JP2019094763A - 浴室の洗い場床パネル及び排水口部材 - Google Patents

浴室の洗い場床パネル及び排水口部材 Download PDF

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Abstract

【課題】浴室洗い場床パネルにおける発泡樹脂製のパネル本体に排水口部材を気温変化に拘わらず、正確に芯出しして設置可能とする。【解決手段】洗い場床パネル3の発泡樹脂製のパネル本体10の排水開口15に排水口部材51を装着する。排水口部材51の外周部には、排水開口15の内壁15aと近接して対向又は当接する環状装着面51dを設け、環状装着面51dに複数の喰込み突起56を設ける。喰込み突起56を内壁15aよりも突出させる。【選択図】図4

Description

本発明は、浴室の洗い場床パネルに関し、特に洗い場床パネルの排水口構造に関する。
例えば特許文献1における浴室の洗い場床パネルは、発泡ポリプロピレンなどの発泡樹脂からなるパネル本体を備えている。パネル本体の底部には補強用の鋼板からなる底板が設けられ、パネル本体の上面にはクッション材を介して軟質の表層シートが設けられている。パネル本体の排水開口には硬質樹脂製の排水口部材が嵌め込まれている。排水口部材の上面の外周部にフランジが形成され、該フランジが表層シートの排水開口の縁部の下面に接着されている。
特開2013−209853号公報
前掲特許文献1においてはパネル本体と排水口部材は材質が異なるため温度に対する膨張度合も異なる。このため、気温に応じて、排水口部材がパネル本体の排水開口よりも小さすぎて位置ずれが起きたり、逆に排水口部材がパネル本体の排水開口よりも大きくなって嵌めにくくなったりするおそれがある。特に、位置ずれが起きると、排水管との接続はもちろんのこと浴室壁の設置にも影響することがある。
本発明は、かかる事情に鑑み、浴室洗い場床パネルにおける発泡樹脂製のパネル本体に排水口部材を気温変化に拘わらず、正確に位置出し(芯出し)して設置可能とすることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、浴室の洗い場に設けられる洗い場床パネルであって、
排水開口を有する発泡樹脂製のパネル本体と、
排水口を有して、前記排水開口に装着される排水口部材と、を備え、
前記排水口部材の外周部には、該外周部の周方向に沿う環状をなして前記排水開口の内壁と近接して対向又は当接する環状装着面と、前記環状装着面から突出されるとともに互いに前記周方向に離れて配置された複数の喰込み突起とが形成され、前記喰込み突起が、前記内壁よりも突出して前記パネル本体に喰い込んでいることを特徴とする。
排水口部材をパネル本体に装着する際は、排水口部材をパネル本体の排水開口に対してある程度位置合わせして排水開口に挿し入れる。すると、各喰込み突起が排水開口の周りのパネル本体に喰い込む。このとき、複数の喰込み突起の喰い込み抵抗が互いにバランスしようとすることで、排水口部材が、排水開口ひいてはパネル本体に対して芯出し(位置出し)される。
好ましくは、気温に応じたパネル本体及び排水口部材の膨張、収縮を考慮して、排水口部材と排水開口の内壁との間のクリアランスや喰込み突起の突出量を設定する。これによって、パネル本体が最大限膨張し、ないしは排水口部材が最大限収縮したときでも、各喰込み突起が排水開口の内壁より突出するようにでき、位置ずれを確実に防止できる。また、パネル本体が最大限収縮し、ないしは排水口部材が最大限膨張したときでも、喰込み突起だけがパネル本体に喰い込むようにでき、排水口部材をパネル本体に確実に装着できる。
前記排水口部材が平面視で長方形状に形成され、前記喰込み突起が、前記排水口部材の各長辺部及び各短辺部に少なくとも1つ設けられていることが好ましい。
これによって、排水口部材を長辺方向にも短辺方向にも位置出しされるようにできる。
前記パネル本体が、底板及び蓋板を含む金属製のパネル殻体によって囲まれており、前記排水口部材が、前記底板と連結されていることが好ましい。
排水口部材をパネル本体に対して位置出しできるために、パネル本体とパネル殻体を正確に組付けておくことで、排水口部材をパネル殻体に対して正確に位置出しできる。したがって、排水口部材をパネル殻体の底板に確実に連結できる。パネル本体がパネル殻体によって囲まれて拘束されているから、気温が変動してもパネル本体が大きく膨張、収縮するのを抑制でき、パネル本体の周りの水密材のちぎれ等を防止できる。
また、本発明は、浴室の洗い場床パネルの発泡樹脂製のパネル本体に形成された排水開口に装着される排水口部材であって、
排水口と、
前記排水口部材の外周部の周方向に沿う環状をなして前記排水開口の内壁と近接して対向又は当接する環状装着面と、
前記環状装着面から突出されるとともに互いに前記周方向に離れて配置された複数の喰込み突起と、
を含み、各喰込み突起の前記環状装着面からの突出量が、前記内壁と前記環状装着面との間の設定クリアランスより大きいことを特徴とする。
本発明によれば、浴室洗い場床パネルにおける発泡樹脂製のパネル本体に排水口部材を正確に設置できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る浴室の洗い場床パネルを示す平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿う、前記洗い場床パネルの断面図である。 図3は、前記洗い場床パネルの分解斜視図である。 図4は、図1のIV−IV線に沿う、前記洗い場床パネルの断面図である。 図5(a)は、排水口部材の平面図である。図5(b)は、前記排水口部材の側面図である。図5(c)は、前記排水口部材の底面図である。 図6は、排水口部材をパネル本体に装着する様子を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、浴室の洗い場を示したものである。洗い場の底部に洗い場床パネル3が設けられている。図1〜図3に示すように、洗い場床パネル3は、パネル本体10と、パネル殻体20と、表層シート30を備え、平面視で長方形状(四角形状)になっている。
パネル本体10は、EPS(発泡ポリスチレン)等の発泡樹脂によって長方形(四角形)の厚板状に成形されている。前記EPSの発泡倍率は、好ましくは15倍〜30倍程度であり、より好ましくは20倍程度である。EPSからなるパネル本体10の線膨張係数は70×10−6/K程度である。
なお、パネル本体10の材質は、EPSに限られず、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等であってもよい。
図2及び図4に示すように、パネル本体10の4つの側面14は、上へ向かうにしたがって外方へ傾斜する傾斜部14bとなっている。
図1及び図4に示すように、パネル本体10の浴槽2側の縁部には、洗い場の水が浴槽側へ流れるのを防止するための立ち上り部12(土手部)が形成されている。洗い場床パネル3における立ち上り部12(土手部)の近くの幅方向(図1において上下方向)の中央部に排水口位置が設定されている。図2及び図3に示すように、パネル本体10における排水口位置には排水開口15が形成されている。パネル本体10の上面10aには、排水開口15へ向かう下がり勾配が付けられている。
なお、図2における前記勾配は、作図の都合上、誇張されている。
図1に示すように、パネル本体10の上面10aにおける立ち上り部12を除く3つの縁部には、押出成形樹脂製の枠部材43が設けられている。図2に示すように、枠部材43は、浴室壁又は浴室扉枠1fを受けている。
図2及び図3に示すように、パネル殻体20は、下殻部材21と、蓋板22を含む。下殻部材21は、四角形の底板23と、前記底板23の周縁部から立ち上がる周側板24を有している。底板23における排水口位置には排水開口25が形成されている。
下殻部材21は、鋼板などの金属板を成形(シャーリング、穴開け、折り曲げなど)することによって構成されている。下殻部材21の厚みは、好ましくは0.5mm〜1.2mm程度であり、より好ましくは0.6mm程度であるが、必ずしも前記数値に限定されるものではない。
図2に示すように、下殻部材21にパネル本体10が収容されている。底板23がパネル本体10の底面10bに被さっている。周側板24の4つの側板部24aが、パネル本体10の4つの側面14にそれぞれ被さっている。各側板部24aは、パネル本体10の側面傾斜部14bに倣って傾斜されている。図3に示すように、互いに直交(交差)する側板部24aどうしは縁切りスリット24cによって縁切りされている。
パネル本体10と下殻部材21とは例えば熱硬化性の接着剤(図示省略)によって接着されている。
なお、立ち上り部12の浴槽側面(図2において左側面)及び上面には、アルミ押出成形材からなる立ち上り補強カバー26が被さっている。
図2に示すように、パネル本体10における立ち上り部12を除く部分の上面10aには蓋板22が被さっている。蓋板22における排水口位置には、排水用切欠凹部22cが形成されている。
蓋板22は、鋼板などの金属板を成形(シャーリング、穴開けなど)することによって構成されている。蓋板22の厚みは、好ましくは0.5mm〜1.2mm程度であり、より好ましくは0.8mm程度であるが、必ずしも前記数値に限定されるものではない。
蓋板22及び下殻部材21からなるパネル殻体20によってパネル本体10が囲まれている。パネル本体10と蓋板22とは例えば熱硬化性の接着剤(図示省略)によって接着されている。
図2及び図3に示すように、蓋板22の上面には表層シート30が被さっている。表層シート30は、蓋板22の全域を覆うとともに、立ち上り部12の洗い場側面(図2において右側面)にも及んでいる。表層シート30における排水口位置には排水開口35が形成されている。
図示は省略するが、表層シート30の裏面(下面)の全域には粘着テープが積層されている。該粘着テープを介して表層シート30と蓋板22及び立ち上り部12とが接合されている。
表層シート30は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)によって構成されているが、これに限られずシリコンラバー等によって構成されていてもよい。表層シート30の厚みは、好ましくは2mm〜4mm程度であるが、必ずしも前記数値に限定されるものではない。表層シート30は、防水性を有している。更に、表層シート30によって、洗い場床パネル3の温熱感性及びクッション性が確保されている。
図4に示すように、洗い場床パネル3は、排水口部材ユニット50を更に備えている。排水口部材ユニット50は、排水口部材51と、排水縁部材53とを含む。排水口部材51は、例えばアクリルニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)、アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA)等の硬質樹脂によって構成されている。ABS製の排水口部材51の線膨張係数は、60〜130×10−6/K程度である。排水縁部材53は、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)、アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA)等の硬質樹脂によって構成されている。
図4に示すように、表層シート30の排水開口35の縁部に排水縁部材53が接着にて接合されている。パネル本体10及びパネル殻体20の排水開口15,25に排水口部材51が装着されている。
図5(a)に示すように、排水口部材51は、一対の長辺部51aと一対の短辺部51bを有し、平面視で長方形の箱状に形成されている。排水口部材51の長辺方向は、洗い場床パネル3の幅方向(図1において上下方向)へ向けられている。箱状の排水口部材51の内部が、排水口51cとなっている。排水口51cは、排水口部材51の上面に開口されるとともに排水口部材51の下面に達している。
図5(a)に示すように、排水口部材51の上端部には、平面視で長方形の枠状のフランジ51fが形成されている。図4に示すように、フランジ51fは、パネル本体10の排水開口15の上端の段差15dに係止されている。更に、フランジ51fの上面に排水縁部材53が被せられている。排水口部材51と排水縁部材53とは、嵌合及び接着によって接合されている。
図5(a)〜(c)に示すように、排水口部材51のフランジ51fには、複数のボルト座54,54Bが設けられている。複数のボルト座54,54Bは、フランジ51fの周方向に互いに間隔を置いて配置されている。長辺部51aのボルト座54は、環状に形成され、かつ下部には一対の補強リブ57が設けられている。短辺部51bのボルト座54Bは、上下に延びる縦筒状になっている。なお、ボルト座54,54Bの形状及び構造は適宜改変できる。
図4に示すように、各ボルト座54,54Bに通されたボルト55が底板23のネジ穴23gにねじ込まれている。これによって、排水口部材51が底板23に固定されている。
図5(b)及び同図(c)に示すように、フランジ51fの下面には、環状の段差面からなる環状装着面51dが形成されている。図4に示すように、環状装着面51dが、排水開口15の内壁15aと近接して対向又は当接している。環状装着面51dと内壁15aとの間のクリアランスCLは、常温(例えば23℃)において好ましくはCL=0.数mm〜2mm程度、より好ましくはCL=1mm程度になるよう設定されている。
ボルト座54,54Bにおける外端面54aの上端部は、環状装着面51dと面一に連続している。言い換えると、外端面54aは、環状装着面51dの一部を構成している。
図5(b)及び同図(c)に示すように、排水口部材51には複数の喰込み突起56が設けられている。各喰込み突起56は、ボルト座54,54Bの外端面54aひいては環状装着面51dから外方へ突出されるとともに、上下へ延びている。
喰込み突起56は、排水口部材51における一部又は全部のボルト座54,54Bの外端面54aに配置されている。複数の喰込み突起56は、環状装着面51dの周方向に互いに間隔を置いて配置されている。喰込み突起56は、排水口部材51の各長辺部51a及び各短辺部51bに少なくとも1つ設けられている。例えば、図5(c)に示すように、排水口部材51の各長辺部51aに2つ(複数)の喰込み突起56が互いに離れて設けられ、かつ排水口部材51の各短辺部51bの中央部に1つの喰込み突起56が設けられている。
図4に示すように、喰込み突起56における環状装着面51dからの突出量W56は、前記設定クリアランスCLより大きい(W56>CL)。好ましくは突出量W56は、W56=2〜5mm程度であり、より好ましくはW56=3mm程度である。
このため、各喰込み突起56が、排水開口15の内壁15aよりも突出してパネル本体10に喰い込んでいる。喰い込み量は、好ましくは0.数mm〜数mm程度、より好ましくは2mm程度である。排水開口15の周りのパネル本体10には、喰込み突起56による喰込み凹部16が形成されている。
洗い場床パネル3は、例えば次のようにして作製される。
洗い場床パネル3の構成部材10,21,22,26,30,51,52をそれぞれ作製する。
下殻部材21及びパネル本体10の一方(好ましくは下殻部材21)に熱硬化性接着剤を塗布する。
続いて、パネル本体10を下殻部材21に収容する。このとき、パネル本体10の側面14の傾斜部14bが下殻部材21の周側板24と摺擦して案内される。これによって、パネル本体10を下殻部材21に正確に位置出しして設置できる。
次いで、パネル本体10又は蓋板22に熱硬化性接着剤を塗布し、パネル本体10上に蓋板22を被せる。
これらパネル積層体10,21,22を真空圧空熱プレス機で圧力を加えながら加熱することによって、熱硬化性接着剤を硬化させる。
パネル本体10の側面14に周側板24が当たって保持されているから、熱硬化性接着剤が硬化するまでの間に位置ずれが起きるのを防止できる。
パネル本体10の浴槽側の部分には、立ち上り補強カバー26を設ける。
更に、排水開口15,25に排水口部材51を設ける。詳しくは、図6に示すように、排水口部材51を排水開口15にある程度位置合わせして挿し入れ、各喰込み突起56の下端部を排水開口15の上端の段差15dに引っ掛ける。
続いて、排水口部材51を押し下げる。すると、各喰込み突起56が排水開口15の周りのパネル本体10に喰い込む。このとき、複数の喰込み突起56の喰い込み抵抗が互いにバランスしようとすることで、排水口部材51が、排水開口15ひいてはパネル本体10に対して芯出し(位置出し)される。排水開口15の周りのパネル本体10には、喰込み凹部16が形成される(図4)。
さらに、フランジ51fが段差15dに嵌る。
このようにして、排水口部材51をパネル本体10に正確に位置決めして設置できる。
喰込み突起56を排水口部材51の各長辺部51a及び各短辺部51bに配置しておくことによって、排水口部材51を長辺方向にも短辺方向にも位置出しできる。
パネル本体10と下殻部材21を正確に位置出しでき、かつ排水口部材51をパネル本
体10に対して正確に位置出しできるから、ボルト座54,54Bに通したボルト55を底板23のネジ穴23gに確実にねじ込むことができる。これによって、排水口部材51を底板23に確実に連結できる。
気温に応じたパネル本体10及び排水口部材51の膨張、収縮を考慮して、クリアランスCLや突出量W56を設定しておくことによって、パネル本体10が最大限膨張し、ないしは排水口部材51が最大限収縮したときでも、喰込み突起56が排水開口15の内壁15aより突出するようにでき、位置ずれを確実に防止できる。また、パネル本体10が最大限収縮し、ないしは排水口部材51が最大限膨張したときでも、喰込み突起56だけがパネル本体10に喰い込むようにでき、排水口部材51をパネル本体10に確実に装着できる。
パネル本体10の三方の縁部には枠部材43を設ける。
次に、表層シート30の排水縁部材53を排水口部材51に被せて接合するとともに、表層シート30を粘着テープで蓋板22に貼り付ける。排水口部材51をパネル本体10に正確に位置決めして設置しておくことで、排水縁部材53をも正確に位置決めして設置することができる。したがって、表層シート30をパネル本体10に対して正確に位置決めできる。
なお、前記作製手順は適宜改変できる。
このようにして作製された洗い場床パネル3を浴室の施工現場に搬入して洗い場に設置する。排水口部材ユニット50がパネル本体10に対して正確に位置出し(芯出し)されているから、洗い場床パネル3を正規の位置に設置すれば、排水口部材ユニット50とその下流に続く排水管(図示せず)とを確実に連結できる。或いは、排水口部材ユニット50又は排水管を基準にして、洗い場床パネル3を正規の位置に正確に設置することができる。洗い場床パネル3を正確に設置することによって、浴室壁又は浴室扉枠1f(図2)をも正確に設置することができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨に反しない限りにおいて種々の改変をなすことができる。
例えば、排水口部材ユニット50の排水口部材51と排水縁部材53が一体になっていてもよい。喰込み突起56は、非連続的に上下方向へ延びていてもよい。喰込み突起56は、階段状であってもよい。
排水口部材51ひいては排水口部材ユニット50の形状は、長方形状に限られず円形その他の形状であってもよい。
環状装着面51dが、排水開口15の内壁15aに当接していてもよい。
蓋板22を省略してもよい。パネル本体10に表層シート30を直接貼り付けてもよい。
浴室はシャワー室をも含む。
本発明は、例えば浴室の洗い場床に適用可能である。
3 洗い場床パネル
10 パネル本体
15 排水開口
15a 内壁
16 喰込み凹部
20 パネル殻体
22 蓋板
23 底板
51 排水口部材
51c 排水口
51d 環状装着面
56 喰込み突起
56 突出量
CL クリアランス

Claims (4)

  1. 浴室の洗い場に設けられる洗い場床パネルであって、
    排水開口を有する発泡樹脂製のパネル本体と、
    排水口を有して、前記排水開口に装着される排水口部材と、を備え、
    前記排水口部材の外周部には、該外周部の周方向に沿う環状をなして前記排水開口の内壁と近接して対向又は当接する環状装着面と、前記環状装着面から突出されるとともに互いに前記周方向に離れて配置された複数の喰込み突起とが形成され、前記喰込み突起が、前記内壁よりも突出して前記パネル本体に喰い込んでいることを特徴とする洗い場床パネル。
  2. 前記排水口部材が平面視で長方形状に形成され、前記喰込み突起が、前記排水口部材の各長辺部及び各短辺部に少なくとも1つ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗い場床パネル。
  3. 前記パネル本体が、底板及び蓋板を含む金属製のパネル殻体によって囲まれており、前記排水口部材が、前記底板と連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗い場床パネル。
  4. 浴室の洗い場床パネルの発泡樹脂製のパネル本体に形成された排水開口に装着される排水口部材であって、
    排水口と、
    前記排水口部材の外周部の周方向に沿う環状をなして前記排水開口の内壁と近接して対向又は当接する環状装着面と、
    前記環状装着面から突出されるとともに互いに前記周方向に離れて配置された複数の喰込み突起と、
    を含み、各喰込み突起の前記環状装着面からの突出量が、前記内壁と前記環状装着面との間の設定クリアランスより大きいことを特徴とする洗い場床パネルの排水口部材。
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