JP2019089657A - エレベータの遠隔診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの遠隔診断運転プログラム - Google Patents

エレベータの遠隔診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの遠隔診断運転プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータの通常運転に極力影響を与えること無く効率的に遠隔診断運転を実行する。【解決手段】群管理制御下に置かれた複数の号機を遠隔診断運転する遠隔診断運転方法であって、診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない号機に対して所定の順番で一台ずつ、診断運転開始時点でのかご位置を確認するかご位置確認ステップと、かご位置に応じてかごを最上階又は最下階の何れかの終端階に移動させる終端階移動ステップと、終端階リミットスイッチの診断を実行する終端階リミットスイッチ診断ステップと、巻上機のブレーキ診断を実行するブレーキ診断ステップと、かごを走行させて昇降路内リミットスイッチの診断を実行する昇降路内リミットスイッチ診断ステップと、各階にかごを停止させてドア開閉診断を実行するドア開閉診断ステップとから構成される遠隔診断運転を実行する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの遠隔診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの遠隔診断運転プログラムに関する。
エレベータに異常がないかを無人で診断する遠隔診断運転が知られている。遠隔診断運転では、エレベータが設置されている物件に対して、通信ネットワークを介して遠隔監視センターから遠隔自動診断運転信号を送信する。エレベータ側では、遠隔自動診断運転信号を受診すると、エレベータ制御装置内の、予め設定されたスケジュールを持つ診断プログラムを起動させてエレベータの自動運転を実行する。
エレベータの号機が複数有り、群管理制御されている場合、従来では、診断対象となる号機は、群管理から切り離して診断運転するようにしている。これは、遠隔診断運転中に呼びが発生して診断中の号機に呼びが割り当てられて診断運転が中断してしまうことを防止するためである。
特開2003−128355号公報 特開平11−217165号公報
しかし、従来方法では、診断中の号機は、群管理から切り離してから遠隔診断運転を実行しているので、診断運転中の号機に呼びが割り当てられることは防止できるものの、その都度、順番に号機を群管理から切り離さなくてはならず、診断運転効率が悪いという課題がある。
上記事情に鑑み本発明の実施形態は、エレベータの通常運転に極力影響を与えること無く効率的に遠隔診断運転を実行できるエレベータの遠隔診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの遠隔診断運転プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための態様は、群管理制御下に置かれた複数の号機を遠隔診断運転する遠隔診断運転方法であって、診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない号機に対して所定の順番で、診断運転開始時点でのかご位置を確認するかご位置確認ステップと、前記かご位置に応じてかごを最上階又は最下階の何れかの終端階に移動させる終端階移動ステップと、前記終端階では終端階リミットスイッチの診断を実行する終端階リミットスイッチ診断ステップと、巻上機の設置場所では巻上機に設けられたブレーキの診断を実行するブレーキ診断ステップと、前記かごを走行させて、昇降路内に設けられた昇降路内リミットスイッチの診断を実行する昇降路内リミットスイッチ診断ステップと、一方の終端階から他方の終端階までの各階にかごを停止させてドア開閉診断を実行するドア開閉診断ステップと、から構成される遠隔診断運転を実行することを特徴とする。
実施形態に係る遠隔診断システムの全体構成を示す説明図。 実施形態に係る遠隔診断システムを構成する各装置の機能を示すブロック図。 群管理制御下における診断運転処理を示すフローチャート。 実施形態に係るエレベータの診断運転方法の手順を示すフローチャート。 昇降路内リミットスイッチの点検結果を示す説明図。 各階床のドア開閉点検結果を示す説明図。 群管理制御下における診断運転中に呼びが発生した場合の処理手順を示すフローチャート。 ドア開閉診断時において呼びが発生した場合の処理手順を示すフローチャート。 ドアヘビー階におけるドア開閉診断の処理手順を示すフローチャート。
最初に、図1を参照して実施形態における遠隔診断運転方法が適用されるエレベータの遠隔診断システムについて説明する。図1のエレベータ2は、一つの号機を示しているが、本実施形態では、複数の号機(A号機とB号機)を統括管理する群管理制御下における遠隔診断システムを想定している。また、適宜、A号機の部材番号には“A”をB号機の部材番号には“B”を付して区別するが、その機能は同一である。
図1に示すように、遠隔診断を実行する遠隔診断システム1は、監視センター10と、遠隔監視装置20(20A,20B)と、エレベータ制御装置30(30A,30B)と、かご制御装置40(40A,40B)とを備える。本実施形態におけるエレベータの遠隔診断運転方法は、エレベータ制御装置30(30A,30B)の制御下で実行される。また、本実施形態におけるエレベータの診断運転プログラムは、エレベータ制御装置30(30A,30B)にインストールされることにより実行される。
診断対象となるエレベータ2は、昇降路3と、昇降路3内を上下に走行するかご4と、かご4とは主ロープ5を介して連結されたつり合いおもり6とを備える。エレベータ2の機械室7には、主ロープ5を回転駆動する巻上機8と、そらせシーブ9が設置されている。巻上機8には診断対象となるブレーキBrが設置されている。
また、昇降路3において、一方の終端階である最下階BF付近には、最下階リミットスイッチ3LSが設置され、他方の終端階である最上階TF付近には最上階リミットスイッチ4LSが設置されている。最下階リミットスイッチ3LSは、かご4が最下階BFを行き過ぎたときに作動するスイッチである。最上階リミットスイッチ4LSは、かご4が最上階TFを行き過ぎたときに作動するスイッチである。
さらに、昇降路3には、6個の昇降路内リミットスイッチ5LS,6LS,・・・,10LSが設置されている。昇降路内リミットスイッチ5LS,6LS,・・・,10LSは、かご4の位置を検出するためのスイッチである。なお、昇降路内リミットスイッチの設置数は、本実施形態では6個であるが、これに限定されるものではなく、昇降路3の長さに応じて増減される。
遠隔診断システム1を構成する監視センター10は、エレベータの遠隔診断を実行する遠隔診断スケジュールデータを遠隔監視装置20(20A,20B)へ送信する。遠隔監視装置20(20A,20B)は、監視センター10から受信した遠隔診断スケジュールデータに従い、予め設定されている診断運転開始時刻になると、エレベータ制御装置30(30A,30B)へ診断指令を出力する。エレベータ制御装置30(30A,30B)は、診断指令を受けると、エレベータ2の診断運転制御を行う。かご制御装置40(40A,40B)は、かご4に設置されており、特に本実施形態では、各リミットスイッチ3LS〜10LSの作動検出及びかご4のドア開閉診断の制御に供される。
次に、図2を参照して遠隔診断システム1を構成する各装置の機能について説明する。
図2において、監視センター10は、遠隔診断を実行するスケジュールを登録するスケジュール登録部11と、公衆回線やその他無線または有線にて通信が可能な通信部12とを備えている。そして、遠隔監視装置20(20A,20B)に対して、エレベータ2が遠隔診断運転を実行する遠隔診断スケジュールデータ、例えば毎月遠隔診断を実行する場合は毎月の開始指定日および開始時間データを送信する。
遠隔監視装置20(20A,20B)は、監視センター10及びエレベータ制御装置30(30A,30B)と通信を行う通信部21と、遠隔診断スケジュールデータを保存するスケジュール記憶部22とを備えている。遠隔監視装置20(20A,20B)は、スケジュール記憶部22に記憶されている遠隔診断スケジュールデータに従い、スケジュール日時(診断運転開始時刻)になると、通信部21を介してエレベータ制御装置30(30A,30B)へ診断指令を送信する。
エレベータ制御装置30(30A,30B)は、通信制御部31(31A,31B)と、群管理制御部32(32A,32B)と、運行制御部33(33A,33B)と、診断プログラム部34(34A,34B)と、診断結果記憶部35(35A,35B)とを備えている。本実施形態では、群管理制御下でも遠隔診断であり、群管理制御においては、A号機のエレベータ制御装置30Aがマスタとなり、B号機のエレベータ制御装置30Bはスレーブとして位置付けられる。したがって、A号機の群管理制御部がマスタ側群管理制御部32A、B号機の群管理制御部がスレーブ側群管理制御部32Bとなる。
通信制御部31(31A,31B)は、遠隔監視装置20(20A,20B)の通信部21(21A,21B)と接続されており、遠隔監視装置20(20A,20B)から診断指令を受信する一方、診断結果を遠隔監視装置20(20A,20B)を介して監視センター10に送信する。また、通信制御部31(31A,31B)は、かご制御装置40(40A,40B)と接続されており、かご制御装置40(40A,40B)の検出結果を受信する。
マスタ側群管理制御部32Aは、呼び発生時における最適な号機割当てを実行するもので、当該群管理制御部32Aがマスタとなってスレーブ側に位置する群管理制御部に対する指示をする。
スレーブ側群管理制御部32Bは、マスタ側群管理制御部32Aからの指示に基づき、呼び発生時に号機割当てがされた場合に群管理制御を実行する。
運行制御部33(33A,33B)は、例えば利用者がエレベータホールにてアップ釦を押下した場合にかごがアップ運転を行う等のエレベータの基本動作の制御を実行する。また、かご位置判定機能を有し、遠隔診断動作開始時に現在のかご位置を判断し、最上階TFまたは最下階BFどちらの方向へ走行した方が効率的に診断運転が実行可能かを判定する。
診断プログラム部34(34A,34B)は、遠隔診断運転に使用される遠隔診断プログラムが格納されている。遠隔診断プログラムとしては、後述する4つの診断項目を実行するプログラムである。
診断結果記憶部35(35A,35B)は、遠隔診断の結果を記憶するとともに、診断中において、呼びの発生等により診断が中断した場合、それまでの診断結果(途中結果)と、診断中断階等の情報を記憶する。
かご制御装置40(40A,40B)は、ドア制御部41(41A,41B)と、検出部42(42A,42B)とを備えている。ドア制御部41(41A,41B)は、かごドアの制御及び各階の乗場ドアの制御を実行する。検出部42(42A,42B)は、昇降路内の走行中に、最下階リミットスイッチ3LS、最上階リミットスイッチ4LS及び各昇降路内リミットスイッチ5LS,6LS,・・・,10LSのオン・オフをチェックして各リミットスイッチが正常に動作するかを検出する。そして、ドア制御部41(41A,41B)によるかごドア診断の検出結果及び検出部42によるリミットスイッチの診断結果は、エレベータ制御装置30(30A,30B)とかご制御装置40(40A,40B)間での通信にてエレベータ制御装置30(30A,30B)へ伝達され、エレベータ制御装置30(30A,30B)に備えられた診断結果記憶部35に格納される。遠隔診断運転の結果は、通信制御部31を介して遠隔監視装置20(20A,20B)の通信部21(21A,21B)、監視センター10の通信部12を介して、監視センター10へ送信される。
エレベータ制御装置30(30A,30B)が遠隔監視装置20(20A,20B)から診断指令を受信した際、診断プログラム部34(34A,34B)に備えられた遠隔診断プログラムにて実行する診断運転は、主に以下に示す4つ診断項目で構成される。
第1の診断項目は、定格速度診断である。この定格速度診断では、エレベータのかごを定格速度で走行させて、基準通りの速度が維持されるか否かを判定する。
第2の診断項目は、かご制御装置40(40A,40B)の検出部42(42A,42B)にて行うリミットスイッチ診断項目であり、終端階リミットスイッチ診断と昇降路内リミットスイッチ診断から構成される。リミットスイッチの診断は、エレベータ2のかご4を通常速度で走行させリミットスイッチをオン、オフすることで、かご4の走行時にスイッチの位置がずれていないことの確認を行う。
第3の診断項目は、ブレーキ診断から構成されるブロックである。このブレーキ診断では、かご4が昇降路3内の最上階TFの位置で巻上機8に備えられたブレーキBrを解放することなく、かご4が停止状態で巻上機8へトルクを印加し、ブレーキの保持力が正常であることの確認診断を行う。
第4の診断項目は、ドア開閉診断から構成されるブロックである。このドア開閉診断では、かご4を各階床へ走行させ停止時に、かご制御装置40(40A,40B)のドア制御部41(41A,41B)によりかごドア及び各階の乗場ドアを開閉させ開閉状態の確認を行う。ドア開閉診断では、ドアの開閉時間、開閉速度、トルク等のデータが正常であることの確認を行う。
<群管理制御下における診断運転処理>
図3は、群管理制御下における診断運転処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、実施形態におけるエレベータの診断運転方法は、上述した第1〜第4の診断項目を実行するために、診断周期が到来すると、エレベータ制御装置30Aのマスタ側群管理制御部32Aは、診断運転が可能な号機が有るか否かを調べる(ST1)。
呼びが割り当てられて無く、診断運転可能な号機が複数台有る場合には、その中で予め設定されている最初の号機の診断を開始する(ST2)。具体的な診断運転処理については図4のフローチャートを用いて後述する。
最初の号機の診断運転が終了すると(ST3YES)、診断結果が診断結果記憶部35に保存される(ST4)。
次いで、呼びが割り当てられてない次の号機の診断を開始し、診断運転が終了すると、診断結果が診断結果記憶部35に保存される(ST5,ST6,ST7)。
診断運転が可能な号機の診断が全て終了すると、診断結果記憶部35に保存された診断結果が通信制御部31、遠隔監視装置20を介して監視センター10へ送信される(ST8,ST9)。
次に、具体的な診断運転の手順を図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
診断周期が到来し、診断指令が入力されると、診断プログラムが動作し、図4に示すフローチャートが開始される。
監視センター10のスケジュール登録部11に登録された遠隔診断運転スケジュールに従い、遠隔監視装置20(20A,20B)からの診断指令がエレベータ制御装置30(30A,30B)に送信されると、運行制御部33にて遠隔診断運転が「実施可能な状態」かの判断を行う。ここで、遠隔診断運転が「実施可能な状態」とは、エレベータ2の全てのかご呼びが無い状態であり、かつ、診断指令が出力されてから10秒経過している状態をいう。「実施可能な状態」では、かご照明が消灯し、戸開ボタン灯及び停電灯が点灯する(自動診断運転開始条件)。
自動診断運転開始条件が成立すると、運行制御部33は、現在のかご位置を確認する(ST12)。次いで、現在のかご位置に基づいて、最上階TFまたは最下階BFどちらの階へ走行した方が近いのかを判断する(ST13)。
かご位置が最上階TFに近い場合は、最上階TFへの走行を実行する。現在のかご位置が最下階BFに近い場合には、最下階BFへの走行を実行する。このとき、運行制御部33にて、「昇降路内リミットスイッチ診断」又は「ブレーキ診断」を実行するかの判断を行う。最上階TFへ走行する場合(ST13YES)は、診断項目の「昇降路内リミットスイッチ診断」を行いながら最上階TFへ走行(ST14)し、最上階TFの終端に設置された最上階リミットスイッチ4LSの診断を行う(ST15)。その際、「昇降路内リミットスイッチ診断」の結果は診断結果記憶部35に記憶される。その後、最上階TFにて「ブレーキ診断」を実行する(ST16)。「ブレーキ診断」では、ブレーキBrを解放することなく、かご4が停止状態で巻上機8へトルクを印加し、ブレーキの保持力が正常であることの確認が実施される。「ブレーキ診断」が終了すると、かご4を最下階BFへ走行させる(ST17)。このとき、最下階BFへの走行中に、診断結果記憶部35に結果が格納されていないリミットスイッチ、すなわち昇降路内リミットスイッチのうち、未診断のリミットスイッチについての診断を行う(ST18)。
また、「昇降路内リミットスイッチ診断」中に利用者による呼びが発生して、遠隔診断運転が中断された場合についても、診断結果記憶部35にて保存されているデータを基に、昇降路内リミットスイッチ診断運転を継続して実施可能となるため、呼び応答中も継続して遠隔診断が可能となる。なお、診断結果記憶部35へ格納される昇降路内リミットスイッチ診断の結果については図5に記載のように例えば、昇降路内にリミットスイッチがn個ある場合、最上階TFへ運転を行う際に昇降路内リミットスイッチの診断を行い診断が完了したリミットスイッチについては、実施の有無または結果の良否等がわかる形式で格納する。また、最上階TFへの運転中に、利用者による呼びが発生した場合についても呼び応答時に確認を実行したリミットスイッチの結果は、診断結果記憶部35へ格納される。
最下階BFへかご4が到着すると、最下階BFの終端に設置された最下階リミットスイッチ3LSの診断を行う(ST19)。その後、最下階BFから最上階TFに向け定格速度診断を実行(ST20)し、また、かご4を各階停止で走行を行い、各階床に停止して「ドア開閉診断」を実行する(ST21)。このとき、セキュリティ等を考慮し、エレベータ制御装置30(30A,30B)によって利用者の利用が不可に設定されている階がある場合は、ドア開閉診断は実行しない。また、「ドア開閉診断」は各階に停止してドア開閉を行うため、利用者のかご呼びによる中断が発生する可能性が高い。そのため、「ドア開閉診断」においても、遠隔診断の進捗を診断結果記憶部35にて、「ドア開閉診断」の実施階または未実施階のデータを格納し、利用者からの呼び応答後も継続して、「ドア開閉診断」が未実施の階から再開することが可能となる。また、呼び応答時のドア開閉についても、未実施階での呼び応答時の診断結果として診断結果記憶部35に保存する。なお、「ドア開閉診断」時に格納される結果については、図6に記載のように、例えば階床数がn階ある場合は、診断が完了した階の結果は、実施の有無または結果の良否がわかる形式で格納する。
他方、現在のかご位置が最下階BFに近い場合には、最下階BFへの走行を実行する。このとき、運行制御部33にて、「昇降路内リミットスイッチ診断」又は「ブレーキ診断」を実行するかの判断を行う。最上階BFへ走行する場合(ST13NO)は、診断項目の「昇降路内リミットスイッチ診断」を行いながら最下階BFへ走行(ST22)し、最下階BFの終端に設置された最下階リミットスイッチ3LSの診断を行う(ST23)。その際、「昇降路内リミットスイッチ診断」の結果は診断結果記憶部35に記憶される。その後、最上階TFへ走行する(ST24)。最上階TFに走行する際に、定格速度診断を実行する(ST25)とともに、走行中において、診断結果記憶部35に結果が格納されていない未診断の昇降路内リミットスイッチについての診断を行う(ST26)。
最上階TFでは、最上階リミットスイッチ4LSの診断を実行する(ST27)とともに、「ブレーキ診断」を実行する(ST28)。「ブレーキ診断」が終了すると、かご4を最下階BFへ走行させ、各階に停止させてドア開閉診断を実行する(ST21)。勿論、ステップ22において、最下階へ走行させる間に各階停止でドア開閉診断を実行してもよい。
「ドア開閉診断」が終了し、エレベータの遠隔診断が全て完了すると、診断結果記憶部35に格納された診断結果は、通信制御部31から遠隔監視装置20(20A,20B)を介して監視センター10に送付される。
<かご呼び発生時の診断運転>
次に、診断運転中にかご呼びが発生した場合に処理について説明する。
図7に示した診断運転中において、エレベータ制御装置30(30A,30B)の運行制御部33は、かご呼びの発生有無を監視している。図7のフローチャートに示すように、診断運転中にかご呼びが発生する(ST31,ST32YES)と、対応する号機に呼びを割り当てる(ST33)。割り当てられた号機が診断運転中でなければ、呼びに応答する(ST34,ST35)。
割り当てられた号機が診断運転中であれば(ST34YES)、診断運転が所定の時分内で終了して呼び応答が可能か否かが判断される(ST36)。所定時間内に呼び応答が不可能であれば、他の号機に呼びを割り当てる(ST37)。診断運転の一つの診断項目が例えば、30秒〜1分程度で終了して呼び応答が可能な場合には、診断運転を中断してかご呼びに応答する(ST38,ST39)。例えば、ドア開閉診断中であれば、診断中の階床のドア開閉診断が終了すると、次の階床のドア開閉診断を中断して、呼びに応答する。診断運転を中断した場合には、中断した階床とそれまでの診断結果が診断結果記憶部に記憶される。呼び応答が終了すると中断した階床から診断を再開する(ST40,ST41)。
診断運転が全て終了すると、診断結果が送信される(ST42,ST43)。
このように、診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない号機に対して所定の順番で一台ずつ遠隔診断運転を実行するとともに、呼びが発生した場合には、所定時間内に呼びに応答可能な場合には、遠隔診断を中断して呼びに応答するようにした。また、対象となる号機が呼び応答に対応不可の場合には、呼びに応答可能な号機を割り当てるようにした。このため、利用者へのサービスを損なうことなく、効率的な遠隔診断運転が可能になる。
図8は、ドア開閉診断中における処理を示している。
ドア開閉診断では、各階床に停止し、ドアを開閉して正常か否かを診断している。そのため、診断運転中にもかかわらず、乗場にいる利用者が乗場呼びに応答して診断運転中のかごに乗り込む可能性がある。
そこで、図8のフローチャートに示すように、ドア開閉診断実行中に呼びが発生すると(ST51,ST52)、ドア開閉診断中の号機は、呼び発生階には停止せず、次の呼びが発生していない階へ移動して、その階のドア開閉診断を実行する(ST53)。呼び発生階を除く全ての階のドア開閉診断が終了すると(ST54)、その号機は、呼び発生階に移動してドア開閉診断を実行する(ST55)。全階床のドア開閉診断が終了すると(ST56)、診断結果が診断結果記憶部に保存される(ST57)。
このように、ドア開閉診断中の号機は呼び発生階には停止せず、次の階へ移動して、その階のドア開閉診断を実行するようにしたので、利用者が誤って診断運転中のかごに乗車することを未然に防止することができる。また、呼び発生階のドア開閉診断は全ての階床のドア開閉診断が終了後に実行するようにしているので、診断漏れを防止でき、確実にドア開閉診断を実行することができる。
<ドアヘビー階のドア診断処理>
ドア開閉では、階毎にドアの重さが異なることがある。特に、頻繁に乗り降りされる基準階(1階)や、風の影響を受けやすい階のドアは、他の階のドアと比較してドアが重くなることがある。このようなドアの開閉が重い階をドアヘビー階と称している。
図9は、ドアヘビー階を含むドア開閉診断処理を示している。
ドア開閉診断実行中において、ドアヘビー階が含まれている場合、ドアヘビー階においては、ドア開閉診断を複数回実行する(ST61,ST62,ST63)。全てのドア開閉診断が終了すると、診断結果が診断結果記憶部35に保存される(ST64,ST65)。
このように、ドアが通常より重い階であるドアヘビー階については、ドア開閉診断を複数実行することで、誤診断を防止し確実なドア開閉診断結果を得ることができる。
<群管理における遠隔診断運転方法の他の実施形態>
上記実施形態では、診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない号機に対して所定の順番で一台ずつ遠隔診断運転を実行した。
遠隔診断運転方法の他の実施形態としては、診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない複数の号機に対して同時並行で遠隔診断運転を実行するものである。この場合の遠隔診断運転としては、所定の順番で一台ずつ遠隔診断運転を実行する場合の処理と同じである。
このように、呼びが割り当てられていない複数の号機に対して同時並行で遠隔診断運転を実行することにより、遠隔診断運転を短時間で実行することができ、効率が飛躍的に向上する。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…遠隔診断システム、2…エレベータ、3…昇降路、4…かご、5…主ロープ、6…つり合いおもり、7…機械室、8…巻上機、9…そらせシーブ、10…監視センター、11…スケジュール登録部、12…通信部、20(20A,20B)…遠隔監視装置、21A,21B…通信部、22A,22B…スケジュール記憶部、30(30A,30B)…エレベータ制御装置、31A,31B…通信制御部、32A…マスタ側群管理制御部、32B…スレーブ側群管理制御部、33A,33B…運行制御部、34A,34B…診断プログラム部、35A,35B…診断結果記憶部、40(40A,40B)…かご制御装置、41(41A,41B)…ドア制御部、42(42A,42B)…検出部、3LS…最下階リミットスイッチ、4LS…最上階リミットスイッチ、5LS,7LS,10LS…昇降路内リミットスイッチ、BF…最下階、TF…最上階、Br…ブレーキ。

Claims (10)

  1. 群管理制御下に置かれた複数の号機を遠隔診断運転する遠隔診断運転方法であって、
    診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない号機に対して所定の順番で、
    診断運転開始時点でのかご位置を確認するかご位置確認ステップと、
    前記かご位置に応じてかごを最上階又は最下階の何れかの終端階に移動させる終端階移動ステップと、
    前記終端階では終端階リミットスイッチの診断を実行する終端階リミットスイッチ診断ステップと、
    巻上機の設置場所では巻上機に設けられたブレーキの診断を実行するブレーキ診断ステップと、
    前記かごを走行させて、昇降路内に設けられた昇降路内リミットスイッチの診断を実行する昇降路内リミットスイッチ診断ステップと、
    一方の終端階から他方の終端階までの各階にかごを停止させてドア開閉診断を実行するドア開閉診断ステップと、
    から構成される遠隔診断運転を実行することを特徴とするエレベータの遠隔診断運転方法。
  2. 診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない号機に対して所定の順番で、一台ずつ遠隔診断運転を実行することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。
  3. 遠隔診断運転の実行順番が到来した号機に、既に呼びが割り当てられていた場合には、次の順番の号機の遠隔診断運転を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。
  4. 群管理制御下に置かれた複数の号機を遠隔診断運転する遠隔診断運転方法であって、
    診断周期が到来すると、群管理運転を実行しつつ、呼びが割り当てられていない複数の号機に対して同時並行で、
    診断運転開始時点でのかご位置を確認するかご位置確認ステップと、
    前記かご位置に応じてかごを最上階又は最下階の何れかの終端階に移動させる終端階移動ステップと、
    前記終端階では終端階リミットスイッチの診断を実行する終端階リミットスイッチ診断ステップと、
    巻上機の設置場所では巻上機に設けられたブレーキの診断を実行するブレーキ診断ステップと、
    前記かごを走行させて、昇降路内に設けられた昇降路内リミットスイッチの診断を実行する昇降路内リミットスイッチ診断ステップと、
    一方の終端階から他方の終端階までの各階にかごを停止させてドア開閉診断を実行するドア開閉診断ステップと、
    から構成される遠隔診断運転を実行することを特徴とするエレベータの遠隔診断運転方法。
  5. 前記同時並行で遠隔診断運転中に呼びが発生した場合には、1台の号機には呼びを割当て、他の号機は遠隔診断運転を継続することを特徴とする請求項4に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。
  6. 診断運転中において、呼びが発生している階は通過してドア開閉診断を実行せず、呼びが発生していない次の階のドア開閉診断を実行することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。
  7. 前記呼びが発生している階のドア開閉診断は、他階のドア開閉診断が終了後に実行することを特徴とする請求項6に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。
  8. 前記ドア開閉診断を実行する場合、ドア重量が基準より重い階では前記ドア開閉診断を複数回実行することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法を実行する手段を有することを特徴とするエレベータ制御装置。
  10. 請求項1から8の何れか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法をエレベータ制御装置に実行させるためのエレベータの遠隔診断運転プログラム。
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