JP2019091346A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示領域の視認性に影響を与えることなく、タッチセンサの検出精度および検出速度を向上させる表示装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態によれば、複数の画素が離間して配列される表示領域と、表示領域と重なるタッチセンサと、を有し、タッチセンサは、センサ電極および絶縁層を含み、センサ電極は、複数の画素の一部と重畳する第1センサ電極パターンと、複数の画素の一部の画素間の領域と重畳する第2センサ電極パターンと、を含み、絶縁層は、第1センサ電極パターンと、第2センサ電極パターンとの間に配置され、かつ第1センサ電極パターン面内に配置され、第1センサ電極パターンの一部の領域を覆い、第2センサ電極パターンは、絶縁層および第1センサ電極パターン上に配置され、第1センサ電極パターンの他の一部の領域と電気的に接続される表示装置が提供される。【選択図】図4

Description

本発明の一実施形態は、表示装置に関する。
電気器具および電子機器に用いられる表示装置として、液晶の電気光学効果を利用した液晶表示素子を用いた表示装置または有機エレクトロルミネセンス(有機EL:Organic Electro−Luminescence)素子を表示素子として用いた表示装置が開発、商品化されている。また、表示素子上にタッチセンサを搭載させた表示装置である、タッチパネルが近年急速に普及している。タッチパネルは、スマートフォンなどの携帯情報端末において必要不可欠なものとなっており、情報化社会のさらなる進歩に向けて世界的に開発が進んでいる。
上記タッチパネルは、タッチセンサを表示装置とは別基板で作製し、貼り合わせる方式と、表示装置内部に組み込んでしまう方式(オンセル方式という場合がある)などがある。特許文献1には、タッチパネルの構造が開示されている。
特開2015−050245号公報
一方で、表示装置内部にタッチセンサを組み込んでしまう方式を用いた場合、表示素子上に、タッチセンサに用いる新たな電極(センサ電極という場合がある)を設ける必要がある。ただし、表示素子が熱により損傷する恐れがあるため、センサ電極および絶縁層形成時の温度範囲が制限される場合がある。
また、センサ電極の透明性および抵抗値は、表示装置の視認性、タッチセンサの検出速度および検出精度に影響を与える。上記のように、センサ電極の形成時の温度が制限されてしまうと、センサ電極の抵抗が高くなり、回路の書き込みに時間がかかる。結果として、タッチセンサの検出速度が低下する。また、金属電極でセンサ電極を形成するとセンサ電極の抵抗は減少するが、ディスプレイ表示エリアの直上を避けてセンサ電極を配置しなければならない。そのため、センサ電極の面積が減少してしまい、信号量が低下する。結果的に、タッチセンサのシグナル−ノイズ比(SN比)が低下する。
このような課題に鑑み、本発明は、表示素子の性能を落とすことなく、タッチセンサの検出精度および検出速度を向上させる表示装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態によれば、複数の画素が離間して配列される表示領域と、表示領域と重なるタッチセンサと、を有し、タッチセンサは、センサ電極および絶縁層を含み、センサ電極は、複数の画素の一部と重畳する第1センサ電極パターンと、複数の画素の一部の画素間の領域と重畳する第2センサ電極パターンと、を含み、絶縁層は、第1センサ電極パターンと、第2センサ電極パターンとの間に配置され、かつ第1センサ電極パターン面内に配置され、第1センサ電極パターンの一部の領域を覆い、第2センサ電極パターンは、絶縁層および第1センサ電極パターン上に配置され、第1センサ電極パターンの他の一部の領域と電気的に接続される、表示装置が提供される。
本発明の他の一実施形態によれば、複数の画素が離間して配列される表示領域と、表示領域と重なるタッチセンサと、を有し、タッチセンサは、センサ電極および絶縁層を含み、センサ電極は、複数の画素の一部と重畳する第1センサ電極パターンと、複数の画素の一部の画素間の領域と重畳する第2センサ電極パターンと、を含み、絶縁層は、第1センサ電極パターンと、第2センサ電極パターンとの間に配置され、かつ第2センサ電極パターン上に配置され、第2センサ電極パターンの一部の領域を覆い、第1センサ電極パターンは、絶縁層および第2センサ電極パターン上に配置され、第2センサ電極パターンの他の一部の領域と電気的に接続される、表示装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサを示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るタッチセンサの一部を示す上面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号(又は数字の後に−1、−2などを付した符号)を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。さらに各要素に対する「第1」、「第2」と付記された文字は、各要素を区別するために用いられる便宜的な標識であり、特段の説明がない限りそれ以上の意味を有さない。
さらに、本発明の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物の位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上あるいは直下に位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
また、本明細書において、「導電層」、「電極」、「配線」という言葉とは、同様の意味を有し、状況に応じて入れ替えることが可能である。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る表示装置10の上面図である。
(1−1.表示装置の構成)
図1において、表示装置10は、基板100、表示領域103、周縁部104、駆動回路105と、駆動回路106、駆動回路107およびフレキシブルプリント基板108を有する。駆動回路105は、ゲートドライバとしての機能を有する。駆動回路106は、ソースドライバとしての機能を有する。駆動回路107は、タッチセンサを制御する機能を有する。表示領域103には、複数の表示素子130(画素という場合がある)が格子状に離間して配列される。表示素子130は、画像の構成要素として機能とする。
表示装置10において、フレキシブルプリント基板108を介して映像信号が駆動回路106に入力される。次に、駆動回路105および駆動回路106が表示素子130を駆動させる。結果的に、表示領域103において静止画および動画が表示される。
(1−2.タッチセンサの構成)
次に、タッチセンサの構成について説明する。図2は、表示装置10に設けられたタッチセンサ20の上面図である。タッチセンサ20は、表示領域103と重なって設けられる。タッチセンサ20は、第1センサ電極180−1および第2センサ電極180−2、および後述する絶縁層191を含む。第1センサ電極180−1および第2センサ電極180−2は、駆動回路107に接続される。タッチセンサ20は、封止層161上に設けられる。なお、第1センサ電極180−1と、第2センサ電極180−2とをまとめてセンサ電極180という。以下において、分けて説明する必要がない場合は、センサ電極180として説明する。
図2に示すように、第1センサ電極180−1は、表示領域103の短辺方向(第1方向D1という場合がある)に伸長して接続され、配置される配線として機能する(これを第1タッチセンサ配線182−1という場合がある)。第1タッチセンサ配線182−1は、表示領域103の長辺方向(第2方向D2という場合がある)に並んで配置される。第1方向D1と第2方向D2とは交差する。第1センサ電極180−1はタッチセンサ20における送信電極として機能する。同様に、複数の第2センサ電極180−2は、第2方向D2に伸長して接続され、配置される配線として機能する(これを第2タッチセンサ配線182−2という場合がある)。第2タッチセンサ配線182−2は、第1方向D1に並んで配置される。第2センサ電極180−2は、タッチセンサ20における受信電極として機能する。なお、第1センサ電極180−1が受信電極であり、第2センサ電極180−2が送信電極でもよい。
次に、タッチセンサ20の領域20Rを拡大した上面図を図3に示す。また、図4に、領域20RのA1−A2間の断面図を示す。
封止層161は、格子状に配置された複数の表示素子130上に設けられる。封止層161には、絶縁層が用いられる。詳細は後述するが、封止層161は、上面に無機絶縁層を含む。これにより、表示素子130への水の侵入が防止される。
センサ電極180は、第1センサ電極パターン181および第2センサ電極パターン190を有する。第1センサ電極パターン181は、封止層161上に設けられる。第1センサ電極パターン181は、複数の表示素子130(画素)に重畳して配置される。つまり、第1センサ電極パターン181の面積は、一つの表示素子130(画素)の面積に比して大きい。また、第1センサ電極パターン181は、透光性を有する。これにより、表示素子130から出射される光が表示装置10から外部に透過される。
なお、第1センサ電極パターン181には、透光性を有する材料として、例えば酸化インジウム亜鉛(IZO)が用いられる。なお、第1センサ電極パターン181は、酸化インジウム亜鉛(IZO)に限定されず、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム錫亜鉛(ITZO)などが用いられてもよい。
ここで、第1センサ電極180−1の第1センサ電極パターン181(第1センサ電極パターン181−1という場合がある)と、第2センサ電極180−2の第1センサ電極パターン181(第1センサ電極パターン181−2という場合がある)とは同じ層に設けられる。このとき、それぞれの第1センサ電極180−1は、接続電極192により接続される。一方、それぞれの第2センサ電極180−2は接続部185により接続される。接続電極192は、第1センサ電極パターン181と異なる層に設けられる。接続電極192は、第2センサ電極パターン190と同じ層に設けられる。接続部185は、第1センサ電極パターン181と同じ層に設けられる。
絶縁層191は、第1センサ電極パターン181と、第2センサ電極パターン190との間に配置される。また、絶縁層191は、第1センサ電極パターン181面内に配置される。また、絶縁層191は、第1センサ電極パターン181上に設けられる。絶縁層191は、第1センサ電極パターン181の一部の領域を覆う。この例では、絶縁層191は上面から見たときに複数の表示素子130(画素)のうち一部の画素間の領域と重畳して配置される。絶縁層191には、主にアクリル樹脂等の有機絶縁材料が用いられる。なお、絶縁層191は、有機樹脂に限定されず、無機絶縁材料または有機絶縁材料と無機絶縁材料との積層でもよい。絶縁層191の厚さは限定されないが、例えば数百nm以上数μm以下でもよい。
第2センサ電極パターン190は、第1センサ電極パターン181に重畳して配置される。また、第2センサ電極パターン190は、第1センサ電極パターン181および絶縁層191上に配置される。第2センサ電極パターン190は、図3に示すように、上面から見たときに複数の表示素子130(画素)のうち一部の画素間の領域と重畳して配置される。これにより、表示素子130から出射される光が遮られることが防止される。第2センサ電極パターン190は、低抵抗の金属材料を含む。例えば、第2センサ電極パターン190には、アルミニウム(Al)が用いられる。なお、第2センサ電極パターン190は、アルミニウム(Al)に限定されず、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、タングステン(W)、チタン(Ti)などの金属材料が用いられてもよい。
なお、図3に示すように、第2センサ電極パターン190は、第1センサ電極パターン181の他の一部の領域において電気的に接続される接続部190Aを有する。絶縁層191の端部191Cは、接続部190Aにより囲まれる。
このとき、図4に示すように、第1センサ電極パターン181上に絶縁層191が設けられている。さらに第2センサ電極パターン190は、絶縁層191の上面191A、側面191Bおよび第1センサ電極パターン181に接して設けられる。なお、絶縁層191の側面191Bは、順テーパー形状を有してもよい。これにより、第2センサ電極パターン190の絶縁層191の側面191Bに対する被覆率が向上する。上記において、絶縁層191は全体的に第2センサ電極パターン190により覆われた形状を有する。
(1−3.タッチセンサの駆動)
ここで、タッチセンサの駆動について図2および図3を用いて説明する。図2に示すように、第1タッチセンサ配線182−1および第2タッチセンサ配線182−2は、駆動回路107と接続する。駆動回路107から第1タッチセンサ配線182−1を介して第1センサ電極180−1に供給された電圧により、第1センサ電極180−1と第2センサ電極180−2との間に電界が発生する。例えば、人の指が表示装置10に触れたとき、第1センサ電極180−1と第2センサ電極180−2との間の電界変化が生じる。これにより、配線間の容量変化が生じる。次に、第2センサ電極180−2から第2タッチセンサ配線182−2を介して、駆動回路107に所定の情報が入力される。以上により、位置情報が検知される。
上記構造において、第2センサ電極パターン190と第1センサ電極パターン181とが接続されることで、センサ電極180全体の抵抗が低下する。さらに、第2センサ電極パターン190は、絶縁層191を介さずに第1センサ電極パターン181とのみ接続される場合に比べて表面積を大きくすることができる。これにより、センサ電極180全体の抵抗がさらに低下する。センサ電極180全体の抵抗が下がることにより、タッチセンサの検出速度が向上する。さらに、センサ電極180の抵抗が下がることにより、SN比が向上し、結果としてタッチセンサの検出精度が向上する。
なお、第1センサ電極パターン181と、第2センサ電極パターン190との接触面積が大きい場合、応力が集中する部分において、第2センサ電極パターン190がはがれてしまう場合がある。上記構造の場合、絶縁層191が第1センサ電極パターン181と、第2センサ電極パターン190との間に挟まれた形状を有している。これにより、第1センサ電極パターン181と、第2センサ電極パターン190との接触領域が低減する。よって、応力が分散されるため、第2センサ電極パターン190の膜剥がれが抑えられる。
また、本実施形態に係る構成においては、第1センサ電極180−1の第1センサ電極パターン181−1と、第2センサ電極180−2の第1センサ電極パターン181−2が同一層上に設けられているため、小さな容量変化を検知することができる。したがって、タッチセンサの検知精度が向上する。
<第2実施形態>
本実施形態において、表示装置10の詳細な構成について説明する。
(2−1.表示装置の構成)
図5は、図3の表示装置10のA1−A3間の断面図である。図5に示すように、表示装置10は、タッチセンサに用いられる第1センサ電極パターン181、第2センサ電極パターン190、および絶縁層191のほか、基板100、トランジスタ110、容量素子120、容量素子121、表示素子130、絶縁層141、絶縁層149、絶縁層150、バンク層157、封止層161、接着層195および基板200を有する。
(2−2.トランジスタの構成)
図5において、トランジスタ110は、半導体層142、ゲート絶縁層143、ゲート電極145a、およびソース・ドレイン電極147を有する。トランジスタ110は、トップゲート・トップコンタクト構造を有しているが、これに限定されず、ボトムゲート構造としてもよいし、ボトムコンタクト構造としてもよい。
また、容量素子120には、ゲート絶縁層143を誘電体として半導体層142のソースまたはドレイン領域および容量電極145bが用いられる。また、容量素子121は、絶縁層154を誘電体として、導電層153および画素電極155が用いられる。
また、表示素子130には、画素電極155、有機EL層159および対向電極160が用いられる。つまり、表示素子130は、有機EL素子であるということができる。表示素子130は、有機EL層159で発光した光を対向電極160側に放射する、いわゆるトップエミッション型の構造を有する。なお、表示素子130は、トップエミッション型に限定されず、ボトムエミッション型の構造としてもよい。
基板100および基板200は、ガラス基板又は有機樹脂基板が用いられる。有機樹脂基板を適用した場合、可撓性を有するシートディスプレイを実現することが可能となる。また、基板100および基板200は、表示素子からの出射光を外に取り出すために、透明性が求められる場合がある。表示素子からの出射光を取り出さない側にある基板は、透明である必要は無いため、前述の材料に加えて、その他の無機材料や金属材料が用いられてもよい。
絶縁層141は、基板100上に設けられ、下地膜としての機能を有する。これにより、基板100から不純物、代表的にはアルカリ金属、水、水素等の半導体層142への拡散を抑制することができる。
半導体層142は、絶縁層141上に設けられる。半導体層142は、シリコン、酸化物半導体または有機物半導体などが用いられる。
ゲート絶縁層143は、絶縁層141、および半導体層142上に設けられる。ゲート絶縁層143には、酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコン或いはその他高誘電率の無機材料が用いられる。
ゲート電極145aは、ゲート絶縁層143上に設けられる。ゲート電極145aは、走査線(図示せず)に接続される。なお、ゲート電極145aと容量電極145bは、同じくゲート絶縁層143上に設けられる。ゲート電極145aと容量電極145bとは、共にタンタル、タングステン、チタン、モリブデン、アルミニウム等から選ばれた導電材料で形成される。ゲート電極145aと容量電極145bとは、前述の導電材料の単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。
絶縁層149は、ゲート絶縁層143と同様の材料が用いられ、ゲート絶縁層143、ゲート電極145aおよび容量電極145b上に設けられる。なお、絶縁層149は、単層としてもよいし、上記材料の積層構造としてもよい。
ソース・ドレイン電極147は、絶縁層149上に設けられる。ソース・ドレイン電極147は、信号線(図示せず)に接続される。ソース・ドレイン電極147には、ゲート電極145aの材料例として挙げたものと同様の材料が用いられる。ソース・ドレイン電極147には、ゲート電極145aと同じ材料が用いられても良いし、異なる材料が用いられても良い。ソース・ドレイン電極147に加え、他の配線も同じ導電材料を用いて形成されるため、低抵抗であること、半導体層142との接合性の良いこと、等が求められる。
絶縁層150は、平坦化膜としての機能を有し、絶縁層149およびソース・ドレイン電極147上に設けられる。絶縁層150には、主にアクリル樹脂等の有機絶縁材料が用いられる。特に図示していないが、例えば有機絶縁材料と無機絶縁材料との積層として形成されても良い。
導電層153は、絶縁層150上に設けられる。導電層153は、ゲート電極145aと同じ材料を用いてもよいし、異なる材料を用いてもよい。導電層153に加え、特に図示していないが、前述のソース・ドレイン電極147と接合される他の配線もこの導電層を用いて形成される。そのため、導電層153は、低抵抗であること、ソース・ドレイン電極147を構成する導電材料との接合性の良いこと等が求められる。
絶縁層154は、絶縁層150および導電層153上に設けられる。絶縁層154は、ゲート絶縁層143と同様の材料が用いられる。
画素電極155は、表示素子130の陽極としての機能を有する。さらに画素電極155は、光を反射させる性質を有することが好ましい。前者の機能として好ましいのは酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)等の酸化物導電材料であり、後者の機能として好ましいのはアルミニウムや銀といった表面反射性の高い導電材料が挙げられる。これらの機能を両立するため、前述の材料の積層、具体的にはアルミニウムや銀といった表面反射性の高い導電層上に、ITOやIZO等の酸化物導電層を積層するといった構造が採用される。
有機EL層159は、画素電極155上に設けられる。有機EL層159は、有機エレクトロルミネセンス材料などの発光材料を有する。
対向電極160は、表示素子130の陰極としての機能を有する。対向電極160は、複数の画素電極155に跨って、画素電極155を連続的に覆うように設けられている。対向電極160には有機EL層159で発光した光を透過させるため、透光性を有しかつ導電性を有する材料が設けられる。
対向電極160には透光性が求められるのと同時に、画素電極155の反射面との間でマイクロキャビティを形成するための反射性が求められる。このため、対向電極160は、半透過膜として形成される。具体的には、対向電極160として、銀、マグネシウム、又はそれらの合金でなる層が、光が透過する程度の膜厚で形成される。
バンク層157には、画素電極155の周縁部を覆うと共に、画素電極155の端部で滑らかな段差を形成するために、有機樹脂材料が用いられる。また、バンク層157には、表示画像のコントラスト比を高めるために、黒色顔料を含む有機樹脂材料が用いられてもよい。
無機絶縁層162、有機絶縁層164、および無機絶縁層166は、順に積層され、封止層161としての機能を有する。無機絶縁層162および無機絶縁層166は、ゲート絶縁層143と同様の材料が用いられる。有機絶縁層164は、絶縁層150やバンク層157と同様の材料が用いられる。封止層161は、製造時や経年劣化に伴い発生する不純物、特に水分が、発光素子に侵入するのを防止する。本実施例における構成の他、封止性能が十分であれば、封止層161は一層でもよく、3層以上の積層構造であってもよい。
接着層195には、無機材料、有機材料、または有機材料と無機材料の複合材料が用いられる。例えば、接着層195にはアクリル樹脂が用いられる。
また、本実施形態に係る構成においては、第2センサ電極パターン190および接続電極192は、同一の層に設けられている。
(2−3.表示装置の製造方法)
以下、表示装置10の製造方法について、図6乃至図12を用いて説明する。
(2−3−1.トランジスタの形成)
まず、図6に示すように、基板100の第1面(断面方向から見た場合の上面)に、絶縁層141、半導体層142およびゲート絶縁層143を形成後、ゲート絶縁層143上にゲート電極145aおよび容量電極145bを形成する。各層は、適宜フォトリソグラフィ法、ナノインプリンティング法、インクジェット法またはエッチング法などを用いて、所定の形状に加工される。
例えば、基板100として有機樹脂基板を用いる場合、ポリイミド基板が用いられる。
絶縁層141は、酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコン等の材料を用いて形成される。絶縁層141は、単層であっても、積層であってもよい。絶縁層141は、CVD法、スピンコーティング法または印刷法などにより形成される。
半導体層142としてシリコン材料を用いる場合、例えばアモルファスシリコン、多結晶シリコンなどが用いられる。また、半導体層142として酸化物半導体を用いる場合、例えばインジウム、ガリウム、亜鉛、チタン、アルミニウム、錫、セリウムなどの金属材料が用いられる。例えば、インジウム、ガリウム、亜鉛を有する酸化物半導体(IGZO)を用いることができる。半導体層142は、スパッタリング法、蒸着法、めっき法またはCVD法などにより形成される。
ゲート絶縁層143には、酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコン、窒酸化シリコン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ハフニウムなどを一種以上含む絶縁膜が用いられる。絶縁層141と同様の方法により形成することができる。
ゲート電極145aおよび容量電極145bは、タングステン、アルミニウム、クロム、銅、チタン、タンタル、モリブデン、ニッケル、鉄、コバルト、タングステン、インジウム、亜鉛から選ばれた金属元素、または上記金属元素を成分とする合金か、上述した金属元素を組み合わせた合金等の材料を用いて形成される。また、ゲート電極145aおよび容量電極145bには、上記材料に窒素、酸素、水素などが含有されたものが用いられてもよい。例えば、ゲート電極145aおよび容量電極145bとして、スパッタリング法により形成したアルミニウム(Al)層、チタン層(Ti)の積層膜が用いられる。
次に、ゲート絶縁層143、ゲート電極145a上に絶縁層149を形成する。絶縁層149は、ゲート絶縁層143と同様の材料、方法が用いられる。例えば、絶縁層149として、プラズマCVD法により形成した酸化シリコン膜が用いられる。
次に、絶縁層149上にソース・ドレイン電極147を形成する(図7参照)。ソース・ドレイン電極147は、ゲート電極145aと同様の材料、方法を用いることができる。ソース・ドレイン電極147は、絶縁層149に開口部を形成してから形成され、半導体層142のソース・ドレイン領域に接続される。
次に、絶縁層149、ソース・ドレイン電極147上に絶縁層150を形成する。絶縁層150は、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミドなどの有機絶縁材料が用いられる。絶縁層150は、スピンコーティング法、印刷法、インクジェット法などにより形成することができる。例えば、絶縁層150として、スピンコーティング法により形成したアクリル樹脂を用いることができる。このとき、絶縁層150は、上面が平坦となる程度まで形成される。絶縁層150は、1μm以上の厚みで形成することが好ましい。
(2−3−2.表示素子の形成)
次に、図7に示すように、絶縁層150上に、容量素子121(導電層153、絶縁層154および画素電極155で形成される)、表示素子130(画素電極155、有機EL層159および対向電極160で形成される)、バンク層157を形成する。各層は、適宜フォトリソグラフィ法、ナノインプリンティング法、インクジェット法またはエッチング法などを用いて、所定の形状に加工される。
まず、絶縁層150上に導電層153を形成する。導電層153は、ゲート電極145aと同様の材料および方法により形成することができる。例えば、導電層153として、スパッタリング法により形成したモリブデン、アルミニウム、モリブデンの積層膜が用いられる。
次に、導電層153上に絶縁層154を形成する。絶縁層154は、ゲート絶縁層143と同様の材料および方法により形成される。例えば、絶縁層154として、プラズマCVD法により形成した窒化シリコン膜が用いられる。
次に、絶縁層154上に、画素電極155を形成する。例えば、導電層153は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、等の光反射性の金属材料を用いてもよいし、正孔注入性に優れる酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)による透明導電層と、光反射性の金属層とが積層された構造を有していてもよい。画素電極155は、ゲート電極145aと同様の方法により形成される。例えば、画素電極155として、スパッタリング法により形成したITO、銀、ITOの積層膜が用いられる。
次に、絶縁層154および画素電極155上に、バンク層157を形成する。バンク層157は、画素電極155の上面を露出するように開口部が形成される。バンク層157の開口部の端部は、なだらかなテーパー形状となるのが好ましい。例えば、バンク層157として、スピンコーティング法により形成したポリイミド膜が用いられる。
次に、画素電極155、バンク層157上に有機EL層159を形成する。有機EL層159は、低分子系又は高分子系の有機材料を用いて形成される。低分子系の有機材料を用いる場合、有機EL層159は発光性の有機材料を含む発光層に加え、当該発光層を挟むように正孔注入層や電子注入層、さらに正孔輸送層や電子輸送層等を含んで構成されていてもよい。
また、有機EL層159は、少なくとも画素電極155と重畳するように形成される。有機EL層159は、真空蒸着法、印刷法、スピンコーティング法などにより形成される。有機EL層159を真空蒸着法により形成する場合、適宜シャドーマスクを用い、成膜されない領域を設けながら形成してもよい。有機EL層159は、隣接する画素と異なる材料を用いて形成してもよいし、全ての画素において同一の有機EL層159を用いてもよい。
次に画素電極155および有機EL層159に跨るように、対向電極160を形成する。対向電極160には、酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)等の透明導電膜、または銀(Ag)とマグネシウムの合金を用いることができる。また、対向電極160は、真空蒸着法、スパッタリング法により形成することができる。例えば、対向電極160として、蒸着法により成膜した銀(Ag)とマグネシウムの合金膜が用いられる。
(2−3−3.封止層の形成)
次に、図8に示すように、対向電極160およびバンク層157上に、封止層161となる無機絶縁層162、有機絶縁層164および無機絶縁層166を順に形成する。封止層161は、表示領域103全面を覆うように形成される。
無機絶縁層162および無機絶縁層166には、酸化アルミニウム、酸化シリコン、窒化シリコンなどを一種以上含む絶縁膜が用いられる。無機絶縁層162および無機絶縁層166は、プラズマCVD法、熱CVD法、蒸着法、スピンコーティング法、スプレー法、または印刷法を用いて形成される。例えば、無機絶縁層162および無機絶縁層166には、プラズマCVD法で形成した窒化シリコン膜と酸化シリコン膜の積層膜を用いることができる。無機絶縁層162および無機絶縁層166の膜厚は、数十nm以上数μm以下としてもよい。
有機絶縁層164には、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の材料を用いることができる。また、有機絶縁層164は、スピンコーティング法、蒸着法、スプレー法、インクジェット法、印刷法などを用いて形成される。有機絶縁層164の膜厚は、限定されないが、例えば数μm以上数十μm以下としてもよい。
(2−3−4.タッチセンサの形成)
次に、タッチセンサ20を形成する。まず、図9に示すように、第1センサ電極パターン181を形成する。第1センサ電極パターン181は、この例ではスパッタリング法により成膜される。第1センサ電極パターン181は、スパッタリング法に限定されず、蒸着法、印刷法、塗布法、分子線エピタキシー法(MBE)などを用いて成膜されてもよい。第1センサ電極パターン181は、成膜後にフォトリソグラフィ法およびエッチング法より加工される。また、第1センサ電極パターン181には、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)または酸化インジウム錫亜鉛(ITZO)などが用いられる。
次に、図10に示すように、絶縁層191を形成する。絶縁層191は、塗布法により形成される。絶縁層191には、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の有機樹脂材料が用いられる。また、絶縁層191は、スピンコーティング法、蒸着法、スプレー法、インクジェット法、印刷法などを用いて数百nm以上十μm以下の厚さに形成される。
次に、図11に示すように、絶縁層191を加工する。このとき、絶縁層191は、フォトリソグラフィ法およびエッチング法により加工される。なお、絶縁層191に感光性材料が含まれていれば、フォトリソグラフィ法のみで加工してもよい。
次に、図12に示すように、第2センサ電極パターン190および接続電極192を形成する。第2センサ電極パターン190および接続電極192は、例えばスパッタリング法により形成される。なお、第2センサ電極パターン190は、スパッタリング法に限定されず、蒸着法、印刷法、インクジェット法などを用いて形成されてもよい。
(2−3−5.対向基板との貼り合わせ)
最後に、対向基板となる基板200を、接着層195を用いて基板100と貼り合わせる。接着層195として、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。
上記製造方法を用いることにより、表示装置10を製造することができる。上記製造方法を用いた場合、第2センサ電極パターン190および接続電極192は、同じ層に設けられるため、第2センサ電極パターン190を設けるために新たな工程を設ける必要がない。したがって、タッチセンサを含む表示装置を製造する上での工程負荷が抑えられ、かつタッチセンサの検出精度が向上する。
(変形例1)
本実施形態においては、開示例として有機EL表示装置の場合を例示したが、その他の適用例として、液晶表示装置、その他の自発光型表示装置、あるいは電気泳動表示素子等を有する電子ペーパー型表示装置、あらゆるフラットパネル型の表示装置が挙げられる。また、中小型から大型まで、特に限定することなく適用が可能であることは言うまでもない。
(変形例2)
本発明の第1実施形態において、第1センサ電極パターン181上に第2センサ電極パターン190が設けられる例を示したが、これに限定されない。図13は、タッチセンサ20−1の一部を拡大した上面図である。図14は、タッチセンサ20−1のA1−A2間の断面図である。
図13および図14に示すように、封止層161は、複数の表示素子130(画素)上に設けられる。第2センサ電極パターン190は、封止層161上に設けられる。図13に示すように、第2センサ電極パターン190は、上面から見たときに複数の表示素子130(画素)のうち一部の画素間の領域と重畳して配置される。絶縁層191は、第2センサ電極パターン190および封止層161上に設けられる。絶縁層191は、第2センサ電極パターン190の一部を覆う。また、絶縁層191は、第2センサ電極パターン190上に開孔部190Eを有する。
第1センサ電極パターン181は、第2センサ電極パターン190および絶縁層190上に設けられる。第1センサ電極パターン181は、複数の表示素子130(画素)に重畳して配置される。また、図14に示すように、第2センサ電極パターン190は、第1センサ電極パターン181との接続部190Dを有する。第1センサ電極パターン181は、第2センサ電極パターン190の形状に沿って凹凸を有する。これにより、第1センサ電極パターン181の表面積を増やすことができる。結果として、タッチセンサ感度を向上させることができる。特に高精細な画素ほど、凹凸に起因する第1センサ電極パターン181の表面積を増やすことができ、タッチセンサの検出速度及び検出精度が向上する。
この例では、第2センサ電極パターン190は、断面視において平坦な形状を有している。これにより、第2センサ電極パターン190の形状を制御しやすい。なお、第2センサ電極パターン190の表面積を増やすために、第2センサ電極パターン190は、凹凸を有してもよい。
(変形例3)
本発明の第1実施形態では、第2センサ電極パターン190が凸部を有する例を示したが、これに限定されない。図15は、タッチセンサ20−2の上面図である。図16は、タッチセンサ20−1のA1−A2間の断面図である。図15および図16に示すように、第2センサ電極パターン190は、凹部および凸部を有してもよい。これにより、第2センサ電極パターン190の表面積がさらに大きくなる。これにより、センサ電極180の抵抗がさらに下がる。したがって、タッチセンサの検出速度および検出精度が向上する。
(変形例4)
本発明の第1実施形態では、第2センサ電極パターン190が絶縁層191の全体を覆う例を示したが、これに限定されない。図17は、タッチセンサ20−3の上面図である。図18は、A4−A5間タッチセンサ20−3の断面図である。図17および図18に示すように、絶縁層191は、表示素子130に重畳する領域を有してもよい。このとき、第2センサ電極パターン190が絶縁層191の一部を覆う。これにより、絶縁層191は、位置合わせが容易であり、かつセンサ電極180の抵抗を下げることができる。絶縁層191を上から見たときの形状は、図17に示すように四角形でもよいし、多角形でもよい。また、図17および図18に示すように、第2センサ電極パターン190は、絶縁層191上において、表示素子130の間隔に応じて離隔して設けられる。
また、図19は、タッチセンサ20−4の上面図である。図19に示すように、絶縁層191を上から見たときの形状は、円状でもよい。
なお、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
10・・・表示装置、20・・・タッチセンサ、100・・・基板、103・・・表示領域、104・・・周縁部、105・・・駆動回路、106・・・駆動回路、107・・・駆動回路、108・・・フレキシブルプリント基板、110・・・トランジスタ、120・・・容量素子、121・・・容量素子、130・・・表示素子、141・・・絶縁層、142・・・半導体層、143・・・ゲート絶縁層、145a・・・ゲート電極、145b・・・容量電極、147・・・ソース・ドレイン電極、149・・・絶縁層、150・・・絶縁層、153・・・導電層、154・・・絶縁層、155・・・画素電極、157・・・バンク層、159・・・有機EL層、160・・・対向電極、161・・・封止層、162・・・無機絶縁層、164・・・有機絶縁層、166・・・無機絶縁層、180・・・センサ電極、181・・・第1センサ電極パターン、182・・・タッチセンサ配線、185・・・接続部、190・・・第2センサ電極パターン、191・・・絶縁層、192・・・接続電極、195・・・接着層、200・・・基板

Claims (11)

  1. 複数の画素が離間して配列される表示領域と、
    前記表示領域と重なるタッチセンサと、を有し、
    前記タッチセンサは、センサ電極および絶縁層を含み、
    前記センサ電極は、前記複数の画素の一部と重畳する第1センサ電極パターンと、
    前記複数の画素の一部の画素間の領域と重畳する第2センサ電極パターンと、を含み、
    前記絶縁層は、前記第1センサ電極パターンと、前記第2センサ電極パターンとの間に配置され、かつ前記第1センサ電極パターン面内に配置され、前記第1センサ電極パターンの一部の領域を覆い、
    前記第2センサ電極パターンは、前記絶縁層および前記第1センサ電極パターン上に配置され、
    前記第1センサ電極パターンの他の一部の領域と接続される、表示装置。
  2. 前記絶縁層の端部は、前記第1センサ電極パターンと前記第2センサ電極パターンの接続部に囲まれる、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記絶縁層は、前記複数の画素に重畳する領域を有する、
    請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記第2センサ電極パターンは、凹部および凸部を有する、
    請求項1乃至3のいずれか一に記載の表示装置。
  5. 複数の画素が離間して配列される表示領域と、
    前記表示領域と重なるタッチセンサと、を有し、
    前記タッチセンサは、センサ電極および絶縁層を含み、
    前記センサ電極は、前記複数の画素の一部と重畳する第1センサ電極パターンと、
    前記複数の画素の一部の画素間の領域と重畳する第2センサ電極パターンと、を含み、
    前記絶縁層は、前記第1センサ電極パターンと、前記第2センサ電極パターンとの間に配置され、かつ前記第2センサ電極パターン上に配置され、前記第2センサ電極パターンの一部の領域を覆い、
    前記第1センサ電極パターンは、前記絶縁層および前記第2センサ電極パターン上に配置され、前記第2センサ電極パターンの他の一部の領域と電気的に接続される、表示装置。
  6. 前記絶縁層の側面は、順テーパー形状を有する、
    請求項1乃至5のいずれか一に記載の表示装置。
  7. 前記第1センサ電極パターンは、透光性を有する、
    請求項1乃至6のいずれか一に記載の表示装置。
  8. 前記第2センサ電極パターンは、低抵抗の金属材料を含む、
    請求項1乃至7のいずれか一に記載の表示装置。
  9. 前記表示装置は、有機EL素子を含む、
    請求項1乃至8のいずれか一に記載の表示装置。
  10. 前記タッチセンサは、封止層上に設けられ、
    前記封止層は、無機絶縁層を含む、
    請求項1乃至9のいずれか一に記載の表示装置。
  11. 前記センサ電極は、第1方向に伸長する第1センサ電極と、前記第1方向と交差する第2方向に伸長する第2センサ電極と、を含む、
    請求項1乃至10のいずれか一に記載の表示装置。
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