印刷する印刷ジョブである場合、前記退避した前記第1用紙を利用した印刷の後、前記第1用紙の種類と同じ用紙の種類を登録した給紙部から給紙する、印刷装置。
  9. 請求項から請求項のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブが有ると判断した場合において、当該第2印刷ジョブが複数の用紙に印刷する印刷ジョブである場合、前記退避した前記第1用紙を利用した印刷の後、前記退避した前記第1用紙を給紙した給紙部から給紙する、印刷装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブがあると判断した場合、印刷ジョブを前記第1印刷ジョブから前記第2印刷ジョブに変更して前記印刷部によって画像を印刷させる、印刷装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    前記利用判断処理において、前記第2印刷ジョブが複数あると判断した場合において、
    前記第1印刷処理において、退避した前記第1用紙を利用して、当該複数の第2印刷ジョブのうち一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部によって印刷させる、印刷装置。
  12. 請求項11に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、
    一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブよりも先に複数の用紙に印刷する第2印刷ジョブを受信した場合であっても、前記一枚の用紙にのみ印刷する第2印刷ジョブを先に実行する、印刷装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記用紙の種類は、用紙のサイズによる種類である、印刷装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記退避位置は、用紙の両面印刷時に利用されるスイッチバック経路である、印刷装置。
  15. 請求項3に記載の印刷装置において、
    前記退避位置は、用紙の両面印刷時に利用されるスイッチバック経路であり、
    前記制御部は、
    前記第1印刷ジョブとは異なる印刷ジョブとして、両面印刷ジョブが存在する場合、前記退避判断処理において否定判断し、前記排紙処理によって前記第1用紙を排紙する、印刷装置。
  16. 給紙部と、
    印刷部と、
    排紙部と、
    前記給紙部から前記印刷部を経由して前記排紙部まで延びる搬送経路と、
    前記給紙部から前記印刷部までの前記搬送経路に設けられるセンサと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1印刷ジョブに対応して前記給紙部から第1用紙を給紙する給紙処理と、
    前記センサを用いて前記第1用紙の種類を検出する検出処理と、
    検出された前記第1用紙の種類と、前記第1印刷ジョブの有する情報に含まれる用紙の種類とが同一が否かを判断する用紙判断処理と、
    前記用紙判断処理において否定判断したことを条件として、前記搬送経路から前記搬送経路外の所定位置まで前記第1用紙を移動させる移動処理と、
    前記所定位置に位置した前記第1用紙を前記印刷部に移動させる再移動処理と、
    再移動された前記第1用紙に、前記第1印刷ジョブとは異なり、かつ、当該再移動された前記第1用紙を利用できる印刷ジョブに基づく画像を、前記印刷部によって印刷させる印刷処理と、を実行する、印刷装置。
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