JP2019088721A - 便座装置 - Google Patents

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友晴 棚瀬
Tomoharu Tanase
友晴 棚瀬
真一 梶野
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真一 梶野
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Abstract

【課題】便座あるいは便蓋の開方向への回動を補助する補助装置を備える便座装置において、便座あるいは便蓋の閉方向への円滑な回動の妨げを抑制すること。【解決手段】便座装置1は、本体部10に、閉位置P1と開位置P2との間を回動可能に支持された便座20および便蓋30と、便座20に対して閉位置P1から開位置P2に向かう開方向W2への回動を補助する補助装置40と、を備えている。補助装置40は、便座20における閉位置P1と開位置P2との間の位置である中間位置P3と、閉位置P1との間にて、便座20に開方向W2に向けて作用するトルクである開トルクを発生させ、かつ、中間位置P3と開位置P2との間にて開トルクをゼロとするように設けられている。【選択図】 図3

Description

本発明は、便座装置に関する。
便座装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の便座装置は、本体部に開閉可能に支持された便座および便蓋と、便座および便蓋の一端側に配置され、モータを用いて便座および便蓋を開閉させる駆動装置と、便座および便蓋の他端側に配置され、ねじりコイルばねを用いて便座および便蓋を開方向に付勢して、便座および便蓋の開方向の回動を補助する付勢手段(補助装置)と、を備えている。また、駆動装置は、便座および便蓋を開方向に付勢するねじりコイルばねをさらに備えている。駆動装置および補助装置のねじりコイルばねの各々は、便座および便蓋が開閉する全範囲に亘って、便座および便蓋を開方向に付勢している。
特許第5861746号公報
便座装置が駆動装置および補助装置を備えない場合においては、一般的に、便座および便蓋を開方向に回動させるトルクの大きさは、閉位置と開位置との間の中間位置と、閉位置との間より、中間位置と開位置との間の方が小さくなる。これに対して、上述した特許文献1の補助装置および駆動装置のねじりコイルばねの各々は、便座および便蓋の開方向への回動を、回動範囲の全体に亘って補助している。このため、特許文献1の便座および便蓋が自重にて閉方向に回動する場合、開位置と中間位置との間にて、便座および便蓋が回動する速度が比較的遅くなる場合があることが考えられる。この場合、便座および便蓋における閉方向への円滑な回動が妨げられる。
そこで、本発明は、上述した課題を解消するためになされたもので、便座あるいは便蓋の開方向への回動を補助する補助装置を備える便座装置において、便座あるいは便蓋の閉方向への円滑な回動の妨げを抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る便座装置は、本体部に、閉位置と開位置との間を回動可能に支持された便座および便蓋と、便座および便蓋の少なくとも一方の部材に対して閉位置から開位置に向かう開方向への回動を補助する補助装置と、を備えた便座装置であって、補助装置は、少なくとも一方の部材における閉位置と開位置との間の位置である中間位置と、閉位置との間にて、少なくとも一方の部材に開方向に向けて作用するトルクである開トルクを発生させ、かつ、中間位置と開位置との間にて開トルクをゼロとするように設けられている。
これによれば、補助装置は、便座および便蓋の少なくとも一方の部材に対して、閉位置と中間位置との間のみ、開トルクを発生させる。このため、閉位置と中間位置との間より、便座および便蓋の開方向へ回動させるための必要なトルクが小さい中間位置と開位置と間においては、便座および便蓋の少なくとも一方の部材に対して開トルクが作用しない。この場合、補助装置が閉位置と開位置との間の全範囲に亘って開トルクを発生させる場合に比べて、開位置と中間位置との間にて、便座および便蓋の少なくとも一方の部材が自重にて閉方向に回動する速度が遅くならない。したがって、便座装置において、便座あるいは便蓋の閉方向への円滑な回動の妨げを抑制することができる。
本発明による一実施形態に係る便座装置の斜視図である。 図1に示す便座装置の側面図である。 図2に示す便座が閉位置から開位置まで開方向に回動させるために必要なトルクである便座トルク、および、補助装置の開トルクを示す図である。 図1に示す補助装置の軸方向断面図である。 図4に示す補助装置の左側面図である。 図1に示す駆動装置の断面図である。 本発明による一実施形態の一の変形例に係る便座装置に適用されるダンパ装置を示す図である。 図7に示すVIII-VIII線に沿ったダンパ装置の断面図であり、便座が開方向に回動している場合を示している。 図7に示すVIII-VIII線に沿ったダンパ装置の断面図であり、便座が閉方向に回動している場合を示している。
以下、本発明による便座装置の一実施形態について図面を用いて説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ便座装置1の上方および下方とし、同じく左上側および右下側をそれぞれ便座装置1の後方および前方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれ便座装置1の左方および右方として説明する。
便座装置1は、図1に示すように、本体部10、便座20、および、便座20を覆う便蓋30、補助装置40、駆動装置50および制御装置60を備えている。本体部10は、腰掛式便器2に取り付けられている。補助装置40、駆動装置50および制御装置60は、本体部10に収容されている。
便座20および便蓋30の各々は、本体部10に、閉位置P1と開位置P2との間を回動可能に支持されている。閉位置P1は、図2に実線にて示すように、便座20および便蓋30の各々の長手方向が、前後方向に沿う位置である。閉位置P1に位置する便座20および便蓋30の各々の前方側が、便座20および便蓋30の各々の先端側に相当する。また、閉位置P1に位置する便座20および便蓋30の各々の後方側が、便座20および便蓋30の各々の基端側に相当する。
便座20および便蓋30の各々は、基端側における左右両側にて本体部10に支持されている(図1参照)。便座20および便蓋30の各々は、基端側の設けられた軸線42a,52a(図2、図4および図6参照)を中心として、開位置P2から閉位置P1に向かう閉方向W1、および、閉位置P1から開位置P2に向かう開方向W2に向けて回動する。
便座20の開位置P2(図2に破線にて示す位置)は、便座20の先端側が上方に向く便座20の位置である。便座20は、閉位置P1と開位置P2との間を第一所定角度(例えば100°)だけ回動する。
便蓋30の開位置P2(図2の破線にて示す位置)は、便蓋30の先端側が上方に向く便蓋30の位置である。便蓋30は、閉位置P1と開位置P2との間を、第二所定角度(例えば110°)だけ回動する。
補助装置40は、便座20に対して閉位置P1から開位置P2に向かう開方向W2への回動を補助するものである。補助装置40は、便座20における閉位置P1と開位置P2との間の位置である中間位置P3(図2に一点鎖線にて示す位置)と、閉位置P1との間にて、便座20に開方向W2に向けて作用するトルクである開トルクを発生させ、かつ、中間位置P3と開位置P2との間にて開トルクをゼロとするように設けられている。
中間位置P3は、便座20を開方向W2に回動させるために必要なトルクである便座トルクが、所定便座トルクとなる位置に設定されている。便座トルクは、図3に示すように、便座20が閉位置P1から開方向W2に回動するにしたがって小さくなる。これは、図2に示すように、便座20の重心Gに便座20にかかる重力Fgが作用しているモデルを考えた場合に、便座20が閉位置P1から開方向W2に回動するにしたがって、便座20にかかる重力Fgの開方向W2の成分Fk(重心Gが回動した軌跡Tgにおける重力Fgの接線方向の成分)が小さくなるためである。所定便座トルクは、使用者が、中間位置P3に位置する便座20を比較的容易に開方向W2に回動させることができる便座トルクに設定されている。
このような便座トルクを有する便座20に対して、補助装置40は、図3に示すように、閉位置P1と中間位置P3との間のみ、開トルクを発生させる。具体的には、補助装置40は、便座20が閉位置P1に位置する場合の開トルクが第一所定開トルクとなるように設定され、便座20が閉位置P1から開方向W2に向けて回動するにしたがって開トルクが減少し、便座20が中間位置P3から閉位置P1に位置する場合の開トルクがゼロとなるように設定されている。第一所定開トルクは、使用者が便座20を閉位置P1から手動にて開方向W2に回動させる場合に、比較的容易に回動できるように設定されている。
補助装置40は、具体的には、図4に示すように、第一ケーシング41(本発明のケーシングに相当)、第一軸部材42(本発明の軸部材に相当)、第一ねじりコイルばね43(本発明のねじりコイルばねに相当)を備えている。
第一ケーシング41は、本体部10の内部に回動不能に固定されたものである。第一ケーシング41は、第一軸部材42の軸線42aの方向に沿って延びる筒状に形成されている。第一ケーシング41は、支持部41aおよび貫通穴41bが設けられている。
支持部41aは、本体部10の左側壁および右側壁に貫通して設けられ、第一軸部材42を回動可能に支持する穴である。貫通穴41bは、本体部10の左側壁に貫通して設けられ、側面視弧状に設けられた穴である(図5参照)。貫通穴41bは、後述する第一ねじりコイルばね43の第二腕部43cが貫通する。
第一軸部材42は、軸状に形成され、第一ケーシング41に相対的に軸線42aの周りに回動可能に支持されたものである。第一軸部材42は、軸線42aが左右方向に沿うように、支持部41aを貫通するように配置され、かつ、右端部が本体部10の外部に位置するように配置されている。
第一軸部材42は、便座20を、閉位置P1と開位置P2との間にて便座20と一体的に回動可能に支持するものである。具体的には、第一軸部材42の右端部が、便座20の右側の基端側に設けられた凹状の第一嵌合部20aに、便座20と一体的に回動可能に嵌るように設けられている。また、第一軸部材42は、第一ケーシング41の内側にて、周方向の全周に亘って径方向外側に向けて延びる鍔部42bを一体的に備えている。
第一ねじりコイルばね43は、第一ケーシング41に収納され、便座20が閉位置P1と中間位置P3との間に位置する場合に第一軸部材42を開方向W2に付勢する、ねじりコイルばねである。第一ねじりコイルばね43は、筒部43a、第一腕部43bおよび第二腕部43cを備えている。
筒部43aは、線状の線部材が巻かれることにより筒状に設けられ、第一軸部材42と同軸に配置されたものである。筒部43aは、第一軸部材42における鍔部42bより左側にて、第一軸部材42の外周面と第一ケーシング41の内周面との間に位置するように設けられている。線部材は、例えば鉄鋼によって設けられている。
第一腕部43bは、線部材の一端部に設けられ、第一軸部材42と一体的に回動可能に、第一軸部材42に取り付けられたものである。第一腕部43bは、筒部43aの右端から左右方向に沿って右方に向けて延びるように設けられている。また、第一腕部43bの右端部は、鍔部42bに固定されている。これにより、第一腕部43bが第一軸部材42と一体的に回動する。
第二腕部43cは、線部材の第二端部に設けられ、第一軸部材42と一体的に回動可能に、第一ケーシング41に設けられた貫通穴41bに貫通するものである。第二腕部43cは、筒部43aの左端から左右方向に沿って左方に向かって延びるように配置されている。第二腕部43cの左端部が貫通穴41bに貫通する。
便座20が開位置P2に位置する場合、図5に示すように、第二腕部43cが第一軸部材42の下方に位置するように設けられている。便座20が開位置P2から閉方向W1(図5の時計回り)に向けて回動する場合、第一軸部材42ひいては第一腕部43bおよび筒部43aが軸線42aの周りを閉方向W1に向けて回動する。そして、第二腕部43cは、貫通穴41bの内側を、便座20が中間位置P3に位置するまで、便座20ひいては筒部43aの回動に伴って軸線42aの周りを閉方向W1に向けて回動する。
すなわち、便座20が開位置P2から閉方向W1に向けて中間位置P3まで回動する場合、第一ねじりコイルばね43が一体となって軸線42aの周りを回動する。これにより、筒部43aは、ねじりモーメントを受けないため、第一ねじりコイルばね43に弾性エネルギーが発生しない。したがって、補助装置40は、便座20における開位置P2と中間位置P3との間にて開トルクをゼロとするように設けられている。
そして、便座20が中間位置P3に位置した場合、第二腕部43cの側面が貫通穴41bの内周面における規制面41b1に接触して、第二腕部43cが、この接触した位置から閉方向W1への回動が規制される。換言すれば、貫通穴41bは、便座20が閉位置P1と中間位置P3との間を回動する場合、第二腕部43cを内周面(規制面41b1)に接触させて第二腕部43cの回動を規制するように設けられている。
そして、便座20が中間位置P3から閉方向W1に向けて閉位置P1まで回動する場合、第二腕部43cにおける軸線42aの周りの回動が規制されるのに対して、第一腕部43bは、便座20ひいては第一軸部材42の回動に伴って軸線42aの周りを閉方向W1に向けて回動する。これにより、筒部43aが、ねじりモーメントを受けるため、第一ねじりコイルばね43に弾性エネルギーが発生する。よって、第一ねじりコイルばね43は、便座20が閉位置P1と中間位置P3との間に位置する場合に第一軸部材42を開方向W2に付勢する。したがって、補助装置40は、便座20における閉位置P1と中間位置P3との間にて開トルクを発生させるように設けられている。
駆動装置50は、便座20を、モータ53を用いて閉位置P1と開位置P2との間を回動させるように駆動するものである。駆動装置50は、図6に示すように、第二ケーシング51、第二軸部材52、モータ53、減速部54および第二ねじりコイルばね55を備えている。
第二ケーシング51は、本体部10の内部に回動不能に固定され、第二軸部材52を軸線52aの方向に回動可能に支持するように設けられている。第二軸部材52は、軸状に形成され、軸線52aが左右方向に沿うように第二ケーシング51に配置され、かつ、左端部が本体部10の外部に位置するように配置されている。
第二軸部材52は、便座20を、閉位置P1と開位置P2との間にて便座20と一体的に回動可能に支持するものである。具体的には、第二軸部材52の左端部が、便座20の左側の基端側に設けられた凹状の第二嵌合部20bに、便座20と一体的に回動可能に嵌るように設けられている。
モータ53は、通電されることにより出力軸53aが回転駆動するものである。モータ53は、例えば直流整流子電動機である。モータ53は、便座20の位置に応じて通電量が調整される(詳細は後述する)。モータ53は、PWM(Pulse Width Modulation)制御されているため、通電量は、デューティ比にて算出される。
減速部54は、モータ53の出力軸53aの回転速度を減速させて第二軸部材52を回動させるものである。
第二ねじりコイルばね55は、第二ケーシング51に収納され、便座20が閉位置P1と開位置P2との間に位置する場合に第二軸部材52を開方向W2に付勢する、ねじりコイルばねである。第二ねじりコイルばね55は、図3に示すように、便座20が開方向W2に回動するにしたがって、開トルクが小さくなるように設けられている。第二ねじりコイルばね55は、便座20が閉位置P1に位置する場合、第二所定開トルクに設定され、便座20が開位置P2に位置する場合、第二所定開トルクより小さい第三所定開トルクに設定されている。
第二所定開トルクは、使用者が便座20を閉位置P1から手動にて開方向W2に回動させる場合に、比較的容易に回動できるように設定されている。第三所定開トルクは、使用者が便座20を開位置P2から手動にて閉方向W1に回動させる場合に比較的容易に回動できるように設定されている。
第二ねじりコイルばね55は、線部材が筒状に巻かれた筒部55aを備えている。線部材の第一端部(図示なし)は、第二ケーシング51に固定され、線部材の第二端部(図示なし)は、便座20の位置に応じて上述した第二所定開トルクおよび第三所定開トルクが発生するように第二軸部材52に固定されている。
また、駆動装置50は、第二軸部材52の回動した位置を検出するエンコーダ(図示なし)をさらに備えている。エンコーダの検出結果は、制御装置60に出力される。
制御装置60は、便座装置1を統括制御するものである。制御装置60は、少なくとも駆動装置50を制御する。制御装置60は、便座20の位置に応じたモータ53の通電量となるように駆動装置50を制御する。
便座20を閉位置P1から開位置P2に回動させる場合、モータ53の駆動によって生じる第二軸部材52の開トルク、各ねじりコイルばね43,55の開トルクの合計が、便座トルクより大きくなるように、モータ53の通電量が予め導出されている。一方、便座20を開位置P2から閉位置P1に回動させる場合、便座20が自重にて閉方向W1に回動する場合より便座20の回動する速度を抑制するように、モータ53の通電量が予め導出されている。
次に、上述した便座装置1において、便座20が閉位置P1から開位置P2に回動する場合の動作について説明する。便座20が閉位置P1に位置する場合、制御装置60は、エンコーダの検出結果により便座20が閉位置P1に位置すると判定する。
便座20が閉位置P1に位置する場合において、使用者が便座20を開位置P2に回動させるスイッチ(図示なし)をオンした場合、モータ53への通電が開始され、便座20が閉位置P1から開方向W2に向けて回動する。便座20が閉位置P1から開方向W2に向けて回動して中間位置P3に到達するまで、補助装置40の第一ねじりコイルばね43および駆動装置50の第二ねじりコイルばね55によって、便座20の開方向W2への回動が補助される。
また、便座20が中間位置P3から開位置P2に到達するまで、駆動装置50の第二ねじりコイルばね55のみによって、便座20の開方向W2への回動が補助される。便座20が開位置P2に到達した場合、制御装置60は、エンコーダの検出結果により、便座20が開位置P2に位置すると判定し、モータ53への通電を停止する。
次に、便座20が開位置P2から閉位置P1に回動する場合について説明する。便座20が開位置P2に位置する場合、制御装置60は、エンコーダの検出結果により便座20が開位置P2に位置すると判定する。
便座20が開位置P2に位置する場合において、使用者が便座20を閉位置P1に回動させるスイッチ(図示なし)をオンした場合、モータ53への通電が開始され、便座20が開位置P2から閉方向W1に向けて回動する。便座20が開位置P2から閉方向W1に向けて回動して中間位置P3に到達するまで、駆動装置50の第二ねじりコイルばね55のみの開トルクが便座20に作用する。
また、便座20が中間位置P3から閉位置P1に到達するまで、補助装置40の第一ねじりコイルばね43および駆動装置50の第二ねじりコイルばね55の各々の開トルクが便座20に作用する。便座20が閉位置P1に到達した場合、制御装置60は、エンコーダの検出結果により、便座20が閉位置P1に位置すると判定し、モータ53への通電を停止する。
本実施形態によれば、便座装置1は、本体部10に、閉位置P1と開位置P2との間を回動可能に支持された便座20および便蓋30と、便座20に対して閉位置P1から開位置P2に向かう開方向W2への回動を補助する補助装置40と、を備えている。補助装置40は、便座20における閉位置P1と開位置P2との間の位置である中間位置P3と、閉位置P1との間にて、便座20に開方向W2に向けて作用するトルクである開トルクを発生させ、かつ、中間位置P3と開位置P2との間にて開トルクをゼロとするように設けられている。
これによれば、補助装置40は、便座20に対して、閉位置P1と中間位置P3との間のみ、開トルクを作用させる。このため、閉位置P1と中間位置P3との間より、便座トルクが小さい中間位置P3と開位置P2と間においては、便座20に対して開トルクが作用しない。この場合、補助装置40が閉位置P1と開位置P2との間の全範囲に亘って開トルクを発生させる場合に比べて、開位置P2と中間位置P3との間にて、便座20が自重にて閉方向W1に回動する速度が遅くならない。したがって、便座装置1において、便座20の閉方向W1への円滑な回動の妨げを抑制することができる。
また、便座装置1は、便座20を、モータ53を用いて閉位置P1と開位置P2との間を回動させるように駆動する駆動装置50をさらに備えている。
これによれば、便座装置1が駆動装置50を備える場合においても、便座20の閉方向W1への円滑な回動の妨げを抑制することができる。また、補助装置40は、便座トルクが最大となる閉位置P1と中間位置P3の間において、便座20の開方向W2への回動を補助するため、駆動装置50のモータ53の低トルク化ひいてはモータ53の小型化を図ることができる。これにより、駆動装置50の小型化および低コスト化を図ることができる。
また、補助装置40は、本体部10に回動不能に固定された第一ケーシング41と、軸状に形成され、第一ケーシング41に相対的に軸線42aの周りに回動可能に支持されるとともに、便座20を、閉位置P1と開位置P2との間にて便座20と一体的に回動可能に支持する第一軸部材42と、第一ケーシング41に収納され、便座20が閉位置P1と中間位置P3との間に位置する場合に第一軸部材42を開方向W2に付勢する第一ねじりコイルばね43と、を備えている。第一ねじりコイルばね43は、線状の線部材が巻かれることにより筒状に設けられ、第一軸部材42と同軸に配置された筒部43aと、線部材の一端部に設けられ、第一軸部材42と一体的に回動可能に、第一軸部材42に取り付けられた第一腕部43bと、線部材の第二端部に設けられ、第一軸部材42と一体的に回動可能に、第一ケーシング41に設けられた貫通穴41bに貫通する第二腕部43cと、を備えている。貫通穴41bは、便座20が閉位置P1と中間位置P3との間に位置する場合、第二腕部43cを内周面における規制面41b1に接触させて第二腕部43cの回動を規制するように設けられている。
これによれば、補助装置40は、閉位置P1と中間位置P3との間における便座20の開方向W2への回動を確実に補助することができる。
なお、上述した実施形態において、便座装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、便座装置1を、洗浄水を噴出して人体の局部を洗浄する洗浄装置(図示なし)を本体部10の内部に備えた温水洗浄便座としても良い。
また、上述した実施形態において、中間位置P3は、便座トルクが所定便座トルクとなる便座20の位置に設定されているが、これに代えて、便座トルクの変化率が所定変化率となる便座20の位置に設定するようにしても良い。図3に示すように、閉位置P1の付近の便座トルクの変化率に比べて、開位置P2の付近の便座トルクの変化率の方が大きい。所定変化率は、閉位置P1から中間位置P3までの便座トルクの変化が比較的小さくなるように設定されている。所定変化率は、例えば、便座トルクの接線(図3に示す線L1)の傾きが、例えばマイナス1となる便座20の位置に設定されている。
また、上述した実施形態において、補助装置40は、ねじりコイルばねを用いて開トルクを発生させているが、これに代えて、ゴム材料を筒状または柱状に形成したゴム弾性体を用いて、開トルクを発生させるようにしても良い。この場合、ゴム弾性体が周方向にねじられることにより、開トルクが発生する。
また、上述した第一ねじりコイルばね43において、各腕部43b,43cを、筒部43aの径方向外側に向けて延びるように形成するとともに、各腕部43b,43cの曲げモーメントを利用して、開トルクを発生させるようにしても良い。この場合、貫通穴41bは、ケーシングの周側面に周方向に延びるように形成される。さらにこの場合、筒部43aが弾性変形しないようにしても良い。
また、上述した実施形態において、駆動装置50は、第二ねじりコイルばね55を備えているが、第二ねじりコイルばね55を備えないようにしても良い。
また、上述した実施形態において、便座装置1は、駆動装置50を備えているが、これに代えて、駆動装置50を備えないようにしても良い。またこの場合、便座装置1が制御装置60を備えないようにしても良い。
また、上述した実施形態において、便座装置1は、駆動装置50を備えているが、これに代えて、図7に示すダンパ装置70を備えるようにしても良い。ダンパ装置70は、便座20が開位置P2から閉位置P1に向けた閉方向W1に回動する場合に、便座20が回動する速度である回動速度を抑制するものである。ダンパ装置70は、第三ケーシング71、第三軸部材72および二つの弁部材73を備えている。
第三ケーシング71は、本体部10の内部に回動不能に固定され、第三軸部材72を軸線72aの方向に回動可能に支持するように設けられている。第三ケーシング71は、第三軸部材72の軸線72aの方向に沿って延びる筒状に形成されている。
第三ケーシング71には、第三ケーシング71の内部を二つの室R1,R2に仕切る側壁71a,71bが設けられている(図8Aおよび図8B参照)。第三ケーシング71の内部の二つの室R1,R2には、流体が充填されている。流体は、例えば比較的高い粘性を有するシリコンオイルである。
第三軸部材72は、軸状に形成され、軸線72aが左右方向に沿うように第三ケーシング71に配置され、かつ、左端部が本体部10の外部に位置するように配置されている。第三軸部材72は、便座20を、閉位置P1と開位置P2との間にて便座20と一体的に回動可能に支持するものである。具体的には、第三軸部材72の左端部が、便座20の第二嵌合部20bに、便座20と一体的に回動可能に嵌るように設けられている。
第三軸部材72は、弁部材73が取り付けられる一対の突出部72bが設けられている。一対の突出部72bは、第三軸部材72の周側面から径方向外側に向けて突出し、軸線72aの方向に沿って延びるように形成されている。一対の突出部72bの突出端には、第一凹部72cがそれぞれ設けられている。
二つの弁部材73は、便座20が開方向W2に向けて回動する場合に流体の流路FPを開放し、便座20が閉方向W1に向けて回動する場合に流体の流路FPを閉じるものである。二つの弁部材73は、第三軸部材72の径方向内側に開放する断面U字状に形成され、内側に突出部72bを位置させるようにそれぞれ配置されている。弁部材73の両側壁73a,73bの間の距離は、突出部72bにおける第三軸部材72の周方向の幅より広くなるように形成されている。これにより、弁部材73が、突出部72bに対して第三軸部材72の周方向に移動可能に配置されている。
また、弁部材73は、二つの室R1,R2の各々を、弁部材73を挟んで図8Aにおける反時計回り方向側の第一室部R1a,R2aと、図8Aにおける時計回り方向側の第二室部R1b,R2bとに区画する。さらに、弁部材73は、第二凹部73a1および第三凹部73b1を備えている。
第二凹部73a1は、側壁73a,73bのうち図8Aにおける反時計回り方向側の側壁73aに、側壁73aと突出部72bとが接触した場合に第一凹部72cと連通するように形成されている。第三凹部73b1は、側壁73a,73bのうち図8Aにおける時計回り方向側の側壁73bに、側壁73bと突出部72bとが接触した場合に突出部72bによって塞がれるように形成されている。
弁部材73の外周面は、第三ケーシング71の内周面と周方向に摺動可能に接触するように形成されている。また、第三ケーシング71の内周面には、溝部71cが形成されている。溝部71cは、図8Aにおける時計回り方向に向けて断面積が小さくなるように形成されている。
使用者の手動によって便座20が閉位置P1から開方向W2に向けて回動する場合、第三軸部材72は、図8Aにおける反時計回りに回動する。この場合、第一室部R1a,R2a内の流体の圧力が高まるため、図8Aに示すように、弁部材73が突出部72bと一方の側壁73aにて接触する。この場合、弁部材73の内側に流体が流通可能な流路FPが開放される。流路FPは、各凹部73a1,72c,73b1を通って第一室部R1a,R2aと第二室部R1b,R2b部とを連通するものである。
この場合、流体は、第一室部R1a,R2aから流路FPおよび溝部71cを通って、第二室部R1b,R2bへ移動する。流路FPおよび溝部71cを合わせた断面積が十分大きいため、流体の抵抗が比較的小さい。さらに、補助装置40の補助によって、使用者は、比較的低いトルクにて便座20を開方向W2に回動させることができる。
一方、便座20が開位置P2から閉方向W1に向けて回動する場合、第三軸部材72は、図8Aにおける時計回りに回動する。この場合、第二室部R1b,R2b内の流体の圧力が高まるため、図8Bに示すように、弁部材73が突出部72bと弁部材73の他方の側壁73bにて接触する。この場合、第三凹部73b1が突出部72bによって塞がれるため、流体の流路FPが閉じられる。このため、流体は、第二室部R1b,R2bから溝部71cのみを介して第一室部R1a,R2aに移動する。この場合、第三軸部材72が回動するにしたがって、溝部71cの断面積が小さくなるため、流体の抵抗が比較的大きくなる。これにより、便座20の閉方向W1に回動する回動速度が抑制される。このように、ダンパ装置70は、流体が流れる流路FPの断面積を調整することによって生じる流体の抵抗を利用して、便座20の回動速度を抑制する。
これによれば、便座装置1がダンパ装置70を備える場合においても、上述したように、便座20の閉方向W1への円滑な回動の妨げを抑制することができる。また、補助装置40は、便座トルクが最大となる閉位置P1と中間位置P3との間において、便座20の開方向W2への回動を補助するため、ダンパ装置70の低トルク化ひいては流体の低粘度化を図ることができる。これにより、便座20の回動時に生じる流体の圧力を抑制することができるため、ダンパ装置70の経年変化を抑制することができる。
また、上述した実施形態において、補助装置40は、便座20のみに対して回動を補助しているが、これに代えて、上述した実施形態と同様の構成にして、便蓋30のみに対して回動を補助するようにしても良い。また、補助装置40が、便座20および便蓋30の両方に対して、それぞれの回動を補助するようにしても良い。この場合、例えば、補助装置40が、便座20用の第一軸部材および第一ねじりコイルばね、並びに、便蓋30用の第一軸部材および第一ねじりコイルばねを備える。また、この場合、便座装置1が、便座20用の補助装置40および便蓋30用の補助装置40を備えるようにしても良い。
また、上述した実施形態において、駆動装置50およびダンパ装置70は、各軸部材42,52,72において、便座20のみを回動可能に支持しているが、これに代えて、上述した実施形態と同様の構成にして、便蓋30のみを回動可能に支持するようにしても良い。また、便座装置1は、便座20および便蓋30の両方をそれぞれ回動可能に支持する駆動装置50およびダンパ装置70を備えるようにしても良い。この場合、例えば、駆動装置50が、便座20用の第二軸部材等の上述した構成部材、および、便蓋30用の第二軸部材等の上述した構成部材を備えるとともに、ダンパ装置70が、便座20用の第三軸部材等の上述した構成部材、および、便蓋30用の第三軸部材等の上述した構成部材を備える。また、この場合、便座装置1が、便座20用の駆動装置50あるいはダンパ装置70、および便蓋30用の駆動装置50あるいはダンパ装置70を備えるようにしても良い。
また、上述した実施形態において、補助装置40および駆動装置50は別体に設けられているが、これに代えて、補助装置40と駆動装置50とを一体に設けるようにしても良い。この場合、例えば第一ねじりコイルばね43を駆動装置50の構成部材としても良い。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各ケーシング41,51,71、各軸部材42,52,72、各ねじりコイルばね43,55、貫通穴41bの形状を変更するようにしても良い。
1…便座装置、10…本体部、20…便座、30…便蓋、40…補助装置、41…第一ケーシング(ケーシング)、41b…貫通穴、42…第一軸部材(軸部材)、42a…軸線、43…第一ねじりコイルばね(ねじりコイルばね)、43a…筒部、43b…第一腕部、43c…第二腕部、50…駆動装置、53…モータ、60…制御装置、70…ダンパ装置、流体…F、FP…流路、P1…閉位置、P2…開位置、P3…中間位置、W1…閉方向、W2…開方向。

Claims (4)

  1. 本体部に、閉位置と開位置との間を回動可能に支持された便座および便蓋と、
    前記便座および前記便蓋の少なくとも一方の部材に対して前記閉位置から前記開位置に向かう開方向への回動を補助する補助装置と、を備えた便座装置であって、
    前記補助装置は、
    前記少なくとも一方の部材における前記閉位置と前記開位置との間の位置である中間位置と、前記閉位置との間にて、前記少なくとも一方の部材に前記開方向に向けて作用するトルクである開トルクを発生させ、かつ、
    前記中間位置と前記開位置との間にて前記開トルクをゼロとするように設けられている便座装置。
  2. 前記少なくとも一方の部材を、モータを用いて前記閉位置と前記開位置との間を回動させるように駆動する駆動装置をさらに備えている請求項1に記載の便座装置。
  3. 前記少なくとも一方の部材が前記開位置から前記閉位置に向けた閉方向に回動する場合に、前記少なくとも一方の部材が回動する速度である回動速度を抑制するダンパ装置をさらに備え、
    前記ダンパ装置は、流体が流れる流路の断面積を調整することによって生じる前記流体の抵抗を利用して、前記回動速度を抑制する請求項1に記載の便座装置。
  4. 前記補助装置は、
    前記本体部に回動不能に固定されたケーシングと、
    軸状に形成され、前記ケーシングに相対的に軸線の周りに回動可能に支持されるとともに、前記少なくとも一方の部材を、前記閉位置と前記開位置との間にて前記少なくとも一方の部材と一体的に回動可能に支持する軸部材と、
    前記ケーシングに収納され、前記少なくとも一方の部材が前記閉位置と前記中間位置との間に位置する場合に前記軸部材を前記開方向に付勢するねじりコイルばねと、を備え、
    前記ねじりコイルばねは、
    線状の線部材が巻かれることにより筒状に設けられ、前記軸部材と同軸に配置された筒部と、
    前記線部材の一端部に設けられ、前記軸部材と一体的に回動可能に、前記軸部材に取り付けられた第一腕部と、
    前記線部材の第二端部に設けられ、前記軸部材と一体的に回動可能に、前記ケーシングに設けられた貫通穴に貫通する第二腕部と、を備え、
    前記貫通穴は、前記少なくとも一方の部材が前記閉位置と前記中間位置との間に位置する場合、前記第二腕部を内周面に接触させて前記第二腕部の回動を規制するように設けられている請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の便座装置。
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