JP2019094629A - 機械式駐車場 - Google Patents
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Abstract
Description
このような課題はパレット式の機械式駐車場に限られず他の種類の機械式駐車場についても生じうる。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図1は、第1実施形態に係る機械式駐車場100の正面図である。第1実施形態に係る機械式駐車場100は、乗降室12に進入した自動車などの車両20を格納棚14へ格納する。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は水平な左右方向に対応し、Z軸方向は水平な前後方向に対応し、Y軸方向は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向およびZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。
図2は乗降室12の周囲を示す平面図である。図2は、車両20が乗降室12から退出して前庭8に停止した状態を示している。車両20は矢印Dの方向に後退して退出し前庭8に停車する。この状態では、運転者は乗降室12側を向いている。図3は乗降室12を示す斜視図である。図3では車両20の記載を省略している。乗降室12は、機械式駐車場100へ車両20を入れたり機械式駐車場100から車両20を取り出したりするために建物24内に設けられている。乗降室12は、建物24内において、例えば昇降路96の上端に設けられる。機械式駐車場100では、入庫の際、車両20は前進して乗降室12に入場する。乗降室12に入場した車両20は、その状態で格納棚14に格納される。出庫の際、車両20は、後退して乗降室12から退出する。
図4は、リモコン22の一例を示す平面図である。リモコン22は、機械式駐車場100に所定の動作をさせるためのリモコン操作情報22gを無線信号などにより制御部30に送信する電子装置である。利便性を向上するために、機械式駐車場100を利用する各車両の各運転者はリモコン22を所持してもよい。機械式駐車場100では、リモコン22に所定の操作が入力されたときに、乗降室12の扉18を開閉可能に構成される。このように構成されることによって、運転者は、自らが所持するリモコン22からの信号により乗降室12の扉18を開閉することができる。特に、運転者は、乗降室12から車両20を退出させた後、リモコン22を操作して乗降室12の扉18を閉じることができる。
次に、撮像部44について説明する。撮像部44は、乗降室12の映像を撮像する映像取得部として機能する。撮像部44は、制御部30によって制御され、動画を撮影するカメラを含んで構成することができる。撮像部44は、撮像結果である取得映像44gを制御部30に出力する。撮像部44は、死角を減らすために複数のカメラを含んでもよい。図3の例では、撮像部44は、乗降室12を撮像する複数のカメラ44b、44cを含んでいる。カメラ44b、44cは、乗降室12の中心を挟んで対向する2つの隅部12h、12jの天井12c近くに、レンズの光軸44eが斜め下向きに取付けられる。
次に、照明48について説明する。照明48は乗降室12内に設けられ、乗降室12内を照らす。図3の例では、照明48は、乗降室12の天井12cに取付けられ、照射光48eを下向きに出力する。照明48は、乗降室12内での人の有無を確認できる程度の明るさの照射光48eを出力する。照明48の点灯および消灯は制御部30によって制御される。照明48は、互いに離れて配置される複数の照明を含んでもよい。
次に表示部40について説明する。表示部40は、機械式駐車場100の各種操作の際に乗降室12内の人の有無の確認するための表示手段である。特に、表示部40は、車両20が出庫した後、乗降室12の出入口16の扉18を閉じる前に、乗降室12内の安全確認をすることができる。具体的には、表示部40は、撮像部44で撮像した映像46を画面上に出力することができる。表示部40は、後退して出庫した車両20内の運転者から映像46が見える位置に配置されてもよい。このため、表示部40は、退出した車両20内の運転者から視て前側または正面側に設けられている。表示部40は、1または2以上の表示装置を含んでもよい。第1実施形態では、表示部40は、表示装置40b、40c、40dを含んでいる。表示装置40b、40c、40dは、映像46などを表示可能な装置であれば特に限定はなく、種々の表示原理に基づく表示デバイスを用いることができる。第1実施形態では、表示装置40b、40c、40dは液晶ディスプレイである。
次に操作盤28について説明する。操作盤28は、駐車場の利用者または駐車場の管理者に対するユーザインタフェースとしての機能を有する。操作盤28は、扉18や移送機構37の動作開始などの操作の入力を受け付けて、操作結果を制御部30に出力するとともに駐車場の動作状態などを表示するタッチパネル(不図示)を備えてもよい。
次に、以上のように構成された機械式駐車場100の動作の一例について説明する。図8は、第1実施形態に係る機械式駐車場100の動作の一例を示すフローチャートである。図8は、運転者による操作盤28の操作により、車両20が格納棚14から乗降室12に搬出された状態で、出入口16の扉18を開いて車両20を出庫させ、扉18を閉じる処理S100を示している。運転者はリモコン22を所持して乗降室12前の前庭8に待機している。
次に、第2実施形態に係る機械式駐車場200について説明する。第2実施形態に係る機械式駐車場200は、第1実施形態に係る機械式駐車場100に対して、車両20が前進して退出することおよび表示部240の配置が異なる点で相違し、その他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省略し、主に相違点について説明する。
第1実施形態では、表示装置40bは平面視した場合に出入口16の延長線上、すなわち出入口16の左右両端から外側へ遠ざかる方向に延長された2直線P,Qに挟まれる領域に設けられている例について説明したが、これに限られない。出入口16を挟んで乗降室12と対向する側の領域であれば、2直線P、Qに挟まれる領域から多少外れていてもよい。出庫した車両内にいる運転者から表示された映像が見える位置であれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、表示装置240bは平面視した場合に出入口16の延長線上、すなわち出入口16の左右両端から外側へ遠ざかる方向に延長された2直線P,Qに挟まれる領域に設けられている例について説明したが、これに限られない。第1変形例と同じく、出入口16を挟んで乗降室12と対向する側の領域であれば、2直線P、Qから多少外れていてもよい。
各実施形態では、機械式駐車場がパレットを用いたパレット式の駐車場である例について説明したがこれに限られない。機械式駐車場は例えば、スラットコンベア式などパレットを用いない駐車場であってもよく、櫛歯のすれ違いによって車両をエレベータや格納棚に受け渡す方式であってもよい。第3変形例は各実施形態と同様の作用・効果を奏する。
各実施形態では、車両を入出庫する乗降室が共用される例について説明したがこれに限定されない。例えば、入庫用の乗降室と出庫用の乗降室とが別々に設けられてもよい。また、乗降室の入口と出口が出入口として共用される例について説明したがこれに限定されない。入口と出口とが別々に設けられてもよい。第4変形例は各実施形態と同様の作用・効果を奏する。
第2実施形態では、表示部240が乗降室12から退出した車両20から視て正面または右前方に配置される例について説明したがこれに限定されない。例えば、表示部は退出した車両を挟む一対の表示装置を含んでもよい。図11は、第5変形例の機械式駐車場300における表示部240の配置の一例を示す平面図である。機械式駐車場300は第2実施形態の機械式駐車場200に対して、表示部240が表示装置240eを含む点で異なり、その他の構成は同様である。図11は、図9に対応しており、退出した車両20と表示部240の関係を示している。
Claims (13)
- 車両を格納する機械式駐車場であって、
車両の出入口が設けられた乗降室と、
前記出入口の扉の開閉動作を制御する制御部と、
前記乗降室内を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像した映像を表示する表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記乗降室の外側であって、前記出入口を挟んで前記乗降室と対向する側に設けられる表示装置を含むことを特徴とする機械式駐車場。 - 前記表示装置は、前記出入口よりも上側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、平面視した場合に前記出入口の延長線上の領域に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、前記乗降室に入る方向で見た場合に、前記出入口の中心よりも右側にその中心が位置するように設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、斜め下方に向けて映像を表示するように配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、前記乗降室から離れる方向へ所定の距離離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、前記出入口側に向けて前記映像を表示することを特徴とする請求項6に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、平面視した場合に前記出入口の延長線上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の機械式駐車場。
- 前記表示装置は、前記車両が下部を通過可能な架台に取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載の機械式駐車場。
- 前記表示部は一対の表示装置を含み、
前記一対の表示装置は、前記車両が前記乗降室から退出した際に、それぞれ前記車両側へ向けて前記映像を表示するように当該車両を挟む位置に設けられることを特徴とする請求項6または7に記載の機械式駐車場。 - 前記乗降室内に設けられた照明を備え、
前記照明は、前記扉が開いてから、短くとも前記扉が閉じるまでの間点灯するように構成され、
前記表示部は、少なくとも、照明が点灯している間、映像を表示するように構成されることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の機械式駐車場。 - 車両を格納する機械式駐車場であって、
車両の出入口が設けられた乗降室と、
前記出入口の扉の開閉動作を制御する制御部と、
前記乗降室内を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像した映像を表示する表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記乗降室の外側において出庫した前記車両内の運転者から前記映像が見える位置に配置されることを特徴とする機械式駐車場。 - 前記制御部は、前記車両の運転者が所持するリモートコントローラからの信号に基づいて、前記扉の開閉動作を制御することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の機械式駐車場。
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